JPH11229165A - Crのエッチング方法 - Google Patents
Crのエッチング方法Info
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- JPH11229165A JPH11229165A JP2766198A JP2766198A JPH11229165A JP H11229165 A JPH11229165 A JP H11229165A JP 2766198 A JP2766198 A JP 2766198A JP 2766198 A JP2766198 A JP 2766198A JP H11229165 A JPH11229165 A JP H11229165A
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- Japan
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- etching
- gas
- etching rate
- uniformity
- gas flow
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 エッチング速度を高めて製造効率を向上させ
ることができるとともに、エッチング速度を均一にする
ことによってパターニング精度を高めることのできるC
rのエッチング方法を提供する。 【解決手段】 ガス流量比が0.2〜0.5の領域にお
いて、エッチング速度及び均一性の双方が大きく変化
し、また、ガス流量比が2.1以上でもエッチング速度
及び均一性の双方が大きく変化する。したがって、エッ
チング速度が大きく、しかもエッチング速度の均一性が
良好な範囲としては、ガス流量比が0.5〜2.1の範
囲となる。このように従来よりも小さいガス流量比の領
域において、エッチング速度及びその均一性の双方が急
激に向上することを発見し、当該領域においてエッチン
グ工程を行うことにより、スループットの大幅な向上
と、パターン精度の向上とを再現性良く得ることができ
る。
ることができるとともに、エッチング速度を均一にする
ことによってパターニング精度を高めることのできるC
rのエッチング方法を提供する。 【解決手段】 ガス流量比が0.2〜0.5の領域にお
いて、エッチング速度及び均一性の双方が大きく変化
し、また、ガス流量比が2.1以上でもエッチング速度
及び均一性の双方が大きく変化する。したがって、エッ
チング速度が大きく、しかもエッチング速度の均一性が
良好な範囲としては、ガス流量比が0.5〜2.1の範
囲となる。このように従来よりも小さいガス流量比の領
域において、エッチング速度及びその均一性の双方が急
激に向上することを発見し、当該領域においてエッチン
グ工程を行うことにより、スループットの大幅な向上
と、パターン精度の向上とを再現性良く得ることができ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はCrのエッチング方
法に係り、特に、プラズマエッチング装置によってCr
を高精度にパターニングする場合に好適な技術に関す
る。
法に係り、特に、プラズマエッチング装置によってCr
を高精度にパターニングする場合に好適な技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体装置や液晶表示装置等の製
造工程において、基板等の表面上にCr層をパターニン
グする場合には、一旦Crをスパッタリングや蒸着等に
よって被着してCr層を全面的に形成し、その後、レジ
スト層等によってCr層の表面を部分的に被覆した状態
で、エッチングを行うことが多い。
造工程において、基板等の表面上にCr層をパターニン
グする場合には、一旦Crをスパッタリングや蒸着等に
よって被着してCr層を全面的に形成し、その後、レジ
スト層等によってCr層の表面を部分的に被覆した状態
で、エッチングを行うことが多い。
【0003】Cr層のエッチング工程は、主として、塩
素ガスと酸素ガスを含む反応ガスを高周波電界によって
プラズマ化するように構成されたプラズマエッチング装
置により行う場合がある。
素ガスと酸素ガスを含む反応ガスを高周波電界によって
プラズマ化するように構成されたプラズマエッチング装
置により行う場合がある。
【0004】このプラズマエッチング装置のうちの平行
平板型の装置の概略構造を図1に示す。このプラズマエ
ッチング装置を用いてドライエッチングを行う場合に
は、一般的にプラズマエッチングモード(以下、単に
「PEモード」という。)と、反応性イオンエッチング
モード(以下、単に「RIEモード」という。)の2種
類の方法があるが、図1に示すものは、PEモードにて
ドライエッチングを行う場合の構成を示している。
平板型の装置の概略構造を図1に示す。このプラズマエ
ッチング装置を用いてドライエッチングを行う場合に
は、一般的にプラズマエッチングモード(以下、単に
「PEモード」という。)と、反応性イオンエッチング
モード(以下、単に「RIEモード」という。)の2種
類の方法があるが、図1に示すものは、PEモードにて
ドライエッチングを行う場合の構成を示している。
