JPH11222016A - 複合リンク型後車軸 - Google Patents
複合リンク型後車軸Info
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- JPH11222016A JPH11222016A JP10329677A JP32967798A JPH11222016A JP H11222016 A JPH11222016 A JP H11222016A JP 10329677 A JP10329677 A JP 10329677A JP 32967798 A JP32967798 A JP 32967798A JP H11222016 A JPH11222016 A JP H11222016A
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 横方向部材2のねじれ強度、ひいてはスタ
ビライザ作用を低下させる。 【解決手段】 本発明は、曲げ剛性を有しねじり弾性的
である横方向部材2を備え、この横方向部材2の各々の
端部に、差込み継手3によって縦方向部材4が配置さ
れ、各々の縦方向部材4の一端が車輪支持体を収容する
ように形成され、他端が車体に枢着されるように形成さ
れている、複合リンク型後車軸に関する。差込み継手3
は一種の滑り軸受として形成され、それによって差込み
継手3の範囲において横方向部材2は車両横軸線に一致
するそのほぼ縦方向に少しだけ摺動可能である。
ビライザ作用を低下させる。 【解決手段】 本発明は、曲げ剛性を有しねじり弾性的
である横方向部材2を備え、この横方向部材2の各々の
端部に、差込み継手3によって縦方向部材4が配置さ
れ、各々の縦方向部材4の一端が車輪支持体を収容する
ように形成され、他端が車体に枢着されるように形成さ
れている、複合リンク型後車軸に関する。差込み継手3
は一種の滑り軸受として形成され、それによって差込み
継手3の範囲において横方向部材2は車両横軸線に一致
するそのほぼ縦方向に少しだけ摺動可能である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、曲げ剛性を有しね
じり弾性的である横方向部材を備え、この横方向部材の
各々の端部に、差込み継手によって縦方向部材が配置さ
れ、各々の縦方向部材の一端が車輪支持体を収容するよ
うに形成され、他端が車体に枢着されるように形成され
ている、複合リンク型後車軸に関する。
じり弾性的である横方向部材を備え、この横方向部材の
各々の端部に、差込み継手によって縦方向部材が配置さ
れ、各々の縦方向部材の一端が車輪支持体を収容するよ
うに形成され、他端が車体に枢着されるように形成され
ている、複合リンク型後車軸に関する。
【0002】
【従来の技術】技術水準において知られている複合リン
ク型後車軸(ドイツ連邦共和国特許出願公開第4441
971号公報)から、本発明は出発する。この複合リン
ク型後車軸は1本の横方向部材と2本の縦方向部材を備
えている。両縦方向部材はそれぞれ横方向部材の両端に
配置されている。縦方向部材は更に、その一端が車輪支
持体を収容するように、他端が車体に枢着されるように
形成されている。車輪に作用する横方向力と縦方向力を
複合リンク型後車軸全体によって受け止めることができ
るようにするために、横方向部材は曲げ剛性を有するよ
うにかつねじり弾性的に形成されている。縦方向部材が
このように横方向部材に連結されているので、車輪の弾
性的な上下運動に対してスタビライザ作用が達成可能で
ある。一般的に、横方向部材と各々の縦方向部材はアル
ミニウム合金から作られる。この場合、横方向部材の両
端はそのために設けられた、各々の縦方向部材の凹部に
差し込まれる。このように形成された、横方向部材と各
々の縦方向部材の間の差込み継手は、適当な方法、特に
接着、溶接、リベット止めまたは適当な変形によって互
いに固定連結される。これは異なるように取り扱われ、
特に横方向部材が例えば半分開放したプロフィルを有す
る押出成形品として形成され、縦方向部材が鋳物として
あるいはリブ付きの押出成形品として形成可能であるか
どうかに依存する。
ク型後車軸(ドイツ連邦共和国特許出願公開第4441
971号公報)から、本発明は出発する。この複合リン
ク型後車軸は1本の横方向部材と2本の縦方向部材を備
えている。両縦方向部材はそれぞれ横方向部材の両端に
配置されている。縦方向部材は更に、その一端が車輪支
持体を収容するように、他端が車体に枢着されるように
形成されている。車輪に作用する横方向力と縦方向力を
複合リンク型後車軸全体によって受け止めることができ
るようにするために、横方向部材は曲げ剛性を有するよ
