JPH11236982A - 配線及び配管類の保持機構 - Google Patents
配線及び配管類の保持機構Info
- Publication number
- JPH11236982A JPH11236982A JP10042199A JP4219998A JPH11236982A JP H11236982 A JPH11236982 A JP H11236982A JP 10042199 A JP10042199 A JP 10042199A JP 4219998 A JP4219998 A JP 4219998A JP H11236982 A JPH11236982 A JP H11236982A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wiring
- piping
- guide plate
- units
- ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L3/00—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets
- F16L3/08—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets substantially surrounding the pipe, cable or protective tubing
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 有限角度の相対回転を行う一対のユニットの
間で複数の配線及び配管類を架け渡す際、それらが互い
に絡み合いあるいは擦れ合うことを防止する。 【解決手段】 本発明の配線及び配管類の保持機構は、
三つのガイドプレート10a、b、c、グロメット3
0、軸40、転がり軸受50などから構成される。ガイ
ドプレート10aはユニット1側に固定され、ガイドプ
レート10bはユニット2側に固定され、ガイドプレー
ト10cは二つのユニットの中間部に配置される。ユニ
ット1には軸40の基部が固定され、ガイドプレート1
0cは、軸40の先端に転がり軸受50を介して支持さ
れる。各ガイドプレート10a、b、cは、その外周部
に複数の径方向の切欠11が形成され、各切欠11の内
側にはそれぞれグロメット30が装着される。各配管あ
るいは配線3は、グロメット30を介して、各ガイドプ
レート10a、b、cに保持される。
間で複数の配線及び配管類を架け渡す際、それらが互い
に絡み合いあるいは擦れ合うことを防止する。 【解決手段】 本発明の配線及び配管類の保持機構は、
三つのガイドプレート10a、b、c、グロメット3
0、軸40、転がり軸受50などから構成される。ガイ
ドプレート10aはユニット1側に固定され、ガイドプ
レート10bはユニット2側に固定され、ガイドプレー
ト10cは二つのユニットの中間部に配置される。ユニ
ット1には軸40の基部が固定され、ガイドプレート1
0cは、軸40の先端に転がり軸受50を介して支持さ
れる。各ガイドプレート10a、b、cは、その外周部
に複数の径方向の切欠11が形成され、各切欠11の内
側にはそれぞれグロメット30が装着される。各配管あ
るいは配線3は、グロメット30を介して、各ガイドプ
レート10a、b、cに保持される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機械装置において
有限角度の相対回転運動を行う一対のユニットの間で、
動力あるいは信号などの伝達のために、複数の配線及び
配管類を架け渡す際に使用される配線及び配管類の保持
機構に係る。
有限角度の相対回転運動を行う一対のユニットの間で、
動力あるいは信号などの伝達のために、複数の配線及び
配管類を架け渡す際に使用される配線及び配管類の保持
機構に係る。
【0002】
【従来の技術】機械装置において、相対運動を行う一対
のユニットの間で動力あるいは信号などの伝達のため
に、複数の配線及び配管類を架け渡す際には、条件に応
じて様々な構造が採用されている。例えば、直線運動で
移動距離が長い場合には、いわゆるケーブルチェインが
使用される。有限角度の回転運動に対しては、角度範囲
が比較的小さな場合には、フレキシブルホースを単に弛
ませるのみで対応できる。また、角度範囲が比較的大き
な場合には、回転中心部に配線及び配管類を集めたり、
あるいは、配線及び配管類を螺旋状に形成するなどし
