JP3250971B2 - 盗難防止タグ - Google Patents

盗難防止タグ

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JP3250971B2
JP3250971B2 JP10486797A JP10486797A JP3250971B2 JP 3250971 B2 JP3250971 B2 JP 3250971B2 JP 10486797 A JP10486797 A JP 10486797A JP 10486797 A JP10486797 A JP 10486797A JP 3250971 B2 JP3250971 B2 JP 3250971B2
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洋 勝間
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、盗難や万引きを防
止するために商品に貼付する盗難防止タグに関し、特
に、不正使用を防止できるものに関する。
【0002】
【従来の技術】商店に展示されているテープレコーダや
カメラなどの種々の商品に、両面テープなどで盗難防止
タグを貼付することが広く行われている。この盗難防止
タグは、盗難者が、この盗難防止タグを剥がしたり、接
続されているケーブルを切断したりして、商品を店外に
持ち出そうとすると、警報を鳴らして店員に知らせるも
のである。
【0003】図5はこのような盗難防止タグの従来例を
示す断面図である。同図において、筺体1はプラスチッ
クなどから形成され、内部には、電源2としての電池、
プリント配線基板からなる警報回路3、警報装置4とし
てのブザーがあり、これらの他に、警報回路3の盗難検
知スイッチ5、電源スイッチ6、及び電源スイッチ6の
作動部材7などが取り付けられている。警報回路3から
はケーブル8が筺体1の外部に延び、筺体1の貼付面1
aには両面テープ9が貼付されている。
【0004】盗難検知スイッチ5は、筺体1の貼付面1
aに穿設された孔1bから貼付面1aに垂直に延びた作
動棒5aを有するプッシュスイッチで、作動棒5aが押
し込まれた状態で警報装置4はOFFとなり、突出した
状態でONとなる。ただし、一度ONとなると、自己保
持され、電源スイッチ6をOFFにしなければ、警報装
置4は停止しない。
【0005】図6は上記の盗難防止タグの使用状態を示
す図である。まず、ケーブル8の先端のループ8aを、
商品の陳列棚等に立設された固定バー10の回りに一回
りさせた後、先端のループ8aに筺体1を通過させ、固
定バー10と盗難防止タグとを結合する。固定バー10
は、両端が棚や壁などに固定されているので、ケーブル
8を固定バー10の長手方向に移動して端部から抜き取
ることはできない。次に、作動部材7を押し込んで電源
スイッチ6をONにした後、両面テープ9で商品11の
表面に貼付する。これによって盗難検知スイッチ5の作
動棒5aが押し込まれ、警報装置がセット状態になる。
【0006】盗難者が盗難防止タグを商品11から剥が
すと、作動棒5aが突出するので、警報装置4が鳴動す
る。盗難検知スイッチ5の作動棒5aを押し込んでON
の状態に戻しても、警報装置4は自己保持されており、
鳴動を停止しない。警報装置4を停止させるには、電源
スイッチ6をOFFにしなければならない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図7に示すよ
うに、作動棒5aの先端は丸くなっているので、商品に
貼付した状態で、両面テープ9と商品11との間に、安
全剃刀などのような非常に薄く、しかも鋭利で丈夫な板
12を挿入し、横向きにスライドさせたり、こじったり
すると、盗難検知スイッチ5の作動棒5aを簡単に図7
に示すように上方に持ち上げる(押し込む)ことができ
る。そして、板12を筺体1に押しつけた状態で盗難防
止タグを商品から剥がすと、作動棒5aは板12で押さ
えられているので突出できず、警報が鳴動しないまま商
品が盗まれてしまうことになる。
【0008】本発明は、上記の事実から考えられたもの
で、薄い板12を挿入して作動棒5aを押さえようとし
ても、押さえられず、警報を作動することができる盗難
防止タグを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、筺体と、該筺体内部に設けられた盗難検
