JPH11239930A - ボルト・ナットセット機 - Google Patents

ボルト・ナットセット機

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JPH11239930A
JPH11239930A JP6066198A JP6066198A JPH11239930A JP H11239930 A JPH11239930 A JP H11239930A JP 6066198 A JP6066198 A JP 6066198A JP 6066198 A JP6066198 A JP 6066198A JP H11239930 A JPH11239930 A JP H11239930A
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吉貞 道浦
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鋳鉄管の接合工事にステンレス鋼製のボルト
・ナットを使用すると、焼き付き防止を含めたセッティ
ング作業が煩瑣となる。 【解決手段】 ターンテーブル1の外周へ、ボルトを把
持する供給ステーション2と、把持したボルトのねじ面
へ焼き付き防止剤Qを均等に塗布する焼き付き防止剤塗
布ステーション3と、供給されるナットを回転しつつ起
立したボルトのねじへ螺合するナット取り付けステーシ
ョン4と、ナット取り付け作動によって検知した不良品
と良品を分離する選別ステーション5を等角度に形成す
る。従来の手作業による塗布作業やナットのセッティン
グを少なくとも5倍は能率向上させ、汚れやすすい単純
作業を解消した。また、良否判定のバラツキ、焼き付き
防止剤の変動を防ぎ、塗布面の品質を安定させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はボルト・ナット、と
くに耐食性に優れたステンレス鋼製のボルト・ナットの
セッティングと検査の自動化に係る。
【0002】
【従来の技術】周知のようにボルト・ナットは種々の装
置、構築、管路などにおける部材の締結、結合、係合に
広く適用されているが、その中でもボルト頭部を標準の
六角形ではなくT形とした、いわゆるT頭ボルトは地中
に埋設する水道用管路を形成するためにダクタイル鋳鉄
管を接合するとき、鋳鉄管の受口へ挿し口を挿入して押
輪を外嵌して締結する敷設工事では必須の部材に挙げら
れる。従来、T頭ボルトの材質としては主にダクタイル
鋳鉄が使用されてきたが、地中に埋設する管路という強
い腐食性雰囲気に適合できるように、近年ではステンレ
ス鋼製のT頭ボルト(たとえばSUS304=8%Ni
−18%CrやSUS403=13%Cr鋼)が多用さ
れるに至り、今日の地中管路敷設の部材として主流を占
めるようになっている。
【0003】従来のダクタイル鋳鉄製のT頭ボルトをス
テンレス鋼製に変換すれば、従来、必須の要件であった
防食塗料の塗布を省略できるし、使用中の防食塗料の剥
離による耐食性の劣化の虞れも起こり得ないから、この
点については需要先のニーズに完全に応えたと評価する
ことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この変
換による新たな課題が浮上してきたことも事実である。
すなわち、ステンレス鋼は一般にダクタイル鋳鉄や一般
鋼材に比べて熱伝導率が低く、ボルト・ナットのセット
において同じレベルのトルクを受けたときにトルクを熱
に変換して作動面(ねじ表面)に局部的な温度上昇を起
こしやすいので焼き付く危険性がある。言うまでもなく
ボルトやナットにはそれぞれ寸法精度の上下限が設定さ
れているが(JIS B0209 6g/6H)、相互
のセットは不特定多数であるから、組合わせ方によって
発生するトルクには強弱のばらつきが起こることは否定
できず、個々の部品としては規格精度を満足していても
セットするとき焼き付きが起こり得ることは、時として
現地作業においても経験するところである。
【0005】日本ダクタイル鉄管協会の規格では、この
点を重視して焼き付き防止処置を施すように求めている
