JPH11224579A - 感温スイッチ - Google Patents

感温スイッチ

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JPH11224579A
JPH11224579A JP10332638A JP33263898A JPH11224579A JP H11224579 A JPH11224579 A JP H11224579A JP 10332638 A JP10332638 A JP 10332638A JP 33263898 A JP33263898 A JP 33263898A JP H11224579 A JPH11224579 A JP H11224579A
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JP
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switch
spacer
temperature
switch blade
metal plate
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JP10332638A
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James B Kalapodis
ビー カラポディス ジェイムズ
William F Quinn
エフ クイン ウイリアム
Jerry L Polles
エル ポレス ジェリー
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Emerson Electric Co
Original Assignee
Emerson Electric Co
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Publication date
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    • H01M50/00Constructional details or processes of manufacture of the non-active parts of electrochemical cells other than fuel cells, e.g. hybrid cells
    • H01M50/50Current conducting connections for cells or batteries
    • H01M50/572Means for preventing undesired use or discharge
    • H01M50/574Devices or arrangements for the interruption of current
    • H01M50/581Devices or arrangements for the interruption of current in response to temperature
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H37/00Thermally-actuated switches
    • H01H37/02Details
    • H01H37/32Thermally-sensitive members
    • H01H37/323Thermally-sensitive members making use of shape memory materials
    • HELECTRICITY
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    • H01H37/00Thermally-actuated switches
    • H01H37/02Details
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    • H01M50/583Devices or arrangements for the interruption of current in response to current, e.g. fuses
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
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  • Protection Of Static Devices (AREA)
  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱的暴走よりバッテリを保護すべくバッテリ
に外付け可能な感温スイッチ組立体を提供する。 【解決手段】 一対の平坦な金属プレート14、16の
間にサンドイッチ状に挟まれた電気絶縁スペーサ12及
び形状記憶金属製のスイッチブレード部材10を含む感
温スイッチ組立体A。スペーサ12は一対の金属プレー
ト14、16の間にキャビティ24を郭定し、スイッチ
ブレード部材はキャビティ内に突出するスイッチブレー
ド部30を有する。スイッチブレード部材は一方の金属
プレートに係合する取り付け部60を有し、スイッチブ
レード部は通常時には曲げ応力を受けて他方の金属プレ
ートに係合し一対の金属プレートの間に電流経路を郭定
する。スイッチブレード部30は高温度に於いて他方の
金属プレートとの係合状態より離脱するよう変形移動
し、電流経路を遮断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感温スイッチに係
り、更に詳細には高温度に応答して一つの位置より他の
一つの位置へ自動的に移動する感温スイッチに係る。本
発明の感温スイッチは特にバッテリの熱的暴走を防止す
べく開位置へ移動する常閉型のスイッチに適用可能なも
