JPH11235741A - 射出成形機の型締装置 - Google Patents

射出成形機の型締装置

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JPH11235741A
JPH11235741A JP4074998A JP4074998A JPH11235741A JP H11235741 A JPH11235741 A JP H11235741A JP 4074998 A JP4074998 A JP 4074998A JP 4074998 A JP4074998 A JP 4074998A JP H11235741 A JPH11235741 A JP H11235741A
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mold clamping
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clamping cylinder
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Yasuaki Ozeki
泰明 大関
Shigeo Miwa
滋夫 三輪
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金型が閉じた際に、可動盤と型締シリンダの
重量がタイバーに片持ち状態で負荷することがなく、
又、可動型盤移動中において型締シリンダと可動型盤と
の相対位置関係がずれないような工夫を施すことによ
り、型締シリンダと可動型盤とを同調して移動させるこ
とができ、タイバーとハーフナットとの噛合位置もずれ
ることなく、又、型厚調整も容易にする。 【解決手段】 射出成形機フレーム1上をタイバー27
と平行に摺動する架台45を備え、型締シリンダ23が
架台45に一体的に固定されるとともに、可動型盤9が
移動シリンダ17の作動ロッド17a端部と結合し架台
45上をタイバー27と平行に摺動するように構成さ
れ、金型3,7の開閉時には、架台45は可動型盤9を
介して同時に進退するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、横型射出成形機の
型締装置に用いて好適な射出成形機の型締装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】初期の射出成形機の型締装置において
は、金型の開閉用シリンダと型締用シリンダとは同じ油
圧シリンダを共用していた。しかし、種々の成形品に対
応しうるようにするために型開き長さを大きくする必要
が生じ、このため金型の開閉用と型締用とに共用される
油圧シリンダの長さも次第に長くなった。このように油
圧シリンダの長さが長くなると、油圧シリンダは大きく
しかも重くなり、又、作動油も大量に必要とするという
課題が生じた。
【0003】これらの課題を解決するため、小径でスト
ロークの長い移動専用のシリンダと、短いストロークで
大径の型締シリンダとをそなえ、金型開閉には移動専用
のシリンダを用いることにより可動型盤を高速に進退さ
せる一方、型締時には、金型閉の位置近傍で可動型盤を
タイバーにクランプした後、型締シリンダを用いること
により可動型盤に対して大きい型締力を発生させるよう
にした射出成形機の型締装置が知られている。
【0004】この種の射出成形機の型締装置として、タ
イバーを用いて可動型盤と型締シリンダとを共にガイド
すると同時に、これらの可動型盤と型締シリンダとをそ
れぞれ独立して本体フレームに対して摺動させるような
構成をそなえたものが一般的に用いられているが、この
ような射出成形機の型締装置では、可動型盤と型締シリ
ンダとが互いに関連なく移動するため、運転開始時に合
わせておいたハーフナットとタイバーとの噛合位置がず
れてしまうという課題があった。
【0005】そこで、図3に示すような射出成形機の型
締装置(特開平8-174613号公報参照)が提案されてい
る。即ち、かかる型締装置では、そのフレーム10の上
面の一端側部分(図3中右側部分)に、固定盤(固定型
盤)12が固定されており、この固定盤12には固定金
型11が取り付けられている。又、フレーム10の上面
の他端側部分(図3中左側部分)には、可動盤(可動型
盤)15と一体的に形成された架台14がフレーム10
の上面の摺動面Aを介して摺動自在に載置されており、
更に、この可動盤15には、固定金型11と対向するよ
うに可動金型17が取り付けられている。又、可動盤1
5における可動金型17と反対側の位置には大径で短ス
トロークの型締ラム19が可動盤15と一体に設けられ
ている。
【0006】また、架台14の上面における、可動盤1