ので、ステンレス鋼のボルトとナットのセットにおいて
は、この規定に基づいて焼き付き防止剤を出荷前にねじ
部に塗布することが原則とされている。しかしながら、
ボルトのねじ軸に焼き付き防止剤を塗布する工程を手作
業で行なうことは、作業能率が極めて低く、しかも汚れ
やすい職場環境は作業員にとっても快適というには程遠
い。
【0006】加えて焼き付き防止剤をねじ軸に均等に塗
布することは、手作業で行なえばバラツキが生じる可能
性があり、カンや経験に基づく個人差や、塗布剤の性
状、たとえば大気温度の高低に伴う液剤の粘性が変動し
て「塗りむら」の生じる可能性は決して低くない。因み
に一人の作業員がボルトのねじ軸に焼き付き防止剤を塗
布しナットを螺合してセットの異常を確認するには、1
時間あたり200セットが限度とされている。まして螺
合したセットの異常の有無をチェックする検定は、個人
の主観に依存するところが多く、結果の信頼性について
も必ずしも保証し難い。
【0007】本発明は以上の課題を解決するために現地
の施工時にボルトとナットの締結に当って焼き付きが発
生する可能性を払拭し、信頼のできる検査によってセッ
ト毎に良品のみを選別する高能率のセット機の提供を目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るボルト・ナ
ットセット機は定期的に一定角度毎に回動と停止とを繰
り返すターンテーブル1の外周へ、ボルト供給シュート
21から起立して単品毎に供給されるボルトを把持する
供給ステーション2と、把持したボルトのねじ面へ焼き
付き防止剤Qを均等に塗布する焼き付き防止剤塗布ステ
ーション3と、ナット供給フィーダ41から単品毎に供
給されるナットを回転しつつ起立したボルトのねじへ螺
合するナット取り付けステーション4と、ナット取り付
け作動によって検知した不良品を排出し良品を回収する
選別ステーション5を周設したことを構成上の特徴とす
ることによって前記の課題を解決した。
【0009】また、より具体的にボルトの把持は、ター
ンテーブル1の外周を均等角度に分割したそれぞれの位
置へ、一端が弾性ばね22によって閉方向へ付勢される
アーム23の側面を切り欠いた開閉爪24と、該開閉爪
24と対向して切り欠いた固定爪25を具えた固定板2
6の両爪間で挾着してボルトを把持し、供給ステーショ
ン2および選別ステーション5において該アーム23の
他端をそれぞれ押圧して開方向へ回動するプッシュバー
27および51を具えた構成が望ましい。
【0010】焼き付き防止剤塗布ステーション3につい
ては、ボルトのねじ面と圧接する可撓性の断面が半円形
のスポンジ材31を具え、該スポンジ材31を起立した
ボルト軸を対称軸として両側へ回動する一対の回動ホル
ダー32で支持し、かつ、該スポンジ材31が斜めに開
いた位置で焼き付き防止剤Qを供給して含浸させる給液
管33を配設した構成が望ましい。
【0011】ナット取り付けステーション4について
は、加振により整列したナットを単品毎に定期的に起立
したボルト軸の直下へ送り込むナット供給フィーダ41
と、ナットを検知すればナットを載置したまま回転して
ナットをねじ軸の所定の位置まで螺合させる回転支持台
42よりなる構成が望ましい。
【0012】選別ステーション5については、所定時間
内にねじ軸と螺合するナットが所定の軸位置まで達しな
いセットのみを検知して前記アーム23を開いて把持を
解き、ターンテーブル下方の不良品収容箱52へ排出す
ると共に、所定の位置に達したセットをさらに進めてア
ーム23を開き良品回収箱53へ回収する構成が望まし
い。または、これに代えて、螺合時に要するトルクを検
出して所定のトルク値を超えるセットのみを不良品収容
箱52へ排出する構成でもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施形態の全体を
略示する平面図であり、とくにダクタイル鋳鉄管の接合
に不可欠のT頭ボルトを対象としているが、T頭ボルト
だけに限定するわけではなく、他の形状のボルトであっ
ても図に準じて適応できる。図の中央に位置するターン
テーブル1は底面中心に図示しないクラッチブレーキモ
