JPH11223499A - 飛しょう体の制御装置 - Google Patents
飛しょう体の制御装置Info
- Publication number
- JPH11223499A JPH11223499A JP10024537A JP2453798A JPH11223499A JP H11223499 A JPH11223499 A JP H11223499A JP 10024537 A JP10024537 A JP 10024537A JP 2453798 A JP2453798 A JP 2453798A JP H11223499 A JPH11223499 A JP H11223499A
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- Japan
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- 230000001133 acceleration Effects 0.000 claims abstract 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
- 238000010304 firing Methods 0.000 description 1
- 230000009191 jumping Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000035515 penetration Effects 0.000 description 1
- 230000007903 penetration ability Effects 0.000 description 1
- 239000003380 propellant Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 推進薬のない誘導爆弾の射程を延伸するため
に飛しょう経路を制御する飛しょう体の制御装置を構成
する。 【解決手段】 航法計算機5で飛しょう体の経路角を制
御し、経路角変化率指令をオートパイロット部6へ入力
する。経路角変化率指令は滑空角としたり、レベル飛し
ょうとしたり、速度制御するなど、いくつかの設定方法
がある。
に飛しょう経路を制御する飛しょう体の制御装置を構成
する。 【解決手段】 航法計算機5で飛しょう体の経路角を制
御し、経路角変化率指令をオートパイロット部6へ入力
する。経路角変化率指令は滑空角としたり、レベル飛し
ょうとしたり、速度制御するなど、いくつかの設定方法
がある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、飛しょう経路の
制御を行うために飛しょう体に搭載される制御装置に関
するものである。
制御を行うために飛しょう体に搭載される制御装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の飛しょう体の制御装置を
搭載し、自由弾道飛しょうにて目標艦船に対応している
様子を示した図である。図5において1は、飛しょう体
を発射するプラットフォームとなる母機であり、発射初
期条件となる高度、速度、経路角を飛しょう体に与え
る。2は飛しょう体である誘導爆弾であり、初中期誘導
は自由弾道飛しょうを行い、ロックオンレンジに到達し
た時に誘導装置が捜索し目標艦船にロックオンし誘導さ
れる。3は目標艦船である。図6は従来の自由弾道飛し
ょうによる攻撃を行う飛しょう体に搭載される飛しょう
体の制御装置のブロック図を示したものである。図にお
いて経路角変化率指令γdcは、オートパイロット6に
入力される。この経路角変化率コマンドγdcはピッチ
レートqに一次遅れフィルタを通したものを差し引き、
11の第1のオートパイロットゲインを乗じる。この出
力は、ピッチレートqを差し引き、12の第2のオート
パイロットゲインを乗じる。この出力である舵角コマン
ドδcは、13の操舵装置を通して舵角δとなり、14
の第1の機体伝達関数を通してピッチレートqとなり、
これは、第2のオートパイロットゲインの前にフィード
バックされる。また一次遅れフィルタを介して第1のオ
ートパイロットゲインの前にもフィ−ドバックされる。
15は経路角変化率γdを出力する第2の機体伝達関数
である。
搭載し、自由弾道飛しょうにて目標艦船に対応している
様子を示した図である。図5において1は、飛しょう体
を発射するプラットフォームとなる母機であり、発射初
期条件となる高度、速度、経路角を飛しょう体に与え
