JPH11239786A - 浄水器用連結具 - Google Patents

浄水器用連結具

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JPH11239786A
JPH11239786A JP10350395A JP35039598A JPH11239786A JP H11239786 A JPH11239786 A JP H11239786A JP 10350395 A JP10350395 A JP 10350395A JP 35039598 A JP35039598 A JP 35039598A JP H11239786 A JPH11239786 A JP H11239786A
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JP
Japan
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water purifier
water
connection
pipe
purifier
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JP10350395A
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English (en)
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Kishiro Ohashi
喜四郎 大橋
Hideya Watanabe
秀哉 渡邉
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IIC KK
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IIC KK
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Publication date
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  • Filtration Of Liquid (AREA)
  • Water Treatment By Sorption (AREA)
  • Domestic Plumbing Installations (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 浄水器に対する原水管及び浄水管の着脱作業
をより一層容易に行うことができる浄水器用連結具を提
供すること。 【解決手段】 浄水器(20)の流入口部(24)及び/又は流
出口部(26)に連結すべき流水管(11,12)の端部に設けら
れ、前記流入口部(24)及び/又は流出口部(26)に接続可
能な筒状の接続部材(71,73)を備えた浄水器用連結具で
あって、前記接続部材(71,73)に、軸線方向に移動させ
ることによって前記流入口部及び/又は流出口部に対す
るロックを解除することができるロック部材(77)と、接
続部材(71,73)の径方向外方に伸びる操作補助プレート
(75)とを設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浄水器の流入口部
及び流出口部に原水管及び浄水管を接続する時に用いら
れる浄水器用連結具の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、小型の浄水器を用いて水道水
に含まれる水道管の鉄錆や残留塩素等の不純物を各家庭
毎で除去することが行われている。前記した浄水器は、
種々の形式のものが従来から提案されているが、ハウジ
ングの内部に、不純成分を除去する活性炭及び/又は中
空糸膜等の浄化用部材を設け、前記ハウジングに浄化す
べき水道水(以下、原水と称する。)を通す原水管と、
浄化後の水(以下、浄水と称する。)を通す浄水管とを
接続し、原水管から供給される原水を前記浄化用部材に
通して浄化し、浄化後の浄水を浄水管を介して放水用水
栓に送る構造の浄水器が一般に広く利用されている。前
記した形式の浄水器は、活性炭や中空糸膜等の浄化用部
材を通して原水を浄化するため、長期間使用すると活性
炭の吸着力の低下や中空糸膜の目詰まり等が原因で浄化
能力が低下するため、適当なサイクルでハウジング内部
の浄化用部材、或いは浄水器それ自体を取り替える必要
があり、この取り替え作業のために、浄水器と原水管及
び浄水管とは着脱可能に構成されている。上記した浄水
器の取り替え作業を容易にするために、原水管及び浄水
管の端部にワンタッチ継手を設けることが既に提案され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のワンタ
ッチ継手には、軸線方向に引き上げると流入口部及び流
出口部に対するロックを解除できるロック部材が設けら
れており、原水管及び浄水管を浄水器の流入口部及び流
出口部に装着する時には、前記ロック部材を引き上げた
状態でワンタッチ継手を前記流入口部及び流出口部に挿
入した後、ロック部材を引き下げるとワンタッチ継手が
流入口部及び流出口部をロックし、原水管及び浄水管を
浄水器から取り外す時には、ロック部材を軸線方向に引
