JPH11227887A - ビールの泡検出警報器 - Google Patents

ビールの泡検出警報器

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JPH11227887A
JPH11227887A JP2810498A JP2810498A JPH11227887A JP H11227887 A JPH11227887 A JP H11227887A JP 2810498 A JP2810498 A JP 2810498A JP 2810498 A JP2810498 A JP 2810498A JP H11227887 A JPH11227887 A JP H11227887A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電力の消費が極端に少なく、電源電池交換の
頻度が極端に少なく、既存のビール供給装置にローコス
トで簡単に取り付けられるビールの泡検出警報装置を得
る。 【解決手段】 タンクから注ぎ口に至るビール供給路の
光透過部分を挟んで発光部7と受光部8が配置され、光
透過部分を泡が通るとき透過光量の変化によって泡を検
出する泡検出部2と、泡検出部2からの泡検出信号によ
って警報を発する制御部1とを有し、制御部1は、一定
の時間間隔で発光部7を短時間だけ点灯させ、発光部7
が点灯している間に受光部8が光透過部分の透過光を受
光して透過光量の変化で泡を検出。発光部7を点灯させ
るとき発光量を連続的に増大させ、受光部8による受光
量が所定の値に達するまでの時間によって、ビール供給
路をビールが通っているのかまたは泡が通っているのか
を判定。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビールが充填され
たタンク内に炭酸ガス等を供給してタンクに圧力をかけ
注ぎ口からビールを排出するビール供給装置に設けら
れ、タンクから注ぎ口に至るビール供給路をビールでは
なく泡が通るとこれを検出して警報を発するビールの泡
検出警報器に関する。
【0002】
【従来の技術】ビールが充填されたタンク内に炭酸ガス
等を供給してタンクに圧力をかけ注ぎ口からビールを排
出するビール供給装置は、一般に生ビールの供給装置と
して使用されている。このビール供給装置によれば、タ
ンク内のビールが少量になると圧力がかけられた泡が注
ぎ口から勢いよく噴出する。そのため、注ぎ口からビー
ルをジョッキ等に排出している途中で、泡が注ぎ口に達
して注ぎ口から勢いよく噴出し、ジョッキに注いでいた
ビールを泡の噴出圧力で周囲に飛散させることがある。
【0003】このような事態を防ぐために、タンクから
注ぎ口に至るビール供給路内を泡が通ったときこれを検
出して警報を発し、泡が注ぎ口に至る前にビールの排出
を停止させようとする着想のビールの泡検出警報装置が
既に知られている。実公平8−316号公報記載のもの
はその例である。
【0004】従来提案されているビールの泡検出警報装
置は、上記公報に記載されている考案のように、タンク
から注ぎ口に至るビール供給路の光透過部分を挟んで赤
外線発光素子などからなる発光部とこの発光部から出射
され上記光透過部分を透過した光を検出する受光部とを
配置した検出部を有してなる。これは、上記光透過部分
をビールが通過しているときと泡が通過しているときと
では発光部から受光部に至る光量が異なることを利用し
たもので、受光部の検出出力を監視することによって上
記光透過部分に泡が達したことを検出するようになって
いる。具体的には、ビールが通過しているときは受光部
で受光される光量が多く、泡が通過しているときは光が
泡で乱反射されて受光部で受光される光量が低下するた
め、光量が低下したことによって光透過部分に泡が達し
たことを検出するものである。この検出信号によってブ
ザーやLED等を駆動し、音や光などで警報を発するよ
うにしておけば、泡が注ぎ口に達する前にビールの供給
を停止することができ、ジョッキ等の中のビールや泡が
周囲に飛散するのを未然に防止することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ビールの泡検出警報装置は、検出部の発光部を連続点灯
させている。そのため、電源を電池で賄おうとすると、
電池の消耗が早く、メンテナンスが面倒になる難点があ
る。かかる難点を解消するには商用交流電源から電源を
供給すればよいが、この種の装置は飲食店の水周りで使
用されることが多く、またそれ自体が電流を通すビール
を扱うものであるから、商用交流電源を用いると感電を
起こす可能性が高く、望ましくない。
【0006】また、ビール供給装置は既にあらゆる場所
で多く使われているため、既存のビール供給装置にロー
コストで簡単に取り付けることができる泡検出警報装置
が望まれる。しかるに、従来の泡検出警報装置は既存の
ビール供給装置にローコストで簡単に取り付けることは
