JPH1123402A - 動釣合試験機 - Google Patents

動釣合試験機

Info

Publication number
JPH1123402A
JPH1123402A JP9182790A JP18279097A JPH1123402A JP H1123402 A JPH1123402 A JP H1123402A JP 9182790 A JP9182790 A JP 9182790A JP 18279097 A JP18279097 A JP 18279097A JP H1123402 A JPH1123402 A JP H1123402A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
locator ring
locator
adapter
locking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9182790A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Morishima
信次 森嶋
Tsutomu Watanabe
勉 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP9182790A priority Critical patent/JPH1123402A/ja
Publication of JPH1123402A publication Critical patent/JPH1123402A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing Of Balance (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送されるワークに形成された係止孔を回転
するアダプタの係止ピンに挿入してワークをアダプタに
固定し、ワークを回転する動釣合試験機において、係止
ピンと任意の角度位置にある係止孔との位置決めを行
う。 【解決手段】 中間フランジ5にアダプタ4を取り付
け、搬入用ロケータリング6に対して回転可能とする。
位置決め時には、搬入用ロケータリング6のV溝に第1
のロケータシリンダを係止して、搬入用ロケータリング
6の回転を阻止し、ストッカ内のワークWの係止孔の角
度位置に応じてアダプタ4を回転させて、ワークの係止
孔とアダプタ4の係止ピンの位置を合わせ、中間フラン
ジ5を搬入用ロケータリング6に固定する。これによ
り、ストッカからワークWを搬送するのみで、ワークW
の係止孔とアダプタ4の係止ピンとの位置を合わせるこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は動釣合試験機に関
し、詳しくは位置決め装置により所定回転角度位置に位
置決めされたワーク保持部にワークを保持して回転させ
る動釣合試験機に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、図10に示すように回転軸の周
囲に120度間隔にて係止孔H1〜H3が形成されたワ
ークWの不釣り合い量を測定するためには、動釣合試験
機のアダプタにこの係止孔に係合する係止ピンを形成
し、係止ピンと係止孔とを係止してワークWをアダプタ
に保持してワークを回転している。
【0003】一方、このような係止孔を有するワークを
ストッカからロボットなどにより自動的に動釣合試験機
に搬入する場合、ワークの係止孔とワーク保持部(以
下、アダプタと呼ぶ)の係止ピンとの位置を対応させる
必要がある。このため、動釣合試験機のアダプタの角度
位置を調節してワークの係止孔とアダプタの係止ピンと
の位置を対応させるようにしている。具体的には、アダ
プタと一体に形成された中間フランジの周面に所定角度
間隔にて複数のV溝を形成すると共に、V溝と係止する
ロケータシリンダを設け、アダプタの角度位置を調節し
た後、ロケータシリンダをV溝に押し付けてアダプタの
回転を固定し、係止ピンとストッカ内のワークの係止孔
との角度位置を調節している。
【0004】一方、ストッカ内におけるワークWの係止
孔の配置位置は例えばワークWの種類ごとに異なるた
め、オペレータはワークの種類が変るごとにアダプタの
角度位置を設定して、ワークの係止孔とアダプタの係止
ピンとが確実に係止されるようにしている。例えば、ア
ダプタの基準軸に対して係止孔の角度が10度ずれてい
る場合には、基準軸から10度ずれた位置にあるV溝に
ロケータシリンダを押し付けてアダプタの角度位置を設
定すれば、係止孔と係止ピンとの位置が自動的に対応す
ることとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、スト
ッカ内にストックされるワークの係止孔の角度位置があ
らかじめ分かっている場合には、V溝の位置をずらすこ
とにより係止孔と係止ピンとの位置を対応させることが
できる。しかしながら、ストッカ内においてワークの係
止孔の位置が任意の角度間隔に配置される場合は、V溝
を無数に形成する必要があるが、中間フランジに対して
その加工は困難であり、また、V溝は一定の角度間隔を
持ってしか形成することができないため、V溝のみでは