る。2は飛しょう体である誘導爆弾であり、初中期誘導
は自由弾道飛しょうを行い、ロックオンレンジに到達し
た時に誘導装置が捜索し目標艦船にロックオンし誘導さ
れる。3は目標艦船である。図6は従来の自由弾道飛し
ょうによる攻撃を行う飛しょう体に搭載される飛しょう
体の制御装置のブロック図を示したものである。図にお
いて経路角変化率指令γdcは、オートパイロット6に
入力される。この経路角変化率コマンドγdcはピッチ
レートqに一次遅れフィルタを通したものを差し引き、
11の第1のオートパイロットゲインを乗じる。この出
力は、ピッチレートqを差し引き、12の第2のオート
パイロットゲインを乗じる。この出力である舵角コマン
ドδcは、13の操舵装置を通して舵角δとなり、14
の第1の機体伝達関数を通してピッチレートqとなり、
これは、第2のオートパイロットゲインの前にフィード
バックされる。また一次遅れフィルタを介して第1のオ
ートパイロットゲインの前にもフィ−ドバックされる。
15は経路角変化率γdを出力する第2の機体伝達関数
である。
【0003】次に動作について説明する。従来の飛しょ
う体の制御装置は、上記のように構成されているから、
経路角変化率コマンドγdcは、ピッチレートqを16
の一次遅れフィルタを通したものを差し引き、11の第
1のオートパイロットゲインが乗じられる。さらにその
出力からピッチレートqを差し引き、12の第2のオー
トパイロットゲインが乗じられる。この第2のオートパ
イロットゲインの出力は、舵角コマンドδcとなる。こ
の舵角コマンドδcは、13の操舵装置に入力され舵角
δとなり、14の第1の機体伝達関数を通してピッチレ
ートqとなる。さらに15の第2の機体伝達関数は、経
路角変化率γdを出力する。
う体の制御装置は、上記のように構成されているから、
経路角変化率コマンドγdcは、ピッチレートqを16
の一次遅れフィルタを通したものを差し引き、11の第
1のオートパイロットゲインが乗じられる。さらにその
出力からピッチレートqを差し引き、12の第2のオー
トパイロットゲインが乗じられる。この第2のオートパ
イロットゲインの出力は、舵角コマンドδcとなる。こ
の舵角コマンドδcは、13の操舵装置に入力され舵角
δとなり、14の第1の機体伝達関数を通してピッチレ
ートqとなる。さらに15の第2の機体伝達関数は、経
路角変化率γdを出力する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の飛
しょう体の制御装置では、推進薬の無い飛しょう体(誘
導爆弾)においては射程が発射時の高度、速度、経路角
によって決定してしまい、近年の目標艦船の機関砲、短
SAMの射程外から投弾することができない事と着弾時
の姿勢が浅くなり、目標を貫徹せず、跳弾してしまうと
いう問題点があった。
しょう体の制御装置では、推進薬の無い飛しょう体(誘
導爆弾)においては射程が発射時の高度、速度、経路角
によって決定してしまい、近年の目標艦船の機関砲、短
SAMの射程外から投弾することができない事と着弾時
の姿勢が浅くなり、目標を貫徹せず、跳弾してしまうと
いう問題点があった。
【0005】この発明は、かかる問題点を解決するため
になされたものであり、慣性航法装置と航法計算機によ
り飛しょう体の飛しょう経路を制御する経路角変化率指
令を計算し、飛しょう経路を制御することにより射程の
延伸と跳弾の防止を図ることが可能となる。
になされたものであり、慣性航法装置と航法計算機によ
り飛しょう体の飛しょう経路を制御する経路角変化率指
令を計算し、飛しょう経路を制御することにより射程の
延伸と跳弾の防止を図ることが可能となる。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明による飛しょ
う体の制御装置は、5の航法計算機でGコマンドを速度
とアンテナ首振り角の水平成分で徐じた経路角変化率指
令γdcを初中期誘導において使用することで初中期誘
導期間中に経路角制御を行い、射程の延伸、跳弾防止を
行うことが可能となる。
う体の制御装置は、5の航法計算機でGコマンドを速度
とアンテナ首振り角の水平成分で徐じた経路角変化率指
令γdcを初中期誘導において使用することで初中期誘
導期間中に経路角制御を行い、射程の延伸、跳弾防止を
行うことが可能となる。
【0007】また、第2の発明による飛しょう体の制御
装置は、4の慣性航法装置で高度を検出し高度判定部7
に入力し、高度判定部7にてレベル飛しょうを開始する
高度を経路角変化率計算部8に出力し、経路角変化率計
算部8にて経路角変化率指令γdcを算出し、オートパ