考慮されていない。特に、電源として電池を使用するも
のとすれば、短期間で電池を消耗してしまい、電池の交
換が煩わしく、つい電池の交換を怠って、泡が発生した
ときに警報を発することができないという事態に至る可
能性がある。
【0007】本発明は以上のような従来技術の問題点を
解消するためになされたもので、電力の消費を極端に少
なくすることができるように工夫することによって、電
源として電池を使用した場合でも電池交換の頻度を極端
に少なくすることができ、もって、電池交換のメンテナ
ンスが容易であり、既存のビール供給装置にローコスト
で簡単に取り付けることが可能なビールの泡検出警報装
置を提供することを目的とする。
【0008】本発明はまた、泡を検知することによって
発光素子を点灯させるときも、発光素子で消費される電
力を少なくすることができるビールの泡検出警報装置を
提供することを目的とする。
【0009】ビールを充填したタンクにガスで圧力をか
ける別の理由は、適正な圧力をかけることによって、注
ぎ口から注ぎ出されるビールが美味しくなることであ
る。ところが、タンクにかける圧力が不適正で、圧力不
足になると、タンクの中に多くのビールが残っていても
泡が発生する。そこで、本発明のさらに別の目的は、タ
ンクの圧力不足によって泡が発生した場合もこれを検出
することができるビールの泡検出警報装置を提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるビールの
泡検出警報装置は、タンクから注ぎ口に至るビール供給
路の光透過部分を挟んで発光部と受光部が配置され、上
記光透過部分を泡が通るとき透過光量の変化によって泡
を検出する泡検出部と、この泡検出部からの泡検出信号
によって警報を発する制御部とを有し、この制御部は、
一定の時間間隔で上記発光部を短時間だけ点灯させ、こ
の発光部が点灯している間に上記受光部が上記光透過部
分の透過光を受光して透過光量の変化によって泡を検出
することを特徴とする。
【0011】上記制御部は、請求項2記載の発明のよう
に、発光部を点灯させるとき発光量を連続的に増大さ
せ、受光部による受光量が所定の値に達するまでの時間
によって、ビール供給路をビールが通っているのかまた
は泡が通っているのかを判定するようにするとよい。
【0012】また、請求項3記載の発明のように、警報
出力装置として発光素子を有し、上記制御部は、泡検出
信号によって発光素子を短い周期で一定時間点滅させ、
その後はこれよりも長い周期で発光素子を点滅させるよ
うにするとよい。請求項3記載の発明における制御部
は、請求項4記載の発明のように、泡の非検出時は発光
素子を長い周期で点滅させるとともに、点灯時間を短く
制御するとよい。また、上記制御部は、請求項5記載の
発明のように、泡検出信号によって発光素子を短い周期
で一定時間点滅させた後、これよりも長い周期で、か
つ、泡の非検出時の点滅周期よりも短い周期で点滅させ
るとなおよい。
【0013】請求項6記載の発明のように、請求項1記
載の発明において、電源電池を有するとともに警報出力
装置として発光素子を有し、制御部は、電源電圧が動作
不能になる電圧よりも高い一定の電圧まで低下したとき
上記発光素子を消灯させるようにするとよい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
にかかるビールの泡検出警報器の実施の形態について説
明する。まず、図2を参照しながら実施の形態の概要を
説明する。図2において、ビールが充填されるタンク2
5には、ガスボンベ26が接続され、ガスボンベ26か
ら供給される炭酸ガスによってタンク25内に所定のガ
ス圧がかけられるようになっている。タンク25はビー
ル供給路27を介して冷却装置20に接続されている。
冷却装置20はビール供給路27につながる冷却パイプ
を有し、冷却パイプの他端は注ぎ口21につながってい
る。従って、注ぎ口21を開くと、タンク25内のビー
ルがガス圧によってビール供給路27、冷却装置20を
経て注ぎ口21からジョッキ22等に排出される。上記
タンク25、ボンベ26、ビール供給路27、冷却装置
20などからなる装置は従来一般のビール供給装置と同
じである。このビール供給装置に、制御部1、泡検出部
2などを有してなる泡検出警報装置が付加されている。
制御部1と泡検出部2はケーブル12でつながれてい
る。制御部1は警報出力装置としての発光素子15を有
している。以下、泡検出警報装置の具体的な構成例につ
いて説明する。
【0015】図1において、符号1を付したブロックは
上記制御部を、符号2を付したブロックは上記泡検出部
を、符号12は上記ケーブルを、符号15は上記発光素
子をそれぞれ示す。制御部1は制御機能の中枢をなすマ
イクロコンピュータ(以下「マイコン」という)3を有
する。電源として電池4を有し、電池4はコネクタ10
を経て制御部1に接続されている。電池4は制御部1の
