JPH11232299A - 情報付加装置およびそのプログラム記録媒体 - Google Patents

情報付加装置およびそのプログラム記録媒体

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JPH11232299A
JPH11232299A JP10035661A JP3566198A JPH11232299A JP H11232299 A JPH11232299 A JP H11232299A JP 10035661 A JP10035661 A JP 10035661A JP 3566198 A JP3566198 A JP 3566198A JP H11232299 A JPH11232299 A JP H11232299A
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JP10035661A
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Yoshiharu Maeda
芳晴 前田
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンピュータネットワーク上で公開または共
有されているファイルを検索し閲覧する場合に,閲覧フ
ァイルに情報を付加する情報付加装置に関し,元のファ
イルには修正を加えずに,ファイルの情報を読みやすく
し,また,ファイルの検索を支援するために有用な情報
を利用することができるようにする。 【解決手段】 ユーザがファイル4を閲覧したときに,
付加情報獲得部1はファイル4に対するマーカやメモ等
の情報とファイル4へのアクセス回数やファイル4に含
まれるキーワード等の情報を獲得する。付加情報格納部
2は,これら獲得情報を付加情報としてファイル4と関
連付けて格納する。付加情報利用部3は,ファイル4を
表示する際に,ファイル4に対するメモ等の付加情報を
重畳して表示し,またはファイル4へのアクセス回数等
の付加情報を別に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,コンピュータを利
用してコンピュータネットワーク上で公開または共有さ
れているファイルを検索し閲覧する場合に,ファイルに
任意に付加情報を関連付けることにより,ファイルの内
容を変更することなく,ファイルに記載されている情報
を読みやすくし,ネットワーク上でのファイル検索を支
援するなど,ファイルの利便性を向上させる情報付加装
置およびそのプログラム記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年,コンピュータネットワーク(以
後,単にネットワークという)が発達し,ユーザはネッ
トワークを介して膨大な量の電子情報ファイル(以後,
ファイルという)を共有し利用できるようになった。
【0003】例えば,インターネット上に構築されたW
WW(World Wide Web)では,情報提供者が公開したい
情報を含んだファイルを適正な形式(例えばHTML形
式)で作成し,URL(Uniform Resource Locator)で
指定できるディレクトリに格納することにより,ファイ
ルをネットワーク上で公開する。
【0004】一方,ネットワークに接続しているユーザ
は,適切なアプリケーション・プログラム(例えば,W
WWブラウザ・ソフトウェア)を用いて,公開されてい
るファイルにアクセスし,ファイルに記載されている情
報を閲覧することで情報を利用する。このようなネット
ワークを介した様々な情報の共有化は,今後ますます発
展していくと予想される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ネットワーク上で共有
されたHTML形式のファイルの内容を見る場合を例に
して考えると,ユーザはWWWブラウザ・ソフトウェア
(以後,ブラウザという)を利用してファイルに記載さ
れた情報をディスプレイに表示して閲覧することができ
る。
【0006】しかし,ユーザは,提供されているファイ
ルの情報を情報公開者が作成したレイアウト(見栄え)
によって閲覧するだけであり,閲覧を通じてユーザが行
った行動や思考の痕跡をそのファイルに記して,後で再
利用することができないという点が不便であった。ここ
で,ユーザが行った行動や思考の痕跡とは,例えばユー
