JPH11224474A - サーボパターンの書込装置およびサーボパターン制御方式、並びに磁気ディスク装置 - Google Patents

サーボパターンの書込装置およびサーボパターン制御方式、並びに磁気ディスク装置

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JPH11224474A
JPH11224474A JP2461698A JP2461698A JPH11224474A JP H11224474 A JPH11224474 A JP H11224474A JP 2461698 A JP2461698 A JP 2461698A JP 2461698 A JP2461698 A JP 2461698A JP H11224474 A JPH11224474 A JP H11224474A
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JP
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servo
pattern
servo pattern
patterns
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Shigeyuki Hanazawa
茂之 花澤
Toshiaki Kojima
利昭 小島
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サーボパターンの書き込み後のパターンチェ
ックで再サーボライトをなくし、リペア作業をなくすこ
とで安価なHDAを組み立てること。 【解決手段】 サーボ制御用のサーボパターンを有する
マーカー部をセクタ当たり複数個書き込み、前記複数個
のサーボパターンはそれぞれ異なるパターン101,1
02,103を形成し、前記書き込まれた複数個のサー
ボパターンの書込良否検査において書き込みが良である
1個のサーボパターン(101,102,103の中の
1個のパターン)を選択し、前記選択された1個のサー
ボパターンをサーボ制御用信号とするサーボパターン制
御方式またはこの方式を用いた磁気ディスク装置。これ
により、サーボパターンを正しく復調できない場合、即
座に再サーボライトを行う必要がなく、複数回のサーボ
パターンを読みとることでパターンチェックのNGに対
応ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーボ部の一部分
を構成するマーカー部にサーボパターンを形成し、この
マーカー部のサーボパターンを利用してサーボ制御を行
う磁気ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年コンピュータの外部記憶装置である
磁気ディスク装置に対して小型化、大容量化、低価格化
が求められている。このような中で特に高TPI(Tr
ackPer Inch)化が求められてきておりサー
ボパターンを書き込む技術がますます求められてきてい
る。このような高TPI化のためトラックピッチ精度は
今まで以上に高精度化されており、そのため今まで問題
とならなかった微少な円板欠陥やサーボパターン書き込
み時の振動により正しくサーボ信号を復調できないこと
が起こるようになってきた。
【0003】そのため、サーボパターンライト後にサー
ボパターンをチェックする機能(工程)を取り入れて
(サーボチェック機能)、円板の欠陥や機械的な振動の
ため正しくサーボ信号が復調できない場合、再度サーボ
ライトするという作業工程で組立を行っている。そのた
めリペア(サーボパターンをチェックした後に再度ライ
トする)作業が発生し、組立の作業時間を増加させ、H
DA(ハードディスクアッセンブリ)の価格を上げる原
因となっている。
【0004】また現状のサーボライト工程ではサーボ部
のみライトしてデータ部には何もライトしないもしくは
イレーズ作業を行うというものであり、複数のサーボパ
ターンをサーボライトしてそれらのサーボパターンから
1種類のみ、もしくは複数のサーボパターンを選択し、
それを使用してサーボ制御するという方式の磁気ディス
ク装置はない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、トラッ
