JPH1122301A - パワーウインド装置 - Google Patents
パワーウインド装置Info
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- JPH1122301A JPH1122301A JP9175962A JP17596297A JPH1122301A JP H1122301 A JPH1122301 A JP H1122301A JP 9175962 A JP9175962 A JP 9175962A JP 17596297 A JP17596297 A JP 17596297A JP H1122301 A JPH1122301 A JP H1122301A
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- switch
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Abstract
インドガラスを移動させることができ、かつこれを簡単
な構造で低コストにより実現できるパワーウインド装置
を得る。 【解決手段】 パワーウインド装置のモータ30では、
防水ケース32内に予備電池34、第1のスイッチ36
及び第2のスイッチ38が設けられている。第1のスイ
ッチ36及び第2のスイッチ38は、フロート40に一
体形成されたシャフト42の移動によって切り換え作動
され、通常の給電回路がモータ30と遮断されると共
に、予備電池34がモータ30に接続される。したがっ
て、車両のドアウインドスイッチ等が水没したりバッテ
リーがショートしても、自動的にウインドガラスを降下
(開放)移動させることができる。
Description
ラスを上下に開閉移動させるパワーウインド装置に関す
る。
させるパワーウインド装置が知られている。このパワー
ウインド装置では、駆動源としてモータが用いられてお
り、ウインドレギュレータに取り付けられている。ま
た、このモータの電気的接続用のワイヤハーネスは、ド
アインナパネルに形成された透孔(サービスホール)を
挿通した後に、ドアインナパネルの外方に至り、電源や
制御装置に接続されている。ウインドガラスを上下に開
閉移動させる際には、上昇スイッチまたは降下スイッチ
を操作することによりモータが駆動し、ウインドレギュ
レータを介して駆動力が伝達されてウインドガラスが上
下に開閉移動される構成である。
(換言すれば、モータ及び車両ドア)は、当然ながら防
水性が要求される。このため、従来では、モータ自体は
防水構造とされており、さらに、モータのワイヤハーネ
ス接続部においては、このワイヤハーネス接続部にホッ
トメルト等の防水処理を施したり、Oリングを備えた防
水型のコネクタとすることによって、防水性を確保して
いる。またさらに、前述したドアインナパネルの透孔
(サービスホール)部分においては、ワイヤハーネスの
周囲に防水用のグロメットを固着すると共にこのグロメ
ットをドアインナパネルの透孔(サービスホール)に嵌
め込むことにより、車室内側への浸水を防止している。
では、通常の降雨時における防水性は確保することがで
きるものの、例えば車両が水没した場合には車両の電源
自体がショートしたり前述の如き上昇スイッチや降下ス
イッチが使用不能になるため、パワーウインド装置を作
動させることができなくなる恐れがある。
ウインドレギュレータ)や車両用電源等が収容配置され
た車両を、水没に耐え得る程の完全防水にして対応する
等の対策では、極めてコスト高で非現実的であり、この
ための対策が切望されていた。
慮し、車両が水没する等の不測の事態においても確実に
ウインドガラスを移動させることができ、かつこれを簡
単な構造で低コストにより実現できるパワーウインド装
置を得ることが目的である。
ワーウインド装置は、防水性を有するモータと、前記モ
ータへ給電するための給電回路と、を備え、前記給電回
路を閉じることで前記モータを作動させてウインドガラ
スを開閉移動させるパワーウインド装置において、防水
ケース内に設けられ、前記モータに接続されることで前
記モータを駆動可能な予備電源と、前記給電回路を前記
モータと遮断しかつ前記予備電源を前記モータに接続す
る切換手段と、前記切換手段を作動させる作動手段と、