うにかつねじり弾性的に形成されている。縦方向部材が
このように横方向部材に連結されているので、車輪の弾
性的な上下運動に対してスタビライザ作用が達成可能で
ある。一般的に、横方向部材と各々の縦方向部材はアル
ミニウム合金から作られる。この場合、横方向部材の両
端はそのために設けられた、各々の縦方向部材の凹部に
差し込まれる。このように形成された、横方向部材と各
々の縦方向部材の間の差込み継手は、適当な方法、特に
接着、溶接、リベット止めまたは適当な変形によって互
いに固定連結される。これは異なるように取り扱われ、
特に横方向部材が例えば半分開放したプロフィルを有す
る押出成形品として形成され、縦方向部材が鋳物として
あるいはリブ付きの押出成形品として形成可能であるか
どうかに依存する。
【0003】技術水準で知られている複合リンク型後車
軸は最適に形成されていない。一般的に、横方向部材の
外側範囲は、それぞれの縦方向部材の溝状のガイドに収
容されるように形成されている。材料が鋼と比べて非常
に小さな弾性係数を有する軽金属であると、横方向部材
の軽金属プロフィルの幅(フランジ幅)は、所定のねじ
れ強度の場合、その外側範囲においてきめわて大きい。
その結果、使用時に、ねじれが発生すると、横方向部材
の外側範囲(フランジ範囲)が大きく湾曲する。この湾
曲は横方向部材の外側範囲(フランジ範囲)の車両横方
向軸線方向の摺動(Y方向摺動)を生じ、この摺動は時
々はっきり現れる。横方向部材の外側範囲、すなわち縦
方向部材に差し込まれた範囲が一般的に、車両横軸線方
向(Y方向)において溶接、ボルト止め等によって締付
け固定されているので、横方向部材のねじれ強度は不所
望なほど高まる。従って、最終的には、達成すべきスタ
ビライザ作用が大きな強度によって同様に大きくなり過
ぎる。
軸は最適に形成されていない。一般的に、横方向部材の
外側範囲は、それぞれの縦方向部材の溝状のガイドに収
容されるように形成されている。材料が鋼と比べて非常
に小さな弾性係数を有する軽金属であると、横方向部材
の軽金属プロフィルの幅(フランジ幅)は、所定のねじ
れ強度の場合、その外側範囲においてきめわて大きい。
その結果、使用時に、ねじれが発生すると、横方向部材
の外側範囲(フランジ範囲)が大きく湾曲する。この湾
曲は横方向部材の外側範囲(フランジ範囲)の車両横方
向軸線方向の摺動(Y方向摺動)を生じ、この摺動は時
々はっきり現れる。横方向部材の外側範囲、すなわち縦
方向部材に差し込まれた範囲が一般的に、車両横軸線方
向(Y方向)において溶接、ボルト止め等によって締付
け固定されているので、横方向部材のねじれ強度は不所
望なほど高まる。従って、最終的には、達成すべきスタ
ビライザ作用が大きな強度によって同様に大きくなり過
ぎる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の根底
をなす課題は、横方向部材のねじれ強度を低下させ、ス
タビライザ作用を低下させるように、冒頭に述べた種類
の複合リンク型後車軸を改良することである。
をなす課題は、横方向部材のねじれ強度を低下させ、ス
タビライザ作用を低下させるように、冒頭に述べた種類
の複合リンク型後車軸を改良することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題は、差込み継手
が一種の滑り軸受として形成され、それによって差込み
継手の範囲において横方向部材が車両横軸線に一致する
そのほぼ縦方向に少しだけ摺動可能であることによって
解決される。差込み継手が車両軸線方向に横方向部材の
外側範囲を少しだけ滑り運動させることができることに
より、横方向部材のねじれ強度が低下し、それによって
同様にスタビライザ作用が適切な程度に低下する。横方
向部材の外側範囲が車両横軸線方向(Y方向)に少しだ
け滑り運動することにより、冒頭に述べた欠点が回避さ
れる。
が一種の滑り軸受として形成され、それによって差込み
継手の範囲において横方向部材が車両横軸線に一致する
そのほぼ縦方向に少しだけ摺動可能であることによって
解決される。差込み継手が車両軸線方向に横方向部材の
外側範囲を少しだけ滑り運動させることができることに
より、横方向部材のねじれ強度が低下し、それによって
同様にスタビライザ作用が適切な程度に低下する。横方
向部材の外側範囲が車両横軸線方向(Y方向)に少しだ
け滑り運動することにより、冒頭に述べた欠点が回避さ
れる。
【0006】本発明による複合リンク型後車軸を有利に
実施し、改良する実施形は沢山ある。これについては、
請求項1に従属する請求項を参照されたし。
実施し、改良する実施形は沢山ある。これについては、