クピッチ精度の高精度化のため、今まで問題とならなか
った微細な円板欠陥やサーボパターン書き込み時の振動
により正しくサーボ信号を復調できないことが起こるよ
うになってきた。そのため従来は、サーボライト後にサ
ーボパターンをチェックする機能(工程)を取り入れて
(サーボチェック機能)、正しくサーボ信号が復調でき
ない場合、再サーボライトしていた。そのためリペア作
業が発生し、組立の作業工程を増加させていた。
【0006】そこで本発明は上記従来の課題を解決する
ものであり、簡便でかつ安価に取り付けでき、高性能の
磁気ディスク装置を提供することができる。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の主として次のような構成を採用する。
【0008】サーボ制御用のサーボパターンを有するマ
ーカー部をセクタ当たり複数個書き込み、前記複数個の
サーボパターンはそれぞれ異なるパターンを形成するサ
ーボパターン書き込み装置。
【0009】また、サーボ制御用のサーボパターンを有
するマーカー部をセクタ当たり複数個書き込み、前記複
数個のサーボパターンはそれぞれ異なるパターンを形成
し、前記書き込まれた複数個のサーボパターンの書込良
否検査において書き込みが良である1個のサーボパター
ンを選択し、前記選択された1個のサーボパターンをサ
ーボ制御用信号とするサーボパターン制御方式。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面を用いて説明する。まず、本発明の実施形態に
係るサーボパターンを磁気ディスクにサーボライトする
サーボトラックライタについて説明する。図1のサーボ
トラックライタにおいて磁気ヘッド3の半径位置はレー
ザトランスデューサー6とミラー5との距離を測定する
ことで特定の位置に保持される。
【0011】磁気ヘッド3の円周方向の位置情報はサー
ボトラックライタ制御部13のコントロールによりクロ
ックヘッド4を使ってHDA1の磁気ディスク2上に書
き込む。前記位置情報に従いライト信号発生部7から磁
気ヘッド3にサーボパターンデータの情報を送り、その
内容を磁気ディスク2上に書き込む装置である。本発明
のサーボパターンはライト信号発生部7内にて作成、記
録しておくものである。
【0012】次にそのサーボパターンについて説明す
る。図2を用いてサーボパターンの内容について説明す
る。1周上のパターンはサーボ制御用のサーボ部15
(サーボパターン)とユーザが使用するエリアであるリ
ードライト用のデータ部16とからなっている。
【0013】サーボ部15は、主にサーボ部検出用のマ
ーカー部19とシリンダ位置検出用のグレイ部20とヘ
ッド位置決め用のポジション部21からなっている。通
常マーカー部19は、1周の最初のセクタを認識するた
めのインデックス用パターンとそれ以外のセクタ用パタ
ーンから成り立っている。
【0014】このサーボパターンはサーボトラックライ
タと呼ばれるサーボパターン書き込み装置や円板単体状
態でのサーボパターン書き込み方式(サーボパターンの
円板媒体への埋め込み方式)などによって円板に書き込
まれる。このサーボパターンは図2のようにある間隔を
おいてそのHDAのサーボ制御に必要なセクタ数(例え
ば72セクタ)をサーボライトする。またこの場合、従
来と比較しても1周サーボライトするために必要な時間
は同じであり、サーボライトに費やす時間が延びること
はない。
【0015】次に、本発明の実施形態に使用するサーボ
パターンについて図3を用いて説明する。まず最初にサ
ーボ部のマーカー部19(サーボ部検出信号)が複数あ
るサーボパターンについて説明する。1つの例として、
異なるマーカー部19が3ケあるサーボ部の場合で説明
する。即ち、図2に示すように、サーボ部15の一部分
を構成するマーカー部19にサーボパターンを書き込む
場合に、1セクタに1個のマーカー部を形成するのでは
なくて、1セクタに3個のマーカー部を互いに離隔して
形成し、図3に示すように、それらのマーカー部におい
てそれぞれサーボパターンが形成されて且つそれぞれは
異なるパターンを形成しているものである。
【0016】異なるマーカー部19が3ケあるサーボ部
で1周上のセクタ数が72セクタのHDAをサーボライ
ト(書き込み)する場合、サーボライト時にはインデッ