係止ピンを任意の角度位置に設定することができない。
これはストッカから動釣合試験機のアダプタにワークを
搬送する場合のみならず、アダプタから修正機にワーク
を搬出する場合にも同様に生じる問題である。
【0006】本発明の目的は、係止部材を介して位置決
め装置により位置決めされるワーク保持部の回転角度位
置を任意に設定することができる動釣合試験機を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】一実施の形態を示す図1
〜図9を参照して説明すると、本発明は、ワークWを保
持するワーク保持部材4と、ワーク保持部材4を所定の
回転角度位置で位置決めする位置決め装置7,8と、ワ
ークWを回転しながらその不釣合いを測定する検出器と
を備えた動釣合試験機に適用され、上記目的は、ワーク
保持部材4を位置決め装置7,8で係止するための係止
部材6,12と、ワーク保持部材4と係止部材6,12
との相対回転角度位置を調節する調節機構10A,1
3,16、11A,14,17とを備えることにより達
成される。
【0008】ここで、本発明における動釣合試験機は、
ワークを回転させてその不釣り合い量を求めるもののみ
ならず、不釣り合い量を除去するための修正機をも含む
ものである。
【0009】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段の項では、本発明を分かり易くする
ために発明の実施の形態の図を用いたが、これにより本
発明が実施の形態に限定されるものではない。
【0010】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態について説明する。
【0011】図1は本発明の実施の形態による動釣合試
験機の構成を示す平面図、図2は図1のA方向矢視図、
図3は図1のB方向矢視図である。図1〜図3に示すよ
うに、本実施の形態による動釣合試験機は、基台1と、
基台1上において不図示のモータにより回転可能に設け
られた回転部材2とからなる。
【0012】回転部材2は、ワークWを支持するための
ピン3A〜3Cが形成されたアダプタ4と、アダプタ4
を支持する中間フランジ5と、中間フランジ5に取り付
けられた搬入用ロケータリング6と、搬入用ロケータリ
ング6に取り付けられた搬出用ロケータリング12と、
後述するように搬入用ロケータリング6および搬出用ロ
ケータリング12と係止する第1および第2のロケータ
シリンダ7,8とからなる。アダプタ4のピン3A〜3
Bはアダプタ4の本体部から120度の角度間隔にて放
射状に延在するアーム4A〜4C(図8参照)に形成さ
れており、これによりピン3A〜3Cの角度間隔も12
0度とされる。
【0013】図4は中間フランジ5の構成を示す図、図
5は搬入用ロケータリング6の構成を示す図、図6は搬
出用ロケータリング12の構成を示す図、図7はこれら
を組み立てた状態を示す断面図である。
【0014】図4に示すように、中間フランジ5は端縁
近傍にテーパ溝10Aが、中央部に中央孔10Bが、中
央孔10Bの周囲にアダプタ4を固定するボルト15を
螺合するためのボルト孔10Cが、上面にはアダプタ4
の下面が係合する係合凹部10Dが形成されている。ま
た、テーパ溝10Aと連通する開口部10Eが形成され
ている。さらに、中間フランジ5を回転軸5A(図7参
照)に締結するための孔10Fがあけられている。
【0015】一方、図5に示すように、搬入用ロケータ
リング6には、端縁近傍に搬出用ロケータリング12を
取り付けるためのテーパ溝11Aが、中央部に中央孔1
1Bが、下面に中間フランジ5に係合する係合凹部11
Cが設けられ、さらに、係合凹部11C内で中間フラン
ジ5に固定するためのボルト16を挿入するボルト孔1
1Dが形成されている。また、テーパ溝11Aと連通す
る貫通孔11Eが形成され、フランジ部上面には角度を
示す目盛11Fが刻設されている。なお、搬入用ロケー
タリング6の外周面には90度の角度間隔にて4カ所に
V溝6A〜6Dが形成されている。
【0016】図6に示すように、搬出用ロケータリング
12は、後述するように搬入用ロケータリング6に取り
付けるためのボルト17を挿入するボルト孔19A〜1
9Dが形成されている。また、搬出用ロケータリング1
2の外周面には90度の角度間隔にて4カ所にV溝12
A〜12Dが形成されている。さらに、V溝12Aに対
応する位置には、搬入用ロケータリング6の目盛11F
を指し示すための線19Eが刻設されている。
【0017】なお、各V溝6A〜6D,12A〜12D
のうち、実際に使用されるのはV溝6A,12Aのみで
あり、残りのV溝はV溝6A,12Aが摩耗して使用で
きなくなったときの予備用のものである。
【0018】そして、図7に示すように、中間フランジ
5にアダプタ4を取り付け、ボルト孔10Cからボルト
15を挿入してアダプタ4を中間フランジ5に固定す
る。中間フランジ5のテーパ溝10Aには、テーパ溝1
0Aの断面形状に適合する形状をなし、かつボルト孔が
形成された固定駒13が開口部10Eより挿入され、搬
入用ロケータリング6の係合凹部11Cを中間フランジ
5に係合し、ボルト孔11Dからボルト16を挿入して
固定駒13のボルト孔にボルト16を螺合する。この状
