JPH11224424A - 光ディスク再生制御装置 - Google Patents
光ディスク再生制御装置Info
- Publication number
- JPH11224424A JPH11224424A JP2471798A JP2471798A JPH11224424A JP H11224424 A JPH11224424 A JP H11224424A JP 2471798 A JP2471798 A JP 2471798A JP 2471798 A JP2471798 A JP 2471798A JP H11224424 A JPH11224424 A JP H11224424A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 アパーチャ変動補正の精度及び安定性の向上
を図った光ディスク再生制御装置を提供することを目的
とする。 【解決手段】 解像度検出手段1は、光ビームの再生パ
ワーによって、光ディスク11から読みだされた読み出
し信号30の解像度を検出する。基準値発生手段2は、
解像度の基準値Kを発生する。比較手段3は、読み出し
信号30の解像度と基準値Kとを比較して、比較結果を
出力する。周波数分解手段4は、比較結果に応じて、読
み出し信号30を直流成分と低周波成分、及び高周波成
分に分解する。再生パワー制御手段5は、直流成分と低
周波成分とにもとづいて、読み出し信号30の解像度が
基準値Kに近づくように、光ビームの再生パワーを制御
する。エコライズ手段6は、高周波成分にもとづいて、
読み出し信号30の解像度が基準値Kに近づくように、
読み出し信号30の波形調整を行って再生信号を出力す
る。
を図った光ディスク再生制御装置を提供することを目的
とする。 【解決手段】 解像度検出手段1は、光ビームの再生パ
ワーによって、光ディスク11から読みだされた読み出
し信号30の解像度を検出する。基準値発生手段2は、
解像度の基準値Kを発生する。比較手段3は、読み出し
信号30の解像度と基準値Kとを比較して、比較結果を
出力する。周波数分解手段4は、比較結果に応じて、読
み出し信号30を直流成分と低周波成分、及び高周波成
分に分解する。再生パワー制御手段5は、直流成分と低
周波成分とにもとづいて、読み出し信号30の解像度が
基準値Kに近づくように、光ビームの再生パワーを制御
する。エコライズ手段6は、高周波成分にもとづいて、
読み出し信号30の解像度が基準値Kに近づくように、
読み出し信号30の波形調整を行って再生信号を出力す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ディスク再生制御
装置に関し、特にアパーチャ補正を行って、光ディスク
から情報の再生制御を行う光ディスク再生制御装置に関
する。
装置に関し、特にアパーチャ補正を行って、光ディスク
から情報の再生制御を行う光ディスク再生制御装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクは、その大容量という特徴の
ため、画像情報や音楽情報またはコンピュータのデータ
保管用メディアとして広く利用されている。
ため、画像情報や音楽情報またはコンピュータのデータ
保管用メディアとして広く利用されている。
【0003】また、近年ではMSR(Magnetic Super R
esolution)方式の超解像再生光ディスクが提案されてい
る。MSR方式とは、まず記録層と面内磁化を有する再
生層とを備えた光磁気記録媒体に対して、再生層側から
光ビームを照射すると、照射領域内の再生層の温度が上
昇する。
esolution)方式の超解像再生光ディスクが提案されてい
る。MSR方式とは、まず記録層と面内磁化を有する再
生層とを備えた光磁気記録媒体に対して、再生層側から
光ビームを照射すると、照射領域内の再生層の温度が上
昇する。
【0004】そして、照射領域内で所定の温度以上に上
昇する検出口(アパーチャ)のみの再生層が面内磁化か
ら、対応する記録層の磁性を転写した垂直磁化に移行す
ることにより、光ビームのスポット系よりも小さい記録
マークの再生を可能にするものである。
昇する検出口(アパーチャ)のみの再生層が面内磁化か
ら、対応する記録層の磁性を転写した垂直磁化に移行す
ることにより、光ビームのスポット系よりも小さい記録