クス用パターンは3ケ、それ以外のセクタ用パターンは
213ケ、1周にわたりサーボライトするものである。
また複数の異なるサーボパターンは「サーボパターン1
01」、「サーボパターン102」、「サーボパターン
103」として以下説明する。前記複数の異なるサーボ
パターン数は複数であれば良いのであって、3ケに限る
必要はない。
【0017】この異なるマーカー部を区別するには図1
1に示すようなパターンデータを書き込むことで区別で
きる。なお、図10に従来のマーカー部の例を示す。こ
のパターンデータはマーカー部の1例でありこれに一致
しなくとも特に問題は無い。このようにパターンデータ
長は従来と比較して伸びるが、その長さは数バイトであ
り、HDAの容量に直接影響するレベルではない。
【0018】次に、このサーボパターンをサーボライト
したHDAの使用方法について述べる。まず、サーボト
ラックライタにより異なるマーカー部19を有した複数
のサーボパターンをサーボライトする。
【0019】これを組み立て順に説明していく。まず、
サーボトラックライターにより異なるマーカー部19を
有した複数のサーボパターンをサーボライトする。つま
り1周のセクタが72セクタの場合であり、複数のサー
ボパターンが3ケある場合、72x3=216(サーボ
/周)ライトする。これを全ヘッド・全シリンダにサー
ボライトを行う。
【0020】次に、サーボライトされたパターンが正し
く復調できるかサーボチェック工程により確認する。こ
の段階で図4のようにサーボパターンは3ケの内の1ケ
「サーボパターン101」を認識するようにサーボ制御
回路(サーボ部のマーカー部19の違いによりそのサー
ボパターンを認識する)を設定しておき、その「サーボ
パターン101」でサーボチェックする。即ち、サーボ
制御回路にサーボパターン101のみを認識して、サー
ボパターン102および103を認識しないような回路
を設けることによりサーボパターンチェックを行う。
【0021】その結果、サーボ部が微細な円板欠陥やサ
ーボパターン書き込み時の振動により正しく復調できな
かった場合、「サーボパターン101」を不良(No
Good,NG)としてサーボ制御回路内もしくはHD
Aの管理エリア内に記録しておく。また、そのサーボパ
ターンで正しくサーボ制御できた場合は「サーボパター
ン101」がサーボ部であるとしてHDA制御回路内も
しくはHDAの管理エリア内等に記録しておく。次工程
以降は「サーボパターン101」のみをサーボ部として
認識させる。
【0022】ここにおいて、「サーボパターン101」
がサーボチェック工程でNGだった場合について述べ
る。HDA制御回路内もしくはHDAの管理エリア内に
「サーボパターン101」がサーボチェック工程でNG
であるという情報を記録しておくとした。そのHDAに
て再度サーボチェックする。サーボチェック作業は続け
て行ってかまわない。この場合、HDA制御回路内もし
くはHDAの管理エリア内に「サーボパターン101」
がサーボチェック工程でNGというデータが記録させて
あり、図5のように「サーボパターン102」をサーボ
部として認識させ(サーボパターン102のみを認識す
る回路を設けることにより)、サーボチェックをおこな
っていく。これ以降はサーボパターン101のチェック
に記した方法と同じである。
【0023】以上説明したように、異なるサーボパター
ン101,102,103をサーボ部15に一旦書き込
んだ後に、例えば、サーボパターン101から順にチェ
ックを行い、異常がなければ当該パターンをサーボ制御
用のパターンとして使用するものである。
【0024】ここで例えば、サーボチェック工程で10
%の不良率があるとした場合、本発明のように3回連続
でサーボチェックができるのであれば、その不良率は
0.1%まで減らすことができる。
【0025】しかしこの方法であるとサーボチェック工
程でサーボパターンが決定したあとに不要なサーボパタ
ーンが残ってしまう問題がある。しかし以下のような解
決方法が可能なため問題とはならない。
【0026】1番目の解決方法は、サーボチェック後の
工程で不要なサーボパターンの残っているエリアを自己
ヘッドによりイレーズする方法である。この方法であれ
ばHDAを分解することなく且つ簡単にイレーズができ
る。またこの時のフォローイング、シークについては通