のであり、これについて説明するが、本発明はより広い
局面を有し、常開型のスイッチや他の目的にも使用可能
である。
【0002】
【従来の技術】或る種のバッテリに於いては、過充電が
行なわれるとバッテリの内部温度の上昇を惹起す熱的暴
走が生じる。シールされたバッテリケース内の内圧は温
度の上昇と共に上昇し、内圧がバッテリケースの破裂強
さを越えると爆発が発生する。バッテリが爆発すると、
腐食性を有し有毒であり可燃性を有する副生成物が発生
し、爆発の力により人が傷ついたり財貨が損傷したりす
ることがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来より種々の型式の
サーマルプロテクタが提案され、温度が予め設定された
温度を越えるとバッテリ回路を遮断するようバッテリに
使用されている。携帯電話の如き現代の電子装置に於い
て小型の再充電可能なバッテリに使用可能な空間は小さ
いので、温度保護装置も小型である必要がある。バイメ
タルや正の温度抵抗係数を有するサーミスタを使用する
サーマルプロテクタは、余りに小さく形成されると適正
に作動しなくなったり信頼性よく作動しなくなるので、
サーマルプロテクタの小型化は制限される。
【0004】バッテリケース外にてバッテリの物理構造
体内に形状記憶合金製の感温スイッチアクチュエータを
組み込むための種々の構造が提案されている。しかし既
存のバッテリにこれらの構造を使用することはできない
ので、バッテリケースに対する外付けを含む種々の目的
で使用可能な形状記憶合金製の導電アクチュエータを有
する自蔵式の感温スイッチ組立体が必要とされている。
【0005】
【発明の概要】常閉型の小型の感温スイッチが高温度又
は過電流条件に応答して自動的に開位置へ変形移動する
形状記憶金属製の導電スイッチブレードアクチュエータ
を有している。
【0006】スイッチブレードは実質的に平坦な一対の
金属プレートの間に電気絶縁スペーサと共にサンドイッ
チ状に挟まれたスイッチブレード部材に設けられ、スイ
ッチブレードはスペーサに設けられた孔により一対の金
属プレートの間に形成されたキャビティ内に突出してい
る。スイッチブレード部材の取り付け部が一方のプレー
トに係合し、スイッチブレードの外端は他方のプレート
に係合している。スイッチブレードは高温度に応答して
その外端が他方のプレートより離れて回路を開く。
【0007】スイッチブレードは、リセットされないワ
ンショットヒューズとして機能するよう、温度が低下し
ても開位置を維持することが好ましい。
【0008】一つの好ましい構成に於いては、スイッチ
組立体の金属部品の外面全体が貴金属にて被覆される。
貴金属被覆は金属部品の上下面のみならずそれらの側周
面にも形成されることが好ましい。
【0009】スイッチ組立体の電気端子が電気絶縁材料
を貫通して突出するよう、スイッチ組立体全体が電気絶
縁材料内に収容されてよい。
【0010】形状記憶金属製の導電スイッチブレードア
クチュエータは、スイッチの閉位置に於いて実質的に線
接触にて金属プレートの内面に係合する外端を有してい
る。
【0011】本発明による感温スイッチは20 mΩ未
満、特に10 mΩ未満、更には約5mΩ以下の電気抵抗
を有することが好ましい。
【0012】一つの好ましい構成に於いては、一片の電
気絶縁スペーサが金属プレートと共働してスイッチ組立
体を一体的な状態に保持する一体的な締結突起を有す
る。
【0013】また一つの構成に於いては、電気絶縁スペ
ーサに設けられた締結突起は金属プレートに設けられた
孔を貫通して延在し、金属プレートのスペーサとは反対
の側にて変形され、これにより組立てが完了する。
【0014】本発明の他の一つの局面によれば、電気絶
縁スペーサは少なくとも一つの切欠きを郭定する少なく
とも一つの厚さが低減された端部を有し、該切欠き内に
スイッチブレード部材の取り付け部が受け入れられる。
切欠きの深さはスイッチブレード部材の取り付け部の厚
さ以下、特に取り付け部の厚さよりも僅かに小さいこと
が好ましい。このことにより、スイッチブレード部材の
取り付け部と金属プレートの内面との間に良好な圧縮係
合状態が確保される。
【0015】スイッチブレード部材はスペーサの厚さ以
下の厚さを有することが好ましく、スペーサは約0.0
50inch(1.3mm)以下の厚さを有していることが好
ましい。
【0016】一つの好ましい構成に於いては、変形した
マルテンサイト状態にあるときの導電スイッチブレード
アクチュエータは、歪量が約8%未満、好ましくは約4
%以下の状態にある。
【0017】導電スイッチブレードアクチュエータは、
良好な接触状態が得られると共に電気抵抗が低くなるよ
う、金属プレートの間にて曲げ応力を受けた状態に配置
される。
【0018】スイッチブレード部材の取り付け部に係合
するスイッチ組立体の金属プレートは、バッテリ外にて
バッテリ端子又はバッテリケースに取り付けられる。熱
がバッテリケース又はバッテリ端子より金属プレートを
経てスイッチブレード部材へ伝達される。スイッチブレ
ード部材は多数の種々の作動温度を有するよう設計され
てよいが、従来の小型の再充電可能なバッテリに使用さ
れる場合には、約125℃以下の温度、特に65〜75
℃の範囲内の温度に於いて開くよう構成されてよい。
【0019】本発明の一つの主要な目的は、改良された
感温スイッチ組立体を提供することである。
【0020】本発明の他の一つの目的は、形状記憶合金
製の導電スイッチブレードアクチュエータを使用する自
蔵式の感温スイッチ組立体を提供することである。
【0021】本発明の更に他の一つの目的は、バッテリ
を熱的暴走より保護すべくバッテリの外部に取り付け可
能な感温スイッチ組立体を提供することである。
【0022】本発明の更に他の一つの目的は、形状記憶
金属製の導電スイッチブレードアクチュエータを有し、
比較的単純に且つ経済的に製造し組立てることが可能な
小型の感温スイッチ組立体を提供することである。
【0023】本発明の更に他の一つの目的は、形状記憶
