JPH11239987A - 水平多関節ロボット - Google Patents

水平多関節ロボット

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JPH11239987A
JPH11239987A JP4020898A JP4020898A JPH11239987A JP H11239987 A JPH11239987 A JP H11239987A JP 4020898 A JP4020898 A JP 4020898A JP 4020898 A JP4020898 A JP 4020898A JP H11239987 A JPH11239987 A JP H11239987A
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JP
Japan
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arm
motor
axis
robot
tip
Prior art date
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Application number
JP4020898A
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English (en)
Inventor
Masanori Matsubara
正憲 松原
Kiyoshi Wakaizumi
潔 若泉
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Janome Corp
Original Assignee
Janome Sewing Machine Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水平多関節ロボットにおいて、それぞれのモ
ータを第1アーム,第2アーム及びR軸に設けることな
く、小さな出力の駆動源にて高速,高加速にて動かすこ
とができ、しかも小型化を図ること。 【解決手段】 水平多関節ロボットにおいて、ロボット
本体1前面に水平面を揺動する第1アーム3と、該第1
アーム3の先端箇所より水平面を揺動する第2アーム6
と、該第2アーム6の先端に駆動可能に設けたR軸11
とを備えること。前記第1アーム3,第2アーム6及び
R軸11のそれぞれを前記Z方向機台2内に設けた第1
アーム用モータ4,第2アーム用モータ10及びR軸用
モータ12を設けること。前記第2アーム6及び前記R
軸11はプーリ及びスチールベルトを介して駆動可能と
してなること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、それぞれのモータを第
1アーム,第2アーム及びR軸に設けることなく、小さ
な出力の駆動源にて高速,高加速にて動かすことがで
き、しかも小型化を図ることができる水平多関節ロボッ
トに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、水平多関節ロボットにおいて
は、水平面を揺動する第1アームの先端箇所には、水平
面を揺動する第2アームと第2アーム用モータが設けら
れ、前記第2アームの先端には、回転駆動するR軸とR
軸用モータが設けられている。駆動力を大きくすればす
る程、それぞれのモータの容量を大型化せざるを得な
い。すると、前記水平面を揺動する第1アーム及び第2
アームは強固且つ大型化せざるを得なくなる。これによ
って、アーム自体も重くなり、且つモータも大型化して
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなことから、
特に、省スペース用としての小型化の水平多関節ロボッ
トが求められている。さらに、小容量のモータにての駆
動源も要求されている。さらに、小型の水平多関節ロボ
ットにおいて安全性も求められている。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで発明者は、前記課
題を解決すべく、鋭意,研究を重ねた結果、その発明
を、水平多関節ロボットにおいて、ロボット本体前面に
水平面を揺動する第1アームと、該第1アームの先端箇
所より水平面を揺動する第2アームと、該第2アームの
先端に駆動可能に設けたR軸と、前記第1アーム,第2
アーム及びR軸のそれぞれを前記ロボット本体側に設け
た第1アーム用モータ,第2アーム用モータ及びR軸用
モータとからなり、前記第2アーム及び前記R軸はプー
リ及びスチールベルトを介して駆動可能としてなる水平
多関節ロボットとしたことにより、それぞれのモータを
第1アーム,第2アーム及びR軸に設けることなく、小
さな出力の駆動源にて高速,高加速にて動かすことがで
き、しかも小型化を図ることができ、前記課題を解決し
たものである。
【0005】
