JPH11235602A - 据え付け棒状部材の外周部加工装置 - Google Patents

据え付け棒状部材の外周部加工装置

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JPH11235602A
JPH11235602A JP10036200A JP3620098A JPH11235602A JP H11235602 A JPH11235602 A JP H11235602A JP 10036200 A JP10036200 A JP 10036200A JP 3620098 A JP3620098 A JP 3620098A JP H11235602 A JPH11235602 A JP H11235602A
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JP
Japan
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control rod
tool
processing
groove
gear
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Withdrawn
Application number
JP10036200A
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English (en)
Inventor
Kenji Nishikawa
賢二 西川
Fumihiro Hosoe
文弘 細江
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH11235602A publication Critical patent/JPH11235602A/ja
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加圧水型原子炉の制御棒駆動装置のように既
に据え付けられている部材の外周面に追加的に溝加工を
施す。 【解決手段】 溝加工装置10は、クランプ機構30を
備え加工対象物である制御棒駆動装置4に固定される本
体20と、本体20のサポートシリンダ21に取り付け
られた加工装置部40とを有し、加工装置部40は、溝
加工工具を制御棒駆動装置4の周囲に旋回させる旋回機
構50と、溝加工工具を回転駆動する駆動機構及び工具
送り機構を備えた溝加工機構60とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表面旋削装置に関
し、特に加圧水型原子炉の制御棒駆動装置管台のように
既に据え付けられている装置又は構造物の外周面に旋削
加工を行う外周部加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】既に据え付けられている大型の装置の一
部に追加的に種々の加工を施す必要が生ずる場合があ
る。このような場合、被加工部が取外し困難であるとき
はその場所で加工作業をしなければならないし、或いは
その場所で加工できれば被加工部の取外し及び再取付け
の手数が省略できて全体的な作業効率が良くなる。例え
ば、加圧水型原子炉の制御棒駆動装置に関連して追加的
に外周部加工の必要性が生ずることがある。これを概説
すると、図5は加圧水型原子炉の上部構造を概念的に示
しているが、図において原子炉容器本体1の上部に着脱
自在の上蓋2が取り付けられている。そして、炉心3内
に挿脱される制御棒を駆動するための制御棒駆動装置4
が上蓋2の上方に多数狭い相互間隔で設けられている。
この制御棒駆動装置4は、上蓋2に貫設された管状部材
である管台5に取り付けられている。管台5と制御棒駆
動装置4との接合部の構造が部分的に拡大されて図6に
示されている。図6において、管台5と制御棒駆動装置
4のハウジングの間にキャノピーシール部7が形成さ
れ、両者間のシールを図っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】而して、原子炉の運転
を可成進めた段階でそのキャノピーシール部7のシール
損傷をカバーするために、オーバーキャノピー部材8を
溶接する必要性が生ずる場合がある。このような場合、
適切な溶接を施工する上で開先溝9の加工を行う必要が
ある。しかしながら、開先溝9の加工を施すには、隣接
する他の制御棒駆動装置4との間の間隔乃至隙間が小さ
く、このような小さい空間において溝加工を行い得るコ
ンパクトな旋削加工装置が無かった。従って、本発明の
課題は、加圧水型原子炉の制御棒駆動装置のように既に
据え付けられている大型の装置の一部であって周囲に確
保される作業空間が狭い部分に追加的に遠隔操作により
短時間で旋削加工を施し得る据え付け棒状部材の外周部
加工装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】如上の課題を解決するた
め、本発明によれば、据え付け棒状部材の外周部加工装
置は、クランプ機構を備え加工対象物である据え付け棒
状部材に固定される装置固定部と、この装置固定部に取
り付けられた加工装置部とを有し、該加工装置部は旋削
工具を前記棒状部材の周囲に旋回させる旋回機構と、そ
の旋削工具を回転駆動する駆動機構と、工具送り機構と
を有して構成されている。
【0005】