【0005】チャンバー10の内部には、円盤形状の上
部電極11及び下部電極12とが相互に対向するように
配置されており、それぞれ給電ライン13,14を介し
て所定の電位が供給されるようになっている。上部電極
11の内部には給気口15から反応ガスが導入されるよ
うになっており、この反応ガスは、上部電極11の表面
11aに形成された多数の細孔から下部電極12に向け
て放出されるようになっている。下部電極12の表面上
には、エッチング処理されるCr層が被着された基板2
0が配置されている。
部電極11及び下部電極12とが相互に対向するように
配置されており、それぞれ給電ライン13,14を介し
て所定の電位が供給されるようになっている。上部電極
11の内部には給気口15から反応ガスが導入されるよ
うになっており、この反応ガスは、上部電極11の表面
11aに形成された多数の細孔から下部電極12に向け
て放出されるようになっている。下部電極12の表面上
には、エッチング処理されるCr層が被着された基板2
0が配置されている。
【0006】チャンバー10内のガスは、排気管16を
介して図示しない排気装置によって排出されるようにな
っている。チャンバー10内のガスは、下部電極12の
外縁部の外側の全周から下部電極12の裏面側に移動
し、ここから排気管16へと向かって排出される。
介して図示しない排気装置によって排出されるようにな
っている。チャンバー10内のガスは、下部電極12の
外縁部の外側の全周から下部電極12の裏面側に移動
し、ここから排気管16へと向かって排出される。
【0007】上部電極11は、給電ライン13を介して
コンデンサ17に接続され、さらにコンデンサ17は高
周波電源18に接続されている。一方、下部電極12
は、給電ライン14を介して接地電位に接続されてい
る。
コンデンサ17に接続され、さらにコンデンサ17は高
周波電源18に接続されている。一方、下部電極12
は、給電ライン14を介して接地電位に接続されてい
る。
【0008】図1に示す装置はPEモードによってドラ
イエッチングを行うようになっているが、RIEモード
によってドライエッチングを行う場合には、上部電極を
接地電位に接続し、下部電極を高周波電源に接続するよ
うに構成する。
イエッチングを行うようになっているが、RIEモード
によってドライエッチングを行う場合には、上部電極を
接地電位に接続し、下部電極を高周波電源に接続するよ
うに構成する。
【0009】上記装置で用いる反応ガスは、基本的に塩
素ガスと酸素ガスとを所定割合で混合したものである。
Crをエッチングする場合には、酸素ガスが不可欠であ
り、反応ガス中に酸素がないとエッチングが起こらな
い。エッチングに際しては、主として以下の反応式
(1)及び(2)で示される反応が起こっている。これ
らの反応式により生成される化合物(塩化クロミル)は
揮発性であり、反応ガスとともにチャンバー10内から
排出される。
素ガスと酸素ガスとを所定割合で混合したものである。
Crをエッチングする場合には、酸素ガスが不可欠であ
り、反応ガス中に酸素がないとエッチングが起こらな
い。エッチングに際しては、主として以下の反応式
(1)及び(2)で示される反応が起こっている。これ
らの反応式により生成される化合物(塩化クロミル)は
揮発性であり、反応ガスとともにチャンバー10内から
排出される。
【0010】 Cr + 2O + 2Cl → CrO2Cl2↑ …(1) CrOx + (2−x)O + 2Cl → CrO2Cl2↑ …(2) また、塩素が過剰の場合には以下の反応式(3)、酸素
が過剰な場合には以下の反応式(4)で示される反応も
発生していると考えられる。
が過剰な場合には以下の反応式(4)で示される反応も
発生していると考えられる。
【0011】 Cr + nCl → CrCln(n=2,3等) …(3) Cr + mO → CrOm(m=1,1.5等) …(4) これらの反応式(3)及び(4)によって生成される化
合物は不揮発性物質であるため、そのままでは排出され
ないが、さらに反応ガスと反応することによって、最終
的には上記反応式(1)及び(2)によって生成される
ものと同じ揮発性の塩化クロミルになり排出される。
合物は不揮発性物質であるため、そのままでは排出され
ないが、さらに反応ガスと反応することによって、最終
的には上記反応式(1)及び(2)によって生成される
ものと同じ揮発性の塩化クロミルになり排出される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
エッチング方法では、エッチング速度が遅いため、エッ
チング工程におけるスループットの向上に限界があり、
製造効率が悪いという問題点がある。特に、上記装置を
用いたエッチング工程は枚葉処理であるので、製造工程
全体の効率に与える影響は大きい。
エッチング方法では、エッチング速度が遅いため、エッ
チング工程におけるスループットの向上に限界があり、
製造効率が悪いという問題点がある。特に、上記装置を
用いたエッチング工程は枚葉処理であるので、製造工程
全体の効率に与える影響は大きい。
【0013】また、基板の面内においてエッチング速度
にばらつきがあり、このエッチング速度の不均一性によ
