JPH11226072A - マッサージ具 - Google Patents
マッサージ具Info
- Publication number
- JPH11226072A JPH11226072A JP5268698A JP5268698A JPH11226072A JP H11226072 A JPH11226072 A JP H11226072A JP 5268698 A JP5268698 A JP 5268698A JP 5268698 A JP5268698 A JP 5268698A JP H11226072 A JPH11226072 A JP H11226072A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base
- massage
- outer peripheral
- peripheral wall
- shaped
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 短時間で簡単に十分なマッサージ効果を得る
こと。 【解決手段】 マッサージ具１０であって、山型突起１
４が、山型に突き出る外周壁面部２１と、外周壁面部２
１の内側中央に設けられる小突起部２２と、小突起部２
２まわりに設けられるリング状凹溝部２３とを有してな
るもの。
こと。 【解決手段】 マッサージ具１０であって、山型突起１
４が、山型に突き出る外周壁面部２１と、外周壁面部２
１の内側中央に設けられる小突起部２２と、小突起部２
２まわりに設けられるリング状凹溝部２３とを有してな
るもの。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、身体の一部をマッ
サージすることによって血行促進効果や美容効果（肌質
改善、はり、ひきしまり）が得られるマッサージ具に関
する。
サージすることによって血行促進効果や美容効果（肌質
改善、はり、ひきしまり）が得られるマッサージ具に関
する。
【０００２】
【従来の技術】従来、実公昭59-37219号公報に記載の如
く、基盤のベース面に多数のマッサージ突起及び多数の
吸着突起を備えたマッサージ具が提案されている。
く、基盤のベース面に多数のマッサージ突起及び多数の
吸着突起を備えたマッサージ具が提案されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術では、マッサージ突起と吸着突起とが互いに離隔独立
化しており、皮膚の同一部分に対して異なる刺激を同時
に複合的に付与することができず、短時間で簡単に十分
なマッサージ効果を得ることに困難がある。
術では、マッサージ突起と吸着突起とが互いに離隔独立
化しており、皮膚の同一部分に対して異なる刺激を同時
に複合的に付与することができず、短時間で簡単に十分
なマッサージ効果を得ることに困難がある。
【０００４】本発明の課題は、短時間で簡単に十分なマ
ッサージ効果を得ることにある。
ッサージ効果を得ることにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、基盤のベース
面に多数の山型突起を備えてなるマッサージ具であっ
て、山型突起が、ベース面より山型に突き出る外周壁面
部と、外周壁面部の内側中央に設けられる小突起部と、
該小突起部まわりに設けられるリング状凹溝部とを有し
てなるものである。
面に多数の山型突起を備えてなるマッサージ具であっ
て、山型突起が、ベース面より山型に突き出る外周壁面
部と、外周壁面部の内側中央に設けられる小突起部と、
該小突起部まわりに設けられるリング状凹溝部とを有し
てなるものである。
【０００６】
【発明の実施の形態】マッサージ具１０は、図１に示す
如く、ハンドル部１１に基盤１２を結合して構成された
ものであり、基盤１２のベース面１３に多数の山型突起
１４を備えている。
如く、ハンドル部１１に基盤１２を結合して構成された
ものであり、基盤１２のベース面１３に多数の山型突起
１４を備えている。
【０００７】基盤１２のベース面１３と山型突起１４も
しくは、中央に設けられる小突起部２２は、シリコン
系、ウレタン系、スチレン系、ポリエステル系等のエラ
ストマーからなる弾性材により一体成形され、弾性材の
硬度は皮膚摩擦刺激性及び成形性等を考慮して10〜80度
が好ましく、30〜50度がより好ましい。基盤１２のベー
ス面１３と山型突起１４は、例えばスチレン系エストラ
マーにて構成できる。
しくは、中央に設けられる小突起部２２は、シリコン
系、ウレタン系、スチレン系、ポリエステル系等のエラ