ーターと連結した回転軸11を具え、回転速度を任意に
調整して間欠的な回動と停止を作動する制御を組込んだ
シーケンスが組まれ、全円周を60°毎に分割した位置
へ、それぞれT頭ボルトBの把持部を具え、同時に6個
のT頭ボルトBを把持して60°毎に回動して各ステー
ションの作動を連続的、自動的に進行させる。
【0014】T頭ボルトBの把持部の構成は図2(A)
に例示するように、ターンテーブル円周のそれぞれの位
置へ回動軸12によってアーム23が回動自在にターン
テーブル1へ装着され、アーム23のターンテーブル中
心側の一端は弾性ばね22によって図の反時計回り方向
に付勢されている。一方、アーム23の他端側面をL形
に切り欠いて開閉爪24を形成し、この開閉爪24と対
向するように固定板26をL形に切り欠いた固定爪25
との間にT頭ボルトBのねじ軸上部(ねじの切っていな
い部分)を挾圧して把持する。
【0015】把持部はターンテーブル1の円周上6箇所
にそれぞれ設けているが、とくに供給ステーション2と
選別ステーション5においては、供給されたT頭ボルト
Bを新たに把持し、または把持から開放するために図2
(B)のように弾性ばね22の付勢力を押し戻してアー
ム23を逆方向に回動しなければならない。そのために
ターンテーブル1の供給ステーション2(選別ステーシ
ョン5)の外周外に油圧シリンダー29でタイムリーに
進退するプッシュバー27および51でアーム23の他
端前面に軸支されたロール28を押す。プッシュバー2
7、51の先端面は傾斜面で形成しているので、傾斜面
が進むにつれてアーム23は回動軸12を中心に時計回
りの方向へ回動して開閉爪24と固定爪25との間を開
き、この間へ供給シュート21から単品毎に供給される
T頭ボルトBを起立状態で迎えいれ、または把持してい
たT頭ボルトBを開放する。プッシュバー27が後退す
れば再び弾性ばねの付勢力が勝って両爪の間でT頭ボル
トBが確実に把持される。
【0016】ボルト供給シュート21はターンテーブル
1の供給ステーション2に向って緩やかな下り勾配でT
頭ボルトBを起立状態で並べて順次供給する部材であ
り、両側の傾斜した段差面でT形頭部の底面を支えて段
差面間の凹溝内でねじ軸を起立して送り込む。供給ステ
ーション2でアーム23と固定板26との間に把持され
たときのT頭ボルトBの姿勢は、ねじ軸のねじ部分がタ
ーンテーブルの底面から下方へ突き出し、軸上部の非ね
じ部で両爪の間で挟持され、T形頭部はアーム23の上
面よりも上方に浮いた状態となる。この姿勢は後工程に
おける焼き付き防止剤の塗布や、ナット取り付け作動の
ために欠かせない要件であり、また、一般に実用される
T頭ボルトBのねじ長さは、呼び径毎にさほど大きな差
がないので、この把持手段は実施上、ほとんどのケース
に適用できる汎用性に富んでいる。
【0017】把持されたT頭ボルトBは次のステーショ
ンである焼き付き防止剤塗布ステーション3に達する。
図1における油圧シリンダー34の作動によって相互に
噛み合った3枚の歯車35がそれぞれ逆方向に回動し、
図3(A)(B)のように両サイドへ対称的に基台36
に支承された2個の回転ホルダー32が斜めに傾動して
中間を開き、把持されたT頭ボルトBを迎え入れる。回
転ホルダー32の内面側には、断面がT頭ボルトのねじ
軸半径よりも小さい半径の半円形スポンジ材31が添着
され、図(A)のように傾立した姿勢のスポンジ材31
へ上方の給液管33から焼き付き防止剤Qが流下し表面
から含浸させる。焼き付き防止剤は一例として塩素化パ
ラフィン+鉱物油で形成され、常にむらなくねじ表面へ
均等に塗布されるように温度を一定に保ってオイルタン
ク37(図1)に貯溜され、塗布時の粘度が一定となる
ように、たとえば40℃を維持するように温度管理され
ている。またスポンジ材31内へ含浸しなかった余分の
焼き付き防止剤は、図(B)に示す底部の油溜め38か
ら元のオイルタンク37へ回収され循環再利用される。
図3(C)は油圧シリンダーが作動して両回転ホルダー
32が回動起立して両側面が接合し、内面の両スポンジ
材31も重なり合うが、スポンジ材の半径はT頭ボルト
Bの軸半径よりも小さいから、スポンジ材表面はねじ山
