JPH11237930A - 携帯型電子機器 - Google Patents
携帯型電子機器Info
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- JPH11237930A JPH11237930A JP10054162A JP5416298A JPH11237930A JP H11237930 A JPH11237930 A JP H11237930A JP 10054162 A JP10054162 A JP 10054162A JP 5416298 A JP5416298 A JP 5416298A JP H11237930 A JPH11237930 A JP H11237930A
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- JP
- Japan
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- electronic device
- cover member
- portable electronic
- cover
- claw
- Prior art date
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- Mechanical Control Devices (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Calculators And Similar Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 表示部を保護するカバーを有する機器の操作
性を向上させることができる携帯型電子機器を提供す
る。 【解決手段】ロックボタン6を矢印Cの方向へ押し込む
とボタン受け7bが押され、ロック爪7が回転中心軸7
cを支点として矢印Dの方向に回動し、ロック爪7の先
端の爪7aによるロックは解除され、LCDカバー4を
開くことができる。また、LCDカバー4を矢印Bの方
向へ回動させ、本体下ケース1bに当接させたとき、L
CDカバー4の突起4aはロックボタン6の内部に設け
られた図示しないロック爪に引っかけられ、本体操作の
妨げにならない位置にLCDカバー4は固定支持され
る。
性を向上させることができる携帯型電子機器を提供す
る。 【解決手段】ロックボタン6を矢印Cの方向へ押し込む
とボタン受け7bが押され、ロック爪7が回転中心軸7
cを支点として矢印Dの方向に回動し、ロック爪7の先
端の爪7aによるロックは解除され、LCDカバー4を
開くことができる。また、LCDカバー4を矢印Bの方
向へ回動させ、本体下ケース1bに当接させたとき、L
CDカバー4の突起4aはロックボタン6の内部に設け
られた図示しないロック爪に引っかけられ、本体操作の
妨げにならない位置にLCDカバー4は固定支持され
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯型電子機器に
関し、特に表示部などを保護するためのカバーを有する
携帯型電子機器に関する。
関し、特に表示部などを保護するためのカバーを有する
携帯型電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶画面等からなる表示部を保護
するカバーを有する携帯型電子機器は、カバーを固定保
持するためのロック部品を1個有しており、該ロック部
品は例えばカバーを閉じた状態という特定の位置のみで
カバーを固定保持するように構成されていた。
するカバーを有する携帯型電子機器は、カバーを固定保
持するためのロック部品を1個有しており、該ロック部
品は例えばカバーを閉じた状態という特定の位置のみで
カバーを固定保持するように構成されていた。
【0003】図20は、従来の携帯型電子機器の外観図
である。同図に示すように、LCDカバー1004はヒ
ンジカバー1005を介して本体1001に連結されて
おり、LCDカバー1004とヒンジカバー1005と
の間の連結部1005a及び本体1001とヒンジカバ
ー1005との間の連結部1005bを支点として回動
することにより、LCDカバー1004の開閉動作を行
うことができる。本体1の操作をしないで持ち運ぶ場合
は、表示部1002の外部の衝撃による破損等を防止す
るために、LCDカバー1004を矢印αの方向に回動
させて表示部1002を覆い塞ぐ。このとき、振動によ
ってLCDカバーが勝手にひらいてしまうことを防止す
るために、LCDカバー1004の端部に設けられた突
起1004aをロックボタン1006内の不図示のロッ
ク爪によって引っかけることができるように構成される
ロックボタン1006を設ける。これにより、LCDカ
バー1004を閉じた状態で固定保持することができ
る。
である。同図に示すように、LCDカバー1004はヒ
ンジカバー1005を介して本体1001に連結されて
おり、LCDカバー1004とヒンジカバー1005と
の間の連結部1005a及び本体1001とヒンジカバ
ー1005との間の連結部1005bを支点として回動
することにより、LCDカバー1004の開閉動作を行
うことができる。本体1の操作をしないで持ち運ぶ場合
は、表示部1002の外部の衝撃による破損等を防止す
るために、LCDカバー1004を矢印αの方向に回動
させて表示部1002を覆い塞ぐ。このとき、振動によ
ってLCDカバーが勝手にひらいてしまうことを防止す
るために、LCDカバー1004の端部に設けられた突
起1004aをロックボタン1006内の不図示のロッ
ク爪によって引っかけることができるように構成される
ロックボタン1006を設ける。これにより、LCDカ
バー1004を閉じた状態で固定保持することができ
る。
【0004】図21は、LCDカバー1004を閉じた
状態の電子機器の切断面K−Kにおける断面図である。
状態の電子機器の切断面K−Kにおける断面図である。
【0005】本体を操作する場合、ロックボタン100
6を矢印δの方向に押し込むと、本体上カバー1001
a内に設けられているロック爪1007のボタン受け1
007bが押され、ロック爪1007は回転中心軸10
07cを支点として回動する。これにより、ロック爪1
007の先端の爪1007aによるロックは解除され、
LCDカバー4の突起1004aが開放されるので、L
CDカバー1004を開くことができる。そして、さら
にLCDカバー1004を図20の矢印βの方向へ回動
させ、本体1の裏側位置1004’まで動かすことが可
能である。
6を矢印δの方向に押し込むと、本体上カバー1001
a内に設けられているロック爪1007のボタン受け1
007bが押され、ロック爪1007は回転中心軸10
07cを支点として回動する。これにより、ロック爪1
007の先端の爪1007aによるロックは解除され、
LCDカバー4の突起1004aが開放されるので、L
CDカバー1004を開くことができる。そして、さら
にLCDカバー1004を図20の矢印βの方向へ回動
させ、本体1の裏側位置1004’まで動かすことが可
能である。
【0006】また、カバーの開閉は、一般に使用されて
いる電子手帳等に代表されるように、ロック部品を解除
方向に操作し、その後カバーの指掛け部にてカバーを引
き上げることによりカバーを開くことができるように構
成されていた。
いる電子手帳等に代表されるように、ロック部品を解除
方向に操作し、その後カバーの指掛け部にてカバーを引
き上げることによりカバーを開くことができるように構
成されていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図20
及び図21で示したように特定の位置のみでカバーを固
定保持するように構成されている従来の携帯型電子機器
は、例えば図20の位置1004’にまで示すカバーを
開いて装置を使用するときには、本体裏側でカバーを固
定保持することができないため、カバーが常に連結部を
支点として揺動してしまい、本体を操作するときはカバ
ーを手で押さえていなければならない。そのため、装置
の操作性が悪いという問題点があった。
及び図21で示したように特定の位置のみでカバーを固
定保持するように構成されている従来の携帯型電子機器
は、例えば図20の位置1004’にまで示すカバーを
開いて装置を使用するときには、本体裏側でカバーを固
定保持することができないため、カバーが常に連結部を
支点として揺動してしまい、本体を操作するときはカバ
ーを手で押さえていなければならない。そのため、装置
の操作性が悪いという問題点があった。
【0008】また、従来の構成では、カバーの開閉時に
は、以下の問題点が指摘されていた。 (1)ロック部品を解除方向に操作したままカバーの指
掛け部に指を掛けなければならないので、片手操作をす
るには慣れが必要である。 (2)装置の小型化により、指掛け部の寸法が十分に確
保できず、操作性が悪い。 (3)指掛け部は、その操作性のため、装置の端面側に
設けなければならない。
は、以下の問題点が指摘されていた。 (1)ロック部品を解除方向に操作したままカバーの指
掛け部に指を掛けなければならないので、片手操作をす
るには慣れが必要である。 (2)装置の小型化により、指掛け部の寸法が十分に確
保できず、操作性が悪い。 (3)指掛け部は、その操作性のため、装置の端面側に
設けなければならない。
【0009】本発明は、これらの問題点を解決するため
になされたもので、表示部を保護するカバーを有する機
器の操作性を向上させることができる携帯型電子機器を
提供することを目的とする。
になされたもので、表示部を保護するカバーを有する機
器の操作性を向上させることができる携帯型電子機器を
提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の携帯型電子機器は、表示部の表面を保護
するカバー部材であって一端を支点として回動すること
により開閉するカバー部材を有する携帯型電子機器にお
いて、前記カバー部材を複数の位置において固定保持す
るロック手段を備わることを特徴とする。
に、請求項1の携帯型電子機器は、表示部の表面を保護
するカバー部材であって一端を支点として回動すること
により開閉するカバー部材を有する携帯型電子機器にお
いて、前記カバー部材を複数の位置において固定保持す
るロック手段を備わることを特徴とする。
【0011】請求項2の携帯型電子機器は、上記請求項
1記載の携帯型電子機器において、前記ロック手段は、
前記カバー部材が前記表示部に当接する位置及び前記携
帯型電子機器の本体の前記表示部に対して反対側の面に
当接する位置において、前記カバー部材を固定支持する
ように構成されることを特徴とする。
1記載の携帯型電子機器において、前記ロック手段は、
前記カバー部材が前記表示部に当接する位置及び前記携
帯型電子機器の本体の前記表示部に対して反対側の面に
当接する位置において、前記カバー部材を固定支持する
ように構成されることを特徴とする。
【0012】請求項3の携帯型電子機器は、上記請求項
1又は2記載の携帯型電子機器において、前記ロック手
段は、前記カバー部材に設けられることを特徴とする。
1又は2記載の携帯型電子機器において、前記ロック手
段は、前記カバー部材に設けられることを特徴とする。
【0013】請求項4の携帯型電子機器は、上記請求項
1〜3のいずれか1項記載の携帯型電子機器において、
前記ロック手段は、前記カバー部材の前記表示部に当接
する側及び前記前記携帯型電子機器の本体の前記表示部
に対して反対側の面に当接する側のいずれの側からも操
作可能に構成されていることを特徴とする。
1〜3のいずれか1項記載の携帯型電子機器において、
前記ロック手段は、前記カバー部材の前記表示部に当接
する側及び前記前記携帯型電子機器の本体の前記表示部
に対して反対側の面に当接する側のいずれの側からも操
作可能に構成されていることを特徴とする。
【0014】請求項5の携帯型電子機器は、上記請求項
1〜4のいずれか1項記載の携帯型電子機器において、
前記ロック手段を複数個備えるとともに、同時に複数個
のロック手段のロック状態を操作する操作手段を少なく
とも1個備えることを特徴する。
1〜4のいずれか1項記載の携帯型電子機器において、
前記ロック手段を複数個備えるとともに、同時に複数個
のロック手段のロック状態を操作する操作手段を少なく
とも1個備えることを特徴する。
