JPH11224145A - インターフェイス装置 - Google Patents

インターフェイス装置

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JPH11224145A
JPH11224145A JP2553498A JP2553498A JPH11224145A JP H11224145 A JPH11224145 A JP H11224145A JP 2553498 A JP2553498 A JP 2553498A JP 2553498 A JP2553498 A JP 2553498A JP H11224145 A JPH11224145 A JP H11224145A
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JP2553498A
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Mamoru Ebina
守 蝦名
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御機器と被制御機器との間で制御データを
アクセスする場合に両者間に介在されるインターフェイ
ス装置において、従来よりも回路構成を一層簡素化す
る。 【解決手段】 制御機器から伝送される、被制御機器へ
の制御データの書き込み位置または読み出し位置を制御
するアドレスデータとともに、被制御機器に対する制御
データの書き込み動作モードなのか、あるいは読み出し
動作モードなのかを示すモード識別信号を前記アドレス
データの一部に割り当てた信号を、前記アドレスデータ
とモード識別信号とに分離する手段2と、この分離手段
2で分離されたモード識別信号に基づいて、アドレスデ
ータで指定された被制御機器における制御データの書き
込み動作、または読み出し動作を行うリード/ライト手
段3,4,6とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のディジタル
制御データをアドレスデータによって指定し、制御デー
タの書き込み、および読み出しを行うインターフェイス
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロコンピュータ(以下、マイコン
という)から各種の制御素子を制御する場合、マイコン
から制御素子に対して制御データを伝送するだけではな
く、制御素子から送信されるその素子の状態などを示す
情報をマイコン側で制御データとして受け取り、マイコ
ンは、その受信した制御データに基づいて制御素子の状
態などを判断し、再び適切な制御データを制御素子に対
して送信するという制御形態が一般的になってきた。
【0003】そのため、従来、マイコンと制御素子との
間に介在されるインターフェイス装置においては、マイ
コンからの制御用のデータを制御素子に対して送信する
動作(以下、ライト動作という)と、制御素子からのデー
タを受信してマイコンに転送する動作(以下、リード動
作という)の両方の動作を行うように構成されている。
【0004】なお、ここでは、マイコンから制御素子に
送る制御データをライトデータと、制御素子から送信さ
れてマイコン側に取り込まれる制御データをリードデー
タとそれぞれ称するものとする。
【0005】以下、この種の従来のインターフェイス装
置について、図7および図8を参照して説明する。
【0006】図7は、従来のインターフェイス装置の構
成を示すブロック図である。
【0007】このインターフェイス装置は、データ生成
手段1、アドレスデータ生成手段2、リード/ライト識
別手段8、ライトデータ生成手段3a、リードデータ生
成手段3b、ライトデータ切換手段4、リードデータ切
換手段6、複数のライトレジスタ5,5,…、およびリ
ードレジスタ7,7,…を備えて構成されている。
【0008】そして、データ生成手段1とリードデータ
生成手段3bとは、図外のマイコンに接続され、また、
ライトレジスタ5,5,…およびリードレジスタ7,
7,…はバスラインを介して図外の制御素子にそれぞれ
接続されている。
【0009】さらに、ライトレジスタ5,5,…とリー
ドレジスタ7,7,…とは、通し番地が決められてい