常の製品のフォローイング、シークで構わない。
【0027】従来、このような方法をおこなった場合、
トラックピッチが広かったためトラックとトラックの間
でイレーズできないエリアができたが、現状はトラック
ピッチが狭くなってきたため、そのような問題が起きる
ことはない。またこの場合のイレーズを行う範囲は、ユ
ーザの使用するシリンダ(ユーザシリンダ)及び管理エ
リアとなるシリンダ(管理エリアシリンダ)である。
【0028】しかし、一般にサーボライトはキャリッジ
8が外周ストッパ10から内周ストッパ11に接触した
範囲をライトしたりして、上記に述べたユーザシリンダ
と管理エリアシリンダ以外の部分までサーボライトす
る。その部分においてはイレーズされずに残るが特に問
題となることはない。
【0029】そして、2番目の解決方法はそのままの状
態で後の工程に流す方法である。この場合、後の工程で
データ部16に全面データをライトして評価する工程が
あるため、その時点で不要なサーボパターンが消去され
てしまう。この場合もトラックピッチが狭くなってきた
ため消し残しがでるようなエリアはできない。従って不
要なサーボパターンが後の工程や製品になった段階で悪
影響を与えるようなことはない。この場合においてもユ
ーザシリンダと管理エリアシリンダ以外の部分は、イレ
ーズされずに残るが特に問題となることはない。
【0030】次にサーボチェック工程後の工程について
述べる。サーボチェック工程にてサーボ部15を決定し
たため、そのサーボ部15を使用して以後の工程におい
てはフォローイング及びシーク等のサーボ制御をおこな
っていく。
【0031】また製品完成時については、図9を使用し
て本発明の実施形態を用いた磁気ディスク装置の構成に
つき説明する。磁気ディスク2上に書かれたサーボパタ
ーンデータを磁気ヘッド3により読みとり、その信号を
FPC9を通じてプリアンプ30、AGC31により増
幅して、ポジション復調回路32及びサーボ復調回路3
3によりフォローイング制御やシーク制御などのサーボ
制御命令をキャリッジ8に指示する。
【0032】本発明のような異なるマーカーをもつサー
ボパターンのHDAがあった場合でも各々のサーボパタ
ーンに応じて制御できるようにサーボ制御回路33を設
定しておく。そのような回路を備えることにより異なる
マーカーをもつサーボパターンのHDAに対しても対応
が可能となる。
【0033】従って、製品となるHDAは、この実施形
態の場合、マーカー部の異なる3種類のタイプ(図4や
図5に示すように)のHDAが存在することになる。こ
れは磁気ディスク装置としての性能は全て同様の性能を
もつものとなるが、サーボ部の波形確認時等にマーカー
部の波形パターンの違いがみえてくる。また前述のよう
にこのようなサーボパターンに対応したサーボ制御回路
を備えたものとなる。
【0034】次に、本発明の他の実施形態について、図
6、図7および図8を用いて説明する。この方法は、複
数の異なるマーカー部19をサーボライトしてその複数
のサーボパターンの内から複数の異なるマーカー部19
を使用してサーボ制御するものである。例えば、回転
数、ヘッド位置決め精度、記録密度の違いにより1周内
のセクタ数の異なるHDAを組み立てる場合、異なるH
DAごとにサーボライトのプログラムソフトを変更して
サーボライトをする必要がある。しかし本発明の他の実
施形態を用いれば、この問題を解決できる。
【0035】図6のように、サーボ部15のマーカー部
19の異なるサーボパターンが書かれた円板を組み込ん
だHDAにおいて、上記の理由によりセクタ数の異なる
HDAを組み立てる必要がある場合、例えば4種類の異
なるマーカー部19を有したサーボパターンの中から、
図7のように2種類のサーボパターンである「サーボパ
ターン101」及び「サーボパターン103」をサーボ
制御用に使用するHDAとする場合と、図8のように1
種類のサーボパターンである「サーボパターン101」
をサーボ制御用に使用するHDAとする場合の2種類の
HDAを組み立てることが可能となる。このため、多く
の異なるセクタ数のHDAを組み立てる場合に組み立て
工程の簡素化ができる。
【0036】このように、図6に示すような4通りのサ
ーボパターンを一括してマーカー部に書き込んでおい
て、このサーボパターンを利用する際に、例えば、高精
度のサーボ制御を行う場合には4個のサーボパターンを