金属製の導電スイッチブレードアクチュエータを有する
電流制限スイッチ組立体を提供することである。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に添付の図を参照しつつ、本
発明を好ましい実施形態について詳細に説明する。
【0025】本発明の一つの好ましい実施形態を示す添
付の図に於いて、図1及び図2は形状記憶合金製のスイ
ッチブレード部材10と実質的に平坦な矩形の金属プレ
ート14及び16の間にサンドイッチ状に挟まれた電気
絶縁スペーサ12とを有するスイッチ組立体Aを示して
いる。
【0026】スイッチ組立体Aの一端に近接した位置に
てプレート14の外面にはニッケルフォイル製の端子1
8が溶接されており、電気回路内にスイッチ組立体Aを
接続するようプレート14より突出している。端子18
とは反対の側のスイッチ組立体Aの端部に近接した位置
にてプレート16の外面にはもう一つのニッケルフォイ
ル製の端子20が溶接されており、電気回路内に接続さ
れるようプレート16より突出している。
【0027】スペーサ12はプラスチック材料にて一片
の部材として成形されており、金属プレート14と16
との間にキャビティ24を郭定する実質的に矩形の孔2
2を有している。スイッチブレード部材10はキャビテ
ィ24内に延在する細長いスイッチブレード部30を有
し、端縁32が線接触にてプレート14の内面に係合し
プレート14と16との間の電気回路を閉じる状態にな
るよう、通常時には図1に示されている如く上方へ湾曲
変形された状態にある。スイッチブレード部材10は形
状記憶合金にて形成され、プレート14より離れて実質
的に平坦な状態に自動的に変形移動することによって高
温度に応答し、これによりプレート14と16との間の
電気回路を開く。またスイッチブレード部30は形状記
憶金属製の導電アクチュエータ及びスイッチ接点を郭定
している。
【0028】図3及び図4に於いて、スペーサ12は端
部領域36及び38を有し、各端部領域よりそれぞれ一
体的な締結突起40、42及び44、46が外方へ両方
向に延在している。各締結突起40〜46は端部領域3
6及び38の中心に配置された実質的に円柱形の突起で
あり、各金属プレート14、16の厚さよりも僅かに大
きい距離対応する端部領域より外方へ延在している。ス
ペーサウェブ50、52が端部領域36及び38を接続
し、これにより矩形のスペーサ孔22の境界を郭定して
いる。スペーサ12の端部領域36の一方の面には図3
及び図4に於いて符号54にて示された切欠きが設けら
れており、これにより端部領域36は低減された厚さを
有している。
【0029】図5及び図6に於いて、スイッチブレード
部材10は実質的に矩形の取り付け部60と該取り付け
部より外方へ延在する細長いスイッチブレード部30と
を有する実質的にT形をなしている。取り付け部60の
中央には円形の孔62が設けられている。スイッチブレ
ード部30の長さは0.50inch(13mm)未満、特に
0.40inch(10mm)、更には0.30inch(7.6
mm)以下であることが好ましい。
【0030】図7及び図8は両端に近接した位置に円形
の孔66及び68を有する実質的に矩形で実質的に平坦
な金属プレート14を示している。実質的に平坦で実質
的に矩形の金属プレート18が図7及び図8に示された
プレート14と同一の構造を有しており、プレート16
に設けられた円形の孔は図9に於いて符号70及び72
により示されている。
【0031】図9に於いて、スイッチは締結突起42が
孔62を貫通して延在するようスペーサ12に設けられ
た切欠き54内にスイッチブレード部材10の取り付け
部60を配置することによって組立てられる。スペーサ
の締結突起42及び46はプレート16に設けられた孔
70及び72に挿通される。図9に示されていない反対
側の締結突起40及び44はそれぞれプレート14に設
けられた孔66及び68に挿通される。次いで突起40
〜46が超音波エネルギ又は熱エネルギにより孔66〜
72よりも大きい直径になるよう外方へ変形される間上
述の如く組立てられた部材全体が圧縮状態に保持され、
これにより組み立てが完了する。スイッチブレード部材
10の取り付け部60は良好に接触するようプレート1
6の内面と圧縮係合した状態にある。
【0032】図11及び図12は窪みを有するカバー8
0と底壁82とを含むケースCを有する一つの典型的な
バッテリBの断面図である。バッテリケースC内に配置
された電極組立体Dが導線90によりバッテリケースC
に接続された一方の電極と、カバー80を貫通して延在
するバッテリ端子92に導線94により接続された他方
の電極とを有している。図11に於いて、導線90及び
94はバッテリ端子92が負極でありバッテリケースC
が正極であるようそれぞれ正の電極及び負の電極に接続
されている。図12はバッテリ端子92が正極でありバ
ッテリケースCが負極であるよう導線90及び94がそ
れぞれバッテリ端子92及びバッテリケースCに接続さ
れた逆の構成を示している。
【0033】バッテリケースCは金属にて形成されてい
てよく、或いは導電性を有するプラスチック又は導電金
属にて被覆されたプラスチックにて形成されていてよ
い。電極組立体Dは積層型、プレート型、螺旋巻回型を
含む多数の型式のうちの任意のものであってよく、図に
於いては螺旋巻回型のものとして図示されている。かか
る構成に於いては、陽極材料のストリップ及び陰極材料
のストリップがそれらの間にセパレータストリップが存
在する状態にて一体的な周壁及び底壁を有するバッテリ
ケースの上端にて開口するコンテナ部内に収容される形
状に巻回される。陽極材料は消費される金属であり、陰
極材料は電気化学的作用により還元可能である。セパレ
ータはイオンにより導電可能な多孔質の電気絶縁材料で
ある。電極組立体はバッテリケースを構成するコンテナ
部内に挿入され、しかる後コンテナ部内に導電性の溶質
を含む溶媒よりなる電解質が導入される。次いでコンテ
ナ部の開口端に対しカバーが密封式に取り付けられ、こ
