JPH11237599A - 品質表示媒体 - Google Patents

品質表示媒体

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JPH11237599A
JPH11237599A JP5271498A JP5271498A JPH11237599A JP H11237599 A JPH11237599 A JP H11237599A JP 5271498 A JP5271498 A JP 5271498A JP 5271498 A JP5271498 A JP 5271498A JP H11237599 A JPH11237599 A JP H11237599A
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JP
Japan
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liquid crystal
medium
temperature
display medium
quality display
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JP5271498A
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Atsushi Baba
淳 馬場
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 繰返し利用が可能であり、保存された温度環
境の熱履歴が判別できる品質表示媒体を提供することで
ある。 【解決手段】 本発明の品質表示媒体1は、液晶粒子2
が高分子マトリックス3中に分散してなる液晶/高分子
複合膜4を、2枚の導電性基板5、若しくは導電性基板
5と保護層6とで挟持したシートから構成され、該液晶
2が特定温度で発色または消色することにより、該品質
表示媒体1の保存された温度環境の熱履歴を記録し、常
温に戻しても、該記録が消えることもない。また、本発
明の品質表示媒体1は、温度表示の記録が保存環境温度
の熱により行われ、該記録の消去は電界により行われる
ため、繰返し利用が可能となる。すなわち、一度使用し
て記録表示されても、該記録を消去して、元の状態に戻
せるので、再度記録表示が行うことができ、繰返し利用
が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱に対して応答性
を有し、繰返し利用が可能であり、保存された温度環境
の熱履歴が判別できる品質表示媒体に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】熱に対して敏感あるいは弱い製品は、保
存に関しては注意が必要である。特に薬品のような熱に
対して敏感な製品は、保存上限温度を1℃でも越えてし
まうと、使用不可能になってしまう。このような製品を
保存する際、品質表示媒体の示温ラベル等を用いること
によって、保存状態を確認することは可能である。例え
ばCoCl2 ・(CH2 64 ・10H2 O等のよう
な無機化合物の加熱時の結晶水の放出、スピロピラン等
の有機化合物の加熱時の構造変化、ロイコ染料と固体酸
とアルコール性水酸基を有する化合物の三成分からなる
系の加熱時の化学変化等によって、発色もしくは消色し
温度変化の有無を表示するものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
示温ラベルでは、一度使用すると、再度使用できないと
いう問題がある。また、示温ラベルとして、コレステリ
ック液晶を使用したものがある。コレステリック液晶
は、らせん状分子配列により可視光線を選択的に反射し
て、虹色の干渉色を示し、しかもこの呈色は温度変化に
より可逆変化することが知られている。
【0004】しかし、このコレステリック液晶では、保
存された温度環境内では温度を示す呈色が見られるが、
一旦室温に戻せば、その呈色が消えてしまい、熱履歴が
残らないという問題がある。したがって、本発明の目的
は、繰返し利用が可能であり、保存された温度環境の熱