を備えたことを特徴としている。
通常時には、給電回路を閉じることでモータが作動して
ウインドガラスを開閉移動させることができる。
の事態に至ると、作動手段によって切換手段が作動され
る。これにより、通常時にモータへ給電するための給電
回路がモータと遮断されると共に、予備電源がモータに
接続される。このため、モータが自動的に作動されてウ
インドガラスが開閉移動される。
ド装置では、車両ドアを水没に耐え得る程の完全防水に
して対応する必要がなく、車両が水没しても確実にウイ
ンドガラスを移動させることができ、かつこれを簡単な
構造で低コストにより実現できる。
は、請求項1記載のパワーウインド装置において、前記
切換手段は、前記給電回路を遮断する第1のスイッチ
と、前記予備電源を前記モータに接続する第2のスイッ
チと、を備えることを特徴としている。
通常時には、モータは第1のスイッチによって給電回路
と接続されており、また、予備電源は第2のスイッチに
よってモータと遮断されている。したがって、給電回路
を閉じることでモータが作動してウインドガラスを開閉
移動させることができる。
の事態に至ると、作動手段によって第1のスイッチ及び
第2のスイッチが切り換え作動される。これにより、通
常時にモータへ給電するための給電回路が第1のスイッ
チによってモータと遮断されると共に、予備電源が第2
のスイッチによってモータに接続される。このため、モ
ータが自動的に作動されてウインドガラスが開閉移動さ
れる。
ド装置では、車両が水没しても確実にウインドガラスを
移動させることができ、かつこれを簡単な構造で低コス
トにより実現できる。
は、請求項2記載のパワーウインド装置において、前記
作動手段は、浮力によって移動して前記第1のスイッチ
及び第2のスイッチを切り換え作動させるフロートとさ
れることを特徴としている。
例えば仮に車両が水没する等の不測の事態に至ると、フ
ロートが浮力によって移動し、これによって第1のスイ
ッチ及び第2のスイッチが切り換え作動される。これに
より、通常時にモータへ給電するための給電回路が第1
のスイッチによってモータと遮断されると共に、予備電
源が第2のスイッチによってモータに接続される。この
ため、モータが自動的に作動されてウインドガラスが開
閉移動される。
ド装置では、車両が水没しても確実にウインドガラスを
移動させることができ、かつこれを簡単な構造で低コス
トにより実現できる。
は、請求項2記載のパワーウインド装置において、前記
作動手段は、水圧によって移動して前記第1のスイッチ
及び第2のスイッチを切り換え作動させるピストンとさ
れることを特徴としている。
例えば仮に車両が水没する等の不測の事態に至ると、ピ
ストンが水圧によって移動し、これによって第1のスイ
ッチ及び第2のスイッチが切り換え作動される。これに
より、通常時にモータへ給電するための給電回路が第1
のスイッチによってモータと遮断されると共に、予備電
源が第2のスイッチによってモータに接続される。この
ため、モータが自動的に作動されてウインドガラスが開
閉移動される。
ド装置では、車両が水没しても確実にウインドガラスを
移動させることができ、かつこれを簡単な構造で低コス
トにより実現できる。
は、請求項2記載のパワーウインド装置において、前記
作動手段は、手動操作によって移動して前記第1のスイ
ッチ及び第2のスイッチを切り換え作動させるマニアル
レバーとされることを特徴としている。
例えば仮に車両が水没する等の不測の事態に至った際
に、マニアルレバーを手動操作して移動させると、第1
のスイッチ及び第2のスイッチが切り換え作動される。
これにより、通常時にモータへ給電するための給電回路
が第1のスイッチによってモータと遮断されると共に、
予備電源が第2のスイッチによってモータに接続され
る。このため、モータが自動的に作動されてウインドガ
ラスが開閉移動される。
ド装置では、車両が水没しても確実にウインドガラスを
移動させることができ、かつこれを簡単な構造で低コス
トにより実現できる。
は、請求項1記載のパワーウインド装置において、前記
切換手段は、前記給電回路を遮断し前記予備電源を前記
モータに接続するコントローラとされ、前記作動手段
は、前記コントローラを作動させる水圧センサとされる
