JPH11236380A - メチルジチオカルバジネートを用いて2−(メチルチオ)−5−(トリフルオロメチル)−1,3,4−チアジアゾールを製造する方法 - Google Patents
メチルジチオカルバジネートを用いて2−(メチルチオ)−5−(トリフルオロメチル)−1,3,4−チアジアゾールを製造する方法Info
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Abstract
ルオロメチル)−1,3,4−チアジアゾールの製造方
法を提供するものである。 【解決手段】 本方法に、メチルジチオカルバジネート
とトリフルオロ酢酸を反応させて2−(メチルチオ)−
5−(トリフルオロメチル)−1,3,4−チアジアゾ
ールと2,5−ビス−(メチルチオ)−1,3,4−チ
アジアゾールの混合物を生じさせそしてこの混合物を酸
性にすることを通して2,5−ビス−(メチルチオ)−
1,3,4−チアジアゾールを選択的に除去する段階を
含める。
Description
合成である。より詳細には、本発明は、トリフルオロ酢
酸とメチルジチオカルバジネートを用いて2−(メチル
チオ)−5−(トリフルオロメチル)−1,3,4−チ
アジアゾールを製造する改良方法に関する。
フルオロメチル)−1,3,4−チアジアゾール製造方
法は、実験室の手順を商業的規模に適応させようとする
と余分な費用がかかることで制限されている。現存する
数多くの報告は実験室の研究を基にしており、このよう
に、生成物の収率または純度が反応温度および個々の反
応体の影響をどのように受けるかに関する情報はほとん
ど存在しない。加うるに、実験室で開発された手順は典
型的に高価な試薬の使用そしてまたは費用のかかる技術
(例えば分離および精製手順など)の使用を伴うことか
ら、そのような手順および反応の使用を商業的規模の生
産に直接適用するのは不可能である。
の2−(アルキルチオ)−5−(ハロゲノアルキル)−
1,3,4−チアジアゾール類、例えば2−(メチルチ
オ)−5−(トリフルオロメチル)−1,3,4−チア
ジアゾール類などの製造方法が開示されており、そこで
は溶媒(例えばトルエン)中でメチルジチオカルバジネ
ートを無水カルボン酸(例えば無水トリフルオロ酢酸)
またはカルボン酸(例えばトリフルオロ酢酸)と反応さ
せている。上記反応は、三塩化燐およびピリジンの存在
下で硫酸を添加することによって起こさせることができ
る(ドイツ特許出願公開第3,422,861号)か或
はカルボニルクロライド類(例えばトリフルオロアセチ
ルクロライド)およびジエチレングリコールジメチルエ
ーテルに加えてピリジンおよび硫酸を添加することによ
って起こさせることができる(ドイツ特許出願公開第
3,722,320号)。この最初に述べた方法では反
応体(無水物)が高価でありかつそれの使用量が過剰で
あることから、このような方法は商業的な大規模生産に
はほとんど適さない。加うるに、無水物を用いた場合に
利用される反応部分はそれの半分のみである。カルボン
酸、三塩化燐、ピリジン、硫酸およびカルボニルクロラ
イドを用いた反応では、ピリジンの分離回収で費用のか
かる処理工程が必要になる。更に、三塩化燐は非常に難
溶な反応生成物を生じることから混合を行うのが困難に
なる。最後に、そのような方法で達成可能な収率は容認
されないほど低い。
チル)−1,3,4−チアジアゾール製造手順は、カル
ボン酸(例えばトリフルオロ酢酸)とジチオカルバジン
酸エステルをホスホリルクロライドまたはポリ燐酸の存
在下で反応させることを伴う[例えば米国特許第5,1
62,539号、そしてGyoefi および Csavassy, Acta
Chimica Academiae Scientiarum Hungaricae Tomus 82
(1)(91-97, 1974)を参照]。そのような燐化合物を用
いると、結果として、燐酸塩を許容されないほど高いレ
ベルで含有する廃生成物が生じ、従って環境障害が作り
出される。更にその上、そのような方法では乾燥したメ
チルジチオカルバジネート類[毒性があって痙攣を起こ