履歴が判別できる品質表示媒体を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は以下の本発明
によって達成される。即ち、品質表示媒体において、液
晶粒子が高分子マトリックス中に分散してなる液晶/高
分子複合膜を、2枚の導電性基板、若しくは導電性基板
と保護層とで挟持したシートから構成され、該液晶が特
定温度で発色または消色することを特徴とする。
【0006】また、液晶がスメクティック液晶であるこ
とが好ましく、液晶が二色性色素を含有することが好ま
しい。また、1つの品質表示媒体において、液晶/高分
子複合膜が区分された領域毎に、2つ以上設けられてい
ることが好ましい。さらに、温度表示の記録を熱により
行い、該記録の消去を電界により行うことを特徴とす
る。
【0007】
【作用】本発明の品質表示媒体は、液晶粒子が高分子マ
トリックス中に分散してなる液晶/高分子複合膜を、2
枚の導電性基板、若しくは導電性基板と保護層とで挟持
したシートから構成され、該液晶が特定温度で発色また
は消色することにより、該品質表示媒体の保存された温
度環境の熱履歴を記録し、室温に戻しても、該記録が消
えることもない。尚、本発明で室温は、20℃程度とす
る。
【0008】特に液晶にスメクティック液晶を用いるこ
とにより、液晶の配向状態が維持され、表示が長時間保
存されるメモリー性を有し、保存された温度環境の熱記
録が維持される。また、本発明の品質表示媒体は、温度
表示の記録が保存環境温度の熱により行われ、該記録の
消去は電界により行われるため、繰返し利用が可能とな
る。すなわち、一度使用して記録表示されても、該記録
を消去して、元の状態に戻せるので、再度記録表示が行
うことができ、繰返し利用が可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の品質表示媒体に
関し、発明の実施の形態を詳述する。本発明の品質表示
媒体1は、図1、2に示すような実施形態が挙げられ、
液晶粒子2が高分子マトリックス3中に分散してなる液
晶/高分子複合膜4を、2枚の導電性基板5、若しくは
導電性基板5と保護層6とで挟持したシートから構成さ
れ、該液晶2が特定温度で発色または消色する。
【0010】(液晶)本発明で使用する液晶2材料とし
ては、スメクチック液晶、あるいはネマチック液晶、コ
レステリック液晶、ディスコティック液晶、高分子液
晶、及びこれらの混合系等が挙げられる。液晶を配向さ
せるための外部エネルギーが除去された後も、液晶の配
向状態が維持されて表示が長時間保存されるメモリー性
を有するものとして、スメクチック液晶が好ましく、用
いられる。スメクチック液晶は、従来公知のいずれのス
メクチック液晶でも使用することかできるが、表示画像
のコントラストが高く、低温或は高温領域においてもコ
ントラストの低下や消失が少ない記録表示媒体を得るに
は、下記一般式(I)〜(VII)の液晶を使用するこ
とが好ましい。
【0011】
【化1】 (式中、R1 は炭素数8〜18のアルキル基又はアルコ
キシ基を示す)で表わされる化合物の少なくとも1種
と、下記一般式(II)〜(VII)
【0012】
【化2】
【化3】
【化4】
【化5】
【化6】
【化7】 (式中、R2 、R3 、R4 、R5 、R6 及びR8 は、炭
素数2〜18のアルキル基を、R7 、R9 及びR10は、
炭素数2〜18のアルキル基又はアルコキシ基を、又、
Xはハロゲン元素を示す。)
【0013】これらの液晶のうち、前記一般式(I)で
表される炭素数が8〜18の4−アルキル−4’−シア
ノビフェニル或は4−アルコキシ−4’−シアノビフェ
ニルは、室温付近で安定なスメクチック液晶相を示し、
又、液晶/高分子複合膜型記録表示媒体とした場合のコ
ントラストも良好である。本発明の品質表示媒体では、
液晶が特定温度で発色または消色することにより、温度
の表示を行う性格上、1つの液晶/高分子複合膜単位で
は、1種類の液晶を使用することが好ましい。また、1
つの品質表示媒体において、液晶/高分子複合膜が区分
された領域毎に、2つ以上設けられている場合は、複数
の該液晶/高分子複合膜において、各膜には互いに異な
る種類の液晶を用いて、発色または消色する温度が異な
ることが好ましい。
【0014】又、炭素数7以下の4−アルキル−4’−
