JPH11228382A - 二酸化炭素を混入したフルオロカーボンを含有する化粧用スキンケア又はヘアケア組成物 - Google Patents

二酸化炭素を混入したフルオロカーボンを含有する化粧用スキンケア又はヘアケア組成物

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JPH11228382A
JPH11228382A JP10342956A JP34295698A JPH11228382A JP H11228382 A JPH11228382 A JP H11228382A JP 10342956 A JP10342956 A JP 10342956A JP 34295698 A JP34295698 A JP 34295698A JP H11228382 A JPH11228382 A JP H11228382A
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fluorocarbon
skin
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carbon dioxide
oxygen
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Christine Marie Penksa
クリスチン・マリー・ペンクサ
Uma Santhanam
ウマ・サンタナム
Stephan Samuel Habif
ステフアン・サミユエル・アビフ
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Unilever NV
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 皮膚への血液の流れを増加し、かくして皮膚
への内因性酸素および栄養素の送達を増大する組成物を
提供する。 【解決手段】 二酸化炭素が注入された液状の不活性な
疎水性フルオロカーボンを含有するスキンケアまたはヘ
アケア化粧品用組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】二酸化炭素が注入された不活
性な液状疎水性フルオロカーボンを含有する化粧品用組
成物。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】細胞外
マトリックス物質の増殖および生成（両方共、健康で若
く見える皮膚を維持するために必須である）のような細
胞の過程に燃料を供給するべきエネルギーを生じるため
に、酸素が皮膚細胞により使われる。皮膚中の酸素レベ
ルは体の他の部分中より低く、また年齢と共に一層減少
すると知られている。例えば、「アートマン等，“皮膚
中の酸素 皮膚の老化の新たなパラメーター”，ＳＯＦ
Ｗ，１１９／１５，ｐｐ．９４２〜４８（１９９３）」
参照。かくして、皮膚の酸素レベルを増大させるスキン
ケア用組成物が望ましい。
【０００３】皮膚の酸素レベルを増大させる一つのやり
方は、皮膚への血液流を増加させることによる。皮膚へ
の血液流およびそれ故酸素送達を増加するために、二酸
化炭素富化水中への皮膚の浸漬が以前に示された。例え
ば、「ハートマン等，“足の皮膚における皮膚の微小循
環および酸素張力に対する二酸化炭素富化水および淡水
の効果”，アンジオロジー（Ａｎｇｉｏｌｏｇｙ），ｖ
ｏｌ．４８，ｐｐ．３３７〜４３（１９９７）」参照。
【０００４】リアン等およびカーリ等は、皮膚への増加
血液流は脂肪性浮腫の処置において有益であり得ること
を記載する。「リアン等，“脂肪組織の発達並びに血管
系とのその関係”，クリニックス・イン・ダーマトロジ
ー（Ｃｌｉｎｉｃｓ ｉｎＤｅｒｍａｔｏｌｏｇ
ｙ）”，第７巻，第４号，ｐｐ．１〜７，１１月−１２
月号（１９８９）」並びに「エス・カーリ，“脂肪性浮
腫並びに脂肪組織の微小循環”，コスメティックス・ア
ンド・トイレトリーズ（Ｃｏｓｍｅｔｉｃｓ ＆Ｔｏｉ
ｌｅｔｒｉｅｓ），ｖｏｌ．１０８，ｐｐ．５１〜５
８，４月号（１９９３）」参照。
【０００５】フルオロカーボンは、多量の二酸化炭素ガ
スを溶解することの可能な安全で化学的に不活性な化合
物である。南アフリカ国特許出願９３４５７０、９３４
５７１および９４６０６４（すべてランキャスター）
は、酸素を含有するフルオロカーボンが局所施用により
酸素を皮膚に送達し得ることを開示する。しかしなが
ら、酸素のかかる外因性送達は幾つかの重大な欠点を有
する。酸素での局所処置は皮膚への血液流を増加せず
（酸素は血管拡張剤でない故）、そしてそれ故血液から
皮膚への栄養素の送達を増加しない。また、酸素は高引
火性である故酸素を用いて作業することは安全でなく、
従って製造上の難題並びにコストの増加を呈する。加え