れによりバッテリケース内に電極組立体及び電解質が密
封される。
【0034】図11はバッテリカバー80に設けられた
窪み内に受け入れられたスイッチ組立体Aを示してお
り、ニッケルフォイル製の電極20がバッテリ端子92
に溶接されている。図12に於いては、平坦なニッケル
フォイル製の端子20aが屈曲した端子20の代わりに
金属プレート16より外方へ延在し、バッテリケースC
の底壁82に溶接されている。端子を除くスイッチ組立
体全体が電気絶縁材料中に収容されることが好ましい。
この場合プラスチック材料がスイッチ組立体の周りに成
形されてもよく、収縮包装材料が使用されてもよく、ス
イッチ組立体がテープにより巻き付けられてもよい。
【0035】スイッチブレード部材10はニッケル−チ
タンの形状記憶合金にて形成されることが好ましいが、
銅−亜鉛−アルミニウム合金や銅−ニッケル−アルミニ
ウム合金を含む銅ベースの三元合金の如き他の形状記憶
合金が使用されてもよい。合金がその変形された形状よ
り復元された形状に変化する形状変化温度範囲は、形状
記憶合金の組成を適宜に選定したり熱処理プロセスを変
更したりすることにより変更可能である。
【0036】スイッチブレード部材10はスタンプ加工
及び打ち抜き加工により図6及び図6に示された平坦な
形状に形成され、次いでオーステナイト変態温度に加熱
され、しかる後合金のマルテンサイト状態に冷却され
る。次いでスイッチブレード部30が図13に示されて
いる如く取り付け部60に対し相対的に永久変形された
位置へ湾曲変形される。スイッチブレード部30は図1
3に示されている如く変形されると、下記の式1により
計算される歪eが約4%になる。尚下記の式1に於い
て、Rは図13に示されている如くスイッチブレード部
30の曲率半径であり、tはスイッチブレード部30の
厚さである。曲げ歪の量は約8%未満、特に約4%未満
であることが好ましい。この値はスイッチブレード部3
0に発生する歪量の近似値である。
【0037】 e=1/[(2R/t)+1] ……(1)
【0038】スイッチブレード部30の歪限界は、スイ
ッチが一旦開くと再度閉じることがないような値である
ことが好ましい。スイッチブレード部材は温度が低下す
ると閉位置へ復帰するよう熱処理され変形されてもよい
が、本発明によればスイッチブレード部材は温度が低下
しても開位置に留まることが好ましい。従ってスイッチ
ブレード部は高温度条件に応答して閉位置より開位置へ
変形移動すると、その高温度条件がもはや存在しなくな
っても開位置を維持する。スイッチブレード部が上述の
歪量を越えて変形されると、それを構成する金属の弾性
限を越えて永久的な降伏が発生し、これによりスイッチ
ブレード部は温度が低下するとその閉位置へ復帰する。
従ってもし必要ならばスイッチブレードアクチュエータ
を最初に約8%よりも高い歪量まで湾曲変形させること
により、温度が低下すると再度閉じるスイッチが得られ
る。
【0039】電気絶縁スペーサ12は高い引張り強さ、
低い吸水率、高い熱変形温度を有する比較的硬い材料に
て形成されていることが好ましい。この材料は少なくと
も15000psi (10.5kg/mm2)、より好ましく
は少なくとも20000psi(14.1kg/mm2)の引張
り強さを有していることが好ましい。264psi (1
8.6kg/cm2)に於ける熱変形温度は少なくとも50
0°F(260℃)であることが好ましい。73°F
(22.7℃)にて24時間経過後の吸水率は実質的に
0.02%以下であることが好ましい。電気絶縁スペー
サ12はこれらの好ましい特性を有する多くの種々の材
料にて形成されていてよく、かかる材料の一例はガラス
粒子が分散充填された硫化ポリフェニレンである。一つ
の好適な材料がSupec G410T なる商品名にてゼネラル・
エレクトリック・カンパニーより販売されている。他の
一つの好適な材料がRTP1300P-1シリーズなる商品名にて
RTP Co.より販売されている。ゼネラル・エレク
トリック・カンパニーより販売されている他の一つの材
料はValox EF4530 PBTP 樹脂である。これらの材料は全
てガラスにて強化されており、これらの好ましい特性を
有する他の材料も入手可能である。
【0040】スイッチブレード部30がその変形したマ
ルテンサイト状態にあるときに於けるスイッチブレード
部の上下方向の高さが図13に於いて符号90にて示さ
れている。この上下方向の高さはスイッチブレード部材
がプレート14と16との間にサンドイッチ状に挟まれ
ると低減される。プレート14の内面とスイッチブレー
ド部30の端部との間に良好な接触状態を確保すべく、
上下方向の高さ90は少なくとも15%、好ましくは少
なくとも20%、より好ましくは25%低減される。こ
の上下方向の高さをそれ以上低減することも可能である
が、その低減量の最大値は約40%以下、換言すればス
イッチブレード部を構成する金属の降伏を惹起す歪量を
越えないことが好ましい。図14はプレート14と16
との間にて曲げ応力を受け上下方向の高さが90aに低
減された状態にあるスイッチブレード部30を示してい
る。例えば上下方向高さ90が約45〜55×10-3in
ch(1.1〜1.4mm)である場合には、低減された上
下方向高さ90aは高さ90よりも約8〜12×10-3
inch(0.20〜0.30mm)小さい。
【0041】図15はスイッチブレード部30の上面と
その端部との交点に比較的鋭敏なエッジを有するスイッ
チブレード部30の端部32を示している。このエッジ
はスイッチの閉位置に於いて金属プレート14の内面と
実質的に線接触する。図16は金属プレート14の内面
と実質的に線接触する丸い端部32aを示している。端
部の形状は他の形状であってもよいが、それらの端部も
金属プレートの内面と線接触する。かかる線接触はスイ
ッチブレード部及び金属プレートの内面の両方に施され
た貴金属の被覆の間に於いて行われる。
【0042】図11及び図12に於いて、スイッチ組立
体Aは、スイッチブレード部材10の取り付け部60に