き上げて流入口部及び流出口部に対するロックを解除す
る必要がある。しかし、このような従来のワンタッチ継
手の構成では、ロック部材が流入口部及び流出口部をロ
ックする力より、浄水器の重量が重くなければ、ロック
解除のためにロック部材を引き上げる時に、継手のロッ
クが外れずに浄水器が持ち上がってしまうという問題が
あった。これを解消するためには、例えば、浄水器の重
量を充分に重くするか、又は浄水器本体を設置場所に固
定してしまうという方法と、ロック部材が流入口部及び
流出口部をロックする力を弱めに設定しておくという方
法があるが、前者の方法では、浄水器自体が取り扱い難
くなるという問題が生じ、又、後者の方法ではワンタッ
チ継手が浄水器から外れやすく成ってしまうという問題
が残るため実用的ではない。このため、実際に原水管及
び浄水管を浄水器から取り外す場合には、一方の手で浄
水器を押さえ、他方の手でロック部材を引き上げてロッ
ク部材を解除していたが、これは非常に操作性が悪かっ
た。また、上記した操作性の悪さは、原水管及び浄水管
を浄水器に取り付ける時にも同様に問題となる。本発明
は、上記した従来の浄水器用の連結具の問題点を解決
し、原水管及び/又は浄水管の浄水器に対する着脱の作
業性が良い浄水器用連結具を提供することを目的として
いる。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明の請求項1に係る浄水器用連結具は、浄
水器の流入口部及び/又は流出口部に連結すべき流水管
の端部に設けられ、前記流入口部及び/又は流出口部に
接続可能な筒状の接続部材を備えた浄水器用連結具であ
って、前記接続部材に、軸線方向に移動させることによ
って前記流入口部及び/又は流出口部に対するロックを
解除することができるロック部材と、接続部材の径方向
外方に伸びる操作補助プレートとを設けたことを特徴と
するものである。また、本発明の請求項2に係る浄水器
用連結具は、請求項1に係る浄水器用連結具において、
前記ロック部材が、その接続部材の軸線方向から見て前
記操作補助プレートに対向する位置に、接続部材の径方
向外方に伸びる操作プレートを備えていることを特徴と
するものである。さらに、本発明の請求項3に係る浄水
器用連結具は、請求項1又は2に係る浄水器用連結具に
おいて、前記接続部材が、浄化すべき水を流す原水管を
浄水器の流入口部に接続するための原水管接続部材と、
浄化された浄水を流す浄水管を浄水器の流出口部に接続
するための浄水管接続部材とから成り、前記操作補助プ
レートにより原水管接続部材と浄水管接続部材とを結合
したことを特徴とするものである。また、本発明の請求
項4に係る浄水器用連結具は、請求項3に係る浄水器用
連結具において、前記操作プレートが、原水管接続部材
のロック部材と、浄水管接続部材のロック部材とを結合
することを特徴とするものである。さらに、本発明の請
求項5に係る浄水器用連結具は、請求項3又は4に係る
浄水器用連結具において、前記操作補助プレート及び/
又は操作プレートに、原水管接続部材及び浄水管接続部
材の接続対象が正常な時のみ、前記各接続部材の浄水器
の流入口部及び流出口部に対する接続を可能にする誤接
続防止手段を設けたことを特徴とするものである。さら
にまた、本発明の請求項6に係る浄水器用連結具は、請
求項5に係る浄水器用連結具において、前記誤接続防止
手段が、浄水器における流入口部及び/又は流出口部の
近傍に設けられた浄水器側誤接続防止手段と共働するよ
うに構成されていることを特徴とするものである。さら
に、本発明の請求項7に係る浄水器用連結具は、請求項
5に係る浄水器用連結具において、前記誤接続防止手段
が、浄水器における軸心が略平行な流入口部と流出口部
との間に設けられた浄水器側誤接続防止手段と共働する
ように構成されていることを特徴とするものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示した一実施例
を参照して本発明に係る浄水器連結具の実施の形態を説
明する。図1は、本発明に係る浄水器用連結具を適用し
たキッチンユニットにおける流し台の概略縦断面図を示
している。図中、符号1は流し台を示している。この流
し台1は、不図示のシンクを備えた天板2を有し、該天
板2の下方には食品等を収納する収納庫3が形成されて
いる。前記天板2には、シンク内に温水、常温水、又は
浄水を選択的に放水できる混合水栓4が設けられてい
る。また、収納庫3には、不図示の水道管に接続された
常温水元栓5と不図示の温水源に接続された温水元栓6
とが設けられており、これらの元栓5,6は収納庫3の
奥板3aから収納庫3内に突出している。これら常温水
元栓5及び温水元栓6は各々常温水管7及び温水管8を
介して混合水栓4に接続され、温水及び常温水を混合水
栓4に送る。
【0006】(浄水器の配置について)前記した収納庫
3内には、浄水器20が収納されている。この浄水器2
0は、棚板9上に取り付けられた浄水器支持ケース10
によって支持されている。前記浄水器支持ケース10は
有底円筒形の形状に成形されており、浄水器20が収納
庫3の奥板3aから突出している常温水元栓5と温水元
栓6との間の空間に位置するように位置決めされ、その
位置で、底板(符号なし)がボルト等の適当な固定手段
で棚板9に固定されている。この浄水器20は、流水
管、即ち、原水管11及び浄水管12を介して混合水栓
