JPH11223295A - 配管ダクト - Google Patents

配管ダクト

Info

Publication number
JPH11223295A
JPH11223295A JP10025952A JP2595298A JPH11223295A JP H11223295 A JPH11223295 A JP H11223295A JP 10025952 A JP10025952 A JP 10025952A JP 2595298 A JP2595298 A JP 2595298A JP H11223295 A JPH11223295 A JP H11223295A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
side wall
wall members
reinforcing member
duct
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10025952A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4049433B2 (ja
Inventor
Koji Takenaga
宏二 竹永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inaba Denki Sangyo Co Ltd
Original Assignee
Inaba Denki Sangyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Inaba Denki Sangyo Co Ltd filed Critical Inaba Denki Sangyo Co Ltd
Priority to JP02595298A priority Critical patent/JP4049433B2/ja
Publication of JPH11223295A publication Critical patent/JPH11223295A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4049433B2 publication Critical patent/JP4049433B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L57/00Protection of pipes or objects of similar shape against external or internal damage or wear

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
  • Details Of Indoor Wiring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 配管支持部材3の両側部に一対の側壁部材4
を立設してあるダクト本体2と、両側壁部材4に亘って
設置される蓋部材7とを備えた配管ダクトにおいて、設
備費の増加を防止しつつ、配管ダクトの天井部を簡単な
手段で補強する。 【解決手段】 蓋部材7との間に両側壁部材4に亘って
設置自在で、且つ、両側壁部材4の長手方向に沿う曲げ
軸回りの曲げ断面係数を蓋部材7よりも高く形成された
蓋補強部材8を設け、蓋部材7を蓋補強部材8と共に両
側壁部材4に亘って設置した状態で、蓋補強部材8の両
側壁部材4に接する設置部10以外の部位に、蓋部材7
との間で相互に押圧力を生ずる接当部11を形成してあ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空調配管等の配管
を覆う配管ダクトに関し、詳しくは、配管支持部材の両
側部に一対の側壁部材を立設してあるダクト本体と、前
記両側壁部材に亘って設置される蓋部材と、前記蓋部材
との間に前記両側壁部材に亘って設置自在で、且つ、前
記両側壁部材の長手方向に沿う曲げ軸回りの曲げ断面係
数を前記蓋部材よりも高く形成された蓋補強部材とを備
えた配管ダクトに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、建築物の屋上等に設置し
た空調設備からの配管等を各階に配設する場合等に、特
に屋上部分に於いては、配管ダクトを用いて敷設するこ
とがある。このような場合には、多数の定尺ダクトを順
次接続して配管用のダクトを構成する。こうした配管ダ
クト1は、配管12を内部に支持可能なダクト本体2の
両側端部に形成された両側壁部材4に亘って天井部を形
成する蓋部材7を被せてダクト形状に構成してある。前
記ダクト本体2は、前記両側壁部材4を複数配置された
