JPH11231086A - 原子力発電所におけるメンテナンス工法 - Google Patents

原子力発電所におけるメンテナンス工法

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JPH11231086A
JPH11231086A JP10027485A JP2748598A JPH11231086A JP H11231086 A JPH11231086 A JP H11231086A JP 10027485 A JP10027485 A JP 10027485A JP 2748598 A JP2748598 A JP 2748598A JP H11231086 A JPH11231086 A JP H11231086A
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power plant
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Abstract

(57)【要約】 【課題】サプレッションプールおよび使用済燃料貯蔵プ
ールのメンテナンスに費やしていた水抜きに起因する多
くの作業量、期間、コスト等を省略し、比較的容易な作
業で、しかも低兼なコストで補修が行える原子力発電所
におけるメンテナンス工法を提供する。 【解決手段】サプレッションプール6内の水中で、吸引
ポンプ17に接続された回転ブラシ16でサプレッショ
ンプール壁6aの内面の付着物や変質物を周辺水ととも
に吸引しながら除染作業を行う。また、固定カメラ1
9、第1移動カメラ20、および第2移動カメラ21を
用いて、サプレッションプール壁6aの内面の塗膜の点
検作業を行う。さらに、吸引ポンプ17に接続されたデ
ィスクサンダ29およびグラインダ30を用いて、変質
または変形した塗膜を周辺水とともに吸引しながら補修
位置の下地処理を行い、吸引ポンプ17に接続されたハ
ケ31を用いて、水中に飛散した塗料を吸引しながら補
修面の塗装を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は原子力発電所におけ
るメンテナンス工法に係り、とくに、原子炉建屋内に設
けられたサプレッションチェンバおよび使用済燃料貯蔵
プールのメンテナンスを行う原子力発電所におけるメン
テナンス工法に関する。
【0002】
【従来の技術】原子力発電所の原子炉建屋には、原子炉
一次系の万一の破損事故に際し、炉心から露出した放射
線物質を系内に封じ込め、外部に放射線を放出させない
ように原子炉格納容器を設けている。
【0003】沸騰水型原子炉の原子炉格納容器はすべて
圧力抑制式で、このような沸騰水型原子炉の原子炉格納
容器はドライウェルおよびサプレッションチェンバを備
えた構成となっている。
【0004】図10はこのような沸騰水型原子炉の原子
炉格納容器の一例を示す概略断面図である。原子炉格納
容器1はドライウェル2とサプレッションチェンバ3と
を備え、ドライウェル2の内部中央には原子炉圧力容器
基礎台(ペデスタル)4に支持されて原子炉圧力容器5
が設置される。また、サプレッションチェンバ3内には
サプレッションプール6が設けられ、このサプレッショ
ンプール6には常時水が張られている。
【0005】ドライウェル2とサプレッションチェンバ
3とはベント管7で連通している。このベント管7はサ
プレッションチェンバ3内でダウンカマ8に接続され、
このダウンカマ8は先端部でサプレッションプール6の
プール水中に開口している。
【0006】図11は図10とは別の型式の沸騰水水型
原子炉の原子炉格納容器を示す概略断面図である。この
原子炉格納容器1もドライウェル2とサプレッションチ
ェンバ3とを備え、ドライウェル2の内部中央には原子
炉圧力容器基礎台(ペデスタル)4に支持されて原子炉
圧力容器5が設置される。また、サプレッションチェン
バ3内にはサプレッションプール6が設けられ、このサ
プレッションプール6には常時水が張られている。
【0007】ドライウェル2とサプレッションチェンバ
3とはベント管7で連通し、このベント管7は先端部で
サプレッションチェンバ3内のサプレッションプール6
水中に開口している。
【0008】これら図10および図11に示したサプレ
ッションチェンバ3は鋼板が構成されており、この鋼板
は設計上腐れ代を取っていないため、耐食性、耐水性お
よび耐除染性の観点から鋼板面に塗装を施している。し
たがってサプレッションチェンバ3の鋼板に塗装されて
いる塗膜が寿命に達する前に補修するという予防保全的
な考えにより、ほぼ10年を目途にサプレッションチェ
ンバ3の塗膜の補修塗装を実施している。
【0009】従来この補修塗装作業を行う場合には、事
前にサプレッションチェンバ3内に配置した遠隔操作用
水中カメラ等を使用して、サプレッションプール壁6a
の内面の塗膜状況をプール全体に亘って点検し、この点
検結果に基づいて再塗装時期、再塗装面積等を決定して
いる。再塗装に当たっては、まずサプレッションチェン
バ3の水抜きを行ない、この水抜きにより、サプレッシ
ョンプール6を空の状態とする。
【0010】この状態で再塗装を行うが、気中では水中
と異なり放射線遮蔽効果が低減し、または失われること
から、再塗装前にサプレッションチェンバ3内に存在す