外に設けてもよいし、制御部1内に設けてもよい。電池
4の正極は電源端子Vccにつながり、電池4の負極は
グランドにつながっている。マイコン3のVCC端子は
上記電源端子Vccにつながり、GND端子はグランド
につながっている。マイコン3のOSC1、OSC2端
子間にはクリスタル振動子6が接続されている。クリス
タル振動子6はマイコン3におけるクロック信号の発振
に供される。電源端子VccとマイコンのGP1端子と
の間には警報出力装置としてのブザー5と電解コンデン
サC3との直列回路が接続され、ブザー5と並列に逆流
防止用のダイオードD2が接続されている。
【0016】また、マイコン3のGP0端子とグランド
との間には抵抗R4と警報出力装置としての発光素子1
5の直列回路が接続されている。この実施の形態では発
光素子15としてLEDが用いられているが、これに限
らず他の適宜の発光体を用いてもよい。電源端子Vcc
とグランドとの間にはリセットIC9が接続され、リセ
ットIC9の出力端子は上記抵抗R4と発光素子15と
の間に接続されている。リセットIC9は電池4の電圧
が一定の電圧まで低下したときに発光素子15を消灯し
て電池交換を促すためのもので、その動作は後で詳細に
説明する。
【0017】前記泡検出部2は、発光部7と受光部8と
を有してなる。この発光部7と受光部8は、前記タンク
25から注ぎ口21に至るビール供給路27の光透過部
分を挟み相対向して配置されている。従って、発光部か
ら出射された光は、ビール供給路27の光透過部分を透
過して受光部8に至り、上記光透過部分をビールが通過
しているときと泡が通過しているときとでの透過光量の
違いによって受光部8の検出出力が変化するようになっ
ている。この実施の形態では、発光部7として赤外線を
発光するLEDが用いられ、受光部8としてフォトトラ
ンジスタが用いられている。
【0018】泡検出部2と制御部1は、前記ケーブル1
2と、コネクタ11、13を介して次のように接続され
ている。発光部7としてのLEDのカソードは電源端子
Vccに、カソードは抵抗R3を介してマイコン3のG
P2端子に接続されるとともに電解コンデンサC4を介
してグランドに接続されている。受光部8としてフォト
トランジスタのエミッタ側は電源端子Vccに、コレク
タ側は抵抗R1を介してマイコン3のCLR端子に、抵
抗R2を介してグランドに接続され、また、上記抵抗R
1とコンデンサC1を介してグランドに接続されてい
る。
【0019】以上説明した実施の形態の動作を、図3〜
図6を併せて参照しながら説明する。マイコン3の制御
によって発光部2に通電され、発光部2が点灯するが、
ここでは連続して点灯するのではなく、マイコン3がそ
のGP2端子のレベルを一定の時間間隔で制御すること
により、一定の時間間隔で短時間だけ点灯する。この例
では、図3に示すように200mS間隔で、2mSのご
く短い時間範囲内で点灯するように制御される。これに
加えて、発光部7に供給される電流は急激に立ち上がる
のではなく、時間とともに発光部7の発光量が徐々に増
加するように発光部7に供給される電流も徐々に増大さ
せる。従って、受光部8の受光量も徐々に増加してい
く。そして、発光部7に供給される電流が一定の量に達
してその発光量が受光部8で検出することができる量T
hに達すると、発光部7への通電をオフして発光を停止
させる。
【0020】今、ビール供給路27をビールが通過して
いるものとすれば、200mS間隔ごとの発光部7の発
光開始から受光部8が検出信号を出力するまでに要する
時間は短く、かつ、ほぼ一定である。これに対して、ビ
ール供給路27を泡が通過すると、受光部8の受光量が
少なくなるため、発光部7に供給される電流を時間とと
もに増大させ、かつ、所定時間が経過しても、受光部8
による受光量が所定のレベルに達せず、受光部8は検出
信号を出力することができない。そこで、この場合には
ビール供給路27を泡が通過していると判断し、前記ブ
ザー5と発光素子15によって警報を発し、注ぎ口21
を閉じ、またタンク25を交換することを促す。
【0021】図4は上記の動作を具体的に示している。
ここでは、発光部が赤外線を発光するものとして示して
いる。まず、発光部7に通電を開始し、時間とともに電
流を増大させて赤外線の発光量を増加させる。ビール供
給路27の透過光を受光部8が受光して検出信号を出力
するまで、マイコン3が有している時間カウンタがカウ
ントし、受光部8が検出信号を出力すると発光部7への
通電を停止して赤外線発光をオフする。このときの上記
時間カウンタのカウント値を今回のカウント値t1と
し、これを記憶しておく。次に、このカウント値t1と
前回のカウント値t2との差、t1−t2=αを演算
し、次にこのαが100μS以下であるかまたは100
μSを超えているかを判断する。なお、使用開始当初は
t2の値として検出条件に応じた適宜の値がマイコン3
内に記憶されている。今、ビール供給路27をビールが
