JPH11224381A - 定形物品用盗難防止装置 - Google Patents

定形物品用盗難防止装置

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JPH11224381A
JPH11224381A JP2694698A JP2694698A JPH11224381A JP H11224381 A JPH11224381 A JP H11224381A JP 2694698 A JP2694698 A JP 2694698A JP 2694698 A JP2694698 A JP 2694698A JP H11224381 A JPH11224381 A JP H11224381A
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JP
Japan
Prior art keywords
main body
fixed
pin
theft device
article
Prior art date
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Pending
Application number
JP2694698A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Yamada
浩一 山田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品の盗難を防止する定形物品用盗難防止装
置において、いたずらの防止と操作性の向上を図る。 【解決手段】 商品の取り付けは、本体部11と、押さ
え部13と、受け部12によって固定される。押さえ部
13はピン15によってロックされる。従って、定形物
品を取り付けた後に故意に商品を取り外すことが難しく
盗難防止の効果が高い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品の盗難を防止
する定形物品用盗難防止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の定形物品用盗難防止装置に
ついて説明する。従来の定形物品用盗難防止装置は図7
に示すようなものであった。図7において1は本体部で
ある。2は押さえ部であり本体部1に一方向に摺動自在
に取り付けられている。3は受け部であり、盗難を抑制
したい定形物品6を挿入する箱形の形状となっている。
5は定形物品6の装着状態を検知する検知スイッチであ
り、前記本体部1に取り付けられているスライダ4を挿
入することで、この検知スイッチ5が能動化されるもの
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の構成では、押さえ部2を自在に摺動させるこ
とができるので、警報を意図的に発して店舗に迷惑をか
けたいと考える確信犯が前記押さえ部2を摺動させて定
形物品6を外すことで警報を発し、この警報音に店員の
注意が注がれているうちに他の場所で盗難を行うことが
考えられた。
【0004】本発明はこのような問題点を解決するもの
で、押さえ部が自在に解除できない定形物品用盗難防止
装置を提供することを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の定形物品用盗難防止装置は、押さえ部を本体
部に係止させる係止手段を設け、この押さえ部で前記定
形物品と一体化する構成としたものである。
【0006】これにより、故意に定形物品を取り外しに
くい定形物品用盗難防止装置が提供できる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、定形物品に装着されるとともに故意にこの定形物品
から取り外されたときに警報を発する定形物品用盗難防
止装置の本体部と、この本体部の一方の辺に装着される
とともに前記定形物品の一方の辺を受ける受け部と、前
記本体部の他方の辺に装着されるとともに前記定形物品
の他方の辺を押圧する押さえ部と、この押さえ部を前記
本体部に係止させる係止手段を有し、前記押さえ部で前
記定形物品と一体化する定形物品用盗難防止装置であ
り、一度定形物品を定形物品用盗難防止装置に取り付け
ると、係止手段により故意に定形物品を取り外しにくく
している。これにより意図的に誤報を発することはなく
なる。
【0008】請求項2に記載の発明は、押さえ部で定形
物品と一体化することにより、本体部と、この本体部内
に設けられた警報手段とを能動化する請求項1に記載の
定形物品用盗難防止装置であり、定形物品を装着してい
る時だけ本体部と警報手段を能動化するため、電気消費
量を下げることができる。従って、製品寿命が伸びると
ともに、定形物品への取付動作と別に警報手段の能動化
を行う必要がないため非常に操作が単純で使いやすい。
【0009】請求項3に記載の発明は、本体部にスライ
ダを設け、このスライダの動きと連動して動作する押さ
え部の係止手段と、本体部への電源オン・オフスイッチ
とを独立に設けた請求項1に記載の定形物品用盗難防止
装置であり、押さえ部を破壊して定形物品を盗難しよう
とした場合に、電源スイッチを独立に動作させているた
め、たとえ押さえ部を破壊し盗難するときでも警報を発
することができる。
【0010】請求項4に記載の発明の押さえ部を本体部
に係止させる係止手段は、本体部に設けられるとともに
前記押さえ部の方向に付勢されたピンと、このピンに係
合する係合部とで形成された請求項1〜3のいずれかに
記載の定形物品用盗難防止装置であり、構造を簡単にす
ることができ組立性がよい。