知スイッチと、筺体の底面に穿設された孔と、該孔から
筺体の外部に突出する上記盗難検知スイッチの作動棒と
を有し、該作動棒を押し込んだ状態で商品に筺体を固定
し、筺体が商品から離されたとき、上記作動棒が突出し
て上記盗難検知スイッチをオン又はオフし、盗難を検知
する盗難防止タグにおいて、上記作動棒が、商品と筺体
との間に差し込まれた板により側方から力を受けても押
し込まれないようにしたことを特徴としている。
【0010】または、筺体と、該筺体内部に設けられた
盗難検知スイッチと、筺体の底面に穿設された孔と、該
孔から筺体の外部に突出する上記盗難検知スイッチの作
動棒とを有し、該作動棒を押し込んだ状態で商品に筺体
を固定し、筺体が商品から離されたとき、上記作動棒が
突出して上記盗難検知スイッチをオン又はオフし、盗難
を検知する盗難防止タグにおいて、上記筺体の底面の孔
が上記作動棒より大きく、上記作動棒が側方からの力に
より傾斜可能な構造で、上記盗難検知スイッチが作動棒
の傾斜によってもオン又はオフする構成を特徴としてい
る。
【0011】上記作動棒の先端面を作動棒の軸に対して
直交する平面とした構成や、さらに、上記先端面が作動
棒の先端部側面と90度以下になるようにした構成や、
上記作動棒の先端部が、つづみ型である構成とすること
ができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例を図面によ
って説明する。図1は、本発明の盗難防止タグの使用状
態を示す要部の断面図である。図1に示すように、本発
明の盗難防止タグは、筺体1内の盗難検知スイッチ5の
作動棒5bの先端面5cを、作動棒5bの中心軸aに対
して直交する平面としている。そして、先端面5cの径
は作動棒5bの基端部の径と同一である。また、作動棒
5bの先端部5dをつづみ型にして、図1(b)に示す
ように、先端面5cと作動棒の先端部5dの側面との角
度αが90度以下になるようにした。
【0013】このような構成としたので、薄い板12を
挿入し、これを矢印方向にスライドさせたり、こじった
りしても、板12の先端は、作動棒5bに当たるか表面
を滑るだけで、作動棒5bを上方に持ち上げる(押し込
む)ことはできない。そのため、図1の状態でタグを商
品11から剥すと、作動棒5bは確実に突出でき、警報
が鳴動することになる。
【0014】図2から図4は本発明の第2実施例を示
す。これらの図に示すように、この実施例では、盗難検
知スイッチ5と作動棒13とを別個にしている。盗難検
知スイッチ5には、突起5eがあり、これが上下方向に
出入りしてスイッチのオン・オフをする。筺体1には、
ブラケット14が形成され、ここに内面が球面をした軸
受け部14aが形成されている。
【0015】一方、盗難検知スイッチ5の突起5eの先
端に当接するように作動棒13が設置される。この作動
棒13には、スリーブ15が取り付けられているが、こ
のスリーブ15は外周面が球面で、ブラケット14の軸
受け部14aに丁度はまり込む形状である。そして、作
動棒13は、スリーブ15の内側のストレートの孔に沿
って長手方向にスライド自在であるとともに、スリーブ
15の球面状の外周面と、球面状の軸受け部14aとの
摺動によって、いずれの方向にも傾斜可能である。
【0016】また、作動棒13の上方には鍔13aが設
けられ、この鍔13aとブラケット14との間にコイル
バネ13bがはめ込まれ、作動棒13は、バネ13bの
付勢力によって通常は突起5eに軽く密着する程度に押
し付けられている。作動棒の先端面13cは中心軸aと
直交する平面で、その直径は作動棒13の中央部の直径
と同じである。また、先端部13dはつづみ状で、先端
面13cと先端部13d側面との角度は、図1(b)と
同様に鋭角(90度以下)となっている。筺体1には、
図3に示すような十字孔1dが穿設され、その中心に作
動棒13が位置づけされる。
【0017】本発明のタグを、図2に示すように、商品
11に貼付等の手段により固定する。そして、薄い板1
2を両面テープ9と商品11との間に差し込み、図4に
示すように横にスライドさせる。すると、作動棒13は
図4に示すように傾斜し、作動棒13の上端が盗難検知
スイッチ5の突起5eから外れる。すると、突起5eが
図の下方に突き出し、スイッチがオンとなり、警報が鳴
動する。
【0018】上記の2つの実施例では、作動棒5b,1