シアノビフェニル或は4−アルコキシ−4’−シアノビ
フェニル化合物は、夫々単独ではスメクチック液晶相は
示さないが、炭素数8〜18の前記化合物をこれらの化
合物に添加することによって、スメクチック液晶相を呈
する温度範囲に調整することかでき、又、より安定な、
スメクチック液晶相とすることができる。これらの化合
物は既知であり(例えば、艸林著「液晶材料」p22
9、講談社1991年発行)、例えば、4−アルキル−
4’ブロモビニルフェニル或は4−アルコキシ−4’−
ブロモビフェニルをシアン化銅と反応させることによ
り、対応する4−アルキル−4’−シアノビフェニル或
は4−アルコキシ−4’−シアノビフェニルを得ること
かできる。これらのある種のものは市販されている。
【0015】前記一般式(II)で表される4−アルキ
ルフェニル−4−アルコキシ安息香酸エステル化合物は
既知であり(例えば、艸林著「液晶材料」p226及び
p240、講談社1991年発行)、例えば、4−アル
キルフェノールと4−アルコキシ安息香酸とから、脱水
剤としてジシクロヘキシルカルボジイミド等を用いたエ
ステル化反応により得ることができ、又、この化合物の
ある種のものは市販されている。
【0016】前記一般式(III)で表される4−アル
コキシビフェニル−4,−カルボン酸アルキルエステル
化合物は既知であり〔例えば、Mol.Cryst.L
iq.Cryst.,37,pp157−188(19
76)〕、例えば、アルカノールと4−アルコキシビフ
ェニル−4’−カルボン酸とから硫酸等の酸触媒を用い
たエステル化反応により簡便に得ることができる。
【0017】前記一般式(IV)で表される4−アルキ
ル−4”−シアノ−p−テルフェニル化合物は既知であ
り〔例えば、Mol.Cryst.Liq.Crys
t.,38,pp345−352(1977)〕、例え
ば、4−アルキル−p−テルフェニル−4”−カルボン
酸クロライドをアンモニア水で処理して、4−アルキル
−p−テルフェニル−4”−カルボン酸アミドとし、続
いて五酸化リンと反応させることにより得ることかで
き、又、この化合物のある種のものは市販されている。
【0018】前記一般式(V)で表される4’−シアノ
ビフェニル−4−アルキル安息香酸エステル又は4’−
シアノビフェニル−4−アルコキシ安息香酸エステル化
合物は既知であり(例えば、Fluessige Kr
istalle in Tabllen II,VED
Deutsscher Verlag fuerGr
undstoffindustrie Leipzi
g,p287−288,1984)、例えば、4−アル
キル安息香酸或は4−アルコキシ安息香酸と4−シアノ
−4’−ヒドロキシビフェニルとを脱水剤としてジシク
ロヘキシルカルボジイミド等を用いてエステル化させる
方法により得ることかできる。
【0019】前記一般式(VI)で表される4−アルコ
キシビフェニル−4’−カルボン酸−4−ハロフェニル
エステル化合物は既知であり〔例えば、Mo1.Cry
st.Liq.Cryst.,37 pp157−18
8(1976)〕、例えば、4−アルコキシビフェニル
−4’−カルボン酸と4−ハロフェノールとを脱水剤と
してジシクロヘキシルカルボジイミド等を用いてエステ
ル化させることにより得ることができる。この化合物中
のハロゲン元素は、どの種類であっても特に支障はない
か、フッ素又は塩素が化学的安定性の面から好ましい。
【0020】前記一般式(VII)で表されるp−フェ
ニレン−ジ−4−アルキル安息香酸エステル化合物、p
−フェニレン−ジ−4−アルコキシ安息香酸エステル化
合物、又はp−フェニレン−4−アルキル安息香酸−4
−アルコキシ安息香酸エステル化合物は既知であり〔例
えば、J.0rg.Chem.,37(9),p142
5(1972)〕、p−アルキルベンゾイルクロライド
或はp−アルコキシベンゾイルクロライドを塩基性条件
下にヒドロキノンと反応させ、次いで、塩基性条件下
に、p−アルキルベンゾイルクロライド或はp−アルコ
キシベンゾイルクロライドと反応させることにより得る
ことができる。また、記録表示のより高いコントラス
ト、耐熱性を得るために、特開平9−40959に記載
されているスメクチック液晶を用いることが好ましい。