て、酸素を含有する製品は、酸化に感受性である薬剤
（即ち、抗酸化剤またはレチノイド）の共存を許容せ
ず、何故ならかかる薬剤は酸素の存在下で不安定である
からである。
【０００６】ある化粧用製品（主として、制汗剤）は、
噴射剤としてフルオロカーボンガス（時に、二酸化炭素
との混合物にて）を用いる。例えば、ＥＰ０，２７５，
６９５参照。対照的に、本発明におけるスキンケア用組
成物は液状フルオロカーボンを含有する。
【０００７】液状フルオロカーボンを含有する、頭髪の
洗浄または整髪のための化粧用製品もまた公知である。
例えば、マレー等の米国特許５，４５１，３９５または
ゴフ等の米国特許５，５８０，５５０参照。
【０００８】ムーア（米国特許４，８７９，０６２およ
び４，５６９，７８４）は、創傷、挫傷および刺激の処
置用のペルフルオロカーボンおよび酸素を含有するジェ
ルを開示する。ムーアは酸素、窒素、二酸化炭素および
空気のような不活性ガスを輸送することの可能な物質と
して“発明の背景（Ｂａｃｋｇｒｏｕｎｄ ｏｆ ｔｈ
ｅ Ｉｎｖｅｎｔｉｏｎ）”のセクションにおいてフル
オロカーボンを記載するが、しかしムーアの組成物中の
唯一のガスは酸素である。更に、ムーアは、皮膚への血
液流を増加させるかまたは皮膚中の内因性酸素レベルを
増大させる問題に取り組まない。ムーアは、無傷の非創
傷皮膚に抗老化有益性を与えることを目的としたスキン
ケア化粧品用組成物を教示しない。むしろ、ムーアの組
成物は外因性酸素を送達することを目的とした医薬処置
用組成物であり、そして上記に記載されたように外因性
酸素の送達と関連した欠点を有する。ムーアの組成物
は、本発明と同じ作用態様を有さずそして同じ結果を達
成しない。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は、スキンケアま
たはヘアケア化粧品用組成物であって、 ｉ）該組成物の約０．１重量％ないし約７０重量％の、
二酸化炭素が注入されたフルオロカーボン、および ｉｉ）化粧上受容され得る賦形剤からなり、しかも該フ
ルオロカーボンが不活性であり、２５℃において液体で
ありかつ疎水性である上記組成物を含む。
【００１０】本発明はまた、内因性酸素を皮膚に送達す
る化粧方法であって、本発明の組成物を皮膚に施用する
ことからなる上記方法を含む。
【００１１】本発明の組成物および方法は、皮膚への血
液の流れおよび循環を改善しそしてその結果皮膚への内
因性酸素の供給を改善する。
【００１２】
【発明の実施の形態】増加された血液流は今度は、シワ
および老化または光老化皮膚の低減された出現、脂肪性
浮腫の低減された徴候、改善された皮膚の色、毛根の改
善された状態、皮膚の輝きおよび明澄および仕上がりの
改善並びに皮膚の全体的な健康で若々しい外観をもたら
し得る。
【００１３】別段特記されていなければ、量はすべて組
成物に対する重量による。
【００１４】ここにおいて用いられている用語“皮膚”
は、体、顔および頭皮における皮膚を含む。
【００１５】本発明の組成物は、窒素、酸素、硫黄また
は別のハロゲンのようなヘテロ原子を含有していても含
有していなくてもよいフッ素化化合物であるフルオロカ
ーボンを含有する。本発明のフルオロカーボンは、二酸
化炭素または酸素を溶解するための高い能力を有する濃
密な不活性で疎水性の液体である（フルオロカーボンは
多くフッ素化されていればいるほど、ガスを溶解するた
めのその能力は一層高い）。更に、本発明の目的のため
に、フルオロカーボンは、それらが室温において液体
（気体でも固体でもない）であるように即ちそれらの沸
点が４０℃より高い好ましくは６０℃より高いように選
択される。かくして、実際には、本発明のフルオロカー
ボンは少なくとも６個の炭素原子好ましくは８〜１０個
の炭素原子を有する。これらの条件内で、フルオロカー
ボンは一般に、それらが水または化粧目的のためにエモ
リエント剤として用いられる流動油のように注ぐことが
可能であるような低い粘度を有する。
【００１６】好ましくは、本発明の組成物中に含まれる
フルオロカーボンは帯電しておらず（即ち、非イオン
性）、何故なら非帯電フルオロカーボンは一層不活性で
あり、またＣＯ２を一層良好に送達するはずであるから
である。本発明のフルオロカーボンは直鎖を有し得（例
えば、ペルフルオロオクタン、ペルフルオロデカン）ま
たは幾つかの環構造を含有し得（ペルフルオロデカリ
ン）、それらは他のハロゲン（ペルフルオロオクチルブ
ロマイド、ペルフルオロデシルブロマイド、ペルフルオ
ロオクチルヨーダイド）、窒素（ペルフルオロトリプロ
ピルアミン、ペルフルオロトリブチルアミン）または水
素（ビス−（Ｆ−ブチル）−エテンまたはＦ−４４Ｅ）
のようなヘテロ原子を含有し得る。好ましくは、本発明