る。たとえば、ライトレジスタ5,5,…とリードレジ
スタ7,7,…とがそれぞれ5個ずつあるとすれば、番
地“0”〜“4”までがライトレジスタ5,5,…に、
番地“5”〜“9”までがリードレジスタ7,7,…に
それぞれ割り当てられている。
【0010】次に、上記構成の動作について、図8に示
すタイミングチャートを参照して説明する。なお、図8
(a)はライト動作時の一転送形態であり、図8(b)はリー
ド動作時の一転送形態である。
【0011】図外のマイコンから伝送されてきた入力デ
ータRX、データクロックCLK、データ識別信号MO
Dの3つの信号が共に入力される。
【0012】ここで、上記のシリアルの入力データRX
には、マイコンから制御素子に送るライトデータWR、
およびライトレジスタ5,5,…あるいはリードレジス
タ7,7,…をアクセスするためのアドレスデータAD
Rの2種類が含まれ、両データは時分割で与えられる。
【0013】すなわち、図8(a)に示すように、マイコ
ンがライト動作を要求する場合には、マイコンからは、
入力データRXとして最初にアドレスデータADR(こ
の例ではb3〜b0の4ビット分)が、次にライトデータW
R(この例ではb3〜b0の4ビット分)が与えられる。
【0014】一方、図8(b)に示すように、マイコンが
リード動作を要求する場合には、マイコンからは、入力
データRXとしてアドレスデータADR(この例ではb3
〜b0の4ビット分)が与えられるのみで、ライトデータ
WRは含まれない。
【0015】データクロックCLKは、入力データRX
をサンプリングするための同期用クロックである。ま
た、データ識別信号MODは、入力データRXがライト
データWRであるのか、アドレスデータADRであるの
かを識別するための信号であって、たとえば、MOD=
1のときに入力データRXが存在すれば、それはアドレ
スデータADRであり、MOD=0のときに入力データ
RXが存在すれば、それはライトデータWRであること
を示している。
【0016】マイコンより伝送されるこれら3つの信号
RX,CLK,MODは、共にデータ生成手段1に入力
され、入力データRXは、他の信号CLK,MODに応
じてアドレスデータADRとライトデータWRとに分離
される。
【0017】つまり、データ生成手段1は、入力データ
RXの入力時にデータ識別信号MOD=1であれば、そ
のときの入力データRXはアドレスデータADRである
と判断して、このアドレスデータADRのみをアドレス
データ生成手段2に出力する。
【0018】一方、データ生成手段1は、入力データR
Xの入力時にデータ識別信号MOD=0であれば、その
ときの入力データRXはライトデータWRであると判断
して、このライトデータWRをライトデータ生成手段3
aに出力する。
【0019】そして、アドレスデータADRは、アドレ
スデータ生成手段2においてパラレル形式に変換されて
ライトデータ切換手段4、リードデータ切換手段6、お
よびリード/ライト識別手段8にそれぞれ与えられる。
【0020】リード/ライト識別手段8は、読み出し専
用メモリ(以下、ROMと称す)を備えており、入力され
るアドレスデータADRに基づいてライト動作の処理を
行うのか、リード動作の処理を行うのかを決定し、その
結果に応じてライトデータ生成手段3aとリードデータ
生成手段3bのいずれか一方を起動する。
【0021】たとえば、上記の例で、リード/ライト識
別手段8に与えられるアドレスデータADRが番地
“0”〜“4”の内の一つを指定している場合には、ラ
イト動作と判断してライトデータ生成手段3aを起動す
る。また、アドレスデータADRが番地“5”〜“9”
の内の一つを指定している場合には、リード動作と判断
してリードデータ生成手段3bを起動する。
【0022】ここで、ライトデータ生成手段3aが起動
された場合には、データ生成手段1からのシリアルのラ
イトデータWRをパラレル形式に変換する。そして、こ
のライトデータWRは、ライトデータタイミング信号R
XTRGに同期して、ライトデータ切換手段4に伝送さ
れる。
【0023】ライトデータ切換手段4は、入力されたパ
ラレル形式のライトデータWRを、アドレスデータAD
Rで指定された所定のライトデータレジスタ5に蓄え