通過しているものとすれば、t1とt2の差であるαは
0に近く、100μS以下と判断されるはずであるか
ら、この場合は警報を出力することなく、t2をt1に
置き換えて次の200mSタイムアップ判断ステップに
進む。これに対してビール供給路27に泡が達すると、
t1とt2の差が急激に大きくなり、αが100μSを
超えるので、警報出力を行う。警報出力に基づく警報動
作の詳細についてはこのあとで説明する。警報出力後は
上記200mSタイムアップ判断ステップに進み、20
0mSタイムアップによりリターンしてこれまで説明し
てきた一連の動作を繰り返す。
【0022】上記t1とt2の差であるαを求めたあと
のステップで、αの限界値を100μSとしてこれ以下
かまたはこれを超えるかを判断している。上記αの限界
値をどのように設定するかは任意である。これを小さな
値に設定すると泡検出の感度が鋭敏になる反面、問題の
ない程度の僅かな泡が発生した場合も警報を発する可能
性がある。上記αの限界値を比較的大きな値に設定すれ
ば感度が鈍くなる。これらの事情を勘案して、上記実施
の形態ではαの限界値を100μSに設定している。
【0023】図5は上記警報動作の詳細を示す。警報出
力が行われると、マイコン3は端子GP1のレベルを
「L」にして電源Vccからブザー5に電流を流し、ブ
ザー5を鳴動させる。同時に端子GP0のレベルを例え
ば30mS間隔で「H」「L」に切り換え、LEDから
なる発光素子15を30mS間隔で高速点滅させてビー
ル供給路27に泡が達したことを知らせ、ビールの供給
を停止することを促す。なお、上記30mS間隔での発
光素子15の点滅において、電池4の消耗を少なくする
ために、点灯時の時間を消灯時の時間よりも短くすると
よい。こうして3秒経過すると、電池4の消耗を少なく
するために、ブザー5の鳴動を停止させ、その一方で
は、発光素子15を例えば200mS間隔で中速点滅さ
せてビール供給路27に泡が達していることを知らせ
る。この200mS間隔での発光素子15の点滅におい
ても、電池4の消耗を少なくするために、点灯時の時間
を例えば2mSというように短くするとよい。上記中速
点滅は5秒間行い、その後は警報動作を停止する。
【0024】このように、ビール供給路27に泡が達す
るとこれを泡検出部2が検出し、制御部1がブザー5を
鳴動させ、また、発光部15を高速点滅あるいは中速点
滅させて警報を発するため、ビール供給装置のユーザー
は直ちにビールの供給を停止することによって、圧力が
かかったビールの泡が注ぎ口21から勢いよく排出され
るのを未然に防ぐことができ、ビールやその泡が周辺に
飛散するのを防止することができる。上記の警報は、タ
ンク25内のビールがなくなったことを知らせる警報で
もあるから、警報が発せられたらタンク25を交換す
る。また、上記の警報は、タンク25内にビールが存在
していても圧力が不足した場合に生じる泡も検出するこ
とができるため、警報が発せられたら、ビールがなくな
っているのか圧力が不足しているのかを確認し、圧力が
不足していれば、所定の圧力をかける。
【0025】この種ビールの泡検出警報装置は、これが
動作中であれば、泡の非検出時であっても、動作中であ
る旨を何らかの形で表示することが望ましい。一般的に
はLED等の発光素子を点灯させるのが普通である。し
かし、電池を電源として使用する装置においては、LE
D等の発光素子といえどもこれを連続点灯させると電池
の消耗が早くなる。そこで本発明の上記実施の形態で
は、動作表示にも工夫を凝らすことによって電源電池の
消耗をセーブしている。図6はこの動作を示すもので、
警報出力をしない通常の状態すなわち泡の非検出時で
は、発光素子15が10mSの点灯と2S(秒)の消灯
を交互に行うようになっている。この動作は、前述の高
速点滅、中速点滅に対して、低速点滅ということがで
き、マイコン3がそのGP0端子のレベルを制御するこ
とによって行われる。このように、発光素子15の消灯
時間に対して点灯時間を極端に短くすることによって、
電源電池の消耗を200分の1にセーブすることができ
る。また、上記のように点灯周期を2秒にしても、この
種ビールの泡検出警報器はビールの注ぎ口21近傍に取
り付けられ、注ぎ口21からビールをジョッキ22等に
排出しているときに動作確認ができればよいので、動作
確認のための発光器15の点灯周期を2秒にしても、そ
の機能を十分に発揮することができる。
【0026】上記実施の形態によれば、発光部7に連続
通電するのではなく200mS間隔で2mSだけ通電
し、この通電中にビール供給路中の泡を検出するように
したため、発光部7で消費される電力を100分の1に
セーブすることができ、電源電池4の交換頻度を極端に
少なくすることができる。これに加えて、通常の動作を
表示する発光素子15の点灯も間欠的に、かつ、消灯時
間に比べて点灯時間を短くしたため、この点からも電源