【0015】請求項6の携帯型電子機器は、表示部の表
面を保護するカバー部材であって一端を支点として回動
することにより開閉するカバー部材を有する携帯型電子
機器において、前記カバー部材が前記表示部を覆った状
態である閉状態において前記カバー部材を固定支持する
ロック手段と、前記閉状態において前記カバー部材を固
定支持する方向に前記ロック部材を付勢する付勢手段
と、前記ロック手段の少なくとも一方の先端に設けられ
る爪形状部分と、前記携帯型電子機器の前記爪形状部分
と係合する位置に設けられる凹形状部分と、前記閉状態
において前記凹形状部分から離脱する方向への前記爪形
状部分の移動を規制する規制形状部と、前記カバー部材
の、前記規制形状部と係合する位置に設けられる規制凹
形状部と、前記カバー部材の、前記閉状態において前記
携帯型電子機器に当接する位置に設けられ、前記カバー
部材からの凸量が、前記閉状態における前記カバー部材
と前記携帯型電子機器との隙間量より大きい値に設定さ
れるゴム脚部材とを備えることを特徴とする。
面を保護するカバー部材であって一端を支点として回動
することにより開閉するカバー部材を有する携帯型電子
機器において、前記カバー部材が前記表示部を覆った状
態である閉状態において前記カバー部材を固定支持する
ロック手段と、前記閉状態において前記カバー部材を固
定支持する方向に前記ロック部材を付勢する付勢手段
と、前記ロック手段の少なくとも一方の先端に設けられ
る爪形状部分と、前記携帯型電子機器の前記爪形状部分
と係合する位置に設けられる凹形状部分と、前記閉状態
において前記凹形状部分から離脱する方向への前記爪形
状部分の移動を規制する規制形状部と、前記カバー部材
の、前記規制形状部と係合する位置に設けられる規制凹
形状部と、前記カバー部材の、前記閉状態において前記
携帯型電子機器に当接する位置に設けられ、前記カバー
部材からの凸量が、前記閉状態における前記カバー部材
と前記携帯型電子機器との隙間量より大きい値に設定さ
れるゴム脚部材とを備えることを特徴とする。
【0016】請求項7の携帯型電子機器は、表示部の表
面を保護するカバー部材であって一端を支点として回動
することにより開閉するカバー部材を有する携帯型電子
機器において、前記カバー部材が前記表示部を覆った状
態である閉状態において前記カバー部材を固定支持する
ロック手段と、前記閉状態において前記カバー部材を固
定支持する方向に前記ロック手段を付勢する付勢手段
と、前記ロック手段の少なくとも一方の先端に設けられ
る爪形状部分と、前記携帯型電子機器の前記爪形状部分
と係合する位置に設けられる凹形状部分と、前記閉状態
において前記凹形状部分から離脱する方向への前記爪形
状部分の移動を規制する規制形状部と、前記カバー部材
の、前記規制形状部と係合する位置に設けられる規制凹
形状部とを備え、前記規制形状部は、前記規制凹形状部
との係合方向に対してバネ性を有しながら前記携帯型電
子機器に組み込まれ、且つ、前記規制形状部の前記携帯
型電子機器からの凸量が前記規制凹形状部の深さよりも
大きな値に設定されることを特徴とする。
面を保護するカバー部材であって一端を支点として回動
することにより開閉するカバー部材を有する携帯型電子
機器において、前記カバー部材が前記表示部を覆った状
態である閉状態において前記カバー部材を固定支持する
ロック手段と、前記閉状態において前記カバー部材を固
定支持する方向に前記ロック手段を付勢する付勢手段
と、前記ロック手段の少なくとも一方の先端に設けられ
る爪形状部分と、前記携帯型電子機器の前記爪形状部分
と係合する位置に設けられる凹形状部分と、前記閉状態
において前記凹形状部分から離脱する方向への前記爪形
状部分の移動を規制する規制形状部と、前記カバー部材
の、前記規制形状部と係合する位置に設けられる規制凹
形状部とを備え、前記規制形状部は、前記規制凹形状部
との係合方向に対してバネ性を有しながら前記携帯型電
子機器に組み込まれ、且つ、前記規制形状部の前記携帯
型電子機器からの凸量が前記規制凹形状部の深さよりも
大きな値に設定されることを特徴とする。
【0017】請求項8の携帯型電子機器は、上記請求項
6又は7記載の携帯型電子機器において、前記ロック部
材は、前記カバー部材にスライド可能に取り付けるられ
ることを特徴とする。
6又は7記載の携帯型電子機器において、前記ロック部
材は、前記カバー部材にスライド可能に取り付けるられ
ることを特徴とする。
【0018】請求項9の携帯型電子機器は、表示部の表
面を保護するカバー部材であって一端を支点として回動
することにより開閉するカバー部材を有する携帯型電子
機器において、前記カバー部材が前記表示部を覆った状
態である閉状態において前記カバー部材を固定支持す
る、前記カバー部材にスライド移動可能に取り付けられ
るロック手段と、前記閉状態において前記カバー部材を
固定支持する方向に前記ロック手段を付勢する付勢手段
と、前記ロック手段の少なくとも一方の先端に設けられ
る爪形状部分と、前記携帯型電子機器の前記爪形状部分
と係合する位置に設けられる凹形状部分と、前記閉状態
において前記凹形状部分から離脱する方向への前記爪形
状部分の移動を規制する規制形状部と、前記カバー部材
の、前記規制形状部と係合する位置に設けられる規制凹
形状部とを備え、前記規制形状部は、前記ロック手段の
スライド方向に対して斜面形状部分を有し、前記ロック
手段は、前記爪形状部分が前記凹形状部分から離脱する
方向へ移動されたときに前記斜面形状と滑動するロック
部材側斜面形状部分を有し、前記斜面形状部分が前記ロ
ック部材側斜面形状部分と当接するまでに移動する距離
を、前記爪形状部分と前記凹形状部分との係合量以上の
値に設定し、前記ロック手段の最大スライド量を、前記
爪形状部分と前記凹形状部分との係合量より大きな値に
設定することを特徴とする。
面を保護するカバー部材であって一端を支点として回動
することにより開閉するカバー部材を有する携帯型電子
機器において、前記カバー部材が前記表示部を覆った状
態である閉状態において前記カバー部材を固定支持す
る、前記カバー部材にスライド移動可能に取り付けられ
るロック手段と、前記閉状態において前記カバー部材を
固定支持する方向に前記ロック手段を付勢する付勢手段
と、前記ロック手段の少なくとも一方の先端に設けられ
る爪形状部分と、前記携帯型電子機器の前記爪形状部分
と係合する位置に設けられる凹形状部分と、前記閉状態
において前記凹形状部分から離脱する方向への前記爪形
状部分の移動を規制する規制形状部と、前記カバー部材
の、前記規制形状部と係合する位置に設けられる規制凹
形状部とを備え、前記規制形状部は、前記ロック手段の
スライド方向に対して斜面形状部分を有し、前記ロック
手段は、前記爪形状部分が前記凹形状部分から離脱する
方向へ移動されたときに前記斜面形状と滑動するロック
部材側斜面形状部分を有し、前記斜面形状部分が前記ロ
ック部材側斜面形状部分と当接するまでに移動する距離
を、前記爪形状部分と前記凹形状部分との係合量以上の
値に設定し、前記ロック手段の最大スライド量を、前記
爪形状部分と前記凹形状部分との係合量より大きな値に
設定することを特徴とする。
【0019】請求項10の携帯型電子機器は、表示部の
表面を保護するカバー部材であって一端を支点として回
動することにより開閉するカバー部材を有する携帯型電
子機器において、前記カバー部材が前記表示部を覆った
状態である閉状態において前記カバー部材を固定支持す
るロック手段と、前記閉状態において前記カバー部材を
固定支持する方向に前記ロック手段を付勢する付勢手段
と、前記ロック手段の少なくとも一方の先端に設けられ
る爪形状部分と、前記携帯型電子機器に回動可能に保持
され、且つ前記爪形状部分と係合する凹形状部分を有す
るポップアップ手段と、前記ポップアップ手段を前記カ
バー部材の閉状態に保持するバネ部材と、前記閉状態に
おいて前記凹形状部分から離脱する方向への前記爪形状
部分の移動を規制する規制形状部と、前記カバー部材
の、前記規制形状部と係合する位置に設けられる規制凹
形状部とを備えることを特徴とする。
表面を保護するカバー部材であって一端を支点として回
動することにより開閉するカバー部材を有する携帯型電
子機器において、前記カバー部材が前記表示部を覆った
状態である閉状態において前記カバー部材を固定支持す
るロック手段と、前記閉状態において前記カバー部材を
固定支持する方向に前記ロック手段を付勢する付勢手段
と、前記ロック手段の少なくとも一方の先端に設けられ
る爪形状部分と、前記携帯型電子機器に回動可能に保持
され、且つ前記爪形状部分と係合する凹形状部分を有す
るポップアップ手段と、前記ポップアップ手段を前記カ
バー部材の閉状態に保持するバネ部材と、前記閉状態に
おいて前記凹形状部分から離脱する方向への前記爪形状
部分の移動を規制する規制形状部と、前記カバー部材
の、前記規制形状部と係合する位置に設けられる規制凹
形状部とを備えることを特徴とする。
【0020】請求項11の携帯型電子機器は、請求項1
0記載の携帯型電子機器において、前記ロック部材は、
前記カバー部材にスライド可能に取り付けるられること
を特徴とする。
0記載の携帯型電子機器において、前記ロック部材は、
前記カバー部材にスライド可能に取り付けるられること
を特徴とする。
【0021】請求項12の携帯型電子機器は、上記請求
項6〜11のいずれか1項記載の携帯型電子機器におい
て、前記カバー部材を回動可能に保持するヒンジ部材を
有することを特徴とする。
項6〜11のいずれか1項記載の携帯型電子機器におい
て、前記カバー部材を回動可能に保持するヒンジ部材を
有することを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。
面を参照して説明する。
【0023】(第1の実施の形態)まず、本発明の第1
の実施の形態について、図1及び図2を参照して説明す
る。
の実施の形態について、図1及び図2を参照して説明す
る。
【0024】図1は、本実施の形態に係る携帯型電子機
器の外観図である。同図において、携帯型電子機器の本
体1は、本体上ケース1a及び本体下ケース1bからな
る。本体上ケース1a上には液晶画面等からなる表示部
2が設けられている。3はバッテリ収納部の蓋であるバ
ッテリカバーである。4は表示部2を保護するための表
示部カバー(以下、LCDカバーという)であり、その
端面側にはLCDカバー4を固定保持するための突起4
aを有している。突起4aによる固定保持のロックは、
ロックボタン6によって解除することができる。
器の外観図である。同図において、携帯型電子機器の本
体1は、本体上ケース1a及び本体下ケース1bからな
る。本体上ケース1a上には液晶画面等からなる表示部
2が設けられている。3はバッテリ収納部の蓋であるバ
ッテリカバーである。4は表示部2を保護するための表
示部カバー(以下、LCDカバーという)であり、その
端面側にはLCDカバー4を固定保持するための突起4
aを有している。突起4aによる固定保持のロックは、
ロックボタン6によって解除することができる。
【0025】LCDカバー4は、連結部5aにおいてヒ
ンジカバー5に連結されており、ヒンジカバー5は連結
部5bにおいて本体1に連結されている。使用者は、連
結部5a及び5bを支点として回動することによりLC
Dカバー4を開閉することができる。
ンジカバー5に連結されており、ヒンジカバー5は連結
部5bにおいて本体1に連結されている。使用者は、連
結部5a及び5bを支点として回動することによりLC
Dカバー4を開閉することができる。
【0026】本体1の操作を行わないで持ち運ぶ場合に
は、表示部2外部の衝撃等による破損からを防止するた
めに、LCDカバー4を矢印Aの方向に回動させること
によって表示部2がLCDカバー4で覆い塞がれる。こ
のとき、振動等によってLCDカバー4が勝手に開いて
しまうことを防止するために、LCDカバー4の側面に
設けられた突起4aはロックボタン6の内部に設けられ
た図示しないロック爪によって引っかけられる。これに
より、LCDカバー4を閉じた状態で固定支持すること
ができる。
は、表示部2外部の衝撃等による破損からを防止するた
めに、LCDカバー4を矢印Aの方向に回動させること
によって表示部2がLCDカバー4で覆い塞がれる。こ
のとき、振動等によってLCDカバー4が勝手に開いて
しまうことを防止するために、LCDカバー4の側面に
設けられた突起4aはロックボタン6の内部に設けられ