に噛み込まれ含浸した焼き付き防止剤が絞り出され、ね
じ山、ねじ底を含む全面に満遍なく塗布される。
【0018】把持されたT頭ボルトは、ターンテーブル
の回動によって180°移動して供給ステーション2と
対向するナット取り付けステーション4に達する。図1
のようにナットNはカタツムリ状のナット収容器40か
らナットフィーダ41へ向けて渦巻き状に図示しない加
振器の振動を受けて整列して進行し、ターンテーブル1
の外周に設けられたナット取り付けステーション4と直
結する直進フィーダ44からT頭ボルトBのねじ軸直下
の位置に設けたナットホルダー43へエアによって単品
毎に送り込まれる。
【0019】図4(A)(B)はナット取り付けステー
ションの概略を示した平面図と正面図であり、図の左方
にある直進フィーダ44上を振動に乗って前進してきた
ナットNは、タイムリーに制御された2段ストッパ45
の後退によって前方へせり出し、最終位置でエア管46
からの高圧エアの噴射を受けて回転支持台42のナット
フォルダ43の上面へ噴き込まれる。ナットNの存在を
検知したセンサー48から信号がナットフォルダー43
の回転を指令し、エアモーター47が作動してナットフ
ォルダー43はナットNを載置して回転しながら上昇
し、直上のT頭ボルトBのねじ軸と螺合してナットNは
上昇する。タイマーによって設定した時間だけ回転した
ナットフォルダー43は、ナットNを螺合したT頭ボル
トのねじ軸に残したまま下降し、T頭ボルトBとナット
Nはその姿勢のままターンテーブルの回動と共に最終の
選別ステーション5へ移動する。
【0020】選別ステーション5に回動してきたT頭ボ
ルトBとナットNのセットは、所要の高さに配置したセ
ンサー(図示せず)によってナットNがねじ軸の所定の
高さまで螺合しているか検知する。もしナットNの位置
が設定高さより低ければ、ねじの噛み合わせに何らかの
異常、たとえば寸法精度の不適合、異物の噛み込み、焼
き付き防止剤の不足、その他の不都合が発生している可
能性が高いから、検知したセットだけは把持を解いて不
良品収容箱52へ収容し、再度チェックすることとす
る。センサーによる検査に異常が認められなかった他の
セットは、さらに60°回動してターンテーブルから取
り外し、良品回収箱53へ回収、製品としての出荷を待
つ。
【0021】設定時間内におけるT頭ボルトとナットの
螺合高さによって良否を判定する方法の他、直接螺合時
のトルクを自動的に検出し、異常なトルクが発生した場
合に限り不良品収容箱へ一旦収容する選別手段を採る方
法でもよい。これは前記の日本ダクタイル鉄管協会の規
定のうち、ねじの呼び径毎に締め付けトルクおよび締め
付け力(ボルト軸力)が定められ、たとえばSUS40
3のM20では、締め付けトルクが35kN・cm,締
め付け力70〜100kN以上と規定されていることか
ら、直接この材料条件を確認する方法も兼ねることがで
きる。
【0022】
【発明の効果】本発明のボルト・ナットセット機は、耐
食性が抜群に高いステンレス鋼へ材料が変換するのに伴
い、新たに直面する焼き付きという課題を合理的に解消
し、従来の手作業によるねじ軸への焼き付き防止剤塗布
作業やナットとのセッティングを少なくとも5倍(たと
えば従来の1人1時間当り200セットに対し1000
セット以上)能率向上させる効果がある。しかも、従来
の手作業は汚れやすい単純作業であり、非能率の上、快
適作業とは到底認められなかったから、自動化による現
業部門の負担軽減はまことに時宜に叶った環境改善にも
繋がる効果が大きい。
【0023】さらに従来、手作業による個人の判断の
差、この差に伴う良否判定のバラツキ、寒冷差に伴う焼
き付き防止剤の粘度の変動、など塗布面の品質を左右す
る不均一な要素を全て追放し、信頼性の高いボルトとナ
ットのセットを定常的に現地へ供給する品質管理上の効
果も看過し難い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の全体を略示する平面図であ
る。
【図2】実施形態のうち把持部の作用を(A)(B)に
よって示す。
【図3】焼き付き防止剤塗布ステーションの要部を示す
正面図(A)、同図のa−a断面図(B)、および要部