5に対して固定盤12と反対側(図3中左側)の位置に
は摺動面Cが形成されており、この摺動面Cには、型締
シリンダ18が摺動自在に載置されており、この型締シ
リンダ18には型締ラム19が摺動自在に嵌合してい
る。さらに、固定盤12の四隅位置にはそれぞれタイバ
ー16の基端側が連結されている。各タイバー16は、
可動盤15側に向かって水平に延設されており、これら
のタイバー16はそれぞれ可動盤15および型締シリン
ダ18を貫通している。又、各タイバー16の他端部周
辺には、ねじ部20が形成されている。
【0007】また、型締シリンダ18の可動盤15と反
対側(図3中左側)の位置には、タイバー16に形成さ
れたねじ部20と噛合するハーフナット21が、タイバ
ー16の軸心方向に対しほぼ直角方向に開閉自在に設け
られている。また、固定盤12の下方には小径で長スト
ロークの移動シリンダ13が固定されているとともに、
この移動シリンダ13のロッド13aの端部が架台14
に固定されており、移動シリンダ13を動作させてロッ
ド13aを伸縮することにより、架台14ひいては可動
盤15と型締シリンダ18とがタイバー16に案内され
ながらフレーム10の上面に形成された摺動面A上を移
動できるようになっている。
【0008】このような構成により、型締シリンダ18
と可動盤15とを一緒に固定盤12に対して進退させる
ことができるようになっている射出成形機の型締装置に
おいて、型閉時には、移動シリンダ13を動作させてロ
ッド13aを収縮させることにより、架台14上に載置
された型締シリンダ18および可動盤15は、タイバー
16に案内されながらフレーム10上に形成された摺動
面A上を固定盤12側へ移動する。
【0009】また、固定金型11と可動金型17とがほ
ぼ閉じた状態で、ハーフナット21を閉め、タイバー1
6に形成されているねじ部20と噛合させることによ
り、型締シリンダ18をタイバー16に固定し、更に、
型締シリンダ18の型締側油室(型締ラム19の可動盤
15とは反対側の油室)に圧油を供給し、型締ラム19
を可動盤15側に押圧することにより、可動盤15を固
定盤12に押圧し、固定金型11と可動金型17とを強
力に型締して、樹脂の射出時に金型内の圧力により金型
が開こうとするのを抑止する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな特開平8-174613号公報により開示された従来の射出
成形機の型締装置では、型締シリンダ18の下面と架台
14の摺動面Cとの間の摩擦抵抗により、型締シリンダ
18と可動盤15との位置関係を維持しているが、摺動
面Cに油等が付着して摩擦抵抗が小さくなった場合に
は、可動盤15(架台14)を移動させる際に、慣性力
により型締シリンダ18が架台14上を移動するおそれ
がある。
【0011】また、移動シリンダ13により、架台14
(可動盤15)を介して型締シリンダ18を移動させる
ようになっていることから、型締シリンダ18を移動さ
せる際に、型締シリンダ18における型締ラム19の位
置が移動し、ハーフナット21の雌ねじ部とタイバー1
6に形成されたねじ部20の雄ねじ部との噛合がずれる
おそれがある。
【0012】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、金型が閉じた際に、可動盤と型締シリンダの
重量がタイバーに片持ち状態で負荷することがなく、
又、可動型盤移動中において型締シリンダと可動型盤と
の相対位置関係がずれないような工夫を施すことによ
り、型締シリンダと可動型盤とを同調して移動させるこ
とができ、タイバーとハーフナットとの噛合位置もずれ
ることなく、又、型厚調整も容易な、射出成形機の型締
装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の本発明の射出成形機の型締装置は、金型の開閉のとき
は、固定型盤に設置された移動シリンダの作動により複
数のタイバーにガイドされた可動型盤と型締シリンダと
を同時に進退させ、型締のときは、金型が近接した位置
で前記型締シリンダと前記タイバーとを軸方向に固定す
る手段で固定することにより前記型締シリンダの型締力
が前記可動型盤に作用する方式の射出成形機の型締装置
において、射出成形機フレーム上を前記タイバーと平行
に摺動する架台を備え、前記型締シリンダが前記架台に
一体的に固定されるとともに、前記可動型盤が前記移動
シリンダの作動ロッド端部と結合し前記架台上を前記タ
イバーと平行に摺動するように構成され、金型の開閉時
には、前記架台は前記可動型盤を介して同時に進退する
ことを特徴としている。
【0014】なお、請求項1記載の射出成形機の型締装
置において、前記可動型盤と前記型締シリンダとのそれ