【0021】(高分子マトリックス)本発明の液晶/高
分子複合膜を用いた品質表示媒体の高分子マトリックス
3としては、皮膜形成能を有し、透明性、耐熱性に優れ
るものが好ましい。例えば、塩化ビニル樹脂、塩化ビニ
ル−酢酸ビニル共重合体等の塩化ビニル系樹脂、塩化ビ
ニリデン等の塩化ビニリデン系樹脂、ポリビニルアルコ
ール樹脂、エポキシ樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリ
エステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリアクリレー
ト、ポリメタクリレート、アクリレート−メタクリレー
ト共重合体等のアクリル系樹脂、ポリチオール系樹脂、
ポリウレタン樹脂等が挙げられる。また、アクリル系モ
ノマーや重合性プレポリマー等からなる電離放射線硬化
性樹脂を紫外線や電子線等の電離放射線で硬化させたも
のでもよい。
【0022】液晶を高分子マトリックスに分散させるに
は、相分離法、エマルジョン法、マイクロカプセル法、
溶媒蒸発法、懸濁重合法等があり、これらの方法により
得られた分散液を導電層が設けられた基材に塗布、乾燥
して、液晶/高分子複合膜を形成することができる。液
晶/高分子複合膜は、通常3〜23μm程度の厚さであ
る。液晶/高分子複合膜を形成する方法としては、例え
ば、スクリーン印刷、メタルマスクを用いたステンシル
印刷、刷毛塗り、スプレーコーティング、ブレードコー
ティング、ドクターコーティング等か挙げられる。
【0023】複合膜の形成方法において、前記液晶と上
記高分子マトリックスの使用量としては、高分子マトリ
ックス/液晶の混合比(重量比)が5/95〜80/2
0であり、好ましくは35/65〜45/55である。
液晶の使用量が少な過ぎると、電界印加時の透明性が不
足するだけでなく、膜を透明状態にするために多大の電
界を必要とする等の点で不利であり、一方、液晶の使用
量が多過ぎると、加熱時の散乱(濁度)が不足するだけ
でなく、膜の強度が低下したりするので好ましくない。
【0024】(二色性色素)本発明では、液晶には、ス
メクティック液晶相を破壊しない限度において、他の液
晶や添加剤を添加することができる。特には、コントラ
スト比の向上や着色等を目的として、二色性色素を、例
えば、液晶100重量部あたり1〜10重量部の割合で
混入させると好適である。その二色性色素は、特に限定
されるものではなく、アゾ系、ペリレン系、アントラキ
ノン系等いずれも用いることができ、記録表示媒体に要
求される色調に適した二色性色素が使用される。
【0025】(導電性基板)本発明の品質表示媒体は、
液晶粒子が高分子マトリックス中に分散してなる液晶/
高分子複合膜を、2枚の導電性基板5、若しくは導電性
基板5と保護層とで挟持したシートから構成されてい
る。この品質表示媒体は、保存、放置される温度環境の
熱により、液晶の配向が乱れて、液晶/高分子複合膜が
散乱状態となる。液晶中に二色性色素を用いている場合
は、その温度環境で、液晶/高分子複合膜はその二色性
色素の色調を示す。また、電圧印加時には、液晶が配向
して液晶/高分子複合膜が透明状態になる。上記のよう
な電圧印加もしくは熱による、どちらか一方によって、
情報の記録表示、他の一方によって表示情報を消去する
ことができる。電圧印加は上下の電極基板、もしくは導
電性基板が1枚である場合には、コロナ帯電を用いて印
加する。
【0026】本発明の品質表示媒体で使用される導電性
基板5は、従来公知の液晶表示素子に一般的に使用され
るものであって、例えば、ITO、SnO2 系、ZnO
系のような透明導電性材料をガラスや高分子フィルム等
のような透明基板に付着させた電極基板である。一方、
不透明導電性基板を用いる場合には、その電極が反射板
としての機能も要求されるため、例えば、アルミニウム
反射電極を設けた基板が好ましい。その基板自体はガラ
ス、高分子フィルム或いはその他のものであってもよ
い。また、ITO、SnO2 系、ZnO系のような透明
導電性材料を白PETフィルム等のような反射板に付着
させてもよい。また、透明導電性基板の液晶/高分子複
合膜とは反対面にAl23 、TiO2 、ZnO等から
なる反射層をガラスや高分子フィルムに形成してなる反