電池4の消耗を少なくすることができ、電池4の交換頻
度を極端に少なくすることができる。また、泡検出部2
から制御部1に取り入れられた信号は、まず時間カウン
タによってデジタル信号に変換され、以後デジタル信号
を処理することになるため、制御部をデジタル化して回
路の簡単化、処理の容易化を測ることができる。
【0027】電源電池4の消費電力をセーブすることに
のみ着目すれば、ビール供給装置を使用するときだけ上
記実施の形態にかかる泡検出警報器を動作させるよう
に、電源スイッチを設けてこれをオンするようにするこ
とが有効であるが、電源スイッチを設けるとこれをオン
にする煩わしさがあって、これをオフのまま使用するこ
とがあり、泡検出警報器を設置する意味がなくなる。そ
の点上記実施の形態にかかる泡検出警報器によれば、電
源電池4の消費電力が極めて少なくなっているため、常
時電源オンの状態でも電源電池4の交換頻度は極めて低
く、常時電源オンの状態にして泡検出警報器としての機
能を十分に発揮させることができる。
【0028】ビール供給装置およびビールの泡検出警報
器はこれを使用しているうちにビール供給路27の光透
過部分の透明度が変化し、発光部7が劣化したりして、
一般的には受光部8での受光量が低下していく。この受
光量の変化は緩やかな変化であるにのに対し、泡がきた
ときの受光量の変化は急激な変化である。従って、上記
透明度や発光部7の経時的な変化を無視しても、泡がき
たときはこれを検出することができる。しかしながら、
泡検出の信頼性をあげるためには、経時的な変化を補正
することが望ましい。上記実施の形態によれば、時間カ
ウンタの今回のカウント値t1と前回のカウント値t2
とを記憶しておき、t1とt2との差αが限界値の10
0μS以下の場合、すなわち泡が検出されなかった場合
には、今回のカウント値t1を前回のカウント値t2と
して置き換えるようになっているため、受光部8の受光
量が急激に変化しなければ、経時的な自然の変化である
限り、泡検出の判断基準が前回のカウント値t2に自動
的に補正され、経時的な検出精度の低下を防ぐことがで
きる。
【0029】上記の実施の形態によれば、電源電池4の
交換頻度が極めて低くなったとはいえ、電力が消費され
ることによっていつかは電源電圧が低下する。図1にお
いてリセットIC9は電源電圧を監視しており、電源電
圧が低下して泡検出が不可能な電圧近くまで低下すると
その出力端子のレベルを「L」にして発光素子15への
通電を停止させ、発光素子15の点灯を一切停止する。
ユーザーは発光素子15が点灯しなくなったことで電源
電池4が消耗したことを知ることができるので、電源電
池4を交換する。発光素子15が点灯しなくなっても直
ちに泡検出ができなくなるのではなく、十数回(タンク
十数本)分の検出は可能となっている。実施の形態で
は、電源4の定格電圧を3.2V、泡検出警報器の最低
動作電圧を2.1V、リセットIC9が発光素子15へ
の通電を停止させる電源電圧を2.5Vに設定した。
【0030】上記実施の形態では、警報出力装置として
の発光素子は1個だけ用い、この1個の発光素子を高速
点滅、中速点滅、低速点滅、および消灯させることによ
ってそれぞれ意味を持たせるようにしたため、複数の発
光素子を用いて各種の表示を行うものに比べて電力の消
費を抑制することができ、この点からも電池の寿命を長
くすることができる。
【0031】本発明にかかるビールの泡検出警報器の形
態は任意であるが、その例が図7〜図10に示されてい
る。図7に示す例は図2に示す例に近い構成になってい
て、制御部1と泡検出部2とが別体になっており、これ
らがケーブル12でつながれた形態になっている。制御
部1は箱形の本体30と蓋31を有し、本体30内には
前記ブザー5の配置部32と発光素子15の配置部38
とを有し、これらの配置部32、38には回路基板33
が被せられて固定されている。回路基板33には図1に
符号1で示すブロックの大部分が実装されている。回路
基板33の装着部に隣接して電池4の収納室がある。制
御部1の本体30の一辺には二つの凹状の係止部34、
34が、この一辺と対抗する別の一辺には係合孔35が
形成されている。上記係止部34、34には蓋31の一
辺に突設された突起36、36がはまり、上記係合孔3
5には蓋31の別の一辺に突設された弾性係合突起37
が係合することによって、本体30に蓋31が被せられ
ている。
【0032】上記泡検出部2は門形のケース40とこの
ケース40の上に被せられる蓋43を有してなる。ケー
ス40には、門の両脚に相当する部分に相対向して取り
付けられた発光部7および受光部8と、これら発光部7
および受光部8を挿入するための穴41、42を有し、
上記蓋43はこれらの穴41、42を上方から塞いでい
る。泡検出部2は、その門の両脚に相当する部分がビー
ル供給路27の光透過部分を挟み込むように設置され、
既に説明したように、ビール供給路27の光透過部分を