た図示しないロック爪によって引っかけられる。これに
より、LCDカバー4を閉じた状態で固定支持すること
ができる。
【0027】ここで、ロック爪の動作について説明す
る。
る。
【0028】図2は、LCDカバー4を閉じた状態の電
子機器の切断面F−Fにおける断面図である。同図にお
いて、7はLCDカバー4を閉じた状態で固定保持する
ためのロック爪であり、7aはロック爪7の先端に設け
られた爪、7bはロック爪7の後端に設けられたボタン
受け、7cはロック爪7の回転中心軸である。また、8
はLCDカバー4を開いた状態で固定保持するためのロ
ック爪であり、8aはロック爪の先端に設けられた爪、
8bはロック爪7の後端に設けられたボタン受け、8c
はロック爪8の回転中心軸である。9はスペーサであ
り、10はバネである。
子機器の切断面F−Fにおける断面図である。同図にお
いて、7はLCDカバー4を閉じた状態で固定保持する
ためのロック爪であり、7aはロック爪7の先端に設け
られた爪、7bはロック爪7の後端に設けられたボタン
受け、7cはロック爪7の回転中心軸である。また、8
はLCDカバー4を開いた状態で固定保持するためのロ
ック爪であり、8aはロック爪の先端に設けられた爪、
8bはロック爪7の後端に設けられたボタン受け、8c
はロック爪8の回転中心軸である。9はスペーサであ
り、10はバネである。
【0029】図2に示すように、ロック爪7及び8は、
それぞれ回転中心軸7c、8cを支点として回動可能に
固定されている。また、ロックボタン6は、ロック爪後
端のボタン受け7b、8bに当接し、且つロックボタン
6の一部が外部に露出するように、本体1の内部に設け
られている。ロックボタン6は、図2の矢印Cの方向に
平行移動することができる。
それぞれ回転中心軸7c、8cを支点として回動可能に
固定されている。また、ロックボタン6は、ロック爪後
端のボタン受け7b、8bに当接し、且つロックボタン
6の一部が外部に露出するように、本体1の内部に設け
られている。ロックボタン6は、図2の矢印Cの方向に
平行移動することができる。
【0030】スペーサ9は、ボタン受け7b、8bに対
してロックボタン6とは反対側の面において、ボタン受
け7b、8bに当接しており、バネ10によって常にボ
タン受け7b、8bに付勢されている。
してロックボタン6とは反対側の面において、ボタン受
け7b、8bに当接しており、バネ10によって常にボ
タン受け7b、8bに付勢されている。
【0031】ロック爪の後端のボタン受け7b、8bが
スペーサ9を介してばね10によって付勢されるため、
ロック爪7、8は回転中心軸7c、8cを支点として矢
印D、D’とは逆の方向に回転する。従って、ロック爪
7、8の先端の爪7a及び8aは常に閉じた状態に保持
される。また、このとき、ボタン受け7b、8bはボタ
ン6を付勢するため、ロックボタン6は、常に外部にわ
ずかに突出した状態に保持される。
スペーサ9を介してばね10によって付勢されるため、
ロック爪7、8は回転中心軸7c、8cを支点として矢
印D、D’とは逆の方向に回転する。従って、ロック爪
7、8の先端の爪7a及び8aは常に閉じた状態に保持
される。また、このとき、ボタン受け7b、8bはボタ
ン6を付勢するため、ロックボタン6は、常に外部にわ
ずかに突出した状態に保持される。
【0032】図1のようにLCDカバー4が閉じられて
いる状態から携帯型電子機器を使用する場合は、ロック
ボタン6を図2の矢印Cの方向へ押し込む。すると、ボ
タン受け7bが押され、ロック爪7が回転中心軸7cを
支点として矢印Dの方向に回動する。これにより、ロッ
ク爪7の先端の爪7aによるロックは解除され、LCD
カバー4を開くことができる。
いる状態から携帯型電子機器を使用する場合は、ロック
ボタン6を図2の矢印Cの方向へ押し込む。すると、ボ
タン受け7bが押され、ロック爪7が回転中心軸7cを
支点として矢印Dの方向に回動する。これにより、ロッ
ク爪7の先端の爪7aによるロックは解除され、LCD
カバー4を開くことができる。
【0033】更にLCDカバー4を矢印Aとは反対の方
向へ回動させ、本体1の下側位置4’へ移動させること
ができる。本体1の裏側位置4’へ移動されたLCDカ
バー4は、さらに矢印Bの方向へ回動され、本体下ケー
ス1bに当接させることができる。このとき、LCDカ
バー4の突起4aはロックボタン6の内部に設けられた
図示しないロック爪によって引っかけられる。これによ
り、LCDカバー4を開いた状態で、本体操作の妨げに
ならない位置にLCDカバー4を固定支持することがで
きる。
向へ回動させ、本体1の下側位置4’へ移動させること
ができる。本体1の裏側位置4’へ移動されたLCDカ
バー4は、さらに矢印Bの方向へ回動され、本体下ケー
ス1bに当接させることができる。このとき、LCDカ
バー4の突起4aはロックボタン6の内部に設けられた
図示しないロック爪によって引っかけられる。これによ
り、LCDカバー4を開いた状態で、本体操作の妨げに
ならない位置にLCDカバー4を固定支持することがで
きる。
【0034】LCDカバー4を再び閉じる場合は、LC
Dカバー4を開いたときと同様にロックボタン6を矢印
Cの方向へ押し込む。すると、ボタン受け8bが押され
てロック爪8は回動中心軸8cを支点として矢印D’の
方向へ回動する。これにより、ロック爪8の先端の爪7
aによるロックは解除され、LCDカバー4を閉じるこ
とができる。
Dカバー4を開いたときと同様にロックボタン6を矢印
Cの方向へ押し込む。すると、ボタン受け8bが押され
てロック爪8は回動中心軸8cを支点として矢印D’の
方向へ回動する。これにより、ロック爪8の先端の爪7
aによるロックは解除され、LCDカバー4を閉じるこ
とができる。
【0035】このように、LCDカバー4を本体表側
(表示部2が設けられている面)のみならず、本体裏側
(本体下カバー1b側)にもロックすることにより、操
作時にLCDカバー4を邪魔にならない位置に固定保持
することができるので、LCDカバー4がその支持部す
なわち本体との接続部を支点として揺動することを防止
して、電子機器の操作性を向上させることができる。更
に、LCDカバー4が本体表側でロックされている場合
であっても本体裏側でロックされている場合であって
も、一つのボタンを操作するだけでロックの解除が可能
となり、開操作時の装置の操作性を向上させることがで
きる。
(表示部2が設けられている面)のみならず、本体裏側
(本体下カバー1b側)にもロックすることにより、操
作時にLCDカバー4を邪魔にならない位置に固定保持
することができるので、LCDカバー4がその支持部す
なわち本体との接続部を支点として揺動することを防止
して、電子機器の操作性を向上させることができる。更
に、LCDカバー4が本体表側でロックされている場合
であっても本体裏側でロックされている場合であって
も、一つのボタンを操作するだけでロックの解除が可能
となり、開操作時の装置の操作性を向上させることがで
きる。
【0036】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態について図3及び図4を参照して説明す
る。
の実施の形態について図3及び図4を参照して説明す
る。
【0037】図3は、本実施の形態に係る携帯型電子機
器の外観図である。同図において、図1と同一の構成に
は同一の参照番号を付してある。また、LCDカバー4
の開閉構造は、第1の実施の形態に示したものと同様で
ある。
器の外観図である。同図において、図1と同一の構成に
は同一の参照番号を付してある。また、LCDカバー4
の開閉構造は、第1の実施の形態に示したものと同様で
ある。
【0038】図3において、20はLCDカバー4を固
定保持するためのロックノブであり、20aはロックノ
ブ30の先端に設けられるロック部であり、21はロッ
ク部20aが引っかかるように本体上カバー1a上に設
けられる溝部である。また、本体下部カバー1bの、溝
部21に対応する部分には、溝部21と同様に構成され
る溝部21’(図4参照)が設けられている。
定保持するためのロックノブであり、20aはロックノ
ブ30の先端に設けられるロック部であり、21はロッ
ク部20aが引っかかるように本体上カバー1a上に設
けられる溝部である。また、本体下部カバー1bの、溝
部21に対応する部分には、溝部21と同様に構成され
る溝部21’(図4参照)が設けられている。
【0039】同図に示すように、LCDカバー4はヒン
ジカバー5を介して本体に連結されており、連結部5
a、5bを支点として回動することによりLCDカバー
4を開閉操作を行うことができる。本体1の操作を行わ
ないで持ち運ぶ場合には、表示部2を外部の衝撃等によ
る破損からを防止するために、LCDカバー4を矢印A
の方向に回動させることによって表示部2がLCDカバ
ー4で覆い塞がれる。このとき、振動等によってLCD
カバー4が勝手に開いてしまうことを防止するために、
LCDカバー4に設けられたロック部20aは溝部21
に引っかけられる。これにより、LCDカバー4を閉じ
た状態で固定支持することができる。
ジカバー5を介して本体に連結されており、連結部5
a、5bを支点として回動することによりLCDカバー
4を開閉操作を行うことができる。本体1の操作を行わ
ないで持ち運ぶ場合には、表示部2を外部の衝撃等によ
る破損からを防止するために、LCDカバー4を矢印A
の方向に回動させることによって表示部2がLCDカバ
ー4で覆い塞がれる。このとき、振動等によってLCD
カバー4が勝手に開いてしまうことを防止するために、
LCDカバー4に設けられたロック部20aは溝部21
に引っかけられる。これにより、LCDカバー4を閉じ
た状態で固定支持することができる。
【0040】ここで、ロックノブ20の動作について説
明する。図4は、LCDカバー4を閉じた状態の電子機
器の切断面G−Gにおける断面図であり、ロックノブ2
0によるロック状態を示している。図4(a)は表示部
2側にLCDカバー4を閉じて固定支持した状態を示し
ており、図4(b)は本体1の裏側(下側)にLCDカ
バー4を固定支持した状態を示している。両図に示すよ
うに、LCDカバー4には、ロックノブ20を取り付け
るための突起部23が形成されている。ロックノブ20
は、LCDカバー4の突起部23に被せて矢印Eの方向
及び矢印Eとは反対の方向へ平行移動が可能なように取
り付けられている。突起部23とロックノブ20との間
にはバネ22が配設されており、ロックノブ20はバネ
22により矢印Eとは反対の方向へ付勢されているた
め、ロック部20aは常に突出した状態となる。
明する。図4は、LCDカバー4を閉じた状態の電子機
器の切断面G−Gにおける断面図であり、ロックノブ2
0によるロック状態を示している。図4(a)は表示部
2側にLCDカバー4を閉じて固定支持した状態を示し
ており、図4(b)は本体1の裏側(下側)にLCDカ
バー4を固定支持した状態を示している。両図に示すよ
うに、LCDカバー4には、ロックノブ20を取り付け
るための突起部23が形成されている。ロックノブ20
は、LCDカバー4の突起部23に被せて矢印Eの方向
及び矢印Eとは反対の方向へ平行移動が可能なように取
り付けられている。突起部23とロックノブ20との間
にはバネ22が配設されており、ロックノブ20はバネ
22により矢印Eとは反対の方向へ付勢されているた
め、ロック部20aは常に突出した状態となる。
【0041】本体を操作するときは、ロックノブ20を
矢印Eの方向にスライドさせて、ロック部20aを溝部
21から抜き出すことによりロックを解除し、LCDカ
バー4を開くことができる。
矢印Eの方向にスライドさせて、ロック部20aを溝部
21から抜き出すことによりロックを解除し、LCDカ
バー4を開くことができる。
【0042】そして、更にLCDカバー4を図3の矢印
Aとは反対の方向へ回動させ、本体1の下側位置4’へ
移動させることができる。本体1の裏側位置4’へ移動
されたLCDカバー4は、さらに矢印Bの方向へ回動さ
れ、本体下ケース1bに当接させることができる。この
とき、ロックノブ20は本体下カバー1bに設けられた
溝部によって引っかけられる。これにより、LCDカバ
ー4を開いた状態で、本体操作の妨げにならない位置に
LCDカバー4を固定支持することができる。
Aとは反対の方向へ回動させ、本体1の下側位置4’へ
移動させることができる。本体1の裏側位置4’へ移動