って、基板上の場所によってパターン幅が変わってしま
ったり、パターニング不良が発生するという問題点があ
る。この場合には、エッチング速度の大きなばらつきが
あると、エッチング速度の小さい領域のエッチングを完
全に行うために、工程全体の所要時間が増大してしま
う。
にばらつきがあり、このエッチング速度の不均一性によ
って、基板上の場所によってパターン幅が変わってしま
ったり、パターニング不良が発生するという問題点があ
る。この場合には、エッチング速度の大きなばらつきが
あると、エッチング速度の小さい領域のエッチングを完
全に行うために、工程全体の所要時間が増大してしま
う。
【0014】特に、MIM素子を備えたアクティブマト
リクス型液晶表示体を製造する場合においては、MIM
素子の少なくとも一方の電極のパターニングに際して上
述のエッチング工程を用いると、エッチングの不均一性
によってMIM素子の接合面積にばらつきが生じ、階調
特性のばらつきにより表示ムラが発生する場合があるた
め、表示品位や製品の歩留まりに大きな影響を与えると
いう問題点がある。
リクス型液晶表示体を製造する場合においては、MIM
素子の少なくとも一方の電極のパターニングに際して上
述のエッチング工程を用いると、エッチングの不均一性
によってMIM素子の接合面積にばらつきが生じ、階調
特性のばらつきにより表示ムラが発生する場合があるた
め、表示品位や製品の歩留まりに大きな影響を与えると
いう問題点がある。
【0015】そこで本発明は上記問題点を解決するもの
であり、その課題は、エッチング速度を高めて製造効率
を向上させることができるとともに、エッチング速度を
均一にすることによってパターニング精度を高めること
のできるCrのエッチング方法を提供することにある。
であり、その課題は、エッチング速度を高めて製造効率
を向上させることができるとともに、エッチング速度を
均一にすることによってパターニング精度を高めること
のできるCrのエッチング方法を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明が講じた手段は、塩素ガス及び酸素ガスを含む
反応ガスをプラズマ化して生成する活性化ガスによりC
rをエッチングするエッチング方法において、前記塩素
ガスに対する前記酸素ガスのガス流量比を0.5〜2.
1の範囲内に設定して行うことを特徴とする。
に本発明が講じた手段は、塩素ガス及び酸素ガスを含む
反応ガスをプラズマ化して生成する活性化ガスによりC
rをエッチングするエッチング方法において、前記塩素
ガスに対する前記酸素ガスのガス流量比を0.5〜2.
1の範囲内に設定して行うことを特徴とする。
【0017】この手段によれば、ガス流量比を0.5〜
2.1の範囲内に設定することによって、エッチング速
度及びその均一性の双方を他の条件に較べて大幅に改善
することができる。
2.1の範囲内に設定することによって、エッチング速
度及びその均一性の双方を他の条件に較べて大幅に改善
することができる。
【0018】ここで、前記反応ガスの圧力を270〜4
10mmtorrとすることが好ましい。
10mmtorrとすることが好ましい。
【0019】この手段によれば、反応ガスの圧力を27
0〜410mmtorrの範囲内に設定することによっ
て、エッチング速度及びその均一性をさらに向上させる
ことができる。
0〜410mmtorrの範囲内に設定することによっ
て、エッチング速度及びその均一性をさらに向上させる
ことができる。
【0020】また、塩素ガス及び酸素ガスを含む反応ガ
スをプラズマ化して生成する活性化ガスによりCrをエ
ッチングするエッチング方法において、前記反応ガスの
圧力を270〜410mmtorrとすることを特徴と
する。
スをプラズマ化して生成する活性化ガスによりCrをエ
ッチングするエッチング方法において、前記反応ガスの
圧力を270〜410mmtorrとすることを特徴と
する。
【0021】この手段によれば、反応ガスの圧力を27
0〜410mmtorrの範囲内に設定することによっ
て、エッチング速度及びその均一性を他の条件に較べて
大幅に改善することができる。
0〜410mmtorrの範囲内に設定することによっ
て、エッチング速度及びその均一性を他の条件に較べて
大幅に改善することができる。
【0022】上記各手段において、特に、前記エッチン
グ方法はプラズマエッチングモードにて行うことが望ま
しい。
グ方法はプラズマエッチングモードにて行うことが望ま
しい。
【0023】この手段によれば、プラズマエッチングモ
ードで行うことによってエッチング速度を高めることが
できるので、特に効果的にエッチング処理を行うことが
できる。
ードで行うことによってエッチング速度を高めることが
できるので、特に効果的にエッチング処理を行うことが
できる。
【0024】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明
に係る実施形態について説明する。本実施形態は、図1
に示す装置を用いて、アクティブマトリクス形の液晶表
示体を構成するためのガラス製の素子基板上のCr層を
パターニングする工程を行うための方法である。Cr層
を残したい部分の表面上には、感光性レジストを塗布し