4に接続されている。前記原水管11には常温水管7か
ら混合水栓4に供給される水道水(以下、原水という)
がそのまま供給され、浄水器20は、この原水管11を
介して供給される原水を浄化し、浄水管12を通して浄
化された原水(以下、浄水という)を混合水栓4に送
る。前記原水管11及び浄水管12は、各々混合水栓4
から略真っ直ぐに下方に延びる銅管部11a、12a
と、一端が銅管部11a、12aの下端に接続され、他
端が浄水器20に接続される可撓性部11b、12bと
から成る。原水管11及び浄水管12における各可撓性
部11b、12bは各々左右にループを描くように配索
されており、これにより、各管11,12内を原水や浄
水が通る時に生じる浄水器20の取付部分(即ち、浄水
器支持ケース10の取付部分)に係る負荷が一点に集中
しないように分散でき、また、浄水器20自体の左右バ
ランスを向上させる。
【0007】(浄水器20の構成について)次に、前記
した浄水器20の構成について図2〜図8を参照して説
明する。図2は浄水器20の正面図、図3は浄水器20
の背面図、図4は浄水器20の右側面図、図5は浄水器
20の左側面図、図6は浄水器20の上面図、図7は浄
水器20の底面図、及び図8は浄水器20の部分縦断面
図を各々示している。図面に示すように、この浄水器2
0は、両端が閉鎖された円筒状のハウジング21の内部
に第一濾過室Aと第二濾過室Bとを形成し、その上部に
設けられた流入口23からハウジング内部に供給される
原水を、第一濾過室A、第二濾過室Bの順に通過させて
浄化し、浄化後の浄水を流出口25からハウジング外部
に排水するように構成されている。
【0008】(ハウジングの構成について)前記ハウジ
ング21は、アッパーハウジング27とロアハウジング
29とから成る。アッパーハウジング27の下部外面に
は雄ねじ31が形成され、また、ロアハウジング29の
内面には雌ねじ33が形成されおり、これら雄ねじ31
と雌ねじ33とによって、アッパーハウジング27とロ
アハウジング29とは分離可能に結合できるように構成
されている。アッパーハウジング27の外面における前
記雄ねじ31より下方の部分には、円周状の溝35が形
成されており、この溝35にはOリング37が装着され
ている。前記したOリング37は、その断面の直径が、
少なくとも前記溝35の深さより大きいものが利用さ
れ、これにより、Oリング37はアッパーハウジング2
7とロアハウジング29とをねじ結合した時に、アッパ
ーハウジング27の外面とロアハウジング29の内面と
の間に挟まり、ねじ結合部分からハウジング21内の水
が外部に漏れないようにハウジング27,29の連結部
分をシールする。
【0009】(漏受部について)ロアハウジング29の
前記雌ねじ33の上方には、径方向外方に拡径され、上
方に延長する漏受部39が一体に成形されている。この
漏受部39は、ロアハウジング29とアッパーハウジン
グ27と結合した時に、アッパーハウジング27の外面
と当該漏受部39との内面との間に若干の間隙を形成
し、原水管11や浄水管12を浄水器20から取り外し
た時にハウジング21内に残る残圧によって流入口23
や流出口25から漏れてアッパーハウジング27の外面
を伝って下方に流れ落ちる漏れ水を受け止める。また、
アッパーハウジング27の外面における前記雄ねじ31
の上方には環状のシール用突出部41が一体に成形され
ており、ロアハウジング29とアッパーハウジング27
とを結合した時に、前記突起部41がロアハウジング2
9における漏受部39の下端を画定する段部と係合(好
ましくは、液密に係合)して、漏受部39で受け止める
漏れ水が、アッパーハウジング27とロアハウジング2
9とのねじ結合部分に侵入することを防止する。
【0010】(中空糸膜ケースについて)前記ハウジン
グ21の内部には、ハウジング21の内部を第一濾過室
Aと第二濾過室Bとに仕切る上端が開放した有底円筒形
の中空糸膜ケース43が収納されている。この中空糸膜
ケース43は、その内部に多数の中空糸膜Cを収納して
いる。また、アッパーハウジング27は、その上板27
aの内面に下方に延長する前記中空糸膜ケース用の円筒
形のガイド部材45が一体に成形されている。このガイ
ド部材45は、ハウジング21と同じ軸線上に位置する
ように位置決めされ、中空糸膜ケース43を、それがハ
ウジング21と同じ軸線上に位置するようにガイドす
る。中空糸膜ケース43は、その上部を前記ガイド部材
45に挿入した後、アッパーハウジング27に溶着固定
され、これにより、中空糸膜ケース43はハウジング2
1の略中央に位置し、ハウジング21の中を中空糸膜ケ
ース43の周囲の空間(第一濾過室A)と中空糸膜ケー
ス43の内部の空間(第二濾過室B)とに区画する。前
記中空糸膜ケース43は、その長手方向の長さがハウジ
ング21の内部空間の長手方向の長さより短く成形され
ている。また、前記中空糸膜ケース43の底板43aは
球状の形状に成形され、かつ、多数の連通孔43bが穿
設されており、この連通孔43bによって第一濾過室A
と第二濾過室Bとは連通している。また、ロアハウジン
グ29の底板29aには、前記中空糸膜ケース43の底
板43aの曲率と略同じ曲率の球面状部29bが成形さ
れており、ハウジング組立時に中空糸膜ケース43の底
板43aと前記球面状部29bとが互いに向き合うよう