されたLCDカバー4は、さらに矢印Bの方向へ回動さ
れ、本体下ケース1bに当接させることができる。この
とき、ロックノブ20は本体下カバー1bに設けられた
溝部によって引っかけられる。これにより、LCDカバ
ー4を開いた状態で、本体操作の妨げにならない位置に
LCDカバー4を固定支持することができる。
【0043】LCDカバー4を再び閉じる場合は、LC
Dカバー4を開いたときと同様にロックノブ20を矢印
E’の方向へスライドさせることにより、ロック部20
aを溝部21から抜き出すことによりロックを解除し、
LCDカバー4を開くことができる。
Dカバー4を開いたときと同様にロックノブ20を矢印
E’の方向へスライドさせることにより、ロック部20
aを溝部21から抜き出すことによりロックを解除し、
LCDカバー4を開くことができる。
【0044】このように、LCDカバー4を本体表側の
みならず裏側でもロックできるようにしたので、操作時
にLCDカバー4を固定保持することができる。従っ
て、LCDカバー4がその支持部すなわち本体との接続
部を支点として揺動することを防止して、操作性を向上
させることができる。更に、LCDカバー4が本体表側
でロックされている場合であっても本体裏側でロックさ
れている場合であっても、一つのボタンを操作するだけ
でロックの解除が可能となり、開操作時の装置の操作性
を向上させることができる。
みならず裏側でもロックできるようにしたので、操作時
にLCDカバー4を固定保持することができる。従っ
て、LCDカバー4がその支持部すなわち本体との接続
部を支点として揺動することを防止して、操作性を向上
させることができる。更に、LCDカバー4が本体表側
でロックされている場合であっても本体裏側でロックさ
れている場合であっても、一つのボタンを操作するだけ
でロックの解除が可能となり、開操作時の装置の操作性
を向上させることができる。
【0045】(第3の実施の形態)次に、本発明の第3
の実施の形態について、図5〜図10を参照して説明す
る。
の実施の形態について、図5〜図10を参照して説明す
る。
【0046】図5は、本実施の形態に係る携帯型電子機
器の外観斜視図である。同図において、電子機器31の
表示部カバー(以下、液晶カバー)32は閉状態となっ
ている。液晶カバー32は、ヒンジ部材36により本体
に取り付けられている。ヒンジ部材36は、本体側ヒン
ジにて電子機器31に対して回動可能に取り付けられ、
カバー側ヒンジ36bにて液晶カバー32に対して回動
可能に取り付けられている。液晶カバー32の、カバー
側ヒンジ36bと対向する部分には、液晶カバー32を
後述する機構によりロックするためのロックノブ30が
設けられている。
器の外観斜視図である。同図において、電子機器31の
表示部カバー(以下、液晶カバー)32は閉状態となっ
ている。液晶カバー32は、ヒンジ部材36により本体
に取り付けられている。ヒンジ部材36は、本体側ヒン
ジにて電子機器31に対して回動可能に取り付けられ、
カバー側ヒンジ36bにて液晶カバー32に対して回動
可能に取り付けられている。液晶カバー32の、カバー
側ヒンジ36bと対向する部分には、液晶カバー32を
後述する機構によりロックするためのロックノブ30が
設けられている。
【0047】本体側電子機器31の本体には電子機器駆
動用の電池パック(図示せず)を装着可能な電池パック
収納部(図示せず)が設けられており、電池パック収納
部には開閉自在な蓋33が設けられている。蓋33は、
開閉動作に対して施錠できる構造を有している。また、
電子機器31の本体には、シリアルインターフェイスコ
ネクタ34と、外部記憶装置であるICメモリカードを
装着して使用可能なICメモリカードインターフェイス
コネクタ35と、補助記憶装置であるコンパクトフラッ
シュカードを装着して使用可能なコンパクトフラッシュ
カードインターフェイスコネクタ(不図示)とが設けら
れている。
動用の電池パック(図示せず)を装着可能な電池パック
収納部(図示せず)が設けられており、電池パック収納
部には開閉自在な蓋33が設けられている。蓋33は、
開閉動作に対して施錠できる構造を有している。また、
電子機器31の本体には、シリアルインターフェイスコ
ネクタ34と、外部記憶装置であるICメモリカードを
装着して使用可能なICメモリカードインターフェイス
コネクタ35と、補助記憶装置であるコンパクトフラッ
シュカードを装着して使用可能なコンパクトフラッシュ
カードインターフェイスコネクタ(不図示)とが設けら
れている。
【0048】図6は、図5に示した液晶カバー32を開
状態としたときの電子機器31の外観斜視図である。
状態としたときの電子機器31の外観斜視図である。
【0049】同図において、電子機器31の本体上面に
は入力部としてのタッチパネル37が組み込まれてい
る。タッチパネル37は、タッチパネル37を透かして
タッチパネル下部に配置された液晶表示部44の表示画
面を見ることができるように構成されている。タッチパ
ネル37とヒンジ部材36との間には電源を入切するオ
ン・オフスイッチ38及びブザー音量や液晶画面濃度等
を調整するシステムスイッチ39からなるスイッチ部が
設けられている。液晶カバー32の、電子機器31の本
体に面する側には、ゴム脚40が貼り付けられている。
また、タッチパネル37が取り付けられている面の、液
晶カバー32に向けられたロックノブ30と接する部分
には、ロックノブ30と係合する係合凹部を形成するオ
ーバーハング部31cが設けられている。
は入力部としてのタッチパネル37が組み込まれてい
る。タッチパネル37は、タッチパネル37を透かして
タッチパネル下部に配置された液晶表示部44の表示画
面を見ることができるように構成されている。タッチパ
ネル37とヒンジ部材36との間には電源を入切するオ
ン・オフスイッチ38及びブザー音量や液晶画面濃度等
を調整するシステムスイッチ39からなるスイッチ部が
設けられている。液晶カバー32の、電子機器31の本
体に面する側には、ゴム脚40が貼り付けられている。
また、タッチパネル37が取り付けられている面の、液
晶カバー32に向けられたロックノブ30と接する部分
には、ロックノブ30と係合する係合凹部を形成するオ
ーバーハング部31cが設けられている。
【0050】図7は、電子機器31の回路構成を示すブ
ロック図である。同図において、電子機器31は装置全
体の制御を司るメインCPU41を有し、該CPU41
の周辺にはコンパクトフラッシュカードインターフェイ
スコネクタ42、メモリ43、液晶表示部44、電池パ
ック45、サブCPU46、タッチパネル37、スイッ
チ部47、シリアルインターフェイスコネクタ34及び
ICメモリカードインターフェイスコネクタ35がIS
Aバス48を介して接続されている。電池パック45か
らなる電源は、サブCPU46により制御されており、
各周辺回路に振り分け供給される。また、サブCPU4
6は、電源系の制御の他、スイッチ部47やタッチパネ
ル37から入力されたデータを処理し、そのデータを所
定のデータ形式でISAバス48を介してメインCPU
41に転送する。メインCPU41は、このようにして
入力されたデータを処理あるいは分類し、ISAバス4
8を介してメモリ43の所定の領域に格納する。メモリ
43に格納されたデータは、ISAバス48を介してシ
リアルインターフェイスコネクタ34、ICメモリカー
ドインターフェイスコネクタ35、コンパクトフラッシ
ュインターフェイスコネクタ42、液晶表示部44等に
転送される。
ロック図である。同図において、電子機器31は装置全
体の制御を司るメインCPU41を有し、該CPU41
の周辺にはコンパクトフラッシュカードインターフェイ
スコネクタ42、メモリ43、液晶表示部44、電池パ
ック45、サブCPU46、タッチパネル37、スイッ
チ部47、シリアルインターフェイスコネクタ34及び
ICメモリカードインターフェイスコネクタ35がIS
Aバス48を介して接続されている。電池パック45か
らなる電源は、サブCPU46により制御されており、
各周辺回路に振り分け供給される。また、サブCPU4
6は、電源系の制御の他、スイッチ部47やタッチパネ
ル37から入力されたデータを処理し、そのデータを所
定のデータ形式でISAバス48を介してメインCPU
41に転送する。メインCPU41は、このようにして
入力されたデータを処理あるいは分類し、ISAバス4
8を介してメモリ43の所定の領域に格納する。メモリ
43に格納されたデータは、ISAバス48を介してシ
リアルインターフェイスコネクタ34、ICメモリカー
ドインターフェイスコネクタ35、コンパクトフラッシ
ュインターフェイスコネクタ42、液晶表示部44等に
転送される。
【0051】図8は、図5又は図6に示した電子機器3
1の断面図であり、2点鎖線で示した形状は液晶カバー
32を開状態としたときを示している。
1の断面図であり、2点鎖線で示した形状は液晶カバー
32を開状態としたときを示している。
【0052】同図において、液晶カバー32の、カバー
側ヒンジ36bと対向する部分には、ロックノブ30が
図中のX方向にスライド可能に取り付けられている。ロ
ックノブ30はロックバネ30bにより−X方向に付勢
されている。ロックノブ30の先端部には爪形状部分3
0aが設けられている。爪形状部分30aは、液晶カバ
ー32を閉状態としたときには電子機器31に設けられ
た係合凹部31dと係合する。また、電子機器31のシ
ステムスイッチ39の上側にはストッパ凸形状部分31
aが設けられている。ストッパ凸形状部分31aは、液
晶カバー32の閉状態にて液晶カバー32に設けられて
いるストッパ凹形状部分32aと係合することにより、
液晶カバー32が+X方向に移動しないように構成され
る。また、液晶カバー32の裏面に貼り付けられたゴム
脚40の凸量δ1、及び液晶カバー32が閉状態にある
ときの電子機器31と液晶カバー32との隙間量δ2
は、δ1>δ2となるように設定されている。
側ヒンジ36bと対向する部分には、ロックノブ30が
図中のX方向にスライド可能に取り付けられている。ロ
ックノブ30はロックバネ30bにより−X方向に付勢
されている。ロックノブ30の先端部には爪形状部分3
0aが設けられている。爪形状部分30aは、液晶カバ
ー32を閉状態としたときには電子機器31に設けられ
た係合凹部31dと係合する。また、電子機器31のシ
ステムスイッチ39の上側にはストッパ凸形状部分31
aが設けられている。ストッパ凸形状部分31aは、液
晶カバー32の閉状態にて液晶カバー32に設けられて
いるストッパ凹形状部分32aと係合することにより、
液晶カバー32が+X方向に移動しないように構成され
る。また、液晶カバー32の裏面に貼り付けられたゴム
脚40の凸量δ1、及び液晶カバー32が閉状態にある
ときの電子機器31と液晶カバー32との隙間量δ2
は、δ1>δ2となるように設定されている。
【0053】このような構成にて、液晶カバー32が閉
状態となり、ロックノブ30の爪形状部分30aがロッ
クバネ30bのバネ力により−Xの方向に付勢されて、
係合凹部31dと係合すると、ゴム脚40は電子機器3
1のタッチパネル32上部のベセル部1bと当接し、凸
量δ1がδ1=δ2となるまで弾性変形し、弾性復元力
がゴム脚8に蓄えられる。このとき、ストッパ凸形状部
分31aはストッパ凹形状部分32aと係合するように
構成されているので、液晶カバー32は+X方向に移動
することができなくなり、爪形状部分30aが係合凹部
31dから離脱できなくなるので、液晶カバー32は閉
状態にて固定保持されることになる。
状態となり、ロックノブ30の爪形状部分30aがロッ
クバネ30bのバネ力により−Xの方向に付勢されて、
係合凹部31dと係合すると、ゴム脚40は電子機器3
1のタッチパネル32上部のベセル部1bと当接し、凸
量δ1がδ1=δ2となるまで弾性変形し、弾性復元力
がゴム脚8に蓄えられる。このとき、ストッパ凸形状部
分31aはストッパ凹形状部分32aと係合するように
構成されているので、液晶カバー32は+X方向に移動
することができなくなり、爪形状部分30aが係合凹部
31dから離脱できなくなるので、液晶カバー32は閉
状態にて固定保持されることになる。
【0054】液晶カバー32を開ける際には、まずロッ
クノブ30を操作者が+X方向にスライド操作すると、
爪形状部分30aが係合凹部31dから離脱する。この