射板を貼合してもよい。
【0027】(保護層)導電性基板上に形成した前記液
晶/高分子複合膜上に、必要に応じて中間層を介して保
護層6を形成することができる。中間層の形成について
は、上記高分子マトリクスと同じような樹脂からなる中
間層及び熱硬化性樹脂、紫外線硬化性樹脂或は電子線硬
化樹脂、例えば、ポリエン・チオール類、ウレタンアク
リレート、エポキシアクリレート、シリコ−ンアクリレ
ート等の分子中に(メタ)アクリロイル基を有する重合
性アクリレートポリマー類、メチルメタクリレート等の
単官能又は多官能のモノマー類等からなる公知の硬化性
樹脂等からなる保護層を設けることによって品質表示媒
体を形成することができる。保護層6は、品質表示媒体
の機械的強度や耐熱性や耐久性等を向上させるものであ
る。このような機能を有する樹脂であれば特に限定はさ
れないが、加工性及び得られる塗膜の性能から、電離放
射線硬化型樹脂が好適に使用できる。
【0028】これらは、分子中に重合性不飽和結合また
はエポキシ基を有するプレポリマー、オリゴマー、及び
/または、モノマーを適宜混合した組成物であり、例え
ば、ウレタンアクリレート、ポリエステルアクリレー
ト、エポキシアクリレート等の各種アクリレート樹脂、
シロキサンなどの珪素樹脂、そして、ポリエステル、エ
ポキシ系樹脂などの組成物があげられる。特に、カチオ
ン重合型エポキシ系樹脂、ポリエン・チオール系樹脂や
2官能以下の柔軟なウレタンアクリレート系樹脂が好ま
しい。
【0029】電離放射線硬化型樹脂の硬化方法について
は、UV(紫外線)硬化、EB(電子線)硬化のいずれ
の方式も利用できる。UV硬化方式を採る場合には、光
重合開始剤として、アセトフェノン類、ベンゾフェノン
類、ミヒラーベンゾイルベンゾエート、α−アミロキシ
ムエステル、テトラメチルメウラムモノサルファイド、
チオキサントン類より適宜選択し、さらに、必要に応じ
て、光増感剤として、n−ブチルアミン、トリエチルア
ミン、トリ−n−ブチルホスフィンなどを混合して用い
ることができる。
【0030】このような保護層は、UVないしEB照射
により硬化させて塗膜を形成するものであるが、従来公
知のロールコーティングや印刷方式で塗布する場合、塗
布液の粘度調整のために、必要に応じて種々の有機溶剤
を添加することは可能である。このようにして形成する
保護層の厚さは、乾燥状態で2〜10μm程度が望まし
い。保護層の厚さが、2μm未満では耐擦傷性が不足
し、またサーマルヘッドとの接触におけるクッション効
果が出てこなく、10μmを越えると熱感度が低下する
ため好ましくない。また、液晶/高分子複合膜に対し
て、保護層の接着性が不十分な場合に、液晶/高分子複
合膜の上に、ポリビニルアルコール等の水溶性ポリマー
の薄膜を形成させてもよい。又、別のシート上に形成し
た前記の保護層材料を転写やラミネートして硬化させて
形成してもよい。
【0031】(品質表示媒体の区分領域)本発明の品質
表示媒体は、例えば図1に示すように、1つの品質表示
媒体1において、液晶粒子2が高分子マトリックス3中
に分散してなる液晶/高分子複合膜4を、2枚の導電性
基板5、若しくは導電性基板と保護層とで挟持した状態
で1個所に設けることができる。また、図2に示すよう
に、1つの品質表示媒体1において、液晶粒子2が高分
子マトリックス3中に分散してなる液晶/高分子複合膜
4を、2枚の導電性基板、若しくは、導電性基板5と保
護層6とで挟持した状態で、区分された領域7、7a、
7bに、2つ以上、図2では3つを設けることができ
る。
【0032】そして、その複数の液晶/高分子複合膜4
において、各膜4には互いに異なる種類の液晶2を用い
て、発色または消色する温度を異ならせて、正確に温度
環境の熱履歴の記録をすることが好ましい。尚、各領域
7、7a、7bを区分し、互いに他の領域の液晶/高分
子複合膜4と混ざり合わないように、領域7、7a、7
bが土手8で仕切られていることが好ましい。
【0033】(感圧接着層)本発明の品質表示媒体は、
示温ラベル等として用いる場合、任意の物体に貼着し、
使用後、物体から品質表示媒体を剥離して、また物体に
貼着して、繰返し利用を行う際に、液晶/高分子複合膜
を挟持する2枚の導電性基板の少なくとも1枚の導電性
