JPH11225435A - 赤外発光ダイオードを作動させるための方法及び回路 - Google Patents

赤外発光ダイオードを作動させるための方法及び回路

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JPH11225435A
JPH11225435A JP10319169A JP31916998A JPH11225435A JP H11225435 A JPH11225435 A JP H11225435A JP 10319169 A JP10319169 A JP 10319169A JP 31916998 A JP31916998 A JP 31916998A JP H11225435 A JPH11225435 A JP H11225435A
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mosfet
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Richard K Williams
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    • G05F3/267Current mirrors using both bipolar and field-effect technology

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電力損失の少ない赤外発光ダイオードを作
動させるための方法及び回路を提供する。 【解決手段】 赤外発光ダイオード(IRED)に、
定電流源から電流を供給することにより、例えば電池式
遠隔操作装置で電池の電圧が完全充電状態から充電必要
状態に変化するような状態の下で、装置での電力損失を
著しく低下させることができる。定電流源には様々な形
態のものがあり、比較的単純な、MOSFETを飽和状
態で作動させるものや、より複雑な、例えば電流ミラー
回路、追加の電流源、パストランジスタ論理回路、D/
Aコンバータを備えた編成もある。定電流源は、バイポ
ーラトランジスタやbiCMOS技術を用いて形成する
こともできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、赤外発光ダイオー
ドを作動させるための回路及び方法に関し、特に電池を
電源とする赤外発光ダイオードを作動させる方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】赤外発光ダイオードは発光ダイオード
(LED)に類似しているが、スペクトルの赤外部分に
おける放射線を発する点で異なっている。スペクトルの
赤外部分はスペクトルの可視光部分のすぐ下の周波数を
含む。赤外線は現在テレビのリモコン等を含む様々な目
的で使用されている。赤外線は目に見える領域を直線的
に進行する特性を有しており、電波のように固体の物体
を貫通して進行することができない。しかし、赤外線波
は1つの部屋の中における通信や他の近接した状況にお
ける通信には充分であり、その室内の壁や他の平坦な面
における反射能力は限られている。
【0003】従って、赤外線波は通信の新たな時代の先
駆者と言える。赤外発光ダイオードを受信機又はフォト
ダイオードと共にコンピュータ、プリンタ、及び携帯電
話機に設置して、それらの装置間のワイヤレスの通信リ
ンクを確立することができる。例えば、ファックス又は
Eメールが携帯電話機に格納されている場合、プリンタ
の所で携帯電話機を指定するだけで、プリンタがハード
コピーをプリントアウトすることが可能となる。或い
は、頻繁に使用する番号を携帯電話機からコンピュータ
にダウンロードしたり、その逆を行うことが可能とな
る。
【0004】赤外線通信は、一方向性であり得るが、多
くの場合二方向性である。後者の場合には、一方の装置
が情報を送信し、第2の装置がその情報を受信して、第
1の装置に情報を送り返す。多くの企業が赤外線データ
協会(IRDA)と称する組織を形成した。このIRD
Aは、比較的低速での(1秒あたり数百キロビット)情
報の転送のための角度、輝度(brightness)、データ転
送速度、フォーマット等について規定した標準的な赤外
線通信プロトコルとして知られる標準を確立した。新し
い高速赤外線通信プロトコルは、最大4Mbit/秒の
転送をカバーしている。また、IRDAプロトコルは通
信システムのソフトウェア又はハードウェアインプリメ
ンテーションを特定しない。
【0005】図1に示すのは、一対の装置10及び12
間の典型的な二方向性赤外線通信リンクのブロック図で
あり、各装置は、例えばコンピュータ、プリンタ、携帯
電話等であり得る。装置10はマイクロプロセッサ14
を含み、このマイクロプロセッサ14はI/Oチップ1
6と「トーク」し、I/Oチップはトランシーバ18を
作動させる。トランシーバ18は通常赤外発光ダイオー
ド(IRED)22を実際に駆動するバッファ20を備
えている。IRED22は限流抵抗器24を通して電源
電圧VCCに接続されている。赤外線通信は、PINフォ
トダイオード26によって受信され、このフォトダイオ
ード26はアンプ28及びA/Dコンバータ30に接続
されている。PINフォトダイオード26には通常バイ
アス32により逆バイヤスがかけられており、これによ
りPINフォトダイオード26を流れる電流が、装置1
2から受信された赤外フォトン(λで示されている)に
比例する状態が確保される。A/Dコンバータ30にお
いてアナログ信号がデジタル信号に変換され、コード若
しくはパルスの列が、IRDAによって開発されたプロ
トコル、或いはアップル社又はシャープ、若しくは他の
有名メーカにより開発されたもののような競合する標準
に準拠してI/Oユニット16により解釈される。
【0006】装置12は、IRED34及びフォトダイ
オード36を含む概ね相当する回路を備えている。
【0007】上述のように、IRED22は限流抵抗器
24を通して電源電圧VCCに接続されている。図2A
は、IREDを流れる電流(IIRED)と、典型的なIR
ED(例えばIRED22)により赤外線として放射さ
れた電力(PIRED(λ))とを、IREDの両端の電圧
(VIRED)の関数として示したグラフであり、曲線38
は電流、曲線40は光学的に放射された電力を示す。図
に示したように、電流及び出力電力(輝度)の双方は、
電流が非常に高いレベルに達し、その点で加熱により量
子効率が低下するまで、概ね電圧とともに増加する。そ
の後IREDは効率が低下して放射される光が低減し、
光学的電力出力が低下する。デバイスの抵抗値が上昇す
ることから電流はよりゆっくりと増加する。このデバイ
スは、ラテラル接合サンドウィッチ型構造におけるガリ
ウムひ素及びアルミニウムガリウムひ素層から構成され
ているため、デバイスが効率的に作動する電圧は通常
1.6Vである。図2Bに示すように、最適作動電圧
は、周囲温度の関数として変化し、温度が高くなる程最
適電圧は低下し、温度が低くなる程最適電圧は上昇す
る。この変動は名目温度又は室温において約100mV
程度(±200mV)であり得る。異なる材料又はサン
ドウィッチ層から構成されたダイオードは、異なるオン
電圧を有し、IRスペクトルにおける異なる領域の放射
線を放射し得る。
【0008】図3Aに示すのは、IRED42を制御す
る単純化された回路である。この回路はスイッチ44及
び限流抵抗器46を有する。スイッチ44は抵抗値の極
めて低い状態、若しくは開路となった状態の何れかの状