とき、ゴム脚に蓄えられた弾性復元力により、凸量がδ
2からδ1まで復元しようとし、この弾性復元力によっ
て液晶カバー32は図9に示すようにロックノブ30の
部分がポップアップする。その後、操作者は液晶カバー
32を引き上げることにより、ロックされていた液晶カ
バー32を開けることができる。図9は、図8に示した
液晶カバー32がポップアップした状態を示す断面図で
ある。
クノブ30を操作者が+X方向にスライド操作すると、
爪形状部分30aが係合凹部31dから離脱する。この
とき、ゴム脚に蓄えられた弾性復元力により、凸量がδ
2からδ1まで復元しようとし、この弾性復元力によっ
て液晶カバー32は図9に示すようにロックノブ30の
部分がポップアップする。その後、操作者は液晶カバー
32を引き上げることにより、ロックされていた液晶カ
バー32を開けることができる。図9は、図8に示した
液晶カバー32がポップアップした状態を示す断面図で
ある。
【0055】図10は、液晶カバー32を開状態として
電子機器31を机上に載置した状態を示す側面図であ
る。電子機器31を使用する場合は、図8に破線で示す
ように、液晶カバー32を本体側ヒンジ36aを支点と
して約360°回動させる。これにより、液晶カバー3
2は図10に示すように電子機器31本体の裏側に位置
することができる。従って、電子機器1を机上50に載
置する際には、液晶カバー32のゴム脚40と電子機器
31の本体に設けられている本体脚49とにより、電子
機器31が支持されることになる。
電子機器31を机上に載置した状態を示す側面図であ
る。電子機器31を使用する場合は、図8に破線で示す
ように、液晶カバー32を本体側ヒンジ36aを支点と
して約360°回動させる。これにより、液晶カバー3
2は図10に示すように電子機器31本体の裏側に位置
することができる。従って、電子機器1を机上50に載
置する際には、液晶カバー32のゴム脚40と電子機器
31の本体に設けられている本体脚49とにより、電子
機器31が支持されることになる。
【0056】一方、液晶カバー32を閉じる場合は、操
作者が、本体側ヒンジ36a及びカバー側ヒンジ36b
を支点として液晶カバー32を図8に示した閉位置まで
回動させる。すると、ロックノブ30の爪形状部分30
a先端の斜面部9dが、電子機器31の凹形状部31d
上部のオーバーハング部31cに突き当たりながら滑る
ので、ロックバネ30bが+X方向に圧縮され、爪形状
部分9aがオーバーハング部1cを乗り越えて係合凹部
31dに係合する。これにより、液晶カバー32は閉状
態でロックされる。
作者が、本体側ヒンジ36a及びカバー側ヒンジ36b
を支点として液晶カバー32を図8に示した閉位置まで
回動させる。すると、ロックノブ30の爪形状部分30
a先端の斜面部9dが、電子機器31の凹形状部31d
上部のオーバーハング部31cに突き当たりながら滑る
ので、ロックバネ30bが+X方向に圧縮され、爪形状
部分9aがオーバーハング部1cを乗り越えて係合凹部
31dに係合する。これにより、液晶カバー32は閉状
態でロックされる。
【0057】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、液晶カバー32が閉状態にあるときに電子機器31
に当接する位置にゴム脚40を設け、ゴム脚40の液晶
カバー32からの凸量δ1を、液晶カバー32が閉状態
にあるときの液晶カバー32と電子機器31との間の隙
間量δ2より大きい値に設定したことにより、ゴム脚4
0の弾性復元力により液晶カバー32がポップアップす
る。従って、開操作時の装置の操作性の向上を図ること
ができる。
ば、液晶カバー32が閉状態にあるときに電子機器31
に当接する位置にゴム脚40を設け、ゴム脚40の液晶
カバー32からの凸量δ1を、液晶カバー32が閉状態
にあるときの液晶カバー32と電子機器31との間の隙
間量δ2より大きい値に設定したことにより、ゴム脚4
0の弾性復元力により液晶カバー32がポップアップす
る。従って、開操作時の装置の操作性の向上を図ること
ができる。
【0058】また、液晶カバー32には指掛け部として
の特別の形状部分を必要としないので、機器の小型化に
好便である。また、液晶カバー32をロックするための
機構を電子機器31の端部に配置する必要がないので、
デザイン上の自由度ならびに設計上の自由度に優れてい
る。さらに、ゴム脚40は電子機器31を机上等に載置
して使用する場合には載置用ゴム脚として機能するの
で、良好な載置安定性を実現することができる。
の特別の形状部分を必要としないので、機器の小型化に
好便である。また、液晶カバー32をロックするための
機構を電子機器31の端部に配置する必要がないので、
デザイン上の自由度ならびに設計上の自由度に優れてい
る。さらに、ゴム脚40は電子機器31を机上等に載置
して使用する場合には載置用ゴム脚として機能するの
で、良好な載置安定性を実現することができる。
【0059】(第4の実施の形態)次に、本発明の第4
の実施の形態について、図11〜図13を参照して説明
する。
の実施の形態について、図11〜図13を参照して説明
する。
【0060】図11は、本実施の形態に係る携帯型電子
機器の、液晶カバー32を開状態とした場合の外観斜視
図であり、図12は図11に示した電子機器の切断面H
−Hにおける断面拡大図である。各図において、上述し
た第3の実施の形態における構成要素と同一の構成要素
には同一番号を付してある。
機器の、液晶カバー32を開状態とした場合の外観斜視
図であり、図12は図11に示した電子機器の切断面H
−Hにおける断面拡大図である。各図において、上述し
た第3の実施の形態における構成要素と同一の構成要素
には同一番号を付してある。
【0061】両図において、電子機器31のオーバーハ
ング部31cとタッチパネル37との間には、位置決め
ピン51が設けられており、液晶カバー32の、位置決
めピン51に対向する位置には位置決め穴52が設けら
れている。本実施の形態において、位置決めピン51は
第3の実施の形態で説明したストッパ凸形状部分31a
に相当する機能を有し、位置決め穴52は第3の実施の
形態で説明したストッパ凹形状部分32aに相当する機
能を有する。なお、本実施の形態において、位置決めピ
ン51は、ロックノブ30の両側に位置するように2本
設けられている。
ング部31cとタッチパネル37との間には、位置決め
ピン51が設けられており、液晶カバー32の、位置決
めピン51に対向する位置には位置決め穴52が設けら
れている。本実施の形態において、位置決めピン51は
第3の実施の形態で説明したストッパ凸形状部分31a
に相当する機能を有し、位置決め穴52は第3の実施の
形態で説明したストッパ凹形状部分32aに相当する機
能を有する。なお、本実施の形態において、位置決めピ
ン51は、ロックノブ30の両側に位置するように2本
設けられている。
【0062】図13は、図12に示した液晶カバー32
を約15°開いた状態を示す断面図である。同図におい
て、位置決めピン51はポップアップバネ53により、
図中+Y方向に付勢されており、その凸量δ3は液晶カ
バー32bの位置決め穴42の深さδ4よりも大きく設
定されている。
を約15°開いた状態を示す断面図である。同図におい
て、位置決めピン51はポップアップバネ53により、
図中+Y方向に付勢されており、その凸量δ3は液晶カ
バー32bの位置決め穴42の深さδ4よりも大きく設
定されている。
【0063】図12に示したように、液晶カバー32を
閉状態とすると、位置決め穴52に位置決めピン51が
係合すると同時に、位置決めピン51はδ3−δ4だけ
−Y方向に押し込まれ、押し込み量に相当する弾性エネ
ルギーがポップアップバネ53に蓄えられる。
閉状態とすると、位置決め穴52に位置決めピン51が
係合すると同時に、位置決めピン51はδ3−δ4だけ
−Y方向に押し込まれ、押し込み量に相当する弾性エネ
ルギーがポップアップバネ53に蓄えられる。
【0064】液晶カバー32を開ける場合は、上述した
第3の実施の形態と同様に、ロックノブ30がロックバ
ネ30bによって±X方向にスライド可能に取り付けら
れているので、操作者がロックノブ30を+X方向にス
ライド操作すると、爪形状部分30aが係合凹部31d
から離脱する。このとき、位置決めピン51はポップア
ップバネ53の弾性復元力によりδ4からδ3まで復元
しようとし、この弾性復元力によって液晶カバー32は
ポップアップする。その後、操作者が液晶カバー32を
引き上げることにより、ロックされていた液晶カバー3
2を開けることができる。
第3の実施の形態と同様に、ロックノブ30がロックバ
ネ30bによって±X方向にスライド可能に取り付けら
れているので、操作者がロックノブ30を+X方向にス
ライド操作すると、爪形状部分30aが係合凹部31d
から離脱する。このとき、位置決めピン51はポップア
ップバネ53の弾性復元力によりδ4からδ3まで復元
しようとし、この弾性復元力によって液晶カバー32は
ポップアップする。その後、操作者が液晶カバー32を
引き上げることにより、ロックされていた液晶カバー3
2を開けることができる。
【0065】なお、本実施の形態では位置決めピン51
の弾性復元力をポップアップバネ53によって発生させ
ているが、位置決めピン51を例えばPOMのような良
好な弾性を有する樹脂等により成型し、バネ機能を付加
して一部品化することも可能である。また、位置決めの
ための部材はピン形状のものに限られず、例えば矩形形
状部品としても同様の効果が得られる。
の弾性復元力をポップアップバネ53によって発生させ
ているが、位置決めピン51を例えばPOMのような良
好な弾性を有する樹脂等により成型し、バネ機能を付加
して一部品化することも可能である。また、位置決めの
ための部材はピン形状のものに限られず、例えば矩形形
状部品としても同様の効果が得られる。
【0066】一方、液晶カバー32を閉じる場合は、第
3の実施の形態と同様に、操作者が、本体側ヒンジ36
a及びカバー側ヒンジ36bを支点として液晶カバー3
2を閉位置まで回動させる。すると、ロックノブ30の
爪形状部分30a先端の斜面部30dが、電子機器31
の凹形状部31d上部のオーバーハング部31cに突き
当たりながら滑るので、ロックバネ30bが+X方向に
圧縮され、爪形状部分30aがオーバーハング部31c
を乗り越えて係合凹部31dに係合する。これにより、
液晶カバー32は閉状態でロックされる。
3の実施の形態と同様に、操作者が、本体側ヒンジ36
a及びカバー側ヒンジ36bを支点として液晶カバー3
2を閉位置まで回動させる。すると、ロックノブ30の
爪形状部分30a先端の斜面部30dが、電子機器31
の凹形状部31d上部のオーバーハング部31cに突き
当たりながら滑るので、ロックバネ30bが+X方向に
圧縮され、爪形状部分30aがオーバーハング部31c
を乗り越えて係合凹部31dに係合する。これにより、
液晶カバー32は閉状態でロックされる。
【0067】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、位置決めピン51を電子機器31上に設け、位置決
めピン51の凸量δ3を位置決め穴52の凹量δ4より
大きな値にすることにより、操作者がロックノブ30を
解除方向に操作したときにはポップアップバネ53のバ
ネ性から発生する弾性復元力により液晶カバー32がポ
ップアップする。従って、開操作時の装置の操作性の向
上が図られる。
ば、位置決めピン51を電子機器31上に設け、位置決
めピン51の凸量δ3を位置決め穴52の凹量δ4より
大きな値にすることにより、操作者がロックノブ30を
解除方向に操作したときにはポップアップバネ53のバ
ネ性から発生する弾性復元力により液晶カバー32がポ
ップアップする。従って、開操作時の装置の操作性の向
上が図られる。
【0068】また、液晶カバー32には指掛け部として
の特別の形状部分を必要としないので、機器の小型化に
好便である。また、液晶カバー32をロックするための
機構を電子機器31の端部に配置する必要がないので、
デザイン上の自由度ならびに設計上の自由度に優れてい
る。
の特別の形状部分を必要としないので、機器の小型化に
好便である。また、液晶カバー32をロックするための
機構を電子機器31の端部に配置する必要がないので、
デザイン上の自由度ならびに設計上の自由度に優れてい
る。
【0069】(第5の実施の形態)次に、本発明の第5