マークの再生を可能にするものである。
【0005】このようにMSR方式は、再生層の磁化状
態を変化させながら磁気光学効果により記録層に書き込
まれたデータを読み出して、超解像再生特性を得るよう
にしている。
態を変化させながら磁気光学効果により記録層に書き込
まれたデータを読み出して、超解像再生特性を得るよう
にしている。
【0006】ところが、超解像度光ディスクは、再生パ
ワーやメディア感度で決まるアパーチャの大きさが信号
特性を左右するため、パワー変動やメディアの感度むら
の影響を受けやすいといった欠点があった。
ワーやメディア感度で決まるアパーチャの大きさが信号
特性を左右するため、パワー変動やメディアの感度むら
の影響を受けやすいといった欠点があった。
【0007】図4は再生層にアパーチャが生じている光
ディスク上のトラックを示す図である。図のようにアパ
ーチャ20が生じると、光ディスクの回転に伴ってアパ
ーチャ20がトラックT2の記録マークを読み出すこと
ができる。
ディスク上のトラックを示す図である。図のようにアパ
ーチャ20が生じると、光ディスクの回転に伴ってアパ
ーチャ20がトラックT2の記録マークを読み出すこと
ができる。
【0008】このアパーチャ20は光ビームの再生パワ
ーが大きければ大きくなり、小さければ小さくなる。し
たがって、再生パワーが増大するとアパーチャ20の面
積が大きくなり、再生層下部の記録層に記録された記録
マークの読み出し領域が増大するのでC/N(ノイズ電
力に対する搬送周波数電力の比)は増大するが、隣接ト
ラックT1、T3の記録マークが次第に入りはじめ、混
入信号であるクロストークノイズが増大してしまう。
ーが大きければ大きくなり、小さければ小さくなる。し
たがって、再生パワーが増大するとアパーチャ20の面
積が大きくなり、再生層下部の記録層に記録された記録
マークの読み出し領域が増大するのでC/N(ノイズ電
力に対する搬送周波数電力の比)は増大するが、隣接ト
ラックT1、T3の記録マークが次第に入りはじめ、混
入信号であるクロストークノイズが増大してしまう。
【0009】また、再生パワーが弱すぎるとC/Nが小
さくなってしまう。このように再生パワーが強すぎる場
合にはクロストーク成分が多くなり、再生パワーが弱す
ぎる場合にはC/Nが小さくなるため、共に信号を再生
する際の1から0へ、0から1への変換点位置誤差であ
るジッタが大きくなってしまう。
さくなってしまう。このように再生パワーが強すぎる場
合にはクロストーク成分が多くなり、再生パワーが弱す
ぎる場合にはC/Nが小さくなるため、共に信号を再生
する際の1から0へ、0から1への変換点位置誤差であ
るジッタが大きくなってしまう。
【0010】このような再生エラーを改善する従来技術
としては、例えば、特開平8−63817号公報では、
再生信号の解像度(長マークと短マークの振幅比)をも
とに再生パワーを制御して、アパーチャを一定に保つ制
御を行っている。
としては、例えば、特開平8−63817号公報では、
再生信号の解像度(長マークと短マークの振幅比)をも
とに再生パワーを制御して、アパーチャを一定に保つ制
御を行っている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来技術では、解像度のS/Nやディフェクトの影響に
よりオーバーパワーで消すことを考えた場合、メディア
の周回むらのような高い周波数成分に追随させるには危
険が伴うといった問題があった。
従来技術では、解像度のS/Nやディフェクトの影響に
よりオーバーパワーで消すことを考えた場合、メディア
の周回むらのような高い周波数成分に追随させるには危
険が伴うといった問題があった。
【0012】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、アパーチャ変動補正の精度及び安定性の向上
を図った光ディスク再生制御装置を提供することを目的
とする。
のであり、アパーチャ変動補正の精度及び安定性の向上
を図った光ディスク再生制御装置を提供することを目的
とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、アパーチャ補正を行って、光ディスクか
ら情報の再生制御を行う光ディスク再生制御装置におい
て、光ビームの再生パワーによって、前記光ディスクか
