JPH1123985A - 光源装置及び自動遮光装置 - Google Patents

光源装置及び自動遮光装置

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JPH1123985A
JPH1123985A JP17734097A JP17734097A JPH1123985A JP H1123985 A JPH1123985 A JP H1123985A JP 17734097 A JP17734097 A JP 17734097A JP 17734097 A JP17734097 A JP 17734097A JP H1123985 A JPH1123985 A JP H1123985A
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JP
Japan
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light
light source
wheel
rotating
source device
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Pending
Application number
JP17734097A
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English (en)
Inventor
Kenichi Wada
謙一 和田
Tomohiko Masuda
朋彦 益田
Yuji Kamoda
雄二 鴨田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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  • Mechanical Light Control Or Optical Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で三原色の高速切り換えが可能な
固体走査型光書込みヘッド用の光源装置を得る。 【解決手段】 三方に配置したハロゲンランプ11,1
2,13と、開口14a,15a,16aを有するホイ
ール14,15,16と、ダイクロイックミラー20,
21とを備えた光源装置。ランプ11,12,13から
放射された光は同期して回転するホイール14,15,
16の各開口14a,15a,16aをそれぞれ1/3
周期の位相差で透過する。ランプ11から放射された光
はR光がミラー20で反射されて光軸Xを進行し、ラン
プ12から放射された光はG光がミラー21で反射され
ると共にミラー20を透過して光軸Xを進行し、ランプ
13から放射された光はB光がミラー21,20を透過
して光軸Xを進行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光源装置及び自動
遮光装置、詳しくは、感光記録媒体上にフルカラーで画
像を書き込むための固定走査型光書込みヘッドに使用さ
れる光源装置及びこの光源装置に使用される自動遮光装
置に関する。
【0002】
【従来の技術と課題】一般に、銀塩感材を用いた印画紙
あるいはフィルムや電子写真感光体に画像(潜像)を形
成するのに、PLZTからなる光シャッタチップアレイ
を用いて光を1画素ずつオン、オフ制御する光書込みヘ
ッドが種々提供されている。この種の光書込みヘッドで
フルカラー画像を書き込むには、1ラインごとに三原色
であるR,G,Bを切り換えて放射する光源装置を使用
することが好ましい。1本の光シャッタチップアレイが
使用でき、かつ、R,G,Bの光によって描かれた画像
の位置精度が良好である利点を有するからである。
【0003】しかしながら、従来のフルカラー固体走査
型光書込みヘッドにあっては、印画紙等の感光記録媒体
の分光感度や人間の眼の視感度等の関係で、CCフィル
タ群を用いて各色のバランスを調整する必要があり、か
つ、不必要な光を遮断するためのシャッタ手段が必要で
あるという問題点を生じていた。特に、シャッタ手段は
メカニカルな動作をするものが使用されているが、機構
的、制御的に複雑でコストアップを生じていた。
【0004】
【発明の目的、要旨及び効果】そこで、本発明の目的
は、簡単な構成で三原色の高速切換えが可能であり、1
本の光シャッタチップアレイを用いてフルカラー画像を
書き込むことのできる光源装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、色バランスの調整が容易な、ま
た、特別にメカニカルシャッタを開ける必要なく、充分
な遮光機能を有する光源装置を提供することにある。さ
らに、本発明の他の目的は、簡単な構成からなり、固体