ことを特徴としている。
通常時には、モータはコントローラによって給電回路と
接続されており、また、予備電源はコントローラによっ
てモータと遮断されている。したがって、給電回路を閉
じることでモータが作動してウインドガラスを開閉移動
させることができる。
の事態に至ると、水圧センサによってこれが(圧力変化
が)検出され、これによってコントローラが切り換え作
動される。これにより、通常時にモータへ給電するため
の給電回路がモータと遮断されると共に、予備電源がモ
ータに接続される。このため、モータが自動的に作動さ
れてウインドガラスが開閉移動される。
ド装置では、車両が水没しても確実にウインドガラスを
移動させることができ、かつこれを簡単な構造で低コス
トにより実現できる。
態に係るパワーウインド装置10のウインドレギュレー
タ12の全体構成が示されている。
ム14の上下両端部にそれぞれスプロケット16、18
が取り付けられている。各スプロケット16、18は軸
線を略水平にして配置されており、さらに、可撓性テー
プ20が巻き掛けらている。この可撓性テープ20に
は、ブラケット22が連結固定されており、可撓性テー
プ20と共に移動する。また、ブラケット22には図示
を省略したウインドガラスが固定されている。
は、モータ30が連結されている。このため、モータ3
0が駆動すると、これに伴って可撓性テープ20が移動
され、この可撓性テープ20が移動することにより、ウ
インドガラスがウインドガラスが上下に開閉移動される
構成である。
部破断した正面図にて示されている。
0B、及び予備スイッチ部30Cによって構成されてい
る。モータ部30Aの回転軸には図示を省略したウォー
ムギヤが設けられており、また、ギヤ部30Bには図示
を省略したウォームホイールが収容されておりウォーム
ギヤに噛み合っている。また、ギヤ部30Bの出力軸は
スプロケット16に連結されている。また、図4(A)
に示す如く、モータ部30Aはドアスイッチ24を介し
て電源26が接続されている。このため、通常はドアス
イッチ24を操作して給電回路を閉じることによりモー
タ部30Aを駆動させることができ、さらのこのモータ
部30Aの駆動力はギヤ部30Bによって減速されてス
プロケット16に伝達できる構成である。
30Bの通気孔(所謂、呼吸穴)には、通気性は有る
(空気は通す)が水は通さないフィルターが装着されて
おり、モータ部30A及びギヤ部30Bは防水性を有し
ている。
ース32が設けられている。この防水ケース32内に
は、予備電源としての予備電池34が収容されると共
に、切換手段としての第1のスイッチ36及び第2のス
イッチ38が収容されている。図4(A)、図4(B)
に示す如く、第1のスイッチ36は、モータ30とドア
スイッチ24との間に電気的に接続されており、閉鎖状
態(ON状態)ではモータ30とドアスイッチ24とを
接続し、開放状態(OFF状態)ではモータ30とドア
スイッチ24(給電回路)とを遮断することができる。
また、第2のスイッチ38は、モータ30と予備電池3
4との間に電気的に接続されており、閉鎖状態(ON状
態)ではモータ30と予備電池34とを接続してモータ
30を駆動させることができ、開放状態(OFF状態)
ではモータ30と予備電池34とを遮断(回路を開放)
することができる。
1のスイッチ36は閉鎖状態(ON状態)となってお
り、第2のスイッチ38は開放状態(OFF状態)とな
っている。
てのフロート40が設けられている。図1に示す如く、
フロート40は、防水ケース32の外部に位置すると共
に、シャフト42が一体に形成された構成となってお
り、このシャフト42が防水ケース32を移動可能に貫
通して内部の第1のスイッチ36及び第2のスイッチ3
8に対応して位置している。
及び予備作動部46が形成されている。これらの通常作
動部44と予備作動部46とは、軸線方向に沿って互い
に段付き状態で形成されており、通常作動部44は、通
常は、第1のスイッチ36及び第2のスイッチ38に係
合しており、各スイッチを前述の如き状態に維持してい
る。一方、予備作動部46は、シャフト42が軸線方向
に沿って上方へ移動した際に、通常作動部44に代わっ
て、第1のスイッチ36及び第2のスイッチ38に係合
可能である。予備作動部46が第1のスイッチ36及び