態にあり、IRED42をオンオフするパルスを供給す
るべく開閉される。最大電流は、VCCからIRED42
の両端の電圧(VIRED)を引いて、それを限流抵抗器4
6の抵抗値で除した値に設定される。図3Bに示すのは
インバータ50により駆動されるゲートを有するNチャ
ネルMOSFET48として実現されたスイッチ44で
あって、MOSFET48がスイッチとして、即ちデジ
タル式又はオンオフ式に動作することが明示されてい
る。
【0009】図4Aは、図3Bのスイッチを示す別の図
であって、IRED42と並列にキャパシタンスCIRED
が存在することが示されている。このキャパシタンス
は、少数キャリア及び空乏層キャパシタンスとして、動
作中にデバイスに充電される電荷を説明する。図4Aは
又、IRED42両端の電圧(VIRED)と、MOSFE
T48のドレイン及びソースの間の電圧VDSも示す。I
RED42及びMOSFET48を流れる電圧は、ID
として示され、MOSFET48上のゲート−ソース電
圧はVGSとして示される。
【0010】図4Bに示すのは、図4Aに示す負荷曲線
におけるIDとVDSのプロット(実線)である。グラフ
の右側のVGS=0から始めて、VGSが増加するとMOS
FET48はオン状態になる。しかし、IDはIRED
42の両端の電圧VIREDがオン状態になるだけの充分な
高い電圧となるまでゼロのままである。従って、VCC
IREDにおいて、MOSFET48が完全にオン状態に
なった時、IDは増加を開始し、以下の式に等しい最大
レベルに達するまで増加する。
【0011】
【数1】(VCC−VIRED)/(R+RDS) これはこの回路においてみられることが予測され得る最
大電流である。図4Bにおける破線は、最大電源電圧V
CCがMOSFET48のゲートを駆動する場合におけ
る、MOSFET48のIV特性曲線の1つを表す。M
OSFET48がオン状態にある時、このMOSFET
は負荷曲線方程式及びMOSFET特性曲線を同時に満
足しなければならず、且つそれは曲線上のVDS(オ
ン)、ID(オン)なる符号を付けられた点において発
生する。
【0012】図4Cに示すのは、完全なスイッチング周
期(VGSが0からVCCになり又0に戻るまで)の間のV
GS、ID、POUT(λ)、及びVDSの挙動を例示した図で
ある。MOSFET48のゲート電位が急激に上昇した
としても、ドレイン電流IDについては、容量性のタイ
ムラグがある程度存在するという事実のため、オンオフ
するまで時間がかかる。従って、IRED42両端の電
圧が赤外線が放射されるレベルに達するまでに時間の遅
れが生ずる。この間にある程度の電力損失が生ずる。通
信システムにおいて、制御信号と実際のデータ転送との
間の遅れが悪影響を及ぼして、最大通信速度が制限され
る。遅れをなくすため、IREDダイオードを高い電流
で駆動して、その寄生キャパシタンスの自由放電が存在
していても高速の転移を達成しなければならない。更
に、MOSFET48が安定な状態に達した後にMOS
FET48におけるID(on)2・RDSに等しい電力損
失が存在する。
【0013】図5は、限流抵抗器46、R1及びR2(R
2の方が小さい)の値に対する供給電圧VCCの関数とし
て電流IIRED=IDの点をプロットした図である。Rの各
値に対して、仮想曲線が、−20°C、25°C、及び
125°Cの各温度に対して示されている。グラフに示
すように、電流は、電源電圧VCCが約1.6Vに達し、
最大電圧であるVCC=5Vまで直線的に増加する時にI
REDを通して流れ始める。
【0014】シングルセルのリチウムイオン電池は通常
2.5V(要充電状態)から4.2V(完全充電状態)
の範囲で動作する。これらの上限及び下限は図5に示さ
れている。R1若しくはR2の何れが選択されるかによっ
て、回路を通して流れる電流が2.5V〜4.2Vの範
囲において著しく変化することは明らかである。この変
動は、IRED(R2)からの赤外線の輝度を高めるこ
とが必要な場合に更に大きくなる。
【0015】回路を通して流れる電流のこの変動は、著
しい電力損失を表す。この点を詳しく説明するために1
例を示す。特定のIREDが1.7Vのオン状態になる
電圧を有し、所望のレベルの輝度を得るために0.5A
の電流が必要であると仮定する。従って、0.5AのI
IREDの最小レベルが保証されなければならない。リチウ
ムイオン電池を用いることにより、供給電圧は大抵2.
5Vまで低下し得る。これらのパラメータにおいて、限
流抵抗器の抵抗値は以下の方程式により設定される。
【0016】
【数2】R=(VCC−VIRED)/IIRED R=(2.5V−1.7V)/0.4A R=1.6Ω 低電圧電池を用いている場合回路が供給する電力は以下
の式で与えられる。
【0017】
【数3】 P=VCC 2/R=(2.5V)2/1.6Ω=3.9W 異なるIRED(又は異なる温度における同じIRE
D)は、オン状態になる電圧は1.4Vで、電池は4.
2Vまで完全に充電されていると仮定する。この時回路
を流れる電流は以下の式で与えられる。
【0018】
【数4】IIRED=(VCC−VIRED)/R IIRED=(4.2V−1.4V)/1.6Ω IIRED=3.3A 全消費電力は以下の式で表される。
【0019】
【数5】 P=VCC 2/R=(4.2V)2/1.6Ω=11W 従って、スイッチを用いた従来の回路は、IREDの変
動が大きくなり過ぎ、又限流抵抗器を用いているため電
池の寿命が短か過ぎるという問題点があった。更に、電
池の電圧が低くなった状態のために抵抗の値を低く選択
することにより、IREDが電池の電圧が高い間オーバ
ードライブしてしまい、過剰な熱が発生して量子効率が
低下し、デバイスが損なわれることさえあるという問題
もあった。定電圧の給電を提供するためにDC−DCコ
ンバータを用いることは、多くの消費製品にとっては満
足な解決とはなり得ない。なぜならば、複雑さ、コス
ト、サイズ、スイッチングノイズが増し、且つRF通信
(放送周波数帯)に干渉することがあるからである。ま
た、高度な電源の調節や、(リニアレギュレータを用い
る場合に)低ノイズが要求される製品では、スイッチン
グレギュレータによる調節やリニアレギュレータによる
調節が、製品における重要な回路ためにのみ行われる場
合が多い。光調節のための負荷とIREDドライバーと
がレギュレータを共有すると、レギュレータが、IRE
Dに関連する大きな電流サージが生起している間に電流
の調節を行うと共に、高められた熱負荷に耐えなければ
ならないことになる。これらの技術を用いる代わりに、
電池で直接駆動されるデバイスを有することが好まし
い。これらの問題を解決することが必要なのは明らかで
ある。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、特に電池を電源とする赤外発光ダイオードを使用す
る装置において電力損失を著しく低下させ得る、定電流
源を用いた赤外発光ダイオードを作動させるための方法
及び回路を提供することである。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、赤外発
光ダイオード(IRED)が、定電流源を備えた回路に
より作動される。実施例の多くでは定電流源により供給
される電流は制御信号の関数であり、供給電圧の関数で
はない。
【0022】電流源は、様々な形態をとり得る。電流源
として、その飽和領域で動作する1つのMOSFET又
はバイポーラトランジスタを用いることができる。MO
SFET又はバイポーラトランジスタの何れかを用いた