請求項1に従属する請求項を参照されたし。
【0007】
【発明の実施の形態】更に、図に基づいて本発明の一実
施の形態を詳しく説明する。図1,2は曲げ剛性を有し
ねじり弾性的である横方向部材(クロスメンバ)2を備
えた複合リンク型後車軸(セミ独立懸架装置、トーショ
ンビーム型後車軸)を示している。一部だけを示した横
方向部材2の各々の端部には、差込み継手3によって縦
方向部材(トレーリングアーム)4が設けられている。
各々の縦方向部材4は一端が図示していない車輪支持体
(ハブキャリヤ)を収容するために適し、他端が車体に
枢着可能であるように形成されている。横方向部材2は
曲げ剛性を有しかつねじり弾性的に設計されているの
で、車輪に作用する横方向力と縦方向力に対しては剛性
を有するが、車両上下方向のサスペンション運動に対し
てはスタビライザのように作用する。
施の形態を詳しく説明する。図1,2は曲げ剛性を有し
ねじり弾性的である横方向部材(クロスメンバ)2を備
えた複合リンク型後車軸(セミ独立懸架装置、トーショ
ンビーム型後車軸)を示している。一部だけを示した横
方向部材2の各々の端部には、差込み継手3によって縦
方向部材(トレーリングアーム)4が設けられている。
各々の縦方向部材4は一端が図示していない車輪支持体
(ハブキャリヤ)を収容するために適し、他端が車体に
枢着可能であるように形成されている。横方向部材2は
曲げ剛性を有しかつねじり弾性的に設計されているの
で、車輪に作用する横方向力と縦方向力に対しては剛性
を有するが、車両上下方向のサスペンション運動に対し
てはスタビライザのように作用する。
【0008】差込み継手3は一種の滑り軸受として形成
されている。従って、差込み継手3の範囲において、横
方向部材2は車両横方向軸線に一致するそのほぼ縦方向
に少しだけ摺動することができる。これは図1において
矢印で示してある。差込み継手3のこの形状に基づい
て、冒頭に述べた欠点が回避されるので、横方向部材2
のねじり剛性が小さくなり、最終作用として達成される
スタビライザ作用が小さくなる。運動方向を明らかにす
るために、図1には座標系が示してある。この場合、X
方向は走行方向を、Y方向は車両横軸線を、そしてZ方
向は車両上下方向を示している。
されている。従って、差込み継手3の範囲において、横
方向部材2は車両横方向軸線に一致するそのほぼ縦方向
に少しだけ摺動することができる。これは図1において
矢印で示してある。差込み継手3のこの形状に基づい
て、冒頭に述べた欠点が回避されるので、横方向部材2
のねじり剛性が小さくなり、最終作用として達成される
スタビライザ作用が小さくなる。運動方向を明らかにす
るために、図1には座標系が示してある。この場合、X
方向は走行方向を、Y方向は車両横軸線を、そしてZ方
向は車両上下方向を示している。
【0009】基本的には、横方向部材2と各々の縦方向
部材4は軽金属または軽金属合金、特にアルミニウムま
たはアルミニウム合金で作られている。横方向部材2は
縦方向部材4と同様に押出成形品として形成可能であ
る。横方向部材2と縦方向部材の間の確実な差込み連結
を保証するために、横方向部材2と縦方向部材4を連結
するための差込み継手3の範囲に更に、点状に作用する
少なくとも1つの継手5が設けられている。図2では、
点状に作用するこの継手がリベット継手として形成され
ている。点状に作用する継手5をねじ継手として形成し
てもよい。この場合、点状に作用する継手5がY方向に
おいて横方向部材2を固定しないかまたはY方向におい
て横方向部材2の外側範囲の運動を保証し、滑り支承が
行われることが重要である。
部材4は軽金属または軽金属合金、特にアルミニウムま
たはアルミニウム合金で作られている。横方向部材2は
縦方向部材4と同様に押出成形品として形成可能であ
る。横方向部材2と縦方向部材の間の確実な差込み連結
を保証するために、横方向部材2と縦方向部材4を連結
するための差込み継手3の範囲に更に、点状に作用する
少なくとも1つの継手5が設けられている。図2では、
点状に作用するこの継手がリベット継手として形成され
ている。点状に作用する継手5をねじ継手として形成し
てもよい。この場合、点状に作用する継手5がY方向に
おいて横方向部材2を固定しないかまたはY方向におい
て横方向部材2の外側範囲の運動を保証し、滑り支承が
行われることが重要である。
【0010】図1と図2から明らかなように、横方向部
材2は図示の場合縦方向部材4に差し込まれている。特
に図2に明瞭に示すように、横方向部材2は少なくとも
差込み継手3の範囲が二重(ダブル)T字形の形材とし
て形成されている。横方向部材2の他の実施形も考えら