させる物質(convulsant)]を用いる必要が
ある。このような材料は乾燥状態でひどい産業上の衛生
問題を引き起こす。
オ)−5−(トリフルオロメチル)−1,3,4−チア
ジアゾールを高い収率で効率良くもたらす実用的で安全
で大規模な商業的製造方法が求められている。本発明は
そのような方法を提供するものである。
−(トリフルオロメチル)−1,3,4−チアジアゾー
ルの製造方法を提供するものである。本方法は、メチル
ジチオカルバジネートとトリフルオロ酢酸を反応させて
2−(メチルチオ)−5−(トリフルオロメチル)−
1,3,4−チアジアゾールと2,5−ビス−(メチル
チオ)−1,3,4−チアジアゾールの混合物を生じさ
せそして次に過剰量のトリフルオロ酢酸を除去した後に
上記混合物を酸性にすることを通して2,5−ビス−
(メチルチオ)−1,3,4−チアジアゾール(ビス副
生成物)を選択的に除去する段階を含む。
または硝酸などで酸性にする。硫酸の使用が好適であ
る。この硫酸の濃度を約55%から約95%、好適には
約70%にする。70%の硫酸を用いる場合に上記反応
混合物に添加する硫酸の量は、2,5−ビス−(メチル
チオ)−1,3,4−チアジアゾール1モル当たり約2
モルから約10モルの硫酸、好適には2,5−ビス−
(メチルチオ)−1,3,4−チアジアゾール1モル当
たり約4モルから約7モルの硫酸である。
℃、好適には約20℃から約40℃、より好適には約2
5℃から約30℃の温度で行う。
ルオロ酢酸の反応を溶媒の存在下で起こさせることがで
きる。この溶媒はトリフルオロ酢酸自身であってもよい
か、或は芳香族溶媒、例えばトルエン、キシレン、クメ
ンまたはメシチレンなどであってもよい。トルエンが好
適である。
ロ酢酸の適切な如何なる比率も使用可能である。いずれ
かの反応体をモル過剰量で存在させてもよい。このよう
に、メチルジチオカルバジネートとトリフルオロ酢酸の
モル比は約4:1から約1:5の範囲であってもよい。
メチルジチオカルバジネートをモル過剰量で存在させる
場合の好適なメチルジチオカルバジネートとトリフルオ
ロ酢酸のモル比は約2:1から約1.5:1である。ト
リフルオロ酢酸をモル過剰量で存在させる場合の好適な
メチルジチオカルバジネートとトリフルオロ酢酸のモル
比は約1:1.25から約1:2である。
−(メチルチオ)−5−(トリフルオロメチル)−1,
3,4−チアジアゾール(TDA)を製造する新規な方
法を提供するものである。本発明の新規な方法ではメチ
ルジチオカルバジネート(MDTC)とトリフルオロ酢
酸(TFA)を主反応体として用いる。本方法では、副
生成物の除去で効率良い手段を用いかつ鍵となる試薬を
再利用することを伴って、TDAを高い収率で生産する
ことができる。
る方法 2−(メチルチオ)−5−(トリフルオロメチル)−
1,3,4−チアジアゾールを製造する本発明の方法
は、1つの面において、メチルジチオカルバジネートを
溶媒中で過剰量のトリフルオロ酢酸と反応させそして水
および余分なトリフルオロ酢酸を除去する段階を含む。
TCも使用可能である。特に好適なMDTC製造手段が
米国特許出願連続番号08,743,763;08,7
43,764および08,743,775(全部199
6年11月7日付けで提出)に開示されている。上記特
許出願の開示は全部引用することによって本明細書に組
み入れられる。TFAは商業的に入手可能である。
る。用語「モル過剰量」を本明細書で用いる場合、これ
は、反応中にTFAのモルの方がMDTCのモルを越え
ていることを意味する。TFAを、好適には、MDTC
を基準にして10から500パーセントモル過剰量で存
在させる。即ち、TFAとMDTCのモル比(TFA:
MDTC)を約1.1:1から約5:1にする。より好
適には、TFA:MDTCのモル比を約1.25:1か
ら約2.5:1にし、更により好適には約1.25:1
から約2:1にする。本明細書の以下に実施例で示すよ
うに、MDTCを基準にしたTFAのモル過剰量を有意
に高くすると、実質的にTDAの収率が増大する。