透過した発光部7からの光を受光部8で受光することが
できるようになっている。
【0033】図8に示す例は、制御部と泡検出部を一体
化したものの例である。泡検出警報器本体50は、その
一側縁においてヒンジにより回転可能に連設された蓋5
1を有している。本体50にはその中央を幅方向に横切
って半円筒状の溝52がある。蓋51にもこれをヒンジ
により回転させて本体50に被せたとき上記溝52に重
なる部分円筒状の押さえ部材53、53があり、上記溝
52と押さえ部材53、53とによって上記ビール供給
路27の光透過部分を挟み込んだ形で、泡検出警報器本
体50と蓋51からなる泡検出警報器を設置するように
なっている。図示されていないが、上記溝52の両側に
は発光部と受光部とが対向して配置されてなる泡検出部
が配置されている。泡検出警報器本体50には電池4が
収納され、警報出力装置としての発光素子15が取り付
けられている。蓋51は、その弾性係合片55が本体5
0の係合凹部54にはまり係合することによって本体5
0に被せられる。
【0034】ビール供給装置のビール供給路27は必ず
しも光を透過する材料で作られるわけではないので、本
発明にかかる泡検出警報装置を設置するためには、ビー
ル供給路27の一部を光を透過する材料で作り、これを
挟んで発光部と受光部を配置する必要がある。その場合
に有効な中継器の例を図9、図10に示す。この例は、
長方体の箱60を二つ割りにした形の箱半体61、62
を作り、これら箱半体61、62に、これらを接合して
箱60を形成したとき、光を透過する材料で作られたパ
イプ65を挟み込むことができるように半円状の切欠き
63、64を形成したものである。これらの切欠き6
3、64でパイプ65を挟み込んだ形で箱半体61、6
2を接着等により接合して箱60を形成するとともに、
箱60内にはパイプ65を挟み前記発光部7と受光部8
を相対向させて配置する。箱60の両端面からはパイプ
65の両端部が突出しているので、このパイプ65の両
端部にビール供給路27、27の端部を結合してビール
供給路27、27を中継する。
【0035】この種の泡検出警報器は、既存のビール供
給装置に低コストで簡単に取り付けられることが要求さ
れるが、これまで説明してきた本発明の実施の形態によ
れば、制御部1の回路構成および泡検出部2の構成が簡
単で、コンパクトにまとめることができ、制御部1と泡
検出部2を分離したタイプでは、泡検出部2をビール供
給路27の光透過部分を挟んで装着し、制御部1をビー
ル供給装置の任意の位置に装着すればよく、制御部1と
泡検出部2との一体タイプはビール供給路27の光透過
部分に装着するだけでよいため、既存のビール供給装置
に低コストで簡単に取り付けることができる。
【0036】なお、実施の形態において示した時間その
他の数値は一例として示したものであり、適宜の値に変
更可能である。
【0037】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、タンクか
ら注ぎ口に至るビール供給路の光透過部分を挟んで発光
部と受光部を配置し、光透過部分の透過光量の変化によ
って泡を検出する泡検出部と、この泡検出部からの泡検
出信号によって警報を発する制御部とを有するビールの
泡検出警報器において、上記制御部は、一定の時間間隔
で発光部を短時間だけ点灯させ、この発光部が点灯して
いる間に受光部が光透過部分の透過光を受光して透過光
量の変化によって泡を検出するようにしたため、泡検出
部で消費される電力を極端に少なくすることができ、電
源として電池を用いても、電池の寿命を長くすることが
でき、頻繁な電池交換の煩わしさをなくすことができ
る。また、電池を使用することによって、感電をなくす
こともできる。
【0038】請求項2記載の発明によれば、制御部は、
発光部を点灯させるとき発光量を連続的に増大させ、受
光部による受光量が所定の値に達するまでの時間によっ
て、ビール供給路をビールが通っているのかまたは泡が
通っているのかを判定するようにしたため、泡検出部か
ら制御部に取り入れられた信号は、まず時間カウンタに
よってデジタル信号に変換され、以後デジタル信号を処
理することになり、制御部をデジタル化して回路の簡単
化、処理の容易化を測ることができる。
【0039】請求項3記載の発明によれば、警報出力装
置として発光素子を用い、制御部は、泡検出信号によっ
て発光素子を短い周期で一定時間点滅させ、その後はこ
れよりも長い周期で発光素子を点滅させるようにしたた
め、警報出力時の電力消費も抑制され、電池の寿命をさ
らに長くすることができる。
【0040】請求項4記載の発明によれば、制御部は、
泡の非検出時は発光素子を長い周期で点滅させるととも
に、点灯時間を短く制御するようにしたため、泡の非検
出時の電力消費も抑制され、電池の寿命をさらに長くす
ることができる。
【0041】請求項5記載の発明によれば、制御部は、
泡検出信号によって発光素子を短い周期で一定時間点滅