【実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。1はロボット本体であって、該ロボット
本体1の前面に,水平面を揺動する第1アーム3と、該
第1アーム3の先端箇所より水平面を揺動する第2アー
ム6と、該第2アーム6の先端に駆動可能に設けたR軸
11が設けられている。具体的には、前記ロボット本体
1に設けた上下方向の中間箇所又はその前面に昇降可能
に設けたZ方向機台2の上下方向の中間箇所より、水平
面上を揺動可能に第1アーム3が設けられている。さら
に前記ロボット本体1の前面上部箇所に設けた第1アー
ム用モータ4による駆動をベルトを介して、減速機5に
伝達させ、該減速機5の駆動軸に前記第1アーム3の基
部が固着され、前記第1アーム用モータ4の駆動にて第
1アーム3が該基部を中心に水平面上を揺動可能に構成
されている。
【0006】前記第1アーム3の先端箇所には、第2ア
ーム6が揺動可能に設けられている。具体的には、第1
アーム3の基部側(軸支側)と、先端側(自由端側)と
には、軸方向が垂直方向を向く,基部側プーリ7と先端
側プーリ8とが水平面上を回転可能にそれぞれ設けられ
ている。これによって、基部側プーリ7は不動位置で回
転可能に構成され、先端側プーリ8は第1アーム3の先
端側(自由端側)で、位置が可動し、且つ回転もするよ
うに構成され、それぞれの直径が同一に形成されてい
る。前記先端側プーリ8箇所の下側に前記第2アーム6
の基部が固着されている。
【0007】前記基部側プーリ7と先端側プーリ8との
間は、ステンレス薄板によるスチールベルト9が巻き掛
けされている。具体的には、該スチールベルト9を両端
付きベルト本体としての2本とし、この2本を基部側プ
ーリ7と先端側プーリ8とが平面的にみてそれぞれ逆方
向となるように設置され、前記両端付きベルト本体の両
端及び中間は板片部材で挟持させて固定し、且つその中
間の板片部材箇所でスチールベルト9が緊張するように
して連結されている。
【0008】10は第2アーム用モータであって、前記
基部側プーリ7を適宜回転駆動させることで、前記第2
アーム6を揺動させ得るもので、前記ロボット本体1箇
所、具体的には前記Z方向機台2の内部に設けられてい
る。11は第2アーム6の先端に設けた回転可能なR軸
であって、これにはドライバ等の回転可能なツール等を
取り付けるものである。前記R軸11駆動用のR軸用モ
ータ12も前記ロボット本体1箇所、具体的には前記Z
方向機台2の内部に設けられ、前記第1アーム3と同期
して揺動する副第1アーム13内の両端のプーリ14,
14及びスチールベルト15、さらには、前記第2アー
ム6内部両端のプーリ16,16及びスチールベルト1
7を介して前記R軸11が駆動可能に設けられている。
このように第2アーム6及びR軸11のそれぞれの第2
アーム用モータ10、R軸用モータ12は、前記ロボッ
ト本体1箇所、具体的には前記Z方向機台2内に設けら
れている。
【0009】また、前記Z方向機台2は、前記ロボット
本体1内に設けた垂直方向ガイドを介して昇降可能に設
けられている。即ち、ロボット本体1内には、垂直状の
ネジ杆としての動作軸18が回転可能に設けられ、該動
作軸18の中間には昇降部材19の一部が螺合され、該
昇降部材19の他端部が前記Z方向機台2に固定されて
いる。また、前記ロボット本体1内にはZモータ20が
内蔵され、該Zモータ20の駆動によって、プーリ,ベ
ルト等を介して前記動作軸18を適宜の方向に回転さ
せ、該動作軸18の回転にて昇降部材19及びZ方向機
台2が適宜昇降するように構成されている。前記Z方向
機台2はロボット本体1と別部材として説明したが、ロ
ボット本体1と一体化してZ方向機台2が設けられない
こともある。この場合には、全てのモータはロボット本
体1内に収納される。このモータ、即ち、第1アーム用
モータ4,第2アーム用モータ10,R軸用モータ12
及びZモータ20は全てパルスモータとして構成されて
いる。このようなパルスモータにて第1アーム用モータ
4及び第2アーム用モータ10を構成すると、前記第1
アーム3及び第2アーム6に何らかの衝撃負荷等が加わ
った場合、例えば、障害物等に当たった場合には、パル
スモータゆえに、脱調してモータが停止することで安全
性ある制御ができる。
【0010】また、ロボット本体1は前記動作軸18,
バランス用の引張りコイルスプリング21を収納して取
り付けた部分と、図示しない制御部とが収納されるケー
シング22とが分割されている。さらに、前記ロボット
本体1の上方箇所とZ方向機台2との間には、適宜屈曲
自在の屈曲自在型ケーシング23が設けられ、モータ等
の制御の配線が収納され絡まないように構成されてい
る。また、前記ロボット本体1の下端には、ベース24
が設けられている。該ベース24も含めてロボット本体
1とすることもある。
【0011】
【発明の効果】請求項1の発明においては、水平多関節
ロボットにおいて、ロボット本体1前面に水平面を揺動
する第1アーム3と、該第1アーム3の先端箇所より水