走査型光書込み装置の光源装置に最適な自動遮光装置を
提供することにある。
【0005】以上の目的を達成するため、本発明に係る
光源装置は、三原色用に光をそれぞれ放射する三つの光
源と、互いに同期して回転し、各光源から放射された光
を選択的に通過又は遮光するホイールと、各光源から放
射され、かつ、ホイールを通過した光を一つの受光部に
導く、フィルタ機能を有する光学部材とを備えている。
この光源装置においては、ホイールを互いに同期させて
1ラインの書込み周期に関連して回転させることで、各
光源から放射された光がホイールを順次通過する。ホイ
ールを通過した光は光学部材のフィルタ機能、即ち、特
定波長の光を反射させたり、通過させる機能によって一
つの受光部に導かれる。ここで受光部とは、例えば、光
シャッタチップアレイに光を導くための光ファイバアレ
イの入射端部である。
【0006】さらに、本発明に係る光源装置は、三原色
用に各色の光をそれぞれ放射する三つの光源と、互いに
同期して回転し、各光源から放射された光を選択的に反
射、透過又は遮光し、一つの受光部に導くホイールとを
備えている。この光源装置においては、ホイールを互い
に同期させて1ラインの書込み周期に関連して回転させ
ることで、各光源から放射された光がホイールを順次通
過し、一つの受光部に導かれる。
【0007】さらに、本発明に係る光源装置は、三原色
用に光をそれぞれ一つの受光部に向かって放射する三つ
の光源と、互いに同期して回転し、各光源から放射され
た光を選択的に通過又は遮光するホイールとを備えてい
る。この光源装置においては、ホイールを互いに同期さ
せて1ラインの書込み周期に関連して回転させること
で、各光源から放射された光がホイールを順次通過し、
一つの受光部に導かれる。
【0008】以上の各本発明によれば、ホイールの回転
に基づいて高速で三原色の光を順次切り換えて受光部を
照射することができ、コンパクトな構成を実現できると
共に、1本の光シャッタチップアレイを用いてフルカラ
ー画像を書き込むのに最適な光源装置を得ることができ
る。また、ホイールにシャッタ機能を付加することで、
従来の複雑な構成、制御を必要とするメカニカルシャッ
タが不要となる。さらに、光源は三原色用に個々に設置
されているため、光バランスの調整が容易であり、従来
の如くCCフィルタ群が不要である。
【0009】さらに、本発明に係る自動遮光装置は、部
分的に光通過用の開口を有し、所定のタイミングで一方
向に回転駆動される回転板と、この回転板に重ねて回転
板と同軸上で回転自在に設置された遮光板と、この遮光
板を回転板の開口を遮蔽する位置と開放する位置とで位
置規制する規制部材と、前記遮光板を回転板の回転方向
に常時弾性的に付勢する付勢部材とを備え、前記遮光板
は回転体が静止中は前記付勢部材によって開口を遮蔽す
る位置に保持され、回転体が回転を開始すると遮光板の
慣性力及び/又は空気抵抗力で付勢部材の付勢力に抗し
て開口を開放する。
【0010】本発明に係る自動遮光装置は、回転板が静
止中は付勢部材によって遮光板が回転板の開口を遮蔽
し、光が開口を通過することを防止する。一方、回転体
が回転を開始すると、遮光板にも回転力が作用する。こ
のとき、遮光板は自身の慣性力及び/又は空気抵抗力で
付勢部材の付勢力に抗して静止しようとし、回転板の開
口が開放される。遮光板は開口を開放した状態で、か
つ、規制部材によって位置規制された状態で回転板と一
体的に回転を継続する。この回転状態において光が開口
を通過することになる。即ち、本発明に係る自動遮光装
置は、回転板が回転駆動されているときに、遮光板が自
動的に開口を開放して光を通過させ、回転を停止すると
遮光板が自動的に開口を遮蔽し、光の通過を阻止する。
従って、前記光源装置に最適な光シャッタ手段とするこ
とができる。
【0011】 〔発明の詳細な説明〕以下、本発明に係る光源装置及び
自動遮光装置の実施形態について添付図面を参照して説
明する。
【0012】(第1実施形態、図1〜図8参照)本第1
実施形態である光源装置は、図1に示すように、光書込
みヘッド1の光源として使用されるものである。光書込
みヘッド1はPLZTからなる光シャッタモジュール3
を備えた周知のもので、本光源装置によって光ファイバ
アレイ2の入射口金部2aへ所定のタイミングで照射さ
れた三原色(R,G,B)の各光を画像データに基づい
てオン、オフし、図示しない感光記録媒体上に画像(潜
像)を1ラインずつ書き込む。
【0013】本光源装置は、三つのハロゲンランプ1
1,12,13の前面にそれぞれホイール14,15,
16をモータ17,18,19によって回転可能に設
け、ランプ11,12,13の放射光が集中する位置に
ダイクロイックミラー20,21を設けたもので、さら