【発明の実施の形態】以下添付の図面を参照して本発明
の実施形態を説明する。先ず図1及び図2を参照する
に、本発明による溝加工装置10の装置固定部即ち本体
20はサポートシリンダ21を有している。サポートシ
リンダ21は、原子炉の通常運転時に制御棒駆動装置4
を水平方向に保持する中間耐震サポート(図示しな
い。)や取外し自在のコイルハウジングが取り外された
後の制御棒駆動装置4に上方から装着されるが、軸方向
に可成長く後述の円周溝加工部の近くで下部が終端して
いる。サポートシリンダ21の下部に位置決めリング2
3が設けられ、本体20を加工位置に位置決めする。そ
して、サポートシリンダ21を制御棒駆動装置4に固定
するクランプ機構30が本体20の中間部に設けられて
いる。特に図2から容易に理解されるように、クランプ
機構30は、略90度の円周間隔で配置された4個の液
圧押し付けシリンダ31から形成されている。液圧押し
付けシリンダ31自体は通常のもので、図示しない加圧
液体給排配管が連結されている。尚、クランプ機構30
のクランプ作用原理は、旋盤などの工作機械のチャック
と同様のものであるから、周囲の利用できる隙間の状況
によっては3本爪チャックのように3個の押し付けシリ
ンダ30から構成しても良い。
【0006】再び図1を参照するに、本体20のサポー
トシリンダ21の下部に加工装置部40が設けられてい
る。加工装置部40は、先ず後述の溝加工工具を制御棒
駆動装置の回りに旋回するための旋回機構50を有す
る。旋回機構50は、サポートリング21の下部の周囲
に軸受を介して回転自在に支持された回転胴51とサポ
ートシリンダ21の外面に支持ブラケット25を介して
垂下支持された電動モータ53を有する。電動モータ5
3の出力軸に取り付けられた駆動ピニオン歯車55は、
回転胴51の上端部に固定された大歯車57と噛み合っ
ていて、電動モータ53が作動すると、大歯車57に連
結された回転胴51をサポートシリンダ21の回り、即
ち制御棒駆動装置4の回りに旋回させる。回転胴51の
下端部に溝加工工具を回転する駆動機構と送りを加える
送り機構とを備えた溝加工機構60が設けられている。
【0007】その溝加工機構60の詳細構造を図3及び
図4を参照して説明する。前述の回転胴51(図1参
照)の下端面に取り付けられた座板61は、内部が円形
にくりぬかれた矩形板状の形をしており、これに回転駆
動機構のエアモータ63が取り着けられ、図示しない空
気供給管が接続されている。エアモータ63の出力軸に
嵌着された傘歯車65は、軸受67によって回転自在に
支持された伝動軸69の入力端に嵌着された傘歯車71
に噛み合っている。伝動軸69の出力端側に嵌着された
傘歯車73は、中間軸75に嵌着された傘歯車77に噛
み合い、一方中間軸75に嵌着された平歯車79は、ギ
アケース81側の平歯車83に噛み合っている。平歯車
83が嵌着された回転枢動軸85は、座板61に固定さ
れた支持ブロック87に回転自在に支持され、更にギア
ケース81を枢動自在に支持している。回転枢動軸85
のギアケース81内に固定された平歯車91及びギアケ
ース81内に回転自在に支持された平歯車93,95,
97は歯車列を形成し、平歯車97の軸の下端に加工工
具である溝加工工具99が取り付けられている。そし
て、以上の構成では、エアモータ63の回転は、傘歯車
65,71,73,77,平歯車79,83,91,9
3,95,97を介して伝えられて溝加工工具41を矢
印の方向に回転するから、これらの部材は回転駆動機構
を構成する。
【0008】座板61に関し回転駆動機構と対角的位置
にある送り機構は、電動モータ101、軸受103によ
って回転自在に支持されたその出力軸105、出力軸1
05に嵌着された傘歯車107とこれに噛み合う傘歯車
109、軸受111によって回転自在に支持され一端で
傘歯車109に嵌着されたねじ付き軸113、座板61
の1辺に沿って移動自在に支持されねじ付き軸113に
螺合する往復中空軸115及びその先端に取り付けられ
前述のギアケース81の先端にある係合スロット81a
に嵌合する送りピン117を有して構成される。この機
構では、電動モータ101の回転はねじ付き軸113に
伝えられ、ねじ付き軸113の回転は、ストロークSの
往復中空軸115の往復運動に転換される。ストローク
Sの往復中空軸115の往復運動は又、送りピン117
とギアケース81の係合スロット81aとの協働作用に
より、回転枢動軸85の中心軸を中心にしてギアケース
81を枢動運動に変換される。被加工物である制御棒駆
動装置4は、図3には図示されていないが座板61の中
心部にあり、ギアケース81の枢動運動により溝加工工
具99が被加工物に接近、離隔する。即ち電動モータ1
01が溝加工工具99に送りを与える。
【0009】以上説明した構成を有する溝加工装置10
を用いて制御棒駆動装置4の管台5との連結部に前述し
た円周溝貫通穴9(図6)を加工する手順を説明する。
先ず、前述のように林設された制御棒駆動装置4の中間
部に設けられた中間耐震サポートを取外して、下方への
アクセスを可能とする。次いで、制御棒駆動装置4の最
外側部にありラッチ駆動用電磁コイルを支持したラッチ
ハウジングを上方へ引き抜いて取り外す。その後、図1
に示すように溝加工装置10を上方から挿入する。この
状態では、加工装置部40の溝加工工具99は引き込み
位置にあり送りは与えられていない。そして、位置決め
