JPH11240313A - 導電コーティングを塗布された空気入りタイヤ - Google Patents

導電コーティングを塗布された空気入りタイヤ

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JPH11240313A
JPH11240313A JP10350276A JP35027698A JPH11240313A JP H11240313 A JPH11240313 A JP H11240313A JP 10350276 A JP10350276 A JP 10350276A JP 35027698 A JP35027698 A JP 35027698A JP H11240313 A JPH11240313 A JP H11240313A
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rubber
pneumatic tire
tread
coating
carbon black
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恵造 芥川
Yasuhiro Naito
泰裕 内藤
Takeshi Yamaguchi
健 山口
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    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C19/00Tyre parts or constructions not otherwise provided for
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    • B60C1/0025Compositions of the sidewalls
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストで、耐久性に優れるタイヤを作業環
境性良く得る。 【解決手段】 高電気抵抗のゴム組成物で構成されたト
レッドおよびこれに隣接する低電気抵抗のゴム組成物で
構成された部材の表面にわたって、ゴム成分、窒素吸着
法比表面積(N2 SA)が70〜180m2 /gで、ジ
ブチルフタレート(DBP)吸油量が70〜180ml
/100gのカーボンブラック、および界面活性剤を含
有した水系導電コーティングを塗布する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
〔発明の詳細な説明〕
【0002】
【従来の技術】シリカを充填剤として用いたトレッドは
固有抵抗が例えば1010〜1012Ω・cmと高いため、
このようなトレッドを備えたタイヤは、車体で発生した
静電気を地面にリークし難い。そこで、これを解消する
ために、トレッド表面に、導電性を有する有機溶媒系コ
ーティングを塗布したタイヤが提案されている。このよ
うなタイヤの製造は容易であるが、有機溶剤を使用して
いるので、作業環境に悪影響を与える。また、特開平8
−120120号公報には、水系コーティングを塗布し
たタイヤが開示されているが、このコーティングに配合
されたカーボンブラックは、表面積が大きく、導電性は
高いが、高コストであり、しかも、これを配合したコー
ティングはトレッド表面との接着性が劣る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、作
業環境良好で、低コストのみならず、トレッド表面との
接着性に優れる、導電コーティングを塗布された空気入
りタイヤを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の空気入りタイヤは、以下の構成とする。 (1)高電気抵抗のゴム組成物で構成されたトレッド、
これに隣接する低電気抵抗(例えば、105 〜106 Ω)
のゴム組成物で構成された部材、および該トレッドと該
部材の表面にわたって塗布された水系導電コーティング
を含んで構成される空気入りタイヤであって、前記水系
導電コーティングがゴム成分、70m2 /g〜180m
2 /gの窒素吸着法比表面積(N2 SA)および70m
l/100g〜180ml/100gのジブチルフタレ
ート(DBP)吸油量を有するカーボンブラック、およ
び界面活性剤を含んで構成されることを特徴とする。 (2)上記(1)の空気入りタイヤの好ましい態様とし
て、カーボンブラックが、ASTMの分類で、N100
シリーズ、N200シリーズ、N300シリーズ、およ
びN600シリーズからなる群から選択される少なくと
も1種である。 (3)上記(1)または(2)の空気入りタイヤの好ま
しい態様として、ゴム成分が、スチレン・ブタジエン共
重合体ゴム(SBR)、天然ゴム(NR)およびブタジ