に、入射口金部2aの直前には必要に応じて光拡散板2
2又は防熱フィルタが設けられている。これらの各部材
はボックス8内に収容され、ファン9によって温度上昇
が防止されている。
【0014】ホイール14,15,16は、図2に示す
ように、円周上で3分の1の区間に開口14a,15
a,16aが形成されており、モータ17,18,19
によってそれぞれ等速で同期して回転駆動され、開口1
4a,15a,16aがそれぞれランプ11,12,1
3の前面に順次切り換わるように制御される。即ち、ホ
イール14,15,16の回転による各色の光が通過す
るタイミングは、光書込みヘッド1がR,G,Bの各光
で1ラインを描画するタイミングの1/3の区間であ
り、開口14a,15a,16aがランプ11,12,
13を通過するタイミングでR,G,Bの光が口金部2
aを順次照射する。
【0015】ダイクロイックミラー20,21は、周知
の如く、屈折率の異なる誘電体の多層膜にて構成され、
特定の波長域の光を反射し、他の波長域の光を透過する
ミラーであり、その組み合わせによって白色光の三色分
解を可能としたものである。例えば、ランプ11をR光
用、ランプ12をG光用、ランプ13をB光用とする。
ランプ11から放射された光はR光がダイクロイックミ
ラー20で反射され、光書込みヘッド1を照射する。ラ
ンプ12から放射された光はG光がダイクロイックミラ
ー21で反射されると共にダイクロイックミラー20を
透過し、光書込みヘッド1を照射する。ランプ13から
放射された光はB光がダイクロイックミラー21,20
を透過し、光書込みヘッド1を照射する。
【0016】前記ホイール14,15,16の回転は、
図2に示すように、各フォトインタラプタ25,26,
27が各開口14a,15a,16aを検出すること
で、1/3周期の位相を制御している。モータ17,1
8,19はサーボモータあるいはパルスモータ等位相制
御が可能なものが使用される。
【0017】なお、光を切り換えるためのホイールとし
ては、図3に示すホイール23のように、三つの開口2
3a,23b,23cを等間隔に形成したものを使用す
れば、回転数を1/3に減速することができる。また、
図4に示すホイール24のように、微小な開口24aの
集合で形成すれば、各ランプ11,12,13に対する
開口率を変化させて各色の照射強度を調整することがで
きる。色バランス等を補正するには、各ランプ11,1
2,13への印加電圧を調整することになるが、メッシ
ュ状の開口率を適宜変更することでランプ電圧の可変幅
が小さくできる等の利点を有する。特に、メタルハライ
ドランプを使用する場合には、ランプ光量自体を制御す
ることは困難であるため、前記ホイール24を使用する
ことは有効である。
【0018】なお、各ランプ11,12,13の出力光
量を調整する方法としては、各ランプ11,12,13
にNDフィルタ、メッシュ、マスク等を設けることも考
えられる。
【0019】さらに、本光源装置において、各ホイール
14,15,16は回転を停止するとき、各開口14
a,15a,16aがランプ11,12,13の前面に
位置せず、ランプ11,12,13を遮蔽するように制
御される。非露光時には確実に遮光することで、漏れ光
による感光記録媒体(例えば、印画紙)への光のかぶり
を防止してコントラストの低下を回避するためである。
【0020】同様の目的で、各ホイール14,15,1
6に図5、図6(ホイール14のみ示す)に示す遮光板
30を取り付けてもよい。遮光板30は開口14aを遮
光可能な扇状をなし、ホイール14に重ねてホイール1
4と同軸上で回転自在に設置されている。遮光板30に
は突片31が起立すると共に円弧状のガイド溝32が形
成され、このガイド溝32にはホイール14に突設した
ストッパピン33が係合している。さらに、遮光板30
は図示しないねじりコイルばねによって図5中矢印a方
向に弾性的に付勢されている。
【0021】ホイール14が静止中において、遮光板3
0はねじりコイルばねの弾性で矢印a方向に付勢され、
ガイド溝32の一端がストッパピン33に当接し、開口
14aを遮蔽する位置に保持されている。これにて、光
が開口14aを通過することが防止される。ホイール1
4が矢印a方向に回転駆動されると、遮光板30もねじ
りコイルばねを介してあるいは摩擦力で矢印a方向への
回転力が作用する。しかし、遮光板30は自身の慣性力
及び突片31に作用する空気抵抗力でねじりコイルばね
の弾性に抗して静止しようとする。ホイール14がある
回転数に達した時点で、図6に示すように、ガイド溝3
2に他端がストッパピン33に当接し、遮光板30は開
口14aを開放した状態でホイール14と一体的に回転
する。これにて、光が開口14aを通過することにな
る。ホイール14の回転が停止されると、遮光板30は