に配置される。このように、互いに向き合う底面43a
及び29aを略同じ曲率で球状に成形することにより、
中空糸膜ケース43自体の長手方向の長さを必要以上に
短くしたり、また、ハウジング21の長手方向の長さを
必要以上に長くしたりすることなく、中空糸膜ケース4
3の底板43aとロアハウジング29の底板29aとの
間に十分に広い流路を確保することができるようにな
る。
【0011】(第一濾過室について)前記第一濾過室
A、即ち、ハウジング21の内部空間における中空糸膜
ケース43の周囲の空間には粒状活性炭Dが充填されて
いる。前記した粒状活性炭Dは、その上下が不織布で構
成された保持用フィルタ47,49によって保持されて
いる。
【0012】(下側保持フィルタの支持構造について)
前記下側保持フィルタ49は、アッパーハウジング27
の内径より若干大きい直径を有する円板状に形成されて
おり、その中心に中空糸膜ケース43の外径と略同じ寸
法の直径を有する中央開口49aが穿設されている。こ
の下側保持フィルタ49は、支持部材53を介してハウ
ジング21内に支持されている。前記支持部材53は、
図9(a),(b)に示すように、前記下側保持フィル
タ49と略同じ直径を有する円板53aと、該円板53
aの下面から下方に伸びるスリット53e付き円筒状の
脚部53bとから構成されている。前記円板53aの中
心には、中空糸膜ケース43の外径と略同じ寸法の直径
を有する一つの中央開口53cが穿設されており、ま
た、この中央開口53cの周囲には、浄化すべき水が通
過し得る多数の連通孔53dが形成されている。また、
アッパーハウジング27の下端内縁には、径方向外方に
広がる円周状の段部27bが形成されており、また、ロ
アハウジング29の前記球状部分29bの周囲には、支
持部材53の脚部53bを受け止める平面状の受座29
cが形成されている。これにより、支持部材53の円板
53aの上面に下側保持フィルタ49を載せし、それら
を、中央開口49a及び53cの位置で中空糸膜ケース
43に装着し、その後、アッパーハウジング27とロア
ハウジング29とを結合すると、ロアハウジング29の
受座29cとアッパーハウジング27の下端内縁の段部
27bとによって下側保持フィルタ49及び支持部材5
3が挟持される。このように、下側保持用フィルタ49
を、支持部材53と共に、ロアハウジング29の受座2
9cとアッパーハウジング27の下端内縁の段部27b
とで挟んで支持することにより、従来のように活性炭保
持用フィルタを支持部材に溶着する等の作業を必要とせ
ず、単に下側保持フィルタ49を支持部材53の円板5
3a上に載せてハウジング21を組み立てるだけで下側
保持フィルタ49を所定の位置に支持できるようによう
になり、保持フィルタ用の溶着設備及び製造時の溶着行
程が必要なくなり、製造効率が上がり、製造コストも低
減できる。
【0013】(上側保持フィルタの支持構造について)
また、前記上側保持フィルタ47は、アッパーハウジン
グ27の内径と略同じ寸法の直径を有する円板状に形成
されており、その中心に中空糸膜ケース43の外径と略
同じ寸法の直径を有する中央開口47aが穿設されてい
る。この上側保持フィルタ47は、支持部材51を介し
てハウジング21内に支持されている。支持部材51
は、前記上側保持フィルタ47と略同じ直径を有する円
板から成る。この支持部材51は、前述した下側保持フ
ィルタ用の支持部材53における円板部53aと略同じ
構成をしており、前記円板部53aと同様に、中空糸膜
ケース43が貫通する一つの中央開口51aと、浄化す
べき水が通過し得る複数の連通孔51bが穿設されてい
る。中空糸膜ケース43の外面の上部には、これら支持
部材51及び上側保持フィルタ47を支持するための環
状の支持リング43cが一体的に突設されており、前記
支持部材51の上面に上側保持フィルタ47を載せ、支
持部材51が下側に位置するように中空糸膜ケース43
の上部に装着した後、中空糸膜ケース43をアッパーハ
ウジング27のガイド部材45に挿入して溶着固定する
と、上側保持フィルタ47と支持部材51とが、ガイド
部材45の下端と中空糸膜ケース43の支持リング43
cとで挟まれて保持される。このように、上側保持用フ
ィルタ47を、支持部材51と共に、ガイド部材45の
下端と中空糸膜ケース43の支持リング43cとで挟ん
で支持することにより、従来のように活性炭保持用フィ
ルタを支持部材に溶着する等の作業を必要とせず、単に
上側保持フィルタ47を支持部材51の上に載せてアッ
パーハウジング27と中空糸膜ケース43とを組み立て
るだけで上側保持フィルタ47を所定の位置に支持でき
るようにようになり、保持フィルタ用の溶着設備及び製
造時の溶着行程が必要なくなり、製造効率が上がり、製
造コストも低減できる。
【0014】(流入口及び流出口の構成について)アッ
パーハウジング27の上板27aには、流入口23及び
流出口25を形成する流入口部24及び流出口部26が
一体に突設されている。流入口部24はハウジング21
の第一濾過室Aと連通し得る位置に、また、流出口部2
6はハウジング21の第二濾過室Bと連通し得る位置に
各々配置されている。また、前記流入口部24及び流出
口部26には各々後述する連結具70の係止球体101
が係止し得る環状の係止溝24a及び26aが各々形成
されている。