のフルオロカーボンはペルフッ素化エーテル（例えば、
フォムブリン（Ｆｏｍｂｌｉｎ）またはアフルノックス
（Ａｆｌｕｎｏｘ）１００の商品名下で販売されている
ペルフルオロポリメチルイソプロピルエーテル）であ
り、何故ならペルフッ素化エーテルは比較的安価であ
り、また商業的に入手できるからである。
【００１７】本発明の組成物は、０．１％ないし７０％
好ましくは０．１％ないし３０％最も好ましくは（効力
／コストの比率を最大にするために）１％ないし１５％
のフルオロカーボンを含有する。フルオロカーボンの重
量は、それに二酸化炭素が注入されているとき本質的に
同じままである。
【００１８】本発明によれば、フルオロカーボンに、フ
ルオロカーボンが最終組成物中に混入される前または
後、好ましくはＣＯ２雰囲気中で（例えば、ＣＯ２のガ
スシール下で）、二酸化炭素が注入される。本発明の最
も好ましい具体的態様において、フルオロカーボンおよ
び組成物の残部の各々にＣＯ２ガスシール下で二酸化炭
素が注入され、そして次いでＣＯ２ガスシール下で互い
に混合される。二酸化炭素についての注入は、このガス
をフルオロカーボンに泡入することにより達成される。
【００１９】比較的粘性な最終組成物に対してよりもむ
しろ低粘度の流体に泡入する場合炭酸ガス飽和化が比較
的容易であるために、最終組成物中へのフルオロカーボ
ンの混入に先立ってフルオロカーボンに注入することが
有利である。二酸化炭素の送達を最大にするために、二
酸化炭素の注入は、好ましくはフルオロカーボンが二酸
化炭素で完全に飽和されるまでなされる。
【００２０】本発明の組成物中のフルオロカーボンは、
典型的には３７℃においてその容量の５０％ないし２５
０％好ましくは１００％ないし２５０％最も好ましくは
１４０％ないし２５０％の二酸化炭素を担持する。
【００２１】本発明の組成物はまた、化粧上受容され得
る賦形剤、即ち不活性であり、通常最高量にて存在する
成分であり、フルオロカーボンを送達するために機能す
る担体を含む。
【００２２】水以外のまたは水に加えて賦形剤は、液状
または固体状エモリエント剤、溶媒、保湿剤、増粘剤お
よび粉末を含み得る。
【００２３】化粧上受容され得る賦形剤は通常組成物の
５重量％ないし９９．９重量％好ましくは２５重量％な
いし８０重量％を形成し、そして他の化粧品用添加剤の
不存在下で組成物の残余を形成し得る。
【００２４】本発明によれば、賦形剤は、好ましくは賦
形剤の少なくとも５０重量％が水である。本発明の組成
物は、二酸化炭素の逃散および／またはフルオロカーボ
ンの蒸発を最小にするために、好ましくは油−水エマル
ジョンである。水中油型エマルジョンにおいて、フルオ
ロカーボンは水性相中に離散液滴として分散されてい
て、フルオロカーボンの大気との直接的接触を最小にす
る。本発明による好ましい水中油型エマルジョンにおい
て、水は少なくとも５０％最も好ましくは６０〜８０％
からなる。随意的な皮膚有益物質および化粧品用添加剤 スキンケア化粧品用組成物：本発明による好ましい組成
物は、抗老化有益性を達成することを目的とする皮膚の
処置のための化粧品用組成物である。かかる組成物は好
ましくは、有害なＵＶ−ＡおよびＵＶ−Ｂ線への皮膚の
暴露から生じる皮膚に対する老化、シワ化および光損傷
を更に最小にするためにサンスクリーン剤を含む。
【００２５】例示的化合物は、ＰＡＢＡ、シンナメート
およびサリチレートの誘導体である。例えばオクチルメ
トキシシンナメートおよび２−ヒドロキシ−４−メトキ
シベンゾフェノン（オキシベンゾンとしても知られてい
る）が、用いられ得る。オクチルメトキシシンナメート
および２−ヒドロキシ−４−メトキシベンゾフェノン
は、それぞれ商標パーソル（Ｐａｒｓｏｌ）ＭＣＸおよ
びベンゾフェノン（Ｂｅｎｚｏｐｈｅｎｏｎｅ）−３下
で商業的に入手できる。最適なＵＶ−Ａ保護のために、
本組成物は、商標パーソル（Ｐａｒｓｏｌ）１７８９下
で商業的に入手できるアボベンゾン（ａｖｏｂｅｎｚｏ
ｎｅ）、および／または二酸化チタンもしくは酸化亜鉛
のような広範なスペルトル保護を呈する物理的サンスク
リーン剤を含み得る。エマルジョン中に用いられるサン
スクリーン剤の精確な量は、太陽のＵＶ線からの所望保
護度および用いられるサンスクリーン剤の本性に依存し
て変動し得る。
【００２６】一般に、スキンケア化粧品用の本発明の組
成物中のサンスクリーン剤の量は、０．１％ないし２５
％の範囲にある。個々のサンスクリーン剤に関して、そ
れらの量は次の通りである。即ち、０．１％ないし１０
％好ましくは２％ないし７．５％最も好ましくは２％な
いし５％のオクチルメトキシシンナメート、０．１％な
いし６％好ましくは２％ないし６％最も好ましくは２％
ないし４％のオキシベンゾン、０．１％ないし５％好ま
しくは０．１％ないし２％最も好ましくは０．１％ない