る。そして、このライトデータレジスタ5から図外の制
御素子にライトデータWRが送出される。
【0024】一方、リードデータ生成手段3bが起動さ
れた場合には、リードデータ切換手段6は、アドレスデ
ータADRで指定された一つのリードレジスタ7に既に
蓄えられているリードデータRDをパラレルで読み出
し、これをリードデータタイミング信号TXTRGに同
期してリードデータ生成手段3bに送出する。
【0025】リードデータ生成手段3bは、伝送された
パラレルのリードデータRDをシリアル形式に変換した
後、図8(b)に示すように、これを出力データTXとし
て図外のマイコンに対して出力する。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】図7に示した従来のイ
ンターフェイス装置は、次のような問題がある。
【0027】(1) 前述のように、ライトレジスタ5,
5,…とリードレジスタ7,7,…とは、通しで番地が
決められており、そのため、両レジスタ5,7をアクセ
スするするためのアドレスデータADRもライト動作と
リード動作に応じてそれぞれ異なる独自のアドレスデー
タを付加する必要がある。
【0028】このために、制御するデータが増えてきて
レジスタ5,7の数も多くなると、それだけアドレスデ
ータADRの管理が複雑になり、ライト動作とリード動
作との番地の関連なども分かりにくく、制御ソフトウェ
アを開発する上でも煩雑になる。
【0029】(2) また、従来のものでは、アドレスデ
ータADRに基づいてライト動作なのかリード動作なの
を判別するためのリード/ライト識別手段8が別途必要
になる。
【0030】(3) さらに、従来のものでは、ライトデ
ータ生成手段3aとリードデータ生成手段3bとをそれぞ
れ個別に設けているために、全体の回路構成が複雑にな
っている。
【0031】本発明は、上記の問題点を解決し、装置内
の回路構成を簡素化するとともに、送受信データのフォ
ーマットも簡素化できるインターフェイス装置を提供す
ること課題とする。
【0032】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明は、制御機器と被制御機器との間で制御デー
タをアクセスする場合に両者間に介在されるインターフ
ェイス装置において、次の構成を採用している。
【0033】請求項1記載の発明は、前記被制御機器へ
の制御データの書き込み位置または読み出し位置を制御
するアドレスデータとともに、前記被制御機器に対する
制御データの書き込み動作モードなのか、あるいは読み
出し動作モードなのかを示すモード識別信号を前記アド
レスデータの一部に割り当てた信号で、前記制御機器と
インターフェイスすることを特徴としている。
【0034】請求項2記載の発明は、制御機器から伝送
される、被制御機器への制御データの書き込み位置また
は読み出し位置を指定するアドレスデータとともに、被
制御機器に対する制御データの書き込み動作モードなの
か、あるいは読み出し動作モードなのかを示すモード識
別信号を前記アドレスデータの一部に割り当てた信号
を、前記アドレスデータとモード識別信号とに分離する
手段と、この分離手段で分離されたモード識別信号に基
づいて、前記アドレスデータで指定された被制御機器に
おける制御データの書き込み動作、または読み出し動作
を行うリード/ライト手段とを備える。
【0035】このように、アドレスデータからモード識
別信号を分離することで、従来のようにアドレスデータ
を識別しなくても直接に制御データがリードデータであ
るのか、ライトデータであるのかを識別できる。そのた
め、ライトデータとリードデータにそれぞれ同じアドレ
スを付加することが可能となり、アクセスするデータの
フォーマットを簡素化できる。また、従来のリード/ラ
イト識別手段を省略できるため、回路構成も簡素化する
ことが可能となる。
【0036】請求項3記載の発明は、請求項1記載のイ
ンターフェイス装置において、リード/ライト手段は、
前記モード識別信号によって被制御機器に対する制御デ
ータの書き込み動作が指定されている場合には、この制
御データをシリアル形式からパラレル形式に変換し、前
記モード識別信号によって被制御機器に対する制御デー