電流ミラー回路を用いて、IREDが接続されている回
路に同じ定電流を流す(reflect a constant current)
ことができる。
【0023】電流源はIREDの高電位側又は低電位側
に配設することができる。この電流源は限流抵抗器と共
に、或いは限流抵抗器なしに用いることができ、IRE
Dの限流抵抗器のある側と同じ側、若しくはIREDの
限流抵抗器側とは反対の側に配設することができる。
【0024】スイッチを介して複数の電流源をIRED
に接続することによって、異なるレベルの電流を供給し
たり、或いはスイッチ又は電流源の何れか1つが適切に
動作できなくなった場合のための予備を提供することが
できる。
【0025】
【発明の実施の形態】図7Aに示すのは、本発明による
基本的な回路であって、赤外発光ダイオード(IRE
D)62に直列に接続された従属電流源60を備え、こ
の電流源60は電源VCC及びIRED62の間に接続さ
れている。図7Bに示すのは図7Aの回路に類似した回
路であって、ここでは従属電流源60がIRED62と
設置部分との間に接続されている。言い換えれば、図7
Aの回路では、電流源60がIRED62のアノード
側、つまり高電位側にあり、図7Bの回路では、電流源
60がIRED62のカソード側、つまり低電位側に設
けられている。各場合において、従属電流源60が、制
御信号の関数であるが供給電圧VCCの関数ではない電流
を供給する。最も広い意味では、電流源60により供給
される電流は、その制御入力に応じて、ゼロ即ち電流が
流れない状態を含む任意の値を取り得る。
【0026】図7A及び図7Bに示す回路では、全消費
電力がVCC・IIREDに等しい。従って、消費電力は図6
において示されている二乗特性に従うのではなく、VCC
に直接比例して増加する。これにより、従来の回路と比
較して著しい電力の節約がなされる。このことは図8の
グラフに示されており、この図8には、0.5Aの定電
流での電力消費が直線的に増加するところが示されてい
る。
【0027】図9A乃至図9Cにおいて、図9Aにはス
イッチングされた電流をIREDに供給するための回路
が示されており、電流I1を供給する電流源64はスイ
ッチ70を介してIRED62に接続されており、これ
によってIRED62にオンオフによるパルスが供給さ
れ得ることになる。図9Bにおいては、電流I2を供給
する第2の電流源66が設けられ、単極三投(SP3
T)スイッチ72が、IRED62に3つのレベルの電
流、即ちI1、I2、I3=0を供給するために用いられ
る。2つの電流I1及びI2の間での選択によって、IR
EDの輝度を通信距離の必要に応じた範囲に変化させる
ことができる。長い距離の通信(例えば1m以上)で、
高速のデータ転送速度(例えば4Mbit/秒)で通信
を行うためには、高い電流値(例えば300〜600m
A)が用いられ得る。2つの通信装置が隣接しており、
短い距離(例えば20cm)で通信が行われる場合は、
電流は40〜100mAの値まで下げられて、電池の寿
命を節約し、発生する熱を低下させる。
【0028】図9Cでは、可変電流源68が入力信号V
inの関数であり、ゼロを含む任意のレベルの電流にバイ
アスされ得る定電流を供給する。図9A乃至図9Cにお
いては、電流源とスイッチの双方が、IREDの高電位
側にあり、各場合において限流抵抗器74がIRED6
2の低電位側に設けられる。図10A乃至図10Cに示
す回路はそれぞれ図9A乃至図9Cに示す回路に類似し
ているが、スイッチ及び電流源がIRED62の低電位
側にあり、限流抵抗器がIREDの高電位側にある点が
異なっている。全ての場合において、限流抵抗器74は
所望に応じて設けられ、省略されても良い。その値は、
電流源が短絡された場合に危険なレベルの赤外線が放射
されることや、過剰な電流が流れるのを防止するように
設定される。何れの場合においても、限流抵抗器が用い
られる場合には、電流源64、66、68の小さな信号
抵抗が抵抗器74の抵抗値よりも著しく高いものとなる
ため、電流が電流源によって決定されることになる。
【0029】図11Aにおいて、電流源64はIRED
62の高電位側に設けられ、スイッチ70はIRED6
2の低電位側に設けられる。図11Bにおいて、電流源
64及び66は単極双投(SPDT)スイッチ76を介
して、IRED62の高電位側に接続され、単極スイッ
チ78はIRED62の低電位側に接続される。図11
Cにおいて、プログラマブル電流源68がIRED62
の高電位側に設けられ、スイッチ78はIRED62の
低電位側に設けられる。各場合において、所望に応じて
設けられる抵抗器74はIRED62の低電位側に接続
される(或いはIREDの任意の場所に直列に接続され
る)。
【0030】図12Aにおいて、スイッチ70はIRE
D62の高電位側に接続され、電流源64はIRED6
2の低電位側に接続される。図12Bにおいて、電流源
64及び66及び単極双投(SPDT)スイッチ76は
IRED62の低電位側に接続され、単極スイッチ78
はIRED62の高電位側に接続される。図12Cで
は、可変(プログラマブル)電流源68がIRED62
の低電位側に接続され、スイッチ78がIRED62の
高電位側に接続される。
【0031】図13A及び13Bは、スイッチ電流源8
0を備える別の実施例を示す。図13Aでは、スイッチ
電流源80はIRED62の低電位側に接続され,図1
3Bではスイッチ電流源80はIRED62の高電位側
に接続される。いずれの場合においても、スイッチ82
は冗長スイッチング動作を実現するためにIRED62
の反対側に接続され、スイッチの一方が故障した場合で
あっても、もう一方がIRED62を確実にオフするこ
とができるようにする。図13C及び13Dはスイッチ
電流源84を備える類似の実施例を示しており、スイッ
チ電流源84は、スイッチ82が閉じたときには2つの
電流レベルを、スイッチ82が開いたときにはゼロ電流
を実現することができる。
【0032】図14はスイッチ電流源80の実現可能な
構造体を示しており、スイッチ電流源80はNチャネル
MOSFET90及び単極双投スイッチ92を備える。
スイッチ92は、選択的にMOSFET90のゲートを
biasあるいはグランドに接続する。MOSFET90
は、ゲートがVbiasに接続されるとき飽和状態で動作す
るような大きさである。スイッチ92がMOSFET9
0のゲートをグランドに接続するとき、MOSFET9
0はオフされる。図15は、バイポーラトタンジスタ9
4を備える同様の回路を示す。1つのMOSFET或い
はバイポーラトタンジスタを用いる定電流の値は、バイ
アス電圧及びトランジスタの相互コンダクタンスの値に
依存する。1つのトランジスタ電流源のような場合に
は、そのデバイスは、極端に低い電圧時(代わりに1つ
のトランジスタのように機能する)、或いは他の影響が
生じる場合もある極端に高い電流密度時には、理想的な
電流源として動作しない。従って、そのデバイスの構成
及び大きさは、この点について考慮されなければならな
い。また、Vbiasが温度変動を補償するように調整され
なければ、電流の値は温度と共に変化するであろう。
【0033】図16は一対のMOSFET100及び1
02が電流ミラーを実現する実施例を示す。典型的な配
列においては、MOSFET100のゲート幅はMOS
FET102のゲート幅よりN倍だけ大きくなるであろ
う。MOSFET102は、バイアス用抵抗106を通
りスイッチ104を介して電源電圧Vccに接続される。
MOSFET102のゲート及びドレインは互いに接続
される。当業者にはよく知られているように、スイッチ