ストマーからなる弾性材により一体成形され、弾性材の
硬度は皮膚摩擦刺激性及び成形性等を考慮して10〜80度
が好ましく、30〜50度がより好ましい。基盤１２のベー
ス面１３と山型突起１４は、例えばスチレン系エストラ
マーにて構成できる。
【０００８】山型突起１４は、図２に示す如く、ベース
面１３より山型に突き出る外周壁面部２１と、外周壁面
部２１の内側中央に設けられる小突起部２２と、該小突
起部２２まわりに設けられるリング状凹溝部２３とを有
して構成される。
面１３より山型に突き出る外周壁面部２１と、外周壁面
部２１の内側中央に設けられる小突起部２２と、該小突
起部２２まわりに設けられるリング状凹溝部２３とを有
して構成される。
【０００９】外周壁面部２１は、皮膚摩擦刺激を与える
とともに、マッサージ剤の塗布を行なう。外周壁面部２
１の外形は、ソフトな感触を得るために半球面が望まし
いが、円錐台形面、円柱面、逆円錐台形面等であっても
良い。更に、外周壁面部が外方向へ凸型、凹型、逆テー
パー型でも良い。また、外周壁面部２１は、図２（Ｂ）
に示されるように単一の山であり、更に２重以上の多重
状をなす外周壁面部であっても良い。
とともに、マッサージ剤の塗布を行なう。外周壁面部２
１の外形は、ソフトな感触を得るために半球面が望まし
いが、円錐台形面、円柱面、逆円錐台形面等であっても
良い。更に、外周壁面部が外方向へ凸型、凹型、逆テー
パー型でも良い。また、外周壁面部２１は、図２（Ｂ）
に示されるように単一の山であり、更に２重以上の多重
状をなす外周壁面部であっても良い。
【００１０】小突起部２２は、点状の指圧刺激を与え
る。小突起部２２は、通常外周壁面部２１の頂部より突
出（突出量 0.1〜 3mm）せしめられるが、小突起部２２
の周辺の外周壁面部２１が軟質で使用時に小突起部２２
の先端部が皮膚に接することがのきるものであれば、自
由状態で外周壁面部２１の頂部より没していても良い。
小突起部２２の先端部はくさび状であるが、それに限ら
ず、半球状もしくは球体状としても良い。
る。小突起部２２は、通常外周壁面部２１の頂部より突
出（突出量 0.1〜 3mm）せしめられるが、小突起部２２
の周辺の外周壁面部２１が軟質で使用時に小突起部２２
の先端部が皮膚に接することがのきるものであれば、自
由状態で外周壁面部２１の頂部より没していても良い。
小突起部２２の先端部はくさび状であるが、それに限ら
ず、半球状もしくは球体状としても良い。
【００１１】リング状凹溝部２３は、吸盤効果による吸
引刺激とマッサージ効果音を与える。
引刺激とマッサージ効果音を与える。
【００１２】尚、基盤１２のベース面１３は凸状曲面を
なすものであることが好ましく、それにより、マッサー
ジ具１０を身体の凹凸に沿って螺旋運動しやすく、マッ
サージしやすい。ここで、凸状曲面は球面状の曲率半径
Ｒ＝ 130〜 160mmであることが好ましく、より好ましく
はＲ＝ 140〜 150mmである。また、基盤１２のベース面
１３上で、山型突起１４の配置間隔（小突起部の中心間
距離）は例えば15〜40mmとし、各山型突起１４が皮膚痛
点に対応できるようにすることが好ましい。
なすものであることが好ましく、それにより、マッサー
ジ具１０を身体の凹凸に沿って螺旋運動しやすく、マッ
サージしやすい。ここで、凸状曲面は球面状の曲率半径
Ｒ＝ 130〜 160mmであることが好ましく、より好ましく
はＲ＝ 140〜 150mmである。また、基盤１２のベース面
１３上で、山型突起１４の配置間隔（小突起部の中心間
距離）は例えば15〜40mmとし、各山型突起１４が皮膚痛
点に対応できるようにすることが好ましい。
【００１３】ハンドル部１１は、例えばポリプロピレン
（ＰＰ）にて構成できる。そして、ハンドル部１１は、
基盤１２のベース面１３に対する裏面の略全域をてのひ
らになじむふっくらとした凸状曲面からなる手あて部３
１とし、この手あて部３１の外縁寄りの一部にて立ち上
げられた立ち上り部３２を備える。立ち上り部３２は、
使用者の親指と人差し指の付根とに挟まれ、立ち上り部
３２の自由端の内周側即ち手あて部側には人差し指の付
根を覆うだけの膨出部３３を形成してある。
（ＰＰ）にて構成できる。そして、ハンドル部１１は、
基盤１２のベース面１３に対する裏面の略全域をてのひ
らになじむふっくらとした凸状曲面からなる手あて部３
１とし、この手あて部３１の外縁寄りの一部にて立ち上
げられた立ち上り部３２を備える。立ち上り部３２は、
使用者の親指と人差し指の付根とに挟まれ、立ち上り部
３２の自由端の内周側即ち手あて部側には人差し指の付
根を覆うだけの膨出部３３を形成してある。