る放射性物質を十分に除去する除染作業を行う必要があ
る。この放射性物質としては、プール水中に浮遊してい
た異物や、プール底部に堆積していた異物が残渣として
存在しているので、除染作業としてはサプレッションプ
ール壁6aの内面の水洗、あるいは遠隔操作による異物
除去などを行う。
【0011】この除染終了後、作業足場を組み、この足
場を介して作業者がサプレッションチェンバ壁6a内に
降り、補修すべき塗膜の下地処理を行い、その後、再塗
装を行う。
【0012】すべての補修面の再塗装の後、作業足場の
撤去をして、再びプール水の水張りを行って作業が終了
する。
【0013】なお、図6に示すように、原子炉建屋9に
は、原子炉格納容器1の原子炉で燃焼されて寿命を終え
た使用済燃料を水中で保管するための使用済燃料貯蔵プ
ール10が設けられている。この使用済燃料貯蔵プール
10は一般に内側をステンレス鋼でライニングされてい
るので塗装は不要であるが、ライニングの変質、その他
各種堆積物の発生を考慮し、内部点検を行うことが望ま
れる。従来では、この使用済燃料貯蔵プール10の点検
および除染をする際にも水抜きを行っていた。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな内部点検および補修塗装作業に伴うサプレッション
チェンバ3や使用済燃料貯蔵プール10の水抜き、さら
に除染作業などには、多大な作業量と期間とコストがか
かってしまう。さらに、サプレッションチェンバ3や使
用済燃料貯蔵プール10を水抜き状態で、つまり気中で
除染作業を行う場合には、水中に比べて放射線量が多い
ため、多人数の作業者が必要になり、この場合にも多大
な設備や作業量、期間、コストなどがかかってしまう。
【0015】しかも、サプレッションチェンバ3内の塗
膜の局部劣化に対して補修塗装作業を行う場合にも、サ
プレッションプール6全体の水抜きを行わなければなら
ないので、このような部分補修についても多大な作業量
と期間とコストがかかってしまう。
【0016】本発明は上述した事情を考慮してなされた
もので、その目的は、サプレッションプールおよび使用
済燃料貯蔵プールのメンテナンスに費やしていた水抜き
に起因する多くの作業量、期間、コスト等を省略し、比
較的容易な作業で短期間に、しかも低兼なコストで補修
が行える原子力発電所におけるメンテナンス工法を提供
することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明に係る原子力発電所におけるメ
ンテナンス工法は、原子力発電所におけるサプレッショ
ンチェンバ内のサプレッションプールの水位を維持した
まま、前記サプレッションプール内の透明度改善および
除染を行い、前記サプレッションプールの水中作業によ
り前記サプレッションプール壁の内面の塗膜を点検する
ことを特徴とする。
【0018】請求項2の発明は、請求項1記載の原子力
発電所におけるメンテナンス工法において、サプレッシ
ョンプール壁の内面の塗膜を点検した後、その塗膜の補
修塗装をサプレッションプールの水中作業により行うこ
とを特徴とする。
【0019】請求項3の発明は、請求項1または2記載
の原子力発電所におけるメンテナンス工法において、サ
プレッションプール内の透明度改善および除染作業とし
て、サプレッションプール内の水中に浮遊する異物の回
収、ならびにサプレッションプール壁の底部内面に堆積
する異物の回収を行うことを特徴とする。
【0020】請求項4の発明は、請求項3記載の原子力
発電所におけるメンテナンス工法において、サプレッシ
ョンプール内の水中に浮遊する異物の回収作業として、
水上移動または水中移動可能な吸引手段により異物を周
辺水とともにプール外方に吸引することを特徴とする。
【0021】請求項5の発明は、請求項3記載の原子力
発電所におけるメンテナンス工法において、サプレッシ
ョンプール壁の底部内面に堆積した異物の回収作業とし
て、回転ブラシの周囲に吸引口を配した吸引手段をサプ
レッションプール内の水中に導入して異物を周辺水とと
もにプール外方に吸引することを特徴とする。
【0022】請求項6の発明は、請求項1から5までの
いずれかに記載の原子力発電所におけるメンテナンス工
法において、サプレッションプール内の除染作業とし
て、サプレッションプール壁の内面への付着物または内
面変質物の除去を行うことを特徴とする。
【0023】請求項7の発明は、請求項6記載の原子力
発電所におけるメンテナンス工法において、サプレッシ
ョンプール壁内面の付着物または変質物の除去作業とし
て、回転ブラシの周囲に吸引口を配した吸引手段をサプ
レッションプール水中に導入して異物を周辺水とともに
プール外方に吸引することを特徴とする。
【0024】請求項8の発明は、請求項4、5、6また
は7記載の原子力発電所におけるメンテナンス工法にお
いて、プール外方に吸引した異物、付着物または変質物
と周辺水とを、水処理装置で固液分離することを特徴と
する。
【0025】請求項9の発明は、請求項1から8までの
いずれかに記載の原子力発電所におけるメンテナンス工
法において、サプレッションプール壁の内面の塗膜点検
作業として、水中カメラを用いた塗膜外観の目視観察を
行うことを特徴とする。
【0026】請求項10の発明は、請求項9記載の原子