基板の外側に、接着後に再剥離可能である感圧接着層を
設けることができる。また、上記の感圧接着層は、品質
表示媒体が液晶/高分子複合膜を挟持するものが導電性
基板と保護層の場合では、導電性基板の外側に設けるこ
とができる。
【0034】感圧接着層に用いられる感圧接着剤におい
て、接着力の制御は、感圧接着剤の配合上からでも、塗
布量の制御からも可能である。すなわち、配合上では、
接着剤ベースポリマーと接着力を制御する顔料の比率に
より再剥離性を発現することが可能であり、また、塗布
量減少との併用により再剥離性を一層確実にすることが
できる。感圧接着剤に用いられる接着剤ベースポリマー
としては、天然ゴム、変性天然ゴム、スチレン−ブタジ
エンゴム、アクリロニトリル−ブタジエンゴムなどの合
成ゴム、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂、アクリル
酸エステル樹脂、塩化ビニル系樹脂、塩化ビニリデン系
樹脂などが溶液あるいはエマルジョンの形で用いること
ができる。
【0035】接着性を制御する目的の顔料として、シリ
カ、カオリン、クレー、炭酸カルシウム、水酸化アルミ
ニウム、酸化チタン、酸化亜鉛、メラミン樹脂粒子、ベ
ンゾグアナミン樹脂粒子、澱粉粒子などを併用すること
ができる。また、感圧接着剤には粘着付与剤として、ロ
ジン系樹脂およびその誘導体、テルペン系樹脂、クマロ
インデン系樹脂、キシレン系樹脂、アルキルフェノール
系樹脂、石油樹脂などを接着性、耐ブロッキング性、耐
熱性を損なわない範囲で併用できる。
【0036】さらに、剥離性を制御する目的で離型剤を
併用することも可能で、例えば、各種パラフィン、ワッ
クス、脂肪酸またはその誘導体、高級アルコール類、金
属石鹸類、シリコーン樹脂類などを接着性を損なわない
範囲で用いることができる。さらに、感圧接着剤には、
必要により帯電防止剤、増粘剤、分散剤、防腐剤、酸化
防止剤、老化防止剤、紫外線防止剤、消泡剤などを添加
することができる。感圧接着層の形成方法としては、ブ
レード塗工法、エアナイフ塗工法、グラビア塗工法、ロ
ールコーティング塗工法、バー塗工法、落下カーテン塗
工法などの公知の塗工方法が利用可能である。
【0037】
【実施例】次に実施例及び比較例を挙げて本発明を更に
具体的に説明する。尚、文中、部又は%とあるのは特に
断りの無い限り重量基準である。また、本発明はこれら
に限定されるものではない。 (実施例1)下記に示す液晶2部に二色性色素(日本感
光性色素製)0.04部を添加した。ポリメチルメタク
リレート(PMMA、綜研化学製 M1002B、平均
分子量30〜55万)2.7部と溶剤(トルエン)27
部とからなる溶液30部に、上記液晶を加え、室温で1
0時間攪拌、溶解して溶液を得た。この溶液を用い、I
TO蒸着白PET基板上にドクターブレードを用いて塗
布し乾燥させて膜厚8μmの液晶/高分子複合膜の成膜
を行った。さらに、液晶/高分子複合膜の全面に紫外線
硬化樹脂(ウレタンアクリレート)をドクターブレード
を用いて塗布後、高圧水銀灯(出力120W/cm2
で紫外線を照射して硬化させ膜厚2μmの保護層を形成
し、本発明の実施例1の品質表示媒体とした。
【0038】液晶 液晶番号S−1、スメクチック相−ネマチック相転移温
度が40℃である。上記の相転移温度は、液晶につい
て、セル厚12μmで、ポリイミド配向膜を有し、平行
ラビング処理を施したセルに注入して相転移を偏光顕微
鏡で観察し、降温時(−2℃/min)の相転移温度を
測定した。
【0039】(実施例2)実施例1で使用した液晶を、
下記に示すものに変更した以外は、実施例1と同様にし
て実施例2の品質表示媒体を用意作製した。液晶 液晶番号S−6、スメクチック相−ネマチック相転移温
度が59℃である。
【0040】(実施例3)実施例1で用意した品質表示
媒体において、ITO蒸着白PET基板の液晶/高分子
複合膜が形成されていない面に、下記組成の接着後に再
剥離可能である感圧接着剤を用いて、膜厚10μmの感
圧接着層を形成し、実施例3の品質表示媒体を用意作製
した。感圧接着剤 アクリル酸エステル系エマルジョン 100部 (日本合成ゴム株式会社製、AE−923) 合成シリカ(水沢化学工業製、ミズカシルP−832) 50部 でんぷん粒子 40部