104が入れられ、MOSFET102が電源電圧Vcc
に接続される時、MOSFET100及び102を通る
それぞれの電流はN倍だけ異なる。スイッチ104がM
OSFET100及び102のゲートをグランドに接続
する時、MOSFET100はオフされ、IRED62
を通る電流を遮断する。MOSFETミラーを用いる場
合の利点は、閾値電圧及び温度の変動を処理するための
感度が下がるという点である。もし抵抗106が低い温
度係数を有するなら、その部分は比較的温度に依存せず
に動作するであろう。図17は、電流Ibiasを与える電
流源108が、抵抗106の代わりに用いられてる点を
除く同様の装置を示す。電流Ibiasは、MOSFET1
02を通って流れ、MOSFET102に(N倍の)ミ
ラー電流を生じる。さらに、MOSFET100及び1
02のゲートがグランドに接続されるようにスイッチ1
04が入れられ、それによりMOSFET100をオフ
することができる。図17に示される回路は、より良好
に電源を排除し、図16に示される回路より温度への依
存性を小さくすることができる。
【0034】図18及び19は、図16及び図17に示
される回路と同様の回路を示すが、それぞれ電流ミラー
回路がバイポーラトタンジスタ110及び112からな
る点が異なる。これらの回路では、IRED62を流れ
る電流は、バイポーラトランジスタ110及び112の
それぞれのエミッタ面積の比により決定される。バイポ
ーラトランジスタの整合はMOSFET設計より簡単で
あり、温度に対する感度が低くなる場合が多い。
【0035】図20は、NチャネルMOSFET114
がIRED62と直列に接続される配列を示す。MOS
FET116及び118を備えるインバータがMOSF
ET114のゲートに接続される。Vinがローである
時、PチャネルMOSFET118がオンし、Vbias
MOSFET114のゲートに接続するため、MOSF
ET114がオンする。Vbiasの値は、所定の相互コン
ダクタンスを有するMOSFETに対して所望の電流を
与えるように選択されなければならない。Vinがハイで
ある時、NチャネルMOSFET116はオンし、MO
SFET114のゲートをグランドに接続するため、M
OSFET114はオフする。
【0036】図21に示される回路では、MOSFET
116及び118を備えるインバータが、一対のバイポ
ーラトタンジスタ110及び112に接続される。Vin
がローである時、電流源108はトランジスタ112に
接続され、Ibiasはトランジスタ112を通って流れ、
(上述のように)トランジスタ110に電流を生成す
る。Vinがハイである時、MOSFET116がオン
し、バイポーラトタンジスタ110のベースをグランド
に接続することにより、バイポーラトタンジスタ110
はオフし、IRED62を流れる電流を遮断する。
【0037】図22に示される回路は、実際には図17
及び21に示される回路の組み合わせであり、バイポー
ラトタンジスタ対110、112の代わりにMOSFE
T100、102を用いている。上記のように、Vin
ハイである時、PチャネルMOSFET118がオン
し、電流源108からの電流はMOSFET102を通
って流れ、MOSFET100に電流を生成する。上記
のように、Vinがハイである時、MOSFET116が
オンし、MOSFET100のゲートがグランドに接続
される。その電流はミラーにより設定されるため、電圧
基準値の絶対値には依存しない。
【0038】図23に示される回路は図22の回路と同
様であるが、MOSFET120及び122の電流ミラ
ー対が電流源108と入れ替わっている点が異なる。M
OSFET122及びバイアス用抵抗124を通って流
れる電流は、MOSFET120にミラー電流を生成
し、MOSFET102に定電流を供給する。
【0039】図24はバイポーラトタンジスタから形成
される2つの電流ミラーを備える回路を示す。トランジ
スタ112を流れる電流は、上記のようにトランジスタ
110にミラー電流を生成する。Vinは第2のインバー
タ132を通り、MOSFET116及び118のゲー
トに供給される。Vinがハイである時、PチャネルMO
SFET118がオンし、トランジスタ126からの電
流はトランジスタ112を通って流れる。トランジスタ
128を通る電流は電流源130により設定され、トラ
ンジスタ126にミラー電流を生成する。Vinがローで
ある時、PチャネルMOSFET116がオンし、トラ
ンジスタ110のベースはグランドに接続されトランジ
スタ110はオフする。
【0040】図25は定電流及びスイッチング機能が分
離された実施例を示す。MOSFET142は、ゲート
がインバータ144により制御されており、電流のオン
/オフを切り替えるように操作される。定電流はMOS
FET140により供給され、そのゲートは固定バイア
ス電圧でバイアスされる。図26はMOSFET140
および142の位置が入れ替わった実施例を示す。
【0041】図27では、定電流機能がデプレッション
モードMOSFET146により実現され、そのゲート
がそのソースに接続される。さらにスイッチング機能M
OSFET142によりもたらされる。図28では、M
OSFET142及び146の位置が入れ替わってい
る。
【0042】図25〜28では、スイッチング用MOS
FET142はその線形領域において動作し、オンされ
るときほとんど抵抗を生じない。対照的に、MOSFE
T140及び146は飽和され、定電流を供給する。
【0043】図29は、定電流が図17に示されるのと
同様の電流ミラーにより実現される実施例を示す。スイ
ッチング機能はMOSFET142により実現される。
図30は同様であるが、電流ミラーにおいてバイポーラ
トタンジスタ110及び112が、MOSFET100
及び102に入れ替わっている。
【0044】図31は、定電流MOSFET90が、2
つの定電流を実現できる実施例を示す。スイッチ150
はMOSFET90のゲートを制御し、そのゲートを、
選択的に、Vbias1を与えるバイアス152,またはV
bias2を与えるバイアス154、或いはグランドに接続
する。MOSFET90のゲートがバイアス152或い
は154のいずれかに接続されるとき、MOSFET9
0は飽和され、ゲートバイアスの値に依存する定電流を
伝導する。
【0045】図32は、MOSFET100及び102
を備える電流ミラーと、電流源158又は160の1
つ、或いはグランドに接続するスイッチ156とを備え
る実施例を示す。電流源185は電流Ibias1を供給
し、電流源160はIbias2を供給する。従ってMOS
FET102を流れる電流はスイッチ156の位置によ
り決定され、MOSFET102を流れる電流は、MO
SFET100にミラー電流を生成する。スイッチ15
6が接地されるとき、MOSFET100はオフする。
【0046】図33では、電流ミラーはバイポーラトタ
ンジスタ110及び112からなり、トランジスタ11
2のコレクタはバイアス152,バイアス154のいず
れか、或いはグランドに接続される。上記のようにバイ
アス152はVbias1を供給し、バイアス154はV
bias2を供給する。図34は、電流源158及び160
が、異なる電流源を供給しており、バイアス源152及
び154と入れ替えられている実施例を示す。
【0047】図35〜40は、パストランジスタロジッ
クを用いて、IRED62を流れる電流の大きさを制御
する回路を示す。図35では、パストランジスタ170
及び172が、電圧Vbias1或いはVbias2をMOSFE
