JPH11231145A - 光ファイバ心線対照装置 - Google Patents
光ファイバ心線対照装置Info
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- JPH11231145A JPH11231145A JP10027687A JP2768798A JPH11231145A JP H11231145 A JPH11231145 A JP H11231145A JP 10027687 A JP10027687 A JP 10027687A JP 2768798 A JP2768798 A JP 2768798A JP H11231145 A JPH11231145 A JP H11231145A
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- Japan
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- unit tube
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Abstract
れた光ファイバ心線を所定の曲率に確実に、かつ容易に
曲げることができる光ファイバ心線対照装置を提供す
る。 【解決手段】 光ファイバケーブルを構成するユニット
チューブ1に収容された光ファイバ心線の中間部に所定
の曲率の曲げ部を付与し、この曲げ部から光の一部を漏
洩させて光ファイバ心線の対照を行う光ファイバ心線対
照装置であって、ユニットチューブ1を曲げる箇所の両
側を把持する把持具10と、前記ユニットチューブ1を
所望の曲率に曲げる曲げ付与具20と、把持具10で把
持されたユニットチューブ1を所望の曲率に曲げるよう
に、前記ユニットチューブ1に曲げ付与具20を押圧す
るラック24、ウォームギア33、ローラ部34とを備
える。
Description
ルの切替、移転作業時などで使用される光ファイバ心線
対照装置に関する。
などの作業時には、光ファイバケーブルを構成する複数
の光ファイバ心線のうち、どれが目的の光ファイバ心線
に該当するか、識別、対照を行う必要がある。従来、対
照しようとする光ファイバ心線の一方の端部から参照光
を入射し、その後、対照したい光ファイバ心線に所定の
曲率の曲げを与え、その曲げ部から漏洩する光を検知す
る方法(ローカル・ディテクション法)により、光ファ
イバ心線の対照を行っている。この方法では、伝送特性
に影響を与えずに、光ファイバ心線対照を行うことがで
きる。
ケーブルがユニットチューブ型光ファイバケーブル(ユ
ニットチューブ内に光ファイバ心線を収容したもの)で
ある場合には、1本または複数本の光ファイバ心線を収
容したユニットチューブを曲げることにより、その中の
光ファイバ心線に所定の曲率の曲げ部を付与している。
しかしながら、光ファイバ心線を直接曲げる場合に比し
て、ユニットチューブは変形抵抗が大きく、曲げに要す
る応力が大きいため、ユニットチューブ内の光ファイバ
心線を所定の曲率に曲げることが困難であるという問題
があった。
決すべくなされたもので、光ファイバケーブルを構成す
る複数の光ファイバユニットチューブの中間部に曲げ部
を付与し、この曲げ部から光の一部を漏洩させて光ファ
イバ心線の対照を行う光ファイバ心線対照装置であっ
て、光ファイバユニットチューブを曲げる箇所の両側を
把持する把持具と、光ファイバユニットチューブを所望
の曲率に曲げる曲げ付与具と、把持具で把持された光フ
ァイバユニットチューブを所望の曲率に曲げるように、
前記光ファイバユニットチューブに曲げ具を押圧する押
圧手段とを備えたことを特徴とするものである。
置では、光ファイバ心線が大きな曲げ応力を要するユニ
ットチューブに収容されている場合でも、ユニットチュ
ーブを把持具で把持した状態で、曲げ付与具を押圧手段
でユニットチューブに押圧するため、変形抵抗の大きな
ユニットチューブに十分な曲げ応力を加えることができ
るので、光ファイバ心線に所望の曲率の曲げ部を確実
に、かつ容易に付与することができる。
施の形態を詳細に説明する。図1(a)〜(c)は、本
発明にかかる光ファイバ心線対照装置の一実施形態の把
持具を示す図である。把持具10は、把持具本体11と
押さえ板12からなる。把持具本体11の両側には、光
ファイバ心線を収容したユニットチューブ1を通す溝1
3が互いに対向するように設けられている。溝13に収
められたユニットチューブ1は、上側からつまみネジ1
4を締めつけることにより、押さえ板12と溝13とで
把持される。従って、つまみネジ14の締めつけ具合
で、ユニットチューブ1の把持強度を変えることができ
る。また、把持具本体11にはユニットチューブ1に付
与する所望の曲率を有する凹形の押圧受け部15が設け
られている。なお、16はガイド穴であり、後述するガ
イドロッド23をガイドするためのものである。
付与具を示す図である。曲げ付与具20は、前記押圧受
け部15の曲率に合致する凸形の曲率付与部21を有す
る。該曲率付与部21にはユニットチューブ1を嵌め込
む溝22が押圧受け部15と同じ曲率をなすように形成
されている。なお、23はガイドロッド、24は細長い
板の片側に歯を刻んだラックである。
ァイバ心線対照装置の全体を示す図である。装置本体3
0は上カバー31と下カバー32とからなり、内部には
光ファイバ心線の曲げ部からの漏洩光の受光系(図示さ
れず)が内蔵されている。把持具10は装置本体30の
片側に取り付けられている。曲げ付与具20は、2本の
ガイドロッド23が把持具10のガイド穴16に滑動可
能に挿通されて、曲率付与部21が把持具10の押圧受
け部15に嵌合するように、かつ溝22と把持具10で
把持されたユニットチューブ1が同一面上に位置するよ
うに位置決めされている。また、曲げ付与具20に取り
付けられたラック24は、装置本体30内に挿入され
て、装置本体30内に取り付けられたウォームギア33
と噛み合っている。34はウォームギア33を回転させ
るローラー部である。これらラック24、ウォームギア