ザが注目した文章部分に添付したアンダーラインやマー
カ,または思い付いたことを書き込んだメモなどであ
る。
【0007】ファイルに対するこのような情報の付加
は,ちょうど図書館で借りた本に書き込みをしてはいけ
ないように,ファイル本体には行うべきではない。しか
し,提供されるファイルの情報を読みやすくしたり整理
したりするためには,提供された情報にマーカやメモな
どの情報を付加して利用できることが重要である。
【0008】また,ネットワーク上でファイルが共有さ
れ,膨大な数のユーザが独自の基準でファイルにアクセ
スするようになると,多くのユーザにとって有用な情報
が記載されているファイルほど頻繁に利用されるように
なると予測できる。したがって,ファイル利用の痕跡と
して,アクセス回数やアクセス頻度などのアクセス履歴
情報を記録して利用することにより,ファイルに記載さ
れている情報の品質を判断することが可能になる。
【0009】このようにアクセス履歴の痕跡情報をファ
イルに付加すれば,ネットワーク上の膨大な数のファイ
ルの中から有用な情報が記載されたファイルを検索する
際の手掛かりを提供することができると考えられる。こ
れは,ちょうど商品市場において商品の需要や人気によ
って商品価格が決まり値札が付けられるように,ネット
ワークにおいてもファイルの需要や人気によってそのフ
ァイルの重要度が設定され,付加情報としてファイルに
付けられるようにすることが有用であることを意味す
る。
【0010】本発明の目的は,上記のようにファイルに
記載されている情報を読みやすくし,また,ファイルの
検索を支援するために,元のファイル自体には修正を加
えずに,その元のファイルに対してユーザの入力した情
報やアクセス履歴等の痕跡情報を付加し,それを利用す
ることができる装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】図1は,本発明の概要を
示すブロック構成図である。本発明は,ファイル4に付
加する情報をファイル4または入力装置5から獲得する
付加情報獲得部1と,獲得した付加情報をファイル4と
連携を保ちながら格納する付加情報格納部2と,この付
加情報格納部2に格納されている付加情報をファイル4
の内容と共に,または,独立して出力装置6に出力し,
ファイル4に記載されている情報を読みやすくしたり,
数多くあるファイルの検索を支援する付加情報利用部3
から構成される。
【0012】以上の各処理手段をコンピュータによって
実現するためのプログラムは,コンピュータが読み取り
可能な可搬媒体メモリ,半導体メモリ,ハードディスク
などの適当な記録媒体に格納することができる。
【0013】本発明は,以下のように作用する。本発明
では,ユーザがファイル4をブラウザなどにより閲覧し
たときに,付加情報獲得部1によって,入力装置5から
のファイル4に対するマーカやメモ等の入力付加情報を
獲得し,同時に,ファイル4のアクセス回数やファイル
4に含まれるキーワードなどの付加情報を自動的に獲得
する。
【0014】付加情報獲得部1で獲得した付加情報は,
付加情報格納部2によって,ファイル4に関連付けられ
ながら長期的に保存されるとともに,必要に応じて取り
出される。
【0015】ファイル4がブラウザなどにより閲覧され
た場合には,付加情報利用部3によって,付加情報格納
部2に格納されている情報を調べ,ファイル4に関連付
けられた付加情報があればこれを取り出し,ファイル4
の内容の表示にマーカやメモ等の付加情報を重ね合わせ
て出力装置6に表示し,または,必要な場合にはアクセ
ス回数等の付加情報も表示する。
【0016】これにより,閲覧するファイルの内容を読
みやすくし,また,アクセス回数などの履歴情報を利用
してファイルの人気や価値を判断することを可能にし,
ファイルの検索を支援することができる。
【0017】
【本発明の実施の形態】本発明の実施の形態を,ユーザ
がネットワーク上で共有されたファイルをブラウザによ
って閲覧する場合を想定して説明する。なお,本発明は
ネットワーク上で共有されているファイルを閲覧する場
合に限らず,個人用の記憶装置に記録された個人用ファ
イルを閲覧する場合にも適用可能である。
【0018】本発明の各手段について説明する。 〔1〕付加情報獲得部 図2は,付加情報獲得部の構成例を示す。図2に示され
るように,付加情報獲得部1は,入力付加情報獲得部1