てからフォトリソグラフィによってパターニングするこ
とによって形成されたレジスト層が形成されている。
に係る実施形態について説明する。本実施形態は、図1
に示す装置を用いて、アクティブマトリクス形の液晶表
示体を構成するためのガラス製の素子基板上のCr層を
パターニングする工程を行うための方法である。Cr層
を残したい部分の表面上には、感光性レジストを塗布し
てからフォトリソグラフィによってパターニングするこ
とによって形成されたレジスト層が形成されている。
【0025】予め、上記素子基板の表面上には、たとえ
ば、酸化Taの下地層が全面的に形成され、その後、ス
パッタリングにより被着されたTa層をパターニング
し、配線層に対して画素領域毎に設けられた第1電極部
が一体に形成される。次に、第1電極部の表面を陽極酸
化法によって酸化し、薄い絶縁膜が形成される。さら
に、この絶縁膜の表面上には、Crからなる第2電極層
が形成され、ここに、Cr/酸化Ta/Taの構造を備
えたMIM素子が形成される。第2電極層は、通常、I
TO(インジウムスズ酸化物)からなる画素電極に接続
される。
ば、酸化Taの下地層が全面的に形成され、その後、ス
パッタリングにより被着されたTa層をパターニング
し、配線層に対して画素領域毎に設けられた第1電極部
が一体に形成される。次に、第1電極部の表面を陽極酸
化法によって酸化し、薄い絶縁膜が形成される。さら
に、この絶縁膜の表面上には、Crからなる第2電極層
が形成され、ここに、Cr/酸化Ta/Taの構造を備
えたMIM素子が形成される。第2電極層は、通常、I
TO(インジウムスズ酸化物)からなる画素電極に接続
される。
【0026】本実施形態においては、上記の第2電極層
を形成するために、全面的に被着されたCr層の表面上
に、第2電極層の平面パターンに応じてフォトリソグラ
フィによってパターニングしたレジスト層を形成し、素
子基板を図1に示す下部電極12の表面上に載置して、
以下の条件にてCr層のエッチングを行った。
を形成するために、全面的に被着されたCr層の表面上
に、第2電極層の平面パターンに応じてフォトリソグラ
フィによってパターニングしたレジスト層を形成し、素
子基板を図1に示す下部電極12の表面上に載置して、
以下の条件にてCr層のエッチングを行った。
【0027】 上部電極及び下部電極の面積 500mm×500mm 電極間距離 100mm チャンバー容積 200リットル チャンバー内圧力 250mmtorr RFパワー 1000W RF周波数 13.56MHz 電極温度 20℃ チャンバー温度 20℃ 塩素ガス流量 300cc/min 酸素ガス流量 可変 素子基板サイズ 300mm×350mm 上記条件にて、塩素ガスの流量に対する酸素ガスの流量
の比(以下、単に「ガス流量比」という。)を変化させ
て平均のエッチング速度(Å/min)と、エッチング
均一性(%)とを測定した。その結果を図2に示す。
の比(以下、単に「ガス流量比」という。)を変化させ
て平均のエッチング速度(Å/min)と、エッチング
均一性(%)とを測定した。その結果を図2に示す。
【0028】ここで、素子基板の表面上に中心位置、四
隅に近い4つの周縁位置及び4つの中間位置の合計9つ
の測定位置を予め設定し、これらの測定位置についてエ
ッチング量を測定した。そして、各測定位置のエッチン
グ量をエッチング時間で除算することによってエッチン
グ速度を算出し、その平均値を上記のエッチング速度と
した。また、各測定位置のエッチング速度を求め、以下
の式によってエッチング均一性を求めた。
隅に近い4つの周縁位置及び4つの中間位置の合計9つ
の測定位置を予め設定し、これらの測定位置についてエ
ッチング量を測定した。そして、各測定位置のエッチン
グ量をエッチング時間で除算することによってエッチン
グ速度を算出し、その平均値を上記のエッチング速度と
した。また、各測定位置のエッチング速度を求め、以下
の式によってエッチング均一性を求めた。
【0029】(Rmax−Rmin)/(Rmax+R
min)×100(%) ここで、Rmaxはエッチング速度の最大値、Rmin
はエッチング速度の最小値である。
min)×100(%) ここで、Rmaxはエッチング速度の最大値、Rmin
はエッチング速度の最小値である。
【0030】図2に示すように、ガス流量比が0.2〜
0.5の領域において、エッチング速度及び均一性の双
方が大きく変化し、また、ガス流量比が2.1以上でも
エッチング速度及び均一性の双方が大きく変化する。し
たがって、エッチング速度が大きく、しかもエッチング
速度の均一性が良好な範囲としては、ガス流量比が0.
5〜2.1の範囲となる。特に、均一性を良好にすると
いう観点から見ると、ガス流量比が0.6〜2.0の範
囲が好ましい。さらに、エッチング速度及び均一性の安
定性乃至は再現性を確保するためには、ガス流量比が
1.0〜1.4の範囲であることが望ましく、最も望ま
しいのは1.2であった。
0.5の領域において、エッチング速度及び均一性の双
方が大きく変化し、また、ガス流量比が2.1以上でも
エッチング速度及び均一性の双方が大きく変化する。し
たがって、エッチング速度が大きく、しかもエッチング
速度の均一性が良好な範囲としては、ガス流量比が0.