態において、ボルト16を締め付けなければ、搬入用ロ
ケータリング6と中間フランジ5すなわちアダプタ4と
は相対的に回転可能となる。そして、ボルト16を締め
付ければ中間フランジ5と搬入用ロケータリング6との
回転方向の位置は固定される。
【0019】搬入用ロケータリング6のテーパ溝11A
には、テーパ溝11Aの断面形状に適合する形状をな
し、かつボルト孔が形成された固定駒14が開口部11
Eより挿入され、搬出用ロケータリング12のボルト孔
19A〜19Eにボルト17を挿入して固定駒14のボ
ルト孔にボルト17を螺合する。この状態において、ボ
ルト17を締め付けなければ、搬入用ロケータリング6
に対して搬出用ロケータリング12は回転可能とされて
いる。そして、ボルト17を締め付ければ搬出用ロケー
タリング12は搬入用ロケータリング6に固定される。
【0020】そして、アダプタ4、中間フランジ5、搬
入用ロケータリング6および搬出用ロケータリング12
からなる回転部材2は基台1に不図示のモータにより図
1の矢印C方向(図1)に回転可能に取り付けられる。
基台1上の搬入用ロケータリング6の近傍には所定角度
間隔にて設けられた2つの近接スイッチ30,31が上
下2段に配設されている。上段の近接スイッチ30,3
1は搬出用ロケータリング12のV溝12Aの位置を検
出し、下段の近接スイッチ30,31は搬入用ロケータ
リング6のV溝6Aの位置を検出するものである。
【0021】次いで、本実施の形態によるアダプタ4の
回転角度の位置決めについて説明する。まず、第1およ
び第2のロケータシリンダ7,8を伸長し、その先端を
搬入用ロケータリング6および搬出用ロケータリング1
2のV溝6A,12Aに係止させ、搬入用ロケータリン
グ6および搬出用ロケータリング12の回転を阻止す
る。そして、中間フランジ5に図7,図8に示すような
治具20を取り付けて搬入用ロケータリング6の取り付
け位置をセットする。
【0022】図7,8に示すように、治具20はボス部
20Aから張り出されたフランジ部20Bに3本の基準
2段ピン24A〜24Cを立設したもので、この治具2
0の基準ピン24A〜24Cに治具プレート20Cが差
込まれて使用される。ボス部20Aの先端面には、図7
によく示されるように、180度間隔で2つの係止孔2
1A,21B(21Aのみ図示)が形成されており、こ
の係止孔21A,21Bが搬入用ロケータリング6の上
面に同様に180度間隔にて設けられた係止ピン22
A,22B(22Aのみ図示)に挿入され、これにより
治具20の位置決めがなされる。また、治具20のフラ
ンジ部20Bには、アダプタ4のアーム4A〜4Cに当
接しないように、等間隔の切り欠き23A〜23Cが形
成され、フランジ部20Bの表面に120度間隔にて3
本の基準2段ピン24A〜24Cが立設されている。ボ
ス部20Aの周壁の一部、すなわち切り欠き23A〜2
3Cに対応した周壁の3箇所取り除かれている。
【0023】図9に示すように治具プレート20Cはド
ーナツ状の円板であり、フランジ部20Bのピン24A
〜24Cを挿入するために120度間隔にて第1の挿入
孔25A〜25Cが形成されており、また、各挿入孔2
5A〜25Cに対して例えば20度ずれた位置にアダプ
タ4のピン3A〜3Cが挿入される第2の挿入孔26A
〜26Cが形成されている。ここで、第2の挿入孔26
A〜26Cの第1の挿入孔25A〜25Cに対する角度
のずれは、ワークWをストックするストッカ内における
ワークWに形成された係止孔の配置角度に基づいて定め
られる。したがって、ストッカ内のワークWの係止孔の
配置角度が基準位置に対して30度ずれていた場合は、
第2の挿入孔26A〜26Cが第1の挿入孔25A〜2
5Cに対して30度ずれたプレート部20Cが使用され
る。
【0024】次いで、本実施の形態の動作について説明
する。
【0025】まず、第1および第2のロケータシリンダ
7,8を伸長して搬入用ロケータリング6および搬出用
ロケータリング12の回転を阻止するとともに、ボルト
16を緩めて中間フランジ5が搬入用ロケータリング6
に対して自由に回転できるようにする。次いで、搬入用
ロケータリング6上に治具20を設置すると共に、治具
20の基準ピン24A〜24Cに治具プレート20Cの
第1の挿入孔25A〜25Cを挿入する。この状態にお
いて、中間フランジ5すなわちアダプタ4を手動にて回
転し、アダプタ4のピン3A〜3Cを治具プレート20
Cの第2の挿入孔26A〜26Cに挿入する。このよう
に、第1および第2の挿入孔25A〜25C,26A〜
26Cに基準ピン24A〜24C,係止ピン3A〜3C
が挿入された状態においては、アダプタ4はストッカ内
にストックされたワークWの係止孔の配置角度に対応し
て基準位置からずれた所定角度位置にあることとなる。
【0026】そしてこのようにアダプタ4の角度位置の
位置決めを行った後、ボルト16を締め付けてアダプタ
4の搬入用ロケータリング6に対する位置を固定する。
この状態においては、搬入用ロケータリング6が回転し
ても、第1のロケータシリンダ7を伸長してV溝6Aと
係合して搬入用ロケータリング6の回転を阻止すること
により、アダプタ4のピン3A〜3Cの角度位置はスト
ッカ内のワークWの係止孔の角度位置と対応したものと
なる。
【0027】このようにしてアダプタ4の角度位置の位