第2のスイッチ38に係合すると、第1のスイッチ36
は閉鎖状態(ON状態)から開放状態(OFF状態)
へ、第2のスイッチ38は開放状態(OFF状態)から
閉鎖状態(ON状態)へそれぞれ切り換わる構成であ
る。
FF状態)から閉鎖状態(ON状態)へ切り換わり予備
電池34がモータ30に接続されてモータ30が駆動し
た場合には、ウインドガラスが開放側(降下方向)へ移
動するようにモータ部30Aの回転方向が設定されてい
る。
に比重が小さく設定されている。このため、例えば仮に
フロート40が水没した場合には、浮力によってシャフ
ト42を軸線方向に沿って上方へ移動させることがで
き、これによって第1のスイッチ36及び第2のスイッ
チ38を切り換え作動させることができる構成である。
ト42の周囲には、スプリング48が巻装されており、
常にシャフト42が防水ケース32から外部に突出する
方向へ付勢している。このため、通常は、シャフト42
は、通常作動部44が第1のスイッチ36及び第2のス
イッチ38に係合した状態に保持されており、不要な移
動が阻止されている。
42の周囲にはシールリング50が設けられており、こ
の間の防水性を確保している。
る。上記構成のパワーウインド装置10では、通常時に
は、図3(A)に示す如く、フロート40は水面Aに水
没しておらずしたがって浮力は生じておらず、シャフト
42は、通常作動部44が第1のスイッチ36及び第2
のスイッチ38に係合した状態に保持されている。この
ため、図4(A)に示す如く、第1のスイッチ36は閉
鎖状態(ON状態)となると共に第2のスイッチ38は
開放状態(OFF状態)となっており、モータ30(モ
ータ部30A)は第1のスイッチ36によってドアスイ
ッチ24(給電回路)と接続されており、また、予備電
池34は第2のスイッチ38によってモータ30と遮断
されている。
給電回路を閉じることにより、モータ30が駆動し、モ
ータ部30Aの駆動力がスプロケット16及び可撓性テ
ープ20を介して伝達されてウインドガラスが開閉移動
される。
の事態に至ると、図3(B)に示す如く、フロート40
は水面A下に水没して浮力が生じ、シャフト42がスプ
リング48の付勢力に抗して軸線方向に沿って上方へ移
動される。このため、シャフト42の通常作動部44に
代わって、予備作動部46が第1のスイッチ36及び第
2のスイッチ38に係合する。これにより、図4(B)
に示す如く、第1のスイッチ36は閉鎖状態(ON状
態)から開放状態(OFF状態)へ、第2のスイッチ3
8は開放状態(OFF状態)から閉鎖状態(ON状態)
へそれぞれ切り換え作動される。
(給電回路)から遮断されると共に予備電池34がモー
タ30に接続される。これにより、モータ30が自動的
に作動されてウインドガラスが開放側へ降下移動され
る。
は、車両を水没に耐え得る程の完全防水にして対応する
必要がなく、車両が水没しても確実にウインドガラスを
移動させることができ、かつこれを簡単な構造で低コス
トにより実現できる。
なお、前記第1の実施の形態と基本的に同一の部品には
前記第1の実施の形態と同一の符号を付与してその説明
を省略する。
インド装置のモータ60が一部破断した正面図にて示さ
れている。
態に係るフロート40に代えて、ピストン62が設けら
れている。ピストン62は、前述と同様にシャフト42
が一体に形成された構成となっており、さらに、防水ケ
ース32の外周に設けられたシリンダ部64にシールリ
ング66を介して移動可能に収容されており、水圧によ
って移動できる構成である。
いても、例えば仮に車両が水没する等の不測の事態に至
ると、シリンダ部64内のピストン62に水圧が作用し
てピストン62がシャフト42と共にスプリング48の
付勢力に抗して軸線方向に沿って移動する。このため、
シャフト42の通常作動部44に代わって、予備作動部
46が第1のスイッチ36及び第2のスイッチ38に係
合し、これにより第1のスイッチ36が閉鎖状態(ON
状態)から開放状態(OFF状態)へ、第2のスイッチ
38が開放状態(OFF状態)から閉鎖状態(ON状
態)へそれぞれ切り換え作動される。
(給電回路)から遮断されると共に予備電池34がモー
タ60に接続される。これにより、モータ60が自動的