ねじりコイルばねによって開口14aを遮蔽する位置に
復帰する。
【0022】以上の構成からなるシャッタ手段を設ける
ことによって、簡単な構成でホイール14の回転開始及
び停止に同期して遮光板30で開口14aを自動的に開
閉できる。特に、三つのホイールを一つのモータで駆動
することが可能になり、同期及び位相差の制御が簡単に
なる。さらに、遮光板は熱をも遮蔽することができ、光
ファイバアレイ2の口金部2aが光の照射で溶融するこ
とが防止される。なお、前記シャッタ手段を三つのホイ
ール全てに設けてもよいが、一つのホイールのみに設
け、他のホイールはモータの停止位置を制御するように
してもよい。ホイールの回転を制御する他の手段として
は、クラッチを用いることも可能である。
【0023】さらに、本第1実施形態では、各ランプ1
1,12,13の光量を光電センサ50(図7参照)で
モニタし、ランプ電圧にフィードバックして色バランス
を調整している。ランプ光量制御回路は図7に示すとお
りであり、ランプ11の光を受光したセンサ50の検出
出力は電流/電圧変換器51を介して誤差増幅器52へ
入力される。誤差増幅器52では検出値が光量設定回路
53から出力される設定値と略等しくなるように、ラン
プ電源56を制御する。ローパスフィルタ54はランプ
11の応答速度とフィードバック系の応答速度とをマッ
チングさせ、発振を防止するために設置されている。絶
縁アンプ55は電圧制御をフローティングする必要性か
ら設置されている。
【0024】一方、過電圧保護回路57はランプ電圧が
規定の値を超えた場合にランプ11への電圧印加を遮断
するものである。また、制御回路58は信号LAMPが
オンの期間だけランプ11を点灯させる。信号VLAM
Pは過電圧保護動作後の復帰を指示する信号である。
【0025】なお、センサ50を3色の共通の光路中に
設置し、適宜タイミングを取って3色を区別して各ラン
プ11,12,13の光量を検出し、各ランプ電圧を制
御することも可能である。さらに、ランプ切れ、ランプ
セット位置の不良等をセンサ50の検出出力から判断す
ることもできる。このような不良が検出されれば、図示
しないプリンタの操作パネル上に警告を表示し、本光源
装置の動作を停止するように制御すればよい。
【0026】図8は本第1実施形態における各ランプ1
1,12,13の配置を変更した例を示す。図1におい
ては、各ランプ11,12,13を同一平面上に配置し
た状態を図示している。図8では、ランプ11及びホイ
ール14を光軸Xを中心に90゜上方へ回転させた配置
とした。この構成によれば光源装置を立体的にコンパク
トに構成することができる。
【0027】(第2実施形態、図9参照)本第2実施形
態である光源装置は、前記第1実施形態で示したハロゲ
ンランプ11,12,13及びホイール14,15,1
6の前面にそれぞれライトガイド41,42,43を設
け、かつ、前記ダイクロイックミラー20,21に代え
てダイクロイックプリズム44を設けたものである。他
の構成は図1と同様である。
【0028】ダイクロイックプリズム44は前記ダイク
ロイックミラー20,21と同様の機能を有する半透膜
44a,44bを有する。ランプ11から放射された光
はR光が半透膜44aで反射され、ランプ12から放射
された光はG光が半透膜44bで反射され、ランプ13
から放射された光はB光が半透膜44a,44bを透過
し、光書込みヘッド1を順次照射する。勿論、ランプ1
1,12,13の放射光からどの色を分解するかは任意
である。
【0029】本第2実施形態の作用効果は前記第1実施
形態と同様である。さらに、ダイクロイックプリズム4
4の表面(ランプ対向面)に熱線反射膜を形成すれば、
熱線カットフィルタが不要となる。
【0030】(第3実施形態、図10、図11参照)本
第3実施形態である光源装置は、ハロゲンランプ61,
62,63の前面に色分解フィルタ64,65,66を
設けたもので、例えば、ランプ61からはB光が放射さ
れ、ランプ62からはG光が放射され、ランプ63から
はR光が放射されるようになっている。但し、ランプ6
1,62,63にどの色を割り当てるかは任意である。
【0031】光路中には2枚のミラーホイール71,7
2が設置され、それぞれモータ73,74によって同期
して回転駆動可能とされている。ホイール71,72
は、図11に示すように、円周方向に120゜の反射面
71a,72aと、残り240゜の開口71b,72b
とで構成されている。
【0032】以上の構成において、ランプ61から放射
されたB光は反射面71aで反射され、ランプ62から
放射されたG光は反射面72aで反射されると共に開口
71bを透過し、ランプ63から放射されたR光は開口
72b,71bを透過し、それぞれ光書込みヘッド1を