し１％のアボベンゾン、０．１％ないし２５％好ましく
は２％ないし２５％最も好ましくは２％ないし５％の二
酸化チタン、０．１％ないし２５％好ましくは２％ない
し２５％最も好ましくは２％ないし５％の酸化亜鉛。
【００２７】好ましくは水中油型エマルジョンをもたら
すために、油および油状物質が乳化剤と一緒に存在し得
る。
【００２８】エモリエント剤は、しばしば、本発明の化
粧品用組成物中に混入される。かかるエモリエント剤の
レベルは、総組成物の０．５重量％ないし５０重量％好
ましくは５重量％と３０重量％の間の範囲にあり得る。
エモリエント剤は、エステル、脂肪酸およびアルコー
ル、ポリオール並びに炭化水素のような一般的な化学的
範疇下で分類され得る。
【００２９】エステルは、モノまたはジエステルであり
得る。脂肪酸ジエステルの受容され得る例は、ジブチル
アジペート、ジエチルセバケート、ジイソプロピルジメ
レート（ｄｉｍｅｒａｔｅ）およびジオクチルスクシネ
ートを含む。受容され得る分枝鎖脂肪酸エステルは、２
−エチル−ヘキシルミリステート、イソプロピルステア
レートおよびイソステアリルパルミテートを含む。受容
され得る三塩基酸エステルは、トリイソプロピルトリリ
ノレエートおよびトリラウリルシトレートを含む。受容
され得る直鎖脂肪酸エステルは、ラウリルパルミテー
ト、ミリスチルラクテート、オレイルユーアケート（ｅ
ｕｒｃａｔｅ）およびステアリルオレエートを含む。好
ましいエステルは、ココ−カプリレート／カプレート
（ココ−カプリレートおよびココ−カプレートの配合
物）、プロピレングリコールミリスチルエーテルアセテ
ート、ジイソプロピルアジペートおよびセチルオクタノ
エートを含む。
【００３０】適当な脂肪アルコールおよび酸は、１０〜
２０個の炭素原子を有する化合物を含む。特に好ましい
ものは、セチル、ミリスチル、パルミチルおよびステア
リルアルコールおよび酸のような化合物である。
【００３１】エモリエント剤として働き得るポリオール
の中には、線状および分枝鎖のアルキルポリヒドロキシ
ル化合物がある。例えば、プロピレングリコール、ソル
ビットおよびグリセリンが好ましい。ポリプロピレング
リコールおよびポリエチレングリコールのようなポリマ
ー状ポリオールもまた、有用であり得る。ブチレンおよ
びプロピレングリコールもまた、浸透向上剤として特に
好ましい。
【００３２】エモリエント剤として働き得る例示的な炭
化水素は、１２〜３０個の炭素原子の炭化水素鎖を有す
るものである。特定の例は、鉱油、石油ジェリー、スク
アレンおよびイソパラフィンを含む。
【００３３】本発明の化粧品用組成物内の機能成分の別
の範疇は、増粘剤である。増粘剤は、通常、該組成物の
０．１重量％ないし２０重量％好ましくは約０．５重量
％ないし１０重量％の量にて存在する。例示的な増粘剤
は、ビー・エフ・グッドリッチ・カンパニー社から商標
カーボポール（Ｃａｒｂｏｐｏｌ）下で入手できる架橋
ポリアクリレート物質である。キサンタン、カラジーナ
ン、ゼラチン、カラヤ、ペクチンおよびローカストビー
ンガムのようなガムが、用いられ得る。
【００３４】粉末は、本発明の化粧品用組成物中に混入
され得る。これらの粉末は、白亜、タルク、カオリン、
デンプン、スメクタイト粘土、化学変性されたケイ酸ア
ルミニウムマグネシウム、有機変性されたモンモリロナ
イト粘土、水和ケイ酸アルミニウム、フュームドシリ
カ、アルミニウムデンプンオクテニルスクシネートおよ
びそれらの混合物を含む。
【００３５】スキンケア用組成物は、着色剤、不透明剤
および香料を含み得る。これらの他の添加剤副成分の量
は、該組成物の０．００１重量％から２０重量％までの
範囲にあり得る。 ヘアケア化粧品用組成物：本発明の組成物がヘアケア用
組成物である場合、それは頭皮の皮膚に作用して、頭皮
の皮膚および毛根への血液流を増加させる。かかるヘア
ケア用組成物は、シャンプー、コンディショナー、トニ
ック、整髪助剤、等のような付着放置（ｌｅａｖｅ−ｏ
ｎ）型または“すすぎ除去（ｒｉｎｓｅ−ｏｆｆ）”型
製品であり得る。
【００３６】本発明のヘアケア用組成物は、典型的に
は、スキンケア用組成物について上記に記載された成分
を含みそして１種もしくはそれ以上の界面活性剤物質お
よび／または１種もしくはそれ以上のコンディショニン
グ剤を更に含み得る。
【００３７】界面活性剤物質は、陰イオン性、非イオン
性、両性もしくは陽イオン性界面活性剤またはそれらの
混合物から選択される。
【００３８】ヘアコンディショニング用製品は、好まし
くは１種またはそれ以上の陽イオン性界面活性剤を含
む。陽イオン性界面活性剤の使用は、これらの成分がコ
ンディショニング有益性を毛髪に与えることが可能であ
る故特に好ましい。
【００３９】適当な陰イオン性界面活性剤は、アルキル
サルフェート、アルキルエーテルサルフェート、アルカ
