JPH11238002A - シミュレーション方式 - Google Patents

シミュレーション方式

Info

Publication number
JPH11238002A
JPH11238002A JP10040009A JP4000998A JPH11238002A JP H11238002 A JPH11238002 A JP H11238002A JP 10040009 A JP10040009 A JP 10040009A JP 4000998 A JP4000998 A JP 4000998A JP H11238002 A JPH11238002 A JP H11238002A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
condition
simulation
conditions
program
conflict
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10040009A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Sato
賢 佐藤
Kazumi Matsumoto
一美 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Information Technology Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Information Technology Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Information Technology Co Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP10040009A priority Critical patent/JPH11238002A/ja
Publication of JPH11238002A publication Critical patent/JPH11238002A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
  • Debugging And Monitoring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】複数のプログラムが並行して動作するシミュレ
ーション方式において、競合管理処理の試験を行いたい
場合、従来は確実に競合を発生させることは困難であっ
た。 【解決手段】シミュレーション中に発生した条件が随時
記録される条件テーブル(101)と競合させたい条件
を登録する競合条件登録テーブル(104)と、条件テ
ーブルの条件が競合条件登録テーブルの条件と一致した
かをチェックする条件チェック部(105)と、条件チ
ェック部のチェック結果が競合させたい条件のいずれか
の条件が一致した時に被試験プログラムのシミュレーシ
ョン実行を停止させ、条件チェック部のチェック結果が
競合させたい条件が全て一致した時に被試験プログラム
のシミュレーション実行を再開させる実行制御部(10
9)とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシミュレーション方
式に関し、特に複数の処理装置からなる情報処理システ
ムのシミュレーション方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、競合管理処理プログラムの試験は
特開平8−77039号公報のようにプログラムの実行
を遅延させることで競合発生の確率を上げる方法があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】複数のプログラムが並
行して動作するマルチプロセッサシステムにおいて、競
合管理処理プログラムの作成誤りはシステムダウンにつ
ながる可能性が高いため、試験は競合が発生する条件や
タイミングのすべての組み合わせについて実施する必要
がある。
【0004】しかし、マルチプロセッサシステムでは複
数のプログラムが各々独立して動作しているため期待通
りに競合を発生させることは非常に困難で、特開平8−
77039号公報のようにプログラムの実行を遅延させ
ることで競合発生の確率を上げる方法はあるが、確実に
競合を発生させることは困難であった。
【0005】本発明は競合を確実に発生させ競合管理処
理の試験を効率良く行うことを可能とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のシミュレーショ
ン方式の構成は、シミュレーション中に発生した条件が
随時記録される条件テーブル(101)と競合させたい
条件を登録する競合条件登録テーブル(104)と、条
件テーブルの条件が競合条件登録テーブルの条件と一致
したかをチェックする条件チェック部(105)と、条
件チェック部のチェック結果が競合させたい条件のいず
れかの条件が一致した時に被試験プログラムのシミュレ
ーション実行を停止させ、条件チェック部のチェック結
果で競合させたい条件が全て一致した時に被試験プログ
ラムのシミュレーション実行を再開させる実行制御部
(109)とを有する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示する簡単な実
施例に基づいて説明する。
【0008】図1は本発明の機能的構成を簡略化して示
す概略ブロック図である。複数のプログラムが並行して
動作するシミュレーション中に発生する周辺模擬プログ
ラムとの共有情報(102)と被試験プログラムのH/
Wソースの状態(103)が随時記録される条件テーブ
ル(101)、競合させたい条件を登録する競合条件登
録テーブル(104)、条件が競合条件登録テーブルの
条件と一致したかをチェックする条件チェック部(10
5)、条件チェック部のチェック結果が競合させたい条
件の内のいずれかと条件が一致した時に被試験プログラ
ムのシミュレーション実行を停止させるシミュレーショ
ン停止機能(108)と、条件チェック部のチェック結
果が競合させたい条件が全て一致するまで停止状態を維
持する競合発生監視ループ(107)と、条件チェック
部のチェック結果が競合させたい条件が全て一致した時
に被試験プログラムのシミュレーション実行を再開させ
るシミュレーション再開機能(110)を有する実行制
御部(109)で構成される。
【0009】図2は実行制御部(109)の処理フロー
である。被試験プログラムは命令実行模擬(201)で
シミュレートした後、条件チェック部呼び出し(20
2)を行う。条件チェック部は競合条件登録テーブルよ
り条件を抽出(203)し、条件テーブルに競合のいず
れかの条件と一致する条件が発生しているかチェック
(204)する。競合の条件がまだ発生していない時は
命令実行模擬を再開する。競合のいずれかの条件が発生
し一致した時はシミュレーションを停止(206)さ
せ、競合発生監視ループを実行し競合条件がすべて発生
するまでの間、競合が発生する条件があるかチェック
(207)する。競合条件がすべてそろった時、命令模
擬実行を再開させることにより競合を発生させることが
出来る。
【0010】図3は複数のプログラムが並行して動作す
るシミュレーション構成においての実施例を示したもの
である。複数のプログラムが並行して動作するマルチプ
ロセッサシステムのシミュレーションにおいて、周辺模
擬プログラムとのやり取りを共有メモリ(301)を通
じて行う方式で、シミュレーション部(318)と周辺
模擬プログラムA(307)とのやり取りを行う共有情
報A(304)と、シミュレーション部と周辺模擬プロ
グラムB(308)とのやり取りを行う共有情報B(3
05)を有し、シミュレーション部に対し周辺模擬プロ
グラムA、Bから同時に割込み要求が発生した時の競合
管理処理のテストを行う場合、共有情報A、Bを条件テ
ーブル(302)に設定し、競合条件登録テーブル(3
10)の競合1の条件(311)に周辺模擬プログラム
Aからの割込み要求A′、競合1の条件2(312)に
周辺模擬プログラムBからの割込み要求B′、競合1の
条件数(313)に2を登録する。シミュレーション部
の被試験プログラムのシミュレーションが実行されると
周辺模擬プログラムA、Bも起動され、或るタイミング
で周辺模擬プログラムAからシミュレーション部に対し
割込み要求A′が発生すると条件テーブルとなっている
共有情報AのA′フラグ(303)がセットされる。
A′フラグがセットされると条件チェック部は競合条件
登録テーブルに競合条件としてA′フラグが登録されて
いるかチェックし、登録されているとシミュレーション
部の実行制御部に対し競合条件一致の応答を行う。実行
制御部は被試験プログラムのシミュレーション実行を停
止し競合発生待ちループを呼び出す。競合発生監視ルー
プは割込み要求A′と競合させる条件の割込み要求B′
が発生するまでの間実行され続ける。その後周辺模擬装
置Bより割込み要求B′が発生し条件テーブルとなって
いる共有情報BのB′フラグ(306)がセットされる
と条件チェック部は競合条件登録テーブルの条件数(3
13)を満たしたことを確認し実行制御部へ競合条件成
立を知らせる。実行制御部は競合発生監視ループを抜け
被試験プログラムのシミュレーションを再開させる。こ
れにより被試験プログラムからは割込み要求A′、B′
が同時に発生したようになり競合管理処理のテストを容
易に行うことが出来る。
【0011】図4は図3の実施例を時系列で現したもの
である。条件1の割込み要求A′(401)が発生する
とシミュレーション部はシミュレーションを停止(40
3)し、競合発生監視ループ(404)を実行する。条
件2の割込み要求B′(406)が発生した時シミュレ
ーションを再開(405)する事により被試験プログラ
ムには割込み要求A′は割込み要求B′と同じタイミン
グ(402)で発生したように見える。
【0012】
【発明の効果】本発明により、複数のプログラムが並行
して動作するシミュレーション方式において期待通りに
競合を発生させることが容易になり競合管理処理プログ
ラムの試験を効率良く行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成図である。
【図2】実行制御部(109)の処理フローである。
【図3】実施例の構成図である。
【図4】実施例のタイムチャートである。
【符号の説明】
101…条件テーブル、 104…競合条件
登録テーブル、105…条件チェック部、 1
09…実行制御部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の条件が同時に発生した時の競合管理
    処理の試験を行うシミュレーション方式において、競合
    させたい条件の内いずれかの条件が発生した時にプログ
    ラムの実行を一時的に停止させ、すべての条件が発生し
    た時にプログラムの実行を再開させることにより意図的
    に複数の条件を競合させることを特徴とするシミュレー
    ション方式。
  2. 【請求項2】シミュレーション中に発生した条件が随時
    記録される条件テーブルと競合させたい条件を登録する
    競合条件登録テーブルを備え、条件テーブルの条件が競
    合条件登録テーブルの条件と一致したかをチェックする
    条件チェック手段と、条件が一致した時に被試験プログ
    ラムのシミュレーション実行を停止/再開させる実行制
    御部とを有することを特徴とするシミュレーション方
    式。
JP10040009A 1998-02-23 1998-02-23 シミュレーション方式 Pending JPH11238002A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10040009A JPH11238002A (ja) 1998-02-23 1998-02-23 シミュレーション方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10040009A JPH11238002A (ja) 1998-02-23 1998-02-23 シミュレーション方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11238002A true JPH11238002A (ja) 1999-08-31

Family

ID=12568919

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10040009A Pending JPH11238002A (ja) 1998-02-23 1998-02-23 シミュレーション方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11238002A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013057769A1 (ja) * 2011-10-20 2013-04-25 富士通株式会社 情報処理装置、情報処理装置の制御方法および制御プログラム
JPWO2013057769A1 (ja) * 2011-10-20 2015-04-02 富士通株式会社 情報処理装置、情報処理装置の制御方法および制御プログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013057769A1 (ja) * 2011-10-20 2013-04-25 富士通株式会社 情報処理装置、情報処理装置の制御方法および制御プログラム
JPWO2013057769A1 (ja) * 2011-10-20 2015-04-02 富士通株式会社 情報処理装置、情報処理装置の制御方法および制御プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11238002A (ja) シミュレーション方式
JPH0588933A (ja) デバツグ機能を有する並列処理システム
JPH052500A (ja) マルチプロセツサシステムのソフトウエアテスタ
JPH08255077A (ja) プログラム修正方法
JPH06149762A (ja) 計算機システムの競合動作試験方式
JPH04225434A (ja) 排他制御装置
JPH03244040A (ja) 並列走行型デバグ方式
JP2535664B2 (ja) 処理条件成立待ち合わせ方式
CN117290119A (zh) 内核死锁的检测方法、装置、电子设备和存储介质
JP2004342001A (ja) 半導体集積回路装置
JP2000298599A (ja) 交換ソフトウェアの自動試験システム
JP2000010813A (ja) シミュレーションテスト方式
JP3361949B2 (ja) プログラム検証装置
JPH05274173A (ja) 擬似障害設定方式
JP2771589B2 (ja) ブログラムトレース情報収集環境の自動設定方式
JPS61240334A (ja) 情報処理装置の検査方式
JPS6139136A (ja) 情報処理装置の検査方式
JP2000330798A (ja) 割込制御装置および割込制御検証方法
JPH02113345A (ja) 擬障発生方式
JPH08297644A (ja) 計算機システムの競合動作試験方式
JPH01258138A (ja) 中央処理装置のテスト方法
JPS6270958A (ja) 入出力処理装置の試験方式
JPS61145650A (ja) 情報処理装置の試験方式
JPH04273339A (ja) 周辺制御装置試験方式
JPS6345645A (ja) 計算機システム診断方式