ら読みだされた読み出し信号の解像度を検出する解像度
検出手段と、前記解像度の基準値を発生する基準値発生
手段と、前記読み出し信号の解像度と前記基準値とを比
較して、比較結果を出力する比較手段と、前記比較結果
に応じて、前記読み出し信号を直流成分と低周波成分、
及び高周波成分に分解する周波数分解手段と、前記直流
成分と前記低周波成分とにもとづいて、前記読み出し信
号の解像度が前記基準値に近づくように、前記光ビーム
の前記再生パワーを制御する再生パワー制御手段と、前
記高周波成分にもとづいて、前記読み出し信号の波形調
整を行って再生信号を出力するエコライズ手段と、を有
することを特徴とする光ディスク再生制御装置が提供さ
れる。
決するために、アパーチャ補正を行って、光ディスクか
ら情報の再生制御を行う光ディスク再生制御装置におい
て、光ビームの再生パワーによって、前記光ディスクか
ら読みだされた読み出し信号の解像度を検出する解像度
検出手段と、前記解像度の基準値を発生する基準値発生
手段と、前記読み出し信号の解像度と前記基準値とを比
較して、比較結果を出力する比較手段と、前記比較結果
に応じて、前記読み出し信号を直流成分と低周波成分、
及び高周波成分に分解する周波数分解手段と、前記直流
成分と前記低周波成分とにもとづいて、前記読み出し信
号の解像度が前記基準値に近づくように、前記光ビーム
の前記再生パワーを制御する再生パワー制御手段と、前
記高周波成分にもとづいて、前記読み出し信号の波形調
整を行って再生信号を出力するエコライズ手段と、を有
することを特徴とする光ディスク再生制御装置が提供さ
れる。
【0014】ここで、解像度検出手段は、光ビームの再
生パワーによって、光ディスクから読みだされた読み出
し信号の解像度を検出する。基準値発生手段は、解像度
の基準値を発生する。比較手段は、読み出し信号の解像
度と基準値とを比較して、比較結果を出力する。周波数
分解手段は、比較結果に応じて、読み出し信号を直流成
分と低周波成分、及び高周波成分に分解する。再生パワ
ー制御手段は、直流成分と低周波成分とにもとづいて、
読み出し信号の解像度が基準値に近づくように、光ビー
ムの再生パワーを制御する。エコライズ手段は、高周波
成分にもとづいて、読み出し信号の波形調整を行って再
生信号を出力する。
生パワーによって、光ディスクから読みだされた読み出
し信号の解像度を検出する。基準値発生手段は、解像度
の基準値を発生する。比較手段は、読み出し信号の解像
度と基準値とを比較して、比較結果を出力する。周波数
分解手段は、比較結果に応じて、読み出し信号を直流成
分と低周波成分、及び高周波成分に分解する。再生パワ
ー制御手段は、直流成分と低周波成分とにもとづいて、
読み出し信号の解像度が基準値に近づくように、光ビー
ムの再生パワーを制御する。エコライズ手段は、高周波
成分にもとづいて、読み出し信号の波形調整を行って再
生信号を出力する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の光ディスク再生制
御装置の原理図である。光ディスク再生制御装置10
は、光ディスク11からアパーチャ補正を行って、情報
の再生制御を行う。
を参照して説明する。図1は本発明の光ディスク再生制
御装置の原理図である。光ディスク再生制御装置10
は、光ディスク11からアパーチャ補正を行って、情報
の再生制御を行う。
【0016】解像度検出手段1は、光ビームの再生パワ
ーによって、光ディスク11から読みだされた読み出し
信号30の解像度を検出する。ここでの解像度とは、光
ディスク11上の記録マークの長マーク及び短マークの
振幅比のことであり、詳細は後述する。
ーによって、光ディスク11から読みだされた読み出し
信号30の解像度を検出する。ここでの解像度とは、光
ディスク11上の記録マークの長マーク及び短マークの
振幅比のことであり、詳細は後述する。
【0017】基準値発生手段2は、解像度の基準値Kを
発生する。基準値Kは、光ディスク11から読み出し信
号30を読み出す際の、ジッタが最小になるときの解像
度の値であり、詳細は後述する。
発生する。基準値Kは、光ディスク11から読み出し信
号30を読み出す際の、ジッタが最小になるときの解像
度の値であり、詳細は後述する。
【0018】比較手段3は、読み出し信号30の解像度