【0041】(実施例4)下記に示す液晶番号がS−2
の液晶2部に二色性色素(日本感光性色素製)0.04
部を添加した。ポリメチルメタクリレート(PMMA、
綜研化学製 M1002B、平均分子量30〜55万)
2.7部と溶剤(トルエン)27部とからなる溶液30
部に、上記液晶を加え、室温で10時間攪拌、溶解して
溶液を得た。この溶液を用い、図2に示すように、導電
性基板5であるITO蒸着白PET基板上に、領域7の
位置にドクターブレードを用いて塗布し乾燥させて膜厚
8μmの液晶/高分子複合膜4の成膜を行った。液晶 液晶番号S−2、スメクチック相−ネマチック相転移温
度が48℃である。
【0042】次に、下記に示す液晶番号が17855の
液晶2部に二色性色素(日本感光性色素製)0.04部
を添加した。ポリメチルメタクリレート(PMMA、綜
研化学製 M1002B、平均分子量30〜55万)
2.7部と溶剤(トルエン)27部とからなる溶液30
部に、上記液晶を加え、室温で10時間攪拌、溶解して
溶液を得た。この溶液を用い、図2に示すように、導電
性基板5であるITO蒸着白PET基板上に、領域7a
の位置にドクターブレードを用いて塗布し乾燥させて膜
厚8μmの液晶/高分子複合膜4の成膜を行った。液晶 液晶番号 17855、スメクチック相−ネマチック相
転移温度が65℃である。
【0043】さらに、下記に示す液晶番号が13686
の液晶2部に二色性色素(日本感光性色素製)0.04
部を添加した。ポリメチルメタクリレート(PMMA、
綜研化学製 M1002B、平均分子量30〜55万)
2.7部と溶剤(トルエン)27部とからなる溶液30
部に、上記液晶を加え、室温で10時間攪拌、溶解して
溶液を得た。この溶液を用い、図2に示すように、導電
性基板5であるITO蒸着白PET基板上に、領域7b
の位置にドクターブレードを用いて塗布し乾燥させて膜
厚8μmの液晶/高分子複合膜4の成膜を行った。液晶 液晶番号 13686、スメクチック相−ネマチック相
転移温度が81℃である。
【0044】以上のように、図2に示すように、1つの
品質表示媒体に、互いに異なる液晶(スメクチック相−
ネマチック相転移温度が異なる液晶)を用いた3つの液
晶/高分子複合膜4が区分された領域7、7a、7b
に、設けられているものを用意し、さらに、3つの液晶
/高分子複合膜の全面に紫外線硬化樹脂(ウレタンアク
リレート)をドクターブレードを用いて塗布後、高圧水
銀灯(出力120W/cm2 )で紫外線を照射して硬化
させ膜厚2μmの保護層6を形成し、本発明の実施例4
の品質表示媒体とした。
【0045】(比較例1)ヒドロキシプロピルセルロー
ス(平均重合度が175で、ヒドロキシプロピル基が6
2.4%である2%水溶液)50部と水30部とからな
る溶液に、線状ホモ多糖類誘導体のコレスティック液晶
を加え、室温で充分に攪拌、溶解して溶液を得た。この
溶液を用い、ITO蒸着白PET基板上に塗布し乾燥さ
せて膜厚50μmの液晶/高分子複合膜の成膜を行い、
比較例1の品質表示媒体とした。
【0046】以上の実施例及び比較例の品質表示媒体に
対して、下記条件の温度環境に1時間放置し、また室温
に戻した。次に、コロナ放電(コロナ電圧6.5kv)
による電界を加えた。その後、各品質表示媒体に対し
て、各温度環境に放置し、室温に戻し、電界を加え、さ
らに各温度環境放置し、室温に戻すことを3回繰り返し
た。 実施例1:42℃ 実施例2:60℃ 実施例3:42℃ 実施例4:66℃ 比較例1:36℃
【0047】(結果)実施例1、2及び3の品質表示媒
体は、各放置された環境温度で、各液晶が発色し、室温
下で鮮明に記録が残り、電界を加えれば、その記録は消
去され、また放置環境温度で発色し、繰り返し使用がで
きた。尚、実施例3の品質表示媒体は接着が再剥離可能
である感圧接着層が形成してあるため、放置される環境
内の任意の物体に品質表示媒体を貼着し、室温に戻す時
には、簡単に品質表示媒体を剥がすことができ、この接
着と剥離を繰り返し行うことができ、作業性が良好であ
った。
【0048】また、実施例4の品質表示媒体は、放置さ
れた環境温度で、領域7と7aの部分で各液晶が発色
し、室温下で鮮明に記録が残り、領域7bの部分では液
晶が発色せず、変化はなかった。そして、電界を加えれ