5〜2.1の範囲となる。特に、均一性を良好にすると
いう観点から見ると、ガス流量比が0.6〜2.0の範
囲が好ましい。さらに、エッチング速度及び均一性の安
定性乃至は再現性を確保するためには、ガス流量比が
1.0〜1.4の範囲であることが望ましく、最も望ま
しいのは1.2であった。
【0031】従来、上記装置を用いたエッチングにおい
ては、エッチングを行うためにCrを十分に酸化させる
必要があることから、ガス流量比を2.8程度としてい
た。しかし、発明者らは、従来よりも小さいガス流量比
の領域において、エッチング速度及びその均一性の双方
が急激に向上することを発見し、当該領域においてエッ
チング工程を行うことにより、スループットの大幅な向
上と、パターン精度の向上とを再現性良く得ることがで
きた。
ては、エッチングを行うためにCrを十分に酸化させる
必要があることから、ガス流量比を2.8程度としてい
た。しかし、発明者らは、従来よりも小さいガス流量比
の領域において、エッチング速度及びその均一性の双方
が急激に向上することを発見し、当該領域においてエッ
チング工程を行うことにより、スループットの大幅な向
上と、パターン精度の向上とを再現性良く得ることがで
きた。
【0032】エッチング速度に関しては、以下のような
ことが考えられる。Crは基本的にはCrOxにならな
いとエッチングされないため、酸素比率が低過ぎる領域
では酸素の供給律速となり、塩素量が十分であっても反
応速度は向上しない。逆に、酸素比率が高過ぎる領域で
は、塩素が不足して塩素の供給律速となり、やはり反応
速度は低下してしまう。
ことが考えられる。Crは基本的にはCrOxにならな
いとエッチングされないため、酸素比率が低過ぎる領域
では酸素の供給律速となり、塩素量が十分であっても反
応速度は向上しない。逆に、酸素比率が高過ぎる領域で
は、塩素が不足して塩素の供給律速となり、やはり反応
速度は低下してしまう。
【0033】また、エッチング速度の均一性に関して
は、以下のようなことが考えられる。平行平板形の装置
の場合、チャンバー内のガスの流れは、排出口の配置に
よって下部電極中央部近傍から下部電極周縁部へと向か
う。このような状況で、酸素比率が低過ぎると、上流側
である下部電極中央部近傍に較べて、下流の周縁部では
エッチング速度が遅くなる。このため、均一性は低下す
る。逆に、酸素比率が高過ぎる場合には、塩素が不足す
るため、上流側である下部電極中央部近傍に較べて、下
流の周縁部ではやはりエッチング速度が遅くなり、均一
性が悪化する。
は、以下のようなことが考えられる。平行平板形の装置
の場合、チャンバー内のガスの流れは、排出口の配置に
よって下部電極中央部近傍から下部電極周縁部へと向か
う。このような状況で、酸素比率が低過ぎると、上流側
である下部電極中央部近傍に較べて、下流の周縁部では
エッチング速度が遅くなる。このため、均一性は低下す
る。逆に、酸素比率が高過ぎる場合には、塩素が不足す
るため、上流側である下部電極中央部近傍に較べて、下
流の周縁部ではやはりエッチング速度が遅くなり、均一
性が悪化する。
【0034】さらに、Crをエッチングするには、まず
Crを酸化させることが必要であるため、反応ガス中に
は酸素が不可欠となるが、この酸素によって、Cr層を
パターニングする際に、Cr層の表面上を部分的に被覆
するレジスト層がアッシングされる。このため、Cr層
は、エッチング中にレジスト層が細ることによってテー
パー状にエッチングされてしまうという問題点がある。
また、サイドエッチングが発生する場合もある。したが
って、酸素濃度はなるべく少なくした方がよい。本実施
形態では、従来よりもガス流量比の低い領域でエッチン
グを行うため、レジスト層のアッシングを抑制すること
ができるので、レジスト層のエッチングやサイドエッチ
ングを低減することができ、パターン精度を向上させる
ことが可能となる。
Crを酸化させることが必要であるため、反応ガス中に
は酸素が不可欠となるが、この酸素によって、Cr層を
パターニングする際に、Cr層の表面上を部分的に被覆
するレジスト層がアッシングされる。このため、Cr層
は、エッチング中にレジスト層が細ることによってテー
パー状にエッチングされてしまうという問題点がある。
また、サイドエッチングが発生する場合もある。したが
って、酸素濃度はなるべく少なくした方がよい。本実施
形態では、従来よりもガス流量比の低い領域でエッチン
グを行うため、レジスト層のアッシングを抑制すること
ができるので、レジスト層のエッチングやサイドエッチ
ングを低減することができ、パターン精度を向上させる
ことが可能となる。
【0035】次に、上述の実験において最も好ましいガ
ス流量比1.2とし、他の条件は上記の値に保持したま
ま、チャンバー内圧力を変化させて実験を行った。その
結果を図3に示す。チャンバー内圧力は、250〜27
0mmtorrの領域で圧力を増加させると均一性が急
激に向上し、エッチング速度も比較的変化は少ないもの
の向上している。また、均一性は380mmtorr程