配管支持部材3に取り付けて一体に形成したものであ
る。前記蓋部材7は、幅方向中央部を上方に膨出させた
形状に形成してあり、前記両側壁部材4の上縁部を互い
に近接する方向に折曲して形成された蓋設置部5上に両
側縁部を載置して取り付けるように構成してあり、例え
ば図7に示すように、前記蓋設置部5の下方に両端部を
夫々位置させて、前記蓋部材7の両側縁部との間に前記
蓋設置部5を挟み付けてねじ部材を用いて固定される補
強桁部材8により補強支持されるものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来構
成の配管ダクトにおいては、前記蓋部材は一般に板金製
であり、上からの荷重に対する強度を十分に有していな
いことから、上記補強桁部材8を備えない配管ダクトに
於いては、例えば作業者による踏み付け等によって前記
蓋部材7が凹みを生じて、前記配管ダクト1が変形し、
これを保護するために、配管ダクト1の上に歩行用梯子
を設けたり、補強材を被せる等の対策を講じており、設
備費の増加の一因となっている。こうした付加的施設を
省略可能とするために、前記両側壁部材4に亘って、上
記のように補強桁部材8を架け渡し、その上から蓋部材
7を取り付けたものにおいては、前記補強桁部材8が前
記蓋設置部5の下側に取り付けられたものであり、例え
ば人が上に乗っても大丈夫なように補強しようとすれ
ば、前記補強桁部材8を取り付けるねじ部材にも十分な
強度を必要とする。さらに、前記補強桁部材8が前記蓋
部材7と前記蓋補強部材8とを相対振動を許容しない程
度に密着させるようには構成していないから、例えばポ
ンプの振動に伴う前記内部に支持される配管12の振動
等の震動源からの振動伝達により、前記ダクト本体2が
振動する可能性がある。このダクト本体2の振動が前記
蓋補強部材8に伝達されると、前記側壁部材4と前記蓋
補強部材8との間に相対振動を生じて、前記側壁部材4
と前記蓋部材7との間に止め付けることなく介装されて
いる前記蓋補強部材8が、前記側壁部材4に対して移動
することがあり、この移動による前記蓋補強部材8の位
置ずれが大きくなると、前記蓋部材7に対する補強支持
の用をなさなくなるおそれがあるといる問題を有してい
る。さらに、この振動が前記蓋部材7に伝達されると、
その下に介装されている前記蓋補強部材8との間の相対
振動をもたらす結果、両者の振動に伴う接触離間により
騒音を発生するおそれもある。
【0004】そこで、本発明の目的は、上記問題を解決
して、設備費の増加を抑制しつつ、配管ダクトの天井部
を簡単な手段で補強する手段を提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】〔本発明の特徴構成〕請
求項1に係わる本発明の配管ダクトの特徴構成は、配管
支持部材の両側部に一対の側壁部材を立設してあるダク
ト本体と、を備えた配管ダクトに於いて、前記両側壁部
材に亘って設置される蓋部材と、前記蓋部材との間に前
記両側壁部材に亘って設置自在で、且つ、前記両側壁部
材の長手方向に沿う曲げ軸回りの曲げ断面係数を前記蓋
部材よりも高く形成された蓋補強部材を設け、前記蓋部
材を前記蓋補強部材と共に前記両側壁部材に亘って設置
した状態で、前記蓋補強部材の前記両側壁部材に接する
設置部以外の部位に、前記蓋部材との間で相互に押圧力
を生ずる接当部を形成してある点にある。
【0006】請求項2に係わる本発明の配管ダクトの特
徴構成は、上記請求項1に係わる配管ダクトの特徴構成
に於ける両側壁部材の上端部を、互いに近接する方向に
折曲して、前記蓋部材を設置可能な蓋設置部に形成する
と共に、前記蓋設置部に、前記蓋補強部材の設置部を収
容可能な段落ち部を形成してある点にある。
【0007】請求項3に係わる本発明の配管ダクトの特
徴構成は、上記請求項2に係わる配管ダクトの特徴構成
に於ける蓋補強部材の上面部を前記蓋部材の下面に沿う
形状に形成してある点にある。
【0008】請求項4に係わる本発明の配管ダクトの特
徴構成は、上記請求項2又は請求項3に係わる配管ダク
トの特徴構成に於ける蓋補強部材の両端部に、前記両段
落ち部に対して係合自在な係合部を形成すると共に、前
記両段落ち部に、前記係合部が係止自在な被係止部を形
成してある点にある。
【0009】請求項5に係わる本発明の配管ダクトの特
徴構成は、上記請求項1〜4の何れかに係わる配管ダク
トの特徴構成に於ける蓋補強部材の前記設置部の近傍の
部位に平板部を設けてある点にある。
【0010】〔特徴構成の作用及び効果〕上記請求項1
に記載の発明に係わる配管ダクトの特徴構成によれば、
配管ダクトの天井部を補強しながら、前記天井部から発
生する騒音を抑制できるようになる。つまり、蓋補強部