リールスルホネート、アルキルスクシネート、アルキル
スルホスクシネート、Ｎ−アルコイルサルコシネート、
アルキルホスフェート、アルキルエーテルホスフェー
ト、アルキルエーテルカルボキシレートおよびアルファ
−オレフィンスルホネート、特にそれらのナトリウム、
マグネシウム、アンモニウムおよびモノ−、ジ−および
トリエタノールアミンの塩である。それらのアルキル基
は、一般に８〜１８個の炭素原子を含有しそして不飽和
であってもよい。アルキルエーテルサルフェート、アル
キルエーテルホスフェートおよびアルキルエーテルカル
ボキシレートは、１分子当たり１〜１０個のエチレンオ
キシドユニットまたはプロピレンオキシドユニットを含
有し得そして好ましくは１分子当たり２〜３個のエチレ
ンオキシドユニットを含有する。
【００４０】適当な陰イオン性界面活性剤の例は、ナト
リウムオレイルスクシネート、アンモニウムラウリルス
ルホスクシネート、アンモニウムラウリルサルフェー
ト、ナトリウムドデシルベンゼンスルホネート、トリエ
タノールアミンドデシルベンゼンスルホネートおよびナ
トリウムＮ−ラウリルサルコシネートを含む。最も好ま
しい陰イオン性界面活性剤は、ナトリウムラウリルサル
フェート、トリエタノールアミンラウリルサルフェー
ト、トリエタノールアミンモノラウリルホスフェート、
ナトリウムラウリルエーテルサルフェート１ＥＯ、２Ｅ
Ｏおよび３ＥＯ、アンモニウムラウリルサルフェート並
びにアンモニウムラウリルエーテルサルフェート１Ｅ
Ｏ、２ＥＯおよび３ＥＯである。
【００４１】本発明の組成物において用いるのに適した
非イオン性界面活性剤は、脂肪族（Ｃ８〜Ｃ１８）第１
級もしくは第２級線状もしくは分枝鎖アルコールまたは
フェノールとアルキレンオキシドとの縮合生成物（通常
エチレンオキシドそして一般に６〜３０のＥＯとの縮合
生成物）を含み得る。
【００４２】他の適当な非イオン性物質は、モノもしく
はジアルキルアルカノールアミドまたはアルキルポリグ
ルコシドを含む。それらの例は、ココモノまたはジエタ
ノールアミド、ココモノイソプロパノールアミドおよび
ココジグルコシドを含む。
【００４３】本発明の組成物において用いるのに適した
両性界面活性剤は、アルキルアミンオキシド、アルキル
ベタイン、アルキルアミドプロピルベタイン、アルキル
スルホベタイン、アルキルグリシネート、アルキルカル
ボキシグリシネート、アルキルアンホプロピオネート、
アルキルアミドプロピルヒドロキシスルタイン、アシル
タウレートおよびアシルグルタメートを含み得、しかし
てそれらのアルキルおよびアシル基は８〜１８個の炭素
原子を有する。
【００４４】それらの例は、ラウリルアミンオキシド、
ココジメチルスルホプロピルベタイン並びに好ましくは
ラウリルベタイン、ココアミドプロピルベタインおよび
ナトリウムココアンホプロピオネートを含む。
【００４５】陽イオン性界面活性剤の例は、次のものを
含む。即ち、セチルトリメチルアンモニウムクロライ
ド、ステアリルジメチルベンジルアンモニウムクロライ
ド、セチルピリジニウムクロライド、クォターニウム−
５、−３１、−１８およびそれらの混合物。
【００４６】本発明のシャンプー用組成物中の界面活性
剤物質のレベルは、好ましくは該組成物の１重量％より
多く一層好ましくは２〜３５重量％最も好ましくは５〜
３０重量％である。本発明によるヘアコンディショナー
製品において、陽イオン性界面活性剤のレベルは、好ま
しくは組成物の０．０１〜１０重量％一層好ましくは
０．０５〜５重量％最も好ましくは０．１〜２重量％で
ある。
【００４７】本発明のヘアケア用組成物がフルオロカー
ボン物質および陽イオン性界面活性剤に加えて追加的コ
ンディショニング剤を含む場合、この物質は好ましくは
陽イオン性ポリマーまたは第４級化蛋白質加水分解物か
ら選ばれる。
【００４８】適当な陽イオン性ポリマーは、グアーヒド
ロキシプロピルトリモニウムクロライド、クォターニウ
ム−１９、−２３、−４０、−５７、ポリ（ジメチルジ
アリルアンモニウムクロライド）、ポリ（ジメチルブテ
ニルアンモニウムクロライド）−，ｗ−ビス（トリエタ
ノールアンモニウムクロライド）、ポリ（ジプロピルジ
アリルアンモニウムクロライド）、ポリ（メチル−ベー
タ−プロパニオジアリルアンモニウムクロライド）、ポ
リ（ジアリルピペリジニウムクロライド）、ポリ（ビニ
ルピリジニウムクロライド）、第４級化ポリ（ビニルア
ルコール）、第４級化ポリ（ジメチルアミノエチルメタ
クリレート）およびそれらの混合物を含む。
【００４９】適当な蛋白質誘導体は、ラウリルジモニウ
ムヒドロキシプロピルアミノ加水分解動物蛋白質（商品
名ラメクァット（ＬＡＭＥＱＵＡＴ）Ｌ下で商業的に入
手できる）並びに硫黄担持アミノ酸を含有する加水分解
ケラチン（商品名クロクァット（ＣＲＯＱＵＡＴ）ＷＫ