℃、より好適には約30℃から約140℃の温度で起こ
させる。この温度を約80℃から約130℃にした場合
の反応時間は約1から約5時間である。
てもよい。「湿っている」MDTCを用いることができ
ることが、現存方法(乾燥したMDTCのみが用いられ
ている)に比較した時の実質的な利点である。MDTC
は毒性のある公知物質であり、それを乾燥形態で用いる
と、結果として、MDTC粉じんで製造プラントの空気
が汚染される可能性がある。湿っているMDTCを用い
ることができれば、環境障害が実質的に低くなる。本方
法で用いるMDTCは水を約10重量パーセントに及ん
で含有していてもよい。更に、現存方法とは異なり、水
を個別の反応体として添加することさえ可能である。こ
の反応混合物に入っている水の全体量が好適にはMDT
C 0.5モル当たり約30グラム以下の水になるよう
にする。本明細書の以下に実施例で示すように、水をM
DTC 0.5モル当たり30グラムまたはそれ以下の
量で存在させても、生成物の生成には悪影響が全く生じ
ない。水の量が40グラムまたはそれ以上にまで高くな
ると、結果として、生成物(TDA)の収率低下がもた
らされた。
起こさせる。1つの態様では、トリフルオロ酢酸自身を
溶媒として用いる。しかしながら、好適には、非プロト
ン性芳香族である共溶媒を用いる。そのような共溶媒は
本技術分野でよく知られている。そのような典型的で好
適な共溶媒はトルエン、キシレン、クメンおよびメシチ
レンである。トルエンが特に好適である。
多様であり得るが、本技術者によって容易に決定され得
る。共溶媒を用いる場合には、トルエンをMDTC 1
モル当たり約0.5モルから約3.5モルの量で存在さ
せる。好適にはトルエンをMDTC 1モル当たり約
1.5モルから約3.0モルの量、より好適にはトルエ
ンをMDTC 1モル当たり約2.5モルから約3.0
モルの量で存在させる。
ることを通して反応を進行させることができる。他の様
式の添加も全部同様に適切である。
媒を含めてもよい。典型的で好適な触媒はp−トルエン
スルホン酸である。p−トルエンスルホン酸を用いる場
合にはこれをMDTC 1モル当たり約2.0グラムの
量で存在させる。
して水が生じる。また、再利用流れが原因で追加的に水
が存在する可能性もある。共沸蒸留で水を反応混合物か
ら除去する。水の共沸除去は、特にトルエンを共溶媒と
して用いる場合、溶媒の存在下で容易に達成される。上
記反応の完結に要する温度は水および余分なトリフルオ
ロ酢酸を共沸で除去するに充分な温度である。従って、
追加的処理を行う必要はない。
せてTDAと2,5−ビス−(メチルチオ)−1,3,
4−チアジアゾール(ビス副生成物)の混合物を生じさ
せた後にその反応混合物を酸性にして相分離を起こさせ
ることを通して上記ビス副生成物を選択的に除去する段
階を含むTDA製造方法を提供するものである。MDT
CとTFAを反応させる時の反応温度はこの上に挙げた
温度と同じである。
使用可能である。いずれかの反応体をモル過剰量で存在
させてもよい。このように、MDTCとTFAのモル比
を約4:1から約1:5の範囲にしてもよい。MDTC
をモル過剰量で存在させる場合の好適なMDTCとTF
Aのモル比は約2:1から約1.5:1である。TFA
をモル過剰量で存在させる場合の好適なMDTCとTF
Aのモル比は約1:1.25から約1:2.0である。
このMDTCとTFAの反応で生じるビス副生成物の量
は、TFAに対するMDTCの比率を低くするにつれて
低下する。
は、上述したように、共溶媒の存在下で起こさせる。好
適な共溶媒はこの上に挙げた共溶媒と同じである。トル
エンが最も好適である。
l)、硫酸(H2SO4)または硝酸(HNO3)などで
酸性にする。上記酸のpKaを好適には約1から約4に
する。硫酸の使用が好適である。この硫酸の濃度を約5
5%から約95%、好適には約70%にする。70%の
硫酸を用いる場合に上記反応混合物に添加する硫酸の量
は、上記ビス副生成物1モル当たり約2モルから約10
モルの硫酸、好適には上記ビス副生成物1モル当たり約