材で蓋部材を受けるように構成してあるから、前記蓋部
材よりも曲げ断面係数を高く形成してある前記蓋補強部
材で天井部の強度を維持できる。しかも、前記蓋補強部
材と前記蓋部材との間で相互に押圧力を生ずるように構
成してあるから、両者の間の位置ずれを防止できて、前
記蓋補強部材が不安定な姿勢になることを防止できる。
しかも、前記蓋部材と前記側壁部材との間に挟持される
設置部位外の点に接当部を設けてあるから、相対振動を
軽減でき、騒音の発生を抑制することも可能になる。
【0011】上記請求項2に記載の発明に係わる配管ダ
クトの特徴構成によれば、配管ダクトの天井部を安定的
に補強しながら、騒音の発生を抑制することができるよ
うになる。つまり、側壁部材の上端部を折曲して形成し
た蓋設置部に段落ち部を形成することにより、蓋補強部
材を前記段落ち部に収容することで前記蓋設置部上に蓋
部材を設置した状態で、前記蓋部材と前記側壁部材とを
隙間なく組み付けることが可能になり、前記蓋補強部材
は、前記段落ち部の前記側壁部材の長手方向両端部で移
動を規制されるから、前記蓋補強部材の前記蓋設置部か
らの脱落を防止できながら、前記蓋補強部材と前記蓋部
材との間には、前記蓋設置部位外の部位で相互に押圧力
を作用させる接当部が設けられているから、前記蓋補強
部材の位置ずれを防止できると共に、騒音の発生を抑制
することも可能になる。
【0012】上記請求項3に記載の発明に係わる配管ダ
クトの特徴構成によれば、蓋補強部材の位置ずれを防止
し、同時に、騒音の発生を防止することができる。つま
り、前記蓋補強部材と蓋部材との間の接当部が前記蓋部
材のほぼ全幅に亘って形成されるようになるから、両者
の間の相対移動規制力が確実に作用し、且つ、配管の振
動に伴うダクト本体の振動が前記蓋補強部材及び前記蓋
部材に伝達されても、両者の相対振動が抑制されるか
ら、前記振動伝達に伴う騒音の発生を防止することが可
能になる。
【0013】上記請求項4に記載の発明に係わる配管ダ
クトの特徴構成によれば、配管ダクトを簡単に組み立て
できて、しかも、前記蓋補強部材の位置ずれを防止で
き、同時に、騒音の発生も抑制できるようになる。つま
り、前記蓋補強部材を前記両側壁部材の間に架け渡すだ
けで前記蓋補強部材の位置ずれを防止できるから、配管
ダクトの組み立てが容易になると同時に、無理な締め付
けを要しないから、前記蓋部材の変形を招くことなく安
定して設置でき、且つ、前記蓋部材と前記蓋補強部材と
の間の接当部に於ける押圧力により騒音の発生を抑制す
ることも可能になる。
【0014】上記請求項5に記載の発明に係わる配管ダ
クトの特徴構成によれば、上記特徴構成の各作用効果に
加えて、配管ダクト構成部材に無理な力が作用すること
を防止できるようになる。つまり前記蓋補強部材の平板
部により蓋部材から前記蓋補強部材に作用する押圧力に
伴う前記蓋補強部材内の内部歪みを吸収できるから、前
記蓋補強部材からの反力による前記蓋部材の変形を抑制
できて、配管ダクトの安定した形状保持が可能になる。
【0015】その結果、上記何れの特徴構成によって
も、配管ダクトの天井部を安定して補強しながら、配管
の振動によって誘発される前記配管ダクトの振動に伴う
騒音の発生を抑制できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係わる配管ダクト
の一例について、図面を参照しながら説明する。図1は
配管ダクトの内部を透視した一部切り欠き要部斜視図で
あり、図2はその分解斜視図である。
【0017】配管ダクト1は、配管支持部材3の両側部
に一対の側壁部材4を立設してあるダクト本体2と、前
記両側壁部材4に亘って設置される蓋部材7とで構成し
てあり、さらに、前記両側壁部材4に亘って、前記蓋部
材7との間に設置自在な蓋補強部材8を備えている。こ
の蓋補強部材8は、前記蓋部材7を受ける部分を断面
[C」字状のチャネル材に形成した受梁部9に形成し、
その受梁部9の上端縁部を、前記蓋部材7にを受ける上
面部8aに形成し、前記両側壁部材4の長手方向に沿う
曲げ軸回りの曲げ断面係数を前記蓋部材7よりも高く形
成して、前記上面部8aを、前記蓋部材7の下面に沿う
形状に形成してある。また、前記設置部10と前記受梁
部9との間に平板状の平板部8cを設け、前記蓋部材7
から作用する押圧力に伴う変形を弾性的に吸収するよう
に構成してある。
【0018】前記両側壁部材4は、互いに近接する方向
にその上端部を折曲して、前記蓋部材7を設置可能な蓋
設置部5に形成して、前記蓋部材7の両側端縁部をここ
に載置して固定するように構成してある。そして、前記
蓋設置部5に、前記蓋補強部材8の両端部を夫々収容可
能な段落ち部6を形成してあり、その段落ち部6の両側
端に長手方向のスリットを設けてある。