直接係合する外側の金属プレート16へ熱が伝達され、
これにより熱が良好に伝達されるよう、バッテリ端子又
はバッテリケースに取付けられている。熱はバッテリケ
ース又はバッテリ端子より金属プレート16及びスイッ
チブレード部材10へ伝達される。スイッチブレード部
材10の温度は抵抗発熱によっても上昇され、スイッチ
ブレード部材10は種々の高温度に於いて作動するよう
構成されてよい。例えばスイッチブレード部は約65〜
75℃の温度に於いてその閉位置より開位置へ変形移動
してよい。スイッチは60〜125℃の範囲内の高温度
に於いて開くよう構成されてよい。
【0043】スイッチを開く熱は抵抗発熱、バッテリケ
ース及び端子よりの熱伝導、スイッチが組み込まれた環
境よりの対流、これらの組合せによる熱であってよい。
感温スイッチはこれらの熱源の一つ又はそれ以上に応答
する種々のスイッチを含む概念である。
【0044】本発明に於いては、スイッチブレード部3
0により郭定される形状記憶金属製の導電アクチュエー
タ及び接点はスイッチの閉位置に於いてはマルテンサイ
トの変形された形状の状態にある。高温度に於いては、
スイッチブレード部はオーステナイトの復元された形状
の状態になり、スイッチの開位置へ変形移動する。温度
が低下してもスイッチブレード部はその閉位置へ戻ら
ず、従って感温スイッチ組立体はワンウェイヒューズと
して機能する。このことは主として変形された形状の状
態にあるときのスイッチブレードアクチュエータの歪量
を制御することによって達成される。温度が低下すると
スイッチが再度閉じるよう形状記憶金属を処理すること
が可能であり、また本発明はかかる構成をカバーするも
のであるが、最も好ましい構成は温度が低下してもアク
チュエータがその復元された形状よりその変形された形
状へ完全には復帰しない構成である。
【0045】良好な導電性が確保されるよう、感温スイ
ッチ組立体の金属部品の全てが銀、金、プラチナ、パラ
ジウムの如き貴金属にてめっきされることが好ましい。
めっきは金属プレート及びスイッチブレード部材の上下
面のみならずそれらの側周面にも施される。貴金属の被
覆は真空蒸着やスパッタリングの如き電気めっき以外の
方法にて適用されてもよい。金属部品の全ての外面を貴
金属にて被覆することが好ましいが、用途によっては狭
い領域のみが局部的に被覆されてもよい。めっきは電極
18及び20が取り付けられる前に行われる。
【0046】最適の導電性及び低い電気抵抗を確保すべ
く、金属プレート14及び16は貴金属の被覆に切目や
傷がつけられたり被覆が損傷したりした場合にも腐食が
最小限に抑えられるよう黄銅や銅にて形成されてよい。
何らかの目的で鉄鋼製のプレートが使用されてよいが、
黄銅と同様の耐食性を有する金属を使用することが好ま
しい。
【0047】ニッケルフォイル製の端子18及び20が
存在しない状態に於ける一つのプロトタイプの感温スイ
ッチ組立体は約5 mΩ未満の電気抵抗を有していた。ま
たこの感温スイッチ組立体はニッケルフォイル製の端子
が存在する状態に於いて約8〜12 mΩの電気抵抗を有
していた。本発明によれば、感温スイッチ組立体は20
mΩ未満、特に約12 mΩ未満、更には約5〜6 mΩ以
下の電気抵抗を有することが好ましい。また感温スイッ
チ組立体はニッケルフォイル製の端子が存在する状態に
於いて20 mΩ未満、特に約12 mΩ未満の電気抵抗を
有することが好ましい。かくして非常に低い電気抵抗
は、導電金属部品の全ての表面を貴金属にて被覆するこ
と、スイッチブレード部材の取り付け部と金属プレート
の内面との間に良好な係合状態を確保するに十分な圧縮
荷重が作用する状態にスイッチを組み立てること、スイ
ッチブレードアクチュエータの外端と外側金属プレート
の内面との間に良好な接触状態を確保するに十分な剛性
をスイッチブレードアクチュエータに付与し、スイッチ
ブレードアクチュエータをそれが十分な曲げ応力を受け
た状態にて配置することを含む種々の特徴の組合せによ
り達成される。
【0048】スペーサに設けられた締結突起の直径及び
これらの突起を受け入れる孔の直径はそれらが締り嵌め
状態になる大きさに設定されている。本明細書に於ける
「約」なる用語は、特に断らない限り、或いはそれらが
使用される文脈より明らかである場合を除き、±10%
を意味する。
【0049】本発明の改良されたスイッチ組立体によれ
ば小型化が可能であり、以下に寸法の例を例示する。金
属プレート14、16はそれぞれ約0.01inch(0.
25mm)の厚さ、約0.535inch(13.6mm)の長
さ、約0.207inch(5.26mm)の幅を有する。ス
イッチブレード部材10は約0.01inch(0.25m
m)の厚さを有し、それらが平坦な状態にあるときの全
長は約0.375inch(9.53mm)であり、取り付け
部の幅は約0.206inch(5.23mm)であり、スイ
ッチブレードの長さは約0.250inch(6.35mm)
である。スペーサ12は約0.025inch(0.64m
m)の厚さ、約0.535inch(13.6mm)の長さ、
約0.206inch(5.23mm)の幅を有する。スペー
サに設けられた矩形の孔は約0.285inch(7.24
mm)の長さ及び約0.156inch(3.96mm)の幅を
有する。切欠き54は約0.01inch(0.25mm)の
深さを有し、突起40〜46の両端間の長さは約0.0
55inch(1.40mm)である。スイッチブレード部材
の取り付け部がスペーサの切欠き内に受け入れられた状
態にあるときの金属プレート14及び16の外面の間の
スイッチ組立体の全厚は約0.045inch(1.14m
m)である。
【0050】金属プレート16の内面とスイッチブレー
ド部材10の取り付け部60とが良好に圧縮状態にて接
触するよう、スペーサ12に設けられた切欠き54の深
さはスイッチブレード部材10の厚さ以下であることが
好ましく、特にスイッチブレード部材10の厚さよりも
僅かに小さいことが好ましい。スペーサを構成する材料