させた後、これよりも長い周期で、かつ、泡の非検出時
の点滅周期よりも短い周期で点滅させるようにしたた
め、警報出力時の電力消費がさらに抑制され、電池の寿
命をさらに長くすることができる。
【0042】請求項6記載の発明によれば、電源電池を
有するとともに警報出力装置として発光素子を有し、制
御部は、電源電圧が動作不能になる電圧よりも高い一定
の電圧まで低下したとき上記発光素子を消灯させるよう
にしたため、発光素子の消灯によって電池交換の時期で
あることがわかる。また、発光素子が消灯しても泡検出
警報動作が直ちに停止するものではないので、泡検出警
報器は使用可能で、所定の期間内に電池の交換を行えば
よい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるビールの泡検出警報器の実施の
形態を示す回路図である。
【図2】本発明にかかるビールの泡検出警報器の使用形
態の例例を示す側面図である。
【図3】上記実施の形態による検出動作を示すタイミン
グチャートである。
【図4】上記実施の形態の検出動作を示すフローチャー
トである。
【図5】上記実施の形態の警報動作を示すフローチャー
トである。
【図6】上記実施の形態の通常の表示動作を示すフロー
チャートである。
【図7】本発明にかかるビールの泡検出警報器の実施の
形態の外観を示す分解斜視図である。
【図8】本発明にかかるビールの泡検出警報器の別の実
施の形態の外観を示す斜視図である。
【図9】本発明に適用可能なビール供給路の中継器の例
を示す斜視図である。
【図10】上記中継器本体を展開して示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 制御部 2 泡検出部 4 電源電池 7 発光部 8 受光部 15 発光素子 21 注ぎ口 25 タンク 27 ビール供給路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年12月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるビールの
泡検出警報装置は、タンクから注ぎ口に至るビール供給
路の光透過部分を挟んで発光部と受光部が配置され、上
記光透過部分を泡が通るとき透過光量の変化によって泡
を検出する泡検出部と、この泡検出部からの泡検出信号
によって警報を発する制御部とを有し、この制御部は、
一定の時間間隔で上記発光部を短時間だけ点灯させ、こ
の発光部が点灯している間に上記受光部が上記光透過部
分の透過光を受光して透過光量の変化によって泡を検出
するものであり、かつ、発光部を点灯させるとき発光量
を連続的に増大させ、受光部による受光量が所定の値に
達するまでの時間によって、ビール供給路をビールが通
っているのかまたは泡が通っているのかを判定するもの
であることを特徴とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】削除
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】また、請求項2記載の発明のように、警報
出力装置として発光素子を有し、上記制御部は、泡検出
信号によって発光素子を短い周期で一定時間点滅させ、
その後はこれよりも長い周期で発光素子を点滅させるよ
うにするとよい。請求項2記載の発明における制御部
は、請求項3記載の発明のように、泡の非検出時は発光
素子を長い周期で点滅させるとともに、点灯時間を短く
制御するとよい。また、上記制御部は、請求項4記載の
発明のように、泡検出信号によって発光素子を短い周期
で一定時間点滅させた後、これよりも長い周期で、か
つ、泡の非検出時の点滅周期よりも短い周期で点滅させ
るとなおよい。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】請求項5記載の発明のように、請求項1記
載の発明において、電源電池を有するとともに警報出力
装置として発光素子を有し、制御部は、電源電圧が動作
不能になる電圧よりも高い一定の電圧まで低下したとき
上記発光素子を消灯させるようにするとよい。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】また、請求項1記載の発明によれば、制御
部は、発光部を点灯させるとき発光量を連続的に増大さ
せ、受光部による受光量が所定の値に達するまでの時間
によって、ビール供給路をビールが通っているのかまた
は泡が通っているのかを判定するようにしたため、泡検
出部から制御部に取り入れられた信号は、まず時間カウ
ンタによってデジタル信号に変換され、以後デジタル信
号を処理することになり、制御部をデジタル化して回路
の簡単化、処理の容易化を図ることができる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】請求項2記載の発明によれば、警報出力装