【0019】前記蓋補強部材8には、前記蓋部材7を共
に前記両側壁部材4に亘って設置した状態で、前記両側
壁部材4に接する設置部10をその両端部に形成し、前
記両設置部10の間の部位に、前記蓋部材7との間で相
互に押圧力を生ずる接当部11を形成してある。つま
り、前記両設置部10に亘って配置された蓋部材7の下
面の前記蓋設置部5からの高さ[A]よりも、前記段落
ち部6に設置された蓋補強部材8の上面部8aの前記蓋
設置部5からの高さ[B]が高くなるように(即ち、A
<Bとして)構成して、前記上面部8aと前記蓋部材7
の下面との間に接当部11が形成されるように構成して
ある(図3参照)。そして、前記設置部10の端部、即
ち前記蓋補強部材8の両端部を折曲して、前記段落ち部
6に設けられたスリットに係合する係合部8bに形成
し、前記スリットを前記係合部8bが夫々係止可能な被
係止部6aとしてある(図4〜6参照)。
【0020】前記配管ダクト1は、定尺ダクトに形成し
てあり、夫々を連結部材13で連結するように構成して
ある。前記連結部材13は、前記両側壁部材4同士を連
結する一対の連結側板部材14と、前記隣接する配管ダ
クト1の両側壁部材4を連結した状態の前記一対の連結
側板部材14に亘って配置され、前記両配管ダクト1の
蓋部材7の間隔を覆う連結蓋部材15とで構成されてい
る。
【0021】前記連結側板部材14には、前記両側壁部
材4の長さ方向両端部に設けてあるねじ孔4aに挿通す
るねじ部材Bを貫通可能な、前記長さ方向に長く形成さ
れた長孔14aを両側部に設けてあり、その上端縁部
は、前記側壁部材4と同様に、互いに近接する方向に折
曲して、蓋設置部5を形成してある。前記連結蓋部材1
5は、前記連結側板部材14の蓋設置部5に載置固定さ
れるように構成してある。尚、前記長孔14aの前記側
壁部材4の端から外れた部分の透孔は、前記ねじ部材B
の頭部に被さる、両側部の長孔14aに亘って配置され
るカバー部材(図示省略)によって封止され、雨水等の
配管ダクト1内への漏れ込みを防止してある。
【0022】上記配管ダクト1は、以下のようにして組
み立てられる。先ず、定尺ダクトに構成された各配管ダ
クト1の、内部に配置される配管を支持自在な配管支持
部材3を、前記配管の配置長さ方向に順次連結する。こ
の隣接する配管ダクト1のダクト本体2同士の連結は前
記連結部材13の連結側板部材14によって前記側壁部
材4を連結することにより行われる。
【0023】連結を完了した配管支持部材3の両側壁部
材4の段落ち部6の上に、蓋補強部材8の設置部10
を、その端部の係合部8bが前記段落ち部6に形成され
たスリット状の被係止部6aに差し込まれるようにして
載置する(図5、6参照)。この状態で、前記両側壁部
材4の上端部に亘って、前記蓋補強部材8からなる横行
桁が形成され、前記両側壁部材4の蓋設置部5の間が連
結され、前記両側壁部材4上端縁部の開き方向への移動
が規制されるようになる。
【0024】各段落ち部6に前記蓋補強部材8を配置し
た後、それらの蓋補強部材8の上から蓋部材7を設置す
る。ここで、前述のように、前記蓋補強部材8の上面部
8aが前記蓋部材7の下面に沿う形状に形成されている
から、前記蓋部材7は前記蓋補強部材8の上面部8aに
密着するようになり、前記蓋部材7の両側端部を前記蓋
設置部5にねじ部材により止め付けた状態において、前
記蓋補強部材8は前記蓋部材7によって下方に押し付け
られるようになる(図3)。従って、前記蓋補強部材8
は、前記被係止部6aによって位置を拘束されていると
同時に、前記蓋部材7による押しつけによって、移動を
抑制されるようになる。
【0025】上記のようにして、定尺ダクトに構成され
た各配管ダクト1のダクト本体2に蓋部材7を取り付け
た後、前記両連結側板部材14の蓋設置部5に亘って載
置される連結蓋部材15を前記両連結側板部材14に組
み付けることで両配管ダクト1間の連結が完了する。
【0026】本発明に係わる配管ダクトを以上のように
構成した結果、簡単な手段で天井部を補強しながら、各
蓋補強部材を蓋部材の下に介在させてあっても、これら
両者の相対振動によって騒音を発することが抑制でき
た。
【0027】〔別実施形態〕 〈1〉上記実施の形態に於いては、蓋補強部材8の上部
を断面「C」字状のチャネル形状に形成して、その端縁
部を上面部8aとし、その両端部に平板部8cを形成し
た例について説明したが、前記平板部8cは設けなくて
もよく、また、前記上面部8aが上記例とは逆に下方に
向けて屈曲して断面「コ」字状に形成された背面の平面
部であってもよい。要は、前記上面部8aを備える部位
が蓋部材7に優る曲げ曲げ強度を有しておればよいので
あって、前記蓋部材7よりも圧肉に形成された平板状の
