JPH11237106A - 空気調和装置用のダクト構造 - Google Patents
空気調和装置用のダクト構造Info
- Publication number
- JPH11237106A JPH11237106A JP10040504A JP4050498A JPH11237106A JP H11237106 A JPH11237106 A JP H11237106A JP 10040504 A JP10040504 A JP 10040504A JP 4050498 A JP4050498 A JP 4050498A JP H11237106 A JPH11237106 A JP H11237106A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- air conditioner
- duct
- boards
- glass wool
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Duct Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、グラスウール板からなるダクトか
ら洩れる音を減少させると共に、機械的強度の高いダク
トを得ること。 【解決手段】 間隔を存して内筒２と外筒３とを内外２
重に設けたグラスウール板からなる内外２重筒１間にグ
ラスウール板からなる仕切板４の多数を所定の間隔を存
して併設して、内外筒２、３間に仕切板４で分断される
多数の空間を形成され、空気調和機で送風するとき、空
気調和機で発生する騒音を、内筒２で吸収減衰させ、且
つ内筒２から洩れる騒音を、この仕切り板４並びに外筒
３で吸収して、外筒３から外部に洩れ出る騒音を著しく
小さくする。
ら洩れる音を減少させると共に、機械的強度の高いダク
トを得ること。 【解決手段】 間隔を存して内筒２と外筒３とを内外２
重に設けたグラスウール板からなる内外２重筒１間にグ
ラスウール板からなる仕切板４の多数を所定の間隔を存
して併設して、内外筒２、３間に仕切板４で分断される
多数の空間を形成され、空気調和機で送風するとき、空
気調和機で発生する騒音を、内筒２で吸収減衰させ、且
つ内筒２から洩れる騒音を、この仕切り板４並びに外筒
３で吸収して、外筒３から外部に洩れ出る騒音を著しく
小さくする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として空気調和
機と空気調和を行う空間（部屋）とを繋ぐ空気調和装置
に用いるダクト構造に関する。
機と空気調和を行う空間（部屋）とを繋ぐ空気調和装置
に用いるダクト構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、空気調和機からダクトを介して温
度・湿度等を調整された空気を温度調節すべき空間に送
風する場合、空気調和機から発生する騒音がダクトを通
して各部屋に伝わるのを防ぐために、例えば空気調和機
を設けた機械室のダクトを、吸音性に優れたグラスウー
ル板からなるダクトとすることは知られている。
度・湿度等を調整された空気を温度調節すべき空間に送
風する場合、空気調和機から発生する騒音がダクトを通
して各部屋に伝わるのを防ぐために、例えば空気調和機
を設けた機械室のダクトを、吸音性に優れたグラスウー
ル板からなるダクトとすることは知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、グラスウール
板からなるダクトは、空気調和機から発生する音を該ダ
クトを介して各部屋に伝わるのを防ぐ効果はあるが、該
ダクトから外部に該音が洩れて、機械室内で作業する者
に不快感を与えるばかりでなく、金属製のダクトに比べ
機械的強度が弱いという不具合がある。本発明は、グラ
スウール板を用いた空気調和装置用のダクトを上記欠点
を解消した空気調和装置用のダクトを得ることをその目
的とする。
板からなるダクトは、空気調和機から発生する音を該ダ
クトを介して各部屋に伝わるのを防ぐ効果はあるが、該
ダクトから外部に該音が洩れて、機械室内で作業する者
に不快感を与えるばかりでなく、金属製のダクトに比べ
機械的強度が弱いという不具合がある。本発明は、グラ
スウール板を用いた空気調和装置用のダクトを上記欠点
を解消した空気調和装置用のダクトを得ることをその目