【0015】(浄水器の作用について)上記したように
構成された浄水器20は、収納庫3の棚板9に固定され
た支持ケース10に挿入されて支持される。前記した流
入口部24及び流出口部26には、連結具70を介して
原水管11及び浄水管12が連結される。これにより、
流入口部24を介してハウジング21内に流入した原水
は、上側保持用フィルタ47を通過して第一濾過室A内
に入り、前記上側保持用フィルタ47を通過する時にゴ
ミや鉄錆等が濾過され、また、第一濾過室Aを通過する
時に第一濾過室Aに充填された粒状活性炭Dにより残留
塩素やトリハトメタン等が取り除かれる。第一濾過室A
を通過した水は、下側保持フィルタ49を通過して、中
空糸膜ケース43の底板43aに形成された連通孔43
bから第二濾過室Bへ、即ち、中空糸膜ケース43内に
入り、その内部に収納された中空糸膜Cを通過する時に
濁り成分や鉄錆等が除去される。第二濾過室Bを通過し
て浄化が終了した浄水は、流出口部26を通って浄水管
12により混合水栓4に供給される。
【0016】(連結具の構成について)次に、浄水器2
0の流入口部24及び流出口部26と原水管11及び浄
水管12とを連結する連結具70の構成について図10
〜図14を参照して説明する。図10は連結具70の正
面図、図11は図10の連結具70の上面図、図12は
図10の連結具70の右側面図、図13は図10の連結
具70から締付部材78を取り外した状態での部分縦断
面図、及び図14は連結具70に流入口部24、流出口
部26、及び浄水器20を装着した状態を示す概略縦断
面図である。図面に示すように、この連結具70は、原
水管接続部材71と、浄水管接続部材73とを備え、こ
れらの接続部材71及び73は、後述するロック部材用
操作プレートを操作する時の補助をするための操作補助
プレートとして機能する結合プレート75により結合さ
れている。また、連結具70は、二つの接続部材71及
び73に共通のロック部材77を備えている。始めに各
接続部材71及び73について説明する。尚、原水管接
続部材71と浄水管接続部材73とは同じ構成であるの
で、ここでは、浄水管接続部材73の構成のみを説明
し、原水管接続部材71については原水管接続部材73
と同じ符号を付して重複する説明は省略する。浄水管接
続部材73は、二つの筒状部材79,81を備えてい
る。これら二つの筒状部材79,81は図13に示すよ
うに直列に連結され、内部に一本の浄水流路85を画定
する。上側の筒状部材79は、その上部に原水管11を
装着する細径の装着部79aが一体に成形されている。
この装着部79aは、その外周面に環状の係止つめ79
bが複数段成形されており、浄水管12を装着部79a
に装着した後、締付部材78を、さらに上側筒状部材7
9に装着して、締付部材78で浄水管12の装着部分を
径方向内方に押し付けることにより、浄水管12の内面
が前記係止つめ79bにしっかり係止して、浄水管11
が確実に装着部79aに保持されるように構成されてい
る(図14参照)。下側の筒状部材81は、その内面の
略中間部分に幾つかの段部が形成されており、上方から
シールリング86及び弁装置87を順に挿入し、最後に
前記上側筒状部材79を圧入すると、前記シールリング
85及び弁装置87が、下側筒状部材81の内面の段部
と上側筒状部材79の下端との間に挟まれて保持され
る。前記弁装置87は、弁座93と、弁体95bを備え
た開閉部材95と、開閉部材用の案内筒97と、スプリ
ング99とから成る。弁座93及び案内筒97は前記し
たように上側筒状部材79の下端と下側筒状部材81の
内面の段部とにより挟持されている。また、開閉部材9
5は円筒状の本体を備え、この円筒状本体の上端縁に上
方に伸びる幾つかのつめ体95aが一体に成形され、か
つ、前記つめ体95aの上端に弁体95bが一体に成形
されている。開閉部材95は、弁体95bが弁座93の
上方に位置するように、その円筒状本体部分が案内筒9
7の内側に上下に摺動可能に支持されており、弁体95
bが弁座93の開口93aを塞ぐようにスプリング99
によって常時下方に付勢されている。上記した弁装置8
7は、図14に示すように連結具70を浄水器20に接
続する時に、流出口部26がスプリング99の力に抗し
て開閉部材95、即ち、弁体95bを上方に押し上げ、
弁座93に形成された開口93aを開放して浄水管接続
部材73の内部の浄水流路85を連通させる。また、前
記下側筒状部材81は、その下部の周壁に径方向に貫通
する複数の貫通孔100が同一円周上に並ぶように穿設
されている。各貫通孔100は径方向内方に向けて縮径
するように形成されており、内部で係止球体101を保
持している。また、この下側筒状部材81の下部にはロ
ック部材77が上下に摺動可能に装着されている。この
ロック部材77は、各接続部材71,73毎に設けられ
る筒状の上側部材110と、二つの接続部材71,73
共通の操作プレート111とから成る。上側部材110
と下側筒状部材81との間にはスプリング103が介装
されており、このスプリング103によってロック部材
77は常時下方に向けて付勢されている。また、この上
側部材110は、その下端に径方向内方に伸びる複数の
フランジ部110aが一体に成形されている。これらの
フランジ部110aは下側筒状部材81の貫通孔100
の位置と合致し、貫通孔100の内部に入り込み、係止