度から悪化し始め、410mmtorr以上になるとエ
ッチング速度も低下し始める。この結果、270〜41
0mmtorrの範囲で良好なエッチング速度及び均一
性が得られる。特に、275〜380mmtorrが安
定的に好結果が得られる点で好ましい。さらに、極めて
優れたエッチング速度及び均一性が再現性良く得られる
範囲として340〜360mmtorrが望ましく、最
も望ましい条件は350mmtorrであった。
ス流量比1.2とし、他の条件は上記の値に保持したま
ま、チャンバー内圧力を変化させて実験を行った。その
結果を図3に示す。チャンバー内圧力は、250〜27
0mmtorrの領域で圧力を増加させると均一性が急
激に向上し、エッチング速度も比較的変化は少ないもの
の向上している。また、均一性は380mmtorr程
度から悪化し始め、410mmtorr以上になるとエ
ッチング速度も低下し始める。この結果、270〜41
0mmtorrの範囲で良好なエッチング速度及び均一
性が得られる。特に、275〜380mmtorrが安
定的に好結果が得られる点で好ましい。さらに、極めて
優れたエッチング速度及び均一性が再現性良く得られる
範囲として340〜360mmtorrが望ましく、最
も望ましい条件は350mmtorrであった。
【0036】エッチング速度に関しては、以下のような
ことが考えられる。チャンバー内圧力が低過ぎると反応
ガスの滞留時間が短くなるため、基板上のCr層と反応
する前に排出されてしまう活性ガスが多くなり、エッチ
ング速度が低下する。逆に、圧力が高過ぎると、活性ガ
スとCr層との反応によって生成した反応生成物の排出
が遅れるため、反応ガスの供給律速となるから、エッチ
ング速度はやはり低下する。
ことが考えられる。チャンバー内圧力が低過ぎると反応
ガスの滞留時間が短くなるため、基板上のCr層と反応
する前に排出されてしまう活性ガスが多くなり、エッチ
ング速度が低下する。逆に、圧力が高過ぎると、活性ガ
スとCr層との反応によって生成した反応生成物の排出
が遅れるため、反応ガスの供給律速となるから、エッチ
ング速度はやはり低下する。
【0037】また、エッチング速度の均一性に関して
は、以下のようなことが考えられる。圧力が低過ぎる
と、反応ガスの流れが速くなるため、上流側である下部
電極中央部近傍のエッチング速度が低くなり、均一性が
低下する。圧力が高すぎても、反応生成物が滞留し易い
下部電極中央部近傍のエッチング速度が低下し、均一性
が悪化する。
は、以下のようなことが考えられる。圧力が低過ぎる
と、反応ガスの流れが速くなるため、上流側である下部
電極中央部近傍のエッチング速度が低くなり、均一性が
低下する。圧力が高すぎても、反応生成物が滞留し易い
下部電極中央部近傍のエッチング速度が低下し、均一性
が悪化する。
【0038】従来においては、例えば250mmtor
r程度の比較的低い圧力領域でエッチングを行っていた
ので、反応ガスの流れが速くなり、滞留時間も短いた
め、反応ガスとCr層とが充分に反応する余裕がなく、
反応ガスのエッチング能力自体を充分に用いることがで
きないため、全体的にエッチング速度が低くなっていた
と思われる。また、反応ガスの流れが速過ぎるためにガ
スの流れの上流側に位置する部分では、活性ガスが充分
にCrと接触しないことにより、エッチング速度の均一
性を悪化させていたと考えられる。
r程度の比較的低い圧力領域でエッチングを行っていた
ので、反応ガスの流れが速くなり、滞留時間も短いた
め、反応ガスとCr層とが充分に反応する余裕がなく、
反応ガスのエッチング能力自体を充分に用いることがで
きないため、全体的にエッチング速度が低くなっていた
と思われる。また、反応ガスの流れが速過ぎるためにガ
スの流れの上流側に位置する部分では、活性ガスが充分
にCrと接触しないことにより、エッチング速度の均一
性を悪化させていたと考えられる。
【0039】上述のように、エッチング速度及びその均
一性は、チャンバー内のガス圧力によって大きく影響さ
れる。この原因としては、基板上へのラジカルの供給量
が密接に関係していると思われる。このため、本実施形
態では、チャンバー容積が約200リットルとなってい
るが、本実施形態と同様の電極面積であってもチャンバ
ー容積がより大きくなると、ガス圧がより低くても同様
のラジカルの供給量を得ることができるものと考えられ
る。したがって、ガス圧力の最適値はチャンバー容積或
いはチャンバー形状によって変動するものであり、上記
の270〜410mmtorr若しくは275〜380
mmtorrの範囲内において、チャンバー容積に応じ
て最も好ましい圧力値を適宜設定することが望まれる。
たとえば、所定の圧力範囲においては、チャンバー容積
とガス圧力との積を所定の値に設定しておき、チャンバ
ー容積の変化に応じてガス圧力を反比例させて変化させ
ることが考えられる。
一性は、チャンバー内のガス圧力によって大きく影響さ
れる。この原因としては、基板上へのラジカルの供給量
が密接に関係していると思われる。このため、本実施形
態では、チャンバー容積が約200リットルとなってい
