JPH11235858A - プリンタシステム - Google Patents

プリンタシステム

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Publication number
JPH11235858A
JPH11235858A JP10040350A JP4035098A JPH11235858A JP H11235858 A JPH11235858 A JP H11235858A JP 10040350 A JP10040350 A JP 10040350A JP 4035098 A JP4035098 A JP 4035098A JP H11235858 A JPH11235858 A JP H11235858A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
printer
print
print data
printing
Prior art date
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Application number
JP10040350A
Other languages
English (en)
Inventor
Takehiro Sakamoto
武広 坂本
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PFU Ltd
Original Assignee
PFU Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の受信バッファまたはラインバッファを
有するプリンタ装置とプリンタ装置への印刷を制御する
印刷制御部とで構成されるプリンタシステムは、動作中
に受信バッファまたはラインバッファをクリアしなけれ
ばならない異常が発生したとき、プリンタ装置は既に次
の複数行の印刷のための印刷データを取得している。こ
のため印刷制御部では送信した印刷データがどこまで印
刷されたかわからず、再印刷のための印刷データを印刷
ジョブの先頭、または印刷ページの先頭からプリンタ装
置に送信しなければならない。 【解決手段】 プリンタ装置で異常が発生した時、印刷
制御部から受信したデータ数と印刷物に印刷したデータ
数との差分である再送データ数を印刷制御部に通知する
再送データ通知手段をプリンタ装置に備え、プリンタ装
置から通知される再送データ数分の印刷データを再度プ
リンタ装置に送信する印刷異常リカバリ手段を印刷制御
部に備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プリンタ装置に
複数の受信バッファまたはラインバッファを有するプリ
ンタ装置とプリンタ装置への印刷を制御する印刷制御部
とで構成されるプリンタシステムに関するものであり、
特に、動作中のプリンタ装置に受信バッファまたはライ
ンバッファをクリアしなければならない異常が発生した
とき、再印刷に必要なデータ数をプリンタ装置から印刷
制御部に通知し、それに対応する印刷データを印刷制御
部からプリンタ装置に送信し、印刷データを欠落するこ
となく、かつ異常復旧を迅速に行う。
【0002】
【従来の技術】図6に、従来の構成ブロック図を示す。
図中、61はホスト装置、62はホスト装置61に接続
されるプリンタ装置である。
【0003】ホスト装置61には、アプリケーションプ
ログラムにより印刷データが格納される印刷データ格納
領域614と、プリンタ装置62に対して印刷データ格
納領域614の印刷データを送信したり、プリンタ装置
62の装置状態を監視しホスト装置61に通知するなど
の制御を行う印刷制御部611とが設けられている。
【0004】また、プリンタ装置62には、ラインバッ
ファに格納されたデータを印刷する印刷部626と、ホ
スト装置61から送信される印刷データを受信し、受信
バッファ/ラインバッファ622に格納する、また受信
バッファ/ラインバッファ622および印刷部626な
どの装置状態を監視し、異常が発生したときホスト装置
に装置状態を通知するプリンタ制御部621とが設けら
れている。
【0005】次に、印刷制御部611およびプリンタ制
御部621の詳細な動作を図6と図7により説明する。
【0006】図7に、従来の印刷制御部の処理フローチ
ャートを示す。以下、このフローにしたがって動作を説
明する。
【0007】ステップS701:アプリケーションプロ
グラムからの印刷要求があるかを判定する。印刷要求が
あればステップS702に進み、印刷要求がなければス
テップS701に戻る。
【0008】ステップS702:プリンタ装置の状態が
印刷可能かを判定する。印刷可能ならばステップS70
3に進み、印刷可能でないならばステップS702に戻
る。
【0009】ステップS703:印刷データ格納領域に
格納されている印刷データの送信するデータの位置ポイ
ンタとして使用する送信印刷データ数をクリアする。
【0010】ステップS704:所定のバイト数分の印
刷データをプリンタ装置に送信する。