イロット部6に入力することで一定期間レベル飛しょう
を行い、射程の延伸を行うことが可能となる。
装置は、4の慣性航法装置で高度を検出し高度判定部7
に入力し、高度判定部7にてレベル飛しょうを開始する
高度を経路角変化率計算部8に出力し、経路角変化率計
算部8にて経路角変化率指令γdcを算出し、オートパ
イロット部6に入力することで一定期間レベル飛しょう
を行い、射程の延伸を行うことが可能となる。
【0008】また、第3の発明による飛しょう体の制御
装置は、4の慣性航法装置で高度Hを検出し、高度判定
部7に入力し、高度判定部7より高度ステータスを撃角
制御ループ9に入力するとともに、発射母機17から撃
角制御開始時間Taも入力し、経路角変化率指令γdc
を撃角制御ループで計算し、経路角制御を行うことで跳
弾の防止を行うことができる。
装置は、4の慣性航法装置で高度Hを検出し、高度判定
部7に入力し、高度判定部7より高度ステータスを撃角
制御ループ9に入力するとともに、発射母機17から撃
角制御開始時間Taも入力し、経路角変化率指令γdc
を撃角制御ループで計算し、経路角制御を行うことで跳
弾の防止を行うことができる。
【0009】また、第4の発明による飛しょう体の制御
装置は、4の慣性航法装置で高度Hを検出し、高度判定
部7に入力し、高度判定部7より高度ステータスを速度
制御ループ10に入力するとともに、発射母機17から
速度制御開始時間Tbも入力し、速度制御を行う経路角
変化率コマンドγdcをオートパイロット部6に入力す
ることで速度制御を行い、命中時の最低速度を維持し、
貫徹能力の低下を避けることができる。
装置は、4の慣性航法装置で高度Hを検出し、高度判定
部7に入力し、高度判定部7より高度ステータスを速度
制御ループ10に入力するとともに、発射母機17から
速度制御開始時間Tbも入力し、速度制御を行う経路角
変化率コマンドγdcをオートパイロット部6に入力す
ることで速度制御を行い、命中時の最低速度を維持し、
貫徹能力の低下を避けることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、この発明
の実施の形態1を示す飛しょう体の制御装置の図であ
り、図において5は、航法計算機であり内部で経路角変
化率指令γdcを計算する。経路角変化率指令γdc
は、初中期においては、Gコマンドから算出し、終末に
おいては誘導信号から算出する。この計算された経路角
変化率指令γdcは6のオートパイロット部に入力され
る。入力された経路角変化率コマンドγdcから一次遅
れフィルタ16を通したピッチレートqを差し引き11
の第1のオートパイロットゲインを乗じる。この出力か
らさらにピッチレートqを差し引き、12の第2のオー
トパイロットゲインを乗じる。この出力である舵角コマ
ンドδcは13の操舵装置に入力され、14の第1の機
体伝達関数を通してピッチレートqとなり、さらに15
の第2の機体伝達関数を通して経路角変化率γdとな
る。
の実施の形態1を示す飛しょう体の制御装置の図であ
り、図において5は、航法計算機であり内部で経路角変
化率指令γdcを計算する。経路角変化率指令γdc
は、初中期においては、Gコマンドから算出し、終末に
おいては誘導信号から算出する。この計算された経路角
変化率指令γdcは6のオートパイロット部に入力され
る。入力された経路角変化率コマンドγdcから一次遅
れフィルタ16を通したピッチレートqを差し引き11
の第1のオートパイロットゲインを乗じる。この出力か
らさらにピッチレートqを差し引き、12の第2のオー
トパイロットゲインを乗じる。この出力である舵角コマ
ンドδcは13の操舵装置に入力され、14の第1の機
体伝達関数を通してピッチレートqとなり、さらに15
の第2の機体伝達関数を通して経路角変化率γdとな
る。
【0011】実施の形態2.図2は、この発明の実施の
形態2を示す飛しょう体の制御装置の図であり、図にお
いて4は慣性航法装置であり、7の高度判定部に高度H
を8の経路角変化率計算部に姿勢角θを出力する。経路
角変化率計算部8は経路角変化率指令γdcを6のオー
トパイロット部に出力する。6のオートパイロット部の
中では、経路角変化率指令γdcからピッチレートqに
一次遅れフィルタ16を通したものを差し引き、11の
第1のオートパイロットゲインを乗じる。この出力はピ
ッチレートqを差し引き、12の第2のオートパイロッ
トゲインを乗じて舵角コマンドδcとなる。舵角コマン
ドδcは13の操舵装置に入力され舵角δとなる。舵角
δは、14の第1の機体伝達関数を通してピッチレート