的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる目的を達
成するため、間隔を存して内外２重に設けたグラスウー
ル板からなる内外２重筒間にグラスウール板からなる仕
切板の多数を、所定の間隔を存して併設したことを特徴
とし、かかる構成を備えることで、内外筒間に仕切板で
分断される多数の空間が形成されるため、該内筒を介し
て洩れでた空気調和機で発生する騒音は、この仕切り板
並びに外筒に吸収され外筒外部に洩れ出る騒音を著しく
小さくできる。
成するため、間隔を存して内外２重に設けたグラスウー
ル板からなる内外２重筒間にグラスウール板からなる仕
切板の多数を、所定の間隔を存して併設したことを特徴
とし、かかる構成を備えることで、内外筒間に仕切板で
分断される多数の空間が形成されるため、該内筒を介し
て洩れでた空気調和機で発生する騒音は、この仕切り板
並びに外筒に吸収され外筒外部に洩れ出る騒音を著しく
小さくできる。
【０００５】
【発明の実施の形態】本発明実施の一例を別紙図面に付
き説明する。図で１は、間隔Ｌを存して内外２重に設け
たグラスウール板製の内筒２とグラスウール板製の外筒
３とからなる内外２重筒を示し、該内筒２と外筒３との
間にグラスウール板からなる仕切板４の多数を所定の間
隔を存して併設して、内筒２と外筒３との間に、仕切板
４によって分断される多数の空間５を形成した。
き説明する。図で１は、間隔Ｌを存して内外２重に設け
たグラスウール板製の内筒２とグラスウール板製の外筒
３とからなる内外２重筒を示し、該内筒２と外筒３との
間にグラスウール板からなる仕切板４の多数を所定の間
隔を存して併設して、内筒２と外筒３との間に、仕切板
４によって分断される多数の空間５を形成した。
【０００６】これを、具体的に説明すると、内筒２と外
筒３と仕切板４の素材として厚さ２５ｍｍのグラスウー
ル板（６４Ｋｇ／ｍ3）を用い、該グラスウール板で、
横方向の内法２００ｍｍ、縦方向の内法４００ｍｍの断
面長方形の内筒２と、横方向の内法６５０ｍｍ、縦方向
の内法４５０ｍｍの断面長方形の外筒３を製作し、該内
筒２と外筒３との間に幅１００ｍｍ，長さ３５０ｍｍ
と、幅１００ｍｍ，長さ５５０ｍｍの短冊片を組合わせ
て形成した仕切板４の６枚を設けて、長さ１２００ｍｍ
のダクトを形成した。この場合、該内筒２の長さを外筒
３の長さより２００ｍｍほど長くして、外筒３の両端か
ら内筒２を夫々１００ｍｍづつ突出させて、該部を他の
ダクトへの接続部とした。
筒３と仕切板４の素材として厚さ２５ｍｍのグラスウー
ル板（６４Ｋｇ／ｍ3）を用い、該グラスウール板で、
横方向の内法２００ｍｍ、縦方向の内法４００ｍｍの断
面長方形の内筒２と、横方向の内法６５０ｍｍ、縦方向
の内法４５０ｍｍの断面長方形の外筒３を製作し、該内
筒２と外筒３との間に幅１００ｍｍ，長さ３５０ｍｍ
と、幅１００ｍｍ，長さ５５０ｍｍの短冊片を組合わせ
て形成した仕切板４の６枚を設けて、長さ１２００ｍｍ
のダクトを形成した。この場合、該内筒２の長さを外筒
３の長さより２００ｍｍほど長くして、外筒３の両端か
ら内筒２を夫々１００ｍｍづつ突出させて、該部を他の
ダクトへの接続部とした。
【０００７】その製作は、図３に示すごとく、内筒２の
外周に、短冊片２ａの４枚を組み合わせ、樹脂製の接着
材で接着して各仕切り板４を取り付け、その周囲にグラ
スウール板を巻き付接着して形成する。かくするとき
は、内筒２と外筒３との間に仕切り板４で分断された多
数の空間が形成される。このため、内筒２から洩れ出た
騒音を該仕切り板４並びに外筒３で吸音し、該ダクト１
から洩れ出る騒音を著しく減少させることができる。し
かも、該外筒３並びに仕切り板４で内筒２を補強でき
る。このため、機械強度が優れ、該ダクトを介して洩れ
出る騒音を減少させることができる。
外周に、短冊片２ａの４枚を組み合わせ、樹脂製の接着
材で接着して各仕切り板４を取り付け、その周囲にグラ
スウール板を巻き付接着して形成する。かくするとき
は、内筒２と外筒３との間に仕切り板４で分断された多
数の空間が形成される。このため、内筒２から洩れ出た
騒音を該仕切り板４並びに外筒３で吸音し、該ダクト１
から洩れ出る騒音を著しく減少させることができる。し
かも、該外筒３並びに仕切り板４で内筒２を補強でき
る。このため、機械強度が優れ、該ダクトを介して洩れ
出る騒音を減少させることができる。