1と付加情報自動獲得部12とから構成される。
【0019】入力付加情報獲得部11は,ブラウザによ
ってファイル4に記載された情報を閲覧している場合
に,ユーザがキーボードやマウス等の入力装置5を利用
して,注目した部分にアンダーラインやマーカを挿入し
たり,文章中のフォントの色を変えるなどの修飾をした
り,メモや図形を書き込んだりすることを可能とすると
ともに,ユーザによって入力されたこれらの入力付加情
報を獲得する。
【0020】図3は,ファイルおよび付加情報の表示例
を示す図である。図3(A)は,閲覧中のファイル4に
記載された情報を表示するウインドウを示す。従来方法
では,ユーザはこのような情報提供者が作成したレイア
ウト(見栄え)によって情報を閲覧する。
【0021】図3(B)は,図3(A)のウインドウで
表示されたファイル4の情報の上に,ユーザがアンダー
ラインやメモや星形図形などを付け加えた結果(入力付
加情報)を示す。この入力装置5からの入力付加情報が
入力付加情報獲得部11によって獲得される。
【0022】図3(C)は,図3(A)に示すファイル
の情報を表示するウインドウに,図3(B)に示すユー
ザによって入力された入力付加情報を重ねて表示したウ
インドウを示している。
【0023】このようにして,ユーザは,ファイル4自
体に何ら修正を加えずに,自分にとって重要と考える部
分にアンダーラインやマーク等を付けることができ,フ
ァイル4を読みやすくすることができる。
【0024】付加情報自動獲得部12は,ユーザによっ
て意識的に入力された入力付加情報ではなく,ファイル
4のアクセス履歴情報を記録するとともに,ファイル4
に記載されている情報を自動的に処理することによって
付加情報を獲得する。
【0025】図4は,ファイルから自動的に獲得される
付加情報の例を示す図である。ファイル4のアクセス履
歴情報の記録としては,ファイル4にアクセスしたユー
ザ名,アクセス回数(全体,ユーザ毎),アクセス人
数,アクセス時間,関連ファイルなどが記録されて付加
情報として獲得される。
【0026】一方,ファイル4に記載されている情報か
らの自動獲得処理としては,例えば,ファイル記載情報
のテキスト部分からキーワード情報(出現回数が多い漢
字やカタカナの抽出,あるいは,事前に登録しておいた
キーワードの出現回数の数え上げなどの情報)を獲得
し,ファイル4に含まれる単語数や図形数を数え上げ,
テキストと図形の割合を算出し,これらの情報を付加情
報として獲得する処理などが行われる。
【0027】〔2〕付加情報格納部 図5は,付加情報格納部の構成例および付加情報ファイ
ルの保存と取り出しの処理例を説明する図である。
【0028】付加情報格納部2は,付加情報ファイル管
理部21,付加情報ファイル管理テーブル22,個人用
付加情報ファイル23,共用付加情報ファイル24から
なる。
【0029】付加情報ファイル管理部21は,付加情報
ファイルを管理するサーバであり,閲覧対象となるファ
イル(以下,元ファイルという)と個人用付加情報ファ
イル23および共用付加情報ファイル24との結合関係
を付加情報ファイル管理テーブル22を利用して管理
し,これらの付加情報ファイルの保存と取り出し処理を
制御する。
【0030】個人用付加情報ファイル23および共用付
加情報ファイル24は,個人用記憶装置または共有記憶
装置である外部記憶装置7に保存される。個人用記憶装
置は,ユーザが個人用に使用している記憶装置であっ
て,ユーザが自由にデータの保存と取り出しができる記
憶装置である。共有記憶装置は,複数のユーザが共有し
て使用している記憶装置であって,アクセスを許可され
たユーザが許可された範囲内でデータの保存や取り出し
ができる記憶装置である。
【0031】通常,ネットワーク上で公開されているフ
ァイルが保存されているディレクトリがある記憶装置は
共有されていないので,そこに付加情報ファイルを保存
することはできない。そこで,複数のユーザの間で共有
する共用付加情報ファイル24を格納するための共有記
憶装置を設けている。
【0032】付加情報格納部2による付加情報ファイル
の保存は,図5(A)に示すように,付加情報獲得部1
で獲得された付加情報を個人用付加情報ファイル23と
共用付加情報ファイル24とに分離し,元ファイルとの
結合を保持したまま,個人用記憶装置または共有記憶装
置の外部記憶装置7に格納することによって行う。元フ