球体101を常時内方に押している。前記操作プレート
111は、各接続部材71,73の下側筒状部材81及
び上側部材110を挿入し得る二つの貫通孔111aを
備え、また、各貫通孔111aの下端縁には、その径方
向外方に広がる複数の切欠き111bが形成されてい
る。この切欠き111bは下側筒状部材81の下部に穿
設された貫通孔100に対応する位置に、貫通孔100
と同じ数だけ形成されている。従って、操作プレート1
11を、前記切欠きが貫通孔100と合致する位置ま
で、スプリング103の力に抗して引き上げると、貫通
孔100内に保持されている係止球体101が前記切欠
き111b側に移動可能になり、この状態で連結具70
を浄水器20に装着すると、浄水器20の流出口部26
が(原水管接続部材71の場合は流入口部24が)、係
止球体101を径方向外方に押出しながら浄水接続部材
73内の浄水流路85(原水管接続部材71の場合は原
水流路85’)に入り込み、前記したように弁装置87
の弁体95bを押し上げて、浄水流路85(原水流路8
5’)を連通させる。流出口部26が所定の位置まで達
した時に、操作プレート111を解放すると、スプリン
グ103の力で上側部材110が、そのフランジ部11
0aで係止球体101を径方向内方に押し戻しながら下
方に摺動して前記フランジ部110aが貫通孔100と
合致する位置まで下方に下がり、フランジ部110aが
貫通孔100の内部に入り込んで再び係止球体101を
径方向内方に付勢する。この状態において、係止球体1
01は、その一部が下側筒状部材81の内面から内方に
突出して、流出口部26の外面に形成された係止溝26
a(流入口部24の場合は係止溝24a)内に入り込
み、流出口部26(及び流入口部24)をロックする。
これにより、流出口部26(及び流入口部24)と連結
具70とは、ロック部材77の操作プレート111を引
き上げない限り外れなくなる。
【0017】原水管接続部材71も上記した浄水管接続
部材73と全く同じ構成であり、これら原水管接続部材
71と浄水管接続部材73とは、その中間部分が結合プ
レート75により結合され、また、その下側部分が前記
したようにロック部材77の操作プレート111によっ
て結合されている。尚、好ましくは、前記結合プレート
75及び操作プレート111は、原水管接続部材71及
び浄水管接続部材73に対して爪等で係止するように構
成され得、これにより、結合プレート75及び操作プレ
ート111に対して各接続部材71及び73が、それら
の軸線周りに回転できるようになり、各接続部材71及
び73に接続された原水管11及び浄水管12のねじれ
を防止することが可能になる。このように、原水管接続
部材71と浄水管接続部材73とを結合し、かつ、それ
らのロック部材77の操作プレート111を一体にする
ことにより、一回の動作で連結具70を浄水器20に連
結することが可能になり、浄水器20の脱着が非常に容
易になる。また、前記結合プレート75及びロック部材
77の操作プレート111には、誤接続防止用孔75a
及び111cが穿設されており、浄水器20のアッパー
ハウジング27の上面には誤接続防止用棒27cが立設
されている。これら誤接続防止用孔75a,111c及
び誤接続防止用棒27cは連結具70が浄水器20に正
確に取り付けられる時のみ合致するように位置決めされ
ており、これにより浄水器20に対する連結具70の誤
接続は確実に防止される。
【0018】(別の適用例)本発明に係る浄水器用連結
具は、本実施例に限定されることなく、任意の形式の浄
水器に適用することができる。本実施例に示した浄水器
用連結具は、結合プレート75及び操作プレート111
に形成した誤接続防止用孔75a、111cで誤接続防
止手段を構成しているが、誤接続防止手段の構成は本実
施例に限定されることなく、浄水器用連結具が正常な接
続状態の時のみ浄水器に接続できるように構成されてい
れば任意の構成でよく、例えば、前記した誤接続防止用
孔を単に切欠きで構成してもよく、また、結合プレート
75又は操作プレート111の何れか一方だけに誤接続
防止用孔を設けてもよく、また、接続時に浄水器用連結
具と浄水器とが接触する部分に相互に嵌合し得る突起
と、孔又は凹み等を形成して誤接続防止手段を構成して
もよく、さらに、原水管接続部及び流入口部の接続部分
の形状や寸法等を、浄水管接続部及び流出口部の形状や
寸法等と変えることにより誤接続防止手段を構成しても
よい。原水管用接続部材及び浄水管用接続部材の構成は
本実施例に限定されることなく、浄水器の流入口部及び
流出口部に対して液密に、かつ、着脱可能に接続できる
構成であれば任意の構成でよく、例えば、内部にシール
リングを備え、該シールリングで装着時に接続部分をシ
ールし、かつ流入口部及び流出口部を保持できるように
構成してもよい。さらに、浄水器用連結具のロック部材
のロック機構は本実施例に限定されることなく、既存の
任意の形式のロック機構が適用され得る。また、本実施
例では、ロック部材に一つの操作プレートを設け、該操
作プレートで各接続部材のロック及びロック解除操作が
できるように構成されているが、この構成は本実施例に
限定されることなく、例えば、各々ロック及びロック解
除操作を独立して行える操作手段を備えた接続部材の各
操作手段を適当な結合手段で結合して構成してもよい。
【0019】(実施例効果)以上説明した本実施例の浄