33およびローラー部34は、曲げ付与具20をユニッ
トチューブ1に押圧する押圧手段を構成する。
ち、図示しないモータあるいは他の手段によりローラー
部34を反時計回りに回転すると、ウォームギア33が
回転し、ラック24が右方向に引っ張られ、ガイドロッ
ド23がガイド穴16に入り込んで、曲げ付与具20が
把持具10に接近し、最終的には曲率付与部21が押圧
受け部15に嵌合する。この状態で、ユニットチューブ
1およびそれに収納された光ファイバ心線には所望の曲
率の曲げ部が付与される。また、ローラー部34を時計
回りに回転すると、ウォームギア33が逆に回転し、ラ
ック24が左方向に押しだされ、ガイドロッド23がガ
イド穴16から抜かれて、曲げ付与具20が把持具10
から離間する。
いて、光ファイバ心線の対照は以下のように行う。即
ち、 1)図3において、曲げ付与具20が把持具10から離
間した状態で、光ファイバ心線を収容したユニットチュ
ーブ1を対向する溝13、13に通し、つまみネジ14
を締めて上から押さえ板12でユニットチューブ1を適
切に押さえ、ユニットチューブ1を直線状に張った状態
で把持する。 2)次いで、ローラー部34を反時計回りに回転し、曲
げ付与具20を右方向へ(図3において)動かし、把持
具10に接近させる。そうすると、ユニットチューブ1
は曲げ付与具20の曲率付与部21の溝22に嵌まり、
その曲率で曲げられて右側に押し出され、遂には、曲率
付与部21と押圧受け部15に挟まれ、曲率付与部21
と押圧受け部15のなす曲率で曲げられた状態になる。
上述のように、本実施形態の光ファイバ心線対照装置を
用いると、変形抵抗の大きなユニットチューブに収容さ
れた光ファイバ心線をも曲げ付与具で確実に、かつ容易
に所望の曲率で曲げることができる。
めて押さえ板12でユニットチューブ1を適切な強さで
押さえ、把持したが、この適切な強さとは、把持された
ユニットチューブ1を曲率付与部21で右側に押圧した
際に、ユニットチューブ1が張力を受けて押さえ板12
と把持具本体11の間を滑り、また曲げ応力を受けて曲
率付与部21の溝22に嵌まって、その曲率で変形する
ような強さである。このユニットチューブ1を把持する
強さが弱いと、ユニットチューブ1には十分な張力が加
わらず、変形抵抗の大きなユニットチューブ1は直線状
に張らず、溝22に確実に嵌まらなくなる。また、逆に
把持する強さが強すぎると、ユニットチューブ1を完全
に固定してしまい、把持されたユニットチューブ1を曲
率付与部21で押圧しても、ユニットチューブ1が撓ま
ず、曲げ部を付与することができなくなる。
形抵抗の大きなユニットチューブに収容された光ファイ
バ心線を所定の曲率に確実に、かつ容易に曲げることが
できるという優れた効果がある。
係る光ファイバ心線対照装置の一実施形態の把持具の正
面図、側面図および底面図である。
形態の曲げ付与具の正面図、側面図および底面図であ
る。
す正面図および底面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 光ファイバケーブルを構成する複数の光
ファイバユニットチューブの中間部に曲げ部を付与し、
この曲げ部から光の一部を漏洩させて光ファイバ心線の
対照を行う光ファイバ心線対照装置であって、光ファイ
バユニットチューブを曲げる箇所の両側を把持する把持
具と、光ファイバユニットチューブを所望の曲率に曲げ
る曲げ付与具と、把持具で把持された光ファイバユニッ
トチューブを所望の曲率に曲げるように、前記光ファイ
バユニットチューブに曲げ具を押圧する押圧手段とを備
えたことを特徴とする光ファイバ心線対照装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02768798A JP3901823B2 (ja) | 1998-02-10 | 1998-02-10 | 光ファイバ心線対照装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02768798A JP3901823B2 (ja) | 1998-02-10 | 1998-02-10 | 光ファイバ心線対照装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11231145A true JPH11231145A (ja) | 1999-08-27 |
JP3901823B2 JP3901823B2 (ja) | 2007-04-04 |
Family
ID=12227891
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02768798A Expired - Fee Related JP3901823B2 (ja) | 1998-02-10 | 1998-02-10 | 光ファイバ心線対照装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3901823B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015114421A (ja) * | 2013-12-10 | 2015-06-22 | 住友電気工業株式会社 | 光ファイバ切替装置及び光ファイバ切替方法 |
-
1998
- 1998-02-10 JP JP02768798A patent/JP3901823B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015114421A (ja) * | 2013-12-10 | 2015-06-22 | 住友電気工業株式会社 | 光ファイバ切替装置及び光ファイバ切替方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3901823B2 (ja) | 2007-04-04 |
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