て、回転角度の許容範囲を広げている。更に、スリップ
リングや回転継手を使用すれば、回転角度の制限は無く
なる。
のユニットの間で動力あるいは信号などの伝達のため
に、複数の配線及び配管類を架け渡す際には、条件に応
じて様々な構造が採用されている。例えば、直線運動で
移動距離が長い場合には、いわゆるケーブルチェインが
使用される。有限角度の回転運動に対しては、角度範囲
が比較的小さな場合には、フレキシブルホースを単に弛
ませるのみで対応できる。また、角度範囲が比較的大き
な場合には、回転中心部に配線及び配管類を集めたり、
あるいは、配線及び配管類を螺旋状に形成するなどし
て、回転角度の許容範囲を広げている。更に、スリップ
リングや回転継手を使用すれば、回転角度の制限は無く
なる。
【0003】(従来の構造の問題点)有限角度の往復回
転運動で回転角度の範囲が比較的大きい場合(例えば一
回転以上)、配線及び配管類が捩られ、互いに絡み合い
あるいは擦れ合うことによって配線及び配管類を損傷
し、絶縁不良、油漏れ、エア漏れなどを引き起こす問題
がある。スリップリングや回転継手を使用する方法もあ
るが、構造が複雑になるので、製作コストの増大を招く
とともに、メインテナンスに手間が掛かる。
転運動で回転角度の範囲が比較的大きい場合(例えば一
回転以上)、配線及び配管類が捩られ、互いに絡み合い
あるいは擦れ合うことによって配線及び配管類を損傷
し、絶縁不良、油漏れ、エア漏れなどを引き起こす問題
がある。スリップリングや回転継手を使用する方法もあ
るが、構造が複雑になるので、製作コストの増大を招く
とともに、メインテナンスに手間が掛かる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の様な
問題点に鑑み成されたもので、本発明の目的は、比較的
大きな角度範囲で相対回転運動を行う一対のユニットの
間で、複数の配線及び配管類を架け渡す際に使用される
配線及び配管類の保持機構であって、簡易な構造を備え
るとともに、配線及び配管類が互いに絡み合いあるいは
擦れ合うことを有効に防止することができるものを提供
することにある。
問題点に鑑み成されたもので、本発明の目的は、比較的
大きな角度範囲で相対回転運動を行う一対のユニットの
間で、複数の配線及び配管類を架け渡す際に使用される
配線及び配管類の保持機構であって、簡易な構造を備え
るとともに、配線及び配管類が互いに絡み合いあるいは
擦れ合うことを有効に防止することができるものを提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の配線及び配管類
の保持機構は、有限角度の相対回転を行う一対のユニッ
トの間で、複数の配線及び配管類を架け渡す際に使用さ
れる配線及び配管類の保持機構であって、前記各ユニッ
トに対してそれぞれ固定され、外周部に沿って複数のリ
ング状の緩衝材が装着され、これらのリング状の緩衝材
を介して前記配線及び配管類を保持する第一及び第二の
ガイドプレートと、前記一対のユニットの中間に少なく
とも一つ設けられ、前記一対のユニットのいずれか一方
に取り付られた軸の回りに回転自在に支持され、外周部
に沿って複数のリング状の緩衝材が装着され、これらの
リング状の緩衝材を介して前記配線及び配管類を保持す
る第三のガイドプレートと、を備えたことを特徴とす
る。
の保持機構は、有限角度の相対回転を行う一対のユニッ
トの間で、複数の配線及び配管類を架け渡す際に使用さ
れる配線及び配管類の保持機構であって、前記各ユニッ
トに対してそれぞれ固定され、外周部に沿って複数のリ
ング状の緩衝材が装着され、これらのリング状の緩衝材
を介して前記配線及び配管類を保持する第一及び第二の
ガイドプレートと、前記一対のユニットの中間に少なく
とも一つ設けられ、前記一対のユニットのいずれか一方
に取り付られた軸の回りに回転自在に支持され、外周部
に沿って複数のリング状の緩衝材が装着され、これらの
リング状の緩衝材を介して前記配線及び配管類を保持す
る第三のガイドプレートと、を備えたことを特徴とす
る。
【0006】本発明の配線及び配管類の保持機構によれ
ば、一対のユニットの間に架け渡される複数の配線及び
配管類は、各一本づつあるいは数本づつまとめて、一方
のユニット側から第一のガイドプレートの外周部に沿っ
て装着されたリング状の緩衝材を介して引き出され、次
いで、一対のユニットの中間に配置された第三のガイド
プレートの外周部に沿って装着されたリング状の緩衝材
を貫通し、次いで、第二のガイドプレートの外周部に沿