力発電所におけるメンテナンス工法において、塗膜点検
用の水中カメラとして、サプレッションチェンバ内に設
置した固定カメラおよびサプレッションプール内の水中
で移動可能なカメラの少なくともいずれかを使用するこ
とを特徴とする請求項11の発明は、請求項10記載の
原子力発電所におけるメンテナンス工法において、固定
カメラをサプレッションプール内における概略的な点検
位置の設定用として使用するとともに、サプレッション
プール内の水中で移動可能なカメラとして前記点検位置
に接近する詳細位置設定用の第1移動カメラと、さらに
この第1移動カメラよりも前記点検位置に接近する塗膜
態様観察用の第2移動カメラとを使用することを特徴と
する。
【0027】請求項12の発明は、請求項9、10、1
1のいずれかに記載の原子力発電所におけるメンテナン
ス工法において、水中カメラにより得られる情報をプー
ル外方に設置したモニタテレビで表示し、気中観察を行
うことを特徴とする。
【0028】請求項13の発明は、請求項2から12ま
でのいずれかに記載の原子力発電所におけるメンテナン
ス工法において、サプレッションプール壁の内面の塗膜
の補修塗装用準備作業として、吸引手段を備えたディス
クサンダまたはグラインダを使用して補修位置における
変質または変形した塗膜の剥離ならびに周辺水のプール
外方へ吸引による下地処理を行うことを特徴とする。
【0029】請求項14の発明は、請求項2から12ま
でのいずれかに記載の原子力発電所におけるメンテナン
ス工法において、サプレッションプール壁の内面の塗膜
の補修塗装作業として、周囲に吸引手段を備えたハケ、
ローラその他の塗布手段を使用して、水中塗料の補修面
への塗布を行うとともに、その際に飛散した塗料を周辺
水とともにプール外方へ吸引することを特徴とする。
【0030】請求項15の発明は、請求項1から14ま
でのいずれかに記載の原子力発電所におけるメンテナン
ス工法において、サプレッションプール内に膜厚計を導
入し、サプレッションプール壁の内面の塗膜厚を測定す
ることを特徴とする。
【0031】請求項16の発明は、請求項1から15ま
でのいずれかに記載の作業に加え、サプレッションプー
ル内に水中板厚計測器を導入してサプレッションプール
壁の板厚を測定することを特徴とする。
【0032】請求項17の発明は、請求項1から16ま
でのいずれかに記載の作業に加え、水中作業によりサプ
レッションプール壁の内面に設けられたストレーナを閉
止し、そのストレーナを介してプール外に連通する配管
の弁を点検することを特徴とする。
【0033】請求項18の発明は、原子力発電所におけ
る使用済燃料貯蔵プールの水位を維持したまま、前記使
用済燃料貯蔵プール内の透明度改善および除染を行い、
前記使用済燃料貯蔵プールの水中作業により使用済燃料
貯蔵プール壁の内面の点検、その他の内部点検を行うこ
とを特徴とする。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る原子力発電所
におけるメンテナンス工法の実施の形態について、図1
から図9を参照して説明する。なお、適用する原子炉格
納容器などについては図10から図12をそのまま参照
する。
【0035】図1は、本実施形態による原子力発電所に
おけるメンテナンス工法を概略的に示すフローチャート
である。
【0036】図1に示すように、まず、サプレッション
プール6内の水中に浮遊する異物を周辺水とともに回収
してプール水を浄化させ、透明度を改善させる(ステッ
プa)。
【0037】プール水が浄化され、十分透明になった段
階で、潜水士が水中作業を開始する。この潜水士による
水中メンテナンスは、サプレッションプール壁の底部内
面に堆積する異物の回収およびサプレッションプール壁
の内面の水中除染を行い、サプレッションプール壁の内
面をクリーン化する(ステップb)。この場合の異物お
よび汚染物質も周辺水とともに回収する。
【0038】これらステップaおよびステップbの作業
で回収した異物等と周辺水とは、それぞれ水処理(ステ
ップa′、ステップb′)によって固液分離する。
【0039】サプレッションプール壁6aの内面がクリ
ーン化した状態で、サプレッションプール壁6aの内面
に塗装された塗膜の水中点検を行う(ステップc)。
【0040】そして、塗膜に不適合部分が発見された補
修面に、水中補修塗装を実施する(ステップd)。
【0041】次に、本実施形態による原子力発電所にお
けるメンテナンス工法について詳細に説明する。
【0042】図2は、サプレッションプール6内の水中
に浮遊する異物の回収作業(ステップa)およびその際
の水処理(ステップa′)を説明する概略図である。
【0043】図2に示すように、浮遊異物の回収作業に
は、サプレッションプール6の上方に設置した吸引ポン
プ11と、この吸引ポンプ11に可撓性のホース12を
介して接続され、サプレッションプール6の水中で移動
自在な吸引部材13とを使用する。この吸引部材13を
例えば上方からクレーン等によって水中に吊下し、浮遊
異物を周辺水とともに吸引する。吸引ポンプ11には、
プール外方に設けた水処理装置14および異物回収槽1
5が回収配管11aを介して接続されている。この水処
理装置14で異物と周辺水とを固液分離し、異物は異物