置決めを行った後、治具プレート20Cを取外し、第1
のロケータシリンダ7のみを収縮すると共にボルト17
を緩めて、搬入用ロケータリング6を搬出用ロケータリ
ング12に対して回転可能とする。そして、搬入用ロケ
ータリング6を目盛11Fおよび線19Eを見ながら所
望とする角度回転し、ボルト17を締め付けて搬出用ロ
ケータリング12に対する所定角度位置を固定する。こ
こで、搬入用ロケータリング6の回転角度は、次段にお
かれる修正機に対してワークWの係止孔が係合する角度
に設定する。したがって、第2のロケータシリンダ8を
伸長してV溝12Aと係合して搬出用ロケータリング1
2の回転を阻止することにより、アダプタ4のピン3A
〜3Cの角度位置は修正機内のワークWの係止孔の角度
位置と対応したものとなる。
【0028】このように、アダプタ4の位置合わせを行
った後、ワークWの不釣り合い量の測定を行う。ます、
回転部材2を回転して下段の近接スイッチ30,31に
より搬入用ロケータリング6のV溝6Aの位置を検出
し、第1のロケータシリンダ7を伸長してV溝6Aと係
合させて、回転部材2の回転を阻止する。この状態にお
いて、ストッカよりワークWをアダプタ4上に搬送す
る。ここで、アダプタ4上のピン3A〜3Cの角度位置
とワークWの係止孔の角度位置とは位置決めされている
ため、アダプタ4上に搬送されたワークWは、その係止
孔にピン3A〜3Cが挿入されて、アダプタ4上に載置
される。そして、第1のロケータシリンダ7を収縮し
て、回転部材2を回転させてワークWの不釣り合い量を
測定する。
【0029】不釣り合い量の測定の後、回転部材2を回
転させて上段の近接スイッチ30,31により搬出用ロ
ケータリング12のV溝12Aの位置を検出し、第2の
ロケータシリンダ8を伸長してV溝12Aと係止して回
転部材2の回転を阻止する。そしてこの状態において、
ロボットなどでアダプタ4からワークWを取り外して修
正機に搬送する。ここで、第2のロケータシリンダ8が
V溝12Aに係合した状態においては、アダプタ4上の
ワークWの係止孔の位置は修正機に設けられたピンの位
置と対応するものとなっている。したがって、修正機に
おいて位置合わせを行うことなく、アダプタ4上のワー
クWをロボットなどで修正機に搬送するのみで、ワーク
Wは所定の回転角度位置の状態で搬送される。
【0030】このように、本実施の形態においては、搬
入用ロケータリング6に対して中間フランジ5すなわち
アダプタ4を任意の角度に回転可能としたため、ストッ
カ内におけるワークWの係止孔の配置角度がいかなるも
のであっても、任意の角度にピン3A〜3Cの位置を設
定することができる。また、搬出用ロケータリング12
に対して搬入用ロケータリング6を回転可能としたた
め、修正機に搬出する場合にも、修正機内のワークWの
係止孔の位置に合わせてワークWを回転することができ
る。
【0031】なお、上記実施の形態においては、ストッ
カ内にあるワークWの係止孔とピン3A〜3Cとの角度
位置を設定するために、図6に示すような治具20を用
いたが、中間フランジ5に目盛を設け、この目盛を見な
がら中間フランジ5の搬入用ロケータリング6に対する
角度を調節してピン3A〜3Cの角度位置を設定しても
よい。
【0032】以上の実施の形態と請求項との対応におい
て、アダプタ4がワーク保持部材を、ロケータシリンダ
7,8が位置決め装置を、ロケータリング6,12が係
止部材を、中間フランジ5のテーパ溝10A,固定駒1
3,ボルト16および、搬入用ロケータリング6のテー
パ溝11A,固定駒14,ボルト17が調節機構をそれ
ぞれ構成する。
【0033】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、ワークを保持するワーク保持部材を係止部材を介
して位置決めするようにし、ワーク保持部材と係止部材
との相対回転角度位置を調節できるようにしたので、ワ
ークがどのような回転角度配置で搬入される場合でも、
あるいはワークをどのような回転角度配置で搬出する場
合でも、ワーク保持部材と係止部材との回転角度位置を
調節することにより、ワーク保持部材を任意の回転角度
位置に位置決めして搬入されたワークを受取り、あるい
はワークを搬出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る動釣合試験機の構成
を示す平面図
【図2】図1のA方向矢視図
【図3】図1のB方向矢視図
【図4】中間フランジの構成を示す図であり、(a)は
平面図、(b)は断面図
【図5】搬入用ロケータリングの構成を示す図であり、
(a)は平面図、(b)は断面図
【図6】搬出用ロケータリングの構成を示す図であり、
(a)は平面図、(b)は断面図
【図7】アダプタ、中間フランジ、搬入用ロケータリン
グおよび搬出用ロケータリングを組み立てた状態を示す
断面図
【図8】設定治具の構成を示す図であり、(a)は平面
図、(b)は断面図
【図9】治具プレートの平面図
【図10】ワークの構成を示す図
【符号の説明】
1 基台 2 回転部材 3A〜3C ピン 4 アダプタ 4A〜4C アーム 5 中間フランジ 6 搬入用ロケータリング 7,8 ロケータシリンダ 12 搬出用ロケータリング 13,14 固定駒