【0011】ステップS705:次の送信データの位置
を設定のため、送信印刷データ数を所定のバイト数分、
加算する。
【0012】ステップS706:プリンタ装置からエラ
ー情報の通知があるかを判定する。通知があればステッ
プS707に進み、通知がないならばステップS708
に進む。
【0013】ステップS707:送信印刷データ数で示
される現在の印刷データの位置より前のページの先頭位
置を算出し、送信印刷データ数をその位置まで戻す。そ
して、ステップS704に戻る。
【0014】ステップS708:印刷データが終了した
かを判定する。終了したならばステップS709に進
み、終了していないならばステップS704に戻る。
【0015】ステップS709:処理終了かを判定す
る。処理終了ならば処理を終了し、処理終了でないなら
ばステップS701に戻る。
【0016】図8に、従来のプリンタ制御部の処理フロ
ーチャートを示す。以下、このフローにしたがって動作
を説明する。
【0017】ステップS801:ホスト装置からの印刷
要求があるかを判定する。印刷要求があればステップS
802に進み、印刷要求がないならばステップS801
に戻る。
【0018】ステップS802:ホスト装置からの印刷
データの受信が可能かを判定する。受信が可能ならばス
テップS803に進み、受信が可能でないならばステッ
プS808に進む。
【0019】ステップS803:ホスト装置からの印刷
データが用紙送りかを判定する。用紙送りならばステッ
プS806に進み、用紙送りでないならばステップS8
04に進む。
【0020】ステップS804:ホスト装置から受信し
た印刷データを受信バッファに格納する。
【0021】ステップS805:ホスト装置からの印刷
データを1行受信したかを判定する。1行受信したなら
ばステップS806に進み、1行受信していないならば
ステップS803に戻る。
【0022】ステップS806:受信バッファに格納さ
れた1行分の印刷データをラインバッファに展開する。
なお、ラインバッファに印刷データが展開されると、印
刷部がそれを監視して、その展開したデータを用紙に印
刷する。
【0023】ステップS807:エラーが発生したかを
判定する。エラーが発生しているならばステップS80
8に進み、エラーが発生していないならばステップS8
09に進む。
【0024】ステップS808:エラーが発生したこと
をエラー要因と共にホスト装置に通知する。そして、処
理を終了する。
【0025】ステップS809:印刷データが終了した
かを判定する。終了したならばステップS810に進
み、終了していないならばステップS803に戻る。
【0026】ステップS810:処理終了かを判定す
る。処理終了ならば処理を終了し、処理終了でないなら
ばステップS801に戻る。
【0027】次に、ホスト装置のアプリケーションプロ
グラムが印刷制御部を介して印刷データ格納領域に格納
されたデータをプリンタ装置に印刷要求を行ったとき
に、印刷途中でエラーが発生した場合の印刷データ格納
領域と受信バッファの状態を示す。
【0028】図9は、従来のエラー発生時の印刷データ
格納領域と受信バッファの状態図である。左側はホスト
装置にある印刷データ格納領域であり、ページの先頭の
印刷データから印刷データEまでのデータがプリンタ装
置に送信されている。
【0029】右側はプリンタ装置にある受信バッファと
ラインバッファであり、ラインバッファにはホスト装置
から送信された印刷データBが展開され、受信バッファ
には印刷データC〜Eが格納されている。そして、印刷
用紙には印刷データAが印刷部により印刷されている。
【0030】この時に、ラインバッファでパリティエラ
ーなどのハードウェア障害が発生すると、ラインバッフ
ァのデータは保証されなくなるのでプリンタ装置は、ラ
インバッファおよび受信バッファに格納されているデー
タをクリアする。そして、ホスト装置にハードウェアエ
ラーが発生したことを通知する。なお、この処理は図8
のフローではステップS808で行われる。
【0031】そして、印刷制御部はプリンタ装置からの
エラー情報により、ハードウェアエラーが発生したこと
を知るが、プリンタ装置に送信した印刷データがどこま
で印刷されているか判断できないため、例えばオペレー
タにページの先頭から再送信するか、エラーを無視し、
継続したデータを送信するかを問い合わせ、その指示さ
れた処理を行うようにしている。
【0032】
【発明が解決しようとする課題】このように、図6に示
す従来技術では、プリンタ装置へ印刷データを送信する
印刷制御部は、プリンタ装置で異常が発生した場合、そ
の復旧手段としてプリンタ装置に正常に受信された印刷
データに対してそのデータが正常にプリンタ装置で処理
されたか否かを確認する手段を持たない。
【0033】つまり、複数の受信バッファまたはライン
バッファを有するプリンタ装置とプリンタ装置への印刷
を制御する印刷制御部とで構成されるプリンタシステム
において、プリンタ装置が動作中に受信バッファまたは
ラインバッファをクリアしなければならない異常が発生
したとき、プリンタ装置は既に次の複数行の印刷のため