順次照射する。なお、図10では作図上ランプ61,6
2,63を同一平面上に描いたが、ランプ61は図8に
示したランプ11と同様に光軸Xを中心に90゜上方に
回転した位置に配置されている。
【0033】本第3実施形態においては、色を切り換え
るホイール71,72及びモータ73,74が二つずつ
で済む効果を奏し、他の作用、効果は前記第1実施形態
と同様である。なお、防熱フィルタ22は口金部2aの
直前に設けてもよく、あるいは色分解フィルタ64,6
5,66に重ねて設けてもよい。また、ランプ61,6
2,63自体をカラー発光タイプを使用すれば、フィル
タ64,65,66を省略できる。
【0034】(第4実施形態、図12〜図15参照)本
第4実施形態である光源装置は、図12、図13に示す
ように、ハロゲンランプ91,92,93からライトガ
イド94を通じて直接光書込みヘッド1に光を照射する
ように構成した。ランプ91,92,93はそれぞれ
B,G,R光を放射するようにし、各ランプ91,9
2,93の前面に設けたホイール75,76,77を各
モータ78,79,80で回転させる。ホイール75,
76,77は図1、図2に示したホイール14,15,
16と同様に3分の1の区間に開口75a,76a,7
7aが形成されており、互いに同期して回転することに
より、B,G,R光が順次光書込みヘッド1を照射す
る。
【0035】本第4実施形態において、ランプ91,9
2,93はそれ自身をカラー発光タイプを使用するか、
色分解フィルタやダイクロイックフィルタを各ランプ9
1,92,93の前面に設ければ、ホイール75,7
6,77は図13に示すように、開口75a,76a,
77aを形成したものを使用すればよい。勿論、図5、
図6に示した遮光板30を設けることも可能である。
【0036】ランプ91,92,93として白色光源を
使用する場合には、図14、図15に示すように、色分
解フィルタ機能を有するホイール81,82,83の1
セット又はホイール85,86,87の1セットを使用
すればよい。即ち、図14に示す1セットのホイール8
1,82,83はそれぞれ3分の1の区間にB光透過フ
ィルタ部81b、G光透過フィルタ部82g、R光透過
フィルタ部83rを設けたものである。これらのホイー
ル81,82,83を図14に示す位相で同期して回転
させることにより、各フィルタ部81b,82g,83
rを通じてB,G,R光が順次放射される。
【0037】図15に示す1セットのホイール85,8
6,87は、ホイール85に1/3周期ずつ等間隔にB
光透過フィルタ部85b、G光透過フィルタ部85g及
びR光透過フィルタ部85rを設け、ホイール86に1
/3周期ずつG光透過フィルタ部86g及びR光透過フ
ィルタ部86rを設け、ホイール87に1/3周期にR
光透過フィルタ部87rを設けたものである。これらの
ホイール85,86,87を図15に示す位相で同期し
て回転させることにより、B光はランプ91からの光が
フィルタ部85bを透過し、G光はランプ91,92か
らの光がフィルタ部85g,86gを透過し、R光はラ
ンプ91,92,93からの光がフィルタ部85r,8
6r,87rを透過する。
【0038】図15に示したフィルタの構成では、ラン
プ91のみの光で照明するB光の光量が最も小さく、ラ
ンプ91,92の合成光で照明するG光が中間光量であ
り、ランプ91,92,93の合成光で照明するR光が
最大光量となる。記録媒体として銀塩感材を使用する場
合、銀塩感材の分光感度はB:G:Rが約100:1
0:1であり、この1セットのホイール85,86,8
7を使用すれば色バランスに関して大きく光量補正を行
う必要がない。色バランスの微調整は、最初にランプ9
1によってB光(Y色)を調整し、次にランプ92によ
ってG光(M色)を調整し、最後にランプ93によって
R光(C色)を調整すればよい。
【0039】本第4実施形態においては、光路を折り曲
げるための光学部材が不要であり、ランプ91,92,
93を密集して配置するため、よりコンパクトな光源装
置とすることができる。他の作用効果は前記第1実施形
態と同様である。ライトガイド94は光の照射効率を向
上させる効果を有する。
【0040】(他の実施形態)なお、本発明に係る光源
装置及び自動遮光装置は前記実施形態に限定するもので
はなく、その要旨の範囲内で種々に変更することができ
ることは勿論である。例えば、R,G,Bの各色の区間
は1/3に限定されるものではなく、感光材の分光感度
特性を考慮して、それぞれの区間長さを異ならせてもよ
い。また、本発明は、銀塩プリンタだけでなく、光書込
みヘッドを振動ミラー等で走査して、2次元画像を得る
ディスプレイ等にも有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光源装置の第1実施形態を示す概