の実施の形態について、図14及び図15を参照して説
明する。
の実施の形態について、図14及び図15を参照して説
明する。
【0070】図14は本実施の形態に係る携帯型電子機
器の、液晶カバー32を開状態とした場合の外観斜視図
であり、図15は図14に示した電子機器の切断面I−
Iにおける断面拡大図である。
器の、液晶カバー32を開状態とした場合の外観斜視図
であり、図15は図14に示した電子機器の切断面I−
Iにおける断面拡大図である。
【0071】両図において、電子機器31の係合凹部3
1dの近傍には、斜面が係合凹部31dを向くような三
角リブ54が設けられている。ロックノブ30は第3、
第4の実施例に示したのと同様に、液晶カバー32に対
して図中±X方向にスライド可能に組み付けられてお
り、ロックノブ30はロックバネ30bによって−X方
向に付勢されている。ロックノブ30には三角リブ54
と同一の傾きを持つ斜面部30cが設けられており、液
晶カバー32の閉状態では三角リブ54と斜面部30c
との距離はδ6で表される。また、ロックノブ30の爪
形状部分30aと係合凹部31dとの係合量はδ5で、
ロックノブ30の最大スライド量はδ7で表される。本
実施の形態では、上記各寸法は、δ5≦δ6<δ7に設
定されている。
1dの近傍には、斜面が係合凹部31dを向くような三
角リブ54が設けられている。ロックノブ30は第3、
第4の実施例に示したのと同様に、液晶カバー32に対
して図中±X方向にスライド可能に組み付けられてお
り、ロックノブ30はロックバネ30bによって−X方
向に付勢されている。ロックノブ30には三角リブ54
と同一の傾きを持つ斜面部30cが設けられており、液
晶カバー32の閉状態では三角リブ54と斜面部30c
との距離はδ6で表される。また、ロックノブ30の爪
形状部分30aと係合凹部31dとの係合量はδ5で、
ロックノブ30の最大スライド量はδ7で表される。本
実施の形態では、上記各寸法は、δ5≦δ6<δ7に設
定されている。
【0072】上記構成において、操作者がロックノブ3
0を+X方向にスライドさせると、δ5の距離をスライ
ドさせた時点で、爪形状部分30aが係合凹部31dか
ら離脱し、δ6の距離にて(δ5=δ6であってもよ
い)ロックノブ30の斜面30cが三角リブ54と当接
する。更に+X方向にスライドさせると、斜面部30c
と三角リブ54が当接しながら互いに滑り、最大スライ
ド量δ7に達する。このとき、ロックノブ30は斜面部
30cにより三角リブ54に乗り上げるので、液晶カバ
ー32は閉状態を完全に解除され、ポップアップした状
態となる。その後、操作者が液晶カバー32を引き上げ
ることにより、ロックされていた液晶カバー32を開け
ることができる。
0を+X方向にスライドさせると、δ5の距離をスライ
ドさせた時点で、爪形状部分30aが係合凹部31dか
ら離脱し、δ6の距離にて(δ5=δ6であってもよ
い)ロックノブ30の斜面30cが三角リブ54と当接
する。更に+X方向にスライドさせると、斜面部30c
と三角リブ54が当接しながら互いに滑り、最大スライ
ド量δ7に達する。このとき、ロックノブ30は斜面部
30cにより三角リブ54に乗り上げるので、液晶カバ
ー32は閉状態を完全に解除され、ポップアップした状
態となる。その後、操作者が液晶カバー32を引き上げ
ることにより、ロックされていた液晶カバー32を開け
ることができる。
【0073】一方、液晶カバー32を閉じる場合は、第
3又は第4の実施の形態と同様に、操作者が、本体側ヒ
ンジ36a及びカバー側ヒンジ36bを支点として液晶
カバー32を閉位置まで回動させる。すると、ロックノ
ブ30の爪形状部分30a先端の斜面部30cが、電子
機器31の凹形状部31d上部のオーバーハング部31
cに突き当たりながら滑るので、ロックバネ30bが+
X方向に圧縮され、爪形状部分30aがオーバーハング
部31cを乗り越えて係合凹部31dに係合する。これ
により、液晶カバー32は閉状態でロックされる。
3又は第4の実施の形態と同様に、操作者が、本体側ヒ
ンジ36a及びカバー側ヒンジ36bを支点として液晶
カバー32を閉位置まで回動させる。すると、ロックノ
ブ30の爪形状部分30a先端の斜面部30cが、電子
機器31の凹形状部31d上部のオーバーハング部31
cに突き当たりながら滑るので、ロックバネ30bが+
X方向に圧縮され、爪形状部分30aがオーバーハング
部31cを乗り越えて係合凹部31dに係合する。これ
により、液晶カバー32は閉状態でロックされる。
【0074】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、ロックノブ30に三角リブ54と同一の傾きを持つ
斜面部30cを設け、液晶カバー32の閉状態では三角
リブ54と斜面部30cとの距離δ6を、ロックノブ3
0の爪形状部分30aと係合凹部31dとの係合量δ5
以上の値とし、ロックノブ30の最大スライド量δ7を
係合量δ6より大きな値としたので、操作者がロックノ
ブ30を解除方向に操作したときには斜面部30cが三
角リブ54上を滑りながら盛り上げるように動かすこと
ができ、この動きによって液晶カバー32がポップアッ
プする。従って、開操作時の装置の操作性の向上が図ら
れる。
ば、ロックノブ30に三角リブ54と同一の傾きを持つ
斜面部30cを設け、液晶カバー32の閉状態では三角
リブ54と斜面部30cとの距離δ6を、ロックノブ3
0の爪形状部分30aと係合凹部31dとの係合量δ5
以上の値とし、ロックノブ30の最大スライド量δ7を
係合量δ6より大きな値としたので、操作者がロックノ
ブ30を解除方向に操作したときには斜面部30cが三
角リブ54上を滑りながら盛り上げるように動かすこと
ができ、この動きによって液晶カバー32がポップアッ
プする。従って、開操作時の装置の操作性の向上が図ら
れる。
【0075】また、液晶カバー32には指掛け部として
の特別の形状部分を必要としないので、機器の小型化に
好便である。また、液晶カバー32をロックするための
機構を電子機器31の端部に配置する必要がないので、
デザイン上の自由度ならびに設計上の自由度に優れてい
る。
の特別の形状部分を必要としないので、機器の小型化に
好便である。また、液晶カバー32をロックするための
機構を電子機器31の端部に配置する必要がないので、
デザイン上の自由度ならびに設計上の自由度に優れてい
る。
【0076】(第6の実施の形態)次に、本発明の第6
の実施の形態について、図16〜図19を参照して説明
する。
の実施の形態について、図16〜図19を参照して説明
する。
【0077】図16は本実施の形態に係る携帯型電子機
器の、液晶カバー32を開状態とした場合の外観斜視図
であり、図17は携帯型電子機器の液晶カバー32を閉
状態とした場合の外観斜視図であり、図18及び図19
は図16に示した電子機器の、図16の切断面J−Jに
おける断面拡大図である。
器の、液晶カバー32を開状態とした場合の外観斜視図
であり、図17は携帯型電子機器の液晶カバー32を閉
状態とした場合の外観斜視図であり、図18及び図19
は図16に示した電子機器の、図16の切断面J−Jに
おける断面拡大図である。
【0078】図18に示すように、本実施の形態では、
電子機器31の係合凹部31dはポップアップレバー5
5として形成されており、該ポップアップレバー55は
回転軸56を回転中心として回動するように電子機器3
1に組み込まれている。回転軸56にはネジリコイルバ
ネ57が組み込まれており、図中のθ方向に対して、図
18の位置にてポップアップレバー55を付勢してい
る。
電子機器31の係合凹部31dはポップアップレバー5
5として形成されており、該ポップアップレバー55は
回転軸56を回転中心として回動するように電子機器3
1に組み込まれている。回転軸56にはネジリコイルバ
ネ57が組み込まれており、図中のθ方向に対して、図
18の位置にてポップアップレバー55を付勢してい
る。
【0079】上記構成において、ポップアップレバー5
5の一方の端部55aを−Y方向に押下すると、ポップ
アップレバー55は回転軸56を回転中心として回動
し、図19に示すような傾斜した状態となる。すると、
ポップアップレバー55の他方の端部55bがロックノ
ブ30を+Y方向に押し上げるので、爪形状部分30a
が係合凹部31dから離脱し、液晶カバー32は図19
に示すようにポップアップした状態となる。その後、操
作者が液晶カバー32を引き上げることにより、ロック
されていた液晶カバー32を開けることができる。
5の一方の端部55aを−Y方向に押下すると、ポップ
アップレバー55は回転軸56を回転中心として回動
し、図19に示すような傾斜した状態となる。すると、
ポップアップレバー55の他方の端部55bがロックノ
ブ30を+Y方向に押し上げるので、爪形状部分30a
が係合凹部31dから離脱し、液晶カバー32は図19
に示すようにポップアップした状態となる。その後、操
作者が液晶カバー32を引き上げることにより、ロック
されていた液晶カバー32を開けることができる。
【0080】一方、液晶カバー32を閉じる場合は、ま
ず、操作者が、本体側ヒンジ36a及びカバー側ヒンジ
36bを支点として液晶カバー32を閉位置まで回動さ
せる。すると、ポップアップレバー55のオーバーハン
グ部55cにロックノブ30の爪形状部分30a先端の
斜面部30dがに突き当たりながら滑るので、ロックバ
ネ30bが+X方向に圧縮され、爪形状部分30aがオ
ーバーハング部55cを乗り越えて係合凹部31dに係
合する。これにより、液晶カバー32は閉状態でロック
される。
ず、操作者が、本体側ヒンジ36a及びカバー側ヒンジ
36bを支点として液晶カバー32を閉位置まで回動さ
せる。すると、ポップアップレバー55のオーバーハン
グ部55cにロックノブ30の爪形状部分30a先端の
斜面部30dがに突き当たりながら滑るので、ロックバ
ネ30bが+X方向に圧縮され、爪形状部分30aがオ
ーバーハング部55cを乗り越えて係合凹部31dに係
合する。これにより、液晶カバー32は閉状態でロック
される。
【0081】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、液晶カバーの爪形状部分30aと係合する係合凹部
31dを形成するオーバーハング部をポップアップレバ
ー55として一体形成することにより、操作者がポップ
アップレバー55を操作することにより液晶カバー32
がポップアップするので、開操作時の装置の良好な操作
感を実現することができる。
ば、液晶カバーの爪形状部分30aと係合する係合凹部
31dを形成するオーバーハング部をポップアップレバ
ー55として一体形成することにより、操作者がポップ
アップレバー55を操作することにより液晶カバー32
がポップアップするので、開操作時の装置の良好な操作
感を実現することができる。
【0082】また、液晶カバー32には指掛け部として
の特別の形状部分を必要としないので、機器の小型化に
好便である。また、液晶カバー32をロックするための
機構を電子機器31の端部に配置する必要がないので、
デザイン上の自由度ならびに設計上の自由度に優れてい
る。
の特別の形状部分を必要としないので、機器の小型化に
好便である。また、液晶カバー32をロックするための
機構を電子機器31の端部に配置する必要がないので、
デザイン上の自由度ならびに設計上の自由度に優れてい
る。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜3の携
帯型電子機器によれば、表示部の表面を保護するカバー
部材であって一端を支点として回動することにより開閉
するカバー部材を有する携帯型電子機器において、カバ
ー部材を複数の位置において固定保持するロック手段を
備えるようにしたので、カバー部材がその支点で揺動す
ることを防止して、操作性を向上させることができる。
更に、LCDカバー4が本体表側でロックされている場
合であっても本体裏側でロックされている場合であって
も、一つのボタンを操作するだけでロックの解除が可能
となり、開操作時の装置の操作性を向上させることがで
きるという効果が得られる。
帯型電子機器によれば、表示部の表面を保護するカバー
部材であって一端を支点として回動することにより開閉
するカバー部材を有する携帯型電子機器において、カバ
ー部材を複数の位置において固定保持するロック手段を