用いても良いし、データ部容量をできるだけ大きく確保
したい場合には図8のように1個のサーボパターンのみ
を用いても良い。また、サーボ制御の精度やデータ部容
量を勘案して、図7のように2個のサーボパターンを用
いるようにしても良い。この際に、サーボパターン書込
後のチェックでOKであるものを選択するのは当然であ
る。
【0037】また、この方式を使用する場合に問題とな
ることとして、複数の異なるマーカー部19を使用して
サーボ制御する必要がでてくる結果、複数のインデック
スセクタができることになってしまう。しかし図11の
ように複数のインデックスセクタは全て異なるマーカー
となるサーボパターンであるため、インデックスセクタ
の認識情報をそのHDAのタイプごとにHDA制御回路
基板もしくはHDAの管理エリア内に記録させておき、
そのサーボパターンのみをインデックスセクタと認識す
るようにすれば問題ない。
【0038】このようなサーボパターンであっても前述
と同様に各々のサーボパターンに応じて制御できるよう
にサーボ制御回路33を設定しておく。そのような回路
を備えることにより複数の異なるマーカーをもつサーボ
パターンのHDAに対しても対応が可能となる。
【0039】また、本実施形態において、複数の円板を
積層する磁気ディスク装置の場合、次のような使用方法
について適用することができる。即ち、各円板面におい
て使用するサーボパターンの種類が異なるものを使用し
てサーボ制御を行うものである。この方法を使用すると
各円板でサーボチェックによるOKとNGのセクタが異
なる場合においてもフォローイング及びシーク等のサー
ボ制御をしてリードライトをおこなう方式を用いた磁気
ディスク装置に適用できる。この方式の場合のサーボラ
イトやサーボチェックやサーボ制御については、前述し
た本発明の実施形態と同様な方法にて可能となる。
【0040】以上説明したように、本発明の実施形態に
おいては、サーボライト工程時、複数の異なるサーボパ
ターン(サーボ部の一部分であるマーカー部に書き込ま
れるパターン)をサーボライトできるようなサーボライ
ト方法を使用して、その複数のマーカー部をもつサーボ
パターンから1つもしくは複数のマーカー部のサーボパ
ターンを選択して、その選択されたサーボパターンを用
いてサーボ制御できるサーボ制御回路を用いる。これに
よりサーボパターン部の円板欠陥やメカ振動による位置
ずれによりサーボパターンを正しく復調できない場合、
即座に再サーボライトを行う必要がなく、別のサーボパ
ターンを読みとることでパターンチェックのNGに対応
できるものである。
【0041】そして、本発明の実施形態として、具体的
に次のような構成上の特徴、作用乃至機能を有するもの
が考えられる。
【0042】複数の異なるサーボパターンを書き込みま
たは埋め込んだ磁気ディスク。
【0043】複数の異なるマーカー部のサーボパターン
から1種類のみ、または複数のマーカー部のサーボパタ
ーンを選択し、その選択した情報をHDA制御用回路基
板内に記録してリードライトを行う磁気ディスク装置。
【0044】複数の異なるマーカー部のサーボパターン
から1種類のみ、または複数のマーカー部を有したサー
ボパターンを選択し、その選択した情報をディスク上の
管理エリア内に記録してリードライトを行う磁気ディス
ク装置。
【0045】磁気ヘッドによって複数の異なるマーカー
部を選択し、その複数のマーカー部によりサーボ制御を
してリードライトを行う磁気ディスク装置。
【0046】サーボ部の一部分であるマーカー部のサー
ボパターンが、同一の信号部であると装置が認識する信
号部分と異なる信号部であると装置が認識する信号部分
とを兼ね備えたサーボパターンをサーボライトした磁気
ディスク装置。
【0047】サーボ部の一部分であるマーカー部のサー
ボパターンが、同一の信号部であると装置が認識する信
号部分と異なる信号部であると装置が認識する信号部分
とを兼ね備えたサーボパターンをサーボライトできるこ
とを可能としたサーボトラックライタ。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、サーボ部の円板欠陥や
メカ振動による位置ずれによりサーボパターンを正しく
復調できない場合、即座に再サーボライトを行う必要が
なく複数回のサーボパターンを連続して順番に読みとる
