JPH112219A - プッシュリベット - Google Patents
プッシュリベットInfo
- Publication number
- JPH112219A JPH112219A JP9168029A JP16802997A JPH112219A JP H112219 A JPH112219 A JP H112219A JP 9168029 A JP9168029 A JP 9168029A JP 16802997 A JP16802997 A JP 16802997A JP H112219 A JPH112219 A JP H112219A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- push rivet
- outer cylinder
- joined
- head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Insertion Pins And Rivets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】被接合物の分離を容易にする。
【解決手段】頭部フランジ2aと中心孔と押拡げ可能な
尾部2cとを有する外筒2の中心孔に芯1を挿入して尾
部2cを押拡げ頭部フランジ1aと尾部2cとの間に被
接合物3、4を挾持することにより被接合物3、4を接
合するプッシュリベットにおいて、芯1の頭部1aに金
具5に係止される凹部1bを設けた。
尾部2cとを有する外筒2の中心孔に芯1を挿入して尾
部2cを押拡げ頭部フランジ1aと尾部2cとの間に被
接合物3、4を挾持することにより被接合物3、4を接
合するプッシュリベットにおいて、芯1の頭部1aに金
具5に係止される凹部1bを設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は芯を外筒に挿入す
ることにより外筒の尾部を押し拡げ被接合物を接合する
プッシュリベットに係わり、特に、被接合物を分離する
ことが容易なプッシュリベットに関する。
ることにより外筒の尾部を押し拡げ被接合物を接合する
プッシュリベットに係わり、特に、被接合物を分離する
ことが容易なプッシュリベットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のプッシュリベットの例を図3〜図
5により説明する。図3に示す芯1は丸棒状の部材に皿
状の頭部1aが一体となった形状をしている。図4に示
す外筒2は先端にフランジ2aを有し、中心に中心孔2
bする円筒形状であり、樹脂により成形されている。外
筒2の後端はスリットにより4分割されており、尾部2
c、2c…が形成されている。尾部2c、2c…には中
心孔2b側に突出する凸部が形成されている。
5により説明する。図3に示す芯1は丸棒状の部材に皿
状の頭部1aが一体となった形状をしている。図4に示
す外筒2は先端にフランジ2aを有し、中心に中心孔2
bする円筒形状であり、樹脂により成形されている。外
筒2の後端はスリットにより4分割されており、尾部2
c、2c…が形成されている。尾部2c、2c…には中
心孔2b側に突出する凸部が形成されている。
【0003】図5に上記プッシュリベットの使用状態を
示す。図に示す被接合物3および4には外筒2を挿通さ
せる孔が設けられており、それらの孔の位置を合せて外
筒2を挿通させる。次に、芯1を外筒2の中心孔に差し
込むと、芯1により尾部2c、2c…が押し拡広げら
れ、フランジ2aと尾部2c、2c…が被接合物3およ
び4を挾持してこれらが接合される。
示す。図に示す被接合物3および4には外筒2を挿通さ
せる孔が設けられており、それらの孔の位置を合せて外
筒2を挿通させる。次に、芯1を外筒2の中心孔に差し
込むと、芯1により尾部2c、2c…が押し拡広げら
れ、フランジ2aと尾部2c、2c…が被接合物3およ
び4を挾持してこれらが接合される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のプッシ
ュリベットは芯1の頭部1aが平たく、外側をつまむ以
外に引き抜くことができないため、図5に示すように被
接合物の凹みに入る場合は芯1を抜くことができない。
この場合は被接合物を分離することが困難となる。
ュリベットは芯1の頭部1aが平たく、外側をつまむ以
外に引き抜くことができないため、図5に示すように被
接合物の凹みに入る場合は芯1を抜くことができない。
この場合は被接合物を分離することが困難となる。
【0005】この発明は上記した点に鑑みてなされたも
のであって、その目的とするところは、被接合物を簡単
に分離することができるプッシュリベットを提供するこ
とにある。
のであって、その目的とするところは、被接合物を簡単
に分離することができるプッシュリベットを提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明のプッシュリベ
ットは、頭部フランジと中心孔と押拡げ可能な尾部とを
有する外筒の前記中心孔に芯を挿入して前記尾部を押拡
げ前記頭部フランジと前記尾部との間に被接合物を挾持
することにより被接合物を接合するプッシュリベットに
おいて、前記芯の頭部に係止するための凹部を設けたも
のである。
ットは、頭部フランジと中心孔と押拡げ可能な尾部とを
有する外筒の前記中心孔に芯を挿入して前記尾部を押拡
げ前記頭部フランジと前記尾部との間に被接合物を挾持
することにより被接合物を接合するプッシュリベットに
おいて、前記芯の頭部に係止するための凹部を設けたも
のである。
【0007】
【発明の実施の形態】この発明の実施例であるプッシュ
リベットを図面に基づいて説明する。図1に実施例のプ
ッシュリベットの芯1を示す。芯1の頭部1aには凹部
1bが設けられている。凹部1bの開口部は鍵状となっ
ており、凹部の奥は点線で示すように広がっている。外
筒は図4に示したものと同じものが用いられる。
リベットを図面に基づいて説明する。図1に実施例のプ
ッシュリベットの芯1を示す。芯1の頭部1aには凹部