に作動されてウインドガラスが開放側へ降下移動され
る。
ーウインド装置のモータ60では、車両を水没に耐え得
る程の完全防水にして対応する必要がなく、車両が水没
しても確実にウインドガラスを移動させることができ、
かつこれを簡単な構造で低コストにより実現できる。
てピストン62が移動して予備電池34が接続されて作
動する構成であるため、モータ60の配置方向に制限が
なく、如何なる姿勢であっても確実に作動させることが
できる。したがって、配置位置の自由度や適用の範囲が
拡大する。
インド装置のモータ70が一部破断した正面図にて示さ
れている。
態に係るフロート40に代えて、シャフト42にワイヤ
72の一端部が連結されている。ワイヤ72の他端部
は、ドアインナパネル74に設けられたブラケット76
から外部(車室内側)へ突出しており、さらにマニアル
レバー78が取り付けられている。このマニアルレバー
78を引張り操作することにより、シャフト42が軸線
方向に沿って移動する構成である。
いても、例えば仮に車両が水没する等の不測の事態に至
った際に、マニアルレバー78を手動により引張り操作
すると、シャフト42が軸線方向に沿って移動される。
このため、シャフト42の通常作動部44に代わって、
予備作動部46が第1のスイッチ36及び第2のスイッ
チ38に係合し、これにより第1のスイッチ36が閉鎖
状態(ON状態)から開放状態(OFF状態)へ、第2
のスイッチ38が開放状態(OFF状態)から閉鎖状態
(ON状態)へそれぞれ切り換え作動される。
(給電回路)から遮断されると共に予備電池34がモー
タ70に接続される。これにより、モータ70が自動的
に作動されてウインドガラスが開放側へ降下移動され
る。
ーウインド装置のモータ70では、車両を水没に耐え得
る程の完全防水にして対応する必要がなく、車両が水没
しても確実にウインドガラスを移動させることができ、
かつこれを簡単な構造で低コストにより実現できる。
バー78を手動により引張り操作することで予備電池3
4が接続されて作動する構成であるため、モータ70の
配置方向に制限がなく、如何なる姿勢であっても確実に
作動させることができる。したがって、配置位置の自由
度や適用の範囲が拡大する。
インド装置のモータ80が一部破断した正面図にて示さ
れている。
態に係る第1のスイッチ36及び第2のスイッチ38、
並びにフロート40に代えて、コントローラ82が配置
されている。コントローラ82は、通常は、モータ80
をドアスイッチ24に接続状態とすると共に予備電池3
4から遮断状態(回路を開放状態)としており、一方、
所定の水圧検出信号に基づいて作動して、モータ80を
ドアスイッチ24(給電回路)から遮断すると共に予備
電池34に接続状態としてモータ80を駆動させること
ができる。
4が接続されている。水圧センサ84は、カバー86と
共にドアアウタパネル88の外側面に取り付けられてお
り、所定の水圧を検出してコントローラ82に入力する
ことができる。
いても、例えば仮に車両が水没する等の不測の事態に至
ると、水圧センサ84によって所定の水圧が検出されて
コントローラ82に入力され、これにより、モータ80
がドアスイッチ24(給電回路)から遮断されると共に
予備電池34に接続されて、モータ80が自動的に作動
されてウインドガラスが開放側へ降下移動される。
ーウインド装置のモータ80では、車両を水没に耐え得
る程の完全防水にして対応する必要がなく、車両が水没
しても確実にウインドガラスを移動させることができ、
かつこれを簡単な構造で低コストにより実現できる。
84の検出信号に基づいてコントローラ82によってモ
ータ80に予備電池34が接続されて作動する構成であ
るため、モータ80の配置方向に制限がなく、如何なる
姿勢であっても確実に作動させることができる。したが
って、配置位置の自由度や適用の範囲が拡大する。
予備電源として予備電池34を適用した構成としたが、
予備電源としてはこれに限るものではなく、例えばコン
デンサ等の蓄電機能を備えたものであれば適用すること
ができる。
モータ30、60、70、80等をウインドレギュレー
タ12の上部に配置した構成としたが、これらのモータ
30、60、70、80等の配置位置はこれに限らず、
他の位置であってもよい。さらに、前述した各実施の形