水器用連結具を適用したキッチンユニットによれば、浄
水器20を直接棚板9に固定せずに、浄水器支持ケース
10を介して棚板9上に支持されるように構成し、か
つ、浄水器20と混合水栓4とを連結する原水管11及
び浄水管12の一部をループを描いて配索できる程十分
に長い可撓性部11b,12bで構成し、一回の操作で
原水管11及び浄水管12の両方を着脱することができ
る連結具70で原水管11及び浄水管12と浄水器20
とを接続しているので、浄水器20を簡単に棚板9から
取り外して、原水管11及び浄水管12が連結されたま
まの状態で手元まで浄水器20を移動してから連結具7
0の着脱作業を行うことができ、しかも着脱作業が一回
の操作で済むので、浄水器20の交換作業が非常に簡単
になるという効果を奏する。また、本実施例の浄水器用
連結具によれば、原水管接続部材と浄水管接続部材とを
同じ構成にし、それらを結合プレート及びロック部材で
結合するように構成しているので、原水管接続部材と浄
水管接続部材とを個別に製造する必要がなく、同じ設備
で製造することが可能になるので、製造が極めて容易に
なり、製造コストも低減することができるという効果を
奏する。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に係る浄水器用連結具は、浄水器の流入口部及び/又は
流出口部に連結すべき流水管の端部に設けられ、前記流
入口部及び/又は流出口部に接続可能な筒状の接続部材
を備えた浄水器用連結具であって、前記接続部材に、軸
線方向に移動させることによって前記流入口部及び/又
は流出口部に対するロックを解除することができるロッ
ク部材と、接続部材の径方向外方に伸びる操作補助プレ
ートとを設け、操作補助プレートに指をかけてロック部
材を操作することができるようにしているので、浄水器
に対する連結具の取付及び取り外しを片手で簡単に行え
るようになるという効果を奏する。また、本発明の請求
項2に係る浄水器用連結具によれば、前記ロック部材
に、その接続部材の軸線方向から見て前記操作補助プレ
ートに対向する位置に、接続部材の径方向外方に伸びる
操作プレートを設けているので、連結具を浄水器に取り
付ける時及び浄水器から取り外す時に、作業者が操作補
助プレート及び操作プレートの両方に指をかけて力を加
えることができるようになり、操作性がより一層向上す
るという効果を奏する。さらに、本発明の請求項3に係
る浄水器用連結具によれば、浄化すべき水を流す原水管
を浄水器の流入口部に接続するための原水管接続部材
と、浄化された浄水を流す浄水管を浄水器の流出口部に
接続するための浄水管接続部材とから成る接続部材を、
操作補助プレートにより結合しているので、専用の結合
用部材を設ける必要なしに、原水管接続部材と浄水管接
続部材とを結合することができるという効果を奏する。
また、本発明の請求項4に係る浄水器用連結具によれ
ば、前記操作プレートで、原水管接続部材のロック部材
と、浄水管接続部材のロック部材とを結合しているの
で、原水管接続部材と浄水管接続部材とが、前記操作補
助プレートと操作プレートとの両方で結合されることに
なり、両接続部材の結合が強固になるという効果を奏
し、また、一つの操作プレートを操作することにより、
両方の接続部材のロック部材を解除することができるよ
うになるため、原水管接続部材及び浄水管接続部材の浄
水器に対する接続及び取り外しを片手で同時に行えるよ
うになるという効果を奏する。さらに、本発明の請求項
5に係る浄水器用連結具によれば、前記操作補助プレー
ト及び/又は操作プレートに、原水管接続部材及び浄水
管接続部材の接続対象が正常な時のみ、前記各接続部材
の浄水器の流入口部及び流出口部に対する接続を可能に
する誤接続防止手段を設けているので、原水管接続部材
及び浄水管接続部材を間違えて他の口部に接続すること
がなくなるという効果を奏する。また、本発明の請求項
6に係る浄水器用連結具によれば、誤接続防止手段を、
浄水器における流入口部及び/又は流出口部の近傍に設
けられた浄水器側誤接続防止手段と共働するように構成
しているので、連結具側の誤接続防止手段と共働する浄
水器側誤接続防止手段を、比較的頑丈な流入口部及び/
又は流出口部で保護することができるようになり、その
結果、誤接続防止手段の故障が少なくなるという効果を
そうする。さらに、本発明の請求項7に係る浄水器用連
結具によれば、誤接続防止手段を、浄水器における軸心
が略平行な流入口部と流出口部との間に設けられた浄水
器側誤接続防止手段と共働するように構成しているの
で、連結具側の誤接続防止手段と共働する浄水器側誤接
続防止手段を、比較的頑丈な流入口部及び流出口部で両
側から保護できるようになり、浄水器側誤接続防止手段
が破損する可能性をさらに低減させることがでる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る浄水器用連結具を適用したキッ
チンユニットにおける流し台の概略縦断面図である。
【図2】 図1の浄水器20の正面図である。
【図3】 図2の浄水器20の背面図である。
【図4】 図2の浄水器20の右側面図である。
【図5】 図2の浄水器20の左側面図である。
【図6】 図2の浄水器20の上面図である。
【図7】 図2の浄水器20の底面図である。
【図8】 図2の浄水器20の部分縦断面図である。
【図9】 (a)は下側保持フィルタ用の支持部材の下
面図であり、(b)は図9(a)におけるA−A断面図
である。
【図10】 連結具70の正面図である。
【図11】 図10の連結具70の上面図である。
【図12】 図10の連結具70の右側面図である。
【図13】 図10の連結具70から締付部材78を取
り外した状態での部分縦断面図である。
【図14】 連結具70に流入口部24、流出口部2
6、及び浄水器20を装着した状態を示す概略縦断面図
である。
【符号の説明】
1 流し台 2 天板 3 収納庫 3a 奥板 4 混合水栓 5 常温水元栓 6 温水元栓 7 常温水管 8 温水管 9 棚板 10 浄水器支持ケース 11 原水管 11a 銅管部 11b 可撓性部 12 浄水管 12a 銅管部 12b 可撓性部 −−浄水器−−− 20 浄水器 21 ハウジング 23 流入口 24 流入口部 24a 係止溝 25 流出口 26 流出口部 26a 係止溝 27 アッパーハウジング 27a 上板 27b 段部 27c 位置合わ棒 29 ロアハウジング 29a 底板 29b 球状部分 29c 受座 31 雄ねじ(アッパーハウジング側) 33 雌ねじ(ロアハウジング側) 35 溝(Oリング装着用) 37 Oリング 38 漏受部 41 シール用突出部 43 中空糸膜ケース 43a 底板 43b 連通孔 43c 支持リング 45 円筒形ガイド部材 47 保持用フィルタ(上側) 47a 中央開口 49 保持用フィルタ(下側) 49a 中央開口 51 支持部材(上側) 51a 中央開口 51b 連通孔 53 支持部材(下側) 53a 円板 53b 脚部 53c 中央開口 53d 連通孔 −−連結具−− 70 連結具 71 原水管接続部材 73 浄水管接続部材 75 結合プレート 75a 誤接続防止用孔 77 ロック部材 78 締付部材 79 筒状部材(上側) 79a 装着部 79b 係止つめ 81 筒状部材(下側) 85 浄水流路 86 シールリング 87 弁装置 93 弁座 93a 開口 95 開閉部材 95a つめ体 95b 弁体 97 案内筒 99 スプリング 100 貫通孔 101 係止球体 103 スプリング 110 上側部材 110a フランジ部 111 操作プレート 111a 貫通孔 111b 切欠き 111c 誤接続防止用孔

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浄水器の流入口部及び/又は流出口部に
    連結すべき流水管の端部に設けられ、前記流入口部及び
    /又は流出口部に接続可能な筒状の接続部材を備えた浄
    水器用連結具であって、 前記接続部材に、軸線方向に移動させることによって前
    記流入口部及び/又は流出口部に対するロックを解除す
    ることができるロック部材と、 接続部材の径方向外方に伸びる操作補助プレートとを設
    けたことを特徴とする浄水器用連結具。
  2. 【請求項2】 前記ロック部材が、その接続部材の軸線
    方向から見て前記操作補助プレートに対向する位置に、
    接続部材の径方向外方に伸びる操作プレートを備えてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の浄水器用連結具。
  3. 【請求項3】 前記接続部材が、 浄化すべき水を流す原水管を浄水器の流入口部に接続す
    るための原水管接続部材と、 浄化された浄水を流す浄水管を浄水器の流出口部に接続
    するための浄水管接続部材とから成り、 前記操作補助プレートにより原水管接続部材と浄水管接
    続部材とを結合したことを特徴とする請求項1又は2に
    記載の浄水器用連結具。
  4. 【請求項4】 前記操作プレートが、原水管接続部材の
    ロック部材と、浄水管接続部材のロック部材とを結合す
    ることを特徴とする請求項3に記載の浄水器用連結具。
  5. 【請求項5】 前記操作補助プレート及び/又は操作プ
    レートに、原水管接続部材及び浄水管接続部材の接続対
    象が正常な時のみ、前記各接続部材の浄水器の流入口部
    及び流出口部に対する接続を可能にする誤接続防止手段
    を設けたことを特徴とする請求項3又は4に記載の浄水
    器用連結具。
  6. 【請求項6】 前記誤接続防止手段が、浄水器における
    流入口部及び/又は流出口部の近傍に設けられた浄水器
    側誤接続防止手段と共働するように構成されていること
    を特徴とする請求項5に記載の浄水器用連結具。
  7. 【請求項7】 前記誤接続防止手段が、浄水器における
    軸心が略平行な流入口部と流出口部との間に設けられた
    浄水器側誤接続防止手段と共働するように構成されてい
    ることを特徴とする請求項5に記載の浄水器用連結具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007522928A (ja) * 2004-02-18 2007-08-16 ハイダック フィルターテヒニク ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング フィルタ装置

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