タの読み出し動作が指定されている場合には、被制御機
器からの制御データをパラレル形式からシリアル形式に
変換するリード/ライトデータ生成手段を含み、このリ
ード/ライトデータ生成手段は、前記両変換機能が前記
モード識別信号によって切り換え可能に構成されてい
る。
【0037】これにより、ライトデータ生成機能とリー
ドデータ生成機能の2つの機能を一つのモード識別信号
でもって切り換えることができるため、装置内部の回路
をさらに一層簡素化することができる。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、本発明のインターフェイス
装置の一実施形態について、図面を用いて説明する。
【0039】図1は、本発明のインターフェイス装置の
実施形態を示すブロック図であり、図7に示した従来技
術に対応する部分には同一の符号を付す。
【0040】この実施形態のインターフェイス装置は、
データ生成手段1、アドレスデータ生成手段2、ライト
データ切換手段4、リードデータ切換手段6、リード/
ライトデータ生成手段3、ライトレジスタ5,5,…、
リードレジスタ7,7,…を備えて構成されている。
【0041】つまり、この実施形態では、図7に示した
従来構成と比較したとき、モード識別手段8が省略さ
れ、また、ライトデータ生成手段3aおよびリードデー
タ生成手段3bに代えて単一のリード/ライトデータ生
成手段3が設けられている。
【0042】また、ライトレジスタ5,5,…とリード
レジスタ7,7,…とは、従来のように通し番地が決め
られてはおらず、ライトレジスタ5,5,…とリードレ
ジスタ7,7,…とはそれぞれ番地の重複を許容したか
たちで番地が割り当てられている。たとえば、ライトレ
ジスタ5,5,…とリードレジスタ7,7,…とがそれ
ぞれ5個ずつあるとすれば、ライトレジスタ5,5,…
として番地“0”〜“4”までが割り当てられ、同様
に、リードレジスタ7,7,…には番地“0”〜“4”
までが割り当てられる。
【0043】さらに、この実施形態では、図2に示すよ
うに、図外のマイコンからの入力データRXのデータフ
ォーマットが従来に比べて一部変更されている。
【0044】つまり、MOD=1のときの入力データR
Xは、モード識別兼アドレスデータRWADRとされて
おり、このデータRWADRの内、上位ビット(この例
では1ビット分)がライト動作なのか、あるいはリード
動作なのかを示すモード識別信号RWSWとして、ま
た、残りのビット(この例では3ビット分)がレジスタ
5,7を個別に指定するための通常のアドレスデータA
DRとして構成されている。
【0045】なお、MOD=0のときのライトデータW
Rについては、従来とフォーマットに変更はない。
【0046】さらにまた、アドレスデータ生成手段2か
らパラレル形式で出力されるデータの内、上位1ビット
(MSB)のモード識別信号RWSWがリード/ライトデ
ータ生成手段3に、また、残りのアドレスデータADR
が両データ切換手段4,6に共に与えられるようになっ
ている。
【0047】そして、上記のリード/ライトデータ生成
手段3、ライトデータ切換手段4、およびリードデータ
切換手段6が、特許請求の範囲におけるリード/ライト
手段に対応している。
【0048】図3は、上記のリード/ライトデータ生成
手段3の具体的な構成を示すブロック図である。
【0049】この生成手段3は、スイッチ(以下、SW
と表記する)22〜25,31とDフリップフロップ(以
下、FFと表記する)10〜13とが交互に順次縦列接
続されるとともに、各FF10〜FF13のデータ出力
部DにはSW27〜30がさらに設けられている。
【0050】また、各信号TXTRG,WR,RXTR
Gの信号入力側には、モード識別信号RWSWに応じて
各信号TXTRG,WR,RXTRGをオン・オフする
SW20,21,26が、また、最終段のFF13の出
力側にもモード識別信号RWSWに応じてその出力信号
をオン・オフするSW31がそれぞれ設けられている。
【0051】さらに、上記の各SW22〜25は、ライ
トデータタイミング信号RXTRGに応じて、ライトデ
ータWRの入力とリードデータRD(Ra〜Rd)の入力を
選択するように切り換えられるよう構成される一方、各
FF10〜FF13のクロック入力部CKには、同期用
のクロック信号CLKが加わえられている。
【0052】その他の構成は、図7に示した従来の場合
と同様である。
【0053】次に、図1および図3に示したこの実施形
態の構成の動作について、図2のタイミングチャートを
参照して説明する。なお、図2(a)はライト動作時の一
転送形態であり、図2(b)はリード動作時の一転送形態
である。
【0054】図外のマイコンからは、入力データRX、
データクロックCLK、データ識別信号MODの3つの
信号が伝送される。
【0055】そして、マイコンより伝送されるこれら3
つの信号RX,CLK,MODは、共にデータ生成手段
1に入力され、入力データRXは、他の信号CLK,M
ODに応じてモード識別兼アドレスデータRWADRと
ライトデータWRとに分離される。
【0056】つまり、データ生成手段1は、入力データ
RXの入力時にデータ識別信号MOD=1であれば、そ
のときの入力データRXはモード識別兼アドレスデータ
RWADRであると判断して、このモード識別兼アドレ
スデータRWADR(この例ではb3〜b0の4ビット分)を
アドレスデータ生成手段2に出力する。
【0057】また、データ生成手段1は、入力データR
Xの入力時にデータ識別信号MOD=0であれば、その
ときの入力データRXはライトデータWRであると判断
して、このライトデータWR(この例ではb3〜b0の4ビ
ット分)をリード/ライトデータ生成手段3に出力す
る。
【0058】そして、アドレスデータ生成手段2におい
て、モード識別兼アドレスデータRWADRはパラレル
形式に変換され、それらのデータの内、上位ビット(こ
の例ではb3(MSB)の1ビット分)のモード識別信号R
WSWがリード/ライトデータ生成手段3に、また、残
りのビット(この例ではb2〜b0の3ビット分)のアドレス
データADRが両データ切換手段4,6に共に与えられ
る。
【0059】ここで、モード識別信号RWSWは、本例
の場合、ライト動作のモードを指定するときは”0”で
あり、リード動作のモードを指定するときは”1”に設
定されている。
【0060】以下、モード識別信号RWSWがライト動
作のモードを指定している場合(b3=0の場合)と、リー
ド動作のモードを指定している場合(b3=1の場合)とに
区別してそれぞれ説明する。
【0061】(ライト動作モードの場合)モード識別信号
RWSWがライト動作モードを指定しているとき(つま
りb3=0のとき)、リード/ライトデータ生成手段3
は、ライトデータ生成手段に切り換わる。
【0062】すなわち、このライト動作モードでは、デ
ータ生成手段1からのライトデータWRをシリアル形式
からパラレルラ形式のライトデータWRに変換して出力
する。
【0063】そして、このパラレルのライトデータWR
は、ライトデータタイミング信号RXTRGに同期し
て、ライトデータ切換手段4に転送され、ライトデータ
切換手段4によってアドレスデータADRで指定された
所定のアドレス位置にあるライトレジスタ5に蓄えられ
る。
【0064】さらに、ライト動作モード時のリード/ラ
イトデータ生成手段3の具体的な動作について、図4お
よび図5に示すタイムチャートを参照して説明する。
【0065】このライト動作モード時には、モード識別
信号RWSWはローレベル(b3=0)となっており、これ
に応じて、SW20はシリアルのライトデータWRの入
力に接続され、SW21,SW31は共に接地される。
それに伴い、FF10のデータ入力に接続されたSW2
2はSW20に接続され、FF11〜FF13のデータ
入力に接続されたSW23〜SW25はそれぞれの前段
のデータ出力(以下、Q出力と呼ぶ)に接続される。ま
た、SW26はライトデータタイミング信号RXTRG
入力に接続される。
【0066】ここで、図5において、シリアルのライト
データWRは、クロック信号CLKの立ち上りに同期し
て、”L””H””H””L”という順に入力されるも
のとすると、このシリアルのライトデータWRは、SW
20,SW22を経由してFF10のデータ入力に入力
され、その最初のデータ”L”は、クロックCKbのタ
イミングでFF10に取り込まれ、FF10のQ出力
は”L”となる。
【0067】さらに、次のクロックCKcでFF10に
取り込まれたライトデータWRの最初のデータ”L”
は、FF11に取り込まれ、FF10にはシリアルのラ
イトデータWR次のデータ”H”が取り込まれる。
【0068】このように、シリアルのライトデータWR
は、順次、各FF10〜13を移動し、その最初のデー
タ”L”は、クロックCKeによりFF13のQ出力ま
で移動する。
【0069】この時点でライトデータWR=”L”,”
H”,”H”,”L”は、データWd,Wc,Wb,Waの
順に並ぶので、この時点でライトデータタイミング信号
RXTRGが入力されるとSW27〜SW30が同時に
すべて接続されるため、パラレル形式に変換されたライ
トデータWRが所定のライトレジスタ7に向けて出力さ
れる。
【0070】(リード動作モードの場合) 一方、モード識別信号RWSWがリード動作モードを指
定しているとき(すなわちb3=1のとき)、リード/ライ
トデータ生成手段3は、リードデータ生成手段に切り換
わる。
【0071】すなわち、このリード動作モードでは、リ
ードデータ切換手段6は、アドレスデータADRで指定
されたアドレスにあるリードレジスタ7に予め蓄えられ
ているリードデータRDをパラレル形式で読み出し、こ
のリードデータRDがリード制御データタイミング信号
TXTRGに同期してリード/ライトデータ生成手段3
に取り込まれる。
【0072】リード/ライトデータ生成手段3は、伝送
されたパラレルのリードデータRDをシリアル形式に変
換した後、出力データTXとしてマイコンに向けて出力
する。
【0073】さらに、リード動作モード時のリード/ラ
イトデータ生成手段3の具体的な動作について、図6に
示すタイミングチャートを参照して説明する。
【0074】このリード動作モード時には、モード識別
信号RWSWはハイレベル(b3=1)となっており、これ
に応じてSW20は接地され、SW21はリードデータ
タイミング信号TXTRGに接続され、SW26は接地
される。さらに、SW31はFF13のQ出力に接続さ
れる。FF10〜FF13のCK入力には、ライト動作
時と同様にクロック信号CLKが入力される。
【0075】ライトデータ切換手段6によって、アドレ
スデータADRで指定された一つのリードレジスタ7に
蓄えられたパラレルのリードデータRDは、リードデー
タタイミング信号TXTRGが”H”の期間、データR
a、Rb、Rc、RdとしてCKaのクロックで、各FF1
0〜FF13に個別に取り込まれる。
【0076】リードデータタイミング信号TXTRG
は、次のCKbのクロックまでには、”L”に切り換わ
り、SW22はSW20に接続され、SW23〜SW2
5はそれぞれ前段のFF10〜FF12のQ出力に接続
される。
【0077】CKbのクロックでFF10に取り込まれ
たデータRaは、FF11に取り込まれ、FF11に取
り込まれたデータRbは、後段のFF12に取り込まれ
る。
【0078】このようにパラレルのリードデータRD
は、順次、各FF10〜13を移動し、終段のFF13
に取り込まれたデータRdはSW31を介して、出力デ
ータTXとして出力される。
【0079】同様に、次のCKcのクロックでは、リー
ドデータRDはFFを移動し、データRcはSW31を
介して出力データTXとして出力される。
【0080】このように、取り込まれたパラレルのリー
ドデータRDは、順次FF10〜13を移動し、最初の
クロックCKaから4クロック後のクロックCKeにはデ
ータRaがSW31を介して出力データTXとして出力
される。
【0081】このように、リードレジスタ7から取り込
まれたパラレルのリードデータRDは、シリアル形式の
出力データTXに変換されて出力される。
【0082】なお、上記の説明では、ライトデータWR
およびリードデータRDの1単位がb3〜b0の4ビットで
構成された場合を例にとって説明したが、これに限定さ
れるものではなく、その他、8ビットなどで構成された
データについても同様に実施可能である。
【0083】
【発明の効果】本発明によれば、次の効果を奏する。
【0084】(1) モード識別信号をアドレスデータか
ら分離することで、アドレスデータを識別しなくても直
接に制御データがリードデータであるのか、ライトデー
タであるのかを識別できる。