の別の状態を示す正面図(C)である。
【図4】ナット取り付けステーションの要部を示す平面
図(A)と正面図(B)である。
【符号の説明】
1 ターンテーブル 2 供給ステーション 3 焼き付き防止剤塗布ステーション 4 ナット取り付けステーション 5 選別ステーション 11 回転軸 12 回動軸 21 ボルト供給シュート 22 弾性ばね 23 アーム 24 開閉爪 25 固定爪 26 固定板 27 プッシュバー 31 スポンジ材 32 回動ホルダー 33 給液管 41 ナット供給フィーダ 43 ナットフォルダー 51 プッシュバー 52 不良品収容箱 53 良品回収箱 B T頭ボルト N ナット Q 焼き付き防止剤

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定期的に一定角度毎に回動と停止とを繰
    り返すターンテーブル1の外周へ、ボルト供給シュート
    21から起立して単品毎に供給されるボルトを把持する
    供給ステーション2と、把持したボルトのねじ面へ焼き
    付き防止剤Qを均等に塗布する焼き付き防止剤塗布ステ
    ーション3と、ナット供給フィーダ41から単品毎に供
    給されるナットを回転しつつ起立したボルトのねじへ螺
    合するナット取り付けステーション4と、ナット取り付
    け作動によって検知した不良品を排出し良品を回収する
    選別ステーション5を周設したことを特徴とするボルト
    ・ナットセット機。
  2. 【請求項2】 請求項1においてボルトの把持機構が、
    ターンテーブル1の外周を均等角度に分割したそれぞれ
    の位置へ、一端が弾性ばね22によって閉方向へ付勢さ
    れるアーム23の側面を切り欠いた開閉爪24と、該開
    閉爪24と対向して切り欠いた固定爪25を具えた固定
    板26の両爪間で挾着してボルトを把持し、供給ステー
    ション2および選別ステーション5において該アーム2
    3の他端をそれぞれ押圧して開方向へ回動するプッシュ
    バー27および51を具えたことを特徴とするボルト・
    ナットセット機。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において焼き付き防止
    剤塗布ステーション3が、ボルトのねじ面と圧接する可
    撓性で断面が半円形のスポンジ材31を具え、該スポン
    ジ材31を起立したボルト軸を対称軸として両側へ回動
    する一対の回動ホルダー32で支持し、かつ、該スポン
    ジ材31が斜めに開いた位置で焼き付き防止剤Qを供給
    して含浸させる給液管33を配設したことを特徴とする
    ボルト・ナットセット機。
  4. 【請求項4】 請求項1から3の何れかにおいてナット
    取り付けステーション4が、加振により整列したナット
    を単品毎に定期的に起立したボルト軸の直下へ送り込む
    ナット供給フィーダ41と、ナットを検知すればナット
    を載置したまま回転してナットをねじ軸の所定の位置ま
    で螺合させる回転支持台42よりなることを特徴とする
    ボルト・ナットセット機。
  5. 【請求項5】 請求項1から4の何れかにおいて選別ス
    テーション5が、所定時間ねじ軸と螺合するナットのう
    ち所定の軸位置まで達しないセットのみを検知して前記
    アーム23を開いて把持を解き、ターンテーブル下方の
    不良品収容箱52へ排出すると共に、所定の位置に達し
    たセットは把持したままさらに前進してアーム23を開
    き良品回収箱53へ回収することを特徴とするボルト・
    ナットセット機。
  6. 【請求項6】 請求項5において所定時間にねじ軸と螺
    合するナットの軸位置を検知する選別基準に代えて、螺
    合時に要するトルクを検出して所定のトルク値を超える
    セットのみを不良品収容箱52へ排出することを特徴と
    するボルト・ナットセット機。
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