T90のゲートに供給する。MOSFET174は、M
OSFET90のゲートをグランドに接続し、MOSF
ET90をオフする。MOSFET170,172並び
に174のゲートは、以下の真実表において示される原
理に従って制御される。なお表中第1列のA、Bそれぞ
れの反転を、以下明細書中ではそれぞれAバー、Bバー
と表記する。
【0048】
【表1】
【0049】従って入力信号Aバー及びBバーの条件に
依存して、MOSFET170、172並びに174の
1つがオンし、MOSFET90のゲートに所望のバイ
アスを与え、MOSFET90を流れる電流の大きさを
決定するか、或いはMOSFET90をオフする。
【0050】図36は、MOSFET100及び102
を備える電流ミラーを示す。電流源158及び160
は、それぞれMOSFET170及び172を流れる異
なる電流を供給し、それによりMOSFET100にミ
ラー電流を生成するMOSFET102を流れる電流の
大きさを決定する。MOSFET174がオンするとき
(Aバー・Bバー=1)、MOSFET100のゲート
は接地され、MOSFET100はオフする。
【0051】図37及び38は、電流ミラー対にMOS
FET100及び102も備える回路を示す。図37で
は、MOSFET102を流れる電流はMOSFET1
70及び172の状態により決定される。バイアス源1
84はMOSFET180及び182に接続され、それ
らのMOSFETは1〜N倍のゲート幅を有し、MOS
FET182を流れる電流はMOSFET180を流れ
る電流のN倍になる。従って、MOSFET170及び
172の状態はMOSFET102を流れる電流の大き
さを決定し、この電流がMOSFET100にミラー電
流を生成する。さらに、MOSFET174がオンし、
MOSFET100のゲートを接地するとき、MOSF
ET100はオフする。
【0052】図38では、MOSFET186及び18
8は、飽和状態において動作し、電流源として機能す
る。Vbias1はMOSFET186のゲートに加えら
れ、Vbia s2はMOSFET188のゲートに加えられ
る。これらのゲート電圧はMOSFET186及び18
8を流れるそれぞれの電流を決定する。そうでない場合
には、これらの回路は図37に示される回路と同じよう
に動作する。
【0053】図39は図38の回路と同様の回路を示す
が、MOSFETではなくバイポーラトタンジスタを用
いている。電流ミラー対はトランジスタ110及び11
2を備えている。電流源196はトランジスタ190を
流れる定電流を与える。トランジスタ190を流れる電
流は各トランジスタ192及び194にミラー電流を生
成する。トランジスタ192及び194のエミッタ面積
は、トランジスタ190のエミッタ面積に対して、それ
ぞれN及びMの割合に形成される。さらにMOSFET
170及び172の状態がトランジスタ112を流れる
電流の大きさを決定し、これがトランジスタ110にミ
ラー電流を生成する。MOSFET174はトランジス
タ110のベースを接地するために用いられ、トランジ
スタ110をオフする。
【0054】図40の回路は3つのバイポーラ電流ミラ
ー対を備える。基本的な電流ミラー対はトランジスタ1
10及び112を備える。第2の電流ミラー対は、トラ
ンジスタ200及び202を備えており、MOSFET
170を流れる電流をトランジスタ112に供給し、ま
た、第3の電流ミラー対は、トランジスタ204及び2
06を備えており、MOSFET172を電流をバイポ
ーラトタンジスタ112に供給する。電流源208及び
210は、それぞれ第2及び第3の電流ミラー対により
生成される電流を決定する。さらに、MOSFETスイ
ッチ170及び172はトランジスタ112を流れる電
流の大きさを決定し、MOSFET174はトランジス
タ110をオフするために用いられる。
【0055】図41及び42は、抵抗タップ回路網を用
いて、IRED62を流れる電流を如何に制御できるか
を示す。図41では、抵抗220、222並びに224
は電圧源226と直列に接続される。三極スイッチ22
8を用いて、MOSFET90のゲートを、抵抗22
0、222並びに224の間のノードに、或いはグラン
ドに接続する。前述のように、MOSFET90のゲー
ト電圧はIRED62を流れる電流の大きさを確定す
る。
【0056】図42はバイポーラトランジスタ112と
直列に接続される抵抗230、232並びに234を示
しており、バイポーラトランジスタ112がトランジス
タ110に対して電流ミラーを形成する。スイッチ23
6及び238はそれぞれ抵抗232及び234に並列に
接続され、トランジスタ212を流れる電流を制御する
ために組み込まれる。IRED64はスイッチ237を
閉じることによりオフされる。
【0057】図43では、電圧デジタル/アナログコン
バータ(DAC)240がMOSFET90に対するゲ
ート電圧を設定するために用いられ、それによりIRE
D62を流れる電流を制御する。図44では、電流DA
C240がMOSFET102を流れる電流を確定し、
MOSFET102がMOSFET100に対する電流
ミラーを形成する。
【0058】図45Aでは、バイポーラトランジスタ2
56及び258を備える電流ミラーが電流をトランジス
タ112に供給し、その電流はトランジスタ110にミ
ラー電流を生成する。MOSFET250及び252
は、MOSFET252がオンする時、トランジスタ1
10のベースを接地し、MOSFET250がオフする
ようにインバータ254に接続される。従ってIRED
62が動作していない時、IRED或いはバイアス回路
の何れにおいても電流は流れない。バイアス供給電流を
遮断することにより、回路は、電池寿命が重要となる電
池駆動式回路に対してより相応することができる。
【0059】図45Bの回路は図16に示される回路に
やや類似の回路であるが、スイッチ260及び262
が、スイッチ260が閉じる時電流がMOSFET10
2を流れず、MOSFET100のゲートを接地するよ
うに互いに連動する点が異なる。図45Cは、MOSF
ET102及び104からなる電流ミラー対を与える電
流源108を備える実施例を示す。更にスイッチ260
及び262が、IRED62がオフする時電流がIRE
D或いはバイアス回路の何れにおいても流れないように
連動する。
【0060】図46は、IRED62の高電位側に接続
されるPチャネルMOSFET270を備える回路を示
す。スイッチ272はMOSFET270のゲートを制
御し、MOSFET270をオフするためにゲートをV
CCに接続するか、或いはMOSFET270を流れる定
電流を実現するためにVCC−VBIASに等しい電圧にゲー
トを接続する。
【0061】図47では、PNPバイポーラトランジス
タ274がIRED62の高電位側に接続される。スイ
ッチ272はトランジスタ274のベースを、トランジ
スタ274をオフする場合にはVCCに、或いはトランジ
スタ274に定ベース電流を供給する場合には電流源2
73に接続する。この条件時には、トランジスタ274
のコレクタ電流は、IRED62に供給されており、一
定レベルに保持される。
【0062】図48では、NチャネルMOSFET90
がIRED62の高電位側に接続されている。スイッチ
276は、MOSFET90をオフする場合にはMOS
FET90のゲートをそのソースに接続するか、或いは
MOSFET90を流れる電流を一定に保持する場合に
はMOSFET90に定ゲート−ソース電圧を供給す
る。図49に示される回路は同様であるが、ツェナダイ
オード278及び抵抗280を備える直列回路網が、M