4モルから約7モルの硫酸である。酸性化を典型的には
約10℃から約60℃、好適には約20℃から約40
℃、より好適には約25℃から約30℃の温度で行う。
説明し、これは決して明細書も請求の範囲も制限するも
のでない。
−5−(トリフルオロメチル)−1,3,4−チアジア
ゾール(TDA)製造 A. 一般的プロトコル フラスコにトルエン(125グラム)を仕込んだ。この
フラスコにメチルジチオカルバジネート(MDTC)
(A.I.が90%で、水を5%および不純物を5%含
有)を67.9グラム(0.5モル)加えることで混合
物を生じさせた。この混合物を冷却なしに撹拌しながら
これにトリフルオロ酢酸(TFA)(114グラム、
1.0モル)を10から15分かけて加えた。TFAを
添加すると上記混合物の温度が約38℃にまで上昇し
た。
温度に約30分間保持した。次に、この混合物を還流
(約115℃−116℃)に加熱して水および留出し得
るTFAを全て除去した。この温度を凝縮液から水相が
分離しなくなるまで約10分間維持した。TDAの収率
は約90%から93%であった。 B. TFAを過剰量で用いる効果 MDTCを基準にしたTFA量を変える以外はこの上の
(A)に挙げたのと同様にMDTCとTFAの反応を実
施した。TDAの収率を各TFAレベルで測定した。そ
の結果を以下の表1に要約する。
向上することが表1のデータから分かるであろう。TF
Aのモル過剰量を10%から約100%にまで高くした
時に最大のTDA収率上昇が見られた。TFAのモル過
剰量を約100%から約200%にまで上昇させても、
結果として得られたTDA収率の上昇は若干のみであっ
た。 C. トルエンを溶媒として用いる効果 MDTCのレベルを基準にしたトルエンのレベルを変え
る以外はこの上のパラグラフ(A)に従ってTDAの調
製を行った。この試験では、2モルのTFAを1モルの
MDTCと反応させた。要約データを以下の表2に示
す。
TDAの収率が向上することを示している。トルエンの
レベルを1モルのMDTC当たり約2.7モル以上にし
てもTDA収率の実質的な向上は得られなかった。 D. 水のレベルの影響 水は下記の2つの主要な源から主反応の中に入って来る
と予測され得る。1番目として、反応で用いるMDTC
には水が約10重量パーセントに及んで入っている可能
性がある。2番目として、TFAの回収率を高くする目
的で水が添加される可能性がある。従って、水がTDA
の回収率に対して示す影響を試験した。この試験では、
2.0モルのTFAを1モルのMDTCと反応させた。
トルエンを1モルのMDTC当たり2.1モル用いた。
この試験の結果を以下の表3に示す。
当たり60グラムに及んで存在していてもTDAの正味
収率は悪影響を受けなかったことを示している。しかし
ながら、1.5モルのTFAを1モルのMDTCと反応
させた時には水のレベルを1モルのMDTC当たり30
−40グラムの水にするとTDAの正味収率がかなり低
下することが分かった(表4参照)。
−ビス−(メチルチオ)−1,3,4−チアジアゾール
(ビス副生成物)である。酸性にして相分離を起こさせ
ることを通してそのようなビス副生成物を除去すること
ができる。ビス副生成物の除去およびTDAの収率に対
する酸性化の効果を下記の如く試験した。TFAとMD
TCを反応させた後、その反応混合物を約25℃から約
30℃の温度に冷却してHClまたはH2SO4と混合し
た。ビス副生成物のレベルを測定した。
副生成物の生成量は初期反応で用いるTFAのモル過剰
量に依存することを示している。このビス副生成物の生
成量はMDTCを基準にしたTFAのモル過剰量を高く
するに伴って低下する。次に示す試験ではTFAとMD
TCのモル比を1.5:1にした。
ータは、TDAの回収率に相対するビス副生成物の除去
率は温度および撹拌の影響を受けることを立証してい
る。
成物1モル当たり10モル以下の量で用いてビス副生成
物を25℃から30℃で選択的に除去することができる
ことが示された。TDAが約40%とトルエンが60%
入っている溶液の場合には、70%のH2SO4をビス副