は金属製のスイッチブレード部材よりも圧縮性が高い。
従って切欠きがスイッチブレード部材の厚さと実質的に
同一の深さを有する場合にも、締結突起が変形される際
にスイッチ組立体に高い圧縮力が与えられるので、取り
付け部と金属プレート16とが良好に接触する。
【0051】図17乃至図19は実質的に平坦な上側金
属プレート114及び下側金属プレート116を有する
スイッチ組立体Gの他の一つの実施形態を示している。
各金属プレート114及び116はスイッチ組立体を回
路内に接続するための端子を郭定するよう対応する金属
プレートの一端より外方へ延在する中央突起115及び
117を有している。
【0052】図20乃至図22は厚さが低減された端部
118及び120を有する実質的に矩形のスペーサHを
示している。サイドレール122及び124がスペーサ
Hの全長に亘り延在し、端部118及び120の厚さよ
りも大きい厚さを有している。スペーサHは端部11
8、120及びサイドレール122、124により郭定
された矩形の中央孔126を有している。図21に示さ
れている如く、端部120はサイドレール122、12
4の厚さよりも実質的に小さい厚さを有し、スペーサH
と両端に上側切欠き及び下側切欠きを郭定するようサイ
ドレールの上面と下面との間の実質的に中心に位置して
いる。各切欠きは端部118及び120の上側及び下側
にてサイドレール122と124との間に位置してい
る。従ってスペーサHは実質的に対称形であり、上下が
逆転された二つの位置又は端部の方向が逆転された二つ
の位置の何れの位置にて使用されてもよい。
【0053】非円形の締結突起130〜133が端部1
18及び120の上下面の中央に設けられている。図示
の構造に於いては、非円形の突起130〜133は実質
的に正方形の断面形状を有している。また締結突起はそ
れらの側縁がサイドレール122、124に対し約45
°の角度にて延在するよう約45°回転されている。ま
た締結突起は実質的に断面ダイヤモンド形をなしている
と考えられてよく、他の非円形の形状が採用されてもよ
い。
【0054】スペーサHの上端に設けられた四つの切欠
きはそれに受け入れられるスイッチブレード部材の取り
付け部よりも僅かに小さい深さを有している。例えばス
イッチブレード部材が約0.01inch(0.25mm)の
厚さを有する場合には、各切欠きは約0.007inch
(0.18mm)の深さを有する。
【0055】図23及び図24は形状記憶合金製の矩形
のスイッチブレード部材Iを示している。導電スイッチ
ブレードアクチュエータ及び接点部142が取り付け部
140より外端144まで外方へ延在している。矩形、
即ちダイヤモンド形の孔146が取り付け部140の中
心に設けられており、各側縁が矩形のスイッチブレード
部材Iの側縁に対し実質的に45°にて延在するよう回
転されている。締結突起130、133及び孔146は
互いに締り嵌め状態になる大きさに設定されている。ス
イッチブレード部材Iの幅はスペーサHのサイドレール
122と124との間の切欠きの幅よりも僅かに小さ
い。例えばスイッチブレード部材が約0.093inch
(2.4mm)の幅を有する場合には、切欠きの幅は約
0.126inch(3.20mm)である。従ってスイッチ
ブレード部はその変形移動中にサイドレールに乗り上げ
ることがなく、組み立てのための公差が得られる。締結
突起が非円形の形状を有し、スイッチブレード部材の孔
がこれに対応する形状を有しているので、スイッチブレ
ード部材が組立て時に自動的に適正な方向に位置決めさ
れる。
【0056】図25及び図26は一端の中央より外方へ
延在する一体的な端子115を有する実質的に平坦で矩
形の金属プレート114を示している。正方形、即ちダ
イヤモンド形の孔150及び151が金属プレート11
4の両端に近接した位置にてその長手方向中心線上に設
けられている。孔150及び151はそれらの側辺がプ
レート114の側縁に対し約45°の角度にて延在する
よう約45°回転されている。また孔150及び151
はスペーサHに設けられた二つの締結突起の間隔と同一
の距離互いに隔置されている。更に孔150及び151
は締結突起130〜133を密に受け入れる大きさに設
定されており、締結突起130〜133は金属プレート
を貫通して延在し且つ熱エネルギ又は超音波エネルギに
よって変形されることにより組立てられた部材を圧縮状
態に維持するに十分な長さを有している。
【0057】図17乃至図26に図示し説明した構造に
よれば、スペーサHの方向の設定が不要であるので製造
及び組立てを容易に行うことができる。上側の金属プレ
ート及び下側の金属プレートは互いに同一であり、スイ
ッチブレード部材をスペーサに設けられた四つの切欠き
の何れにも組み付け可能である。
【0058】以上に於いては常閉型の構造について本発
明のスイッチ組立体を図示し説明したが、本発明の特徴
を採用して常開型のスイッチが構成されてもよい。また
本発明のスイッチ組立体は回路を開閉し警報音を発生す
べく他の温度検出用途に使用されてもよい。例えば常開
型のスイッチ構造が火災報知器に使用されてもよく、そ
の場合スイッチブレード部は高温度に応答して閉位置へ
変形移動し、これにより可聴信号音を発生する。
【0059】以上に於いては本発明を特定の実施形態に
ついて詳細に説明したが、本発明は上述の実施形態に限
定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の
実施形態が可能であることは当業者にとって明らかであ
ろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成された感温スイッチ組立体
の側面図である。
【図2】図1の感温スイッチ組立体の平面図である。
【図3】図1及び図2の感温スイッチ組立体に使用され
る電気絶縁スペーサの側面図である。
【図4】図3の電気絶縁スペーサの底面図である。
【図5】スイッチブレード部材の側面図である。
【図6】図5のスイッチブレード部材の平面図である。