回収槽15に排出配管15aを介して回収し、浄化され
た水は戻し配管11bを介してサプレッションプール6
に戻す。これにより、プール水を浄化し、透明度を改善
できる。
【0044】図3はステップb〜dの水中メンテナンス
に用いられる各種メンテナンス装置を示す説明図であ
る。
【0045】サプレッションプール6の底部内面に堆積
した異物の回収およびサプレッションプール壁6aの内
面の除染(ステップb)には、回転ブラシ16が用いら
れる。この回転ブラシ16は後に詳述するように、周辺
水を吸引できる構成とされており、プール外に設けた吸
引ポンプ17に接続されている。この吸引ポンプ17の
吸引作用により、サプレッションプール6の底部内面に
堆積した異物や、サプレッションプール壁6aの内面の
付着物および変質物を周辺水とともに吸引する。
【0046】サプレッションプール壁6aの内面に塗装
された塗膜の水中点検(ステップc)には、水中ライト
18、固定カメラ19、第1移動カメラ20および第2
移動カメラ21が用いられる。
【0047】水中ライトは、潜水士22のヘルメット2
3に装備され、水中ライトスイッチ24により点滅操作
できる。この水中ライト18を点灯させ、点検箇所を照
らし出すことができる。
【0048】固定カメラ19はサプレッションチェンバ
3内に首振り可能に設置されており、サプレッションプ
ール6内における概略的な点検位置の設定用として使用
する。また、この固定カメラ19は、気中部25にある
テレビモニタ26に接続され、このテレビモニタ26
で、固定カメラ19からの映像を気中部25で観察する
ことができる。
【0049】第1移動カメラ20は、潜水士22のヘル
メット23に装着される。この第1移動カメラ20は、
点検位置に接近する詳細位置設定用として使用する。ま
た、この第1移動カメラ20も気中部25にあるテレビ
モニタ27に接続され、気中部25から塗膜部分を観察
することができる。
【0050】第2移動カメラ21は、潜水士22が水中
で携帯する手動操作用のものである。この第2移動カメ
ラ21は、第1移動カメラ20よりもさらに点検位置に
接近する塗膜態様観察用として使用する。また、この第
2移動カメラ21も気中部25にあるテレビモニタ28
に接続され、気中部25から塗膜態様を観察することが
できる。
【0051】水中点検結果、補修が必要と判明した補修
位置に水中補修塗装作業を行う(ステップd)。
【0052】この水中補修塗装作業として、まず、補修
位置の塗装の下地処理を行う。この下地処理では、ディ
スクサンダ29およびグラインダ30のいずれかまたは
両方を用い、変質した塗料などの研磨を行う。このディ
スクサンダ29およびグラインダ30も周辺水を吸引で
きる構成のものであり(グラインダ30について代表的
に、図6を使用して後に後述する)、前記の吸引ポンプ
17に接続されている。これにより、変質した塗料片等
を周辺水とともにプール外方に吸引しながら下地処理を
行う。
【0053】補修位置の下地処理後、水中補修塗装作業
として補修面に水中塗料を塗布する。この塗布作業で
は、例えばハケ31を用いる。このハケ31も周辺水を
吸引できる構成のものであり、前記同様に、吸引ポンプ
17に接続されている。この吸引ポンプ17により、水
中塗料を塗布する際、水中に飛散した塗料を周辺水とと
もに吸引してプール水の汚れを防止する。
【0054】なお、水中除染および水中補修塗装で使用
する上述した回転ブラシ16、ディスクサンダ29およ
びグラインダ30はエアモータ駆動式であり、それぞれ
所内空気系32aから供給される加圧空気により回転駆
動される。
【0055】また、潜水士22には、例えばエアホース
33を介して給気装置34、空気貯気槽35および所内
空気系32bから空気が供給される。給気装置34には
予備空気ボンベ36が接続され、非常時に備えている。
なお、水中装着用ボンベを使用してもよい。
【0056】さらに、潜水士22は気中部25側の作業
員と通信システム37で連絡をとりあうことができる。
【0057】次に、ステップb〜dの作業工程について
さらに詳細に説明する。
【0058】図4は、潜水士22が、サプレッションプ
ール6の底部内面に堆積した異物の回収を行う様子を具
体的に示している。
【0059】図4に示すように、潜水士22は前述した
回転ブラシ16を携えてサプレッションプール6に潜水
する。回転ブラシ16は可撓性のバキュームホース38
を介して、サプレッションプール6の水面上に設けられ
た吸引ポンプ17と接続されているので、この回転ブラ
シ16は水中移動自在である。吸引ポンプ17はプラッ
トフォーム39上に設けられた水処理装置40と接続さ
れ、サプレッションプール6の底部内面に堆積した異物
を周辺水とともに吸引する。そして、水処理装置40で
異物と周辺水とが固液分離され、浄化された水は、サプ
レッションプール6に戻され、異物は、図示しない異物
回収槽に回収される。
【0060】図5は、回転ブラシ16を拡大して示す断
面図である。この回転ブラシ16はエアモータ41で駆
動される回転ブラシ本体16aを有し、この回転ブラシ
本体16aは、周囲をシールドカバー43およびシール
ドブラシ44により包囲されている。エアモータ41は
図3に示した所内空気系32aとエアホース42を介し
て接続され、この所内空気系32aからの空気で駆動さ