エンゴム(BR)からなる群から選択される少なくとも
1種である。 (4)上記(1)、(2)または(3)の空気入りタイ
ヤの好ましい態様として、ゴム成分が、ゴムラテックス
として添加されてなる。 (5)上記(1)〜(4)のうちいずれか1の空気入り
タイヤの好ましい態様として、カーボンブラックが、ゴ
ム成分100重量部に対して、30〜70重量部配合さ
れる。 (6)上記(1)〜(5)のうちいずれか1の空気入り
タイヤの好ましい態様として、界面活性剤がノニオン界
面活性剤である。 (7)上記(1)〜(6)のうちいずれか1の空気入り
タイヤの好ましい態様として、界面活性剤が、ゴム成分
100重量部に対して、1〜15重量部配合される。 (8)上記(1)〜(7)のうちいずれか1の空気入り
タイヤの好ましい態様として、トレッドを構成するゴム
組成物がシリカを含有する。
【0005】
【発明の実施の形態】以下に本発明をより詳細に説明す
る。本発明で使用するカーボンブラックのコロイダル特
性のうち、窒素吸着法比表面積(N2 SA)を70m2
/g〜180m2 /gと規定する。これは、70m 2
g未満では、カーボンブラックの粒子径が大きくなりす
ぎ、導電パスが形成され難くなり、一方、180m2
g超過では、導電性は良くなるものの、高コストとなる
ばかりでなく、コーティングを塗布されるトレッド表面
等との接着性が悪くなり、コーティングの耐久性が悪く
なるからである。また、カーボンブラックのコロイダル
特性のうち、DBP吸油量を70ml/100g〜18
0ml/100gと規定する。これは、70ml/10
0g未満では、カーボンブラック粒子の凝集体であるス
トラクチャーがほとんど発達せず、導電パスが形成され
ないだけでなく、本発明にかかる導電コーティング自体
の補強性が悪くなるからであり、180ml/100g
超過では、タイヤ用カーボンブラックのコロイダル特性
を離れるだけでなく、コスト高となるからである。本発
明で好適に使用できるカーボンブラックとしては、具体
的には、ASTMの分類で、N100シリーズ、N20
0シリーズ、N300シリーズ、およびN600シリー
ズ等を挙げることができる。さらに、カーボンブラック
の好ましい配合量は、ゴム成分100重量部に対して3
0〜70重量部、さらに好ましくは、40〜60重量部
が好ましく、特に好ましくは、45〜55重量部であ
る。これは、カーボンブラックが少ないと、充分な導電
性が得られず、多すぎても、導電性にそれ程の改良効果
が得られないばかりか、トレッドゴムとの共加硫性の低
下による剥離が起こり易くなるからである。なお、カー
ボンブラックの分類はASTM D1765−98に準
拠し、カーボンブラックの窒素吸着法比表面積およびD
BP給油量の測定は、それぞれASTM D3037−
93およびASTM D2414−97に準拠した。
【0006】本発明にかかる水系導電コーティングは、
界面活性剤を含有するが、これは、導電コーティングと
トレッド表面等との濡れ性を確保するためである。すな
わち、ゴム組成物の表面は疎水性であるため、界面活性
剤を含有しない水系のコーティングを塗布した場合、コ
ーティングはトレッド表面上で水玉状になり、均一な塗
膜を形成することはほとんど不可能である。そこで、均
一に塗膜を形成できるようにするために、水系のコーテ
ィングに界面活性剤を加えて、ゴム表面との親和性を増
大させている。界面活性剤の好ましい配合量は、ゴム成
分100重量部に対して、1〜15重量部であるが、こ
れは、2重量部未満では、ゴム表面との親和性(濡れ
性)を確保できないからであり、30重量部超過では、
加硫後の接着性が劣る傾向にあるからである。界面活性
剤は、ノニオン界面活性剤、特に、HLB(親水親油バ
ランス)が3〜15のものが好ましい。アニオン界面活
性剤およびカチオン界面活性剤は、導電コーティングの
老化を早める傾向があるため好ましくない。本発明で好
適に使用できるノニオン界面活性剤を具体的に例示する
と、アルキルフェノール型、ソルビタンエステル型、ソ
ルビタンエステルエーテル型、ポリカルボン酸型、パー
フルオロアルキル型、アセチレンジオール型、ポリオキ
シエチレン・アルキルエーテル型等を挙げることができ
る。
【0007】さらに、本発明にかかる水系導電コーティ
ングのゴム成分は、特に限定されないが、SBR、NR
およびBRよりなる群から選ばれる少なくとも1種であ
ることが好ましい。これは、コーティングが塗布される
トレッド表面等において、これらのゴムとの共加硫を容
易にするためである。また、ゴム成分は、ラテックスの
形で配合されることが好ましい。
【0008】さらに、本発明の空気入りタイヤは、トレ
ッドを構成するゴム組成物にシリカを配合している場合
に、効果的であり、同種のゴムで構成されている場合、
キャップ・ベース構造である場合等、トレッドの構造に
かかわらず、本発明を適用でき、本発明の効果を得るこ
とができる。
