JPH1123373A - 流体温度計 - Google Patents

流体温度計

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JPH1123373A
JPH1123373A JP9182654A JP18265497A JPH1123373A JP H1123373 A JPH1123373 A JP H1123373A JP 9182654 A JP9182654 A JP 9182654A JP 18265497 A JP18265497 A JP 18265497A JP H1123373 A JPH1123373 A JP H1123373A
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JP
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fluid
groove
tip
thermometer
protective tube
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JP9182654A
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Hidehisa Yoshizako
秀久 吉廻
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Mitsubishi Power Ltd
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Babcock Hitachi KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保護筒の外径を小さくすることなく、計測精
度及び計測感度に優れた流体温度計を提供する。 【解決手段】 保護筒1と当該保護筒内に内装された感
温体2とからなり、前記保護筒の先端部を配管内に差し
込んで配管内を流れる流体の温度を計測する流体温度計
21において、前記保護筒の先端部の外表面に、流体の
流れ方向に沿う溝10を形成する。溝10としては、複
数条の平行溝を形成することもできるし、螺旋溝を形成
することもできる。溝10は、保護筒の先端から当該保
護筒の直径の3倍以下の長さ領域内に形成することが望
ましい。感度を上げるため、保護筒の先端が平面状に形
成されている場合には、当該平面状の先端にも前記溝を
形成することが望ましい。また、前記保護筒の先端をテ
ーパ状に形成し、当該テーパ状の先端に前記溝を形成す
ることもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、保護筒と当該保護
筒内に内装された感温体とからなる流体温度計に係り、
特に、その感度改善手段に関する。
【0002】
【従来の技術】電力消費は、1日の中の時間帯によっ
て、週の中の日によって、年の中の季節によってそれぞ
れ変動する。従来は、対応の早い水力発電の運用によっ
て、このような電力消費の変動に対処してきた。しか
し、近年においては、電力消費変動のピークが突出し、
変動幅が大きくなったため、小型の火力発電を電力消費
の変動に応じて使用するようになっている。そのため、
火力発電では、中間負荷運用と呼ばれる頻繁な出力変化
が行われている。
【0003】火力発電は、ボイラ、タービン及び発電機
で構成されるが、出力の変化を担うのはボイラである。
ボイラは、燃料の燃焼熱を吸収して蒸気を発生するが、
内部の水及び配管機器の熱容量により、10分近い時定
数を有している。つまり、負荷に応じてボイラ火炉への
燃料供給量を変化させても、蒸気の発生量に変化が出る
まで、10分近い時間がかかる。
【0004】その間、蒸気温度及び蒸気流量は、時々刻
々と変化する。しかし、蒸気温度があまり大幅に変動す
ると、タービン及びボイラの双方に熱応力が発生し、こ
れらの寿命が低下するので、蒸気温度はできるだけ一定
になるように複雑な制御によって制御される。
【0005】蒸気温度を厳密に管理するためには、信頼
性の高い流体(蒸気)温度計が必要になる。従来より、
この種の温度計としては、図5に示すように、保護筒1
内に熱電対や抵抗温度計などの感温体2を内装してなる
ものが用いられている。保護筒1は、ジョイント5を介
して着脱可能に連結された2つの部分1a及び1bから
構成されており、内装された感温体2を必要に応じて交
換できるようになっている。感温体先端部の感温部2a
は第1の部分1aの先端部に設定され、また、当該感温
体2の他端は、第2の部分1bの先端部に設けられたタ
ーミナル3を介して導線4に接続されている。
【0006】前記のように構成された流体温度計21
は、蒸気配管8に直角に取り付けられ、その先端部が蒸
気配管8内を流れる蒸気流中に突き出される。なお、保
護筒1は蒸気配管8に溶接により固定される。また、蒸
気配管8の周囲は、保温材9にて覆われる。
【0007】保護筒1の蒸気配管8内への突き出し量
は、温度検出精度と密接な関係を有しており、保護筒1