OSFET90がオンされる時MOSFET90にゲー
ト電圧を供給するという点が異なる。
【0063】図50では、スイッチ276がある位置に
ある時には電流源282がPNPトランジスタ284に
ベース電流を供給し、スイッチ276が他の状態にある
時にはトランジスタ284のべース及びエミッタが互い
に接続されトランジスタ284をオフする。
【0064】図51に示される回路はバイポーラトラン
ジスタ290及び292からなる電流ミラー対を備え
る。スイッチ296はトランジスタ292を電流源29
4に接続し、IRED62を流れる電流を安定化させ
る。他の位置においては、スイッチ296はトランジス
タ292のベースをVCCに接続し、トランジスタ292
をオフする。図52は、MOSFET300及び302
がバイポーラトランジスタ290及び292に置き換え
られている回路を示す。
【0065】図53の回路では、IRED62はバイポ
ーラトランジスタ290及び292を備える電流ミラー
対を介して電流を供給される。制御信号は、Pチャネル
MOSFET304及びNチャネルMOSFET306
のそれぞれのゲートに共通に加えられる。制御信号がハ
イである時、NチャネルMOSFET306はオンし、
電流源294が電流をトランジスタ292に供給する。
この電流はトランジスタ290にミラー電流を生成す
る。制御信号がローである時、PチャネルMOSFET
304はオンし、トランジスタ290のベースをVCC
接続する。トランジスタ290はその時オフする。
【0066】図54では、MOSFET100及び10
2を備える電流ミラー対がMOSFET304及び30
6により制御される。MOSFET304及び306の
ゲートに加えられる制御信号がローである時、Pチャネ
ルMOSFET304はオンし、電流がMOSFET1
02に供給される。MOSFET100及び102を流
れる全電流は一定に保持され、IRED62に供給され
る。逆に、NチャネルMOSFET306がオンする
時、MOSFET100及び102がオフし、IRED
62を流れる電流を遮断する。図55の回路では、バイ
ポーラトランジスタ110及び112がMOSFET1
00及び102に置き換えられる。図54及び55の実
施例は、定電流アプローチではなく抵抗型アプローチに
基づく。電流ミラー対はフォロワとして動作する。図5
6に示されるグラフが示しているように、IRED62
のアノード電圧VAが、VCCからある差分以内の点まで
上昇する時、回路を流れる電流は急降下する。
【0067】図57−64は、IRED62の高電位側
に直列に接続される定電流デバイス及びスイッチの種々
の組み合わせを示す。図57では、PチャネルMOSF
ET320がスイッチとして用いられ、PチャネルMO
SFET322が定電流源として用いられる。MOSF
ET320のゲートはインバータ321を介して制御さ
れ、MOSFET322のゲートはVCCに関して定電圧
にバイアスされる。
【0068】図58では、バイポーラトランジスタ32
4がMOSFET322に置き換えられる。図59で
は、定電流源325がトランジスタ324のベースとグ
ランドとの間に接続され、それによりトランジスタ32
4において定コレクタ電流が供給される。図60は図5
7と同様であるが、NチャネルMOSFET326がス
イッチとして用いられる点が異なる。
【0069】図61では、スイッチング用MOSFET
320がNチャネルデプレションモードMOSFET3
28の高電位側に接続され、MOSFET328はゲー
トがソースに接続されており、定電流を実現する。図6
2では、MOSFET320とデプレションモードMO
SFET328との位置が入れ替わっている。
【0070】図63では、定電流はMOSFET330
及び332を備える電流ミラー配列により実現される。
図64では、バイポーラトランジスタ334及び336
がMOSFET330及び332に置き換えられる。
【0071】図65A−65Dは電流源とスイッチがI
REDの反対側に配置される実施例を示す。図65Aの
回路は、電流源及びスイッチがIREDの高電位側に接
続されるデプレションモードMOSFET328と、I
RED62の低電位側にあるスイッチング用MOSFE
T326とを示す。図65Bでは、バイポーラトランジ
スタ340及び342を備える電流ミラーがIRED6
2の高電位側に接続され、MOSFET326がIRE
D62の低電位側に接続される。IRED62がオフす
る時、電流ミラー内の電流をオフするように、MOSF
ET344はMOSFET326に同期して動作する。
図65Cでは、MOSFET330及び332を備える
電流ミラーがIRED62の低電位側に接続され、スイ
ッチング用MOSFET320がIRED62の高電位
側に接続される。図65Dは図65Cと同様であるが、
NチャネルMOSFET326がPチャネルMOSFE
T320に置き換えられている点が異なる。
【0072】本発明に従った幾つかの実施例が上に記載
されているが、本発明の幅広い観点の範囲内に入るさら
に別の実施例も実現可能あるということは当業者には明
らかであろう。本発明は、以下の請求の範囲により確定
されるように、すべてのそのような実施例を含むもので
ある。
【0073】
【発明の効果】従って、本発明により、特に電池を電源
とする赤外発光ダイオードを使用する装置において電力
損失を著しく低下させ得る、定電流源を用いた赤外発光
ダイオードを作動させるための方法及び回路が提供され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】2つのデバイス間の二方向性赤外線通信リンク
の概略的なブロック図である。
【図2】A及びBよりなり、AはIREDにおける電流
及び電力を電圧の関数として示したグラフであり、Bは
IREDを流れる電流を電圧及び温度の関数として示し
たグラフである。
【図3】A及びBからなり、AはIREDを含む従来の
スイッチング回路を示した図であり、BはスイッチがM
OSFETとして実現されたAの回路を示した図であ
る。
【図4】A乃至Cからなり、Aは図3Aに示す回路に類
似した形態の実施例を示した図であり、BはAのIRE
Dを流れる電流を、MOSFETにおける電圧降下の関
数として示したグラフであり、CはMOSFETの1回
のスイッチングサイクルの間での、Aの回路における幾
つかのパラメータの挙動を示したグラフである。
【図5】図4Aの回路を流れる電流を、2つの異なる値
のバイアス抵抗、及び3つの異なる温度について、VCC
の関数として示したグラフである。
【図6】図4Aに示す回路の電流及び電力消費の挙動
を、VCCの関数として示したグラフである。
【図7】A及びBからなり、A及びBは共に本発明に従
ってIREDが接続された回路の回路図である。
【図8】図7A及び図7Bの回路における電流及び電力
消費を示すグラフである。
【図9】A乃至Cからなり、A乃至Cは何れも、IRE
Dの高電位側に配設された定電流源及びスイッチを備え
た、IREDに定電流を供給する回路の回路図である。
【図10】A乃至Cからなり、A乃至Cは何れも図9A
乃至図9Cに示すものに類似した回路の回路図である
が、スイッチ及び電流源がIREDの低電位側にある点
が異なっている。
【図11】A乃至Cからなり、A乃至Cの何れもが電流
源がIREDの高電位側にあり、スイッチがIREDの
低電位側にある回路の回路図であって、Bの回路におい
ては、IREDの高電位側にもスイッチが設けられてい
る。
【図12】A乃至Cよりなり、A乃至Cはそれぞれスイ
ッチがIREDの高電位側にあり、電流源がIREDの