ものであってもよく、管状、半円管状或いは波状の断面
に形成されたものであってもよい。
【0028】〈2〉上記実施の形態に於いては、蓋補強
部材8の両端部に係合部8bを形成し、段落ち部6に被
係止部6aを形成した例について説明したが、前記段落
ち部6のみを形成して、前記蓋補強部材8の設置部10
を前記段落ち部6に係合させるだけであってもよく、前
記段落ち部6の幅が適正であれば、十分な位置規制の機
能を果たす。尚、前記段落ち部6を設けることなく、前
記設置部10を側壁部材4の蓋設置部5と蓋部材7との
間に挟み付けるだけでも前記蓋補強部材8を位置固定す
ることは可能である。
【0029】〈3〉上記実施の形態に於いては、蓋補強
部材8の上面部8aを、蓋部材7の下面に沿う形状に形
成してある例について説明したが、前記蓋部材7と前記
蓋補強部材8とが間欠的に接当する形状に構成してあっ
てもよく、両者を取り付けた状態において、両者間に相
互に押圧力を作用するような形状であればよい。
【0030】〈4〉上記実施の形態に於いては、蓋設置
部5を、側壁部材4の上端部を折曲して形成してある例
について説明したが、蓋部材7の両側端縁部を下方に折
曲して、一対の前記側壁部材4の上端部を挟み付けるよ
うにし、その蓋部材7の折曲した側端縁部に接当する部
分を前記蓋設置部5としてもよい。
【0031】〈5〉蓋補強部材は、配管ダクトの接続部
に配置されるものであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による配管ダクトの一例を示す要部斜視
【図2】図1に示した要部の構成を説明する分解斜視図
【図3】図1に示した要部の説明用縦断面図
【図4】蓋補強部材とその取付部を説明する要部分解斜
視図
【図5】図4に示した要部の横断面図
【図6】蓋補強部材の取付部の縦断面図
【図7】従来構成の配管ダクトの例を示す分解斜視図
【符号の説明】
2 ダクト本体 3 配管支持部材 4 側壁部材 5 蓋設置部 6 段落ち部 6a 被係止部 7 蓋部材 8 蓋補強部材 8a 蓋補強部材の上面部 8b 係合部 8c 蓋補強部材の平板部 10 設置部 11 接当部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配管支持部材の両側部に一対の側壁部材
    を立設してあるダクト本体と、前記両側壁部材に亘って
    設置される蓋部材とを備えた配管ダクトであって、 前記蓋部材との間に前記両側壁部材に亘って設置自在
    で、且つ、前記両側壁部材の長手方向に沿う曲げ軸回り
    の曲げ断面係数を前記蓋部材よりも高く形成された蓋補
    強部材を設け、 前記蓋部材を前記蓋補強部材と共に前記両側壁部材に亘
    って設置した状態で、前記蓋補強部材の前記両側壁部材
    に接する設置部以外の部位に、前記蓋部材との間で相互
    に押圧力を生ずる接当部を形成してある配管ダクト。
  2. 【請求項2】 前記両側壁部材の上端部を、互いに近接
    する方向に折曲して、前記蓋部材を設置可能な蓋設置部
    に形成すると共に、 前記蓋設置部に、前記蓋補強部材の設置部を収容可能な
    段落ち部を形成してある請求項1記載の配管ダクト。
  3. 【請求項3】 前記蓋補強部材の上面部を前記蓋部材の
    下面に沿う形状に形成してある請求項2記載の配管ダク
    ト。
  4. 【請求項4】 前記蓋補強部材の両端部に、前記両段落
    ち部に対して係合自在な係合部を形成すると共に、 前記両段落ち部に、前記係合部が係止自在な被係止部を
    形成してある請求項2又は3に記載の配管ダクト。
  5. 【請求項5】 前記蓋補強部材の前記設置部の近傍の部
    位に平板部を設けてある請求項1〜4の何れか1項に記
    載の配管ダクト。
JP02595298A 1998-02-06 1998-02-06 配管ダクト Expired - Fee Related JP4049433B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02595298A JP4049433B2 (ja) 1998-02-06 1998-02-06 配管ダクト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02595298A JP4049433B2 (ja) 1998-02-06 1998-02-06 配管ダクト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11223295A true JPH11223295A (ja) 1999-08-17
JP4049433B2 JP4049433B2 (ja) 2008-02-20