ば、その記録は消去され、また放置環境温度で発色し、
繰り返し使用ができた。それに対し、比較例1の品質表
示媒体は、放置された環境内では、液晶は発色したが、
室温に戻したら、その発色が消えてしまい、熱履歴が残
らなかった。
【0049】
【発明の効果】以上の如く本発明によれば、本発明の品
質表示媒体は、液晶粒子が高分子マトリックス中に分散
してなる液晶/高分子複合膜を、2枚の導電性基板、若
しくは導電性基板と保護層とで挟持したシートから構成
され、該液晶が特定温度で発色または消色することによ
り、該品質表示媒体の保存された温度環境の熱履歴を記
録し、室温に戻しても、該記録が消えることもない。特
に液晶にスメクティック液晶を用いることにより、液晶
の配向状態が維持され、表示が長時間保存されるメモリ
ー性を有し、保存された温度環境の熱記録が維持され
る。
【0050】また、本発明の品質表示媒体は、温度表示
の記録が保存環境温度の熱により行われ、該記録の消去
は電界により行われるため、繰返し利用が可能となる。
すなわち、一度使用して記録表示されても、該記録を消
去して、元の状態に戻せるので、再度記録表示が行うこ
とができ、繰返し利用が可能となる。また、1つの品質
表示媒体において、液晶/高分子複合膜が区分された領
域毎に、2つ以上設けられていることが好ましく、複数
の液晶/高分子複合膜において、各膜には互いに異なる
種類の液晶を用いて、発色または消色する温度を異なら
せて、正確に温度環境の熱履歴の記録をすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の品質表示媒体の一つの実施形態を示す
概略斜視図である。
【図2】本発明の品質表示媒体の他の実施形態を示す概
略斜視図である。
【符号の説明】
1 品質表示媒体 2 液晶 3 高分子マトリックス 4 液晶/高分子複合膜 5 導電性基板 6 保護層 7、7a、7b 領域 8 土手

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶粒子が高分子マトリックス中に分散
    してなる液晶/高分子複合膜を、2枚の導電性基板、若
    しくは導電性基板と保護層とで挟持したシートから構成
    され、該液晶が特定温度で発色または消色することを特
    徴とする品質表示媒体。
  2. 【請求項2】 液晶がスメクティック液晶であることを
    特徴とする請求項1に記載する品質表示媒体。
  3. 【請求項3】 液晶が二色性色素を含有することを特徴
    とする請求項1に記載する品質表示媒体。
  4. 【請求項4】 1つの品質表示媒体において、液晶/高
    分子複合膜が区分された領域毎に、2つ以上設けられて
    いることを特徴とする請求項1に記載する品質表示媒
    体。
  5. 【請求項5】 温度表示の記録を熱により行い、該記録
    の消去を電界により行うことを特徴とする請求項1に記
    載する品質表示媒体。
JP5271498A 1998-02-19 1998-02-19 品質表示媒体 Withdrawn JPH11237599A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002190427A (ja) * 2000-10-11 2002-07-05 Sii Micro Parts Ltd リフローはんだ付け実装可能な電気二重層キャパシタおよびその製造方法
JP2009299013A (ja) * 2008-05-13 2009-12-24 Toyobo Co Ltd 温度時間経歴表示体およびそれを用いた表示方法
US8142072B2 (en) 2008-05-13 2012-03-27 Toyo Boseki Kabushiki Kaisha External stimulus indicator and indication method using the same
JP2018129959A (ja) * 2017-02-09 2018-08-16 高知県公立大学法人 液晶内流動を利用した液晶滴アクチュエータ

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