【図7】図1及び図2の感温スイッチ組立体に使用され
る金属プレートの側面図である。
【図8】図7の金属プレートの平面図である。
【図9】図1及び図2の感温スイッチ組立体を取り付け
可能なバッテリハウジングのカバーと共に感温スイッチ
組立体を示す分解斜視図である。
【図10】スイッチブレード部材の取り付け部が如何に
スペーサの切欠き内に受け入れられるかを示す電気絶縁
スペーサの拡大斜視図である。
【図11】負極の端子及び正極のケースを有するバッテ
リケースの上端に取り付けられたスイッチ組立体を示す
側面図である。
【図12】正極の端子及び負極のケースを有するバッテ
リケースの下端に取り付けられたスイッチ組立体を示す
バッテリの側面図である。
【図13】スイッチブレード部材の側面図である。
【図14】一対の金属プレートの間にて曲げ応力を受け
た状態にあるスイッチブレード部材の側面図である。
【図15】スイッチブレード部材の端部の拡大側面図で
ある。
【図16】スイッチブレード部材の修正された端部の拡
大側面図である。
【図17】他の一つの実施形態の側面図である。
【図18】図17の実施形態の端面図である。
【図19】図17の実施形態の平面図である。
【図20】図17乃至図19の実施形態に使用されるス
ペーサの側面図である。
【図21】図20のスペーサの端面図である。
【図22】図20のスペーサの平面図である。
【図23】図17乃至図19の実施形態に使用される形
状記憶合金製の導電スイッチブレード部材の側面図であ
る。
【図24】図23のスイッチブレード部材の平面図であ
る。
【図25】図17乃至図19の実施形態に使用されるプ
レートの側面図である。
【図26】図25のプレートの平面図である。
【符号の説明】
A…スイッチ組立体 B…バッテリ C…バッテリケース D…電極組立体 10…スイッチブレード部材 12…電気絶縁スペーサ 14、16…金属プレート 18、20…ニッケルフォイル製の端子 24…キャビティ 30…スイッチブレード部 40〜46…締結突起 54…切欠き 60…取り付け部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェリー エル ポレス アメリカ合衆国 44904 オハイオ州 マ ンスフィールド レッド オーク トレイ ル 1975

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】実質的に平坦な一対の金属プレートの間に
    サンドイッチ状に挟まれ前記一対の金属プレートの間に
    キャビティを郭定する電気絶縁スペーサと、該電気絶縁
    スペーサと一方の金属プレートとの間にサンドイッチ状
    に挟まれた取り付け部を有するスイッチブレード部材と
    を含み、前記スイッチブレード部材は前記キャビティ内
    に延在するスイッチブレード部を有し、該スイッチブレ
    ード部は形状記憶金属にて形成され、他方の金属プレー
    トに係合して前記一対の金属プレートの間に電流経路を
    郭定する常閉位置を有し、前記スイッチブレード部は前
    記他方の金属プレートとの係合状態より離脱する開位置
    へ移動することによって高温度に応答し前記一対の金属
    プレートの間の前記電流経路を遮断するよう構成されて
    いることを特徴とする感温スイッチ。
  2. 【請求項2】前記スイッチブレード部は実質的に前記高
    温度よりも低い温度に冷却されても前記開位置を維持す
    ることを特徴とする請求項1に記載の感温スイッチ。
  3. 【請求項3】前記金属プレートは前記キャビティに面す
    る内面を有し、前記スイッチブレード部材は両面を有
    し、少なくとも前記金属プレートの前記内面及び前記ス
    イッチブレード部材の前記両面は貴金属にて被覆されて
    いることを特徴とする請求項1に記載の感温スイッチ。
  4. 【請求項4】前記スイッチブレード部材は貴金属にて被
    覆された側周面を有することを特徴とする請求項3に記
    載の感温スイッチ。
  5. 【請求項5】前記感温スイッチは電気絶縁材料中に収容
    されており、更に各金属プレートに取り付けられ前記電
    気絶縁材料外へ突出する電気端子を含んでいることを特
    徴とする請求項1に記載の感温スイッチ。
  6. 【請求項6】前記スイッチブレード部はその前記閉位置
    に於いて前記他の金属プレートと実質的に線接触する端
    子端部を有することを特徴とする請求項1に記載の感温
    スイッチ。
  7. 【請求項7】前記感温スイッチは20mΩ未満の電気抵
    抗を有することを特徴とする請求項1に記載の感温スイ
    ッチ。
  8. 【請求項8】前記電気絶縁スペーサと一体である締結要
    素であって、前記一対の金属プレートと共働して前記ス
    ペーサ及び前記スイッチブレード部材の前記取り付け部
    が前記一対の金属プレートの間にサンドイッチ状に圧縮
    され挟まれた状態にて前記一対の金属プレートを互いに
    保持する締結要素を含んでいることを特徴とする請求項
    1に記載の感温スイッチ。
  9. 【請求項9】前記締結要素は前記電気絶縁スペーサ上に
    設けられ前記金属プレートへ向けて延在する複数個の締
    結要素突起を含み、前記金属プレートは前記突起を受け
    入れる孔を有し、前記締結要素突起は前記金属プレート
    の前記スペーサとは反対の側に於いて変形されることを
    特徴とする請求項8に記載の感温スイッチ。
  10. 【請求項10】前記締結要素突起は非円形の断面形状を
    有し、前記孔は同様の形状を有することを特徴とする請
    求項9に記載の感温スイッチ。
  11. 【請求項11】前記金属プレートは両端を有し、前記締
    結要素は前記両端に近接して配置されていることを特徴
    とする請求項8に記載の感温スイッチ。
  12. 【請求項12】前記電気絶縁スペーサは前記キャビティ
    を囲繞する連続的な周縁部を有することを特徴とする請