ことでサーボパターンNGに対応ができる。そのため組
立時のリペアの工数を低減でき、その結果、組立作業時
間の短縮化・低価格化が可能になる。
【0049】特にサーボパターンを円板単体でサーボラ
イトする方式や円板にサーボパターンを埋め込むような
方式の場合、従来の方法であれば再サーボライト時、円
板単体までHDAを分解して再サーボライトする必要が
あるが、本発明の方式であれば複数回にわたり連続して
再サーボチェックすることができるため、円板単体まで
HDAを分解して再サーボライトする必要がなくてす
む。
【0050】また複数のサーボパターンをサーボ制御に
使用できるようにすることで1種類のサーボパターンの
サーボライトで多くの種類のセクタ数のHDAの組み立
てが可能になるため、組み立て工程の簡素化ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のサーボトラックライタの
構成図である。
【図2】サーボパターンの詳細な構成図である。
【図3】本発明の一実施形態のサーボパターンを示す図
である。
【図4】本発明の一実施形態のサーボパターンの一例を
示す図である。
【図5】本発明の一実施形態のサーボパターンの一例を
示す図である。
【図6】本発明の他の実施形態のサーボパターンを示す
図である。
【図7】本発明の他の実施形態のサーボパターンの一例
を示す図である。
【図8】本発明の他の実施形態のサーボパターンの一例
を示す図である。
【図9】本発明の実施形態の磁気ディスク装置の構成図
である。
【図10】従来のマーカー部のパターンデータを示す図
である。
【図11】本発明の実施形態のマーカー部のパターンデ
ータを示す図である。
【符号の説明】
1 HDA 2 磁気ディスク 3 磁気ヘッド 4 クロックヘッド 5 ミラー 6 レーザートランスデューサ 7 ライト信号発生部 8 キャリッジ 9 FPC 10 外周ストッパ 11 内周ストッパ 13 サーボトラックライタ制御部 15 サーボ部 16 データ部 17 ギャップ部 18 ISG部 19 マーカー部 20 グレイ部 21 ポジション部 30 プリアンプ 31 自動利得制御回路(AGC) 32 ポジション復調回路 33 サーボ制御回路 101〜104 サーボパターン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G11B 20/18 572 G11B 20/18 572F 574 574J

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーボ制御用のサーボパターンを有する
    マーカー部をセクタ当たり複数個書き込み、前記複数個
    のサーボパターンはそれぞれ異なるパターンを形成する
    ことを特徴とするサーボパターン書き込み装置。
  2. 【請求項2】 サーボ制御用のサーボパターンを有する
    マーカー部をセクタ当たり複数個書き込み、前記複数個
    のサーボパターンはそれぞれ異なるパターンを形成し、 前記書き込まれた複数個のサーボパターンの書込良否検
    査において書き込みが良である1個のサーボパターンを
    選択し、 前記選択された1個のサーボパターンをサーボ制御用信
    号とすることを特徴とするサーボパターン制御方式。
  3. 【請求項3】 サーボ制御用のサーボパターンを有する
    マーカー部をセクタ当たり複数個書き込み、前記複数個
    のサーボパターンはそれぞれ異なるパターンを形成し、 前記書き込まれた複数個のサーボパターンの書込良否検
    査において書き込みが良である少なくとも2個のサーボ
    パターンを選択し、 前記選択された少なくとも2個のサーボパターンをサー
    ボ制御用信号とすることを特徴とするサーボパターン制
    御方式。
  4. 【請求項4】 請求項2または3記載のサーボパターン
    制御方式において、 前記制御方式を用いた磁気ディスク装置。
JP2461698A 1998-02-05 1998-02-05 サーボパターンの書込装置およびサーボパターン制御方式、並びに磁気ディスク装置 Pending JPH11224474A (ja)

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