と基準値Kとを比較して、比較結果を出力する。周波数
分解手段4は、比較結果に応じて、読み出し信号30を
直流成分と低周波成分、及び高周波成分に分解する。
と基準値Kとを比較して、比較結果を出力する。周波数
分解手段4は、比較結果に応じて、読み出し信号30を
直流成分と低周波成分、及び高周波成分に分解する。
【0019】再生パワー制御手段5は、直流成分と低周
波成分とにもとづいて、読み出し信号30の解像度が基
準値Kに近づくように、光ビームの再生パワーを制御す
る。エコライズ手段6は、高周波成分にもとづいて、読
み出し信号30の波形調整を行って再生信号を出力す
る。
波成分とにもとづいて、読み出し信号30の解像度が基
準値Kに近づくように、光ビームの再生パワーを制御す
る。エコライズ手段6は、高周波成分にもとづいて、読
み出し信号30の波形調整を行って再生信号を出力す
る。
【0020】次に動作について説明する。図2は本発明
の光ディスク再生制御装置10の動作手順を示すフロー
チャートである。 〔S1〕光ビーム出力手段7(レーザダイオード等に該
当)は、光ビームを出力する。 〔S2〕光/電気変換手段9(フォトダイオード等に該
当)は、ヘッド8を通じ、光ディスク11から読み取ら
れた情報の光/電気変換を行い、読み出し信号30を生
成する。 〔S3〕解像度検出手段1は、光ビームの再生パワーに
よって、光ディスク11から読みだされた読み出し信号
30の解像度を検出する。 〔S4〕基準値発生手段2は、解像度の基準値Kを発生
する。 〔S5〕比較手段3は、読み出し信号30の解像度と基
準値Kとを比較して、比較結果を出力する。 〔S6〕周波数分解手段4は、比較結果に応じて、読み
出し信号30を直流成分と低周波成分、及び高周波成分
に分解する。 〔S7〕再生パワー制御手段5は、直流成分と低周波成
分とにもとづいて、読み出し信号30の解像度が基準値
Kに近づくように、光ビームの再生パワーを制御する。 〔S8〕エコライズ手段6は、高周波成分にもとづい
て、読み出し信号30の波形調整を行って再生信号を出
力する。
の光ディスク再生制御装置10の動作手順を示すフロー
チャートである。 〔S1〕光ビーム出力手段7(レーザダイオード等に該
当)は、光ビームを出力する。 〔S2〕光/電気変換手段9(フォトダイオード等に該
当)は、ヘッド8を通じ、光ディスク11から読み取ら
れた情報の光/電気変換を行い、読み出し信号30を生
成する。 〔S3〕解像度検出手段1は、光ビームの再生パワーに
よって、光ディスク11から読みだされた読み出し信号
30の解像度を検出する。 〔S4〕基準値発生手段2は、解像度の基準値Kを発生
する。 〔S5〕比較手段3は、読み出し信号30の解像度と基
準値Kとを比較して、比較結果を出力する。 〔S6〕周波数分解手段4は、比較結果に応じて、読み
出し信号30を直流成分と低周波成分、及び高周波成分
に分解する。 〔S7〕再生パワー制御手段5は、直流成分と低周波成
分とにもとづいて、読み出し信号30の解像度が基準値
Kに近づくように、光ビームの再生パワーを制御する。 〔S8〕エコライズ手段6は、高周波成分にもとづい
て、読み出し信号30の波形調整を行って再生信号を出
力する。
【0021】次に解像度について説明する。図3は解像
度を示す図である。解像度は長マーク及び短マークの振
幅比で表される。長マークM1と短マークm1とをアパ
ーチャ20で再生した読み出し信号30に対し、アパー
チャ20が実線のように大きいとき(アパーチャ21)
は、実線で示された読み出し信号(読み出し信号31)
のように長マークM1の振幅A1と短マークm1の振幅
B1との差は大きくなる。
度を示す図である。解像度は長マーク及び短マークの振
幅比で表される。長マークM1と短マークm1とをアパ
ーチャ20で再生した読み出し信号30に対し、アパー
チャ20が実線のように大きいとき(アパーチャ21)
は、実線で示された読み出し信号(読み出し信号31)
のように長マークM1の振幅A1と短マークm1の振幅
B1との差は大きくなる。
【0022】また、アパーチャ20が点線のように小さ
い(アパーチャ22)ときは、点線で示された読み出し
信号(読み出し信号32)のように長マークM1の振幅
A2と短マークm2の振幅B2との差は小さくなる。こ
のように長マークと短マークの振幅比が読み出し信号3
0の解像度となる。
