JPH11230609A - 局所冷房用空調機 - Google Patents
局所冷房用空調機Info
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- JPH11230609A JPH11230609A JP10050208A JP5020898A JPH11230609A JP H11230609 A JPH11230609 A JP H11230609A JP 10050208 A JP10050208 A JP 10050208A JP 5020898 A JP5020898 A JP 5020898A JP H11230609 A JPH11230609 A JP H11230609A
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Abstract
共通のダクトを使用し、これらを空調機の天板に直接取
り付けることができるようにした局所冷房用空調機を提
供すること。 【解決手段】 内部に蒸発器、凝縮器及び圧縮機からな
る冷凍サイクル並びに送風機を備えた局所冷房用空調機
の冷風吹出用ダクト12の取付部12aと、排熱風用吹
出ダクト13の取付部13aとを、同一形状に形成し、
空調機1の天板8に直接取り付けるようにする。
Description
縮器及び圧縮機からなる冷凍サイクル並びに送風機を備
え、蒸発器及び凝縮器にて熱交換した冷風又は排熱風
を、それぞれダクトを介して放出するようにした局所冷
房用空調機に関するものである。
しなければならない作業場や屋外において、作業環境を
改善するためにスポットクーラーと呼ばれる局所冷房用
空調機が採用されている。この局所冷房用空調機は、内
部に蒸発器、凝縮器及び圧縮機からなる冷凍サイクル並
びに送風機を備え、蒸発器及び凝縮器にて熱交換した冷
風又は排熱風を、それぞれダクトを介して目的とする方
向、すなわち、冷風を作業者の方向に、排熱風を作業者
以外の方向に放出するようにしている。
房用空調機は、一般に、蒸発器からの冷風の風量よりも
凝縮器からの排熱風の風量の方が大きく、このため、従
来の局所冷房用空調機においては、図6〜図7に示すよ
うに、冷風吹出用ダクト12Xと比較して、排熱風吹出
用ダクト13Xに使用するダクトに大径のものを使用す
るようにしていた。そして、特に、凝縮器5からの排熱
風を、空調機1の天板8に形成した排熱風吹出口8bか
ら円滑に導出するために、排熱風吹出用ダクト13Xの
基端部にチャンバ14を取り付けるようにしていた。
冷風吹出用ダクト12Xと排熱風吹出用ダクト13Xに
使用するダクトがそれぞれ異なるとともに、排熱風吹出
用ダクト13Xの基端部にチャンバ14を取り付けるよ
うにしているため、空調機の製造コストが上昇するとと
もに、使用形態に応じて、多くの種類のダクトを用意し
なければならないという問題があった。
有する問題点に鑑み、冷風吹出用ダクトと排熱風吹出用
ダクトに、共通のダクトを使用し、これらを空調機の天
板に直接取り付けることができるようにした局所冷房用
空調機を提供することを目的とする。
め、本発明の局所冷房用空調機は、内部に蒸発器、凝縮
器及び圧縮機からなる冷凍サイクル並びに送風機を備え
た局所冷房用空調機において、冷風吹出用ダクトの取付
部と、排熱風用吹出ダクトの取付部とを、同一形状に形
成し、空調機の天板に直接取り付けるようにしたことを
特徴とする。
トの取付部と、排熱風用吹出ダクトの取付部とを、同一
形状に形成し、空調機の天板に直接取り付けるようにす
ることにより、冷風吹出用ダクトと排熱風吹出用ダクト
に、共通のダクトを用いることができる。
取付数を、冷風吹出用ダクト凝縮器用吹出ダクトの取付
数より多くすることができる。
も凝縮器からの排熱風の風量の方が大きい通常の局所冷
房用空調機の運転方法に容易に対応することができる。
を共通のモータで駆動するとともに、凝縮器用送風機に
多翼送風機を用いることができる。
高水準に設定することができ、凝縮器の冷却を安定して
行うことができる。
の実施の形態を図面に基づいて説明する。
の一実施例を示す。この局所冷房用空調機1は、底板7
上に、着脱自在にドレンタンク2と、圧縮機3とを設置
するとともに、ドレンタンク2の上方に、蒸発器4及び
凝縮器5を上下に配列、配置し、さらに、蒸発器用送風
機10及び凝縮器用送風機11を備えるようにする。
に、ドレンパン6を配置し、凝縮器5のフィンを伝って
蒸発できずに落下した蒸発器4で発生したドレン水を受
け、下方のドレンタンク2へ導入するようにする。
にそれぞれ独立して取り付けるとともに、蒸発器4と凝
縮器5とは、所定の間隔、具体的には、0.1〜1.0
mm、好ましくは、0.2〜0.5mmの間隔をあけて
配置することにより、蒸発器4と凝縮器5の間での熱交
換を空気層により遮断するようにする。そして、蒸発器
用送風機10及び凝縮器用送風機11により、蒸発器4
及び凝縮器5を通して空気(外気)を本体フレーム1内
に吸引するように構成する。
1は、それぞれ、ケーシング10K,11Kにて覆うよ
うにする。そして、蒸発器4にて熱交換され、冷却され
た空気は、蒸発器用送風機10を配設したケーシング1
0Kから冷風吹出口8a及び冷風吹出用ダクト12を介
して冷房に使用される。一方、凝縮器5にて熱交換さ
れ、加温された空気は、凝縮器用送風機11を配設した
ケーシング11Kから排熱風吹出口8b及び送風ダクト
13を介して外部へ排出される。このように、蒸発器4
により冷却された空気(冷風)と、凝縮器5により加温
された空気(排熱風)とは分離され、個別に排出される
ものとなる。
送風機10と凝縮器用送風機11とを、凝縮器5の後方
に配設した1台の両軸モータ9により、同時に駆動する
ように構成している。これにより、空調機1の製造コス
トを低廉にすることができるとともに、蒸発器4にて熱
交換され、冷却された空気が、モータの発熱によって加
温されることを防止することができる。なお、蒸発器用
送風機10と凝縮器用送風機11とを個別のモータによ
り駆動するように構成することも可能である。
は、蒸発器用送風機10より大形の多翼送風機を用いる
ことにより、排熱風吹出用ダクト13の風量を高水準に