略構成図。
【図2】第1実施形態で使用されているホイールを示
し、(A)は正面図、(B)は側面図。
【図3】前記ホイールの他の例を示す正面図。
【図4】前記ホイールのさらに他の例を示す正面図。
【図5】ホイール開口のシャッタ手段を示し、(A)は
斜視図、(B)は正面図。
【図6】前記シャッタ手段の動作時を示し、(A)は斜
視図、(B)は正面図。
【図7】ランプ光量制御回路を示すブロック図。
【図8】第1実施形態において、ランプ配置を変更した
場合を示す斜視図。
【図9】本発明に係る光源装置の第2実施形態を示す概
略構成図。
【図10】本発明に係る光源装置の第3実施形態を示す
概略構成図。
【図11】第3実施形態で使用されているホイールを示
す正面図。
【図12】本発明に係る光源装置の第4実施形態を示す
概略構成図。
【図13】図12の背面図。
【図14】第4実施形態で使用されているホイールの他
の例を示す正面図。
【図15】第4実施形態で使用されているホイールのさ
らに他の例を示す正面図。
【符号の説明】
11〜13,61〜63,91〜93…ランプ 14〜16,23,24,75〜77,81〜83,8
5〜87…ホイール 20,21…ダイクロイックミラー 30…遮光板 44…ダイクロイックプリズム 71,72…ミラーホイール 14a,15a,16a…開口

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 三原色用に光をそれぞれ放射する三つの
    光源と、 互いに同期して回転し、前記各光源から放射された光を
    選択的に通過又は遮光するホイールと、 前記各光源から放射され、かつ、前記ホイールを通過し
    た光を一つの受光部に導く、フィルタ機能を有する光学
    部材と、 を備えたことを特徴とする光源装置。
  2. 【請求項2】 前記ホイールは所定の位置に光通過用の
    開口と該開口を遮蔽する遮光板とを有し、 前記遮光板はホイールが静止中は開口を遮蔽し、ホイー
    ルが回転中は開口を開放すること、 を特徴とする請求項1記載の光源装置。
  3. 【請求項3】 三原色用に各色の光をそれぞれ放射する
    三つの光源と、 互いに同期して回転し、前記各光源から放射された光を
    選択的に反射、通過又は遮光し、一つの受光部に導くホ
    イールと、 を備えたことを特徴とする光源装置。
  4. 【請求項4】 三原色用に光をそれぞれ一つの受光部に
    向かって放射する三つの光源と、 互いに同期して回転し、前記各光源から放射された光を
    選択的に通過又は遮断するホイールと、 を備えたことを特徴とする光源装置。
  5. 【請求項5】 前記ホイールはフィルタ機能を有するこ
    とを特徴とする請求項4記載の光源装置。
  6. 【請求項6】 前記各光源は放射する光量を個別に調整
    可能であることを特徴とする請求項1、請求項3又は請
    求項4記載の光源装置。
  7. 【請求項7】 前記光源の光量を検出するためのセンサ
    を設けたことを特徴とする請求項6記載の光源装置。
  8. 【請求項8】 部分的に光通過用の開口を有し、所定の
    タイミングで一方向に回転駆動される回転板と、 前記回転板に重ねて回転板と同軸上で回転自在に設置さ
    れた遮光板と、 前記遮光板を前記回転板の開口を遮蔽する位置と開放す
    る位置とで位置規制する規制部材と、 前記遮光板を前記回転板の回転方向に常時弾性的に付勢
    する付勢部材と、を備え、 前記遮光板は回転体が静止中は前記付勢部材によって開
    口を遮蔽する位置に保持され、回転体が回転を開始する
    と遮光板の慣性力及び/又は空気抵抗力で付勢部材の付
    勢力に抗して開口を開放すること、 を特徴とする自動遮光装置。
JP17734097A 1997-07-02 1997-07-02 光源装置及び自動遮光装置 Pending JPH1123985A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108918419A (zh) * 2018-08-20 2018-11-30 长春理工大学 一种太阳模拟器低辐照度微调节装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108918419A (zh) * 2018-08-20 2018-11-30 长春理工大学 一种太阳模拟器低辐照度微调节装置
CN108918419B (zh) * 2018-08-20 2020-12-18 长春理工大学 一种太阳模拟器低辐照度微调节装置

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