低電位側にある回路の回路図であって、Bの回路ではI
REDの低電位側にもスイッチがある。
【図13】A乃至Dからなり、A及びBはスイッチング
される電流源と個別のスイッチとを有する回路の回路図
であり、C及びDは2つの電流レベルを供給し得るスイ
ッチングされる電流源を備えた回路の回路図である。
【図14】スイッチングされる電流源がMOSFETを
含む回路の回路図である。
【図15】スイッチングされる電流源がバイポーラトラ
ンジスタを含む回路の回路図である。
【図16】電流源が、バイアス抵抗器を通して供給され
るMOSFETの電流ミラー対である回路の回路図であ
る。
【図17】電流ミラー対が別の電流源により供給される
類似した回路構成を示す図である。
【図18】図16に示す回路に類似した回路の回路図で
あり、電流ミラー回路がバイポーラトランジスタを含む
点が異なっている。
【図19】図17に示す回路に類似した回路の回路図で
あり、電流ミラー回路がバイポーラトランジスタを含む
点が異なっている。
【図20】電流源がNチャネルMOSFETを含み、M
OSFETのゲートがある値の固定バイアスを供給する
インバータにより制御され、MOSFETにおいて規定
された飽和電流が得られる回路の回路図である。
【図21】電流源が、定電流源により供給されインバー
タにより制御されるバイポーラトランジスタの電流ミラ
ー対を含む回路の回路図である。
【図22】電流源が、定電流源により供給されインバー
タにより制御されるMOSFETの電流ミラー対を含む
回路の回路図である。
【図23】図22の回路に類似した回路の回路図であっ
て、第2電流源がMOSFETの電流ミラー対を含む点
が異なっている。
【図24】電流源がバイポーラトランジスタ及びインバ
ータで形成された2つの電流ミラーを含む回路の回路図
である。
【図25】定電流機能及びスイッチング機能が別々のM
OSFETにより提供されている回路の回路図である。
【図26】図25の回路と同様、定電流機能及びスイッ
チング機能が別々のMOSFETにより提供されている
回路の回路図である。
【図27】図25の回路に類似した回路の回路図であっ
て、定電流機能がデプレションモードFETにより提供
されている点が異なっている。
【図28】図26の回路に類似した回路の回路図であっ
て、定電流機能がデプレションモードFETにより提供
されている点が異なっている。
【図29】定電流機能が電流ミラー回路により提供され
ており、スイッチング機能が個別のMOSFETにより
提供されている回路の回路図である。
【図30】図29の回路と同様、定電流機能が電流ミラ
ー回路により提供されており、スイッチング機能が個別
のMOSFETにより提供されている回路の回路図であ
る。
【図31】電流源がMOSFETを有し、MOSFET
のゲートが異なる電流を供給するように切り換え可能に
2つの異なるレベルでバイアスされる回路の回路図であ
る。
【図32】電流源が、切り換え可能に用いられる定電流
源により供給される電流ミラー対を含む回路の回路図で
ある。
【図33】定電流源が切り換え可能な電圧レベルにより
供給される電流ミラー対を含む回路の回路図である。
【図34】図32の回路と同様、電流源が、切り換え可
能に用いられる定電流源により供給される電流ミラー対
を含む回路の回路図である。
【図35】関連する電圧基準を選択することにより、I
REDを流れる定電流の大きさを制御するためにパスト
ランジスタロジックを用いている回路の回路図である。
【図36】図35の回路と同様、関連する電圧基準を選
択することにより、IREDを流れる定電流の大きさを
制御するためにパストランジスタロジックを用いている
回路の回路図である。
【図37】図35の回路と同様、関連する電圧基準を選
択することにより、IREDを流れる定電流の大きさを
制御するためにパストランジスタロジックを用いている
回路の回路図である。
【図38】図35の回路と同様、関連する電圧基準を選
択することにより、IREDを流れる定電流の大きさを
制御するためにパストランジスタロジックを用いている
回路の回路図である。
【図39】図35の回路と同様、関連する電圧基準を選
択することにより、IREDを流れる定電流の大きさを
制御するためにパストランジスタロジックを用いている
回路の回路図である。
【図40】図35の回路と同様、関連する電圧基準を選
択することにより、IREDを流れる定電流の大きさを
制御するためにパストランジスタロジックを用いている
回路の回路図である。
【図41】電流源トランジスタを流れる電流が抵抗タッ
プ回路網により制御される回路の回路図である。
【図42】図41の回路と同様、電流源トランジスタを
流れる電流が抵抗タップ回路網により制御される回路の
回路図である。
【図43】IREDを流れる電流の大きさがD/Aコン
バータにより制御される回路の回路図である。
【図44】図43の回路と同様、IREDを流れる電流
の大きさがD/Aコンバータにより制御される回路の回
路図である。
【図45】A乃至Cからなり、A乃至Cはそれぞれバイ
アス供給を遮断する電源遮断スイッチを備えたトランジ
スタの電流ミラー対を備えた別実施例の回路の回路図で
ある。
【図46】電流源がIREDの高電位側に接続された回
路の回路図である。
【図47】図46の回路と同様、電流源がIREDの高
電位側に接続された回路の回路図である。
【図48】図46の回路と同様、電流源がIREDの高
電位側に接続された回路の回路図である。
【図49】図46の回路と同様、電流源がIREDの高
電位側に接続された回路の回路図である。
【図50】図46の回路と同様、電流源がIREDの高
電位側に接続された回路の回路図である。
【図51】図46の回路と同様、電流源がIREDの高
電位側に接続された回路の回路図である。
【図52】図46の回路と同様、電流源がIREDの高
電位側に接続された回路の回路図である。
【図53】図46の回路と同様、電流源がIREDの高
電位側に接続された回路の回路図である。
【図54】図46の回路と同様、電流源がIREDの高
電位側に接続された回路の回路図である。
【図55】図46の回路と同様、電流源がIREDの高
電位側に接続された回路の回路図である。
【図56】図54及び図55に示す回路の挙動を示すグ
ラフである。
【図57】IREDの高電位側に直列に接続された定電
流装置及びスイッチを備えた実施例の回路の回路図であ
る。
【図58】図57の回路と同様、IREDの高電位側に
直列に接続された定電流装置及びスイッチを備えた実施
例の回路の回路図である。
【図59】図57の回路と同様、IREDの高電位側に
直列に接続された定電流装置及びスイッチを備えた実施
例の回路の回路図である。
【図60】図57の回路と同様、IREDの高電位側に
直列に接続された定電流装置及びスイッチを備えた実施
例の回路の回路図である。
【図61】図57の回路と同様、IREDの高電位側に
直列に接続された定電流装置及びスイッチを備えた実施
例の回路の回路図である。
【図62】図57の回路と同様、IREDの高電位側に
直列に接続された定電流装置及びスイッチを備えた実施
例の回路の回路図である。
【図63】図57の回路と同様、IREDの高電位側に
直列に接続された定電流装置及びスイッチを備えた実施
例の回路の回路図である。
【図64】図57の回路と同様、IREDの高電位側に
直列に接続された定電流装置及びスイッチを備えた実施
例の回路の回路図である。
【図65】A乃至Dからなり、A乃至Dはそれぞれ電流
源とスイッチとがIREDの反対側に配置されている実
施例の回路の回路図である。
【符号の説明】