ぞれに前記タイバーとの相対的な位置を検出する位置検
出センサを追設し、油圧回路の操作弁と連携して前記可
動型盤の停止位置を制御してもよい(請求項2)。ま
た、本発明の射出成形機の型締装置は、金型の開閉のと
きは、固定型盤に設置された移動シリンダの作動により
複数のタイバーにガイドされた可動型盤と型締シリンダ
とを同時に進退させ、型締のときは、金型が近接した位
置で前記型締シリンダと前記タイバーとを軸方向に固定
する手段で固定することにより前記型締シリンダの型締
力が前記可動型盤に作用する方式の射出成形機の型締装
置において、前記移動シリンダの作動ロッド端部と結合
し、射出成形機フレーム上を前記タイバーと平行に摺動
する架台を備え、前記型締シリンダが前記架台に一体的
に固定されるとともに、前記可動型盤が前記架台上を前
記タイバーと平行に摺動するように構成され、金型の開
閉時には前記架台を介して同時に進退することを特徴と
している(請求項3)。
【0015】なお、請求項3記載の射出成形機の型締装
置において、前記可動型盤と前記型締シリンダとのそれ
ぞれに前記タイバーとの相対的な位置を検出する位置検
出センサを追設し、油圧回路の操作弁と連携して前記型
締シリンダの停止位置を制御してもよい(請求項4)。
さらに、請求項1〜請求項4のいずれかに記載する射出
成形機の型締装置において、金型の開閉時、前記移動シ
リンダの作動により前記可動型盤または前記架台が移動
するとき、前記架台と前記可動型盤とを一体化するよう
に、前記型締シリンダ内の作動油をブロックすることが
できる電磁操作弁を備えてもよい(請求項5)。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (A)第1実施形態の説明 図1は本発明の第1実施形態としての横型射出成形機の
型締装置の構成を一部破断して示す模式的側面図であ
る。
【0017】この図1に示すように、本実施形態にかか
る横型射出成形機の型締装置では、射出成形機フレーム
1(以下、単にフレーム1という)の上面の一端側部分
(図1中右側部分)には、固定型盤5が固定されてお
り、この固定型盤5には固定金型3が取り付けられてい
る。又、フレーム1の上面の他端側部分には、型締シリ
ンダ23と一体に設けられた架台45が、フレーム1の
上面に敷設された滑り板41上を介して摺動自在に載置
されており、4本のタイバー27と平行に摺動できるよ
うになっている。
【0018】さらに、架台45の上面における型締シリ
ンダ23よりも固定型盤5側(図1中右側)位置には滑
り板43が敷設されており、この滑り板43上には可動
型盤9が摺動可能に載置されていて、この可動型盤9も
各タイバー27と平行に摺動できるようになっている。
可動型盤9における固定型盤5側(図1中右側)の面に
は、固定金型3に対向するように可動金型7が取り付け
られており、又、可動型盤9における可動金型7の取付
面と反対側の面には作動ロッド26の一端部が固設され
ており、この作動ロッド26の他端部には型締ラム25
が形成され、この型締ラム25が型締シリンダ23に摺
動自在に嵌挿されている。
【0019】固定型盤5の四隅位置にはそれぞれタイバ
ー27の基端部が連結されている。各タイバー27は、
可動型盤9側に向かって水平に延設されており、これら
のタイバー27はそれぞれ可動型盤9に形成された貫通
孔9aおよび型締シリンダ23に形成された貫通孔23
cを貫通している。又、各タイバー27の他端部外周に
は、それぞれ等ピッチの複数のリング溝部27aが形成
されている。
【0020】型締シリンダ23における可動型盤9と反
対側(図1中左側)の面には、各タイバー27毎に、対
向して対になったハーフナット29が開閉可能に設けら
れている。これらのハーフナット29は、各タイバー2
7に形成されたリング溝部27aに対して噛合離脱する
もので、タイバー27の軸心方向に対しほぼ直角方向に
開閉移動自在に設けられている。
【0021】また、型締シリンダ23における可動型盤
9と反対側(図1中左側)の面には、各ハーフナット2
9を覆うように支持部材33が固定されており、この支
持部材33は、各ハーフナット29を閉じた状態で型締
シリンダ23に油圧が働き、タイバー27が図1の左方
向に押されたとき、ハーフナット29を支持するように
なっている。
【0022】すなわち、これらのハーフナット29およ
び支持部材33等により、固定金型3と可動金型7とが
近接した位置で型締シリンダ23とタイバー27とを軸
方向に固定する手段が構成されている。また、固定型盤
5の下方には小径で長ストロークの移動シリンダ17が
タイバー27に平行に固設されており、又、この移動シ
リンダ17の作動ロッド17aの端部が可動型盤9に形
成されている突起部9bに結合されていて、移動シリン