の印刷データを取得しているため、印刷制御部では送信
した印刷データがどこまで印刷されたかわからず、再印
刷のための印刷データを印刷ジョブの先頭、または印刷
ページの先頭からプリンタ装置に対して送信しなければ
ならないという問題点があった。
【0034】
【課題を解決するための手段】この発明は上記のような
問題点を考慮してなされたもので、複数の受信バッファ
またはラインバッファを有するプリンタ装置とプリンタ
装置への印刷を制御する印刷制御部とで構成されるプリ
ンタシステムにおいて、プリンタ装置で異常が発生した
時、印刷制御部から受信したデータ数と印刷物に印刷し
たデータ数との差分である再送データ数を印刷制御部に
通知する再送データ通知手段をプリンタ装置に備え、プ
リンタ装置から通知される再送データ数分の印刷データ
を再度プリンタ装置に送信する印刷異常リカバリ手段を
印刷制御部に備えることにより、再印刷に必要な印刷デ
ータを正確にプリンタ装置に送信できる。
【0035】
【発明の実施の形態】複数の受信バッファまたはライン
バッファを有するプリンタ装置とプリンタ装置への印刷
を制御する印刷制御部とで構成されるプリンタシステム
において、プリンタ装置で異常が発生した時、印刷制御
部から受信したデータ数と印刷物に印刷したデータ数と
の差分である再送データ数を印刷制御部に通知する再送
データ通知手段をプリンタ装置に備え、プリンタ装置か
ら通知される再送データ数分の印刷データを再度プリン
タ装置に送信する印刷異常リカバリ手段を印刷制御部に
備えることにより、再印刷に必要な印刷データを正確に
プリンタ装置に送信でき、印刷データが欠落することな
く、かつ異常復旧を迅速に行うことが可能となる。
【0036】
【実施例】図1に、本発明の基本構成ブロック図を示
す。図中、1はホスト装置、2はホスト装置1に接続さ
れるプリンタ装置である。
【0037】ホスト装置1には、プリンタ装置2に対し
て印刷データを送信したり、プリンタ装置2の装置状態
を監視しホスト装置1に通知するなどの制御を行う印刷
制御部3とが設けられている。
【0038】また、プリンタ装置2には、動作中に異常
が発生した時、印刷制御部3から受信したデータ数と印
刷物に印刷したデータ数との差分である再送データ数を
印刷制御部3に通知する再送データ通知手段5が設けら
れている。
【0039】また、印刷制御部3には、プリンタ装置2
から通知される再送データ数分の印刷データを再度プリ
ンタ装置2に送信する印刷異常リカバリ手段4が設けら
れている。
【0040】図2に、本発明の一実施例の構成ブロック
図を示す。図中、21はホスト装置、22はホスト装置
21に接続されるプリンタ装置である。
【0041】ホスト装置21には、アプリケーションプ
ログラムにより印刷データが格納される印刷データ格納
領域214と、プリンタ装置22に対して印刷データ格
納領域214の印刷データを送信したり、プリンタ装置
22の装置状態を監視しホスト装置21に通知するなど
の制御を行う印刷制御部211と、印刷制御部211が
プリンタ装置22に送信した印刷データのデータ数を記
憶する送信データ数記憶部212と、プリンタ装置22
からエラー情報と共に通知される再送信データ数をもと
にして再送信するための印刷データを算出する再送信印
刷データ算出部213とが設けられている。
【0042】また、プリンタ装置22には、ラインバッ
ファに格納されたデータを印刷する印刷部226と、ホ
スト装置21から送信される印刷データ数を記憶する受
信済印刷データ数記憶部224と、ラインバッファに格
納され印刷部226により印刷された印刷データ数を記
憶する印刷済データ数記憶部225と、受信済印刷デー
タ数記憶部224と印刷済データ数記憶部225との差
を算出する再送信データ数算出部223と、ホスト装置
21から送信される印刷データを受信し、受信バッファ
/ラインバッファ222に格納する、また受信バッファ
/ラインバッファ222および印刷部226などの装置
状態を監視し、異常が発生したときホスト装置に装置状
態および再送信データ数を通知するプリンタ制御部22
1とが設けられている。
【0043】また、プリンタ制御部221はホスト装置
21から送信される印刷データを受信しながら、その印
刷データ数を印刷ジョブまたはページ単位で累計して受
信済印刷データ数記憶部224に格納する。
【0044】また、プリンタ制御部221は印刷データ
をラインバッファに展開したとき、その印刷データ数を
印刷ジョブまたはページ単位で累計して印刷済データ数
記憶部225に格納する。
【0045】また、プリンタ制御部221は、ラインバ
ッファに展開された印刷データが印刷部226で印刷さ
れているときにハードウェア異常が発生し、受信/ライ
ンバッファ222の内容がクリアされるなどの異常が発
生した場合、再送信データ数算出部223により印刷デ
ータを復旧するための再送信データ数を算出する。
【0046】次に、印刷制御部211およびプリンタ制
御部221の詳細な動作を図3と図4により説明する。
【0047】図3に、本発明の印刷制御部の一実施例の