【0011】請求項5に記載の発明の係合部は、ピンが
摺動する傾斜部と、前記ピンが係止する壁部とで形成さ
れた請求項4に記載の定形物品用盗難防止装置であり、
この傾斜部上を摺動させることによりピンを解除位置ま
で下げる必要が無く、押さえ部を摺動して押し込むこと
で自動的に固定されるため操作性がよい。
【0012】請求項6に記載の発明は、押さえ部に設け
られた穴で係合部を形成した請求項4に記載の定形物品
用盗難防止装置であり、簡単な構造で押さえ部を係止す
ることができる。
【0013】請求項7に記載の発明は、U字型のスライ
ダを本体部に設け、このスライダの一方の先端でピンを
摺動させるとともに他方の先端で電源スイッチをオンす
る請求項4に記載の定形物品用盗難防止装置であり、U
字型のため左右のバランスがとれて摺動性がよい。また
ピンによる係止手段と電源スイッチを独立に動作させて
いるため、たとえ押さえ部を破壊して盗難されたとして
も警報を発することができる。
【0014】請求項8に記載の発明のピンは、モータで
駆動する請求項4に記載の定形物品用盗難防止装置であ
り、ピンによる係止手段の解除方法を機構的な鍵や磁力
を使用したリードスイッチによることなく、電波受信に
よってモータで係止手段を解除することができるため、
解除の動作が見えず安全性が高いとともに遠隔地からも
係止手段を解除することが可能である。
【0015】請求項9に記載の発明は、押さえ部を本体
部に係止させる係止手段を本体部に設けられた固定ピン
と、この固定ピンに対応するとともに押さえ部に設けら
れた板ばねで形成された請求項1に記載の定形物品用盗
難防止装置であり、構造を簡単にすることができるので
安価であるとともに組立性もよい。
【0016】以下、本発明の実施の形態について図面を
用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の実施の形態1による定
形物品用盗難防止装置の正面図であり図1(a)は定形
物品が装着される前、図1(b)は定形物品が装着され
た後の正面図である。図1において、11は本体部であ
り、この本体部11の一方の辺には定形物品の一方の辺
を受ける受け部12が設けられている。また本体部11
の上方の辺には、定形物品を押圧する押さえ部13が設
けられている。またこの押さえ部13は本体部11上を
摺動することによって定形物品を固定するものである。
14は係合部であり、この係合部14の定形物品側が傾
斜した傾斜部14aを持っている。また、他方は壁部1
4bで形成された略直角三角形の形状をしている。
【0017】また15は、本体部11に設けられたピン
であり、ばね16で係合部14側に付勢されている。図
1(a)は定形物品が装着される前の様子を示したもの
である。これに定形物品が装着されると図1(b)に示
すように、押さえ部13がA方向に摺動する。このとき
ピン15は係合部14の壁部14bで係止され、押さえ
部13がB方向へ摺動するのを防止している。すなわ
ち、係合部14とピン15、ばね16によって形成され
た係止手段により押さえ部13がB方向へ摺動すること
はないので、定形物品が盗難防止装置から外れることは
ない。
【0018】なおこの係止手段を解除するには、磁力に
よってピンを吸引する方法や特殊な形状の鍵によってピ
ンの位置を押し下げるなどの機能を有した解除装置を用
いているため、鍵を有したものだけが係止手段を解除す
ることができる。
【0019】(実施の形態2)図2は実施の形態2にお
ける定形物品用盗難防止装置の正面図であり、図2
(a)は定形物品が装着される前を示し、図2(b)は
定形物品が装着された後の様子を示している。この場合
実施の形態1と異なるところは、ピン15に隣接して電
源スイッチ17を設けた点である。このように係止手段
であるピン15と電源スイッチ17を別々に設けること
により、押さえ部13を摺動させることによりピン15
と係合部14とが係合して係止されるとともに、電源ス
イッチ17がオンとなり、本体部11の電源部がオンさ
れる。またそれと同時に警報手段が働くことになる。こ
のように定形物品を装着して、押さえ部13を図2
(b)に示すようにA方向に摺動させることにより、本
体部11の電源をオンするとともに警報手段を働かすこ
とができるので、小電力化が図れるとともに操作性も良
いものとなる。またここで18は定形物品を検知する検
知スイッチである。
【0020】(実施の形態3)図3は、実施の形態3に
おける定形物品用盗難防止装置の正面図であり、図3
(a)は定形物品が装着される前であり、図3(b)は
定形物品が装着された後の様子を示すものである。図3
(a)において、19は本体部であり、この本体部19
にはスライダ20が設けられている。このスライダ20
はU字形状をしており、このU字の略中央をばね21で
B方向に付勢している。またピン22は、ばね23でC
方向に付勢されている。また24は電源スイッチであ
り、このようにスライダ20をA方向に摺動させること
により図3(b)に示すように電源スイッチ24がオン
になるとともに、U字型スライダ20の他方の辺でピン
22が押さえ部13の係合部14の壁部14bに当接し
て係止するものである。
【0021】(実施の形態4)図4は実施の形態4にお
ける定形物品用盗難防止装置の正面図である。図4にお
いて25は本体部であり、26はピンであり、このピン
26は押さえ部13の係合部14に当接するピンであ
る。また27はモータであり、このモータ27によって
ピン26を上下動させて係止させるものである。このモ
ータ27は本体部25内に設けられた受信部28によっ
て制御される。この受信部28は外からの電波等によっ
て制御することができるので、遠隔地から操作すること