平面を揺動する第2アーム6と、該第2アーム6の先端
に駆動可能に設けたR軸11と、前記第1アーム3,第
2アーム6及びR軸11のそれぞれを前記Z方向機台2
内に設けた第1アーム用モータ4,第2アーム用モータ
10及びR軸用モータ12とからなり、前記第2アーム
6及び前記R軸11はプーリ及びスチールベルトを介し
て駆動可能としてなる水平多関節ロボットとしたことに
より、第1に小さな出力のモータ(駆動源)にて第1ア
ーム3及び第2アーム6を高速,高加速にて動かすこと
ができ、第2に装置全体を小型化を図ることができる等
の効果を奏する。
【0012】これらの効果を詳述すると、本発明では、
第1アーム3,第2アーム6及び該第2アーム6先端の
R軸11のそれぞれのモータ(第1アーム用モータ4,
第2アーム用モータ10及びR軸用モータ12)をロボ
ット本体1側に設けたことで、第1アーム3及び第2ア
ーム6箇所にモータ荷重がなくなり、アームの強度を少
なくできると共にアームの重量も軽くでき、ひいてはモ
ータ容量も小さくできる。これは一見簡単な構成とも思
えるが、第1アーム3及び第2アーム6の先端箇所にモ
ータを設ける構成では、先端箇所に取り付けるがゆえ
に、第1アーム3及び第2アーム6の基部側の強度を強
くせざるをえず、これによってアーム全体の強度も必要
とし、且つ重量が増加する。このように質量の増加は、
必然的にモータ容量を増加させることになり、安全性等
を考慮するとモータのみをアーム先端に取り付けること
のみでアーム構成,モータ容量等全体的に大型化すると
いう最大の問題を本発明にて、アームにはモータを設け
ずに構成することで解決したものである。さらに、アー
ム構成が小型化できると、小さい容量のモータにて第1
アーム3及び第2アーム6を高速,高加速にて駆動(揺
動)可能にできる利点がある。
【0013】次に、請求項2の発明においては、請求項
1において、第1アーム用モータ4及び第2アーム用モ
ータ10をそれぞれパルスモータとしてなる水平多関節
ロボットとしたことにより、前記第1アーム3及び第2
アーム6に何らかの衝撃負荷等が加わった場合、例え
ば、障害物等に当たった場合には、パルスモータゆえ
に、脱調してモータが停止し、これによって安全性ある
制御ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の斜視図
【図2】本発明の一部断面とした側面図
【符号の説明】
1…ロボット本体 3…第1アーム 4…第1アーム用モータ 6…第2アーム 10…第2アーム用モータ 11…R軸 12…R軸用モータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平多関節ロボットにおいて、ロボット
    本体前面に水平面を揺動する第1アームと、該第1アー
    ムの先端箇所より水平面を揺動する第2アームと、該第
    2アームの先端に駆動可能に設けたR軸と、前記第1ア
    ーム,第2アーム及びR軸のそれぞれを前記ロボット本
    体側に設けた第1アーム用モータ,第2アーム用モータ
    及びR軸用モータとからなり、前記第2アーム及び前記
    R軸はプーリ及びスチールベルトを介して駆動可能とし
    てなることを特徴とする水平多関節ロボット。
  2. 【請求項2】 請求項1において、第1アーム用モータ
    及び第2アーム用モータをそれぞれパルスモータとして
    なることを特徴とする水平多関節ロボット。
JP4020898A 1998-02-23 1998-02-23 水平多関節ロボット Pending JPH11239987A (ja)

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JP4020898A JPH11239987A (ja) 1998-02-23 1998-02-23 水平多関節ロボット

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JPH11239987A true JPH11239987A (ja) 1999-09-07

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ID=12574375

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JP4020898A Pending JPH11239987A (ja) 1998-02-23 1998-02-23 水平多関節ロボット

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103223669A (zh) * 2013-05-14 2013-07-31 中国科学院自动化研究所 一种轻量化的机械臂机构

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