生成物1モル当たり5モル用いるとビス副生成物のレベ
ルが約0.1%(溶媒を除いた基準)にまで低下した。
TDAが約60%とトルエンが40%入っている溶液の
場合には、70%のH2SO4をビス副生成物1モル当た
り4モル用いるとビス副生成物のレベルが約0.1%
(溶媒を除いた基準)にまで低下した。
検出できないレベルにまで下げようとすると70%のH
2SO4を2から3モル追加する必要があると思われた。
しかしながら、そのような試みを行った結果、TDAが
2−3%の範囲で失われた。60℃から70℃で70%
のH2SO4をビス副生成物1モル当たり8から10モル
で用いてもビス副生成物のレベルを約0.1%より低い
レベルにまで下げるのは困難であった。そのような条件
にするとTDAが5−8%の範囲で失われた。
℃の温度で70%のH 2SO4をビス副生成物1モル当た
り約4−5モル(溶媒を除いた基準)用いてビス副生成
物のレベルを約0.1%にまで下げるアプローチであ
る。
してきたが、そのような詳細は単にその目的のためであ
り、それに関する変形は本請求の範囲で制限され得るも
のを除き本発明の精神および範囲から逸脱することなく
本分野の技術者によって成され得ると理解されるべきで
ある。
ある。
ルオロメチル)−1,3,4−チアジアゾールの製造方
法であって、(a) メチルジチオカルバジネートとト
リフルオロ酢酸を反応させて2−(メチルチオ)−5−
(トリフルオロメチル)−1,3,4−チアジアゾール
と2,5−ビス−(メチルチオ)−1,3,4−チアジ
アゾールの混合物を生じさせ、そして(b) この反応
混合物を酸性にして相分離を起こさせることを通して
2,5−ビス−(メチルチオ)−1,3,4−チアジア
ゾールを選択的に除去する、段階を含む方法。
1項記載の方法。
である第2項記載の方法。
%から約95%の濃度を有する第3項記載の方法。
2,5−ビス−(メチルチオ)−1,3,4−チアジア
ゾール1モル当たり約2モルから約10モルの硫酸であ
る第4項記載の方法。
度で起こさせる第1項記載の方法。
第1項記載の方法。
7項記載の方法。
用いる第7項記載の方法。
リフルオロ酢酸のモル比を約4:1から約1:5にする
第1項記載の方法。
Claims (4)
- 【請求項1】 2−(メチルチオ)−5−(トリフルオ
ロメチル)−1,3,4−チアジアゾールの製造方法で
あって、(a) メチルジチオカルバジネートとトリフ
ルオロ酢酸を反応させて2−(メチルチオ)−5−(ト
リフルオロメチル)−1,3,4−チアジアゾールと
2,5−ビス−(メチルチオ)−1,3,4−チアジア
ゾールの混合物を生じさせ、そして(b) この反応混
合物を酸性にして相分離を起こさせることを通して2,
5−ビス−(メチルチオ)−1,3,4−チアジアゾー
ルを選択的に除去する、段階を含む方法。 - 【請求項2】 酸性化を約20℃から約60℃の温度で
起こさせる請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 該反応を溶媒の存在下で起こさせる請求
項1記載の方法。 - 【請求項4】 非プロトン性芳香族である共溶媒を用い
る請求項3記載の方法。
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---|---|---|---|
US08/989563 | 1997-12-12 | ||
US08/989,563 US6005114A (en) | 1997-12-12 | 1997-12-12 | Process for making 2-(methylthio)-5(trifluoromethyl)-1,3,4,-thiadiazole using methyldithiocarbazinate with trifluoroacetic acid with selective removal of 2,5-bis(methylthio)-1,3,4-thiadiazole |
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