れ、これにより回転ブラシ本体16aが回転する。この
回転ブラシ本体16aの回転によりサプレッションプー
ル6の底部内面に堆積した異物を剥離させる。
【0061】また、シールドカバー43はバキュームホ
ース38を介して、図3に示した吸引ポンプ17に接続
され、回転ブラシ本体16aの周辺水をバキュームホー
ス吸引口45から吸引する。つまり、シ−ルドカバー4
3、シールドブラシ44、バキュームホース38および
吸引ポンプ17で吸引手段46を形成する。したがっ
て、回転ブラシ本体16aの回転により剥離した異物
は、一旦は水中に拡散するが、吸引手段46により周辺
水とともに吸引するので、サプレッションプール6の水
中に異物、付着物および変質物を拡散させず、堆積異物
の回収およびサプレッションプール壁6aの内面の除染
を行うことができる。
【0062】なお、図5に示した回転ブラシ16は一例
であり、回転ブラシ本体16aの周囲に吸収口を有する
構造であれば、他の構成要素についてはさまざまな配置
変更も考えられる。
【0063】次に、サプレッションプール壁6aの内面
の塗膜の水中点検(ステップc)について説明する。
【0064】この水中点検では前述したように、図3に
示した水中ライト18、固定カメラ19、第1移動カメ
ラ20および第2移動カメラ21を用いる。
【0065】水中ライトは潜水士22のヘルメット23
の前面に設けられているので、潜水士22が向く方向に
応じて点検箇所を照らし出すことができる。
【0066】固定カメラ19は気中部25側からの遠隔
操作によって首振り動作し、サプレッションプール6内
における潜水士22の位置を捉えることができ、これに
より、概略的な点検位置を把握することができる。この
固定カメラ19で得られる映像信号は、気中部25にあ
るテレビモニタ26に出力され、このテレビモニタ26
で点検位置を映像として気中観察することができる。
【0067】第1移動カメラ20は潜水士22のヘルメ
ット23の前面に装着されており、この第1移動カメラ
20は、点検位置から一定距離をおいた接近位置映像を
写し出すことができる。この第1移動カメラ20も気中
部25にあるテレビモニタ27に接続されているので、
気中部25で潜水士22の移動位置における詳しい位置
情報を得ることができるとともに、その位置での塗膜部
分の全体的な映像観察ができる。
【0068】さらに、潜水士22は、第2移動カメラ2
1を手動で操作する。この第2移動カメラ21は、第1
移動カメラ20よりもさらに点検位置に接近する塗膜態
様観察用として使用する。また、この第2移動カメラ2
1も気中部25にあるテレビモニタ28に接続されてい
るので、気中部25で塗膜態様を極めて詳細に観察する
ことができる。
【0069】この結果、本実施形態によれば塗膜を0.
5mm単位で精密に点検することができる。塗膜の劣化
は、その劣化部分にサビまたはブリスター(膨れ)を生
じることから前記の点検作業によって確実に判定するこ
とができる。潜水士22はこの塗膜の劣化部分にマーキ
ングをして、補修位置を特定することができるととも
に、後工程の補修塗装の際には容易に位置確認を行うこ
とができる。
【0070】以上の点検作業によってサプレッションプ
ール壁6aの内面の塗膜の補修位置を特定した後、補修
位置の水中補修塗装作業(ステップd)の前段処理とし
て、補修位置の下地処理を行う。
【0071】この補修塗装部位の下地処理は、図3に示
したディスクサンダ29またはグラインダ30を用いて
行う。これらのディスクサンダ29またはグラインダ3
0は、サプレッションチェンバ3の塗装面の母材である
鋼板を切削しない塗膜除去専用の構成のものを用い、補
修塗装位置における変質または変形した塗膜のみを剥離
させる。このディスクサンダ29およびグラインダ30
には吸引ポンプ17が接続され、この吸引ポンプ17で
異物を周辺水とともに吸引するので、水中に異物を拡散
させずに下地処理を行うことができる。
【0072】図6は、代表的にグラインダ30を拡大し
て示す断面図である。このグラインダ30はエアモータ
41で駆動されるグラインダ本体30aを有し、このグ
ラインダ本体30aは、周囲をシールドカバー48およ
びシールドブラシ49により包囲されている。エアモー
タ41は図3に示した所内空気系32aとエアホース4
2を介して接続され、この所内空気系32aからの空気
で駆動され、これによりグラインダ本体30aが回転す
る。このグラインダ本体30aの回転により変質または
変形した塗膜を剥離させる。
【0073】また、シールドカバー48はバキュームホ
ース50を介して、図3に示した吸引ポンプ17に接続
され、グラインダ本体30aの周辺水をバキュームホー
ス吸引口51から吸引する。つまり、シールドカバー4
8、シールドブラシ49、バキュームホース50および
吸引ポンプ17で吸引手段52を形成する。したがっ
て、グラインダ本体30aの回転により剥離した変形ま
たは変質した塗膜は、一旦は水中に拡散するが、吸引手
段52により周辺水とともに吸引するので、サプレッシ
ョンプール6の水中に変質または変形した異物を拡散さ
せず、補修位置の下地処理ができる。
【0074】なお、図6に示したグラインダ30は一例
であり、グラインダ本体30aの周囲に吸収口を有する
構造であれば、他の構成要素についてはさまざまな配置