い(アパーチャ22)ときは、点線で示された読み出し
信号(読み出し信号32)のように長マークM1の振幅
A2と短マークm2の振幅B2との差は小さくなる。こ
のように長マークと短マークの振幅比が読み出し信号3
0の解像度となる。
【0023】次に基準値Kについて説明する。上述した
ように再生パワーが強すぎたり、または弱すぎるとジッ
タが大きくなってしまう。したがって、このジッタの値
を小さくした場合のアパーチャ20が最適なアパーチャ
となる。
ように再生パワーが強すぎたり、または弱すぎるとジッ
タが大きくなってしまう。したがって、このジッタの値
を小さくした場合のアパーチャ20が最適なアパーチャ
となる。
【0024】このため、基準値Kとしては、ジッタを最
小とするときのアパーチャの大きさに対して得られる振
幅比をKとする。そして,Kに近づくように再生パワー
を制御してやればアパーチャ20を常に最適の大きさに
保つことができる。
小とするときのアパーチャの大きさに対して得られる振
幅比をKとする。そして,Kに近づくように再生パワー
を制御してやればアパーチャ20を常に最適の大きさに
保つことができる。
【0025】すなわち、ジッタを常に小さくするために
は、振幅比を一定に保てばよいので、あらかじめ生産を
行う装置のジッタを測定しておき、このジッタが最小と
なるための振幅比B/A=Kを基準値発生手段2から発
生させる。
は、振幅比を一定に保てばよいので、あらかじめ生産を
行う装置のジッタを測定しておき、このジッタが最小と
なるための振幅比B/A=Kを基準値発生手段2から発
生させる。
【0026】そして、再生時に振幅比B/Aが基準値に
近づくように、周波数分解手段4は、読み出し信号30
を直流成分と低周波成分、及び高周波成分に分解する。
その後、再生パワー制御手段5は、直流成分と低周波成
分とにもとづいて、読み出し信号30の解像度が基準値
Kに近づくように、光ビームの再生パワーを制御する。
また、エコライズ手段6は、高周波成分にもとづいて、
読み出し信号30の波形調整を行って再生信号を出力す
る。
近づくように、周波数分解手段4は、読み出し信号30
を直流成分と低周波成分、及び高周波成分に分解する。
その後、再生パワー制御手段5は、直流成分と低周波成
分とにもとづいて、読み出し信号30の解像度が基準値
Kに近づくように、光ビームの再生パワーを制御する。
また、エコライズ手段6は、高周波成分にもとづいて、
読み出し信号30の波形調整を行って再生信号を出力す
る。
【0027】以上説明したように、本発明の光ディスク
再生制御装置10は、読み出し信号30の直流成分と低
周波成分とにもとづいて、光ビームの再生パワーを制御
し、読み出し信号30の高周波成分にもとづいて、波形
調整を行って、再生信号を出力する構成とした。
再生制御装置10は、読み出し信号30の直流成分と低
周波成分とにもとづいて、光ビームの再生パワーを制御
し、読み出し信号30の高周波成分にもとづいて、波形
調整を行って、再生信号を出力する構成とした。
【0028】これにより、再生パワー制御及びエコライ
ズ制御を組み合わせて、アパーチャ変動の補正を行うの
で、再生パワー変動やメディアの感度むらの影響を抑制
でき、精度及び安定性の向上を図ることが可能になる。
ズ制御を組み合わせて、アパーチャ変動の補正を行うの
で、再生パワー変動やメディアの感度むらの影響を抑制
でき、精度及び安定性の向上を図ることが可能になる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光ディス
ク再生制御装置は、読み出し信号の直流成分と低周波成
分とにもとづいて、光ビームの再生パワーを制御し、読
み出し信号の高周波成分にもとづいて、波形調整を行っ
て、再生信号を出力する構成とした。これにより、再生
パワー制御及びエコライズ制御を組み合わせて、アパー
チャ変動の補正を行うので精度及び安定性の向上を図る
ことが可能になる。
ク再生制御装置は、読み出し信号の直流成分と低周波成
分とにもとづいて、光ビームの再生パワーを制御し、読
み出し信号の高周波成分にもとづいて、波形調整を行っ
て、再生信号を出力する構成とした。これにより、再生
パワー制御及びエコライズ制御を組み合わせて、アパー
チャ変動の補正を行うので精度及び安定性の向上を図る
ことが可能になる。
【図1】本発明の光ディスク再生制御装置の原理図であ