【0009】本発明では、コーティングに配合されるカ
ーボンブラックの配合量、コーティングの塗布量は、コ
ーティングに含有されるカーボンブラックの種類、タイ
ヤサイズ、トレッド自体の固有抵抗の大きさ、塗布の仕
方等により、適宜設定される。最終的に、車体で発生し
た静電気を効率的に放電するため、製品としてのタイヤ
の電気抵抗は、108 Ω以下であることが好ましい。な
お、本発明にかかる水系導電コーティングには、通常使
用される配合剤を適宜使用することができる。
【0010】本発明にかかるコーティングは、カーボン
ブラックのコロイド溶液、ゴムラテックスおよび界面活
性剤等を常法に従って、混合することにより得ることが
できる。このようにして得られたコーティングを、未加
硫状態のタイヤのトレッドおよびトレッドに隣接するカ
ーボンブラック配合の低電気抵抗のゴム部材の表面にわ
たって塗布し、リムからの放電経路を確保し、その後、
常法に従って加硫し、本願発明の空気入りタイヤを得
る。本発明にかかる導電コーティングは、溝を形成され
たトレッドの凹凸域にわたって塗布されるので、タイヤ
新品時はもちろんのこと、凸部表面のコーティング塗膜
が摩耗した後も、凹部域のコーティングが接地すること
により、放電経路は確保される。
【0011】
【実施例】以下に、本発明を実施例に基づいて説明す
る。表1記載の組成のトレッドゴムと、表2記載の組成
のサイドウォールゴムに、表3記載の種々の組成のコー
ティングを適用して、サイズ:195/65R15の空
気入りタイヤを作製し、新品時および一般アスファルト
路を2万km走行後のタイヤの電気抵抗、耐久性および
サイドウォールゴムとトレッドゴム間の剥離性を評価し
た。なお、導電コーティングのゴム成分はラテックスと
して配合し、ラテックス濃度は、SBRラテックスが4
0重量%、NRラテックスが60重量%、BRラテック
スが57重量%である。さらに、タイヤの作製は、未加
硫状態のトレッドとその隣接部材であるサイドウォール
ゴムの一部にわたってコーティングを塗布(厚さ:0.
1〜1mm)した後、常法に従って加硫することにより
行った。また、上記のトレッドゴム用の組成のゴムシー
トおよびサイドウォールゴム用の組成のゴムシートに、
上記種々の組成のコーティングを適用する等して、コー
ティングのトレッドゴムに対する濡れ性、コーティング
の固有抵抗、剥離強度を評価した。
【0012】濡れ性 表1記載の組成のゴムシートを作製し、これに表3記載
の種々の組成のコーティングをそれぞれ塗布し、コーテ
ィング塗布初期から乾くまでの状態を目視観察した。 評価基準 ○:塗布初期から乾くまで濡れ性が良好なもの △:塗布初期は濡れ性良好であるが乾燥が進むにつれて
次第にはじく箇所が出てきたもの ×:塗布初期からはじくものコーティングの固有抵抗 コーティングの固有抵抗は、コーティングを乾燥し、硫
黄加硫して(ゴム成分100重量部に対して硫黄を2重
量部配合)、半径:r=2.5cm、厚さ:t=0.2
cmの円盤形状のサンプルを作製し、これの電気抵抗R
を、図1に示すアドバンテスト社製絶縁抵抗試験箱を使
用して測定し、次式により固有抵抗ρを計算した。な
お、図中、11はサンプル、12は主電極、13はガー
ド電極、14は対電極である。 ρ=(πr2 /t)Rタイヤの電気抵抗 新品タイヤおよび2万km走行後のタイヤのそれぞれに
ついて、GERMAN ASSOCIATION OF RUBBER INDUSTRY のW
dK 110 シート3に準拠して、ヒュレットパッカ
ード(HEWLETTPACKARD) 社製モデルHP4339Aのハ
イレジスタンスメーターを使用し、図2のようにして電
気抵抗を測定した。図中、21はリムとタイヤの組立
体、22は鋼板、23は絶縁板、24は前記ハイレジス
タンスメーターであり、絶縁板23上の鋼板22と組み
立てられたリムとの間に電流を流し、100Vにて測定
した。剥離強度 それぞれ厚みが2mmの未加硫状態の、表1記載の組成
のトレッドゴムシートと表2記載の組成のサイドウォー
ルゴムシートを用意し、トレッドゴムシートの片面に部
材間接合用の有機溶剤セメント(アンダーセメント)
を、サイドウォールゴムシートの片面に比較例1の有機
溶媒系導電コーティング(*13参照)、あるいは比較
例2〜4および実施例1〜9のいずれかの水系導電コー
ティングをそれぞれ塗布し、コーティングを塗布した側
を内側に向かい合わせて2枚のゴムシートを一体化し、
この状態で加硫する。加硫後、10mm×150mmの
試験片にカットし、この試験片について、トレッドゴム
シートとサイドウォールゴムシートをそれぞれ反対方向
に100mm/分の速さで引張り、剥離に必要な力を測
定する。数値が大きい程、接着性が良いことを表す。耐久性 FMVSS(アメリカ連邦自動車安全基準)−No.1
09に準拠して、荷重を段階的に変えつつ、ドラム走行
を繰り返し、破壊するまでの総走行時間を、比較例1を