態においては、ウインドレギュレータ12を所謂テープ
(ワイヤ)移動式の構成としたが、ウインドレギュレー
タの型式はこれに限るものではなく、例えば所謂Xアー
ム式のウインドレギュレータであっても当然に適用可能
である。
ド装置のモータの詳細を示す一部破断した正面図であ
る。
ド装置のウインドレギュレータの全体構成を示す正面図
である。
ド装置のモータの予備スイッチ部の作動状態を示す一部
破断した正面図である。
ド装置の回路図である。
ド装置のモータの詳細を示す一部破断した正面図であ
る。
ド装置のモータの詳細を示す一部破断した正面図であ
る。
ド装置のモータの詳細を示す一部破断した正面図であ
る。
Claims (6)
- 【請求項1】 防水性を有するモータと、前記モータへ
給電するための給電回路と、を備え、前記給電回路を閉
じることで前記モータを作動させてウインドガラスを開
閉移動させるパワーウインド装置において、 防水ケース内に設けられ、前記モータに接続されること
で前記モータを駆動可能な予備電源と、 前記給電回路を前記モータと遮断しかつ前記予備電源を
前記モータに接続する切換手段と、 前記切換手段を作動させる作動手段と、 を備えたことを特徴とするパワーウインド装置。 - 【請求項2】 前記切換手段は、前記給電回路を遮断す
る第1のスイッチと、前記予備電源を前記モータに接続
する第2のスイッチと、を備えることを特徴とする請求
項1記載のパワーウインド装置。 - 【請求項3】 前記作動手段は、浮力によって移動して
前記第1のスイッチ及び第2のスイッチを切り換え作動
させるフロートとされることを特徴とする請求項2記載
のパワーウインド装置。 - 【請求項4】 前記作動手段は、水圧によって移動して
前記第1のスイッチ及び第2のスイッチを切り換え作動
させるピストンとされることを特徴とする請求項2記載
のパワーウインド装置。 - 【請求項5】 前記作動手段は、手動操作によって移動
して前記第1のスイッチ及び第2のスイッチを切り換え
作動させるマニアルレバーとされることを特徴とする請
求項2記載のパワーウインド装置。 - 【請求項6】 前記切換手段は、前記給電回路を遮断し
前記予備電源を前記モータに接続するコントローラとさ
れ、 前記作動手段は、前記コントローラを作動させる水圧セ
ンサとされることを特徴とする請求項1記載のパワーウ
インド装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17596297A JP3662718B2 (ja) | 1997-07-01 | 1997-07-01 | パワーウインド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17596297A JP3662718B2 (ja) | 1997-07-01 | 1997-07-01 | パワーウインド装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1122301A true JPH1122301A (ja) | 1999-01-26 |
JP3662718B2 JP3662718B2 (ja) | 2005-06-22 |
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ID=16005311
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP17596297A Expired - Fee Related JP3662718B2 (ja) | 1997-07-01 | 1997-07-01 | パワーウインド装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3662718B2 (ja) |
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- 1997-07-01 JP JP17596297A patent/JP3662718B2/ja not_active Expired - Fee Related
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