ダ17を動作させて作動ロッド17aを伸縮することに
より、可動型盤9を介して架台45ひいては型締シリン
ダ23がタイバー27にガイドされながらフレーム1の
上面に敷設された滑り板41上をタイバー27と平行に
摺動するようになっている。
【0023】ところで、型締シリンダ23の型締側油室
23a,型開側油室23bへの作動油を給排する作動油
ラインには電磁切換弁47が介装されているが、この電
磁切換弁47は、油圧源から型締シリンダ23への圧油
の供給および型締シリンダ23からリザーバタンクへの
作動油の排出を制御したり、型締シリンダ23内の圧油
をブロックしたりすることができる電磁操作弁で、この
電磁切換弁47を切換操作して、圧油を型締シリンダ2
3の型締側油室23aに供給すると、型締ラム25を固
定型盤5側(図中右側)へ押圧するように型締シリンダ
23の型締力が可動型盤9に作用し、可動型盤9を固定
型盤5側へ押圧するようになっている。
【0024】なお、可動型盤9は型締シリンダ23の型
締ラム25に加えられた型締力(油圧力)を直接受けて
可動金型7を押圧するようになっており、この押圧力に
よって可動金型7と固定金型3とを型締するようになっ
ている。また、電磁切換弁47は、3ポジション切り換
えタイプの弁であるが、その切り換え作動の中間点にお
いて型締シリンダ23への油圧配管の油圧をブロックで
きる配管遮断点を有している。可動金型7と固定金型3
との開閉時に、移動シリンダ17の作動により可動型盤
9または架台45が移動するとき、電磁切換弁47をこ
の配管遮断点にセットすることにより、型締シリンダ2
3への圧油の供給をブロックして、型締シリンダ23内
において型締ラム25を固定することができ、このよう
に型締ラム25を固定することにより、架台45(型締
シリンダ23)と可動型盤9とを一体化することができ
るようになっている。
【0025】すなわち、電磁切換弁47により型締シリ
ンダ23への圧油の供給をブロックした状態で移動シリ
ンダ17を動作させて作動ロッド17aを伸縮すること
により、可動型盤9と架台45ひいては型締シリンダ2
3とが、一体に固定された状態で、フレーム1上に敷設
された滑り板41上を、タイバー27にガイドされなが
ら摺動しながら進退するようになっており、可動金型7
と固定金型3との開閉時に、架台45は、可動型盤9を
介して、可動金型7および型締シリンダ23と同時に進
退するようになっているのである。
【0026】可動型盤9の上端部には位置センサ(位置
検出センサ)35が配設されており、又、本装置の外側
の固定部材又はフレーム1の位置センサ35に対向する
位置には検出目盛溝又は検出目盛磁石を有するスケール
37が配設されており、この位置センサ35とスケール
37とにより、可動型盤9の基準位置からの移動距離を
検出する手段が構成されている。
【0027】また、型締シリンダ23の上端部には位置
センサ(位置検出センサ)51が配設されており、この
位置センサ51と前述のスケール37とにより、型締シ
リンダ23とタイバー27との相対的な位置を検出する
検出手段が構成されており、この検出手段によって型締
シリンダ23の位置を検出できるようになっている。さ
らに、位置センサ51によって検出された検出値は、図
示しない制御装置に送られ、この制御装置においてタイ
バー27とハーフナット29との相対位置が算出され、
ハーフナット29の噛合溝とタイバー27のリング溝部
27aとが一致するように、電磁切換弁47と連携して
型締シリンダ23を調整作動して停止させることができ
るようになっている。
【0028】また、固定型盤5における固定金型3と反
対側の位置には、射出シリンダ39が配設されており、
この射出シリンダ39から固定金型3と可動金型7との
間に、溶融樹脂を射出するようになっている。なお、図
1中に示す2点鎖線は、固定金型3と可動金型7とを閉
じた状態における可動型盤9等の位置を示したものであ
る。
【0029】本発明の第1実施形態としての横型射出成
形機の型締装置は上述のように構成されているが、次に
本装置を用いて溶融樹脂を射出成形する工程の概略を説
明する。本実施形態の横型射出成形機の型締装置におけ
る射出工程は、(1)可動型盤の高速移動および停止,
(2)型締シリンダとタイバーとの結合,(3)型締移
動,(4)溶融樹脂の射出,(5)圧力保持,冷却,固
化,型開,成形品取出の各工程からなるが、以下、各工
程について説明する。
【0030】(1)可動型盤の高速移動および停止 固定金型3と可動金型7とが十分に離れた状態におい
て、型締ラム25が型締シリンダ23における支持部材
33側(図1中左側)に位置するように位置制御した
後、電磁切換弁47によって型締シリンダ23への油圧
をブロックすることにより可動型盤9と型締シリンダ2
3ひいては架台45とを一体に固定する。更に、移動シ
リンダ17を作動させて作動ロッド17aを高速に収縮
させることにより、可動型盤9と型締シリンダ23ひい
ては架台45とを高速に固定型盤5に近づけ、固定金型
3と可動金型7との型閉を行なう。
【0031】この際、可動型盤9の位置を検出する位置
センサ35がスケール37の目盛において停止位置を検
出することにより、停止信号を出力し、この停止信号に
より油圧回路の操作弁を操作して可動型盤9を停止させ
る。なお、圧縮成形の場合においては、圧縮代を加算し
て停止位置が設定されるようになっている (2)型締シリンダとタイバーとの結合 型締シリンダ23に配設された位置センサ51とスケー
ル37とにより、型締シリンダ23とタイバー27との
相対位置を検出し、この検出値を図示しない制御装置に
出力する。この制御装置では、上記検出値に基づいてタ
イバー27とハーフナット29との相対位置を算出する
とともに、ハーフナット29の噛合溝とタイバー27の
リング溝部27aとが一致するように、型締シリンダ2
3の位置を調整作動させた後、停止させる。更に、ハー
フナット29を作動させ、型締シリンダ23とタイバー
27とを結合する。
【0032】(3)型締移動 電磁切換弁47を作動させ、油圧源から型締シリンダ2
3の型締側油室23aへ圧油を供給することにより型締
を行ない、更に、この型締シリンダ23における油圧を
保持する。 (4)溶融樹脂の射出 型締を行なっている状態(型締シリンダ23における油
圧を保持している状態)で、射出シリンダ39から固定
金型3と可動金型7との間に溶融樹脂を射出する。
【0033】(5)圧力保持,冷却,固化,型開,成形
品取出 固定金型3と可動金型7とを型締した状態で、一定時
間、型締圧力を保持し、樹脂を冷却固化させる。樹脂が
冷却固化した後、電磁切換弁47を上記(3)の工程と
は逆作動させ、型締シリンダ23の型開側油室23bへ
圧油を供給することにより、可動金型7(可動型盤9)
を支持部材33側(図1中左側)へ移動させ、固定金型
3と可動金型7とを若干開いて成形品を離型する。
【0034】さらに、ハーフナット29を開いてタイバ
ー27との締結を解放した後、電磁切換弁47を切り換
えて型締シリンダ23の油圧をブロックし、可動型盤9
と型締シリンダ23ひいては架台45とを固定した後、
移動シリンダ17を上記(1)の工程とは逆方向作動さ
せて作動ロッド17aを高速に伸長させることにより可
動型盤9を高速に固定型盤5から離す。
【0035】固定金型3と可動金型7とが十分に開いた
後、成形品を取り出し、射出圧縮成形の工程の1サイク
ルを終了する。このように、本発明の第1実施形態とし
ての横型射出成形機の型締装置によれば、電磁切換弁4
7により、型締シリンダ23内の圧油をブロックするこ
とによって、型締シリンダ23において型締ラム25を
固定することができ、可動型盤9と型締シリンダ23と
を一体に固定することができることから、型開閉の際
に、移動シリンダ17により高速に可動型盤9を移動さ
せても、型締シリンダ23と可動型盤9との相対的な位
置は変わることなく、型締シリンダ23と可動型盤9と
を同調させて移動させることができ、又、可動型盤9の
位置を正確に維持できることから、可動型盤9をより正
確に指定位置に停止させることができる。
【0036】また、移動シリンダ17を作動させて型開
閉を行なう際に、可動型盤9と型締シリンダ23とは型
締ラム25および作動ロッド26を介して一体となった
状態で、フレーム1上に敷設された滑り板41上を摺動
することから、型締シリンダ23や可動型盤9等の重量
はフレーム1によって支えられ、タイバー27による片
持ち支持になることはない。
【0037】また、可動型盤9に位置センサ35を配設
し、スケール37と位置センサ35とにより可動型盤9
の位置を確実に監視・制御することができることから、
可動型盤9の停止位置を正確に制御することができ、よ
り正確な可動型盤9の位置制御を行なうことができ、こ
れにより信頼性の高い装置を提供することができる。さ
らに、型締シリンダ23に位置センサ51を配設し、ス
ケール37と位置センサ51とによりハーフナット29
とタイバー27との相対位置を検出することができるこ
とから、型締シリンダ23もしくは移動シリンダ17の
動作を微調整してタイバー27のリング溝部27aとハ
ーフナット29のねじとの噛合位置を正確に調整するこ
とができる。又、ハーフナット29とタイバー27との
噛合いがずれることがないことから、ハーフナット29
をタイバー27に確実に固定することができ、信頼性の
高い装置を提供することができる。
【0038】(B)第2実施形態の説明 図2は本発明の第2実施形態としての横型射出成形機の
型締装置の構成を一部破断して示す模式的側面図であ
る。第2実施形態にかかる横型射出成形機の型締装置で
は、図1に示す第1実施形態において移動シリンダ17
の作動ロッド17aが可動型盤9の突起部9bに固着さ
れているのに代えて、図2に示すように、移動シリンダ
17の作動ロッド17aを架台45に形成された突起部
45aに固着するものであり、その他の部分は第1実施
形態と同様に構成されている。なお、図中、既述の符号
と同一の符号は同一もしくはほぼ同一の部分を示してい
るので、その説明は省略する。
【0039】すなわち、固定型盤5の下方には小径で長
ストロークの移動シリンダ17がタイバー27に平行に
固設されており、又、この移動シリンダ17の作動ロッ
ド17aの端部が架台45に形成されている突起部45
aに固着されていて、移動シリンダ17を動作させて作
動ロッド17aを伸縮することにより、架台45ひいて
は型締シリンダ23がタイバー27にガイドされながら
フレーム1の上面に敷設された滑り板41上をタイバー
27と平行に摺動するようになっている。
【0040】また、電磁切換弁47(電磁操作弁)によ
り型締シリンダ23内の作動油をブロックすることによ
り、型締シリンダ23内において型締ラム25を固定す
ることができ、型締ラム25を固定することにより、架
台45ひいては型締シリンダ23と可動型盤9とを一体
化するようになっている。すなわち、可動金型7と固定
金型3との開閉時に、移動シリンダ17を動作させて作
動ロッド17aを伸縮させることにより、可動型盤9も
架台45ひいては型締シリンダ23と一体固定された状
態で、フレーム1の上面に敷設された滑り板41上を、
タイバー27にガイドされ摺動しながら進退するように
なっており、可動金型7と固定金型3との開閉時には、
可動型盤9は架台45を介して、型締シリンダ23およ
び可動金型7と同時に進退するようになっているのであ
る。
【0041】さらに、型締シリンダ23に取り付けられ
た位置センサ(位置検出センサ)51は、外側の固定部
材又はフレーム1に取り付けられた検出目盛溝又は検出
目盛磁石を有するスケール37の目盛により、タイバー
27と型締シリンダ23の相対位置を検出するようにな
っており、型締シリンダ23の停止位置を検出し、図示
しない制御装置に停止信号を出力するようになってい
る。
【0042】本発明の第2実施形態としての横型射出成
形機の型締装置は上述のように構成されているが、次に
本装置を用いて溶融樹脂を射出成形する工程の概略を説
明する。すなわち、本実施形態の横型射出成形機の型締
装置における射出工程も、(1)可動型盤の高速移動お
よび停止,(2)型締シリンダとタイバーとの結合,
(3)型締移動,(4)溶融樹脂の射出,(5)圧力保
持,冷却,固化,型開,成形品取出の各工程からなる
が、(3)型締移動以降の工程は、前述する第1実施形
態と同様であるため、以下、(1)可動型盤の高速移動
および停止および(2)型締シリンダとタイバーとの結
合の工程についてのみ説明する。 (1)可動型盤の高速移動および停止 固定金型3と可動金型7とが十分に離れた状態におい
て、型締ラム25を型締シリンダ23における支持部材
33側(図1中左側)に位置するように位置制御した
後、電磁切換弁47により型締シリンダ23への油圧を
ブロックすることにより可動型盤9と型締シリンダ23
ひいては架台45とを一体に固定する。更に、移動シリ
ンダ17を作動させて作動ロッド17aを高速に収縮さ
せることにより、可動型盤9および型締シリンダ23ひ
いては架台45を高速に固定型盤5に近づけ、固定金型
3と可動金型7との型閉を行なう。
【0043】この際、型締シリンダ23に配設された位
置センサ51がスケール37の目盛によって型締シリン
ダ23の位置を検出し、型閉停止位置の手前のハーフナ
ット29の噛合溝とタイバー27のリング溝部27aと
が一致する位置を検出して停止信号を出力し、この停止
信号により移動シリンダ17を動作制御する油圧回路の
操作弁(図示せず)を操作して、型締シリンダ23と可
動型盤9とを停止させる。なお、圧縮成形の場合におい
ては、圧縮代を加算して停止位置が設定されるようにな
っている (2)型締シリンダとタイバーとの結合 この停止した位置において、ハーフナット29を作動さ
せ、型締シリンダ23とタイバー27とを結合する。
【0044】以下、前述の第1実施形態としての横型射
出成形機の型締装置と同様に、射出圧縮成形の工程を行
なう。このように、本発明の第2実施形態としての横型
射出成形機の型締装置によれば、上述した第1実施形態
と同様の作用効果を得ることができる他、位置センサ5
1により、直接、型締シリンダ23とタイバー27との
相対位置を検出することができ、より正確に型締シリン
ダ23の位置制御を行なうことができ、ハーフナット2
9をより正確に指定位置に停止させることができるの