る。
る。
【図2】本発明の光ディスク再生制御装置の動作手順を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図3】解像度を示す図である。
【図4】再生層にアパーチャが生じている光ディスク上
のトラックを示す図である。
のトラックを示す図である。
1……解像度検出手段、2……基準値発生手段、3……
比較手段、4……周波数発生手段、5……再生パワー制
御手段、6……エコライズ手段、7……光ビーム出力手
段、8……ヘッド、9……光/電気変換手段、10……
光ディスク再生制御装置、11……光ディスク、K……
基準値。
比較手段、4……周波数発生手段、5……再生パワー制
御手段、6……エコライズ手段、7……光ビーム出力手
段、8……ヘッド、9……光/電気変換手段、10……
光ディスク再生制御装置、11……光ディスク、K……
基準値。
Claims (2)
- 【請求項1】 アパーチャ補正を行って、光ディスクか
ら情報の再生制御を行う光ディスク再生制御装置におい
て、 光ビームの再生パワーによって、前記光ディスクから読
みだされた読み出し信号の解像度を検出する解像度検出
手段と、 前記解像度の基準値を発生する基準値発生手段と、 前記読み出し信号の解像度と前記基準値とを比較して、
比較結果を出力する比較手段と、 前記比較結果に応じて、前記読み出し信号を直流成分と
低周波成分、及び高周波成分に分解する周波数分解手段
と、 前記直流成分と前記低周波成分とにもとづいて、前記読
み出し信号の解像度が前記基準値に近づくように、前記
光ビームの前記再生パワーを制御する再生パワー制御手
段と、 前記高周波成分にもとづいて、前記読み出し信号の波形
調整を行って再生信号を出力するエコライズ手段と、 を有することを特徴とする光ディスク再生制御装置。 - 【請求項2】 前記基準値発生手段は、前記光ディスク
から前記読み出し信号を読み出す際の、ジッタが最小に
なるときの前記解像度を前記基準値として発生すること
を特徴とする請求項1記載の光ディスク再生制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2471798A JPH11224424A (ja) | 1998-02-05 | 1998-02-05 | 光ディスク再生制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2471798A JPH11224424A (ja) | 1998-02-05 | 1998-02-05 | 光ディスク再生制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11224424A true JPH11224424A (ja) | 1999-08-17 |
Family
ID=12145927
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2471798A Pending JPH11224424A (ja) | 1998-02-05 | 1998-02-05 | 光ディスク再生制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11224424A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1077449A1 (en) * | 1999-08-19 | 2001-02-21 | Sony Corporation | Information readout apparatus and information readout method |
-
1998
- 1998-02-05 JP JP2471798A patent/JPH11224424A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1077449A1 (en) * | 1999-08-19 | 2001-02-21 | Sony Corporation | Information readout apparatus and information readout method |
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