れる。この場合、差込み継手3を実現するために、横方
向部材2が少なくとも1つの第1の案内面を有し、縦方
向部材4が少なくとも1つの第2の案内面を有し、それ
によってそれぞれの案内面に沿った滑り支承が実現可能
であることが重要である。例えば、縦方向部材4は横方
向部材2の外側範囲のための対応する溝を有することが
できるので、これによって少なくとも1つの第2の案内
面が形成される。
材2は図示の場合縦方向部材4に差し込まれている。特
に図2に明瞭に示すように、横方向部材2は少なくとも
差込み継手3の範囲が二重(ダブル)T字形の形材とし
て形成されている。横方向部材2の他の実施形も考えら
れる。この場合、差込み継手3を実現するために、横方
向部材2が少なくとも1つの第1の案内面を有し、縦方
向部材4が少なくとも1つの第2の案内面を有し、それ
によってそれぞれの案内面に沿った滑り支承が実現可能
であることが重要である。例えば、縦方向部材4は横方
向部材2の外側範囲のための対応する溝を有することが
できるので、これによって少なくとも1つの第2の案内
面が形成される。
【0011】図2から差込み継手の好ましい実施形が明
らかである。縦方向部材4は横方向部材2の二重T字形
の形材に対応する複数の溝6を備えている。従って、横
方向部材2の第1の案内面(または複数の第1の案内
面)は、横方向部材2の二重T字形の形材の外面によっ
て形成されている。それぞれの縦方向部材4の第2の案
内面は、対応する溝6の表面によって形成されている。
滑り支承を実現するために、第1およびまたは第2の案
内面は、滑り支承を可能にするコーティング7を備える
ことができる。好ましい実施の形態では、コーティング
7はテフロンコーティングとして形成されている。この
場合、横方向部材2のT字形の形材の、溝6に対応する
範囲は、コーティング7、すなわちテフロンコーティン
グを備えている。更に、溝6または溝6の表面が適当な
コーティング、すなわちテフロンコーティングを備えて
いてもよい。これは用途に応じて異なる。この場合、適
当な組み合わせも可能である。
らかである。縦方向部材4は横方向部材2の二重T字形
の形材に対応する複数の溝6を備えている。従って、横
方向部材2の第1の案内面(または複数の第1の案内
面)は、横方向部材2の二重T字形の形材の外面によっ
て形成されている。それぞれの縦方向部材4の第2の案
内面は、対応する溝6の表面によって形成されている。
滑り支承を実現するために、第1およびまたは第2の案
内面は、滑り支承を可能にするコーティング7を備える
ことができる。好ましい実施の形態では、コーティング
7はテフロンコーティングとして形成されている。この
場合、横方向部材2のT字形の形材の、溝6に対応する
範囲は、コーティング7、すなわちテフロンコーティン
グを備えている。更に、溝6または溝6の表面が適当な
コーティング、すなわちテフロンコーティングを備えて
いてもよい。これは用途に応じて異なる。この場合、適
当な組み合わせも可能である。
【0012】図1において、縦方向アームはU字形の形
材である鋳物部品として形成されている。その際、底4
aは図1において垂直であり、図1において左側にある
開放した形材は上側範囲において横方向部材を収容し、
下側範囲において溶接継ぎ目11を介して板ばね10に
よって閉鎖されている。これにより、複合リンク型後車
軸は実質的に3本のアルミニウム押出成形品によって低
コストで丈夫にかつ信頼できるように形成可能である。
この場合、上記利点が得られる。
材である鋳物部品として形成されている。その際、底4
aは図1において垂直であり、図1において左側にある
開放した形材は上側範囲において横方向部材を収容し、
下側範囲において溶接継ぎ目11を介して板ばね10に
よって閉鎖されている。これにより、複合リンク型後車
軸は実質的に3本のアルミニウム押出成形品によって低
コストで丈夫にかつ信頼できるように形成可能である。
この場合、上記利点が得られる。
【0013】滑り支承を実現することによって、すなわ
ちテフロンコーティングによって、適切な滑り可能性が
達成される。溝状のガイドはX方向とZ方向において反
力を支持することができる。リベット止め部は、伝わる
すべてのモーメントおよび力を補助的にまたは付加的に
支持するために役立つ。差込み継手3のこのような形成
により、この重要な範囲における溶接継手を省略するこ
とができる。なぜなら、特に軽金属の場合、溶接に影響
を与える領域において強度不足が生じることを考慮に入
れなけれならないからである。
ちテフロンコーティングによって、適切な滑り可能性が
達成される。溝状のガイドはX方向とZ方向において反