処理フローチャートを示す。以下、このフローにしたが
って動作を説明する。
【0048】ステップS301:アプリケーションプロ
グラムからの印刷要求があるかを判定する。印刷要求が
あればステップS302に進み、印刷要求がないなけれ
ばステップS301に戻る。
【0049】ステップS302:プリンタ装置の状態が
印刷可能かを判定する。印刷可能ならばステップS30
3に進み、印刷可能でないならばステップS302に戻
る。
【0050】ステップS303:印刷データ格納領域に
格納されている印刷データの送信するデータの位置ポイ
ンタとしての送信データ数を記憶する送信データ数記憶
部をクリアする。
【0051】ステップS304:所定のバイト数分の印
刷データをプリンタ装置に送信する。
【0052】ステップS305:次の送信データの位置
を設定のため、送信データ数記憶部に記憶される送信デ
ータ数を所定のバイト数分、加算する。
【0053】ステップS306:プリンタ装置からエラ
ー情報の通知があるかを判定する。通知があればステッ
プS307に進み、通知がないならばステップS308
に進む。
【0054】ステップS307:プリンタ装置からエラ
ー情報と共に通知される再送信データ数を受け取り、送
信データ数記憶部に記憶される送信データ数から再送信
データ数を減算する。そして、ステップS304に戻
る。
【0055】ステップS308:印刷データが終了した
かを判定する。終了したならばステップS309に進
み、終了していないならばステップS304に戻る。
【0056】ステップS309:処理終了かを判定す
る。処理終了ならば処理を終了し、処理終了でないなら
ばステップS301に戻る。
【0057】図4に、本発明のプリンタ制御部の一実施
例の処理フローチャートを示す。以下、このフローにし
たがって動作を説明する。
【0058】ステップS401:ホスト装置からの印刷
要求があるかを判定する。印刷要求があればステップS
402に進み、印刷要求がないならばステップS401
に戻る。
【0059】ステップS402:ホスト装置からの印刷
データの受信が可能かを判定する。受信が可能ならばス
テップS403に進み、受信が可能でないならばステッ
プS416に進む。
【0060】ステップS403:受信済印刷データ数を
記憶する受信済印刷データ数記憶部と印刷済データ数を
記憶する印刷済データ数記憶部をクリアする。
【0061】ステップS404:ホスト装置からの印刷
データが用紙送りかを判定する。用紙送りならばステッ
プS408に進み、用紙送りでないならばステップS4
05に進む。
【0062】ステップS405:ホスト装置から受信し
た印刷データを受信バッファに格納する。
【0063】ステップS406:受信済印刷データ数を
ホスト装置から受信した印刷データ数分、加算する。
【0064】ステップS407:ホスト装置からの印刷
データを1行受信したかを判定する。1行受信したなら
ばステップS408に進み、1行受信していないならば
ステップS404に戻る。
【0065】ステップS408:受信バッファに格納さ
れた1行分の印刷データをラインバッファに展開する。
なお、ラインバッファに印刷データが展開されると、印
刷部がそれを監視して、その展開したデータを用紙に印
刷する。
【0066】ステップS409:印刷済データ数をライ
ンバッファに展開した印刷データ数分、加算する。
【0067】ステップS410:エラーが発生したかを
判定する。エラーが発生しているならばステップS41
3に進み、エラーが発生していないならばステップS4
11に進む。
【0068】ステップS411:印刷データが終了した
かを判定する。終了したならばステップS412に進
み、終了していないならばステップS404に戻る。
【0069】ステップS412:処理終了かを判定す
る。処理終了ならば処理を終了し、処理終了でないなら
ばステップS401に戻る。
【0070】ステップS413:用紙を送ったかを判定
する。用紙を送ったならばステップS415に進み、用
紙を送っていないならばステップS414に進む。
【0071】ステップS414:受信済データ数を再送
信データ数として設定し、エラーが発生したことをエラ
ー要因および再送信データ数と共にホスト装置に通知す
る。そして、処理を終了する。
【0072】ステップS415:受信済印刷データ数と
印刷済データ数との差分を再送信データ数に設定し、エ
ラーが発生したことをエラー要因および再送信データ数
と共にホスト装置に通知する。そして、処理を終了す
る。
【0073】ステップS416: エラーが発生したこ
とをエラー要因と共にホスト装置に通知する。そして、
処理を終了する。
【0074】次に、ホスト装置のアプリケーションプロ
グラムが印刷制御部を介して印刷データ格納領域に格納
されたデータをプリンタ装置に印刷要求を行ったとき
に、印刷途中でエラーが発生した場合の印刷データ格納
領域と受信バッファの状態を示す。
【0075】図5は、本発明のエラー発生時の印刷デー
タ格納領域と受信バッファの状態図である。左側はホス
ト装置にある印刷データ格納領域であり、ページの先頭
の印刷データから印刷データEまでのデータがプリンタ
装置に送信されている。
【0076】右側はプリンタ装置にある受信バッファと
ラインバッファであり、ラインバッファにはホスト装置
から送信された印刷データBが展開され、受信バッファ
には印刷データC〜Eが格納されている。そして、印刷
用紙には印刷データAが印刷部により印刷されている。
【0077】また、受信済データ記憶部にはホスト装置
から送信された印刷データ、つまり印刷データ格納領域
のページの先頭から印刷データEまでの印刷データ数が
格納され、印刷済データ記憶部にはプリンタ装置が印刷
した印刷データ、つまり印刷データ格納領域のページの
先頭から印刷データAまでの印刷データ数が格納されて
いる。
【0078】この時に、ラインバッファでパリティエラ
ーなどのハードウェア障害が発生すると、ラインバッフ
ァのデータは保証されなくなるのでプリンタ装置は、ラ
インバッファおよび受信バッファに格納されているデー
タをクリアする。そして、ホスト装置にハードウェアエ
ラーが発生したことを示すエラー要因と印刷データを復
旧するための再送信すべきデータ数を通知する。なお、
この処理は図4のフローではステップS414またはス
テップS415で行われる。
【0079】そして、印刷制御部はプリンタ装置からの
エラー情報により、ハードウェアエラーが発生したこと
および再送信すべきデータ数を知ることになる。これに
より、印刷制御部はプリンタ装置が印刷データを復旧す
ることができる印刷データの先頭からデータを再送信す
る。この処理は図3のフローではステップS307で行
われる。
【0080】
【発明の効果】この発明は、上記に説明したような形態
で実施され、以下の効果がある。
【0081】動作中のプリンタ装置に受信バッファまた
はラインバッファをクリアしなければならない異常が発
生したとき、再印刷に必要なデータ数がプリンタ装置か
ら印刷制御部に通知され、それに対応する印刷データが
印刷制御部からプリンタ装置に送信されることにより、
再印刷に必要な印刷データを正確にプリンタ装置に送信
でき、印刷データが欠落することなく、かつ異常復旧を
迅速に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の基本構成ブロック図である。
【図2】 本発明の一実施例の構成ブロック図である。
【図3】 本発明の印刷制御部の一実施例の処理フロー
チャートである。
【図4】 本発明のプリンタ制御部の一実施例の処理フ
ローチャートである。
【図5】 本発明のエラー発生時の印刷データ格納領域
と受信バッファの状態図である。
【図6】 従来の構成ブロック図である。
【図7】 従来の印刷制御部の処理フローチャートであ
る。
【図8】 従来のプリンタ制御部の処理フローチャート
である。
【図9】 従来のエラー発生時の印刷データ格納領域と
受信バッファの状態図である。
【符号の説明】
4 印刷異常リカバリ手段 5 再送データ通知手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の受信バッファまたはラインバッフ
    ァを有するプリンタ装置とプリンタ装置への印刷を制御
    する印刷制御部とで構成されるプリンタシステムにおい
    て、 プリンタ装置で異常が発生した時、印刷制御部から受信
    したデータ数と印刷物に印刷したデータ数との差分であ
    る再送データ数を印刷制御部に通知する再送データ通知
    手段(5)をプリンタ装置に備え、 プリンタ装置から通知される再送データ数分の印刷デー
    タを再度プリンタ装置に送信する印刷異常リカバリ手段
    (4)を印刷制御部に備えることを特徴とするプリンタ
    システム。
JP10040350A 1998-02-23 1998-02-23 プリンタシステム Pending JPH11235858A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10040350A JPH11235858A (ja) 1998-02-23 1998-02-23 プリンタシステム

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JP10040350A JPH11235858A (ja) 1998-02-23 1998-02-23 プリンタシステム

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004220098A (ja) * 2003-01-09 2004-08-05 Ricoh Co Ltd 画像形成される対象データとその処理条件とを再利用可能とする画像形成装置
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JP2013049203A (ja) * 2011-08-31 2013-03-14 Seiko Epson Corp 印刷装置、印刷方法

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