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワークを保持するワーク保持部材と、この
    ワーク保持部材を所定の回転角度位置で位置決めする位
    置決め装置と、前記ワークを回転しながらその不釣合い
    を測定する検出器とを備えた動釣合試験機において、 前記ワーク保持部材を前記位置決め装置で係止するため
    の係止部材と、前記ワーク保持部材と前記係止部材との
    相対回転角度位置を調節する調節機構とを備えることを
    特徴とする動釣合試験機。
JP9182790A 1997-07-08 1997-07-08 動釣合試験機 Pending JPH1123402A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9182790A JPH1123402A (ja) 1997-07-08 1997-07-08 動釣合試験機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9182790A JPH1123402A (ja) 1997-07-08 1997-07-08 動釣合試験機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1123402A true JPH1123402A (ja) 1999-01-29

Family

ID=16124477

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9182790A Pending JPH1123402A (ja) 1997-07-08 1997-07-08 動釣合試験機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1123402A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115290253A (zh) * 2022-09-28 2022-11-04 江苏智团机电科技有限公司 一种快速更换的立式动平衡机

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115290253A (zh) * 2022-09-28 2022-11-04 江苏智团机电科技有限公司 一种快速更换的立式动平衡机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6195619B1 (en) System for aligning rectangular wafers
US7434453B2 (en) Vacuum-assisted fixture for holding a part
JP2007083232A (ja) コンポーネントを製造するための方法および装置
US6473985B2 (en) Remote center compliance system having variable center
JPH11808A (ja) 工具の偏心修正装置
JPH1123402A (ja) 動釣合試験機
US6085430A (en) Apparatus and method for measuring eccentricity between two circular members
JP3817022B2 (ja) 単結晶インゴットの取付け方法
JP3918645B2 (ja) 工具ホルダ
US6625894B1 (en) Position-adjusting device
JP2817728B2 (ja) 塗布装置
KR20070040860A (ko) 볼 베어링 내륜 측정용 클램핑 구동장치
JPH10286770A (ja) 研削砥石、および、研削砥石セット
JPS6244330A (ja) シリンダブロツク保持パレツト
WO1998049764A1 (fr) Structure pour centrage entre un arbre machine et un arbre moteur
JP2001209978A (ja) ディスクの位置決め方法
JP2821413B2 (ja) スピン処理装置
EP1514461B1 (fr) Methode pour l'ajustement des supports d'un barillet et barillet
FR3032140A1 (fr) Outillage de prehension adaptable
JPH09264739A (ja) 真円度測定装置
CN220840232U (zh) 一种可快速拆换的端拾器
CN112629579B (zh) 校准机构及检测系统
CN208196712U (zh) 测量夹具
JP2003245854A (ja) 砥石車取付け装置
US517466A (en) Centering device for lathes

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070702

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080702

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090702

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees