JPH11241082A - 磁気記録媒体とその製造方法 - Google Patents

磁気記録媒体とその製造方法

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JPH11241082A
JPH11241082A JP4312898A JP4312898A JPH11241082A JP H11241082 A JPH11241082 A JP H11241082A JP 4312898 A JP4312898 A JP 4312898A JP 4312898 A JP4312898 A JP 4312898A JP H11241082 A JPH11241082 A JP H11241082A
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JP
Japan
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magnetic
layer
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magnetic recording
lubricant
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Withdrawn
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JP4312898A
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English (en)
Inventor
Takahiro Tokuyou
貴宏 徳用
Shinji Shirai
信二 白井
Yoichi Tei
用一 鄭
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高密度記録に伴う磁気ヘッドの低浮上化によ
る潤滑剤の分解、保護膜の磨耗を防止し、長期にわたる
潤滑特性の安定化(CSS耐久性の向上)を実現する。 【解決手段】 磁気記録媒体は非磁性基体上に少なくと
も磁性合金層およびカーボン保護層が順次形成され、さ
らにその表面に液体潤滑層が形成されている。この液体
潤滑層はフェニルエーテル系潤滑剤またはフェニルエー
テル系潤滑剤とパーフロロポリエーテル系潤滑剤からな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンピュータの外部
記憶装置に搭載される磁気記録媒体およびその製造法に
関し、特にその表面に塗布された液体潤滑剤により潤滑
特性(CSS耐久性)を向上させる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】固体磁気記録媒体装置などにおいては、
一般に、磁気記録媒体の回転時には磁気ヘッドが浮上
し、磁気記録媒体を回転させる回転駆動モーターが停止
した時には磁気ヘッドは磁気記録媒体と接触するCSS
(コンタクト・スタート・ストップ)方式が採用されて
いる。そのため、従来、表面保護膜として硬度の高いダ
イヤモンドのような性質を増長させた(ダイヤモンド結
合状態の比率をグラファイト結合状態の比率より高くし
た)ダイヤモンド状カーボン(DLC)や、これにさら
に少量のNやSiを添加したものからなる保護層上に潤
滑特性を良くするためにパーフロロポリエーテル系潤滑
剤を塗布していた。パーフロロポリエーテルは、分子量
が低すぎると潤滑特性が悪化し、高すぎると吸着傾向に
なるため平均分子量は1500〜5500MW(モレキ
ュラー・ウェイト)のものが使用されており、このよう
に分子量が比較的大きい分子を数十Åの厚さに塗布した
場合、一般には、分子と分子の間に隙間が生じ、保護膜
の表面を完全に覆うのは困難である。DLC系カーボン
の表面は、反応性のカルボニル基、カルボキシル基や水
酸基などの官能基を有する薄い酸化膜に覆われており、
ここに汚染物質が積極的に吸着され、結合し存在する。