変更も考えられる。
【0075】補修位置の下地処理終了後、補修塗装の本
作業としての水中塗装を行う。
【0076】水中塗装に用いられる塗料は主剤と硬化剤
とを調合して作られるが、一般に水中塗料は調合後1時
間から2時間で使用できなくなるので、1時間から2時
間で使い切る量だけ調合する。この塗料を、図3に示し
たハケ31を用いて補修面に塗布する。このハケ31は
図示しないが、前述したグラインダ等に類似した周辺水
の吸引口を有する吸引具を併設したもので、その吸引口
が吸引ポンプ17に接続され、この吸引ポンプ17で周
囲に拡散した塗料を周辺水とともに吸引するので、水中
に塗料を拡散させずに補修塗装を行うことができる。な
お、補修塗装部位が小さい場合、潜水士22の手袋の指
部あるいはヘラ等で塗装してもよい。また、補修塗装部
位が広い場合、図示しない塗布ローラを用いて塗装して
もよい。
【0077】図7は、潜水士22の作業状況を説明する
図である。
【0078】この図7に示すように、サプレッションチ
ェンバ3にはドライウェル2と連通するベント管7が挿
入されている。ベント管7はダウンカマ8に接続され、
このダウンカマ8は先端部でサプレッションプール6の
水中に開口している。また、サプレッションプール6内
にはストレーナ53が設けられている。さらに、サプレ
ッションチェンバ3内にはプラットフォーム54、ラダ
ー55およびダイビングステージ55aが設けられ、こ
のダイビングステージ55aから潜水士22がサプレッ
ションプール6に潜水する。
【0079】図7の例では、サプレッションプール6に
は複数の潜水士22a、22b、22c、22dが潜水
している。
【0080】このうち、一の潜水士22aはサプレッシ
ョンプール壁6aの内面の除染作業を行っている。別の
潜水士22bはサプレッションプール壁6aの内面の塗
膜の補修塗装作業を行っている。
【0081】また別の潜水士22cはストレーナ53の
閉止作業を行っている。この作業は、ストレーナ53を
介してプール外に連通する配管の弁(いわゆる水没弁)
の点検を行うためのものである。詳述すると、このスト
レーナ53に連通する図示しない弁の点検は、ストレー
ナ53への閉止カバーの装着あるいは図示しない閉止フ
ランジの取り付け等により、弁へのプール水の流入を遮
断した状態で行うことができる。弁の点検を行い、点検
が終了したら、速やかに図示しない閉止フランジの取り
外し等を行い、ストレーナ53を復旧する。このように
し、サプレッションプール6に付随する弁の点検などに
ついても、水張り状態で行うことができる。
【0082】また、さらに別の潜水士22dは、サプレ
ッションプール壁6aの内面の塗膜厚の検査またはサプ
レッションプール壁6aの鋼板の板厚の検査を行なって
いる。塗膜厚の測定は、図示しないウェットフィルム膜
厚計を用いることにより、水中で行うことができる。サ
プレッションプール壁6aの鋼板の板厚の測定について
も、図示しない水中板厚測定器を用いることにより、水
中で行うことができる。このような塗膜厚または鋼板厚
の検査により、健全性確認なども容易に行うことができ
る。
【0083】以上の一連のメンテナンス作業は、図8に
示すように、サプレッションプール6内の複数の潜水士
22と、気中部25の潜水作業指揮者56、コントロー
ル員57、送気員58、テンダー59およびスタンバイ
潜水士60とが連携して行うことが望ましい。潜水作業
指揮者56は、例えば潜水作業の統括責任者でダイビン
グスケジュールを立案・指揮する。コントロール員57
は、通信システム37を通じて潜水士22との通信およ
び時計記録を行う。送気員58は、給気装置34の管理
を行う。テンダー59は、エアホース33の支援や、サ
プレッションプール6内の潜水士22の監視を行う。ス
タンバイ潜水士60は、サプレッションプール6内の潜
水士22に異常があった場合に救助を行う。このよう
に、各作業員は役割を分担し、メンテナンス作業を安全
に行うことができる。
【0084】また、一連のメンテナン作業終了後、潜水
士22は図9に示すように、サプレッションチェンバ内
に設けられたシャワー設備61で除染することが望まし
い。これにより、除染済みのプール水中での作業を行う
ことに加え、潜水士22の被爆防止を確実なものとする
ことができる。
【0085】以上のように、本実施形態によればサプレ
ッションプール6の水中で塗膜その他のメンテナンスを
行うことにより、従来のメンテナンスで費やしていた水
抜きに起因する多くの作業量、期間、コスト等を省略で
きる。
【0086】なお、以上の実施形態ではサプレッション
プール6のメンテナンスに本発明の工法を適用したが、
このメンテナンス工法は使用済燃料貯蔵プール10にも
適用できる。
【0087】また、前記実施形態では潜水士が作業を行
う例を示したが、作業体は上記移動カメラ等を具備した
潜水ロボットであってもよく、また、プール上方からの
吊下機構等であってもよい。
【0088】
【発明の効果】以上に詳述したように、本発明によれば
サプレッションプールおよび使用済燃料貯蔵プールの水
張り状態下でメンテナンスを行うことにより従来の工法
で費やされていた水抜きに起因する多くの作業量、期
間、コスト等を省略し、比較的簡単な作業で短期間に、
しかも低兼なコストでメンテナンスが行えるという優れ