もできる。
【0022】(実施の形態5)図5は実施の形態5にお
ける本体部30と押さえ部31の要部正面図である。図
5において32は上方に付勢されたピンであり、33は
押さえ部31に設けられた穴である。従って、この穴3
3にピン32が係合して係止するようになっている。
【0023】この場合穴33は貫通した孔にしても良い
がピン32が上方から見えるのであまり好ましくない。
【0024】(実施の形態6)図6は実施の形態6にお
ける本体部40と押さえ部41の要部正面図である。図
6において、42は押さえ部41に設けられた板ばねで
あり、合成樹脂で形成されている。これは弾性を有した
金属で形成しても良い。この板ばね42にピン43が当
接して本体部40と押さえ部41とを係止させるもので
ある。44は実施の形態3で説明したスライダである。
通常定形物品を商品に取り付ける場合、定形物品を装着
後押さえ部41を摺動させ固定する。その後、スライダ
44を摺動させるとスライダ44によって定形物品と一
体化させるとともに電源スイッチ45も能動化させる。
このときスライダ44は本体部40内に設けられてお
り、特殊な鍵を用いてスライダ44の係止手段を解除す
ることができる。この手順を誤ってスライダ44を摺動
させてから押さえ部41を摺動させるピン43によって
押さえ部41の動きが妨げられることが考えられた。し
かしながら係止部分が弾性を有するとともに傾斜した板
ばね42とすることで、たとえピン43が上方位置に突
出したとしても板ばね42が変形することで、ピン43
が板ばね上を滑動するので、押さえ部41の動きが妨げ
られることがない。つまり操作の手順が変わったとして
も、操作性が低下することがない。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、押さえ部
を本体部に係止させる係止手段を設け、この押さえ部で
前記定形物品と一体化する構成としたものなので、一度
定形物品用盗難防止装置に取り付けると、係止手段によ
り故意に定形物品を取り外しにくくしている。これによ
り、意図的に誤報を発することはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の実施の形態1による定形物品
用盗難防止装置において定形物品を装着する前の正面図 (b)は同、定形物品を装着した後の定形物品用盗難防
止装置の正面図
【図2】(a)は実施の形態2による定形物品用盗難防
止装置において定形物品を装着する前の正面図 (b)は同、定形物品を装着した後の定形物品用盗難防
止装置の正面図
【図3】(a)は実施の形態3による定形物品用盗難防
止装置において定形物品を装着する前の正面図 (b)は同、定形物品を装着した後の定形物品用盗難防
止装置の正面図
【図4】実施の形態4における定形物品用盗難防止装置
の正面図
【図5】実施の形態5における定形物品用盗難防止装置
の要部正面図
【図6】実施の形態6における定形物品用盗難防止装置
の要部正面図
【図7】従来の定形物品用盗難防止装置の斜視図
【符号の説明】
11 本体部 12 受け部 13 押さえ部 14 係合部 14a 傾斜部 14b 壁部 15 ピン 16 ばね

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定形物品に装着されるとともに故意にこ
    の定形物品から取り外されたときに警報を発する盗難防
    止装置の本体部と、この本体部の一方の辺に装着される
    とともに前記定形物品の一方の辺を受ける受け部と、前
    記本体部の他方の辺に装着されるとともに前記定形物品
    の他方の辺を押圧する押さえ部と、この押さえ部を前記
    本体部に係止させる係止手段を有し、前記押さえ部で前
    記定形物品と一体化する定形物品用盗難防止装置。
  2. 【請求項2】 押さえ部で定形物品と一体化することに
    より、本体部と、この本体部内に設けられた警報手段と
    を能動化する請求項1に記載の定形物品用盗難防止装
    置。
  3. 【請求項3】 本体部にスライダを設け、このスライダ
    の動きと連動して動作する押さえ部の係止手段と、本体
    部への電源オン・オフスイッチとを独立に設けた請求項
    1に記載の定形物品用盗難防止装置。
  4. 【請求項4】 押さえ部を本体部に係止させる係止手段
    は、本体部に設けられるとともに前記押さえ部の方向に
    付勢されたピンと、このピンに係合する係合部とで形成
    された請求項1〜3のいずれかに記載の定形物品用盗難
    防止装置。
  5. 【請求項5】 係合部は、ピンが摺動する傾斜部と、前
    記ピンが係止する壁部とで形成された請求項4に記載の
    定形物品用盗難防止装置。
  6. 【請求項6】 押さえ部に設けられた穴で係合部を形成
    した請求項4に記載の定形物品用盗難防止装置。
  7. 【請求項7】 U字型のスライダを本体部に設け、この
    スライダの一方の先端でピンを摺動させるとともに他方
    の先端で電源スイッチをオンする請求項4に記載の定形
    物品用盗難防止装置。
  8. 【請求項8】 ピンはモータで駆動する請求項4に記載
    の定形物品用盗難防止装置。
  9. 【請求項9】 押さえ部を本体部に係止させる係止手段
    は、本体部に設けられた固定ピンと、この固定ピンに対
    応するとともに押さえ部に設けられた板ばねで形成され
    た請求項1に記載の定形物品用盗難防止装置。
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