Ｐ下で商業的に入手できる）を含む。
【００５０】本発明の組成物中のペルフルオロポリエー
テルおよび陽イオン性界面活性剤以外のコンディショニ
ング剤の好ましいレベルは、０〜２０重量％例えば０．
０１〜１０重量％または０．１〜５重量％である。
【００５１】本発明のヘアケア用組成物はまた、抗細菌
剤、抗フケ剤（例えば、亜鉛ピリジンチオンまたはオク
トピロックス（Ｏｃｔｏｐｉｒｏｘ））、起泡増進剤、
真珠光沢剤、香料、染料、着色剤、保存剤、粘度調整
剤、蛋白質、ポリマー、緩衝剤、ポリオールおよび他の
潤い付与剤、ハーブエキス、ミンク油または蜂蜜のよう
な、ヘアトリーメント用組成物中に普通見られる小量の
他の成分を含み得る。 本発明の使用 本発明による組成物は、第一にヒトの皮膚への局所施用
のための化粧用製品として、特に、皮膚への内因性酸素
の供給を増加しそしてかくして小ジワ化、シワ化、老化
もしくは光損傷した皮膚または脂肪性浮腫を防ぎもしく
は低減しまたは頭皮の健康を増進するために意図されて
いる。
【００５２】使用の際、本組成物の少量例えば１〜１０
０ｍｌが皮膚の暴露域に適当な容器またはアプリケータ
ーから施用され、そして必要ならそれは次いで手もしく
は指または適当な装置を用いて皮膚に広げられおよび／
または皮膚に擦り込まれる。本発明のヘアケア用組成物
は、一般に、１〜５０ｍｌの量にて施用される。シャン
プーについての好ましい量は、濡れた頭髪に対して３〜
５ｍｌである。シャンプーを施用した後、濡れた頭髪は
処理されて泡を生じる。該泡はすすぎの前に短時間例え
ば１〜４分間頭上に保留され得、あるいは直ちにすすが
れ得る。この処置は、必要なら繰り返され得る。コンデ
ィショナーについて、好ましい用量は８〜２０ｍｌであ
り、しかして該用量は洗浄またはすすぎ後の頭髪に施用
されそしてその後濡れた頭髪は処理されそしてすすがれ
る。 製品形態および包装 本発明の組成物は、ローション、流動性クリームまたは
クリームとして処方され得る。ローションまたは流動性
クリームがその比較的低い粘度のために好ましく、しか
して該比較的低い粘度はフルオロカーボン分散相が一層
良好に広がって一層均一なフルオロカーボン油膜になる
のを促進して、下方の皮膚組織への二酸化炭素の一様な
送達がもたらされることになる。
【００５３】本組成物は、その粘度並びに消費者による
予定使用法に適合するよう適当な容器中に包装され得
る。例えば、ローションまたは流動性クリームは、ボト
ルもしくはロールボールアプリケーター、またはカプセ
ル、または噴射剤駆動エアゾール装置もしくは指操作に
適したポンプを備えた容器中に包装され得る。該組成物
がクリームである場合、それは、単にチューブまたは蓋
付きジャーのような非変形性ボトルまたはスクィーズ容
器中に貯蔵され得る。
【００５４】従って本発明はまた、ここにおいて定めら
れたような化粧上受容され得る組成物を含有する閉鎖容
器を提供する。
【００５５】
【実施例】次の特定の例は本発明を更に例示するが、し
かし本発明はそれらに制限されない。
【００５６】例１ 経皮酸素監視装置（ラジオメーター・アメリカ・インク
社のＴＣＭ３経皮ｐＯ ２／ｐＣＯ２監視装置）を用い
て、皮膚への内因性酸素の送達を測定した。器具のプロ
ーブは、酸素センサー電極として白金カソードをそして
参照電極として銀アノードを含有する。酸素の存在下で
電極において発生される電流は、マイクロコンピュータ
ーにより経皮酸素値に変換される。
【００５７】測定を行うために、２箇所の試験部位を１
つの掌側の前腕上に指定しそして各部位に接着リングを
置いた。次いで、３滴のプロピレングリコール接触溶液
を該リングの内方の井戸状空所に加えた。基準線経皮酸
素読取り値を両部位において同時に、２台の経皮監視装
置を用いて取った。基準線読取り値を取った後、プロー
ブを接着リングから除去しそして部位を吸取り紙で優し
く吸い取って乾かした。二酸化炭素が注入されたペルフ
ルオロポリメチルイソプロピルエーテルエマルジョン
（フォムブリン（Ｆｏｍｂｌｉｎ），ブルックス・イン
ダストリーズ・インク社から得られる）またはフォムブ
リン（Ｆｏｍｂｌｉｎ）エマルジョン対照（二酸化炭素
なし）を調製した。フォムブリン（Ｆｏｍｂｌｉｎ）エ
マルジョンは、ポリアクリルアミドとＣ１３〜１４イソ
パラフィンおよびラウレス−７との配合物（商品名セピ
ゲル（Ｓｅｐｉｇｅｌ）３０５下の乳化剤）１．２５
％、第１表に指摘されている量のフォムブリン（Ｆｏｍ
ｂｌｉｎ）、および１００％になるのに十分な量の水を
含有していた。エマルジョンは、室温にて最初にオーバ
ーヘッド型撹拌機で１０分間混合しながらフォムブリン
（Ｆｏｍｂｌｉｎ）を水に添加しそして次いで７００ｒ
ｐｍにて１０分間混合しながらセピゲル（Ｓｅｐｉｇｅ
ｌ）３０５を添加することにより作られた。