3の先端面5c,13cが中心軸aに対して直交した平
面となっており、かつ、作動棒の先端部5d,13dが
つづみ形状となっているが、これに限定されるものでは
ない。たとえば、作動棒の先端が中心軸と直交する平面
で、先端面の直径が作動棒の基端側の直径より大きい、
いわゆる、末広がり形状としてもよく、作動棒の先端面
と作動棒の側面とが、90度以下であれば十分である。
さらに、一般的には、薄い板12により側方からの力を
受けたとき、作動棒が押し込まれない形状であれば、ど
のような形状でもよい。また、図2から図4に示す第2
の実施例では、従来のような丸い先端でも、図4のよう
に作動棒を傾斜させることは可能である。
【0019】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
作動棒を押し込んだ状態で商品に筺体を固定し、筺体が
商品から離されたとき、上記作動棒が突出して上記盗難
検知スイッチをオン又はオフし、盗難を検知する盗難防
止タグにおいて、上記作動棒が、商品と筺体との間に差
し込まれた板により側方から力を受けても押し込まれな
いようにしたので、剃刀等の薄い板を差し込んでタグの
作動を停止させて盗難することができなくなる。
【0020】また、上記盗難検知スイッチが作動棒の傾
斜によってもオン又はオフする構成とすれば、不正行為
が行われているときに警報が作動するようになり、早期
発見が可能となる。また、不正行為の防止を確実にする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の盗難防止タグの要部の構成を
示す断面図、(b)は作動棒の先端部の拡大図である。
【図2】本発明の盗難防止タグの第2実施例の要部構成
を示す断面図である。
【図3】図2の盗難防止タグの底面図である。
【図4】図2の盗難防止タグの作用を説明する断面図で
ある。
【図5】従来の盗難防止タグの構成を示す断面図であ
る。
【図6】従来の盗難防止タグの使用状態を示す斜視図で
ある。
【図7】従来の盗難防止タグの作用を説明する要部断面
図である。
【符号の説明】
1 筺体 1b,1d 孔 5 盗難検知スイッチ 5b 作動棒 5c 先端面 5d 先端部 11 商品 12 板 13 作動棒 13c 先端面 13d 先端部

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体と、該筐体内部に設けられた盗難検
    知スイッチと、筐体の底面に穿設された孔と、該孔から
    筐体の外部に突出する上記盗難検知スイッチの作動棒と
    を有し、該作動棒を押し込んだ状態で商品に筐体を固定
    し、筐体が商品から離されたとき、上記作動棒が突出し
    て上記盗難検知スイッチをオン又はオフし、盗難を検知
    する盗難防止タグにおいて、商品と筐体との間に差し込まれた板により、上記作動棒
    に側方から力をかけても、該作動棒が押し込まれること
    ないようにしたことを特徴とする盗難防止タグ。
  2. 【請求項2】 筺体と、該筺体内部に設けられた盗難検
    知スイッチと、筺体の底面に穿設された孔と、該孔から
    筺体の外部に突出する上記盗難検知スイッチの作動棒と
    を有し、該作動棒を押し込んだ状態で商品に筺体を固定
    し、筺体が商品から離されたとき、上記作動棒が突出し
    て上記盗難検知スイッチをオン又はオフし、盗難を検知
    する盗難防止タグにおいて、 上記筺体の底面の孔が上記作動棒より大きく、上記作動
    棒が側方からの力により傾斜可能な構造で、上記盗難検
    知スイッチが作動棒の傾斜によってもオン又はオフする
    ことを特徴とする盗難防止タグ。
  3. 【請求項3】 上記作動棒の先端面を作動棒の軸に対し
    て直交する平面としたことを特徴とする請求項1又は2
    記載の盗難防止タグ。
  4. 【請求項4】 さらに、上記先端面が作動棒の先端部側
    面と90度以下になるようにしたことを特徴とする請求
    項3記載の盗難防止タグ。
  5. 【請求項5】 上記作動棒の先端部が、つづみ型である
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載の盗難防止タ
    グ。
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