の寸法及び材質は、温度検出感度と密接な関係を有して
いる。
【0008】まず、保護筒1の蒸気配管8内への突き出
し量と温度検出精度との関係について説明すると、前記
したように蒸気配管8の周囲には保温材9が被覆されて
おり、蒸気配管8からの放熱が極力防止されているが、
それでも蒸気配管8からの放熱を完全に防止することは
できないので、蒸気配管8の温度は、蒸気温度よりも若
干低くなる。その大きさを図6に示す。この図におい
て、横軸はボイラの負荷、縦軸は蒸気温度Tsと配管温
度Twの差(Ts−Tw)を示し、図中の符号Aは蒸気
配管8の過熱器側、符号Bは再熱器側のデータを示して
いる。なお、蒸気配管8の断面内の温度差は非常に小さ
いので、考える必要はない。この図から明らかなよう
に、負荷が小さくなるほど温度差は拡大し、1/4負荷
時の再熱器側では、温度差が約5℃にもなる。
【0009】図7に保護筒1の突き出し長さと計測値と
の関係を示す。この図において、横軸は突き出し長さl
を保護筒1の直径dで割った無次元長さ、縦軸は計測値
Tiと真の蒸気温度Tsとの差(Ti−Ts)を配管温
度Twと真の蒸気温度Tsとの差(Tw−Ts)で割っ
た値[(Ti−Ts)/(Tw−Ts)]を示し、図中
の符号Cは蒸気流量が多くて流体温度計21への熱伝達
率が大きい場合、符号Dは蒸気流量が少なくて流体温度
計21への熱伝達率が小さい場合、符号Eはその中間の
状態を示している。この図から明らかなように、保護筒
1の突き出し長さが大きいほど誤差は小さくなる。ま
た、蒸気流量が多くて流体温度計21への熱伝達率が大
きいほど誤差は小さくなる。
【0010】次に、保護筒1の寸法及び材質と温度検出
感度との関係について説明する。図8は、蒸気温度がス
テップ状に変化したときの流体温度計21の出力を示し
ている。この図から明らかなように、蒸気温度がステッ
プ状に変化しても、流体温度計21の計測値はステップ
状には変化せず緩やかに変化する。一般に流体温度計2
1の応答の速さ(感度)は、蒸気温度が変化してから計
測値が目標値の60%に達するまでの時間を時定数τと
名付けて評価基準とする。時定数τの最も影響するの
は、保護筒1の直径、即ち肉厚であり、保護筒1の肉厚
をt、温度伝導率をαとしたとき、ほとんど(t2
α)で定まる。したがって、保護筒1の肉厚tを薄くし
て温度伝導率の良い物質を使用すれば、時定数τを短く
することができる。
【0011】次に影響するのは、熱伝達率である。図9
は、保護筒1の表面の熱伝達率と時定数τとの関係を示
している。この図から明らかなように、熱伝達率が小さ
いほど時定数τが大きくなり、熱伝達率が大きいほど時
定数τが低下する。但し、極限値が存在し、時定数τは
無制限には低下しない。
【0012】以上の検討から明らかなように、流体温度
計21の計測精度及び感度の改善には、保護筒1の外径
を小さくすること、及び保護筒1と感温部2aとの間の
熱伝達率を大きくすることが有効である。保護筒1と感
温部2aとの間の熱伝達率を大きくする手段としては、
例えば特開昭54−2677号公報等に記載されている
ように、感温部2aである熱電対の接続端を保護筒1に
ねじ止めする方法が提案されている。しかし、ねじ止め
しない場合であっても、感温部2aと保護筒1の内面と
の隙間は、通常0.1mm程度に過ぎず、保護筒1の時
定数の方が計測精度及び感度に及ぼす影響が格段に大き
いので、単に感温部2aを保護筒1にねじ止めしただけ
では十分な効果を得ることができない。
【0013】したがって、結局のところ、流体温度計2
1の計測精度及び感度の改善には、保護筒1の外径を小
さくすることが最も有効な手段である。
【0014】ところが、強度面からは逆に保護筒1の外
径を大きくすることが要求される。即ち、蒸気流は高圧
で密度が大きくなっているので、流体から受ける力は通
常の大気圧下で受ける力の数百倍に達する。また、保護
筒1の下流にはカルマン渦と呼ばれる渦が発生し、圧力
変動を誘引させる。そのため、保護筒1にはこれらを考
慮した十分な強度が要求され、小径化することは事実上
困難である。なお、カルマン渦の発生防止技術に関する
公知例としては、実開平1−50331号公報等を挙げ
ることができる。
【0015】これらの諸事情から、一般に、保護筒1と
しては外径が約30mmのものが用いられ、蒸気配管8
内への突き出し量は約100mmに設定されている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】このように、外径が約
30mmの保護筒1を100mmの突き出し量で蒸気配
管8に設定すると、その流体温度計21の時定数は約1
分になる。中間負荷運用をしない過去のボイラ装置にお
いては、この程度の時定数の温度計で、実用上十分な蒸
気温度測定と行うことが可能であった。
【0017】然るに、頻繁に中間負荷運用を行う近年の
ボイラ装置においては、この程度の時定数の温度計で
は、実用上十分な精度及び感度で蒸気温度測定と行うこ
とができず、タービンやボイラの熱損傷を有効に防止す
ることができないので、より時定数の小さな温度計が嘱
望されている。
【0018】なお、温度計の時定数を改善する技術とし
ては、前掲のもののほか、保護筒材料としてより熱伝達
率が高いものを用いる方法も提案されている。また、温
度計の時定数を改善するのではなく、計測値を回路的に
補正する方法も提案されている。
【0019】然るに、前者の方法は、蒸気配管との熱膨
張差が大きくなるため、熱ひずみの悪影響が問題にな
り、また、後者の方法は、全ての負荷変化パターンに対
応できない等の問題があり、実用化されていない。
【0020】本発明は、このような従来技術の不備を解
決するためになされたものであって、その目的は、保護
筒の外径を小さくすることなく、計測精度及び計測感度
に優れた流体温度計を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の課題を
解決するため、保護筒と当該保護筒内に内装された感温
体とからなり、前記保護筒の先端部を配管内に差し込ん
で当該配管内を流れる流体の温度を計測する流体温度計
において、前記保護筒の先端部の外表面に、前記流体の
流れ方向に沿う溝を形成するという構成にした。
【0022】感温体の感温部が設定される保護筒の先端
部の外表面にみぞを形成すると、該部の表面積が大きく
なるので、見掛け上熱伝達率を向上させたと同じ効果を
得ることができ、流体温度計の計測精度及び計測感度を
改善することができる。また、前記溝を流体の流れ方向
に沿って形成したので、流体抵抗を増加することがな
く、ボイラ性能の劣化も防止できる。
【0023】前記溝としては、複数条の平行溝を形成す
ることもできるし、螺旋溝を形成することもできる。こ
れらの溝は、前記保護筒の先端から当該保護筒の直径の
3倍以下の長さ領域内に形成することが望ましい。感度
を上げるため、保護筒の先端が平面状に形成されている
場合には、当該平面状の先端にも前記溝を形成すること
が望ましい。また、前記保護筒の先端をテーパ状に形成
し、当該テーパ状の先端に前記溝を形成することもでき
る。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る流体温度計の
一例を、図1〜図3に基づいて説明する。図1は本例に
係る流体温度計の全体構造図、図2は図1に示す流体温
度計の要部拡大断面図、図3は本発明に係る流体温度計
の効果を示すグラフ図である。
【0025】図1に示すように、本例の流体温度計31
は、図5に示した公知例に係る流体温度計21の先端
部、即ち保護筒1aの外周面先端部に、当該保護筒1a
の周方向に沿う複数条の溝10を形成したことを特徴と
する。その他の部分については、図5に示した流体温度
計21と同じであるので、重複を避けるため、対応する
部分に同一の符号を表示して説明を省略する。
【0026】本例の流体温度計31においては、図2に
示す溝10の断面形状、深さw、ピッチp、形成領域L
が時定数τを決定するファクタになる。なお、この溝1
0は、互いに独立な平行溝とすることもできるし、一連
の螺旋溝とすることもできる。いずれにしても、この溝
10は、保護筒1aの製造時の旋盤加工時に形成するこ
とができる。また、本例の流体温度計31においては、
図2に示すように、保護筒1aに開設された感温体2を
挿入するためのガイド穴11内に充填剤12が充填さ
れ、感温体2が保護されている。
【0027】保護筒1aの先端部に溝10を形成する
と、溝の数をN、溝の深さをwとしたとき、当該溝10
の形成領域Lにおいては、その表面積Sが、溝を設けな
い場合の表面積S0 に比べて、(1+2N・w/L)倍
に拡大する。即ち、保護筒1aの先端からL=30mm
の領域に深さwが3mmの円弧状溝10を9mmピッチ
pで3条形成した場合、溝10の形成領域における表面
積が1.6倍になる。このように保護筒1aの先端部の
表面積が拡大すると、当該保護筒1aの内周先端部に配
置された感温部2aへの伝熱量がそれに比例して増加す
るため、図3に示すように、指示誤差[(Ti−Ts)
/(Tw−Ts)]及び時定数τ/τ0 を共に低減する
ことができる。上例の流体温度計においては、時定数τ
/τ0 が約60%まで低下する。
【0028】なお、図3から明らかなように、溝10の
形成領域Lを大きくすれば、より大きな指示誤差の低減
効果と時定数の低減効果とを得られるが、形成領域Lを
余り大きくすると、溝10に集中する応力が大きくなっ
て強度上の問題を生じるので、溝10の形成領域Lは、
強度上の問題を考慮して設定する必要がある。計算上で
は、保護筒1aの直径の3倍(約90mm)まで溝10
の形状領域Lを増加しても、保護筒1aの強度低下が問
題になることはないことが分かっている。
【0029】その他、本発明の要旨は、保護筒1aの先
端部に流体の流れ方向に沿う溝を形成する点にあるので
あって、溝10の断面形状、深さw、ピッチp、形成領
域Lが前記実施形態例に挙げたものに限定されるもので
はない。図4に、本発明に属する各種の流体温度計を示
す。
【0030】図4(a)は、溝10を角溝にした場合の
実施形態例であって、円弧状の溝を形成する場合に比べ
て、表面積の拡大率をより大きくすることができる。
【0031】図4(b)は、保護筒1aの円周面のみな
らず、先端の平面部にも溝10を設けた場合の実施形態
例であって、保護筒1aの円周面にのみ溝を形成する場
合に比べて、感温部2aへの熱伝達率をより大きくする
ことができる。本例の流体温度計を実施するに当たって
は、保護筒1aの先端に形成された溝10を正しく流体
の流れ方向に向けて設定できるように、溝10の向きを
示すマークを流体温度計21の一部に設けておくことが
好ましい。
【0032】図4(c)は、保護筒1aの外周面に螺旋
溝10を設けた場合の実施形態例であって、平行溝を形
成する場合に比べて、保護筒1aの製造をより容易化す
ることができる。但し、螺旋溝を形成すると、溝の方向
と流体の流れ方向とが一致しなくなり、流体に与える外
乱が大きくなるので、なるべく螺旋溝の形成ピッチを小
さくすることが好ましい。なお、保護筒1aの外周面に
螺旋溝を形成する技術としては、実開平1−50331
号公報に記載されたものがある。しかしながら、当該公
知例に記載の技術は、保護筒の長さ方向の全体に粗いピ
ッチで螺旋溝を設け、カルマン渦による振動を防止しよ
うとするものであって、指示誤差の低減及び時定数の低
減についてはほとんど効果がないので、本発明とは構成
及び作用効果がまったく相違する。
【0033】図4(d)は、保護筒1aの先端をテーパ
状に形成し、当該テーパ面を含む保護筒1aの外周面に
溝10を設けた場合の実施形態例であって、保護筒1a
の周面にのみ溝10を設けた場合に比べて、感温部2a
への熱伝達率をより大きくすることができる。テーパ面
の角度θは、任意に設定することができるが、余り大き
くても、また小さくても指示誤差の低減効果及び時定数
の低減効果を発揮することができないので、30度〜6
0度程度とすることが好ましい。
【0034】前記実施形態例においては、蒸気配管中に
設定される流体温度計を例にとって説明したが、水等の
他の流体中に設定される流体温度計についても同様に構
成することができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
感温体の感温部が設定される保護筒の先端部にみぞを形
成したので、該部の表面積を大きくすることができ、見
掛け上の熱伝達率を向上することができるので、流体温
度計の計測精度及び計測感度を改善することができる。
また、前記溝を流体の流れ方向に沿って形成したので、
流体抵抗を増加することがなく、ボイラ性能の劣化も防
止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態例に係る流体温度計の全体構造図
である。
【図2】第1実施形態例に係る流体温度計の要部拡大断
面図である。
【図3】第1実施形態例に係る流体温度計の効果を示す
グラフ図である。
【図4】本発明に係る流体温度計の他の例を示す要部拡
大断面図である。
【図5】従来例に係る流体温度計の全体構造図である。
【図6】ボイラ負荷に対する蒸気温度と配管温度の差の
関係を示すグラフ図である。
【図7】保護筒の突き出し長さと指示誤差との関係を示
すグラフ図である。
【図8】流体温度計の時定数を示すグラフ図である。
【図9】流体温度計の熱伝達率と時定数との関係を示す
グラフ図である。
【符号の説明】
1 保護筒 1a,1b 保護筒の部分 2 感温体 2a 感温部 3 ターミナル 4 導線 5 ジョイント 10 溝 31 流体温度計

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 保護筒と当該保護筒内に内装された感温
    体とからなり、前記保護筒の先端部を配管内に差し込ん
    で当該配管内を流れる流体の温度を計測する流体温度計
    において、前記保護筒の先端部の外表面に、前記流体の
    流れ方向に沿う溝を形成したことを特徴とする流体温度
    計。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の流体温度計において、
    前記溝を、前記保護筒の先端から当該保護筒の直径の3
    倍以下の長さ領域内に形成したことを特徴とする流体温
    度計。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の流体温度計において、
    前記溝として、複数条の平行溝又は螺旋溝を形成したこ
    とを特徴とする流体温度計。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の流体温度計において、
    前記保護筒の先端を平面状に形成し、当該平面状の先端
    にも前記溝を形成したことを特徴とする流体温度計。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の流体温度計において、
    前記保護筒の先端をテーパ状に形成し、当該テーパ状の
    先端にも前記溝を形成したことを特徴とする流体温度
    計。
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