ァイルと付加情報ファイルとの結合は,付加情報ファイ
ル管理部21により付加情報ファイル管理テーブル22
を用いて管理される。
【0033】一方,付加情報格納部2による付加情報フ
ァイルの取り出しは,図5(B)に示すように,付加情
報利用部3の要求に応じて,付加情報ファイル管理部2
1により,個人用付加情報ファイル23と共用付加情報
ファイル24とを外部記憶装置7から読み出すことによ
って行う。
【0034】図6は,付加情報ファイル管理テーブルの
構成例を示す図である。付加情報ファイル管理テーブル
22には,元ファイル毎にその各元ファイルに結合され
ている1個の共用付加情報ファイルおよび複数個の個人
用付加情報ファイルに関する情報が定義される。例え
ば,図6では,元ファイルAには,共用付加情報ファイ
ルとして共用ファイルAが結合され,個人用付加情報フ
ァイルとしてはユーザa用ファイルA,ユーザb用ファ
イルA等が結合されている。
【0035】なお,元ファイルに結合される共用付加情
報ファイルまたは個人用付加情報ファイルがない場合に
は,ブランクとなる。図7は,個人用付加情報ファイル
および共用付加情報ファイルの構成例を示す図である。
【0036】個人用付加情報ファイル23の内容は,例
えば図7(A)に示すように,ファイル名や格納場所
(URL)等の元ファイルに関する情報,個人用付加情
報ファイルを作成したユーザ名やユーザID等の作成ユ
ーザ情報,付加したマーカ(種類,位置)やメモ(内
容,位置),図形(種類,大きさ,位置)等の入力付加
情報,ユーザごとのアクセス回数を示す個人アクセス回
数や個人関連ファイル情報等の自動獲得付加情報,この
個人用付加情報ファイルに対するアクセスを許可された
ユーザ名等のアクセス許可情報である。
【0037】共用付加情報ファイル24の内容は,例え
ば図7(B)に示すように,ファイル名,格納場所(U
RL),データ形式,データサイズ等の元ファイルに関
する情報,全ユーザを対象とする全体アクセス回数や全
アクセス人数,キーワード情報,関連ファイル情報等の
自動獲得付加情報,アクセス許可/不可を示すアクセス
許可情報である。
【0038】〔3〕付加情報利用部 図8は,付加情報利用部の構成例を示す図である。図8
に示すように,付加情報利用部3は,付加情報表示部3
1と,順位決定部34とから構成される。さらに,付加
情報表示部31には,重畳表示部32と非重畳表示部3
3がある。以下に,付加情報表示部31と順位決定部3
4とについて順に説明する。
【0039】図9は,重畳表示部と非重畳表示部とによ
る付加情報の表示の例を示す。重畳表示部32は,閲覧
中のファイル4に記載されている情報を表示するウイン
ドウ表示(オリジナル表示)に,個人用付加情報ファイ
ル23中のマーカやメモ等の入力付加情報を重畳させて
表示する(入力付加情報の重畳表示)。
【0040】このような入力付加情報の重畳表示によっ
て,ファイル4の情報を読みやすくすることができる。
また,閲覧中のファイル4の表示にユーザ独自の注釈を
付け加えることができ,情報を読んだときの意見や感想
などを記録しておくことができる。
【0041】さらに,他のユーザが作成した入力付加情
報が利用できる場合(共有されている場合)には,他の
ユーザの個人用付加情報ファイルから入力付加情報を取
り出して表示させて参照することにより,他のユーザが
注目している部分などを知ることができ,他のユーザの
視点を利用することができる。同様に,共用付加情報フ
ァイルに保存されている情報も,アクセスが許可されて
いれば,常に利用することができる。
【0042】一方,非重畳表示部33は,アクセス回
数,アクセス人数およびキーワードなどの重畳表示する
必要がないような自動的に獲得された付加情報を,ユー
ザの指示により閲覧中のファイルのウインドウとは別の
ウインドウに表示する(付加情報の非重畳表示)。
【0043】図10は,順位決定部の処理を説明する図
である。順位決定部34は,ファイル4に付加されてい
る付加情報を利用して複数のファイルの順位を決定す
る。ファイルの順位は,ファイル4に付加されているア
クセス回数やアクセス人数やキーワードなどの付加情報
を利用して決定する。ファイル順位は一種類だけではな
く,総合順位,アクセス回数順位,アクセス人数順位な
ど,複数種類の順位があり,ユーザはこれらの順位を任
意に指定することができる。
【0044】複数ファイルの順位の利用例を,あるキー