力を支持することができる。リベット止め部は、伝わる
すべてのモーメントおよび力を補助的にまたは付加的に
支持するために役立つ。差込み継手3のこのような形成
により、この重要な範囲における溶接継手を省略するこ
とができる。なぜなら、特に軽金属の場合、溶接に影響
を与える領域において強度不足が生じることを考慮に入
れなけれならないからである。
【図1】本発明による複合リンク型後車軸の部分平面図
である。
である。
【図2】図1のII−II線に沿った断面図である。
1 複合リンク型後車軸 2 横方向部材 3 差込み継手 4 縦方向部材 5 点状に作用する継手 6 溝 7 コーティング
Claims (15)
- 【請求項1】 曲げ剛性を有しねじり弾性的である横方
向部材(2)を備え、この横方向部材(2)の各々の端
部に、差込み継手(3)によって縦方向部材(4)が配
置され、各々の縦方向部材(4)の一端が車輪支持体を
収容するように形成され、他端が車体に枢着されるよう
に形成されている、複合リンク型後車軸において、差込
み継手(3)が一種の滑り軸受として形成され、それに
よって差込み継手(3)の範囲において横方向部材
(2)が車両横軸線に一致するそのほぼ縦方向に少しだ
け摺動可能であることを特徴とする複合リンク型後車
軸。 - 【請求項2】 横方向部材(2)と各々の縦方向部材
(4)が軽金属または軽金属合金、特にアルミニウムま
たはアルミニウム合金から作られていることを特徴とす
る請求項1記載の複合リンク型後車軸。 - 【請求項3】 横方向部材(2)と縦方向部材(4)を
連結するために、差込み継手(3)の範囲に、点状に作
用する少なくとも1つの継手(5)が付加的に設けられ
ていることを特徴とする請求項1または2記載の複合リ
ンク型後車軸。 - 【請求項4】 点状に作用する継手(5)がリベット継
手またはねじ継手として形成されていることを特徴とす
る請求項1〜3のいずれか一つに記載の複合リンク型後
車軸。 - 【請求項5】 横方向部材(2)が押出成形品であるこ
とを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の複
合リンク型後車軸。 - 【請求項6】 縦方向部材(4)が押出成形品または鋳
物であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つ
に記載の複合リンク型後車軸。 - 【請求項7】 横方向部材(2)が縦方向部材(4)に
差し込まれていることを特徴とする請求項1〜6のいず
れか一つに記載の複合リンク型後車軸。 - 【請求項8】 横方向部材(2)が少なくとも差込み継
手(3)の範囲において二重T字形の形材として形成さ
れていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つ
に記載の複合リンク型後車軸。 - 【請求項9】 差込み継手(3)を実現するために、横
方向部材(2)が少なくとも1つの第1の案内面を有
し、縦方向部材(4)が少なくとも1つの第2の案内面
を有することを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つ
に記載の複合リンク型後車軸。 - 【請求項10】 縦方向部材(4)が溝(6)を備え、
これによって少なくとも1つの第2の案内面が形成され
ていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一つに
記載の複合リンク型後車軸。 - 【請求項11】 縦方向部材(4)が横方向部材(2)
の二重T字形の形材に対応する複数の溝(6)を有する
ことを特徴とする請求項1〜10のいずれか一つに記載
の複合リンク型後車軸。 - 【請求項12】 滑り支承を実現するために、第1およ
びまたは第2の案内面が、滑り支承を可能にするコーテ
ィング(7)を備えていることを特徴とする請求項1〜
11のいずれか一つに記載の複合リンク型後車軸。 - 【請求項13】 コーティング(7)がテフロン(登録
商標)コーティングとして形成されていることを特徴と
する請求項1〜12のいずれか一つに記載の複合リンク
型後車軸。 - 【請求項14】 溝(6)全体がテフロンコーティング
を備えていることを特徴とする請求項1〜13のいずれ
か一つに記載の複合リンク型後車軸。 - 【請求項15】 横方向部材(2)のT字形の形材の少
なくとも、溝(6)に対応する範囲が、テフロンコーテ
ィングを備えていることを特徴とする請求項1〜14の
いずれか一つに記載の複合リンク型後車軸。
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