    求項1に記載の感温スイッチ。
  13. 【請求項13】前記電気絶縁スペーサは少なくとも一つ
    の切欠きを郭定する少なくとも一つの厚さの小さい端部
    を有し、前記切欠き内に前記スイッチブレード部材の前
    記取り付け部が受け入れられていることを特徴とする請
    求項1に記載の感温スイッチ。
  14. 【請求項14】前記切欠きは前記スイッチブレード部材
    の前記取り付け部の厚さ以下の深さを有することを特徴
    とする請求項12に記載の感温スイッチ。
  15. 【請求項15】前記スペーサは四つの切欠きを郭定する
    厚さが低減された端部を有し、前記スイッチブレード部
    材の前記取り付け部は前記切欠きのうちの一つに受け入
    れられていることを特徴とする請求項1に記載の感温ス
    イッチ。
  16. 【請求項16】前記スイッチブレード部材は前記スペー
    サの厚さ以下の厚さを有することを特徴とする請求項1
    に記載の感温スイッチ。
  17. 【請求項17】前記スペーサは実質的に0.050inch
    (1.3mm)以下の厚さを有することを特徴とする請求
    項1に記載の感温スイッチ。
  18. 【請求項18】前記金属プレート及び前記スペーサは実
    質的に矩形をなし、前記スペーサは前記キャビティを郭
    定する実質的に矩形のスペーサ孔を有することを特徴と
    する請求項1に記載の感温スイッチ。
  19. 【請求項19】前記スペーサ孔は実質的に前記スペーサ
    の幅の半分よりも大きい幅と、前記スペーサの長さの半
    分以上であり且つ前記スペーサの長さの3/4以下であ
    る長さとを有し、スペーサウェブにより接続されるスペ
    ーサの両端部を郭定していることを特徴とする請求項1
    8に記載の感温スイッチ。
  20. 【請求項20】前記スペーサは前記スペーサ孔の両端に
    スペーサ端部領域を有し、前記スペーサ端部領域はその
    両側より前記金属プレートへ向けて外方へ延在する一体
    の締結突起を有し、該締結突起は前記金属プレートの厚
    さよりも大きい長さを有し、前記金属プレートは前記締
    結突起を受け入れる孔を有し、前記締結突起は前記金属
    プレートの前記スペーサとは反対の側に於いて拡大変形
    されることを特徴とする請求項18に記載の感温スイッ
    チ。
  21. 【請求項21】前記金属プレートは外面を有し、前記感
    温スイッチは実質的に0.045inch(1.1mm)以下
    の前記外面を横切る厚さを有することを特徴とする請求
    項1に記載の感温スイッチ。
  22. 【請求項22】前記スイッチブレード部材は実質的にT
    形をなしていることを特徴とする請求項1に記載の感温
    スイッチ。
  23. 【請求項23】前記金属プレートは両端部を有し、少な
    くとも一つの前記金属プレートの前記両端部の少なくと
    も一方に端子部材が取り付けられていることを特徴とす
    る請求項1に記載の感温スイッチ。
  24. 【請求項24】前記スイッチブレード部は湾曲形状を有
    し、曲げ歪が実質的に8%未満の状態にあることを特徴
    とする請求項1に記載の感温スイッチ。
  25. 【請求項25】前記スペーサは少なくとも15000ps
    i(1055kg/cm2)の引張り強さを有することを特徴
    とする請求項1に記載の感温スイッチ。
  26. 【請求項26】前記スペーサは264psi(19kg/c
    m2)に於いて少なくとも500°F(260℃)の熱変
    形温度を有することを特徴とする請求項1に記載の感温
    スイッチ。
  27. 【請求項27】バッテリケースとバッテリ端子とを有す
    るバッテリを含み、前記金属プレートの一方は前記バッ
    テリケース及び前記バッテリ端子の一方に取り付けられ
    ていることを特徴とする請求項1に記載の感温スイッ
    チ。
  28. 【請求項28】前記バッテリケースはリセスを有し、前
    記感温スイッチは前記リセス内に受け入れられているこ
    とを特徴とする請求項27に記載の感温スイッチ。
  29. 【請求項29】バッテリケース及びバッテリ端子を有す
    るバッテリに於いて、前記バッテリケース外にて前記バ
    ッテリケース及び前記バッテリ端子の一方に取り付けら
    れた感温スイッチ組立体にして、前記スイッチ組立体は
    一対の金属プレートの間にサンドイッチ状に挟まれ前記
    一対の金属プレートの間にキャビティを郭定する電気絶
    縁スペーサと、一方の金属プレートと前記電気絶縁スペ
    ーサとの間にサンドイッチ状に挟まれた取り付け部を有
    する形状記憶金属製のスイッチブレード部材とを含み、
    前記スイッチブレード部材は前記キャビティ内に延在し
    且つ曲げ応力を受けて他方の金属プレートに係合するス
    イッチブレード部を有し、前記スイッチブレード部は高
    温度に応答して前記他方の金属プレートとの係合状態よ
    り離脱するよう移動可能であることを特徴とする感温ス
    イッチ組立体。
  30. 【請求項30】一対の金属プレートの間に圧縮状態にて
    サンドイッチ状に挟まれた電気絶縁スペーサ及びスイッ
    チブレード部材を含み、前記スペーサは一方の金属プレ
    ートに面する表面切欠きを有し、前記スイッチブレード
    部材は前記切欠き内に受け入れられた取り付け部を有
    し、前記切欠きは前記取り付け部の厚さ以下の深さを有
    することを特徴とする感温スイッチ組立体。
  31. 【請求項31】前記切欠きは前記取り付け部の厚さの少
    なくとも実質的に90%の深さを有することを特徴とす
    る請求項28に記載の感温スイッチ組立体。
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