で、タイバー27のリング溝部27aとハーフナット2
9のねじとの噛合の調整が容易となり、又、型厚調整も
容易である。
【0045】また、移動シリンダ17の作動ロッド17
aが架台45および型締シリンダ23を介してハーフナ
ット29に接続されていることからも、ハーフナット2
9をより正確に指定位置に停止させることができ、タイ
バー27のリング溝部27aとハーフナット29のねじ
との噛合の調整が容易となり、又、型厚調整も容易とな
る。
【0046】(C)その他 なお、上記実施形態では、電磁切換弁47により型締シ
リンダ23の油圧をブロックすることにより可動型盤9
と型締シリンダ23ひいては架台45とを一体に固定し
ているが、それに限定されるものではなく、本発明の趣
旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができ
る。
【0047】例えば、型締シリンダ23と可動型盤9と
を互いに連結固定する固定部材をそなえてもよく、又、
架台45の上面と可動型盤9の下面との間に敷設される
滑り板43に、フレーム1の上面と架台45の下面との
間に敷設される滑り板41よりも摩擦係数の大きいもの
を使用することにより、移動シリンダ17による高速移
動時に、可動型盤9と型締シリンダ23ひいては架台4
5との位置がずれないようにしてもよい。
【0048】この場合、可動型盤9の移動速度が遅けれ
ば、可動型盤9の下面と架台45に敷設されている滑り
板43との間に発生する摩擦力により、可動型盤9と型
締シリンダ23との相対的な摺動を回避することがで
き、可動型盤9と型締シリンダ23とを同調して進退さ
せることができるものである。さらに、本発明は上述し
た実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を
逸脱しない範囲で種々変形して実施できることはいうま
でもない。
【0049】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の射出成形
機の型締装置によれば、射出成形機フレーム上を前記タ
イバーと平行に摺動する架台を備え、型締シリンダが架
台に一体的に固定されるとともに、可動型盤が移動シリ
ンダの作動ロッド端部と結合し架台上をタイバーと平行
に摺動するように構成され、金型の開閉時には、架台は
可動型盤を介して同時に進退するように構成し、可動型
盤と型締シリンダとを同時に進退させることにより、金
型閉の際、可動型盤は型締ラムを介して型締シリンダと
一体となって射出成形機フレーム上を移動し、このとき
型締シリンダと可動型盤とがタイバーに対し片持ちにな
ることがなく、更に、可動型盤の移動中においても、型
締シリンダと可動型盤とを同調して移動させることがで
きることから、型締シリンダと可動型盤との相対位置関
係がずれることがないよう維持することができ、これに
よりタイバーとハーフナットとの噛合位置がずれること
なく、型厚調整も容易である他、信頼性の高い装置を提
供することができる利点がある(請求項1)。
【0050】また、可動型盤と型締シリンダとのそれぞ
れにタイバーとの相対的な位置を検出する位置検出セン
サを追設し、油圧回路の操作弁と連携して可動型盤の停
止位置を制御することもでき、このようにすれば、可動
型盤の位置制御を正確に行なう信頼性の高い装置を提供
することができる他、タイバーとハーフナットとの噛合
位置を正確に調整することができ、これによりハーフナ
ットとタイバーとの噛合いがずれることがなく、その結
果ハーフナットをタイバーに確実に固定することがで
き、この点においても信頼性の高い装置を提供できる利
点がある(請求項2)。
【0051】さらに、本発明の射出成形機の型締装置で
は、移動シリンダの作動ロッド端部と結合し、射出成形
機フレーム上をタイバーと平行に摺動する架台を備え、
型締シリンダが架台に一体的に固定されるとともに、可
動型盤が架台上をタイバーと平行に摺動するように構成
され、金型の開閉時には架台を介して同時に進退させる
ように構成されており、これにより前記請求項1記載の
射出成形機の型締装置と同様の利点を得ることができる
他、作動ロッドによって、直接、可動型盤を移動させる
ことができ、タイバーの溝とハーフナットのねじとの噛
み合いの調整が容易となり、型厚調整も容易であるとい
う利点がある(請求項3)。
【0052】またさらに、可動型盤と型締シリンダとの
それぞれに前記タイバーとの相対的な位置を検出する位
置検出センサを追設し、油圧回路の操作弁と連携して型
締シリンダの停止位置を制御することも可能で、このよ
うにすれば型締シリンダの位置制御を正確に行なうこと
ができ、ひいてはタイバーとハーフナットとの噛合位置
を正確に調整することができ、これによりハーフナット