ワードに関係するファイルをWWW上で検索する場合を
例に説明する。この場合,検索プログラムが利用され,
通常,検索結果として複数のファイルが選別される。選
別されたファイルが多数の場合には,再度検索すること
が必要になるが,順位決定部34は,これらの選別され
たファイルの情報が格納された検索結果のファイルを,
各々のファイルに関連する付加情報に基づいてソート
し,順位付けを行う。この順位付けの結果を検索結果の
ファイルの表示順位とすることによって,順位の高いフ
ァイルを優先的に表示し,ファイルの検索を支援するこ
とができる。
【0045】図11は,本発明の実施の形態による処理
フローチャートを示す。処理が開始されると,ファイル
を利用(WWWのファイル閲覧等)するかどうかを判断
し(ステップS1),ファイルを利用しない場合には処
理を終了し,ファイルを利用する場合には,ユーザの指
示により利用するファイルの選択を行う(ステップS
2)。
【0046】次に,付加情報獲得部1では,選択したフ
ァイルに付加情報ファイルがあるかどうかを判断する
(ステップS3)。付加情報ファイルがある場合には,
さらに付加情報ファイルを利用するかどうかを,ユーザ
の指示もしくは予め設定された環境情報により判断し
(ステップS4),付加情報ファイルを利用するときに
は付加情報ファイルの選択を行う(ステップS5)。
【0047】続いて,図9に示したような付加情報の重
畳表示,非重畳表示もしくは順位付け処理等によりファ
イルと付加情報ファイルの同時利用を可能とし(ステッ
プS6),ユーザが付加情報を入力した場合には,付加
情報ファイルへ獲得した付加情報を追加する(ステップ
S7)。付加情報ファイルを記録するかどうかをユーザ
の指示等により判断し(ステップS8),付加情報ファ
イルを記録するときには獲得した付加情報を記録する
(ステップS9)。また,自動獲得付加情報の記録も行
う。
【0048】次に,付加情報ファイルの利用を継続する
かどうかをユーザの指示情報から判断し(ステップS1
0),利用を継続する場合にはステップS6の処理へ戻
り,利用を継続しない場合には,さらにファイルの利用
を継続するかどうかを判断する(ステップS11)。フ
ァイルの利用を継続するときにはステップS3の処理へ
戻り,ファイルの利用を継続しないときにはファイルの
利用を終了する(ステップS13)。
【0049】ステップS3において付加情報ファイルが
ない場合,またはステップS4において付加情報ファイ
ルを利用しないとユーザが指示した場合には,従来と同
様なファイルの単独利用を行い(ステップS12),そ
の後,終了指示によりファイルの利用を終了する(ステ
ップS13)。
【0050】図12は,本発明を適用するシステムのハ
ードウェア構成の一例を示す。本発明を実現するための
ハードウェアは,パーソナルコンピュータ等に通常備わ
っているCPU101,メモリ102,キーボードやマ
ウス等の入力装置5,ディスプレイ等の出力装置6,ハ
ードディスク等の外部記憶装置7から構成される。この
装置は,LANやWAN等のネットワーク200を介し
て,他のコンピュータ300に接続される。他のコンピ
ュータ300は,WWWサーバ等であり,他のユーザに
公開するファイル(図1のファイル4)を記憶する外部
記憶装置301を持つ。
【0051】CPU101と,メモリ102に格納され
たプログラムと,外部記憶装置7によって,図1に示す
付加情報獲得部1,付加情報格納部2,付加情報利用部
3が実現される。これらを,LANで接続される複数台
の処理装置(CPU/メモリ)で実現することもでき
る。また,ネットワーク200との間にプロキシ(Prox
y)サーバを用いているシステムにおいては,図1に示
す付加情報格納部2をプロキシ(Proxy)サーバによって
実現するようにしてもよい。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によれば,
ユーザがファイルを閲覧した場合には,付加情報獲得部
によってファイルの情報に対してユーザが入力したマー
カやメモ等の付加情報を獲得し,同時に,ファイルにア
クセスした回数やファイルに含まれるキーワード等を自
動的に付加情報として獲得し,付加情報格納部によって
ファイルと連携を保ちながら獲得した付加情報を長期的
に保存するとともに必要に応じて取り出す。その後,付