備えるようにしたので、カバー部材がその支点で揺動す
ることを防止して、操作性を向上させることができる。
更に、LCDカバー4が本体表側でロックされている場
合であっても本体裏側でロックされている場合であって
も、一つのボタンを操作するだけでロックの解除が可能
となり、開操作時の装置の操作性を向上させることがで
きるという効果が得られる。
【0084】請求項4の携帯型電子機器によれば、前記
ロック手段は、前記カバー部材の前記表示部に当接する
側及び前記前記携帯型電子機器の本体の前記表示部に対
して反対側の面に当接する側のいずれの側からも操作可
能としたので、上記請求項1〜3に係る携帯型電子機器
による効果をよりよく奏することができる。
ロック手段は、前記カバー部材の前記表示部に当接する
側及び前記前記携帯型電子機器の本体の前記表示部に対
して反対側の面に当接する側のいずれの側からも操作可
能としたので、上記請求項1〜3に係る携帯型電子機器
による効果をよりよく奏することができる。
【0085】請求項5の携帯型電子機器によれば、ロッ
ク手段を複数個備えるとともに、同時に複数個のロック
手段のロック状態を操作する操作手段を少なくとも1個
備えたので、1つの操作手段を操作するだけでロック解
除が可能となり、更に開操作時の装置の操作性を向上さ
せることができるという効果が得られる。
ク手段を複数個備えるとともに、同時に複数個のロック
手段のロック状態を操作する操作手段を少なくとも1個
備えたので、1つの操作手段を操作するだけでロック解
除が可能となり、更に開操作時の装置の操作性を向上さ
せることができるという効果が得られる。
【0086】請求項6の携帯型電子機器によれば、表示
部の表面を保護するカバー部材であって一端を支点とし
て回動することにより開閉するカバー部材を有する携帯
型電子機器において、前記カバー部材が前記表示部を覆
った状態である閉状態において前記カバー部材を固定支
持するロック手段と、前記閉状態において前記カバー部
材を固定支持する方向に前記ロック部材を付勢する付勢
手段と、前記ロック手段の少なくとも一方の先端に設け
られる爪形状部分と、前記携帯型電子機器の前記爪形状
部分と係合する位置に設けられる凹形状部分と、前記閉
状態において前記凹形状部分から離脱する方向への前記
爪形状部分の移動を規制する規制形状部と、前記カバー
部材の、前記規制形状部と係合する位置に設けられる規
制凹形状部と、前記カバー部材の、前記閉状態において
前記携帯型電子機器に当接する位置に設けられ、前記カ
バー部材からの凸量が、前記閉状態における前記カバー
部材と前記携帯型電子機器との隙間量より大きい値に設
定されるゴム脚部材とを備えることにより、ゴム脚部材
の弾性復元力によりカバー部材がポップアップするの
で、開操作時の操作性を向上させることができるととも
にカバー部材を引き上げるための指掛け部が不要となっ
て装置の小型化を図ることができるという効果が得られ
る。
部の表面を保護するカバー部材であって一端を支点とし
て回動することにより開閉するカバー部材を有する携帯
型電子機器において、前記カバー部材が前記表示部を覆
った状態である閉状態において前記カバー部材を固定支
持するロック手段と、前記閉状態において前記カバー部
材を固定支持する方向に前記ロック部材を付勢する付勢
手段と、前記ロック手段の少なくとも一方の先端に設け
られる爪形状部分と、前記携帯型電子機器の前記爪形状
部分と係合する位置に設けられる凹形状部分と、前記閉
状態において前記凹形状部分から離脱する方向への前記
爪形状部分の移動を規制する規制形状部と、前記カバー
部材の、前記規制形状部と係合する位置に設けられる規
制凹形状部と、前記カバー部材の、前記閉状態において
前記携帯型電子機器に当接する位置に設けられ、前記カ
バー部材からの凸量が、前記閉状態における前記カバー
部材と前記携帯型電子機器との隙間量より大きい値に設
定されるゴム脚部材とを備えることにより、ゴム脚部材
の弾性復元力によりカバー部材がポップアップするの
で、開操作時の操作性を向上させることができるととも
にカバー部材を引き上げるための指掛け部が不要となっ
て装置の小型化を図ることができるという効果が得られ
る。
【0087】請求項7の携帯型電子機器によれば、表示
部の表面を保護するカバー部材であって一端を支点とし
て回動することにより開閉するカバー部材を有する携帯
型電子機器において、前記カバー部材が前記表示部を覆
った状態である閉状態において前記カバー部材を固定支
持するロック手段と、前記閉状態において前記カバー部
材を固定支持する方向に前記ロック手段を付勢する付勢
手段と、前記ロック手段の少なくとも一方の先端に設け
られる爪形状部分と、前記携帯型電子機器の前記爪形状
部分と係合する位置に設けられる凹形状部分と、前記閉
状態において前記凹形状部分から離脱する方向への前記
爪形状部分の移動を規制する規制形状部と、前記カバー
部材の、前記規制形状部と係合する位置に設けられる規
制凹形状部とを備え、前記規制形状部は、前記規制凹形
状部との係合方向に対してバネ性を有しながら前記携帯
型電子機器に組み込まれ、且つ、前記規制形状部の前記
携帯型電子機器からの凸量が前記規制凹形状部の深さよ
りも大きな値に設定されるので、規制形状部のバネ性か
ら発生する弾性復元力によりカバー部材がポップアップ
し、開操作時の装置の操作性の向上を図ることができる
とともにカバー部材を引き上げるための指掛け部が不要
となって装置の小型化を図ることができるという効果が
得られる。
部の表面を保護するカバー部材であって一端を支点とし
て回動することにより開閉するカバー部材を有する携帯
型電子機器において、前記カバー部材が前記表示部を覆
った状態である閉状態において前記カバー部材を固定支
持するロック手段と、前記閉状態において前記カバー部
材を固定支持する方向に前記ロック手段を付勢する付勢
手段と、前記ロック手段の少なくとも一方の先端に設け
られる爪形状部分と、前記携帯型電子機器の前記爪形状
部分と係合する位置に設けられる凹形状部分と、前記閉
状態において前記凹形状部分から離脱する方向への前記
爪形状部分の移動を規制する規制形状部と、前記カバー
部材の、前記規制形状部と係合する位置に設けられる規
制凹形状部とを備え、前記規制形状部は、前記規制凹形
状部との係合方向に対してバネ性を有しながら前記携帯
型電子機器に組み込まれ、且つ、前記規制形状部の前記
携帯型電子機器からの凸量が前記規制凹形状部の深さよ
りも大きな値に設定されるので、規制形状部のバネ性か
ら発生する弾性復元力によりカバー部材がポップアップ
し、開操作時の装置の操作性の向上を図ることができる
とともにカバー部材を引き上げるための指掛け部が不要
となって装置の小型化を図ることができるという効果が
得られる。
【0088】請求項8の携帯型電子機器によれば、ロッ
ク部材を、カバー部材にスライド可能に取り付けること
により、ロック部材をスライドするという簡単な操作に
よってカバー部材のロックを解除することができ、更に
装置の操作性の向上を図ることができるという効果が得
られる。
ク部材を、カバー部材にスライド可能に取り付けること
により、ロック部材をスライドするという簡単な操作に
よってカバー部材のロックを解除することができ、更に
装置の操作性の向上を図ることができるという効果が得
られる。
【0089】請求項9の携帯型電子機器によれば、表示
部の表面を保護するカバー部材であって一端を支点とし
て回動することにより開閉するカバー部材を有する携帯
型電子機器において、前記カバー部材が前記表示部を覆
った状態である閉状態において前記カバー部材を固定支
持する、前記カバー部材にスライド移動可能に取り付け
られるロック手段と、前記閉状態において前記カバー部
材を固定支持する方向に前記ロック手段を付勢する付勢
手段と、前記ロック手段の少なくとも一方の先端に設け
られる爪形状部分と、前記携帯型電子機器の前記爪形状
部分と係合する位置に設けられる凹形状部分と、前記閉
状態において前記凹形状部分から離脱する方向への前記
爪形状部分の移動を規制する規制形状部と、前記カバー
部材の、前記規制形状部と係合する位置に設けられる規
制凹形状部とを備え、前記規制形状部は、前記ロック手
段のスライド方向に対して斜面形状部分を有し、前記ロ
ック手段は、前記爪形状部分が前記凹形状部分から離脱
する方向へ移動されたときに前記斜面形状部分と滑動す
るロック部材側斜面形状部分を有し、前記斜面形状部分
が前記ロック部材側斜面形状部分と当接するまでに移動
する距離を、前記爪形状部分と前記凹形状部分との係合
量以上の値に設定し、前記ロック手段の最大スライド量
を、前記爪形状部分と前記凹形状部分との係合量より大
きな値に設定するようにしたので、操作者は、開操作時
に、ロック部材側斜面形状部分が斜面形状部分を滑動し
ながら乗り上げるようにすることができ、これによって
カバー部材をポップアップさせることができる。従っ
て、開操作時の装置の操作性を向上させることができる
という効果が得られる。
部の表面を保護するカバー部材であって一端を支点とし
て回動することにより開閉するカバー部材を有する携帯
型電子機器において、前記カバー部材が前記表示部を覆
った状態である閉状態において前記カバー部材を固定支
持する、前記カバー部材にスライド移動可能に取り付け
られるロック手段と、前記閉状態において前記カバー部
材を固定支持する方向に前記ロック手段を付勢する付勢
手段と、前記ロック手段の少なくとも一方の先端に設け
られる爪形状部分と、前記携帯型電子機器の前記爪形状
部分と係合する位置に設けられる凹形状部分と、前記閉
状態において前記凹形状部分から離脱する方向への前記
爪形状部分の移動を規制する規制形状部と、前記カバー
部材の、前記規制形状部と係合する位置に設けられる規
制凹形状部とを備え、前記規制形状部は、前記ロック手
段のスライド方向に対して斜面形状部分を有し、前記ロ
ック手段は、前記爪形状部分が前記凹形状部分から離脱
する方向へ移動されたときに前記斜面形状部分と滑動す
るロック部材側斜面形状部分を有し、前記斜面形状部分
が前記ロック部材側斜面形状部分と当接するまでに移動
する距離を、前記爪形状部分と前記凹形状部分との係合
量以上の値に設定し、前記ロック手段の最大スライド量
を、前記爪形状部分と前記凹形状部分との係合量より大
きな値に設定するようにしたので、操作者は、開操作時
に、ロック部材側斜面形状部分が斜面形状部分を滑動し
ながら乗り上げるようにすることができ、これによって
カバー部材をポップアップさせることができる。従っ
て、開操作時の装置の操作性を向上させることができる
という効果が得られる。
【0090】請求項10の携帯型電子機器によれば、表
示部の表面を保護するカバー部材であって一端を支点と
して回動することにより開閉するカバー部材を有する携
帯型電子機器において、前記カバー部材が前記表示部を
覆った状態である閉状態において前記カバー部材を固定
支持するロック手段と、前記閉状態において前記カバー
部材を固定支持する方向に前記ロック手段を付勢する付
勢手段と、前記ロック手段の少なくとも一方の先端に設
けられる爪形状部分と、前記携帯型電子機器に回動可能
に保持され、且つ前記爪形状部分と係合する凹形状部分
を有するポップアップ手段と、前記ポップアップ手段を
前記カバー部材が閉状態にあるときの状態に保持するバ
ネ部材と、前記閉状態において前記凹形状部分から離脱
する方向への前記爪形状部分の移動を規制する規制形状
部と、前記カバー部材の、前記規制形状部と係合する位
置に設けられる規制凹形状部とを備えたので、ポップア
ップ手段の簡単な操作によってカバー部材をポップアッ
プさせることができ、開操作時の装置の操作性を向上さ
せることができるという効果が得られる。
示部の表面を保護するカバー部材であって一端を支点と
して回動することにより開閉するカバー部材を有する携
帯型電子機器において、前記カバー部材が前記表示部を
覆った状態である閉状態において前記カバー部材を固定
支持するロック手段と、前記閉状態において前記カバー
部材を固定支持する方向に前記ロック手段を付勢する付
勢手段と、前記ロック手段の少なくとも一方の先端に設
けられる爪形状部分と、前記携帯型電子機器に回動可能
に保持され、且つ前記爪形状部分と係合する凹形状部分
を有するポップアップ手段と、前記ポップアップ手段を
前記カバー部材が閉状態にあるときの状態に保持するバ
ネ部材と、前記閉状態において前記凹形状部分から離脱