【０００８】なお、上述の実施の形態では、内筒２と外
筒３、並びに内筒２と外筒３との間の仕切り板４を構成
するグラスウール板の表面に、ガラスクロスの表面に蒸
着によってアルミの薄膜を形成したアルミガラスクロス
を施して、該グラスウール板を構成するグラスウールが
剥離するのを防ぐ。
筒３、並びに内筒２と外筒３との間の仕切り板４を構成
するグラスウール板の表面に、ガラスクロスの表面に蒸
着によってアルミの薄膜を形成したアルミガラスクロス
を施して、該グラスウール板を構成するグラスウールが
剥離するのを防ぐ。
【０００９】
【発明の効果】本発明によるときは、間隔を存して内筒
と外筒とを内外２重に設けたグラスウール板からなる内
外２重筒間にグラスウール板からなる仕切板の多数を所
定の間隔を存して併設して、内外筒間に仕切板で分断さ
れる多数の空間を形成して、空気調和機で発生する騒音
を、内筒で吸収減衰させ、且つ内筒から洩れる騒音を、
この仕切り板並びに外筒で吸収して、外筒外に洩れ出る
騒音を著しく小さくすることができると共に、該仕切板
並びに外筒によって内筒を補強できて、堅牢なグラスウ
ール板からなるダクトが得られる。
と外筒とを内外２重に設けたグラスウール板からなる内
外２重筒間にグラスウール板からなる仕切板の多数を所
定の間隔を存して併設して、内外筒間に仕切板で分断さ
れる多数の空間を形成して、空気調和機で発生する騒音
を、内筒で吸収減衰させ、且つ内筒から洩れる騒音を、
この仕切り板並びに外筒で吸収して、外筒外に洩れ出る
騒音を著しく小さくすることができると共に、該仕切板
並びに外筒によって内筒を補強できて、堅牢なグラスウ
ール板からなるダクトが得られる。
【図１】 本発明実施の形態の１例の一部を切除した斜
面図
面図
【図２】 図２はそのＡ−Ａ線截断面図
【図３】 組み立て前の状態を示す図
１ ダクト ２ 内筒 ３ 外筒
４ 仕切り板
４ 仕切り板
Claims (1)
- 【請求項１】 間隔を存して内外２重に設けたグラスウ
ール板からなる内外２重筒間に、グラスウール板からな
る仕切板の多数を、所定の間隔を存して併設して成る空
気調和装置用のダクト構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10040504A JPH11237106A (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | 空気調和装置用のダクト構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10040504A JPH11237106A (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | 空気調和装置用のダクト構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11237106A true JPH11237106A (ja) | 1999-08-31 |
Family
ID=12582393
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10040504A Withdrawn JPH11237106A (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | 空気調和装置用のダクト構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11237106A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015194335A (ja) * | 2014-03-26 | 2015-11-05 | 株式会社荏原製作所 | 消音チャンバ |
-
1998
- 1998-02-23 JP JP10040504A patent/JPH11237106A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015194335A (ja) * | 2014-03-26 | 2015-11-05 | 株式会社荏原製作所 | 消音チャンバ |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050510 |