【００１４】これにより、マッサージ具１０は、使用者
によってハンドル部１１を把持されて使用され、基盤１
２のベース面１３に設けた多数の山型突起１４により皮
膚に心地良い刺激を与えるとともに、マッサージ剤との
併用でリング状凹溝部２３の吸盤効果によるマッサージ
効果音も生じ、精神面での心地よさも付与し、皮膚の同
一部分に対して異なる刺激を同時に複合的に付与するこ
とができ簡単で短時間に十分なマッサージ効果を発揮で
きる。
によってハンドル部１１を把持されて使用され、基盤１
２のベース面１３に設けた多数の山型突起１４により皮
膚に心地良い刺激を与えるとともに、マッサージ剤との
併用でリング状凹溝部２３の吸盤効果によるマッサージ
効果音も生じ、精神面での心地よさも付与し、皮膚の同
一部分に対して異なる刺激を同時に複合的に付与するこ
とができ簡単で短時間に十分なマッサージ効果を発揮で
きる。
【００１５】尚、マッサージ具１０は、基盤１２のベー
ス面１３に直交して交差する側面で、ハンドル部１１の
立ち上り部３２寄りに、平坦状着座部３４を備えてい
る。マッサージ具１０は、着座部３４を浴室等の床面Ｌ
（図１（Ａ））に着座させて基盤１２のベース面１３を
立てた保管姿勢を付与される。このため使用後、山型突
起１４を浴室床面等にふれることなく、ベース面を含む
マッサージ具本体に付着した水滴を落下させることによ
って衛生的保管姿勢を安定維持できる。
ス面１３に直交して交差する側面で、ハンドル部１１の
立ち上り部３２寄りに、平坦状着座部３４を備えてい
る。マッサージ具１０は、着座部３４を浴室等の床面Ｌ
（図１（Ａ））に着座させて基盤１２のベース面１３を
立てた保管姿勢を付与される。このため使用後、山型突
起１４を浴室床面等にふれることなく、ベース面を含む
マッサージ具本体に付着した水滴を落下させることによ
って衛生的保管姿勢を安定維持できる。
【００１６】従って、本実施形態によれば以下の作用効
果がある。 （請求項１に対応する作用効果） 山型突起１４の外周壁面部２１と小突起部２２の相互
作用で、皮膚の同一部分に対し、異なる刺激を同時に複
合的に付与できる。外周壁面部２１は面状の摩擦刺激、
小突起部２２は点状の指圧刺激を与える。リング状凹溝
部２３には吸盤効果があり、吸引刺激を与えるととも
に、吸盤効果によるマッサージ効果音も発する。特に、
マッサージ具１０を螺旋状に動かしたときに効果的な感
触を得ることができる。
果がある。 （請求項１に対応する作用効果） 山型突起１４の外周壁面部２１と小突起部２２の相互
作用で、皮膚の同一部分に対し、異なる刺激を同時に複
合的に付与できる。外周壁面部２１は面状の摩擦刺激、
小突起部２２は点状の指圧刺激を与える。リング状凹溝
部２３には吸盤効果があり、吸引刺激を与えるととも
に、吸盤効果によるマッサージ効果音も発する。特に、
マッサージ具１０を螺旋状に動かしたときに効果的な感
触を得ることができる。
【００１７】マッサージクリーム、マッサージジェ
ル、石鹸等のマッサージ剤と併用することで、マッサー
ジ剤が潤滑剤となり、マッサージ効果がより高まる。外
周壁面部２１が皮膚にソフトな押圧刺激を与えつつマッ
サージ剤を均一に塗布するとともに余分なマッサージ剤
をかきあげ、小突起部２２が更に小刻みな動きでマッサ
ージ剤を拡散すると同時に点状の指圧刺激を与える。ま
た、マッサージ剤により皮膚との密着性が増し、リング
状凹溝部２３による吸盤刺激効果もより発揮される。
ル、石鹸等のマッサージ剤と併用することで、マッサー
ジ剤が潤滑剤となり、マッサージ効果がより高まる。外
周壁面部２１が皮膚にソフトな押圧刺激を与えつつマッ
サージ剤を均一に塗布するとともに余分なマッサージ剤
をかきあげ、小突起部２２が更に小刻みな動きでマッサ
ージ剤を拡散すると同時に点状の指圧刺激を与える。ま
た、マッサージ剤により皮膚との密着性が増し、リング
状凹溝部２３による吸盤刺激効果もより発揮される。
【００１８】（請求項２に対応する作用効果） ハンドル部１１は使用者の親指と人差し指の間にしっ
かり固定され、滑りにくくマッサージしやすい。また、
ハンドル部１１は人差し指の付根を覆う膨出部３３を備
えることにより、膨出部３３の下に人差し指を入れるだ
けでマッサージ具１０を手の甲にしっかりと固定でき
る。
かり固定され、滑りにくくマッサージしやすい。また、
ハンドル部１１は人差し指の付根を覆う膨出部３３を備
えることにより、膨出部３３の下に人差し指を入れるだ
けでマッサージ具１０を手の甲にしっかりと固定でき
る。
【００１９】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、本