【００５８】注入は、タンクからエマルジョンまで延び
るゴム管を備えた二酸化炭素タンクを用いて達成され
た。二酸化炭素は、撹拌しながら２分間管を通じてエマ
ルジョン中に導入された。
【００５９】試行に依り、部位を５０、１００または２
００μｌのフォムブリン（Ｆｏｍｂｌｉｎ）エマルジョ
ンで処置した。一方の部位はＣＯ２を有するフォムブリ
ン（Ｆｏｍｂｌｉｎ）エマルジョンで処置され、そして
他方はフォムブリン（Ｆｏｍｂｌｉｎ）エマルジョン対
照（ＣＯ２なし）で処置された。エマルジョンは、容積
式ピペットを用いて各部位に置かれた。実験内におい
て、ＣＯ２を有するフォムブリン（Ｆｏｍｂｌｉｎ）エ
マルジョンおよびフォムブリン（Ｆｏｍｂｌｉｎ）エマ
ルジョン対照について同じ量が用いられた。１０分後、
エマルジョンを綿棒を用いて皮膚から除去した。プロー
ブを接着リング中に戻し、そして酸素レベルを再び測定
した。４、５および６分後取られた測定値をそれぞれの
基準線読取り値で割って、基準線に対する内因性酸素の
増加倍数を決定した。スチューデントのＴ試験を用い
て、統計的有意性を決定した。
【００６０】得られた結果は、第１表に要約されてい
る。 これらの結果は、二酸化炭素が注入されたフルオロカー
ボンが８つの試行のうち６つにおいてフルオロカーボン
エマルジョン対照に対して経皮酸素レベルを有意的に増
大させたことを示している。二酸化炭素で富化された１
００％フルオロカーボンを含有する組成物は、フルオロ
カーボンエマルジョン対照に対して酸素レベルを有意的
には増大させなかった。これは、純粋なフォムブリン
（Ｆｏｍｂｌｉｎ）の場合溶存二酸化炭素を犠牲にして
大気からの空気のフォムブリン（Ｆｏｍｂｌｉｎ）中へ
の比較的速い拡散に因るのかもしれない。フォムブリン
（Ｆｏｍｂｌｉｎ）エマルジョンの場合、賦形剤の構造
が、一時的なガス“バリヤー”または“二酸化炭素シー
ラント”のように作用することにより大気中への二酸化
炭素の速い逃散を防いで下方組織へのその放出を促進す
るのかも知れない。これは、効率的送達の有益性にとっ
て、純粋なフルオロカーボンを用いるよりもむしろ水中
油型エマルジョンとしてかかる賦形剤を用いる必要性を
指摘し得る。
【００６１】試行＃４の結果は他の試行の結果と逆であ
った、ということが注目されるはずである。これは、試
行＃４に先立って器具を検定する際の誤りに因り得る。
【００６２】例２ 血液流のレベルの指標としてヒトの皮膚の表面における
ピンク色度のレベルを分光光度法で測定するために、紅
斑計（ダイアストロン社）を用いた。皮膚への増加血液
流は、典型的には、増加ピンク色度をもたらすことにな
る。２箇所の試験部位を１つの掌側の前腕上に指定し
た。二酸化炭素で富化されたフルオロカーボンエマルジ
ョン（ペルフルオロデカリンまたはフォムブリン（Ｆｏ
ｍｂｌｉｎ）のいずれか）４００μｌを一方の部位に置
き、そしてペルフルオロカーボンエマルジョン対照（Ｃ
Ｏ２なし）を他方の部位に置いた。ペルフルオロデカリ
ン（ＭＷ＝４６２）は、アルドリッチ社から得られた。
エマルジョンは、例１においてと同じに調製された。５
分後エマルジョンを除去し、そしてプローブを皮膚と接
触して置くことにより１０回の連続測定値を各部位にお
いて取った。スチューデントのＴ試験を用いて、統計的
有意性を決定した。得られた結果は、第２表に要約され
ている。 第２表におけるデータは、フルオロカーボン対照と比較
して二酸化炭素が注入されたフルオロカーボンエマルジ
ョンの様々なレベルでの処置後皮膚のピンク色度が有意
的に大きかったことを示している。これは、二酸化炭素
を含有するフルオロカーボンでの処置後皮膚への血液流
が比較的高かったことを示している。
【００６３】例３ この例は、本発明の組成物が混入されている水中油型ク
リームを例示する。 例４ この例は、本発明の組成物が混入されているサンケアク
リームを例示する。 例５ 本発明の範囲内の次の水中油型エマルジョンが製造され
る。 化学名 重量％ 二酸化炭素が注入されたペルフルオロ ポリメチルイソプロピルエーテル ２５ グリセリン １ テトラナトリウムＥＤＴＡ ０．１ セチルアルコール １ ステアリルアルコール １ 鉱油 ５ ポリクォターニウム３７ ２ ステアレス−２１ １ ステアレス−２ ０．５ サリチル酸 ２ トリエタノールアミン ｐＨ３．０まで 水ＤＩ １００％になるのに十分な量 例６ 本発明の範囲内の次の水中油型エマルジョンが製造され
る。 化学名 重量％ 二酸化炭素が注入されたペルフルオロデカン ５０ キサンタンガム ０．２ ジナトリウムＥＤＴＡ ０．１ ナトリウムＰＣＡ ０．５ ジアゾジニル尿素 ０．３ 二酸化チタン １ ステアリン酸 ３ セチルアルコール ０．５ グリセリルステアレート ０．５ ＰＥＧ−１００ステアレート ０．５ ステアレス−２ ０．２ レシチン ０．５ トコフェロール ０．２ オクチルメトキシシンナメート ６ 緑茶エキス １ トリエタノールアミン ｐＨ３．８まで 水ＤＩ １００％になるのに十分な量 例７ 本発明の範囲内の典型的な水中油型エマルジョンは次の