た効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る原子力発電所におけるメンテナン
ス工法の一実施形態を概略的に示すフローチャート。
【図2】前記実施形態におけるサプレッションプール内
の浮遊異物の回収を説明する図。
【図3】前記実施形態に用いられる各種メンテナンス装
置を示す図。
【図4】前記実施形態における回転ブラシによる除染作
業を説明する図。
【図5】前記実施形態における回転ブラシを拡大して示
す断面図。
【図6】前記実施形態におけるグラインダを拡大して示
す断面図。
【図7】前記実施形態におけるサプレッションチェンバ
内での水中作業を説明する図。
【図8】前記実施形態における気中部とサプレッション
プール部との連携を説明する図。
【図9】前記実施形態における潜水士の除染を説明する
図。
【図10】沸騰水型原子炉の原子炉格納容器の概略断面
図。
【図11】沸騰水型原子炉の原子炉格納容器の別の形式
の概略断面図。
【図12】沸騰水型原子炉の原子炉建屋の平面図。
【符号の説明】
1 原子炉格納容器 2 ドライウェル 3 サプレッションチェンバ 4 原子炉圧力容器基礎台(ペデスタル) 5 原子炉圧力容器 6 サプレッションプール 6a サプレッションプール壁 7 ベント管 8 ダウンカマ 9 原子炉建屋 10 使用済燃料貯蔵プール 11 吸引ポンプ 11a 回収配管 11b 戻し配管 12 ホース 13 吸引部材 14 水処理装置 15 異物回収槽 15a 排出配管 16 回転ブラシ 16a 回転ブラシ本体 17 吸引ポンプ 18 水中ライト 19 固定カメラ 20 第1移動カメラ 21 第2移動カメラ 22、22a、22b、22c、22d 潜水士 23 ヘルメット 24 水中ライトスイッチ 25 気中部 26 テレビモニタ 27 テレビモニタ 28 テレビモニタ 29 ディスクサンダ 30 グラインダ 30a グラインダ本体 31 ハケ 32a 所内空気系 32b 所内空気系 33 エアホース 34 給気装置 35 空気貯気槽 36 予備空気ボンベ 37 通信システム 38 バキュームホース 39 プラットフォーム 40 水処理装置 41 エアモータ 42 エアホース 43 シールドカバー 44 シールドブラシ 45 バキュームホース吸引口 46 吸引手段 48 シールドカバー 49 シールドブラシ 50 バキュームホース 51 バキュームホース吸引口 52 吸引手段 53 ストレーナ 54 プラットフォーム 55 ラダー 55a ダイビングステージ 56 潜水作業指揮者 57 コントロール員 58 送気員 59 テンダー 60 スタンバイ潜水士 61 シャワー設備

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原子力発電所におけるサプレッションチ
    ェンバ内のサプレッションプールの水位を維持したま
    ま、前記サプレッションプール内の透明度改善および除
    染を行い、前記サプレッションプールの水中作業により
    前記サプレッションプール壁の内面の塗膜を点検するこ
    とを特徴とする原子力発電所におけるメンテナンス工
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の原子力発電所におけるメ
    ンテナンス工法において、サプレッションプール壁の内
    面の塗膜を点検した後、その塗膜の補修塗装をサプレッ
    ションプールの水中作業により行うことを特徴とする原
    子力発電所におけるメンテナンス工法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の原子力発電所に
    おけるメンテナンス工法において、サプレッションプー
    ル内の透明度改善および除染作業として、サプレッショ
    ンプール内の水中に浮遊する異物の回収、ならびにサプ
    レッションプール壁の底部内面に堆積する異物の回収を
    行うことを特徴とする原子力発電所におけるメンテナン
    ス工法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の原子力発電所におけるメ
    ンテナンス工法において、サプレッションプール内の水
    中に浮遊する異物の回収作業として、水上移動または水
    中移動可能な吸引手段により異物を周辺水とともにプー
    ル外方に吸引することを特徴とする原子力発電所におけ
    るメンテナンス工法。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の原子力発電所におけるメ
    ンテナンス工法において、サプレッションプール壁の底
    部内面に堆積した異物の回収作業として、回転ブラシの
    周囲に吸引口を配した吸引手段をサプレッションプール
    内の水中に導入して異物を周辺水とともにプール外方に
    吸引することを特徴とする原子力発電所におけるメンテ
    ナンス工法。
  6. 【請求項6】 請求項1から5までのいずれかに記載の
    原子力発電所におけるメンテナンス工法において、サプ
    レッションプール内の除染作業として、サプレッション