発明のマッサージ具において、山型突起は多様に変形で
きる。
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、本
発明のマッサージ具において、山型突起は多様に変形で
きる。
【００２０】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、皮膚の同
一部分に対して異なる刺激を同時に複合的に付与するこ
とができ、短時間で簡単に十分なマッサージ効果を得る
ことができる。
一部分に対して異なる刺激を同時に複合的に付与するこ
とができ、短時間で簡単に十分なマッサージ効果を得る
ことができる。
【図１】図１はマッサージ具を示す模式図である。
【図２】図２はマッサージ具の山型突起を示す模式図で
ある。
ある。
１０ マッサージ具 １１ ハンドル部 １２ 基盤 １３ ベース面 １４ 山型突起 ２１ 外周壁面部 ２２ 小突起部 ２３ リング状凹溝部 ３２ 立ち上り部 ３３ 膨出部
Claims (2)
- 【請求項１】 基盤のベース面に多数の山型突起を備え
てなるマッサージ具であって、 山型突起が、ベース面より山型に突き出る外周壁面部
と、外周壁面部の内側中央に設けられる小突起部と、該
小突起部まわりに設けられるリング状凹溝部とを有して
なるマッサージ具。 - 【請求項２】 前記基盤のベース面に対する裏面にハン
ドル部を備え、ハンドル部が、立ち上り部と、立ち上り
部の自由端に形成される膨出部とからなる請求項１記載
のマッサージ具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5268698A JPH11226072A (ja) | 1998-02-19 | 1998-02-19 | マッサージ具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5268698A JPH11226072A (ja) | 1998-02-19 | 1998-02-19 | マッサージ具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11226072A true JPH11226072A (ja) | 1999-08-24 |
Family
ID=12921782
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5268698A Withdrawn JPH11226072A (ja) | 1998-02-19 | 1998-02-19 | マッサージ具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11226072A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011128960A1 (ja) * | 2010-04-12 | 2011-10-20 | 株式会社ニューライン | 美顔器 |
| JP2013154129A (ja) * | 2012-01-31 | 2013-08-15 | Kao Corp | ボディマッサージキット |
| JP2013154130A (ja) * | 2012-01-31 | 2013-08-15 | Kao Corp | ボディマッサージキット |
| JP2020092808A (ja) * | 2018-12-12 | 2020-06-18 | 哲史 後藤 | 筋膜リリース用治具 |
-
1998
- 1998-02-19 JP JP5268698A patent/JPH11226072A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011128960A1 (ja) * | 2010-04-12 | 2011-10-20 | 株式会社ニューライン | 美顔器 |
| JP2013154129A (ja) * | 2012-01-31 | 2013-08-15 | Kao Corp | ボディマッサージキット |
| JP2013154130A (ja) * | 2012-01-31 | 2013-08-15 | Kao Corp | ボディマッサージキット |
| JP2020092808A (ja) * | 2018-12-12 | 2020-06-18 | 哲史 後藤 | 筋膜リリース用治具 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050510 |