るが、本実施形態と同様の電極面積であってもチャンバ
ー容積がより大きくなると、ガス圧がより低くても同様
のラジカルの供給量を得ることができるものと考えられ
る。したがって、ガス圧力の最適値はチャンバー容積或
いはチャンバー形状によって変動するものであり、上記
の270〜410mmtorr若しくは275〜380
mmtorrの範囲内において、チャンバー容積に応じ
て最も好ましい圧力値を適宜設定することが望まれる。
たとえば、所定の圧力範囲においては、チャンバー容積
とガス圧力との積を所定の値に設定しておき、チャンバ
ー容積の変化に応じてガス圧力を反比例させて変化させ
ることが考えられる。
【0040】本実施形態では、上述のように、ガス流量
比とチャンバー内圧力(ガス圧)とに関して、それぞれ
従来の通常条件とは異なる領域において、エッチング速
度及びその均一性の双方が極めて急激に向上する範囲が
存在し、当該範囲に含まれる条件にてエッチングを行う
ことによって、製造工程におけるスループットの向上及
びパターン精度の向上を図ることができるようになっ
た。特に、ガス流量比を上記範囲内に設定するとともに
ガス圧力をも上記範囲に設定することにより、エッチン
グ速度及びその均一性を大幅に向上させることが可能と
なった。この結果、エッチング速度及び均一性の再現性
及び安定性が高く、極めて高品位の製品(たとえば表示
品位の高い液晶表示体)を高い歩留まりで製造すること
が可能となる。
比とチャンバー内圧力(ガス圧)とに関して、それぞれ
従来の通常条件とは異なる領域において、エッチング速
度及びその均一性の双方が極めて急激に向上する範囲が
存在し、当該範囲に含まれる条件にてエッチングを行う
ことによって、製造工程におけるスループットの向上及
びパターン精度の向上を図ることができるようになっ
た。特に、ガス流量比を上記範囲内に設定するとともに
ガス圧力をも上記範囲に設定することにより、エッチン
グ速度及びその均一性を大幅に向上させることが可能と
なった。この結果、エッチング速度及び均一性の再現性
及び安定性が高く、極めて高品位の製品(たとえば表示
品位の高い液晶表示体)を高い歩留まりで製造すること
が可能となる。
【0041】上記実施形態においては、PEモードによ
るプラズマエッチングを行う例を示したが、本発明に係
るエッチング方法としては、RIEモードによるエッチ
ングを用いても効果が得られる。本発明によるエッチン
グ方法は本質的に化学反応によってエッチングが行われ
るものであるため、RIEモードによるエッチングで
は、PEモードの場合よりも通常エッチング速度が低く
なってしまうが、上述の理由により、ガス流量比及びガ
ス圧を同様の所定範囲に保持することによって、他の条
件に較べて大幅なエッチング速度及びその均一性の向上
を図ることができる。
るプラズマエッチングを行う例を示したが、本発明に係
るエッチング方法としては、RIEモードによるエッチ
ングを用いても効果が得られる。本発明によるエッチン
グ方法は本質的に化学反応によってエッチングが行われ
るものであるため、RIEモードによるエッチングで
は、PEモードの場合よりも通常エッチング速度が低く
なってしまうが、上述の理由により、ガス流量比及びガ
ス圧を同様の所定範囲に保持することによって、他の条
件に較べて大幅なエッチング速度及びその均一性の向上
を図ることができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば以下
の効果を奏する。
の効果を奏する。
【0043】請求項1によれば、ガス流量比を0.5〜
2.1の範囲内に設定することによって、エッチング速
度及びその均一性の双方を他の条件に較べて大幅に改善
することができる。
2.1の範囲内に設定することによって、エッチング速
度及びその均一性の双方を他の条件に較べて大幅に改善
することができる。
【0044】請求項2によれば、反応ガスの圧力を27
0〜410mmtorrの範囲内に設定することによっ
て、エッチング速度及びその均一性をさらに向上させる
ことができる。
0〜410mmtorrの範囲内に設定することによっ
て、エッチング速度及びその均一性をさらに向上させる
ことができる。
【0045】請求項3によれば、反応ガスの圧力を27
0〜410mmtorrの範囲内に設定することによっ
て、エッチング速度及びその均一性を他の条件に較べて
大幅に改善することができる。
0〜410mmtorrの範囲内に設定することによっ
て、エッチング速度及びその均一性を他の条件に較べて
大幅に改善することができる。
【0046】請求項4によれば、プラズマエッチングモ
ードで行うことによってエッチング速度を高めることが
できるので、特に効果的にエッチング処理を行うことが
できる。
ードで行うことによってエッチング速度を高めることが
できるので、特に効果的にエッチング処理を行うことが
できる。
【図1】本発明に係る実施形態に用いるプラズマエッチ
ング装置の概略構成を示す概略構成図である。
ング装置の概略構成を示す概略構成図である。
【図2】同実施形態のガス流量比の範囲の内外における
