JPH11228556A - 2−(2−置換−2,3−エポキシプロピル)インダン−1,3−ジオン類の結晶製造法 - Google Patents
2−(2−置換−2,3−エポキシプロピル)インダン−1,3−ジオン類の結晶製造法Info
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- JPH11228556A JPH11228556A JP3568498A JP3568498A JPH11228556A JP H11228556 A JPH11228556 A JP H11228556A JP 3568498 A JP3568498 A JP 3568498A JP 3568498 A JP3568498 A JP 3568498A JP H11228556 A JPH11228556 A JP H11228556A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 除草剤として有用な2−(2−置換−2,3
−エポキシプロピル)インダン−1,3−ジオン類の純
度の良い結晶を得る方法を提供する。 【解決手段】 2−(2−置換−2,3−エポキシプロ
ピル)インダン−1,3−ジオン類を低級脂肪族アルコ
ール及び炭素数5から10の直鎖状アルカンとの混合溶
媒を使用して結晶化する。
−エポキシプロピル)インダン−1,3−ジオン類の純
度の良い結晶を得る方法を提供する。 【解決手段】 2−(2−置換−2,3−エポキシプロ
ピル)インダン−1,3−ジオン類を低級脂肪族アルコ
ール及び炭素数5から10の直鎖状アルカンとの混合溶
媒を使用して結晶化する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は2−(2−置換−
2,3−エポキシプロピル)インダン−1,3−ジオン
類の結晶製造法に関する。
2,3−エポキシプロピル)インダン−1,3−ジオン
類の結晶製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】2−(2−置換−2,3−エポキシプロ
ピル)インダン−1,3−ジオン類の製造法としては、
対応する2−(2−置換−2,3−プロペニル)インダ
ン−1,3−ジオン類を過酢酸で酸化する方法が知られ
ている(特開平2−304043号公報参照)。而して
この方法によるときは、例えば、除草剤として有用な2
−[2−(3ークロロフェニル)−2−プロペニル]ー
2ーインダン−1,3−ジオン等は高粘度の液状で得ら
れ、結晶を取り出すには至っていなかった。
ピル)インダン−1,3−ジオン類の製造法としては、
対応する2−(2−置換−2,3−プロペニル)インダ
ン−1,3−ジオン類を過酢酸で酸化する方法が知られ
ている(特開平2−304043号公報参照)。而して
この方法によるときは、例えば、除草剤として有用な2
−[2−(3ークロロフェニル)−2−プロペニル]ー
2ーインダン−1,3−ジオン等は高粘度の液状で得ら
れ、結晶を取り出すには至っていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、2−(2−
置換−2,3−エポキシプロピル)インダン−1,3−
ジオン類の結晶の製造方法を提供することを目的とする
ものである。
置換−2,3−エポキシプロピル)インダン−1,3−
ジオン類の結晶の製造方法を提供することを目的とする
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題を
解決するために鋭意検討を行った結果、結晶化に使用す
る溶媒として、低級脂肪族アルコールと脂肪族アルカン
との混合溶媒にすることで、一般式(1)で表される2
−(2−置換−2,3−プロピル)インダン−1,3−
ジオン類の結晶を取り出すことができ、かつ晶析収率も
高く維持することができる上、結晶の品質も高くするこ
とができることを見いだし、本発明を完成するに至っ
た。即ち、本発明の要旨は、下記一般式(1)
解決するために鋭意検討を行った結果、結晶化に使用す
る溶媒として、低級脂肪族アルコールと脂肪族アルカン
との混合溶媒にすることで、一般式(1)で表される2
−(2−置換−2,3−プロピル)インダン−1,3−
ジオン類の結晶を取り出すことができ、かつ晶析収率も
高く維持することができる上、結晶の品質も高くするこ
とができることを見いだし、本発明を完成するに至っ
た。即ち、本発明の要旨は、下記一般式(1)
【0005】
【化3】
【0006】(式中、R1 は水素原子または低級アルキ
ル基を示し、Aはハロゲン原子、炭素数1〜3のアルキ
ル基、炭素数1〜3のハロアルキル基、炭素数1〜2の
アルコキシ基、炭素数1〜2のハロアルコキシ基、ニト
ロ基あるいはシアノ基により置換されていてもよいベン
ゼン環を示す。Bは水素原子を含まない電子吸引性基に
よって置換されていてもよいベンゼン環を示す。)で表
される2−(2−置換−2,3−エポキシプロピル)イ
ンダン−1,3−ジオン類を、低級脂肪族アルコール類
と下記一般式(2)
ル基を示し、Aはハロゲン原子、炭素数1〜3のアルキ
ル基、炭素数1〜3のハロアルキル基、炭素数1〜2の
アルコキシ基、炭素数1〜2のハロアルコキシ基、ニト
ロ基あるいはシアノ基により置換されていてもよいベン
ゼン環を示す。Bは水素原子を含まない電子吸引性基に
よって置換されていてもよいベンゼン環を示す。)で表
される2−(2−置換−2,3−エポキシプロピル)イ
ンダン−1,3−ジオン類を、低級脂肪族アルコール類
と下記一般式(2)
【0007】
【化4】 CH3 −(CH2 )n−CH3 (2)
【0008】(式中、nは3〜8の整数を示す。)で表
される脂肪族アルカンとの混合溶媒を使用して結晶化す
ることを特徴とする一般式(1)で表される2−(2−
置換−2,3−エポキシプロピル)インダン−1,3−
ジオン類の結晶製造法に存する。
される脂肪族アルカンとの混合溶媒を使用して結晶化す
ることを特徴とする一般式(1)で表される2−(2−
置換−2,3−エポキシプロピル)インダン−1,3−
ジオン類の結晶製造法に存する。
【0009】
【発明の実施形態】以下、本発明の好ましい実施態様に
ついて説明する。上記一般式(1)において、R1 は水
素原子またはメチル、エチル、プロピル等の低級アルキ
ル基を示す。好ましくは、低級アルキル基である。Aは
フッ素原子、塩素原子、ヨウ素原子等のハロゲン原子;
メチル、エチル、プロピル等の炭素数1〜3のアルキル
基;トリフルオロメチル、ジクロロエチル、ブロモメチ
ル等の炭素数1〜3のハロアルキル基;メトキシ、エト
キシ等の炭素数1〜2のアルコキシ基;フルオロメトキ
シ、ジクロロエトキシ等の炭素数1〜2のハロアルコキ
シ基;ニトロ基あるいはシアノ基により置換されていて
もよいベンゼン環であり、好ましくは無置換であるか、
またはハロゲンによって置換されたベンゼン環である。
Bは水素原子を含まない電子吸引性基によって置換され
ていてもよく、水素原子を含まない電子吸引性基として
は、フッ素原子、塩素原子、ヨウ素原子等のハロゲン原
子、トリフルオロメチル基、ニトロ基、シアノ基等が挙
げられる。
ついて説明する。上記一般式(1)において、R1 は水
素原子またはメチル、エチル、プロピル等の低級アルキ
ル基を示す。好ましくは、低級アルキル基である。Aは
フッ素原子、塩素原子、ヨウ素原子等のハロゲン原子;
メチル、エチル、プロピル等の炭素数1〜3のアルキル
基;トリフルオロメチル、ジクロロエチル、ブロモメチ
ル等の炭素数1〜3のハロアルキル基;メトキシ、エト
キシ等の炭素数1〜2のアルコキシ基;フルオロメトキ
シ、ジクロロエトキシ等の炭素数1〜2のハロアルコキ
シ基;ニトロ基あるいはシアノ基により置換されていて
もよいベンゼン環であり、好ましくは無置換であるか、
またはハロゲンによって置換されたベンゼン環である。
Bは水素原子を含まない電子吸引性基によって置換され
ていてもよく、水素原子を含まない電子吸引性基として
は、フッ素原子、塩素原子、ヨウ素原子等のハロゲン原
子、トリフルオロメチル基、ニトロ基、シアノ基等が挙
げられる。
【0010】晶析溶媒として用いる低級脂肪族アルコー
ル類としては、メタノール、エタノール、イソプロピル
アルコール等が挙げられる。一般式(2)で表される脂
肪族アルカン類において、nは3〜8を示し、4〜6が
特に好ましい。具体的には、n−ペンタン、n−ヘキサ
ン、n−ヘプタン、n−オクタン、n−ノナン、n−デ
カンが挙げられる。
ル類としては、メタノール、エタノール、イソプロピル
アルコール等が挙げられる。一般式(2)で表される脂
肪族アルカン類において、nは3〜8を示し、4〜6が
特に好ましい。具体的には、n−ペンタン、n−ヘキサ
ン、n−ヘプタン、n−オクタン、n−ノナン、n−デ
カンが挙げられる。
【0011】一般式(1)で表される2−(2−置換−
2,3−エポキシプロピル)インダン−1,3−ジオン
類の合成法には特に制限はないが、例えば、特開平2−
304043号に記載される様に、対応する2−(2−
置換−2−プロペニル)インダン−1,3−ジオン類を
過酢酸等の過酸化物を用いてエポキシ化して製造したも
のが挙げられる。この場合反応終了後、反応液を亜硫酸
ナトリウム水溶液、重曹水、水で洗浄した後、反応溶媒
を留去すること等によって、一般式(1)で表される化
合物を主成分とする粗生成物を分離する。
2,3−エポキシプロピル)インダン−1,3−ジオン
類の合成法には特に制限はないが、例えば、特開平2−
304043号に記載される様に、対応する2−(2−
置換−2−プロペニル)インダン−1,3−ジオン類を
過酢酸等の過酸化物を用いてエポキシ化して製造したも
のが挙げられる。この場合反応終了後、反応液を亜硫酸
ナトリウム水溶液、重曹水、水で洗浄した後、反応溶媒
を留去すること等によって、一般式(1)で表される化
合物を主成分とする粗生成物を分離する。
【0012】本発明では、かかる粗生成物に、低級脂肪
族アルコール類と一般式(2)で表される脂肪族アルカ
ン類を添加して均一溶解した後、定法に従って、一般式
(1)の化合物の結晶を析出させる。結晶析出の方法
は、溶媒の溜去或いは溶液を冷却する方法等があるが、
好ましくは溶液の冷却による結晶析出法である。均一に
溶解させる時の温度は、通常25〜100℃、好ましく
は35〜50℃の温度範囲で、結晶を析出させるときの
温度は、通常−50〜20℃、好ましくは−10〜10
℃の温度範囲である。
族アルコール類と一般式(2)で表される脂肪族アルカ
ン類を添加して均一溶解した後、定法に従って、一般式
(1)の化合物の結晶を析出させる。結晶析出の方法
は、溶媒の溜去或いは溶液を冷却する方法等があるが、
好ましくは溶液の冷却による結晶析出法である。均一に
溶解させる時の温度は、通常25〜100℃、好ましく
は35〜50℃の温度範囲で、結晶を析出させるときの
温度は、通常−50〜20℃、好ましくは−10〜10
℃の温度範囲である。
【0013】晶析に使用する溶媒量、混合比率は、晶析
収率と結晶品質の観点から、使用溶媒量を多くする場合
には混合溶媒のアルコール類の比率を小さくし、使用溶
媒量を少なくする場合には混合溶媒のアルコール類の比
率を大きくすることが必要であるが、その他には特に制
限されるものではなく、使用溶媒量は一般式(1)で表
される化合物に対して0.5〜10倍容量、好ましくは
1〜5倍容量であり、2溶媒の混合比率はアルコール類
/脂肪族アルカン類=1/15〜1/1(重量比)の範
囲が好ましい。
収率と結晶品質の観点から、使用溶媒量を多くする場合
には混合溶媒のアルコール類の比率を小さくし、使用溶
媒量を少なくする場合には混合溶媒のアルコール類の比
率を大きくすることが必要であるが、その他には特に制
限されるものではなく、使用溶媒量は一般式(1)で表
される化合物に対して0.5〜10倍容量、好ましくは
1〜5倍容量であり、2溶媒の混合比率はアルコール類
/脂肪族アルカン類=1/15〜1/1(重量比)の範
囲が好ましい。
【0014】また、上記一般式(1)で表される2−
(2−置換−2,3−エポキシプロピル)インダン−
1,3−ジオン類を製造する際に用いる反応溶媒は晶析
を行う前に、溶媒留去によって除去する。溶媒を留去す
る方法には特に制限はないが、減圧単蒸留等が挙げられ
る。溶媒を留去した後の反応溶媒濃度は、該反応混合物
に対して20重量%以下、好ましくは10重量%以下で
ある。次いで、結晶を濾過して取り出し、乾燥によって
結晶に付着した溶媒を除去して一般式(1)で表される
2−(2−置換−2,3−エポキシプロピル)インダン
−1,3−ジオン類を単離する。
(2−置換−2,3−エポキシプロピル)インダン−
1,3−ジオン類を製造する際に用いる反応溶媒は晶析
を行う前に、溶媒留去によって除去する。溶媒を留去す
る方法には特に制限はないが、減圧単蒸留等が挙げられ
る。溶媒を留去した後の反応溶媒濃度は、該反応混合物
に対して20重量%以下、好ましくは10重量%以下で
ある。次いで、結晶を濾過して取り出し、乾燥によって
結晶に付着した溶媒を除去して一般式(1)で表される
2−(2−置換−2,3−エポキシプロピル)インダン
−1,3−ジオン類を単離する。
【0015】
【実施例】以下、本発明を実施例についてさらに詳細に
説明するが、本発明はその要旨を越えない限り、以下の
実施例に限定されるものではない。
説明するが、本発明はその要旨を越えない限り、以下の
実施例に限定されるものではない。
【0016】実施例1 フラスコに、2−[2−(3−クロロフェニル)−2−
プロペニル]−2−エチルインダン−1,3−ジオン4
0g(0.123mol)、トルエン240ml、5%
ピロリン酸ナトリウム水溶液0.7gを仕込み、65℃
まで昇温した。次いで、28%平衡過酢酸66.9g
(0.246mol)、20%酢酸ナトリウム水溶液
8.1g(0.02mol)と5%ピロリン酸ナトリウ
ム水溶液0.7gの混合物を2時間かけて滴下し、さら
に5時間反応を行って、反応を完結させた。15℃に冷
却して、水を48ml添加して洗浄分液した後、5%水
酸化ナトリウム水溶液96mlを加えてpHを約5に調
整して分液し、10%亜硫酸ナトリウム水溶液96ml
を加えて過酸化物を完全に除去して、最後に1%芒硝水
96mlを加えて洗浄、分液を行い、目的化合物を含む
有機相を得た。反応〜洗浄後の収率は95%であった。
次いで、50℃で減圧留去により溶媒を除去し、エタノ
ール5gとn−ヘプタン30gを添加、攪拌して40℃
で均一化した後、5℃まで冷却して結晶を析出させて、
2−[2−(3−クロロフェニル)−2,3−エポキシ
プロピル]−2−エチルインダン−1,3−ジオン3
7.9gを得た。LC(液体クロマトグラフィー)によ
る分析の結果、純度99%で結晶化収率は95%であっ
た。
プロペニル]−2−エチルインダン−1,3−ジオン4
0g(0.123mol)、トルエン240ml、5%
ピロリン酸ナトリウム水溶液0.7gを仕込み、65℃
まで昇温した。次いで、28%平衡過酢酸66.9g
(0.246mol)、20%酢酸ナトリウム水溶液
8.1g(0.02mol)と5%ピロリン酸ナトリウ
ム水溶液0.7gの混合物を2時間かけて滴下し、さら
に5時間反応を行って、反応を完結させた。15℃に冷
却して、水を48ml添加して洗浄分液した後、5%水
酸化ナトリウム水溶液96mlを加えてpHを約5に調
整して分液し、10%亜硫酸ナトリウム水溶液96ml
を加えて過酸化物を完全に除去して、最後に1%芒硝水
96mlを加えて洗浄、分液を行い、目的化合物を含む
有機相を得た。反応〜洗浄後の収率は95%であった。
次いで、50℃で減圧留去により溶媒を除去し、エタノ
ール5gとn−ヘプタン30gを添加、攪拌して40℃
で均一化した後、5℃まで冷却して結晶を析出させて、
2−[2−(3−クロロフェニル)−2,3−エポキシ
プロピル]−2−エチルインダン−1,3−ジオン3
7.9gを得た。LC(液体クロマトグラフィー)によ
る分析の結果、純度99%で結晶化収率は95%であっ
た。
【0017】比較例1 実施例1と同様の操作により、2−[2−(3−クロロ
フェニル)−2,3−エポキシプロピル]−2−エチル
インダン−1,3−ジオンを含む反応濃縮液を取得し、
40℃でn−ヘプタン40gを添加攪拌して均一化した
後、5℃で結晶化を行い、2−[2−(3−クロロフェ
ニル)−2,3−エポキシプロピル]−2−エチルイン
ダン−1,3−ジオン38.2gを得た。LCによる分
析の結果、結晶化収率は95%であったが、純度が95
%と低く、結晶にべたつきがあった。
フェニル)−2,3−エポキシプロピル]−2−エチル
インダン−1,3−ジオンを含む反応濃縮液を取得し、
40℃でn−ヘプタン40gを添加攪拌して均一化した
後、5℃で結晶化を行い、2−[2−(3−クロロフェ
ニル)−2,3−エポキシプロピル]−2−エチルイン
ダン−1,3−ジオン38.2gを得た。LCによる分
析の結果、結晶化収率は95%であったが、純度が95
%と低く、結晶にべたつきがあった。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、除草剤として有用な2
−(2−置換−2,3−エポキシプロピル)インダン−
1,3−ジオン類の製造する際、収率を高く維持しなが
ら、結晶の純度を向上でき、かつ結晶性状も良好となる
ので、その工業的価値は非常に大きい。
−(2−置換−2,3−エポキシプロピル)インダン−
1,3−ジオン類の製造する際、収率を高く維持しなが
ら、結晶の純度を向上でき、かつ結晶性状も良好となる
ので、その工業的価値は非常に大きい。
Claims (1)
- 【請求項1】 下記一般式(1) 【化1】 (式中、R1 は水素原子または低級アルキル基を示し、
Aはハロゲン原子、炭素数1〜3のアルキル基、炭素数
1〜3のハロアルキル基、炭素数1〜2のアルコキシ
基、炭素数1〜2のハロアルコキシ基、ニトロ基あるい
はシアノ基により置換されていてもよいベンゼン環を示
す。Bは水素原子を含まない電子吸引性基によって置換
されていてもよいベンゼン環を示す。)で表される2−
(2−置換−2,3−エポキシプロピル)インダン−
1,3−ジオン類を、低級脂肪族アルコール類と下記一
般式(2) 【化2】 CH3 −(CH2 )n−CH3 (2) (式中、nは3〜8の整数を示す。)で表される脂肪族
アルカンとの混合溶媒を使用して結晶化することを特徴
とする一般式(1)で表される2−(2−置換−2,3
−エポキシプロピル)インダン−1,3−ジオン類の結
晶製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3568498A JPH11228556A (ja) | 1998-02-18 | 1998-02-18 | 2−(2−置換−2,3−エポキシプロピル)インダン−1,3−ジオン類の結晶製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3568498A JPH11228556A (ja) | 1998-02-18 | 1998-02-18 | 2−(2−置換−2,3−エポキシプロピル)インダン−1,3−ジオン類の結晶製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11228556A true JPH11228556A (ja) | 1999-08-24 |
Family
ID=12448731
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3568498A Pending JPH11228556A (ja) | 1998-02-18 | 1998-02-18 | 2−(2−置換−2,3−エポキシプロピル)インダン−1,3−ジオン類の結晶製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11228556A (ja) |
-
1998
- 1998-02-18 JP JP3568498A patent/JPH11228556A/ja active Pending
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