10,12 装置 14 マイクロプロセッサ 16 I/Oチップ 18 トランシーバ 20 バッファ 22 赤外発光ダイオード(IRED) 24 限流抵抗器 26 フォトダイオード 28 アンプ 30 A/Dコンバータ 32 バイアス 34 赤外発光ダイオード(IRED) 36 フォトダイオード 42 赤外発光ダイオード(IRED) 44 スイッチ 46 限流抵抗器 48 MOSFET 50 インバータ 60 従属電流源 62 赤外発光ダイオード(IRED) 64 電流源 66 電流源 68 可変電流源 70 スイッチ 72 単極三投スイッチ 74 限流抵抗器 76 単極双投スイッチ 78 単極スイッチ 80 スイッチ電流源 82 スイッチ 84 スイッチ電流源 90 MOSFET 92 単極双投スイッチ 94 バイポーラトランジスタ 100、102 MOSFET 104 スイッチ 106 バイアス用抵抗 108 電流源 110、112 バイポーラトランジスタ 114 NチャネルMOSFET 116、118、120、122 MOSFET 124 バイアス用抵抗 126、128 バイポーラトランジスタ 132 インバータ 140、142 MOSFET 144 インバータ 146 MOSFET 152、154 バイアス 156 スイッチ 158、160 電流源 170、172 パストランジスタ 174、180、182 MOSFET 184 バイアス源 186、188 MOSFET 190、192、194、200、202、204、2
06 バイポーラトランジスタ 208、210 電流源 220、222、224 抵抗 226 電圧源 230,232、234 抵抗 236、237、238 スイッチ 240 電圧デジタル/アナログコンバータ 250、252 MOSFET 254 インバータ 256、258 バイポーラトランジスタ 260、262 スイッチ 270 MOSFET 272 スイッチ 273 電流源 274 バイポーラトランジスタ 276 スイッチ 278 ツェナダイオード 280 抵抗 282 電流源 284、290、292 バイポーラトランジスタ 294 電流源 296 スイッチ 300、302 MOSFET 304 PチャネルMOSFET 306 NチャネルMOSFET 320、322 PチャネルMOSFET 321 インバータ 324 バイポーラトランジスタ 325 定電流源 326、328 NチャネルMOSFET 330、332 MOSFET 334、336、340、342 バイポーラトランジ
スタ 344 MOSFET

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 赤外発光ダイオードを駆動するための
    回路であって、前記赤外発光ダイオードに直列に接続さ
    れる定電流源を備えることを特徴とする回路。
  2. 【請求項2】 前記定電流源が前記赤外発光ダイオー
    ドの高電位側に接続されることを特徴とする請求項1に
    記載の回路。
  3. 【請求項3】 前記定電流源が前記赤外発光ダイオー
    ドの低電位側に接続されることを特徴とする請求項1に
    記載の回路。
  4. 【請求項4】 前記赤外発光ダイオードに直列に接続
    されるスイッチを更に備えることを特徴とする請求項1
    に記載の回路。
  5. 【請求項5】 前記スイッチが、前記定電流源と、前
    記赤外発光ダイオードの同じ側に接続されることを特徴
    とする請求項4に記載の回路。
  6. 【請求項6】 前記スイッチが、前記定電流源と、前
    記赤外発光ダイオードの反対側に接続されることを特徴
    とする請求項4に記載の回路。
  7. 【請求項7】 前記定電流源がMOSFETからな
    り、前記MOSFETは、飽和状態において動作する時
    に定電流を供給ために備えられることを特徴とする請求
    項1に記載の回路。
  8. 【請求項8】 前記定電流源がバイポーラトランジス
    タからなり、前記バイポーラトランジスタは、飽和状態
    において動作する時に定電流を供給するために備えられ
    ることを特徴とする請求項1に記載の回路。
  9. 【請求項9】 前記定電流源が、1つ以上の電流レベ
    ルを実現できることを特徴とする請求項1に記載の回
    路。
  10. 【請求項10】 前記定電流源がスイッチ定電流源か
    らなることを特徴とする請求項1に記載の回路。
  11. 【請求項11】 前記定電流源が、電流ミラーとして
    動作するように設計される一対のトランジスタからなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の回路。
  12. 【請求項12】 前記トランジスタがMOSFETか
    らなることを特徴とする請求項11に記載の回路。
  13. 【請求項13】 前記トランジスタがバイポーラトラ
    ンジスタからなることを特徴とする請求項11に記載の
    回路。
  14. 【請求項14】 前記トランジスタの第1のトランジ
    スタが前記赤外発光ダイオードに直列に接続されること
    を特徴とする請求項11に記載の回路。
  15. 【請求項15】 前記トランジスタの第2のトランジ
    スタが、前記赤外発光ダイオードが接続される電流経路
    に並列な第2の電流経路に接続されることを特徴とする
    請求項14に記載の回路。
  16. 【請求項16】 前記第2の電流経路が第2の定電流
    源を備えることを特徴とする請求項15に記載の回路。
  17. 【請求項17】 前記定電流源が、MOSFETのゲ
    ートにおいて電圧を制御するためのパストランジスタロ
    ジック配列からなることを特徴とする請求項1に記載の
    回路。
  18. 【請求項18】 前記定電流源がデプレションモード
    MOSFETからなることを特徴とする請求項1に記載
    の回路。
  19. 【請求項19】 前記定電流源が抵抗タップ回路網か
    らなることを特徴とする請求項1に記載の回路。
  20. 【請求項20】 前記定電流源が、MOSFETのゲ
    ートにおいて電圧を制御するためのデジタル/アナログ
    コンバータからなることを特徴とする請求項1に記載の
    回路。
  21. 【請求項21】 第2のデバイスと遠隔通信するため
    のデバイスであって、前記第1のデバイスが、定電流デ
    バイスに直列に接続される赤外発光ダイオードを備える
    ことを特徴とするデバイス。
  22. 【請求項22】 前記第2のデバイスからの赤外線放
    射を受信するためのPINダイオードを更に備えること
    を特徴とする請求項21に記載のデバイス。
  23. 【請求項23】 前記赤外発光ダイオードと前記PI
    Nダイオードがトランシーバに接続されることを特徴と
    する請求項22に記載のデバイス。
  24. 【請求項24】 マイクロプロセッサに接続される入
    力/出力ユニットを更に備えることを特徴とする請求項
    23に記載のデバイス。
  25. 【請求項25】 赤外発光ダイオードからの定電流を
    パルス化する過程を有することを特徴とする通信方法。
JP10319169A 1997-11-10 1998-11-10 赤外発光ダイオードを作動させるための方法及び回路 Pending JPH11225435A (ja)

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