    プール壁の内面への付着物または内面変質物の除去を行
    うことを特徴とする原子力発電所におけるメンテナンス
    工法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の原子力発電所におけるメ
    ンテナンス工法において、サプレッションプール壁の内
    面の付着物または変質物の除去作業として、回転ブラシ
    の周囲に吸引口を配した吸引手段をサプレッションプー
    ル内の水中に導入して異物を周辺水とともにプール外方
    に吸引することを特徴とする原子力発電所におけるメン
    テナンス工法。
  8. 【請求項8】 請求項4、5、6または7記載の原子力
    発電所におけるメンテナンス工法において、プール外方
    に吸引した異物、付着物または変質物と周辺水とを、水
    処理装置で固液分離することを特徴とする原子力発電所
    におけるメンテナンス工法。
  9. 【請求項9】 請求項1から8までのいずれかに記載の
    原子力発電所におけるメンテナンス工法において、サプ
    レッションプール壁の内面の塗膜点検作業として、水中
    カメラを用いた塗膜外観の目視観察を行うことを特徴と
    する原子力発電所におけるメンテナンス工法。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の原子力発電所における
    メンテナンス工法において、塗膜点検用の水中カメラと
    して、サプレッションチェンバ内に設置した固定カメラ
    およびサプレッションプール内の水中で移動可能なカメ
    ラの少なくともいずれかを使用することを特徴とする原
    子力発電所におけるメンテナンス工法。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の原子力発電所におけ
    るメンテナンス工法において、固定カメラをサプレッシ
    ョンプール内における概略的な点検位置の設定用として
    使用するとともに、サプレッションプール内の水中で移
    動可能なカメラとして前記点検位置に接近する詳細位置
    設定用の第1移動カメラと、さらにこの第1移動カメラ
    よりも前記点検位置に接近する塗膜態様観察用の第2移
    動カメラとを使用することを特徴とする原子力発電所に
    おけるメンテナンス工法。
  12. 【請求項12】 請求項9、10、11のいずれかに記
    載の原子力発電所におけるメンテナンス工法において、
    水中カメラにより得られる情報をプール外方に設置した
    モニタテレビで表示し、気中観察を行うことを特徴とす
    る原子力発電所におけるメンテナンス工法。
  13. 【請求項13】 請求項2から12までのいずれかに記
    載の原子力発電所におけるメンテナンス工法において、
    サプレッションプール壁の内面の塗膜の補修塗装作業と
    して、吸引手段を備えたディスクサンダまたはグライン
    ダを使用して補修位置における変質または変形した塗膜
    の剥離ならびに周辺水のプール外方へ吸引による下地処
    理を行うことを特徴とする原子力発電所におけるメンテ
    ナンス工法。
  14. 【請求項14】 請求項2から12までのいずれかに記
    載の原子力発電所におけるメンテナンス工法において、
    サプレッションプール壁の内面の塗膜の補修塗装作業と
    して、周囲に吸引手段を備えたハケ、ローラその他の塗
    布手段を使用して、水中塗料の補修面への塗布を行うと
    ともに、その際に飛散した塗料を周辺水とともにプール
    外方へ吸引することを特徴とする原子力発電所における
    メンテナンス工法。
  15. 【請求項15】 請求項1から14までのいずれかに記
    載の原子力発電所におけるメンテナンス工法において、
    サプレッションプール内に膜厚計を導入し、サプレッシ
    ョンプール壁の内面の塗膜厚を測定することを特徴とす
    る原子力発電所におけるメンテナンス工法。
  16. 【請求項16】 請求項1から15までのいずれかに記
    載の作業に加え、サプレッションプール内に水中板厚計
    測器を導入してサプレッションプール壁の板厚を測定す
    ることを特徴とする原子力発電所におけるメンテナンス
    工法。
  17. 【請求項17】 請求項1から16までのいずれかに記
    載の作業に加え、水中作業によりサプレッションプール
    壁の内面に設けられたストレーナを閉止し、そのストレ
    ーナを介してプール外に連通する配管の弁を点検するこ
    とを特徴とする原子力発電所におけるメンテナンス工
    法。
  18. 【請求項18】 原子力発電所における使用済燃料貯蔵
    プールの水位を維持したまま、前記使用済燃料貯蔵プー
    ル内の透明度改善および除染を行い、前記使用済燃料貯
    蔵プールの水中作業により使用済燃料貯蔵プール壁の内
    面の点検、その他の内部点検を行うことを特徴とする原
    子力発電所におけるメンテナンス工法。
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