さらに近年の高密度記録に伴い、磁気ヘッドの低浮上化
が進み、磁気ヘッドの構造も従来のTRCヘッドからT
ri−omegaヘッド、MRヘッドなどの低浮上型ヘ
ッドが採用されるようになってきた。それに伴い、ヘッ
ドの材質が触媒作用を奏したり、摩擦熱を発生したりす
ることと相まって、パーフロロポリエーテル系潤滑剤の
主鎖部(エーテル部位)では分解が進むことになる。こ
の分解生成物やディスク表面に吸着されたガスなどの腐
食成分が磁気ヘッド表面に転写され、磁気ヘッドの浮上
特性を乱し、再生出力の低下を招くことになる。また、
分解したパーフロロポリエーテル系潤滑剤は、潤滑特性
を保てず、保護膜の磨耗を生じ、最悪の場合にはヘッド
クラッシュを引き起こすことになる。このように、従来
の技術では、固定磁気記録媒体装置の特性を大幅に低下
させることがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した問題を解決す
べく、各種のパーフロロポリエーテル系潤滑剤を用いた
試みが種々なされているが、未だすべての要求特性を満
足する技術は確立されていないのが現状である。
【0004】本発明は、上記の現状を鑑みてなされた。
すなわち本発明の目的は、高密度記録に伴う磁気ヘッド
の低浮上化による潤滑剤の分解、保護膜の磨耗を防止
し、長期にわたる潤滑特性の安定化(CSS耐久性の向
上)を実現することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による磁気記録媒
体は、非磁性基体上に少なくとも磁性合金層およびカー
ボン保護層が順次形成され、さらにその表面に液体潤滑
層が形成されている磁気記録媒体において、前記液体潤
滑層がフェニルエーテル系潤滑剤またはフェニルエーテ
ル系潤滑剤とパーフロロポリエーテル系潤滑剤からなる
ことを特徴とする。
【0006】ここで、好適には、前記フェニルエーテル
系潤滑剤は下記化学式(1)から(5)のいずれかで表
される化合物である。
【0007】
【化6】
【0008】
【化7】
【0009】
【化8】
【0010】
【化9】
【0011】
【化10】
【0012】さらに、前記パーフロロポリエーテル系潤
滑剤は、少なくとも一方の末端基が有極性末端基であ
り、平均分子量が1500〜5500MW(モレキュラ
ー・ウェイト)であることが好ましい。平均分子量が1
500MW未満だと潤滑作用が不十分であり、平均分子
量が5500MWを超えると、磁気ヘッドを吸着する傾
向になり、磁気ヘッドの浮上を妨げるので好ましくな
い。
【0013】また、好適には、前記非磁性基体がNi−
P層をコートした非磁性基板からなり、その上にCr下
地層およびCo合金からなる前記磁性合金層形成されい
る。
【0014】本発明による磁気記録媒体の製造方法は、
非磁性基板上に非磁性層をコートし、その上に非磁性金
属下地層、磁性合金層、カーボン保護層をDCスパッタ
により順次形成した後に、溶媒で希釈したフェニルエー
テル系潤滑剤を前記カーボン保護層の表面にディップコ
ート法またはスピンコート法を用いて塗布することを特
徴とする。
【0015】さらに、本発明による磁気記録媒体の製造
方法は、非磁性基板上に非磁性層をコートし、その上に
非磁性金属下地層、磁性合金層、カーボン保護層をDC
スパッタにより順次形成した後に、溶媒で希釈したフェ
ニルエーテル系潤滑剤を前記カーボン保護層の表面にデ
ィップコートし、さらにその表面に溶媒で希釈されたパ
ーフロロポリエーテル系潤滑剤をスピンコートすること
を特徴とする。
【0016】ここで、前記非磁性層がNi−P層であ
り、前記非磁性金属下地層がCr層であり、前記磁性合
金層がCo合金層であることが好ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明によれば、磁気記録媒体の
表面は、カーボン層あるいはダイヤモンド状カーボン層
で覆われている。従来、一般的には、その上に潤滑特性
を良くするためにパーフロロポリエーテル系潤滑剤を塗
布していた。この潤滑剤で保護膜の表面を覆い尽くすこ
とが、表面に有害なガスや有機物の汚染物を吸着させ
ず、さらに、潤滑特性を向上させ、CSS耐久性に優
れ、安定した磁気記録媒体を得る一つの手段であるが、
従来技術のようにパーフロロポリエーテル系潤滑剤を使
用していたのでは、潤滑剤の膜厚を50Å以上に厚く塗
布しなければならず、磁気記録媒体への磁気ヘッドの吸
着を回避することは困難になる。そのために、本発明に
おいては、分子量が小さく、安定性が高く、耐熱性に優
れたフェニルエーテル系潤滑剤を使用し、またはフェニ
ルエーテル系潤滑剤とパーフロロポリエーテル系潤滑剤
を組み合わせて使用することで、保護膜表面を覆いつく
し、潤滑剤や潤滑剤の分解生成物が磁気ディスク表面か
ら磁気ヘッドに転写されることもなく、かつ高速回転時
に保護膜の磨耗を防止し、長期にわたって潤滑特性の安
定化を達成することが可能である。
【0018】
【実施例】以下に実施例によって本発明を詳細に説明す
る。
【0019】図1に本発明による磁気記録媒体の一実施
例を示す。図1に示した磁気記録媒体は、Al−Mg合
金基板1−1に無電解メッキによりNi−Pメッキを施
して非磁性金属層1−2を形成して非磁性の基体1とす
る。この基体1の上に例えばCrからなる非磁性の金属
下地層2を積層した後、この金属下地層2上に強磁性合
金であるCo−Cr−Ta、Co−Cr−Ptなどの磁
性合金層3を薄膜状に積層形成し、さらに磁性合金層3
上にカーボン保護層4を形成する。そして、このカーボ
ン保護層4の上に本発明による液体潤滑剤層5を塗布形
成する。非磁性金属下地層、Co磁性合金層、カーボン
保護膜はDCスパッタによって形成することができる。
カーボン保護層は通常のグラファイトを主体としたカー
ボン保護層であってもDLC保護層であっても良い。こ
れらの非磁性金属層、非磁性金属下地層、磁性合金層、
保護層の厚さは通常の磁気記録媒体で用いられる厚さで
ある。なお、液体潤滑剤層を除く上記の構成は本発明を
限定するものではない。
【0020】上述した保護層までが形成された磁気記録
媒体に、潤滑剤の塗布実験を行った実施例を以下に示
す。また、従来のパーフロロポリエーテル系潤滑剤のみ
を用いた場合を比較例として示す。
【0021】実施例1 上述した化学式(1)のフェニルエーテル系潤滑剤(S
−3105、(株)松村石油研究所製)をn−ヘキサン
を溶媒として、その濃度が0.05wt%になるように
希釈し、ディップコート法によってフェニルエーテル系
潤滑剤の厚さが20Åになるように塗布した。
【0022】実施例2 実施例1のフェニルエーテル系潤滑剤を上述した化学式
(2)の潤滑剤(S−3101、(株)松村石油研究所
製)に変えた以外は、実施例1と同様にして磁気記録媒
体を作製した。
【0023】実施例3 実施例1のフェニルエーテル系潤滑剤を上述した化学式
(3)の潤滑剤(S−3230、(株)松村石油研究所
製)に変えた以外は、実施例1と同様にして磁気記録媒
体を作製した。
【0024】実施例4 実施例1のフェニルエーテル系潤滑剤を上述した化学式
(4)の潤滑剤(S−3464、(株)松村石油研究所
製)に変えた以外は、実施例1と同様にして磁気記録媒
体を作製した。
【0025】実施例5 実施例1のフェニルエーテル系潤滑剤を上述した化学式
(5)の潤滑剤(S−3466、(株)松村石油研究所
製)に変えた以外は、実施例1と同様にして磁気記録媒
体を作製した。
【0026】実施例6 上述した化学式(1)のフェニルエーテル系潤滑剤(S
−3105、(株)松村石油研究所製)をn−ヘキサン
を溶媒として、その濃度が0.05wt%になるように
希釈し、ディップコート法によってフェニルエーテル系
潤滑剤の厚さが5Åになるように塗布した。その後、平
均分子量が4000MWの末端基が水酸基のパーフロロ
エーテル(Fomblin Z−dol4000(株)
モンテカチーニ製)をフルオロカーボン(FC−773
M(株)製)を溶媒として、その濃度が0.05wt%
になるように希釈し、スピンコート法により回転数18
00rpmでパーフロロポリエーテル系潤滑剤が20Å
の厚さになるように塗布して磁気記録媒体を作製した。
【0027】実施例7 実施例6のフェニルエーテル系潤滑剤を上述した化学式
(2)の潤滑剤(S−3101、(株)松村石油研究所
製)に変えた以外は、実施例6と同様にして磁気記録媒
体を作製した。
【0028】実施例8 実施例6のフェニルエーテル系潤滑剤を上述した化学式
(3)の潤滑剤(S−3230、(株)松村石油研究所
製)に変えた以外は、実施例6と同様にして磁気記録媒
体を作製した。
【0029】実施例9 実施例1のフェニルエーテル系潤滑剤を、上述した化学
式(4)の潤滑剤(S−3464、(株)松村石油研究
所製)に変えた以外は実施例6と同様にして磁気記録媒
体を作製した。
【0030】実施例10 実施例1のフェニルエーテル系潤滑剤を上述した化学式
(5)の潤滑剤(S−3466、(株)松村石油研究所
製)に変えた以外は実施例6と同様にして磁気記録媒体
を作製した。比較例1実施例6のフェニルエーテル系潤
滑剤を塗布しない以外は、実施例6と同様にして磁気記
録媒体を作製した。
【0031】[磁気記録媒体の評価]上述した実施例と
比較例で作製した磁気記録媒体の表面の潤滑剤の分解に
ついて評価を行った。
【0032】評価1 上述した実施例と比較例で作製した磁気記録媒体の表面
上に、ヘッドの材料として一般に用いられるAl23
−TiC粉と超純水の混合液1滴を滴下した後、デシケ
ータ内に入れ、80℃/80%RHの条件下で24時間
放置した後、磁気記録媒体表面の潤滑剤の分解の有無を
フーリエ変換式赤外分光光度計(FT−IR)にて確認
した。
【0033】評価2 上述した実施例と比較例で作製した磁気記録媒体の表面
上に、超純水1滴を滴下した媒体と、1%H2 SO4
0ccを入れたシャーレをデシケータ内に入れ、80℃
/80%RHの条件下で24時間放置した後、磁気記録
媒体表面の潤滑剤の分解の有無をフーリエ変換式赤外分
光光度計(FT−IR)にて確認した。
【0034】これらの結果を表1に示す。分解がない場
合を○で、分解が生じた場合を×で示してある。
【0035】次に、上述した実施例と比較例で作製した
磁気記録媒体の潤滑特性の評価を行った。
【0036】評価3 上述した実施例と比較例で作製した磁気記録媒体の表面
上に、ヘッド荷重が10gfの磁気ヘッドを、半径位置
21.5mm、回転数1rpmで摺動させて、この時の
動摩擦係数μIを測定した。その後、回転数100rp
mで1時間摺動させた後、回転数100rpmで摺動さ
せた時の動摩擦係数μLを測定した。これらの結果を表
2に示す。
【0037】評価4 評価3と同様の磁気ヘッドを用い、実際の磁気ディスク
ドライブに組み込み、初期の摩擦係数μIを測定した。
その後、常温常湿(25℃/50%RH)と60℃/8
0%RHの条件下で20,000回CSSを繰り返した
後、動摩擦係数μLを測定した。また、60℃/80%
RHの条件下で20,000回CSSを繰り返したもの
について、ヘッドの汚れの有無を光学顕微鏡により観察
した。これらの結果を表2に示す。ヘッドの汚れが観察
されない場合をを○で、汚れが観察された場合を×で示
してある。
【0038】
【表1】
【0039】
【表2】
【0040】表1から明らかなように、Al23 −T
iC粉と超純水の混合液の滴下、および硫酸雰囲気中の
放置による潤滑剤の分解評価において、パーフロロポリ
エーテル系潤滑剤のみの場合は分解が観察されるが、フ
ェニルエーテル系潤滑剤およびフェニルエーテル系潤滑
剤とパーフロロポリエーテル系潤滑剤を組み合わせたも
のには潤滑剤の分解は見られない。
【0041】また、表2から明らかなように、摺動特
性、CSS特性の評価において、フェニルエーテル系潤
滑剤およびフェニルエーテル系潤滑剤とパーフロロポリ
エーテル系潤滑剤を組み合わせたものは、どんな環境下
においても初期摩擦係数が小さく、CSS20,000
回後の摩擦係数の上昇も小さく、汚れもない。特にフェ
ニルエーテル系潤滑剤とパーフロロポリエーテル系潤滑
