JP2006341360A - 主軸ヘッド - Google Patents
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Abstract
【解決手段】取付台座22に軸受23を介して割出回転軸24を支持する。この割出回転軸24の先端部にヘッドケース25を直列に連結する。このヘッドケース25の先端部に割出回転軸24の中心軸線O1と直交する第1直交軸線O2の回りで回転する工具26を装着する工具回転軸27を設ける。ヘッドケース25の外側に主軸モータ29を取り付け、その駆動軸30と前記工具回転軸27との間に動力伝達機構31を介装する。この動力伝達機構31を第1〜第6平歯車35,40〜44によって構成する。動力伝達機構31の平歯車の歯面圧が強くなり工具回転軸27の高速回転が可能となり、ワークの加工作業の能率を向上することができる。
【選択図】 図1
Description
請求項3に記載の発明は、前記外側回転ドラムと内側回転ドラムとの間にケーブルを安定して保持することができる。
図4に示すように、ベッド11の上面には、Z軸案内駆動機構12を介してZ軸サドル13がZ軸(図4の左右)方向の往復動可能に装着されている。該Z軸サドル13の上面にはX軸案内駆動機構14を介してX軸サドル15がX軸(図4の紙面直交)方向の往復動可能に装着されている。前記X軸サドル15の前面にはY軸案内駆動機構16を介して主軸ヘッド21がY軸(図4の上下)方向の往復動可能に、かつ取り外し可能に装着されている。
前記X軸サドル15に対しY軸方向の移動可能に取り付けられる取付台座22(Y軸サドルとしても機能する)には、水平方向の支持孔22aが貫通形成され、該支持孔22aには、アンギュラ軸受23を介して割出回転軸24が回転可能に支持されている。該割出回転軸24の先端面には、横長筒状のヘッドケース25の基端部外周に一体形成されたフランジ部25aがボルト(図示略)によって直列に連結されている。前記ヘッドケース25の先端部には、工具26を装着する工具回転軸27が軸受28を介して所定位置において回転可能に支持されている。この工具回転軸27は前記割出回転軸24の中心軸線O1と直交する第1直交軸線O2の回りで回転可能に支持されている。
図4において、ベッド11の前側に装着した図示しないワーク支持機構によりワークWを所定位置に保持する。この状態で図示しない制御装置に予め記憶された加工プログラムデータに基づいて、前記Z軸案内駆動機構12、X軸案内駆動機構14及びY軸案内駆動機構16を作動して、主軸ヘッド21をX,Y,Z軸の3軸方向に数値制御移動する。又、主軸モータ29を作動して、駆動軸30を回転し、動力伝達機構31を介して工具26を回転するとともに、前記割出モータ53を作動して、前記工具26を割出回転軸24の中心軸線O1を中心に時計回り方向に180度、反時計回り方向に180度だけそれぞれ割り出し回転する。この動作によりワークWの加工穴の仕上げ加工が行われる。
(1)上記実施形態では、ヘッドケース25に主軸モータ29を装着し、ヘッドケース25の先端部に装着された工具回転軸27の第1直交軸線O2と、前記駆動軸30の第2直交軸線O3とを平行にした。このため、前記駆動軸30と工具回転軸27の間に平歯車よりなる動力伝達機構31を設けることができ、駆動軸30の回転運動を傘歯車機構と比較して歯面圧の強い動力伝達機構31によって工具回転軸27に伝達することができ、工具26の高速回転を行うことができ、ワークの加工作業の能率を向上することができる。
○前記動力伝達機構31の平歯車の個数を2個、3個、4個、5個、7個又は8個以上にしてもよい。
○前記主軸モータ29の駆動軸30に対し第1歯車軸34を一体に形成してもよい。この場合には部品点数を低減し、製造を容易に行い、コストを低減することができる。
(技術的思想)
前述した実施形態から把握される請求項以外の技術的思想について以下に説明する。
(2)請求項1〜4のいずれか一項に記載の主軸ヘッドを備えたことを特徴とする工作機械。
Claims (5)
- 工作機械の割出装置の割出回転軸に装着される主軸ヘッドであって、該主軸ヘッドを構成するヘッドケースの先端部に対し工具を装着する工具回転軸を前記割出回転軸の中心軸線と直交する第1直交軸線の回りで回転可能に支持し、前記ヘッドケースの基端部に前記第1直交軸線と平行な第2直交軸線の回りで回転される駆動軸を有する主軸モータを装着し、前記駆動軸と工具回転軸との間に動力伝達機構を介在したことを特徴とする主軸ヘッド。
- 請求項1において、前記割出装置と、ヘッドケースとの間には往復割り出し回転される前記主軸モータに給電するケーブルを支持するケーブル支持装置が装着されていることを特徴とする主軸ヘッド。
- 請求項2において、前記ケーブル支持装置は、前記割出装置に取り付けられたケーブル連結具と、前記ヘッドケースに取付板を介して取り付けられ、かつ前記ケーブルの先端部を保持する外側回転ドラムと、前記ヘッドケースに取り付けられ、かつ前記ケーブルの中間部を巻き付け可能な内側回転ドラムとにより構成されていることを特徴とする主軸ヘッド。
- 請求項1〜3のいずれか一項において、前記割出回転軸及び前記ヘッドケースには、クーラントを前記工具回転軸と対応する位置に導くクーラント供給経路と、エアを供給するエア供給経路とが形成され、両経路の基端部は、前記割出回転軸の基端部に設けた回転継手によりクーラント供給源とエア供給源に接続可能に構成されていることを特徴とする主軸ヘッド。
- 請求項1〜4のいずれか一項において、前記動力伝達機構は、平歯車動力伝達機構、斜歯歯車動力伝達機構、山歯歯車動力伝達機構、ベルト動力伝達機構及びチェーン動力伝達機構のなかから一種類選択されたものであることを特徴とする主軸ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005171405A JP2006341360A (ja) | 2005-06-10 | 2005-06-10 | 主軸ヘッド |
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JP2005171405A JP2006341360A (ja) | 2005-06-10 | 2005-06-10 | 主軸ヘッド |
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JP2006341360A true JP2006341360A (ja) | 2006-12-21 |
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ID=37638697
Family Applications (1)
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JP2005171405A Pending JP2006341360A (ja) | 2005-06-10 | 2005-06-10 | 主軸ヘッド |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2005
- 2005-06-10 JP JP2005171405A patent/JP2006341360A/ja active Pending
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