qとなる。qのピッチレートは15の第2の機体伝達関
数を通して経路角変化率γdとなる。
形態2を示す飛しょう体の制御装置の図であり、図にお
いて4は慣性航法装置であり、7の高度判定部に高度H
を8の経路角変化率計算部に姿勢角θを出力する。経路
角変化率計算部8は経路角変化率指令γdcを6のオー
トパイロット部に出力する。6のオートパイロット部の
中では、経路角変化率指令γdcからピッチレートqに
一次遅れフィルタ16を通したものを差し引き、11の
第1のオートパイロットゲインを乗じる。この出力はピ
ッチレートqを差し引き、12の第2のオートパイロッ
トゲインを乗じて舵角コマンドδcとなる。舵角コマン
ドδcは13の操舵装置に入力され舵角δとなる。舵角
δは、14の第1の機体伝達関数を通してピッチレート
qとなる。qのピッチレートは15の第2の機体伝達関
数を通して経路角変化率γdとなる。
【0012】実施の形態3.図3は、この発明の実施の
形態3を示す飛しょう体の制御装置の図であり、図にお
いて、4は慣性航法装置であり、7の高度判定部に高度
Hを9の撃角制御ループに姿勢角θを出力する。また発
射母機17は撃角制御ループ9に撃角制御開始時間Ta
を出力する。撃角制御ループ9は経路角変化率指令γd
cを6のオートパイロット部に出力する。6のオートパ
イロット部の中では、経路角変化率指令γdcからピッ
チレートqに一次遅れフィルタ16を通したものを差し
引き、11の第1のオートパイロットゲインを乗じる。
この出力はピッチレートqを差し引き、12の第2のオ
ートパイロットゲインを乗じて舵角コマンドδcとな
る。舵角コマンドδcは13の操舵装置に入力され舵角
となる。舵角δは、14の第1の機体伝達関数を通して
ピッチレートqとなる。ピッチレートqは15の第2の
機体伝達関数を通して経路角変化率γdとなる。
形態3を示す飛しょう体の制御装置の図であり、図にお
いて、4は慣性航法装置であり、7の高度判定部に高度
Hを9の撃角制御ループに姿勢角θを出力する。また発
射母機17は撃角制御ループ9に撃角制御開始時間Ta
を出力する。撃角制御ループ9は経路角変化率指令γd
cを6のオートパイロット部に出力する。6のオートパ
イロット部の中では、経路角変化率指令γdcからピッ
チレートqに一次遅れフィルタ16を通したものを差し
引き、11の第1のオートパイロットゲインを乗じる。
この出力はピッチレートqを差し引き、12の第2のオ
ートパイロットゲインを乗じて舵角コマンドδcとな
る。舵角コマンドδcは13の操舵装置に入力され舵角
となる。舵角δは、14の第1の機体伝達関数を通して
ピッチレートqとなる。ピッチレートqは15の第2の
機体伝達関数を通して経路角変化率γdとなる。
【0013】実施の形態4.図4は、この発明の実施の
形態4を示す飛しょう体の制御装置の図であり、図にお
いて、4は慣性航法装置であり、7の高度判定部に高度
Hを10の速度制御ループに速度Vmを出力する。また
発射母機17は速度制御ループ10に速度制御開始時間
Tbを出力する。速度制御ループ10は経路角変化率指
令γdcを6のオートパイロット部に出力する。6のオ
ートパイロット部の中では、経路角変化率指令γdcか
らピッチレートqに一次遅れフィルタ16を通したもの
を差し引き、11の第1のオートパイロットゲインを乗
じる。この出力はさらにピッチレートqを差し引き、1
2の第2のオートパイロットゲインを乗じて舵角コマン
ドδcとなる。舵角コマンドδcは13の操舵装置に入
力され舵角δとなる。舵角δは、14の第1の機体伝達
関数を通してピッチレートqとなる。ピッチレートqは
15の第2の機体伝達関数を通して経路角変化率γdと
なる。
形態4を示す飛しょう体の制御装置の図であり、図にお
いて、4は慣性航法装置であり、7の高度判定部に高度
Hを10の速度制御ループに速度Vmを出力する。また
発射母機17は速度制御ループ10に速度制御開始時間
Tbを出力する。速度制御ループ10は経路角変化率指
令γdcを6のオートパイロット部に出力する。6のオ
ートパイロット部の中では、経路角変化率指令γdcか
らピッチレートqに一次遅れフィルタ16を通したもの
を差し引き、11の第1のオートパイロットゲインを乗
じる。この出力はさらにピッチレートqを差し引き、1
2の第2のオートパイロットゲインを乗じて舵角コマン
ドδcとなる。舵角コマンドδcは13の操舵装置に入
力され舵角δとなる。舵角δは、14の第1の機体伝達
関数を通してピッチレートqとなる。ピッチレートqは
15の第2の機体伝達関数を通して経路角変化率γdと
なる。
【0014】