設定することができ、凝縮器5の冷却を安定して行うこ
とができるものとなる。
1個、冷風吹出口8aと同一形状の排熱風吹出口8bを
2個形成し、天板8のそれぞれの吹出口8a,8bの位
置に、フランジ状をした取付部12a,13aを同一形
状に形成した可撓性を有する冷風吹出用ダクト12又は
排熱風用吹出ダクト13を、ビス止めにより直接取り付
けるようにする。冷風吹出口8a及び排熱風吹出口8b
の数は、本実施例に限定されず、蒸発器4からの冷風の
風量と凝縮器5からの排熱風の風量の設定比率に応じ
て、例えば、冷風吹出口8aを2個、排熱風吹出口8b
を3個設けるようにすることもできる。なお、本実施例
においては、図4に示すように、冷風吹出用ダクト12
に基部をエルボ状に屈曲して形成したダクトを、排熱風
用吹出ダクト13に基部をストレートに形成したダクト
を、それぞれ用いるようにしているが、例えば、逆に用
いる等、ダクト12,13の形状は、空調機1の使用形
態に応じて任意に選定することができる。
風用吹出ダクト13を、ビス止めにより取り付けるため
に天板8は、合成樹脂製とし、天板8に予め形成してお
く取付ビス孔81は、図5に示すように、有底状に形成
することが望ましい。これにより、排熱風用吹出ダクト
13に代えて、図6〜図7に示すような基端部にチャン
バ14を備えた排熱風吹出用ダクト13Xを取り付ける
ようにした場合に、ビスを挿通しない取付ビス孔81か
らの風洩れを防止することができる。
風吹出用ダクトの取付部と、排熱風用吹出ダクトの取付
部とを、同一形状に形成し、空調機の天板に直接取り付
けるようにすることにより、冷風吹出用ダクトと排熱風
吹出用ダクトに、共通のダクトを用いることができ、空
調機の使用形態に対応するために予め用意するダクトの
種類を少なくできることと相俟って、空調機の製造コス
トを低廉にすることができる。
風吹出用ダクト凝縮器用吹出ダクトの取付数より多くす
ることにより、蒸発器からの冷風の風量よりも凝縮器か
らの排熱風の風量の方が大きい通常の局所冷房用空調機
の運転方法に容易に対応することができる。
を共通のモータで駆動するとともに、凝縮器用送風機に
多翼送風機を用いることにより、排熱風吹出用ダクトの
風量を高水準に設定することができ、凝縮器の冷却を安
定して行うことができる。
面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 内部に蒸発器、凝縮器及び圧縮機からな
る冷凍サイクル並びに送風機を備えた局所冷房用空調機
において、冷風吹出用ダクトの取付部と、排熱風用吹出
ダクトの取付部とを、同一形状に形成し、空調機の天板
に直接取り付けるようにしたことを特徴とする局所冷房
用空調機。 - 【請求項2】 排熱風用吹出ダクトの取付数を、冷風吹
出用ダクト凝縮器用吹出ダクトの取付数より多くしたこ
とを特徴とする請求項1記載の局所冷房用空調機。 - 【請求項3】 蒸発器用送風機と凝縮器用送風機とを共
通のモータで駆動するとともに、凝縮器用送風機に多翼
送風機を用いたことを特徴とする請求項1又は2記載の
空調機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05020898A JP3315073B2 (ja) | 1998-02-16 | 1998-02-16 | 局所冷房用空調機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05020898A JP3315073B2 (ja) | 1998-02-16 | 1998-02-16 | 局所冷房用空調機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11230609A true JPH11230609A (ja) | 1999-08-27 |
JP3315073B2 JP3315073B2 (ja) | 2002-08-19 |
Family
ID=12852694
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05020898A Expired - Fee Related JP3315073B2 (ja) | 1998-02-16 | 1998-02-16 | 局所冷房用空調機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3315073B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022092790A (ja) * | 2020-12-11 | 2022-06-23 | 三菱重工冷熱株式会社 | スポットエアコン |
JP2023074837A (ja) * | 2021-11-18 | 2023-05-30 | 新日本空調株式会社 | 熱源一体型空調機を利用したタスク空調システムおよびその方法 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH03282137A (ja) * | 1990-03-30 | 1991-12-12 | Toshiba Corp | 空気調和機 |
JPH04129034U (ja) * | 1991-05-17 | 1992-11-25 | 三菱電機株式会社 | 空気調和装置 |
JPH05240460A (ja) * | 1992-02-27 | 1993-09-17 | Sanyo Electric Co Ltd | 局所冷房機 |
JPH05248697A (ja) * | 1992-11-04 | 1993-09-24 | Sanyo Electric Co Ltd | スポット冷房機 |
-
1998
- 1998-02-16 JP JP05020898A patent/JP3315073B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP3315073B2 (ja) | 2002-08-19 |
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