【0085】そのため、ライトデータとリードデータに
それぞれ同じアドレスを付加することが可能となり、ア
クセスするデータのフォーマットを簡素化できる。この
ため、制御ソフトウェアの開発も容易になる。また、従
来のリード/ライト識別手段を省略できるため、回路構
成も簡素化することが可能となる。
【0086】(2) ライトデータ生成機能とリードデー
タ生成機能の2つの機能を一つのモード識別信号でもっ
て切り換えることができるため、装置内部の回路をさら
に一層簡素化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインタフェイス装置の一実施形態を示
すブロック図
【図2】図1のインターフェイス装置におけるライト動
作時およびリード動作時の一転送形態を示すタイミング
チャート
【図3】図1の装置を構成するリード/ライトデータ生
成手段の具体的な構成図
【図4】図3のリード/ライトデータ生成手段のライト
動作時の説明図
【図5】図3のリード/ライトデータ生成手段のライト
動作時のタイミングチャート
【図6】図3のリード/ライトデータ生成手段のリード
動作時の説明図
【図7】従来のインターフェイス装置の一実施形態を示
すブロック図
【図8】従来のインターフェイス装置におけるライト動
作時およびリード動作時の一転送形態を示すタイミング
チャート
【符号の説明】
1 データ生成手段 2 アドレスデータ生成手段 3 リード/ライトデータ生成手段 4 ライトデータ切換手段 5 ライトレジスタ 6 リードデータ切換手段 7 リードレジスタ 10〜13 フリップフロップ(FF) 20〜31 切換素子(SW)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御機器と被制御機器との間で制御デー
    タをアクセスする場合に両者間に介在されるインターフ
    ェイス装置であって、 前記被制御機器への制御データの書き込み位置または読
    み出し位置を制御するアドレスデータとともに、前記被
    制御機器に対する制御データの書き込み動作モードなの
    か、あるいは読み出し動作モードなのかを示すモード識
    別信号を前記アドレスデータの一部に割り当てた信号
    で、前記制御機器とインターフェイスすることを特徴と
    するインターフェイス装置。
  2. 【請求項2】 制御機器と被制御機器との間で制御デー
    タをアクセスする場合に両者間に介在されるインターフ
    ェイス装置であって、 前記制御機器から伝送される前記被制御機器への制御デ
    ータの書き込み位置または読み出し位置を制御するアド
    レスデータとともに、前記被制御機器に対する制御デー
    タの書き込み動作モードなのか、あるいは読み出し動作
    モードなのかを示すモード識別信号を前記アドレスデー
    タの一部に割り当てた信号を、前記アドレスデータとモ
    ード識別信号とに分離する手段と、 この分離手段で分離されたモード識別信号に基づいて、
    前記アドレスデータで指定された被制御機器における制
    御データの書き込み動作、または読み出し動作を行うリ
    ード/ライト手段と、 を備えることを特徴とするインターフェイス装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のインターフェイス装置に
    おいて、 前記リード/ライト手段は、前記モード識別信号によっ
    て被制御機器に対する制御データの書き込み動作が指定
    されている場合には、この制御データをシリアル形式か
    らパラレル形式に変換し、前記モード識別信号によって
    被制御機器に対する制御データの読み出し動作が指定さ
    れている場合には、被制御機器からの制御データをパラ
    レル形式からシリアル形式に変換するリード/ライトデ
    ータ生成手段を含み、このリード/ライトデータ生成手
    段は、前記両変換機能が前記モード識別信号によって切
    り換え可能に構成されていることを特徴とするインター
    フェイス装置。
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