Family

ID=12180105

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP02595298A Expired - Fee Related JP4049433B2 (ja) 1998-02-06 1998-02-06 配管ダクト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4049433B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200455341Y1 (ko) 2008-03-31 2011-08-31 케이비오토시스 주식회사 가공워크웨이를 이용한 통합형 덕트장치

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101962223B1 (ko) * 2018-11-27 2019-03-26 주영일 케이블 수납 장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200455341Y1 (ko) 2008-03-31 2011-08-31 케이비오토시스 주식회사 가공워크웨이를 이용한 통합형 덕트장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP4049433B2 (ja) 2008-02-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8281544B2 (en) Method of using a clip framing system
CN101456434A (zh) 接线箱安装支架
US6837009B1 (en) Brace for restricting relative movement between a rod and building structure
JP4648101B2 (ja) 折版屋根の補強構造
JP4663439B2 (ja) 野縁受及び野縁の連結補強具並びに天井下地補強施工方法
JPH11223295A (ja) 配管ダクト
JP2008255670A (ja) 壁パネル装置、その施工方法及び建物
JP2012067555A (ja) ライニング体及びそれを用いたライニング構造物
JPH11247927A (ja) 梁の振動抑制構造
JP4620242B2 (ja) ポンプユニット用鋼板製ベース
JP3634740B2 (ja) 根太振動防止金物
JPH11190109A (ja) 折板屋根上構造物の取付け装置と取付け金具、折板の補強材、バルコニー床の取付け構造
JP3455651B2 (ja) ダクトとカバーとの連結構造
JP2774404B2 (ja) 壁体の取付具および壁体の取付構造
JP2838694B2 (ja) デッキプレート用吊りボルト取付具
JPS621628Y2 (ja)
JP4299450B2 (ja) 床梁の振動抑制構造
JPH11223294A (ja) 屈曲配管カバー
JPH08291599A (ja) 屋根材取付装置
JPH0315696Y2 (ja)
JP3495157B2 (ja) 防水シート固定具、及び、防水シート固定部構造
JP2000257150A (ja) ユニット建物
JP2539643Y2 (ja) 出 窓
KR19980042815U (ko) 전기자동차의 배터리 설치구조
JP2002004472A (ja) 床パネル取付金具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050111

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070713

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070726

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070921

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071115

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071127

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101207

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101207

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131207

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees