JPH1122840A - 方向切換弁 - Google Patents

方向切換弁

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JPH1122840A
JPH1122840A JP19659097A JP19659097A JPH1122840A JP H1122840 A JPH1122840 A JP H1122840A JP 19659097 A JP19659097 A JP 19659097A JP 19659097 A JP19659097 A JP 19659097A JP H1122840 A JPH1122840 A JP H1122840A
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JP
Japan
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inlet
outlet
ports
port
valve body
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JP19659097A
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English (en)
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Masakazu Oshima
正和 大嶋
Masaki Inoue
正喜 井上
Kimihiro Asahata
公宏 麻畠
Sakae Kikawada
栄 黄川田
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N O K F TECH KK
Fuji Electric Co Ltd
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N O K F TECH KK
Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】2つの入口ポートと2つの出口ポートとの間に
4種類の流路を切り換え形成する。 【解決手段】弁本体1の弁室7内に、弁本体1の2つの
入口ポート8,9及び2つの出口ポート10,11にそ
れぞれ通じる2つの流出口16,20及び流入口17,
18を有するステータ2と、このステータ2と対向する
面に凹部からなる連絡流路を有するロータ3とを納め、
ロータ3の回転角位置を切り換えて流出口16,20及
び流入口17,18に対する連絡流路の位置関係を変え
ることにより、入口ポート8,9と出口ポート10,1
1とを結ぶ流路を切り換え形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主としてイオン
水生成器に用いられる4位置・4ポート形式の方向切換
弁に関する。
【0002】
【従来の技術】イオン水生成器は、2枚の電極を対向し
て設置した電解槽に通水し、電極間に直流電圧を印加す
ることにより、正負の電極の近傍にH+ イオンリッチな
酸性水及びH- イオンリッチなアルカリ性水をそれぞれ
生成させ、それらを別々に取り出せるようにしたもので
ある。
【0003】このようなイオン水生成器において、電解
槽内の電極は長時間同一極性にしておくと、水中に溶存
するカルシウムイオンなどが負極表面に析出し、電解を
阻害するようになる。そのため、周期的に一定時間電極
の極性を逆転させて、析出物を除去するいわゆる電極洗
浄が行われているが、その間に生成したイオン水は利用
することができない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、酸性水とアル
カリ性水との生成比率を1:1とし、同じ時間ごとに電
極の極性を逆転させることで、電極洗浄をしないでイオ
ン水を連続的に生成することが考えられているが、その
場合に酸性水及びアルカリ性水をイオン水生成器の決ま
った取出口から取り出すためには、図8に示すように、
4個の二方弁を組み合わせた複雑な配管接続をする必要
がある。
【0005】すなわち、図8において、電解槽30の出
口31及び32からは、極性の逆転ごとに酸性水とアル
カリ性水とが交互に吐出される。このイオン水を決まっ
た酸性水取出口33及びアルカリ性水取出口34に導く
ためには、4個の二方弁35〜38を用いて図示の通り
配管し、出口31から酸性水が吐出される際は二方弁3
5,38を開、二方弁36,37を閉とし、出口31か
らアルカリ性水が吐出される際は二方弁35,38を
閉、二方弁36,37を開とする。また、電解を停止し
た状態で原水のみを取り出したり、電解開始直後のイオ
ン水をすべて排出したりする必要がある場合には、二方
弁35,37を開、二方弁36,38を閉として出口3
1及び32からの水をすべて取出口33に導き、あるい
は二方弁35,37を閉、二方弁36,38を開として
出口31及び32からの水をすべて取出口34に導くよ
うにする。この発明の課題は、図8の配管構成に代わる
コンパクトな方向切換弁を構成することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、弁本体の2
つの入口ポートと2つの出口ポートとの間の接続流路を
回転弁体の回転角位置により切り換えるようにして、上
記課題を解決するものとする。すなわち、請求項1に係
るこの発明の方向切換弁は、平坦面同士で互いに摺動接
触する回転弁体及び弁座体と、第1及び第2の2つの入
口ポート並びに第1及び第2の2つの出口ポートを有す
る弁本体とを備え、前記弁座体は前記回転弁体と対向す
る面に、この回転弁体の回転軸を中心とする円弧に沿っ
て、前記第1及び第2の入口ポートにそれぞれ通じる第
1及び第2の2つの流出口と、前記第1及び第2の出口
ポートにそれぞれ通じる第1及び第2の2つの流入口と
が設けられる一方、前記回転弁体の前記弁座体との対向
面には、凹部からなる互いに区画された2つの連絡流路
が設けられ、これらの連絡流路は、前記回転弁体の第1
の回転角位置で一方の連絡流路が前記第1の流出口と前
記第2の流入口とに跨がるとともに、他方の連絡流路が
前記第2の流出口と前記第1の流入口とに跨がり、第2
の回転角位置で一方の連絡流路が前記第1及び第2の流
出口と前記第1の流入口とに跨がり、第3の回転角位置
で一方の連絡流路が前記第1の流出口と前記第1の流入
口とに跨がるとともに、他方の連絡流路が前記第2の流
出口と前記第2の流入口とに跨がり、第4の回転角位置
で一方の連絡流路が前記第1及び第2の流出口と前記第
2の流入口とに跨がるように形成されているものとす
る。
【0007】上記方向切換弁において、各2つの入口ポ
ート及び出口ポートは、それぞれが互いに隣接配置され
ていれば、それらに接続される部品の構造や配置が簡単
になる。そこで、請求項2に係るこの発明においては、
第1及び第2の入口ポート並びに第1及び第2の出口ポ
ートはそれぞれ互いに隣接して配置されるとともに、第
1及び第2の流出口並びに第1及び第2の流入口は、前
記第1及び第2の流出口同士を結ぶ線と、前記第1及び
第2の流入口同士を結ぶ線とが互いに交差するように配
置されるものとする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図7に基づいて、こ
の発明の実施の形態を説明する。まず、図1は方向切換
弁の全体構成を示す分解斜視図である。図1において、
方向切換弁は弁本体1、弁座体としてのステータ2、回
転弁体としてのロータ3及び蓋板4を組み合わせて構成
され、これらはいずれも合成樹脂成形により形成されて
いる。ロータ3は後述するように4つの回転角位置の間
で切り換えられるが、このロータ3はステップ回転する
モータ5により、シャフト6を介して回転駆動される。
【0009】図2は弁本体1の平面図である。図1及び
図2において、図示形状の弁本体1は、平面形状が正方
形の本体部分とその一部から張り出すフランジ部とから
なり、本体部分には上面から垂直に形成された底付円筒
空間からなる弁室7が設けられている。一方、フランジ
部には上面から垂直にあけられた底付円筒穴からなる第
1及び第2の入口ポート8及び9が互いに隣接して配置
され、また本体部分の一方の側面には、水平に突出する
管体からなる第1及び第2の出口ポート10及び11が
互いに隣接して配置されている。
【0010】図2に示すように、弁室7の平坦な底部に
は上方に開口する底付円筒穴からなる4つの接続口12
〜15がロータ3の回転軸を中心とする円弧に沿って設
けられており、接続口12及び13は弁本体1内にその
裏面に沿って設けられた管状空間からなる流路(破線で
示す)により、入口ポート8及び9にそれぞれ連通さ
れ、また接続口14及び15は同様に出口ポート10及
び11にそれぞれ連通されている。各接続口12〜15
の周囲には、図2に示す形状の凹部12a〜15aがそ
れぞれ座ぐり形成されている。これらの凹部12a〜1
5aには、ステータ2との間に挿入される図示しないパ
ッキンが収容される。
【0011】図3はステータ2の平面図で、図4及び図
5はそれぞれ図3のIV−IV線及びV−V線に沿う断面図
である。図1及び図3〜図5において、ステータ2は弁
本体1の弁室7内に緊密に挿入される上下面が平坦な円
板として形成され、弁本体1に比べて摩擦が小さく、か
つ耐磨耗性の大きい材質で構成されている。ステータ2
は弁室7内において、外周面の一部に形成された切欠2
aが弁室7の内周壁の一部に形成された突部1aと噛み
合い、周方向に位置決めされる。ステータ2には、弁本
体1の接続口12,14及び15に対応する位置に、そ
れらと同径の軸方向に貫通する円筒穴からなる第1の流
出口16、第1の流入口17及び第2の流入口18が設
けられ、中心にシャフト6が回転可能に通る貫通穴2b
が設けられている。
【0012】これに対して、ステータ2における弁本体
1の接続口13に対応する位置には、接続口13と同径
の下方に開口する天井付円筒穴からなる接続口19が設
けられ、また第1の流入口17と第2の流入口18とを
結ぶ線に関して接続口19と反対側で、かつステータ2
の中心から流出口16、流入口17及び18と半径方向
に同一距離の位置に、接続口19と同径の上方に開口す
る底付円筒穴からなる第2の流出口20が設けられてい
る。そして、接続口19と第2の流出口20との間は、
それらと同径でステータ2の板面と平行な管状空間から
なる流路21により連通されている。ステータ2の下面
には、流出口16、接続口19、流入口17及び18を
囲んで、弁本体1の凹部12a〜15aと同形の凹部1
6a,19a,17a及び18aがそれぞれ座ぐり形成
され、また流出口20近くに同様の凹部20aが座ぐり
形成されている。
【0013】図7はロータ3の裏面を示した斜視図であ
る。図1及び図6において、ロータ3は上面がボス状に
盛り上がり、下面が平坦な円板として形成されている。
ロータ3は弁室7内でその内壁に案内されて中心軸の回
りに自在に回転するように、ステータ2と同様の材質で
それよりも僅かに小径に構成されている。ロータ3の中
心にはシャフト6と密に嵌合する貫通穴3aが設けら
れ、また裏面には図6に示すように、扇形凹部からなる
2つの連絡流路22及び23が互いに区画されて形成さ
れている。連絡流路22及び23の扇形円弧面の半径
は、ステータ2の流出口16,20及び流入口17,1
8の外側を包絡する円の半径よりも大きくされている。
【0014】図1において、蓋板4は正方形の板体とし
て形成され、中心にシャフト6が回転可能に挿通する貫
通穴4aがあけられ、四隅に締付ねじ24が通る貫通穴
4bがあけられている。シャフト6はステンレスからな
り、ロータ3の上面に貫通穴3aと交差して形成された
溝3bと嵌合して回転力を伝えるピン6aが胴部に直交
して固定されている。モータ5は直流モータが用いら
れ、パルス入力によりステップ回転するように制御され
る。
【0015】図1の各部は次の通り組み立てる。すなわ
ち、弁室7の底部の凹部12a〜15a(図2)に図示
しないパッキンを嵌め込んだ後、ステータ2を切欠2a
を突部1aに合わせて弁室7内に底部まで挿入し、次い
でロータ3を挿入してステータ2上に載せ、その上に蓋
板4を載せて4本の締付ねじ24を弁本体1のねじ穴1
bにねじ込んで締め付ける。シャフト6はピン6aがな
い状態で蓋板4の貫通穴4aに挿入し、その後にピン6
aを横から差し込んで取り付ける。このシャフト6は、
蓋板4の装着時にロータ3及びステータ2の貫通穴3a
及び2bを貫通させ、先端の小径部を弁室7の底面中心
の底付円筒穴からなる軸受穴1cに回転可能に支承させ
る。その際同時に、ピン6aをロータ3の溝3bに嵌め
込む。なお、図示しないがロータ3と蓋板4との間には
Oリングを介挿してシールを図る。最後に、シャフト6
の頭部とモータ5の図示しない駆動軸の先端を連結し、
モータ5を取付ねじ25を蓋板4のねじ穴4cにねじ込
んで固定する。
【0016】上述した方向切換弁はパルス入力によりス
テップ回転するモータ5に駆動されて、ロータ3が定め
られた4つの回転角位置の間で切り換えられ、各位置に
応じた接続関係で第1及び第2の入口ポート8,9と第
1及び第2の出口ポート10,11との間を結ぶ流路を
形成する。図6の(A)〜(D)は各切換位置における
ステータ2とロータ3のとの位置関係を示す平面図であ
る。
【0017】まず、図6(A)では、ロータ3の連絡流
路22はステータ2の第1の流出口16と第2の流入口
18とに跨がり、連絡流路23は第2の流出口20と第
1の流入口17とに跨がっている。この状態において、
弁本体1の第1の入口ポート8から流入した流体は接続
口12を経て、ステータ2の第1の流出口16から連絡
流路22内に流出する。この流体は連絡流路22を介し
てステータ2の第2の流入口18に流入し、弁本体1の
接続口15を経て第2の出口ポート11に至る。一方、
第2の入口ポート9から流入した流体は、弁本体1の接
続口13を経てステータ2の第2の流出口20から連絡
流路23内に流出する。この流体は連絡流路23を介し
てステータ2の第1の流入口17に流入し、弁本体1の
接続口14を経て第1の出口ポート10に至る。つま
り、図6(A)の切換位置において、第1の入口ポート
8→第2の出口ポート11,第2の入口ポート9→第1
の出口ポート10の流路が成立する。
【0018】次に、図6(B)では、ロータ3は図6
(A)から時計方向に所定角度だけ回転した位置にあ
り、ロータ3の連絡流路22は第1及び第2の流出口1
6,20と第2の流入口18とに跨がり、連絡流路23
は第1の流入口17に被さっている。この状態で、第1
及び第2の入口ポート8,9から流入した流体は、接続
口12及び接続口13を経てそれぞれ第1及び第2の流
出口16,20から連絡流路22内に流出する。この流
体はいずれも第2の流入口18に流入し、接続口15を
経て第2の出口ポート11に至る。一方、連絡流路23
には流体は流入せず、従って第1の出口ポート10には
流れない。つまり、図6(B)の切換位置において、第
1の入口ポート8,第2の入口ポート9→第2の出口ポ
ート11の流路が成立する。
【0019】次に、図6(C)では、ロータ3は図6
(B)から更に時計方向に回転した位置にあり、ロータ
3の連絡流路22は第2の流出口20と第2の流入口1
8とに跨がり、連絡流路23は第1の流出口16と第1
の流入口17とに跨がっている。この状態において、第
1の入口ポート8から流入した流体は、接続口12を経
て第1の流出口16から連絡流路23内に流出する。こ
の流体は第1の流入口17に流入し、接続口14を経て
第1の出口ポート10に至る。一方、第2の入口ポート
9から流入した流体は、接続口13を経て第2の流出口
20から連絡流路22内に流出する。この流体は第2の
流入口18に流入し、接続口15を経て第2の出口ポー
ト11に至る。つまり、図6(C)の切換位置におい
て、第1の入口ポート8→第1の出口ポート10,第2
の入口ポート9→第2の出口ポート11の流路が成立す
る。
【0020】最後に、図6(D)では、ロータ3は図6
(C)から更に時計方向に回転した位置にあり、ロータ
3の連絡流路22は第1及び第2の流出口16,20と
第1の流入口17とに跨がり、連絡流路23は第2の流
入口18に被さっている。この状態で、第1及び第2の
入口ポート8及び9から流入した流体は、接続口12及
び13を経てそれぞれ第1及び第2の流出口16及び2
0から連絡流路22内に流出する。この流体はいずれも
第1の流入口17に流入し、接続口14を経て第1の出
口ポート10に至る。一方、連絡流路22には流体は流
入せず、従って第2の出口ポート11には流れない。つ
まり、図6(D)の切換位置において、第1の入口ポー
ト8,第2の入口ポート9→第1の出口ポート10の流
路が成立する。
【0021】ここで、図2において、第1及び第2の入
口ポート8,9並びに第1及び第2の出口ポート10,
11はそれぞれ互いに隣接して配置されている。これに
より、方向切換弁の上・下流に接続される部品、例えば
イオン水生成器についていえば電解槽やイオン水取出口
の構造や配置が簡単になる。そこで、図3において、ス
テータ2の第1及び第2の流出口16,20並びに第1
及び第2の流入口17,18は、第2の流出口20を接
続口19及び流路21を介して、弁本体1の接続口13
から変位させることにより、点線矢印で示すように、第
1及び第2の流出口16,20同士を結ぶ線と、第1及
び第2の流入口17,18同士を結ぶ線とが互いに交差
するように配置している。
【0022】これにより、ロータ3の連絡流路22,2
3を互いに交差させることなく、上述したように流出口
16,20及び流入口17,18に跨がらせることがで
き、ロータ3の構成が簡単となる(図3において、仮に
第2の流出口20の位置を接続口13と同じにして、一
方の連絡流路を第1の流入口17と第2の流出口20と
に跨がらせ、他方の連絡流路を第2の流入口18と第1
の流出口16とに跨がらせようとすると、2つの連絡流
路が交差しロータ3の構造が複雑となる。)。
【0023】図示実施の形態において、弁座体としての
ステータ2は弁本体1と材質を変えるために弁本体1と
は別体としたが、弁本体1と一体構成することも可能で
ある。また、ロータ2はモータ5で回転角位置を切り換
えることとしたが、シャフト6にハンドルを設けて、手
動操作により切り換えることも可能である。
【0024】
【発明の効果】この発明によれば、2つの入口ポートと
2つの出口ポートとの間の流路をロータの回転角位置で
切り換える構成とすることにより、複雑な配管接続を行
うことなく、例えばイオン水生成器において、電極の極
性を逆転させても酸性水とアルカリ性水とを常に決まっ
た取出口から取り出すことが可能となる。その場合、第
1及び第2の流出口同士を結ぶ線と第1及び第2の流入
口同士を結ぶ線とを互いに交差させ、第1及び第2の入
口ポート並びに第1及び第2の出口ポートをそれぞれ互
いに隣接して配置することにより、方向切換弁の上流側
及び下流側に接続される部品の構造や配置が簡単にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を示す方向切換弁の分解
斜視図である。
【図2】図1における弁本体の平面図である。
【図3】図1におけるステータの平面図である。
【図4】図3のIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】図3のV−V線に沿う断面図である。
【図6】ロータの連絡流路とステータの流出口及び流入
口との関係を示す平面図で、(A)〜(D)はそれぞれ
ロータの異なる回転角位置を示す。
【図7】図1におけるロータの裏面を示す斜視図であ
る。
【図8】従来例を示すイオン水生成器の配管構成図であ
る。
【符号の説明】
1 弁本体 2 ステータ 3 ロータ 4 蓋板 5 モータ 6 シャフト 8 第1の入口ポート 9 第2の入口ポート 10 第1の出口ポート 11 第2の出口ポート 16 第1の流出口 17 第1の流入口 18 第2の流入口 20 第2の流出口 22 連絡流路 23 連絡流路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 麻畠 公宏 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 黄川田 栄 神奈川県藤沢市辻堂新町4丁目3番1号 エヌ・オー・ケー・エフテック株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平坦面同士で互いに摺動接触する回転弁体
    及び弁座体と、第1及び第2の2つの入口ポート並びに
    第1及び第2の2つの出口ポートを有する弁本体とを備
    え、 前記弁座体は前記回転弁体と対向する面に、この回転弁
    体の回転軸を中心とする円弧に沿って、前記第1及び第
    2の入口ポートにそれぞれ通じる第1及び第2の2つの
    流出口と、前記第1及び第2の出口ポートにそれぞれ通
    じる第1及び第2の2つの流入口とが設けられる一方、 前記回転弁体の前記弁座体との対向面には、凹部からな
    る互いに区画された2つの連絡流路が設けられ、 これらの連絡流路は、前記回転弁体の第1の回転角位置
    で一方の連絡流路が前記第1の流出口と前記第2の流入
    口とに跨がるとともに、他方の連絡流路が前記第2の流
    出口と前記第1の流入口とに跨がり、第2の回転角位置
    で一方の連絡流路が前記第1及び第2の流出口と前記第
    1の流入口とに跨がり、第3の回転角位置で一方の連絡
    流路が前記第1の流出口と前記第1の流入口とに跨がる
    とともに、他方の連絡流路が前記第2の流出口と前記第
    2の流入口とに跨がり、第4の回転角位置で一方の連絡
    流路が前記第1及び第2の流出口と前記第2の流入口と
    に跨がるように形成されていることを特徴とする方向切
    換弁。
  2. 【請求項2】第1及び第2の入口ポート並びに第1及び
    第2の出口ポートはそれぞれ互いに隣接して配置される
    とともに、第1及び第2の流出口並びに第1及び第2の
    流入口は、前記第1及び第2の流出口同士を結ぶ線と、
    前記第1及び第2の流入口同士を結ぶ線とが互いに交差
    するように配置されたことを特徴とする請求項1記載の
    方向切換弁。
JP19659097A 1997-07-07 1997-07-07 方向切換弁 Pending JPH1122840A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002243096A (ja) * 2001-02-15 2002-08-28 Tlv Co Ltd スチームトラップ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002243096A (ja) * 2001-02-15 2002-08-28 Tlv Co Ltd スチームトラップ

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