リング23を用いて本体20の位置決めをし、しかる後
にクランプ機構30の押し付けシリンダ31を作動さ
せ、サポートシリンダ21を図1に示すように制御棒駆
動装置4に固定する。
【0010】このようにして溝加工装置10が固定され
たら、電動モータ53を作動させて回転胴51を回転し
て溝加工機構60を旋回しつつ、エアモータ63を作動
させて溝加工工具99を回転する。このように、溝加工
工具99を回転しつつ旋回させながら、電動モータ10
1を作動させ、所定の速度で所定量の送りを与える。こ
のようにすれば、溝加工工具99が制御棒駆動装置4の
溝加工部に接近し、所定の深さ及び幅の円周溝9(図
6)が旋削形成される。溝加工が完了すれば、電動モー
タ101を逆転して送りを解除し、旋回機構50及び回
転駆動機構の作動を停止する。そして、前述の固定作用
を遡行して溝加工装置10を取り外す。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
筒状の本体を備えた装置固定部を棒状部材に被せる形で
装置を固定し、しかる後送り機構により加工工具を支持
したギアケースを傾動して加工工具に送りを与えるの
で、取付けに必要なスペースが小さくて良いから、装置
の取付けが極めて容易にでき、最終的に溝加工等の外周
加工を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の全体構造を示す立断面図で
ある。
【図2】図1のII−II線に沿う平断面図である。
【図3】前記実施形態の要部を拡大して示す底面図であ
る。
【図4】図3のIV−IV線に沿う立断面図である。
【図5】本発明による溝加工装置が使用される加工部の
一例として加圧水型原子炉の上部構造を示す部分断面図
である。
【図6】図5の一部を拡大して示す拡大部分断面図であ
る。
【符号の説明】
4 制御棒駆動装置 5 管台 10 溝加工装置 20 本体(装置固定部) 21 サポートシリンダ 23 位置決めリング 25 支持ブラケット 30 クランプ機構 31 押し付けシリンダ 40 加工装置部 50 旋回機構 51 回転胴 53 電動モータ 55 ピニオン歯車 57 大歯車 60 溝加工機構 61 座板 63 エアモータ 65 傘歯車 67 軸受 69 伝動軸 71、73 傘歯車 75 中間軸 79 平歯車 81 ギアケース 83 平歯車 85 回転枢動軸 87 支持ブロック 91,93,95,97 平歯車 99 溝加工工具 101 電動モータ 103 軸受 105 出力軸 107,109 傘歯車 111 軸受 113 ねじ付き軸 115 往復中空軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クランプ機構を備え加工対象物である据
    え付け棒状部材に固定される装置固定部と、該装置固定
    部に取り付けられた加工装置部とを有し、該加工装置部
    は、加工工具を前記棒状部材の周囲に旋回させる旋回機
    構と、前記加工工具を回転駆動する駆動機構と、工具送
    り機構とを有することを特徴とする据え付け棒状部材の
    外周部加工装置。
JP10036200A 1998-02-18 1998-02-18 据え付け棒状部材の外周部加工装置 Withdrawn JPH11235602A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10036200A JPH11235602A (ja) 1998-02-18 1998-02-18 据え付け棒状部材の外周部加工装置

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JP10036200A JPH11235602A (ja) 1998-02-18 1998-02-18 据え付け棒状部材の外周部加工装置

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JPH11235602A true JPH11235602A (ja) 1999-08-31

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ID=12463105

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JP10036200A Withdrawn JPH11235602A (ja) 1998-02-18 1998-02-18 据え付け棒状部材の外周部加工装置

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JP (1) JPH11235602A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006341360A (ja) * 2005-06-10 2006-12-21 Nippei Toyama Corp 主軸ヘッド

Cited By (1)

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Legal Events

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Effective date: 20050510