【発明の効果】第1の発明によれば、5の航法計算機
で、初中期にはGコマンドから経路角変化率指令γdc
を計算する。また終末期には誘導信号σdから経路角変
化率指令γdcを計算する。初中期にGコマンドから経
路角変化率指令γdcを計算することにより、Gコマン
ドの入力パターンから飛しょう体の経路角を制御でき、
従来の自由弾道飛しょうよりも射程の延伸をはかること
が可能となる。
で、初中期にはGコマンドから経路角変化率指令γdc
を計算する。また終末期には誘導信号σdから経路角変
化率指令γdcを計算する。初中期にGコマンドから経
路角変化率指令γdcを計算することにより、Gコマン
ドの入力パターンから飛しょう体の経路角を制御でき、
従来の自由弾道飛しょうよりも射程の延伸をはかること
が可能となる。
【0015】また、第2の発明によれば、慣性航法装置
4から高度情報Hを高度判定部7に、姿勢角情報θを経
路角変化率計算部8に入力し、高度判定部7から高度ス
テータスを与えることでレベル飛しょう開始高度を決定
し、経路角変化率計算部8でレベル飛しょうを行う経路
角変化率指令γdcを計算し、オートパイロット部6に
入力することで指定した高度に達した時にレベル飛しょ
うを行い、従来の自由弾道飛しょうよりも射程の延伸を
はかることが可能となる。
4から高度情報Hを高度判定部7に、姿勢角情報θを経
路角変化率計算部8に入力し、高度判定部7から高度ス
テータスを与えることでレベル飛しょう開始高度を決定
し、経路角変化率計算部8でレベル飛しょうを行う経路
角変化率指令γdcを計算し、オートパイロット部6に
入力することで指定した高度に達した時にレベル飛しょ
うを行い、従来の自由弾道飛しょうよりも射程の延伸を
はかることが可能となる。
【0016】また、第3の発明によれば、慣性航法装置
4から高度情報Hを高度判定部7に、姿勢角情報θを撃
角制御ループ9に入力し、高度判定部7から高度ステー
タスを与えることで撃角制御開始高度を決定し、撃角制
御ループ9で経路角変化率指令γdcを計算し、オート
パイロット部6に入力することで指定した高度に達した
時に撃角制御を行い、目標命中時に誘導爆弾の跳弾を避
けることが可能となる。
4から高度情報Hを高度判定部7に、姿勢角情報θを撃
角制御ループ9に入力し、高度判定部7から高度ステー
タスを与えることで撃角制御開始高度を決定し、撃角制
御ループ9で経路角変化率指令γdcを計算し、オート
パイロット部6に入力することで指定した高度に達した
時に撃角制御を行い、目標命中時に誘導爆弾の跳弾を避
けることが可能となる。
【0017】また、第4の発明によれば、慣性航法装置
4から高度情報Hを高度判定部7に、速度情報Vmを速
度制御ループ10に入力し、高度判定部7から高度ステ
ータスを与えることで速度制御開始高度を決定し、速度
制御ループ10で経路角変化率指令γdcを計算し、オ
ートパイロット部6に入力することで指定した高度に達
した時に速度制御を行い、命中時の最低速度を維持し、
貫徹力低下を避けることが可能となる。
4から高度情報Hを高度判定部7に、速度情報Vmを速
度制御ループ10に入力し、高度判定部7から高度ステ
ータスを与えることで速度制御開始高度を決定し、速度
制御ループ10で経路角変化率指令γdcを計算し、オ
ートパイロット部6に入力することで指定した高度に達
した時に速度制御を行い、命中時の最低速度を維持し、
貫徹力低下を避けることが可能となる。
【図1】 この発明による飛しょう体の制御装置の実施
の形態1を示す図である。
の形態1を示す図である。
【図2】 この発明による飛しょう体の制御装置の実施
の形態2を示す図である。
の形態2を示す図である。
【図3】 この発明による飛しょう体の制御装置の実施
の形態3を示す図である。
の形態3を示す図である。
【図4】 この発明による飛しょう体の制御装置の実施
の形態4を示す図である。
の形態4を示す図である。
【図5】 従来の飛しょう体の攻撃方法を示す図であ
る。
る。
【図6】 従来飛しょう体の制御装置を示す図である。
1 母機、2 誘導爆弾、3 目標艦船、4 慣性航法
装置、5 航法計算機、6 オートパイロット部、7
高度判定部、8 経路角変化率計算部、9 撃角制御ル
ープ、10 速度制御ループ、11 第1のオートパイ
ロットゲイン、12 第2のオートパイロットゲイン、
13 操舵装置、14 第1の機体伝達関数、15 第
2の機体伝達関数、16 一次遅れフィルタ、17 発
射母機。
装置、5 航法計算機、6 オートパイロット部、7
高度判定部、8 経路角変化率計算部、9 撃角制御ル
ープ、10 速度制御ループ、11 第1のオートパイ