加情報利用部によって付加情報を利用してファイルに記
載された情報にマーカやメモ等の入力付加情報を重ね合
わせて表示することでファイルの読みやすさを向上さ
せ,また,ファイルに対するアクセス回数などを利用し
てファイル自体の人気や価値を判断可能にすることでフ
ァイルの検索を支援することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概要を示すブロック構成図である。
【図2】付加情報獲得部の構成例を示す図である。
【図3】ファイルおよび付加情報の表示例を示す図であ
る。
【図4】自動的に獲得する付加情報の例を示す図であ
る。
【図5】付加情報格納部の構成例および処理例を示す図
である。
【図6】付加情報ファイル管理テーブルの構成例を示す
図である。
【図7】個人用付加情報ファイルおよび共用付加情報フ
ァイルの構成例を示す図である。
【図8】付加情報利用部の構成例を示す図である。
【図9】重畳表示部と非重畳表示部とによる付加情報の
表示の例を示す図である。
【図10】順位決定部の処理の例を示す図である。
【図11】本発明の実施の形態による処理フローチャー
トを示す図である。
【図12】本発明を実現する装置のハードウェア構成例
を示す図である。
【符号の説明】
1 付加情報獲得部 2 付加情報格納部 3 付加情報利用部 4 ファイル 5 入力装置 6 出力装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータを利用してコンピュータネ
    ットワーク上で公開または共有されているファイルを検
    索し閲覧する場合に,閲覧の対象ファイルに情報を付加
    する情報付加装置であって,前記対象ファイルに付加す
    る情報を獲得する付加情報獲得手段と,獲得した付加情
    報を前記対象ファイルと関連付けて格納する付加情報格
    納手段と,前記対象ファイルの内容を出力する際に,そ
    のファイルの内容に重畳させて,またはそのファイルの
    内容とは別に,前記付加情報を出力する付加情報利用手
    段とを備えることを特徴とする情報付加装置。
  2. 【請求項2】 前記付加情報獲得手段は,入力装置から
    ユーザが入力した前記対象ファイルに対する情報を入力
    付加情報として獲得する入力付加情報獲得手段と,前記
    対象ファイルへのアクセスに関する情報または当該ファ
    イルに関する情報から抽出した情報を付加情報として自
    動的に獲得する付加情報自動獲得手段とを有することを
    特徴とする請求項1記載の情報付加装置。
  3. 【請求項3】 前記付加情報格納手段は,前記付加情報
    を,各ユーザごとに設けられる個人用付加情報ファイル
    または各ユーザが共用する共用付加情報ファイルに分離
    して保存しまたは取り出す手段を有することを特徴とす
    る請求項1記載の情報付加装置。
  4. 【請求項4】 前記付加情報利用手段は,コンピュータ
    ネットワーク上で公開または共有されているファイルの
    検索を行う際に,検索結果の出力順位を前記付加情報格
    納手段が保持する付加情報を用いて決定する順位決定手
    段を有することを特徴とする請求項1記載の情報付加装
    置。
  5. 【請求項5】 コンピュータを利用してコンピュータネ
    ットワーク上で公開または共有されているファイルを検
    索し閲覧する場合に,閲覧の対象ファイルに情報を付加
    する情報付加装置を実現するためのプログラムを記録し
    た記録媒体であって,前記対象ファイルに付加する情報
    を,ユーザが操作する入力装置または自動的に獲得する
    処理と,獲得した付加情報を前記対象ファイルと関連付
    けて格納する処理と,前記対象ファイルの内容を出力す
    る際に,そのファイルの内容に重畳させて,またはその
    ファイルの内容とは別に,前記付加情報を出力する処理
    とを,コンピュータに実行させるプログラムを記録した
    ことを特徴とする情報付加装置のプログラム記録媒体。
JP10035661A 1998-02-18 1998-02-18 情報付加装置およびそのプログラム記録媒体 Pending JPH11232299A (ja)

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