剤を組み合わせたものの特性は優れている。これに対
し、パーフロロポリエーテル系潤滑剤のみでは摩擦係数
が上昇し、また保護膜の磨耗が生じて汚れが観察され
る。
【0042】このように、液体潤滑剤としてフェニルエ
ーテル系潤滑剤を用いることにより、またはフェニルエ
ーテル系潤滑剤とパーフロロポリエーテル系潤滑剤を組
み合わせることにより、潤滑特性、CSS耐久性に優れ
た良好な磁気記録媒体を得ることができる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
低浮上型の磁気ヘッドに対して優れた潤滑特性を示し、
長期使用時における特性安定に優れた磁気記録媒体を実
現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による磁気記録媒体の一実施例を説明す
る図である。
【符号の説明】
1 基体 1−1 非磁性基板 1−2 非磁性金属層 2 非磁性下地層 3 磁性合金層 4 保護層 5 液体潤滑剤層

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非磁性基体上に少なくとも磁性合金層お
    よびカーボン保護層が順次形成され、さらにその表面に
    液体潤滑層が形成されている磁気記録媒体において、前
    記液体潤滑層がフェニルエーテル系潤滑剤またはフェニ
    ルエーテル系潤滑剤とパーフロロポリエーテル系潤滑剤
    からなることを特徴とする磁気記録媒体。
  2. 【請求項2】 前記フェニルエーテル系潤滑剤は下記化
    学式(1)から(5)のいずれかで表される化合物であ
    ることを特徴とする請求項1に記載の磁気記録媒体。 【化1】 【化2】 【化3】 【化4】 【化5】
  3. 【請求項3】 前記パーフロロポリエーテル系潤滑剤
    は、少なくとも一方の末端基が有極性末端基であり、平
    均分子量が1500〜5500MW(モレキュラー・ウ
    ェイト)であることを特徴とする請求項1または2に記
    載の磁気記録媒体。
  4. 【請求項4】 前記非磁性基体がNi−P層をコートし
    た非磁性基板からなり、その上にCr下地層およびCo
    合金からなる前記磁性合金層が形成されていることを特
    徴とする請求項1から3のいずれかに記載の磁気記録媒
    体。
  5. 【請求項5】 非磁性基板上に非磁性層をコートし、そ
    の上に非磁性金属下地層、磁性合金層、カーボン保護層
    をDCスパッタにより順次形成した後に、溶媒で希釈し
    たフェニルエーテル系潤滑剤を前記カーボン保護層の表
    面にディップコート法またはスピンコート法を用いて塗
    布することを特徴とする磁気記録媒体の製造方法。
  6. 【請求項6】 非磁性基板上に非磁性層をコートし、そ
    の上に非磁性金属下地層、磁性合金層、カーボン保護層
    をDCスパッタにより順次形成した後に、溶媒で希釈し
    たフェニルエーテル系潤滑剤を前記カーボン保護層の表
    面にディップコートし、さらにその表面に溶媒で希釈さ
    れたパーフロロポリエーテル系潤滑剤をスピンコートす
    ることを特徴とする磁気記録媒体の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記非磁性層がNi−P層であり、前記
    非磁性金属下地層がCr層であり、前記磁性合金層がC
    o合金層であることを特徴とする請求項5または6に記
    載の磁気記録媒体の製造方法。
JP4312898A 1998-02-25 1998-02-25 磁気記録媒体とその製造方法 Withdrawn JPH11241082A (ja)

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Effective date: 20040531

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