ロットゲイン、12 第2のオートパイロットゲイン、
13 操舵装置、14 第1の機体伝達関数、15 第
2の機体伝達関数、16 一次遅れフィルタ、17 発
射母機。
Claims (4)
- 【請求項1】 誘導装置からの誘導信号に比例航法定数
を乗じた経路角変化率指令と加速度コマンドを誘導爆弾
速度とアンテナ首振り角の水平成分で除じた経路角変化
率指令をスイッチで切り替えて出力する航法計算機と、
この航法計算機の出力する経路角変化率指令から舵角コ
マンドを出力する積分器付きのゲインと比例ゲインと一
次遅れフィルタを備えたオートパイロット装置と、舵角
コマンドから舵角を出力する操舵装置と、舵角により発
生する機体のピッチレートを上記オートパイロット装置
ヘフィードバックするように構成したことを特徴とする
飛しょう体の制御装置。 - 【請求項2】 慣性航法装置からの高度情報より、高度
ステータスを出力する高度判定部と、高度ステータスと
慣性航法装置からの姿勢角信号より、経路角変化率計算
部で、レベル飛しょうするための経路角変化率指令をオ
ートパイロット部へ出力するように構成したことを特徴
とする請求項1記載の飛しょう体の制御装置。 - 【請求項3】 高度判定部からの高度ステータスと、発
射母機からの撃角制御開始時間と慣性航法装置からの姿
勢角情報を入力として、撃角制御ループで跳弾しない撃
角に制御する経路角変化率コマンドをオートパイロット
部へ出力するように構成したことを特徴とする請求項1
記載の飛しょう体の制御装置。 - 【請求項4】 高度判定部からの高度ステータスと、発
射母機からの速度制御開始時間と慣性航法装置からの速
度情報を入力として、速度制御ループで速度を一定に制
御する経路角変化率コマンドをオートパイロット部へ出
力するように構成したことを特徴とする請求項1記載の
飛しょう体の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10024537A JPH11223499A (ja) | 1998-02-05 | 1998-02-05 | 飛しょう体の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10024537A JPH11223499A (ja) | 1998-02-05 | 1998-02-05 | 飛しょう体の制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11223499A true JPH11223499A (ja) | 1999-08-17 |
Family
ID=12140911
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10024537A Pending JPH11223499A (ja) | 1998-02-05 | 1998-02-05 | 飛しょう体の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11223499A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102312652B1 (ko) * | 2020-06-17 | 2021-10-13 | 주식회사 한화 | 유도탄 시스템 및 이의 동작 방법 |
CN115903875A (zh) * | 2023-01-05 | 2023-04-04 | 北京航天众信科技有限公司 | 一种靶标姿态失稳时的有效安控方法 |
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1998
- 1998-02-05 JP JP10024537A patent/JPH11223499A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102312652B1 (ko) * | 2020-06-17 | 2021-10-13 | 주식회사 한화 | 유도탄 시스템 및 이의 동작 방법 |
CN115903875A (zh) * | 2023-01-05 | 2023-04-04 | 北京航天众信科技有限公司 | 一种靶标姿态失稳时的有效安控方法 |
CN115903875B (zh) * | 2023-01-05 | 2023-04-28 | 北京航天众信科技有限公司 | 一种靶标姿态失稳时的有效安控方法 |
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