100として指数表示した。数値が大きい程、走行時間
が長く、耐久性が良好であることを示す。サイドウォールゴムとトレッドゴム間の剥離性 上記のドラム走行後の各タイヤにつき、サイドウォール
ゴムとトレッドゴムとの接合部分を目視観察し、少しで
も剥がれているものを×、それ以外を○として評価し
た。
【0013】
【表1】 なお、上記組成のゴムの固有抵抗は、1011Ω・cmで
ある。
【0014】
【表2】 *2、*4と*5は表1と同じである。
【0015】
【表3】 *7:N2 SA50m2 /g、DBP吸油量80ml/
100g *8:N2 SA217m2 /g、DBP吸油量200m
l/100g アクアブラック(商標)、ボーデン社製 *9:N2 SA96m2 /g、DBP吸油量120ml
/100g *10:N2 SA126m2 /g、DBP吸油量125
ml/100g *11:ノニオン界面活性剤、HLB12.9、商標N
S210、日本油脂株式会社製 *12:ノニオン界面活性剤、HLB4〜7、商標サー
フィノールSE−F、Air Products社製 *13:表1のゴム組成物において、シリカ85重量部
の代わりに、カーボンブラック(N134)65重量部
を配合したゴム組成物を13重量%の割合でゴム揮発油
(2号:JIS K2201)に溶かすことにより調製
した。なお、比較例4のコーティングは、トレッドゴム
との濡れ性が悪かったので、これを塗布したタイヤを作
製しなかった。
【0016】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によると、黒
鉛や導電性カーボンブラック等の特殊な導電剤を使用す
ることなく、また、トレッドゴムとサイドウォールゴム
間の接着に影響を及ぼすことなく、放電効率のよい、耐
久性に優れる空気入りタイヤを得ることができる。ま
た、本発明は、作業環境が良く、低コストであるという
利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】円盤形状サンプルの電気抵抗Rの測定法を示す
模式図である。
【図2】タイヤの電気抵抗の測定法を示す模式図であ
る。
【符号の説明】
11 サンプル 21 組立体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // B60C 1/00 B60C 1/00 A

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高電気抵抗のゴム組成物で構成されたト
    レッド、これに隣接する低電気抵抗のゴム組成物で構成
    された部材、および該トレッドと該部材の表面にわたっ
    て塗布された水系導電コーティングを含んで構成される
    空気入りタイヤであって、前記水系導電コーティングが
    ゴム成分、70m2 /g〜180m2 /gの窒素吸着法
    比表面積(N2 SA)および70ml/100g〜18
    0ml/100gのジブチルフタレート(DBP)吸油
    量を有するカーボンブラック、および界面活性剤を含ん
    で構成されることを特徴とする導電コーティングを塗布
    された空気入りタイヤ。
  2. 【請求項2】 カーボンブラックが、ASTMの分類
    で、N100シリーズ、N200シリーズ、N300シ
    リーズ、およびN600シリーズからなる群から選択さ
    れる少なくとも1種であることを特徴とする請求項1記
    載の空気入りタイヤ。
  3. 【請求項3】 ゴム成分が、スチレン・ブタジエン共重
    合体ゴム、天然ゴムおよびブタジエンゴムからなる群か
    ら選択される少なくとも1種であることを特徴とする請
    求項1または2記載の空気入りタイヤ。
  4. 【請求項4】 ゴム成分が、ゴムラテックスとして添加
    されてなることを特徴とする請求項1、2または3記載
    の空気入りタイヤ。
  5. 【請求項5】 カーボンブラックが、ゴム成分100重
    量部に対して、30〜70重量部配合されることを特徴
    とする請求項1〜4のうちいずれか1項に記載の空気入
    りタイヤ。
  6. 【請求項6】 界面活性剤がノニオン界面活性剤である
    ことを特徴とする請求項1〜5のうちいずれか1項に記
    載の空気入りタイヤ。
  7. 【請求項7】 界面活性剤が、ゴム成分100重量部に
    対して、1〜15重量部配合されることを特徴とする請
    求項1〜6のうちいずれか1項に記載の空気入りタイ
    ヤ。
  8. 【請求項8】 トレッドを構成するゴム組成物がシリカ
    を含有することを特徴とする請求項1〜7のうちいずれ
    か1項に記載の空気入りタイヤ。
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