エッチング速度及びその均一性を示すグラフである。
エッチング速度及びその均一性を示すグラフである。
【図3】同実施形態のガス圧力の範囲の内外におけるエ
ッチング速度及びその均一性を示すグラフである。
ッチング速度及びその均一性を示すグラフである。
10 チャンバー 11 上部電極 12 下部電極 20 基板
Claims (4)
- 【請求項1】 塩素ガス及び酸素ガスを含む反応ガスを
プラズマ化して生成した活性化ガスによりCrをエッチ
ングするエッチング方法において、前記塩素ガスに対す
る前記酸素ガスのガス流量比を0.5〜2.1の範囲内
に設定して行うことを特徴とするCrのエッチング方
法。 - 【請求項2】 請求項1において、前記反応ガスの圧力
を270〜410mmtorrとすることを特徴とする
Crのエッチング方法。 - 【請求項3】 塩素ガス及び酸素ガスを含む反応ガスを
プラズマ化して生成した活性化ガスによりCrをエッチ
ングするエッチング方法において、前記反応ガスの圧力
を270〜410mmtorrとすることを特徴とする
Crのエッチング方法。 - 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に
おいて、前記エッチング方法はプラズマエッチングモー
ドにて行うことを特徴とするCrのエッチング方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2766198A JPH11229165A (ja) | 1998-02-09 | 1998-02-09 | Crのエッチング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2766198A JPH11229165A (ja) | 1998-02-09 | 1998-02-09 | Crのエッチング方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11229165A true JPH11229165A (ja) | 1999-08-24 |
Family
ID=12227132
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2766198A Withdrawn JPH11229165A (ja) | 1998-02-09 | 1998-02-09 | Crのエッチング方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11229165A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001267303A (ja) * | 2000-03-22 | 2001-09-28 | Tokyo Electron Ltd | プラズマ処理装置およびプラズマ処理方法 |
JP2002343769A (ja) * | 2001-05-16 | 2002-11-29 | Shin Etsu Chem Co Ltd | クロム系フォトマスクの形成方法 |
WO2006006540A1 (ja) * | 2004-07-09 | 2006-01-19 | Hoya Corporation | フォトマスクブランク及びフォトマスクの製造方法、並びに半導体装置の製造方法 |
JP2006048033A (ja) * | 2004-07-09 | 2006-02-16 | Hoya Corp | フォトマスクブランク及びフォトマスクの製造方法、並びに半導体装置の製造方法 |
-
1998
- 1998-02-09 JP JP2766198A patent/JPH11229165A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001267303A (ja) * | 2000-03-22 | 2001-09-28 | Tokyo Electron Ltd | プラズマ処理装置およびプラズマ処理方法 |
JP4583543B2 (ja) * | 2000-03-22 | 2010-11-17 | 東京エレクトロン株式会社 | プラズマ処理装置およびプラズマ処理方法 |
JP2002343769A (ja) * | 2001-05-16 | 2002-11-29 | Shin Etsu Chem Co Ltd | クロム系フォトマスクの形成方法 |
WO2006006540A1 (ja) * | 2004-07-09 | 2006-01-19 | Hoya Corporation | フォトマスクブランク及びフォトマスクの製造方法、並びに半導体装置の製造方法 |
JP2006048033A (ja) * | 2004-07-09 | 2006-02-16 | Hoya Corp | フォトマスクブランク及びフォトマスクの製造方法、並びに半導体装置の製造方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050510 |