置として発光素子を用い、制御部は、泡検出信号によっ
て発光素子を短い周期で一定時間点滅させ、その後はこ
れよりも長い周期で発光素子を点滅させるようにしたた
め、警報出力時の電力消費も抑制され、電池の寿命をさ
らに長くすることができる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0040
【補正方法】変更
【補正内容】
【0040】請求項3記載の発明によれば、制御部は、
泡の非検出時は発光素子を長い周期で点滅させるととも
に、点灯時間を短く制御するようにしたため、泡の非検
出時の電力消費も抑制され、電池の寿命をさらに長くす
ることができる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】請求項4記載の発明によれば、制御部は、
泡検出信号によって発光素子を短い周期で一定時間点滅
させた後、これよりも長い周期で、かつ、泡の非検出時
の点滅周期よりも短い周期で点滅させるようにしたた
め、警報出力時の電力消費がさらに抑制され、電池の寿
命をさらに長くすることができる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】変更
【補正内容】
【0042】請求項5記載の発明によれば、電源電池を
有するとともに警報出力装置として発光素子を有し、制
御部は、電源電圧が動作不能になる電圧よりも高い一定
の電圧まで低下したとき上記発光素子を消灯させるよう
にしたため、発光素子の消灯によって電池交換の時期で
あることがわかる。また、発光素子が消灯しても泡検出
警報動作が直ちに停止するものではないので、泡検出警
報器は使用可能で、所定の期間内に電池の交換を行えば
よい。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビールが充填されるタンクに圧力をかけ
    て注ぎ口からビールを排出するビール供給装置に設けら
    れるビールの泡検出警報器であって、 上記タンクから注ぎ口に至るビール供給路の光透過部分
    を挟んで発光部と受光部が配置され、上記光透過部分を
    泡が通るとき透過光量の変化によって泡を検出する泡検
    出部と、 この泡検出部からの泡検出信号によって警報を発する制
    御部とを有し、 この制御部は、一定の時間間隔で上記発光部を短時間だ
    け点灯させ、この発光部が点灯している間に上記受光部
    が上記光透過部分の透過光を受光して透過光量の変化に
    よって泡を検出することを特徴とするビールの泡検出警
    報器。
  2. 【請求項2】 制御部は、発光部を点灯させるとき発光
    量を連続的に増大させ、受光部による受光量が所定の値
    に達するまでの時間によって、ビール供給路をビールが
    通っているのかまたは泡が通っているのかを判定する請
    求項1記載のビールの泡検出警報器。
  3. 【請求項3】 警報出力装置として発光素子を有し、制
    御部は、泡検出信号によって発光素子を短い周期で一定
    時間点滅させ、その後はこれよりも長い周期で発光素子
    を点滅させる請求項1記載のビールの泡検出警報器。
  4. 【請求項4】 制御部は、泡の非検出時は発光素子を長
    い周期で点滅させるとともに、点灯時間を短く制御する
    請求項3記載のビールの泡検出警報器。
  5. 【請求項5】 制御部は、泡検出信号によって発光素子
    を短い周期で一定時間点滅させた後、これよりも長い周
    期で、かつ、泡の非検出時の点滅周期よりも短い周期で
    点滅させる請求項4記載のビールの泡検出警報器。
  6. 【請求項6】 電源電池を有するとともに警報出力装置
    として発光素子を有し、制御部は、電源電圧が動作不能
    になる電圧よりも高い一定の電圧まで低下したとき上記
    発光素子を消灯させる請求項1記載のビールの泡検出警
    報器。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008180643A (ja) * 2007-01-25 2008-08-07 Kyokko Denki Kk 液体検知センサ
JP2010280408A (ja) * 2009-06-03 2010-12-16 Asahi Breweries Ltd 流体分配及び液体注出システム
JP2011084276A (ja) * 2009-10-13 2011-04-28 Asahi Breweries Ltd 液体品質管理システム
WO2020246604A1 (ja) * 2019-06-07 2020-12-10 サントリーホールディングス株式会社 飲料供給システム及び飲料枯渇通知方法

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