とタイバーとの噛合いがずれることがなく、その結果ハ
ーフナットをタイバーに確実に固定することができるの
で、信頼性の高い装置を提供することができる利点があ
る(請求項4)。
【0053】さらにまた、金型の開閉時、移動シリンダ
の作動により可動型盤または架台が移動するとき、架台
と可動型盤とを一体化するように、型締シリンダ内の作
動油をブロックすることができる電磁操作弁を備えるこ
とにより、型締シリンダと可動型盤との位置関係を正確
に維持することができる利点がある(請求項5)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態としての横型射出成形機
の型締装置の構成を一部破断して示す模式的側面図であ
る。
【図2】本発明の第2実施形態としての横型射出成形機
の型締装置の構成を一部破断して示す模式的側面図であ
る。
【図3】従来の横型射出成形機の型締装置の構成を一部
破断して示す模式的側面図である。
【符号の説明】
1 フレーム(射出成形機フレーム) 3 固定金型(金型) 5 固定型盤 7 可動金型(金型) 9 可動型盤 23 型締シリンダ 27 タイバー 29 ハーフナット 17 移動シリンダ 17a 作動ロッド 35,51 位置センサ(位置検出センサ) 47 電磁切換弁(電磁操作弁)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金型の開閉のときは、固定型盤に設置さ
    れた移動シリンダの作動により複数のタイバーにガイド
    された可動型盤と型締シリンダとを同時に進退させ、型
    締のときは、金型が近接した位置で前記型締シリンダと
    前記タイバーとを軸方向に固定する手段で固定すること
    により前記型締シリンダの型締力が前記可動型盤に作用
    する方式の射出成形機の型締装置において、 射出成形機フレーム上を前記タイバーと平行に摺動する
    架台を備え、前記型締シリンダが前記架台に一体的に固
    定されるとともに、前記可動型盤が前記移動シリンダの
    作動ロッド端部と結合し前記架台上を前記タイバーと平
    行に摺動するように構成され、金型の開閉時には、前記
    架台は前記可動型盤を介して同時に進退することを特徴
    とする、射出成形機の型締装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の射出成形機の型締装置に
    おいて、前記可動型盤と前記型締シリンダとのそれぞれ
    に前記タイバーとの相対的な位置を検出する位置検出セ
    ンサを追設し、油圧回路の操作弁と連携して前記可動型
    盤の停止位置を制御することを特徴とする、射出成形機
    の型締装置。
  3. 【請求項3】 金型の開閉のときは、固定型盤に設置さ
    れた移動シリンダの作動により複数のタイバーにガイド
    された可動型盤と型締シリンダとを同時に進退させ、型
    締のときは、金型が近接した位置で前記型締シリンダと
    前記タイバーとを軸方向に固定する手段で固定すること
    により前記型締シリンダの型締力が前記可動型盤に作用
    する方式の射出成形機の型締装置において、 前記移動シリンダの作動ロッド端部と結合し、射出成形
    機フレーム上を前記タイバーと平行に摺動する架台を備
    え、前記型締シリンダが前記架台に一体的に固定される
    とともに、前記可動型盤が前記架台上を前記タイバーと
    平行に摺動するように構成され、金型の開閉時には前記
    架台を介して同時に進退することを特徴とする、射出成
    形機の型締装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の射出成形機の型締装置に
    おいて、前記可動型盤と前記型締シリンダとのそれぞれ
    に前記タイバーとの相対的な位置を検出する位置検出セ
    ンサを追設し、油圧回路の操作弁と連携して前記型締シ
    リンダの停止位置を制御することを特徴とする、射出成
    形機の型締装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜請求項4のいずれかに記載す
    る射出成形機の型締装置において、金型の開閉時、前記
    移動シリンダの作動により前記可動型盤または前記架台
    が移動するとき、前記架台と前記可動型盤とを一体化す
    るように、前記型締シリンダ内の作動油をブロックする
    ことができる電磁操作弁を備えたことを特徴とする、射
    出成形機の型締装置。
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