する方向への前記爪形状部分の移動を規制する規制形状
部と、前記カバー部材の、前記規制形状部と係合する位
置に設けられる規制凹形状部とを備えたので、ポップア
ップ手段の簡単な操作によってカバー部材をポップアッ
プさせることができ、開操作時の装置の操作性を向上さ
せることができるという効果が得られる。
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る携帯型電子機
器の外観図である。
器の外観図である。
【図2】図1に示したLCDカバーを閉じた状態の電子
機器の切断面F−Fにおける断面図である。
機器の切断面F−Fにおける断面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る携帯型電子機
器の外観図である。
器の外観図である。
【図4】図3に示したLCDカバーを閉じた状態の電子
機器の切断面G−Gにおける断面図である。
機器の切断面G−Gにおける断面図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態に係る携帯型電子機
器の外観斜視図である。
器の外観斜視図である。
【図6】液晶カバーを開状態としたときの携帯型電子機
器の外観斜視図である。
器の外観斜視図である。
【図7】携帯型電子機器の回路構成を示すブロック図で
ある。
ある。
【図8】図5又は図6に示した携帯型電子機器の断面図
である。
である。
【図9】図8に示した液晶カバーがポップアップした状
態を示す断面図である。
態を示す断面図である。
【図10】液晶カバーを開状態として携帯型電子機器を
机上に載置した状態を示す側面図である。
机上に載置した状態を示す側面図である。
【図11】本発明の第4の実施の形態に係る携帯型電子
機器の、液晶カバーを開状態とした場合の外観斜視図で
ある。
機器の、液晶カバーを開状態とした場合の外観斜視図で
ある。
【図12】図11に示した携帯型電子機器の切断面H−
Hにおける断面拡大図である。
Hにおける断面拡大図である。
【図13】図12に示した液晶カバーを約15°開いた
状態を示す断面図である。
状態を示す断面図である。
【図14】本発明の第5の実施の形態に係る携帯型電子
機器の、液晶カバーを開状態とした場合の外観斜視図で
ある。
機器の、液晶カバーを開状態とした場合の外観斜視図で
ある。
【図15】図14に示した携帯型電子機器の切断面I−
Iにおける断面拡大図である。
Iにおける断面拡大図である。
【図16】本発明の第6の実施の形態に係る携帯型電子
機器の、液晶カバーを開状態とした場合の外観斜視図で
ある。
機器の、液晶カバーを開状態とした場合の外観斜視図で
ある。
【図17】図16に示した携帯型電子機器の液晶カバー
32を閉状態とした場合の外観斜視図である。
32を閉状態とした場合の外観斜視図である。
【図18】図17に示した携帯型電子機器の切断面J−
Jにおける断面拡大図である。
Jにおける断面拡大図である。
【図19】図17に示した携帯型電子機器の切断面J−
Jにおける断面拡大図である。
Jにおける断面拡大図である。
【図20】従来の携帯型電子機器の外観図である。
【図21】図20に示したLCDカバーを閉じた状態の
電子機器の切断面K−Kにおける断面図である。
電子機器の切断面K−Kにおける断面図である。
4 LCDカバー(カバー部材) 4a 突起部(ロック手段) 5 ヒンジカバー(ヒンジ部材) 6 ロックボタン(操作手段) 20 ロックノブ(操作手段) 20a ロック部(ロック手段) 30 ロックノブ(ロック手段) 30a 爪形状部分 30b ロックバネ(付勢手段) 30c 斜面部(ロック部材側斜面形状部分) 31a ストッパ凸形状部分(規制形状部) 31d 係合凹部(凹形状部分) 32 液晶カバー(カバー部材) 32a ストッパ凹形状部分(規制凹形状部) 36 ヒンジ部材 40 ゴム脚(ゴム脚部材) 51 位置決めピン(規制形状部) 52 位置決め穴(規制凹形状部) 54 三角リブ(規制形状部) 55 ポップアップレバー(ポップアップ手段) 57 ネジリコイルバネ(バネ手段)
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H05K 5/03 H05K 5/03 D
Claims (12)
- 【請求項1】 表示部の表面を保護するカバー部材であ
って一端を支点として回動することにより開閉するカバ
ー部材を有する携帯型電子機器において、 前記カバー部材を複数の位置において固定保持するロッ
ク手段を備わることを特徴とする携帯型電子機器。 - 【請求項2】 前記ロック手段は、前記カバー部材が前
記表示部に当接する位置及び前記携帯型電子機器の本体
の前記表示部に対して反対側の面に当接する位置におい
て、前記カバー部材を固定支持するように構成されるこ
とを特徴とする請求項1記載の携帯型電子機器。 - 【請求項3】 前記ロック手段は、前記カバー部材に設
けられることを特徴とする請求項1又は2記載の携帯型
電子機器。 - 【請求項4】 前記ロック手段は、前記カバー部材の前
記表示部に当接する側及び前記前記携帯型電子機器の本
体の前記表示部に対して反対側の面に当接する側のいず
れの側からも操作可能に構成されていることを特徴とす
る請求項1〜3のいずれか1項記載の携帯型電子機器。 - 【請求項5】 前記ロック手段を複数個備えるととも
に、同時に複数個のロック手段のロック状態を操作する
操作手段を少なくとも1個備えることを特徴する請求項
1〜4のいずれか1項記載の携帯型電子機器。 - 【請求項6】 表示部の表面を保護するカバー部材であ
って一端を支点として回動することにより開閉するカバ
ー部材を有する携帯型電子機器において、 前記カバー部材が前記表示部を覆った状態である閉状態
において前記カバー部材を固定支持するロック手段と、 前記閉状態において前記カバー部材を固定支持する方向
に前記ロック部材を付勢する付勢手段と、 前記ロック手段の少なくとも一方の先端に設けられる爪
形状部分と、 前記携帯型電子機器の前記爪形状部分と係合する位置に
設けられる凹形状部分と、 前記閉状態において前記凹形状部分から離脱する方向へ
の前記爪形状部分の移動を規制する規制形状部と、 前記カバー部材の、前記規制形状部と係合する位置に設
けられる規制凹形状部と、 前記カバー部材の、前記閉状態において前記携帯型電子
機器に当接する位置に設けられ、前記カバー部材からの
凸量が、前記閉状態における前記カバー部材と前記携帯
型電子機器との隙間量より大きい値に設定されるゴム脚
部材とを備えることを特徴とする携帯型電子機器。 - 【請求項7】 表示部の表面を保護するカバー部材であ
って一端を支点として回動することにより開閉するカバ
ー部材を有する携帯型電子機器において、 前記カバー部材が前記表示部を覆った状態である閉状態
において前記カバー部材を固定支持するロック手段と、 前記閉状態において前記カバー部材を固定支持する方向
に前記ロック手段を付勢する付勢手段と、 前記ロック手段の少なくとも一方の先端に設けられる爪
形状部分と、 前記携帯型電子機器の前記爪形状部分と係合する位置に
設けられる凹形状部分と、 前記閉状態において前記凹形状部分から離脱する方向へ
の前記爪形状部分の移動を規制する規制形状部と、 前記カバー部材の、前記規制形状部と係合する位置に設
けられる規制凹形状部とを備え、 前記規制形状部は、前記規制凹形状部との係合方向に対
してバネ性を有しながら前記携帯型電子機器に組み込ま
れ、且つ、前記規制形状部の前記携帯型電子機器からの
凸量が前記規制凹形状部の深さよりも大きな値に設定さ
れることを特徴とする携帯型電子機器。 - 【請求項8】 前記ロック手段は、前記カバー部材にス
ライド可能に取り付けられることを特徴とする請求項6
又は7記載の携帯型電子機器。 - 【請求項9】 表示部の表面を保護するカバー部材であ
って一端を支点として回動することにより開閉するカバ
ー部材を有する携帯型電子機器において、 前記カバー部材が前記表示部を覆った状態である閉状態
において前記カバー部材を固定支持する、前記カバー部
材にスライド移動可能に取り付けられるロック手段と、 前記閉状態において前記カバー部材を固定支持する方向
に前記ロック手段を付勢する付勢手段と、 前記ロック手段の少なくとも一方の先端に設けられる爪
形状部分と、 前記携帯型電子機器の前記爪形状部分と係合する位置に
設けられる凹形状部分と、 前記閉状態において前記凹形状部分から離脱する方向へ
の前記爪形状部分の移動を規制する規制形状部と、 前記カバー部材の、前記規制形状部と係合する位置に設
けられる規制凹形状部とを備え、 前記規制形状部は、前記ロック手段のスライド方向に対
して斜面形状部分を有し、 前記ロック手段は、前記爪形状部分が前記凹形状部分か
ら離脱する方向へ移動されたときに前記斜面形状部分と
滑動するロック部材側斜面形状部分を有し、 前記斜面形状部分が前記ロック部材側斜面形状部分と当
接するまでに移動する距離を、前記爪形状部分と前記凹
形状部分との係合量以上の値に設定し、 前記ロック手段の最大スライド量を、前記爪形状部分と
前記凹形状部分との係合量より大きな値に設定すること
を特徴とする携帯型電子機器。 - 【請求項10】 表示部の表面を保護するカバー部材で
あって一端を支点として回動することにより開閉するカ
バー部材を有する携帯型電子機器において、 前記カバー部材が前記表示部を覆った状態である閉状態
において前記カバー部材を固定支持するロック手段と、 前記閉状態において前記カバー部材を固定支持する方向
に前記ロック手段を付勢する付勢手段と、 前記ロック手段の少なくとも一方の先端に設けられる爪
形状部分と、 前記携帯型電子機器に回動可能に保持され、且つ前記爪
形状部分と係合する凹形状部分を有するポップアップ手
段と、 前記ポップアップ手段を前記カバー部材が閉状態にある
ときの状態に保持するバネ部材と、 前記閉状態において前記凹形状部分から離脱する方向へ
の前記爪形状部分の移動を規制する規制形状部と、 前記カバー部材の、前記規制形状部と係合する位置に設
けられる規制凹形状部とを備えることを特徴とする携帯
型電子機器。 - 【請求項11】 前記ロック部材は、前記カバー部材に
スライド可能に取り付けるられることを特徴とする請求
項10記載の携帯型電子機器。 - 【請求項12】 前記カバー部材を回動可能に保持する
ヒンジ部材を有することを特徴とする請求項6〜11の
いずれか1項記載の携帯型電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10054162A JPH11237930A (ja) | 1998-02-20 | 1998-02-20 | 携帯型電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10054162A JPH11237930A (ja) | 1998-02-20 | 1998-02-20 | 携帯型電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11237930A true JPH11237930A (ja) | 1999-08-31 |
Family
ID=12962863
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10054162A Pending JPH11237930A (ja) | 1998-02-20 | 1998-02-20 | 携帯型電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11237930A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP6250243B1 (ja) * | 2016-11-18 | 2017-12-20 | 三菱電機株式会社 | 電子機器用端子保護構造及び電子機器 |
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-
1998
- 1998-02-20 JP JP10054162A patent/JPH11237930A/ja active Pending
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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