って装着されたリング状の緩衝材を介して、もう一方の
ユニット側に導かれる。従って、上記の一対のユニット
が有限角度の相対回転運動を行う際、各配線及び配管類
は、互いに絡み合いあるいは擦れ合うことがない。ま
た、各配線及び配管類は、それぞれリング状の緩衝材を
介して各ガイドプレートに保持されているので、上記の
一対のユニットが有限角度の相対回転運動を行う際、各
配線及び配管類が各ガイドプレートと直接接触して損傷
する恐れがない。
ば、一対のユニットの間に架け渡される複数の配線及び
配管類は、各一本づつあるいは数本づつまとめて、一方
のユニット側から第一のガイドプレートの外周部に沿っ
て装着されたリング状の緩衝材を介して引き出され、次
いで、一対のユニットの中間に配置された第三のガイド
プレートの外周部に沿って装着されたリング状の緩衝材
を貫通し、次いで、第二のガイドプレートの外周部に沿
って装着されたリング状の緩衝材を介して、もう一方の
ユニット側に導かれる。従って、上記の一対のユニット
が有限角度の相対回転運動を行う際、各配線及び配管類
は、互いに絡み合いあるいは擦れ合うことがない。ま
た、各配線及び配管類は、それぞれリング状の緩衝材を
介して各ガイドプレートに保持されているので、上記の
一対のユニットが有限角度の相対回転運動を行う際、各
配線及び配管類が各ガイドプレートと直接接触して損傷
する恐れがない。
【0007】なお、好ましくは、前記第一、第二及び第
三のガイドプレートとして、外周部に複数の径方向の切
欠が形成された円形または多角形の板を使用し、これら
の各切欠の内側に前記リング状の緩衝材をそれぞれ装着
する。この様に構成することによって、各ガイドプレー
トに対して各配線及び配管類を個別に着脱することが可
能になるので、配線及び配管類の補修あるいは交換など
の作業が容易になる。
三のガイドプレートとして、外周部に複数の径方向の切
欠が形成された円形または多角形の板を使用し、これら
の各切欠の内側に前記リング状の緩衝材をそれぞれ装着
する。この様に構成することによって、各ガイドプレー
トに対して各配線及び配管類を個別に着脱することが可
能になるので、配線及び配管類の補修あるいは交換など
の作業が容易になる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1に、本発明に基づく配線及び
配管類の保持機構の一例を示す。図2に、この保持機構
において配線及び配管類を保持する部分に使用されるガ
イドプレートの形状を示す。
配管類の保持機構の一例を示す。図2に、この保持機構
において配線及び配管類を保持する部分に使用されるガ
イドプレートの形状を示す。
【0009】図中、1及び2は、機械装置の一部を構成
する一対のユニットであり、互いに対向する様に配置さ
れ、有限角度の相対回転運動を行う。3は、上記ユニッ
ト1及び2の間に架け渡される配線あるいは配管(具体
的には、動力配線、信号配線、あるいは油・エア・水な
どのチューブなど)を表す。上記ユニット1及び2の間
で複数の配線あるいは配管3を架け渡すために使用され
る保持機構は、三つのガイドプレート10a、10b、
10c、グロメット30(リング状の緩衝材)、軸4
0、転がり軸受50などから構成される。
する一対のユニットであり、互いに対向する様に配置さ
れ、有限角度の相対回転運動を行う。3は、上記ユニッ
ト1及び2の間に架け渡される配線あるいは配管(具体
的には、動力配線、信号配線、あるいは油・エア・水な
どのチューブなど)を表す。上記ユニット1及び2の間
で複数の配線あるいは配管3を架け渡すために使用され
る保持機構は、三つのガイドプレート10a、10b、
10c、グロメット30(リング状の緩衝材)、軸4
0、転がり軸受50などから構成される。
【0010】ガイドプレート10aはユニット1側に固
定され、ガイドプレート10bはユニット2側に固定さ
れている。ガイドプレート10cは、二つのユニット1
及び2の中間部に配置されている。ユニット1には軸4
0の基部が固定され、ガイドプレート10cは、軸40
の先端に転がり軸受50を介して支持され、軸40の回
りで自由に回転することができる。なお、軸40の中心
は、ユニット1に対するユニット2の相対回転運動の中
心軸と一致している。
定され、ガイドプレート10bはユニット2側に固定さ
れている。ガイドプレート10cは、二つのユニット1
及び2の中間部に配置されている。ユニット1には軸4
0の基部が固定され、ガイドプレート10cは、軸40
の先端に転がり軸受50を介して支持され、軸40の回
りで自由に回転することができる。なお、軸40の中心
は、ユニット1に対するユニット2の相対回転運動の中
心軸と一致している。
【0011】各ガイドプレート10a、10b、10c
は、図2に示す様に、円板状の形状を備え、その外周部
に複数(この例では12箇所)の径方向の切欠11が形
成されている。更に、各切欠11の内側にはそれぞれグ
ロメット30が装着されている。これらのグロメット3
0は、合成ゴム製(あるいは樹脂製)でリング状の形状
を備え、円周上の一箇所に切れ目31が設けられている
とともに、外周面に周方向の溝32が設けられている。
切れ目31は、グロメット30の内径側に配線あるいは
配管3を貫通させる際に使用され、溝32は、グロメッ
ト30を上記の切欠11の内側に装着する際に使用され
る。配管あるいは配線3は、グロメット30を介して、
各ガイドプレート10a、10b、10cに保持され
る。
は、図2に示す様に、円板状の形状を備え、その外周部
に複数(この例では12箇所)の径方向の切欠11が形
成されている。更に、各切欠11の内側にはそれぞれグ
ロメット30が装着されている。これらのグロメット3
0は、合成ゴム製(あるいは樹脂製)でリング状の形状
を備え、円周上の一箇所に切れ目31が設けられている
とともに、外周面に周方向の溝32が設けられている。
切れ目31は、グロメット30の内径側に配線あるいは
配管3を貫通させる際に使用され、溝32は、グロメッ
ト30を上記の切欠11の内側に装着する際に使用され
る。配管あるいは配線3は、グロメット30を介して、
各ガイドプレート10a、10b、10cに保持され
る。
【0012】配線あるいは配管3を貫通させた各グロメ
ット30を、各ガイドプレート10a、10b、10c
の外周部の切欠11に装着した後、各ガイドプレート1
0a、10b、10cの外周に沿って設けられた溝12
にワイヤ60を巻き付けて、切欠11からのグロメット
30の脱落を防止する。
ット30を、各ガイドプレート10a、10b、10c
の外周部の切欠11に装着した後、各ガイドプレート1
0a、10b、10cの外周に沿って設けられた溝12
にワイヤ60を巻き付けて、切欠11からのグロメット
30の脱落を防止する。
【0013】なお、各ガイドプレート10a、10b、
10cの外周部に形成される切欠11の数は、上記のユ
ニット1、2の間に架け渡される配線あるいは配管3の
数に応じて決定れる。好ましくは、各配線及び配管毎に
それぞれ一箇所の切欠を設けるとともに、各配線及び配
管を円周方向の配置の順序を揃えて各切欠に保持させる
ことによって、各配線あるいは配管が互いに接触するこ
とを防止する。
10cの外周部に形成される切欠11の数は、上記のユ
ニット1、2の間に架け渡される配線あるいは配管3の
数に応じて決定れる。好ましくは、各配線及び配管毎に
それぞれ一箇所の切欠を設けるとともに、各配線及び配
管を円周方向の配置の順序を揃えて各切欠に保持させる
ことによって、各配線あるいは配管が互いに接触するこ
とを防止する。
【0014】各配線あるいは配管3は、一方のユニット
1からガイドプレート10aの外周部の各切欠11を介
して引き出され、次いで、中間に配置されたガイドプレ
ート10cの外周部の各切欠11を通り、ガイドプレー
ト10bの外周部の各切欠11を介して、もう一方のユ
ニット2に導かれる。従って、上記一対のユニット1及
び2が有限角度の相対回転運動を行う際、各配線あるい
は配管3は、互いに絡み合いあるいは擦れ合うことがな
い。更に、各ガイドプレート10a、10b、10cの
外周部に形成された各切欠11の内側には、それぞれグ
ロメット30が装着されているので、上記一対のユニッ
ト1及び2が有限角度の相対回転運動を行う際、各配線
あるいは配管3が各切欠11の内周面によって擦られて
損傷する恐れがない。
1からガイドプレート10aの外周部の各切欠11を介
して引き出され、次いで、中間に配置されたガイドプレ
ート10cの外周部の各切欠11を通り、ガイドプレー
ト10bの外周部の各切欠11を介して、もう一方のユ
ニット2に導かれる。従って、上記一対のユニット1及
び2が有限角度の相対回転運動を行う際、各配線あるい
は配管3は、互いに絡み合いあるいは擦れ合うことがな
い。更に、各ガイドプレート10a、10b、10cの
外周部に形成された各切欠11の内側には、それぞれグ
ロメット30が装着されているので、上記一対のユニッ
ト1及び2が有限角度の相対回転運動を行う際、各配線
あるいは配管3が各切欠11の内周面によって擦られて
損傷する恐れがない。
【0015】また、メインテナンスの必要上、一部の配
線あるいは配管3を各ガイドプレート1a、1b、1c
から取り外す場合は、ワイヤ60を切断するなどして取
り外せば、当該配線あるいは配管3を個別に取り外すこ
とができるので、その補修あるいは交換などの作業を容
易に行うことができる。なお、ユニット1及び2の間の
距離が離れている場合には、中間のガイドプレート1c
を二個以上設けることもできる。
線あるいは配管3を各ガイドプレート1a、1b、1c
から取り外す場合は、ワイヤ60を切断するなどして取
り外せば、当該配線あるいは配管3を個別に取り外すこ
とができるので、その補修あるいは交換などの作業を容
易に行うことができる。なお、ユニット1及び2の間の
距離が離れている場合には、中間のガイドプレート1c
を二個以上設けることもできる。
【0016】
【発明の効果】本発明の配線及び配管類の保持機構によ
れば、一対のユニットが有限角度の相対回転運動を行う
際、それらのユニットの間に架け渡される複数の配線及
び配管類が互いに絡み合いあるいは擦れ合うことがな
く、更に、各配線及び配管類が各ガイドプレートと直接
接触して損傷する恐れがない。
れば、一対のユニットが有限角度の相対回転運動を行う
際、それらのユニットの間に架け渡される複数の配線及
び配管類が互いに絡み合いあるいは擦れ合うことがな
く、更に、各配線及び配管類が各ガイドプレートと直接
接触して損傷する恐れがない。
【0017】また、各ガイドプレートの外周部に複数の
径方向の切欠を形成し、これらの各切欠の内側にリング
状の緩衝材をそれぞれ装着することによって、各ガイド
プレートに対して各配線及び配管類を個別に着脱するこ
とが可能になるので、配線及び配管類の補修あるいは交
換などの作業が容易になる。更に、本発明の配線及び配
管類の保持機構は、簡易な構造を備え、メインテナンス
が容易である。
径方向の切欠を形成し、これらの各切欠の内側にリング
状の緩衝材をそれぞれ装着することによって、各ガイド
プレートに対して各配線及び配管類を個別に着脱するこ
とが可能になるので、配線及び配管類の補修あるいは交
換などの作業が容易になる。更に、本発明の配線及び配
管類の保持機構は、簡易な構造を備え、メインテナンス
が容易である。
【図1】本発明に基づく配線及び配管類の保持機構の概
要を示す図。
要を示す図。
【図2】図1に示した保持機構において配線及び配管類
を保持する部分に使用されるガイドプレートの形状を示
す図。
を保持する部分に使用されるガイドプレートの形状を示
す図。
1、2・・・(機械装置を構成する)ユニット、 3・・・配線あるいは配管、 10a、10b、10c・・・ガイドプレート、 11・・・切欠、 12・・・溝部、 30・・・グロメット(リング状の緩衝材)、 31・・・切れ目、 32・・・溝部、 40・・・軸、 50・・・転がり軸受、 60・・・ワイヤ。
Claims (2)
- 【請求項1】 有限角度の相対回転を行う一対のユニッ
トの間で、複数の配線及び配管類を架け渡す際に使用さ
れる配線及び配管類の保持機構であって、 前記各ユニットに対してそれぞれ固定され、外周部に沿
って複数のリング状の緩衝材が装着され、これらのリン
グ状の緩衝材を介して前記配線及び配管類を保持する第
一及び第二のガイドプレートと、 前記一対のユニットの中間に少なくとも一つ設けられ、
前記一対のユニットのいずれか一方に取り付られた軸の
回りに回転自在に支持され、外周部に沿って複数のリン
グ状の緩衝材が装着され、これらのリング状の緩衝材を
介して前記配線及び配管類を保持する第三のガイドプレ
ートと、 を備えたことを特徴とする配線及び配管類の保持機構。 - 【請求項2】 前記第一、第二及び第三のガイドプレー
トは、外周部に複数の径方向の切欠が形成された円形ま
たは多角形の板であって、前記リング状の緩衝材は、こ
れらの各切欠の内側にそれぞれ装着されることを特徴と
する請求項1に記載の配線及び配管類の保持機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10042199A JPH11236982A (ja) | 1998-02-24 | 1998-02-24 | 配線及び配管類の保持機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10042199A JPH11236982A (ja) | 1998-02-24 | 1998-02-24 | 配線及び配管類の保持機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11236982A true JPH11236982A (ja) | 1999-08-31 |
Family
ID=12629350
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10042199A Pending JPH11236982A (ja) | 1998-02-24 | 1998-02-24 | 配線及び配管類の保持機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11236982A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008298051A (ja) * | 2007-06-04 | 2008-12-11 | Ebara Corp | 風力発電装置 |
US10047727B2 (en) | 2013-07-30 | 2018-08-14 | Wobben Properties Gmbh | Wind turbine comprising a transport unit |
-
1998
- 1998-02-24 JP JP10042199A patent/JPH11236982A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008298051A (ja) * | 2007-06-04 | 2008-12-11 | Ebara Corp | 風力発電装置 |
US10047727B2 (en) | 2013-07-30 | 2018-08-14 | Wobben Properties Gmbh | Wind turbine comprising a transport unit |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7104153B2 (en) | Linear element laying structure in relative rotation mechanism | |
CN102218741B (zh) | 机器人手腕部的线条体配设机构 | |
EP0929766B1 (en) | Cable assembly holder for an industrial robot | |
CN111352049B (zh) | 一种电缆电芯检测机器人 | |
JP2020533527A5 (ja) | ||
JPH11236982A (ja) | 配線及び配管類の保持機構 | |
JP2001150382A (ja) | 配線部材及び又は配管部材の案内装置、及び該装置を備えるロボット | |
JPH07108485A (ja) | ロボット等の回転関節 | |
US6006000A (en) | Composite ribbon coupling cable for rotary coupling apparatus | |
JP5814040B2 (ja) | 可動配線配管接続装置 | |
CN115365840B (zh) | 滑枕走线机构 | |
JP2562052B2 (ja) | 小径管の内面ビード研削装置 | |
CN108238488B (zh) | 传递线罩组装体和加工装置 | |
US6102173A (en) | Rotary coupling apparatus for transmission cables | |
JPH0351114Y2 (ja) | ||
JPH0724777A (ja) | 配管・配線を備えるロボットアーム構造 | |
KR20030000659A (ko) | 스트립의 코팅과정에서의 코팅액 비산방지장치 | |
JPH11192525A (ja) | チューブの巻付け方法 | |
CN218242865U (zh) | 一种电缆防磨损装置 | |
CN219489267U (zh) | 一种绞车用自动压线结构 | |
GB1571739A (en) | Double twisting machanisms | |
JP2002011687A (ja) | 産業用ロボット | |
US4063690A (en) | Line winding apparatus | |
JPH0513796B2 (ja) | ||
JPH09314492A (ja) | 回転軸 |