JPH11240296A - ガラスモザイク片の製造方法 - Google Patents

ガラスモザイク片の製造方法

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Publication number
JPH11240296A
JPH11240296A JP6211898A JP6211898A JPH11240296A JP H11240296 A JPH11240296 A JP H11240296A JP 6211898 A JP6211898 A JP 6211898A JP 6211898 A JP6211898 A JP 6211898A JP H11240296 A JPH11240296 A JP H11240296A
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JP
Japan
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glass
glass piece
piece
coating
mosaic
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Pending
Application number
JP6211898A
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English (en)
Inventor
Norihito Ishimaru
登民 石丸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinto Paint Co Ltd
Original Assignee
Shinto Paint Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP6211898A priority Critical patent/JPH11240296A/ja
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  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、ガラス屑はほとんどが廃棄物として埋
め立て処分されており、一部でモザイク片として活用さ
れているが、その製造方法は、ガラス屑を粉砕して粉末
にし、プレス成形した後焼成していたため、工程が複雑
でコスト高になるばかりでなく、形状が決まっているた
めモザイクとしての配列におもしろみが無いという課題
がある。 【解決手段】 透明度の高い不定形のガラス片1をその
ガラス片の角部のみが溶融する温度まで加熱し、冷却し
た後に裏面に塗料2を塗布するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は割れたガラス板など
のガラス屑を利用して建物の床や壁などを飾るガラスモ
ザイク片の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
ガラス屑はほとんどが廃棄物として埋め立て処分されて
おり、一部でモザイク片として活用されているが、その
製造方法は、ガラス屑を粉砕して粉末にし、他の原材料
と混合し、プレス成形した後焼成していたため、工程が
複雑でコスト高になるばかりでなく、形状が決まってい
るためモザイクとしての配列におもしろみが無いという
課題がある。
【0003】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】このよう
な課題を解決するための手段として、請求項1の発明は
透明度のある不定形のガラス片をそのガラス片の角部の
みが溶融する温度まで加熱し、冷却した後に裏面に塗料
を塗布するようにしたものであって、ガラス片の全体と
しての形状を保ちつつ、角部だけが溶融して丸みを帯び
た状態となるから、手で触っても安全であるとともに、
種々の形状のものができ、かつ、塗料を裏面に塗布する
ようにしたから摩耗により剥がれるおそれがなく、透明
度のあるガラス片を通して塗料が見えることから、種々
の色の塗料を塗布すると、形状と色彩の異なるガラス片
の配列によりモザイクとしてのおもしろみに優れるとい
う効果があり、請求項2の発明はガラス片をアルミナ等
のガラスの溶融温度では溶融しない粉末を敷いた匣鉢に
収めて加熱し、冷却した後に裏面に塗料を塗布するよう
にしたから、モザイク片が匣鉢に融着するおそれが無い
ばかりでなく、モザイク片の匣鉢に対応する下面が粗面
となることにより、塗料が付着しやすく、かつ、基板に
強固に張り付けることができる効果がある。
【0004】また、本発明によれば、所望の着色の施さ
れた透明感のある、陶磁器製のモザイク片とは異なった
美観を有するモザイク片を製造することができる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。
【0006】図1は、不定形に割れたガラス片1を示
し、鋭く尖った角部を有する。
【0007】図2は、そのガラス片1をアルミナ粉末b
を敷き詰めた匣鉢aに収めて炉内において角部のみが溶
けて丸みを帯びる温度(ガラス片1の成分によって異な
るが、約850〜900℃)まで加熱して冷却したもの
を示す。
【0008】図3は、そのガラス片1の裏面に、スプレ
イガンcにより有機質または無機質の塗料2を吹き付け
により塗布している状態を示し、図4はその完成品であ
るモザイク片4を示す。
【0009】本実施の形態においては匣鉢bの上にアル
ミナ粉末を敷き詰めたから溶着が防止されるとともに、
裏面が粗面となることから、施工の際に基板に強固に張
り付けることができ、かつ、塗料を容易に付着させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施に使用するガラス片の一例の斜視
図である。
【図2】匣鉢に収めて加熱後冷却して製造されたモザイ
ク片の拡大断面図である。
【図3】ガラス片に塗料を塗布している状態の斜視図で
ある。
【図4】そのモザイク片を裏面側から見た斜視図であ
る。
【符号の説明】
1:ガラス片 2:釉薬 3:モザイク片 a:匣鉢 b:アルミナ粉末

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明度の高い不定形のガラス片を該ガラ
    ス片の角部のみが溶融する温度まで加熱し、冷却した後
    に裏面に塗料を塗布するようにしたガラスモザイク片の
    製造方法。
  2. 【請求項2】 前記ガラス片をアルミナ等のガラスの溶
    融温度では溶融しない粉末を敷いた匣鉢に収めて加熱
    し、冷却した後に裏面に塗料を塗布することを特徴とす
    る請求項1記載のガラスモザイク片の製造方法。
JP6211898A 1998-02-25 1998-02-25 ガラスモザイク片の製造方法 Pending JPH11240296A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2179766A1 (es) * 2001-02-26 2003-01-16 Onix Ceramica S L Procedimiento de fabricacion de mosaico vitreo.
KR200464788Y1 (ko) * 2012-03-07 2013-01-17 주식회사 한화미 모자이크이미지 전시물

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2179766A1 (es) * 2001-02-26 2003-01-16 Onix Ceramica S L Procedimiento de fabricacion de mosaico vitreo.
KR200464788Y1 (ko) * 2012-03-07 2013-01-17 주식회사 한화미 모자이크이미지 전시물

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