通りである。 化学名 重量％ 二酸化炭素が注入されたペルフルオロ トリブチルアミン ３０ プロピレングリコール １ グリセリン １ ヒドロキシエチルセルロース ０．５ ケイ酸アルミニウムマグネシウム ０．５ イミダゾリジニル尿素 ０．５ テトラナトリウムＥＤＴＡ ０．０５ ペトロラタム ２ イソプロピルパルミテート ５ コレステロール ０．５ セチルアルコール ０．５ イソステアリン酸 ３ レチニルパルミテート ０．１ ＰＥＧ−４０ステアレート １ ＰＥＧ−１００ステアレート １ ソルビタンステアレート １ 水ＤＩ １００％になるのに十分な量 例８ 本発明の範囲内の次の水中油型エマルジョンが製造され
る。 化学名 重量％ 二酸化炭素が注入されたビス−（Ｆ−ブチル） エテン ６０ 全トランスレチノイン酸 ０．０５ 軽質鉱油 １０ ステアロキシトリメチルシランおよび ステアリルアルコール ５ ステアリルステアレート １０ クォターニウム−１５ ３ ＰＥＧ−２２ドデシルグリコールコポリマー １ ソルビット ０．５ メチルパラベン ０．２ ジナトリウムＥＤＴＡ ０．１ ブチル化ヒドロキシトルエン ０．１ 水ＤＩ １００％になるのに十分な量 例９ 次のコンディショナー用組成物が、水を８０℃に加熱す
ることにより作られ得る。初めの５つの成分を、撹拌し
ながら添加する。この混合物を、撹拌しながら４０℃に
冷却する。保存剤、香料および着色剤を添加する。生じ
た混合物を冷却する。 成分 重量％ セチルトリメチルアンモニウムクロライド ０．７ セトステアリルアルコール ２．０ パラフィンロウ １．０ グリセロールモノステアレート ０．７ 二酸化炭素が注入されたペルフルオロポリエーテル ０．００１ 保存剤、香料、着色剤 十分な量 水 １００になるまで 例１０ 次の処方物のシャンプーが、櫂形撹拌機を用いて成分す
べてが混合される単純常温法を用いることにより作られ
得る。 成分 重量％ ナトリウムラウリルエーテルサルフェート２ＥＯ １６．０ ラウリルベタイン ２．０ ジャグアー（Ｊａｇｕａｒ）Ｃ１３Ｓ ０．０４ 二酸化炭素が注入されたペルフルオロポリエーテル ０．００３ ＮａＣｌ １．０ 保存剤、香料、着色剤 十分な量 水 １００になるまで
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウマ・サンタナム アメリカ合衆国、ニユー・ジヤージー・ 07020、エツジウオーター、リバー・ロー ド・45、ユニリーバー・リサーチ・ユー. エス．インコーポレーテツド気付 (72)発明者 ステフアン・サミユエル・アビフ メキシコ国、メキシコ・62500、シバツ ク・ヒユテペツク・モル、カジエ・21− エ・ヌメロ・１、クエルナバカ・プラン ト、ポンズ・ド・メキシコ・エセ・ア

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 スキンケアまたはヘアケア化粧品用組成
    物であって、 ｉ）該組成物の０．１重量％ないし７０重量％の、二酸
    化炭素が混入されたフルオロカーボン、および ｉｉ）化粧上受容され得る賦形剤からなり、しかも該フ
    ルオロカーボンが不活性であり、２５℃において液体で
    ありかつ疎水性である上記組成物。
  2. 【請求項２】 組成物が水中油型エマルジョンである、
    請求項１に記載の組成物。
  3. 【請求項３】 組成物が、サンスクリーン剤および陽イ
    オン性コンディショニング剤から成る群から選択された
    成分を更に含む、請求項１に記載の組成物。
  4. 【請求項４】 フルオロカーボンが少なくとも６個の炭
    素原子を含有する、請求項１に記載の組成物。
  5. 【請求項５】 内因性酸素を皮膚に送達する化粧方法で
    あって、請求項１に記載の組成物を皮膚に施用すること
    からなる上記方法。
  6. 【請求項６】 請求項１に記載の組成物を製造する方法
    であって、フルオロカーボンに二酸化炭素を混入しそし
    て二酸化炭素が混入されたこのフルオロカーボンを引き
    続いて化粧品用組成物中に混入することからなる上記方
    法。
JP10342956A 1997-12-18 1998-12-02 二酸化炭素を混入したフルオロカーボンを含有する化粧用スキンケア又はヘアケア組成物 Pending JPH11228382A (ja)

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