1bが設けられている。凹部1bの開口部は鍵状となっ
ており、凹部の奥は点線で示すように広がっている。外
筒は図4に示したものと同じものが用いられる。
【0008】図2に実施例のプッシュリベットの使用状
態を示す。図に示す被接合物3および4には外筒2を挿
通させる孔が設けられており、それらの孔の位置を合せ
て外筒2を挿通させる。次に、芯1を外筒2の中心孔に
差し込むと、芯1により尾部2c、2c…が押し拡広げ
られ、フランジ2aと尾部2c、2c…により被接合物
3および4が挾持されて接合される。
態を示す。図に示す被接合物3および4には外筒2を挿
通させる孔が設けられており、それらの孔の位置を合せ
て外筒2を挿通させる。次に、芯1を外筒2の中心孔に
差し込むと、芯1により尾部2c、2c…が押し拡広げ
られ、フランジ2aと尾部2c、2c…により被接合物
3および4が挾持されて接合される。
【0009】外筒2の中心孔に差し込まれた芯1は金具
5を用いて抜くことができる。金具5は円筒の先端に突
起5aが設けられており、この金具5を芯1の凹部1b
に差し込んで回すことにより金具5が凹部1bを係止す
る。その状態で金具5を引張ることにより芯1を抜くこ
とができる。芯1が抜ければ外筒2を被接合物3および
4から離し被接合物3および4を分離することができ
る。
5を用いて抜くことができる。金具5は円筒の先端に突
起5aが設けられており、この金具5を芯1の凹部1b
に差し込んで回すことにより金具5が凹部1bを係止す
る。その状態で金具5を引張ることにより芯1を抜くこ
とができる。芯1が抜ければ外筒2を被接合物3および
4から離し被接合物3および4を分離することができ
る。
【0010】実施例は以上のように構成されているが、
発明はこれに限らず、例えば、芯1の凹部をめねじ状に
形成し、金具の先端におねじを設け、金具を芯1にねじ
込むことにより金具と芯1を係合させて、金具により芯
1を抜くようにしてもよい。また、芯1の凹部にめねじ
を形成せず、長めのタッピンねじを芯1に係合させて芯
1を抜くようにしてもよい。
発明はこれに限らず、例えば、芯1の凹部をめねじ状に
形成し、金具の先端におねじを設け、金具を芯1にねじ
込むことにより金具と芯1を係合させて、金具により芯
1を抜くようにしてもよい。また、芯1の凹部にめねじ
を形成せず、長めのタッピンねじを芯1に係合させて芯
1を抜くようにしてもよい。
【0011】
【発明の効果】この発明のプッシュリベットによれば、
周囲に障害物のある狭い場所に使用しても金具を使用し
て芯を抜き被接合物を分離することができる。従って修
理や被締結物のリサイクルが容易に行えるようになる。
周囲に障害物のある狭い場所に使用しても金具を使用し
て芯を抜き被接合物を分離することができる。従って修
理や被締結物のリサイクルが容易に行えるようになる。
【図1】図1(a)はこの発明の実施例であるプッシュ
リベットの芯を示す側面図、図1(b)は同プッシュリ
ベットの芯を示す正面図である。
リベットの芯を示す側面図、図1(b)は同プッシュリ
ベットの芯を示す正面図である。
【図2】同プッシュリベットの使用状態を示す断面図で
ある。
ある。
【図3】従来のプッシュリベットの芯を示す側面図であ
る。
る。
【図4】図4(a)は従来のプッシュリベットの外筒を
示す断面図、図4(b)は同外筒を示す背面図である。
示す断面図、図4(b)は同外筒を示す背面図である。
【図5】従来のプッシュリベットの使用状態を示す断面
図である。
図である。
1 芯、1a 頭部、1b 係合凹部 2 外筒、2a フランジ、2b 中心孔、2c 尾部 3 被接合物 4 被接合物 5 金具
Claims (1)
- 【請求項1】 頭部フランジと中心孔と押拡げ可能な尾
部とを有する外筒の前記中心孔に芯を挿入して前記尾部
を押拡げ前記頭部フランジと前記尾部との間に被接合物
を挾持することにより被接合物を接合するプッシュリベ
ットにおいて、前記芯の頭部に係止するための凹部を設
けたことを特徴とするプッシュリベット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9168029A JPH112219A (ja) | 1997-06-10 | 1997-06-10 | プッシュリベット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9168029A JPH112219A (ja) | 1997-06-10 | 1997-06-10 | プッシュリベット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH112219A true JPH112219A (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=15860508
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9168029A Pending JPH112219A (ja) | 1997-06-10 | 1997-06-10 | プッシュリベット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH112219A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50141067U (ja) * | 1974-05-13 | 1975-11-20 | ||
JPS6415813U (ja) * | 1987-07-14 | 1989-01-26 | ||
JPH02113005U (ja) * | 1989-02-28 | 1990-09-10 | ||
JPH0640428U (ja) * | 1992-10-29 | 1994-05-31 | 株式会社ニフコ | プッシュリベット |
-
1997
- 1997-06-10 JP JP9168029A patent/JPH112219A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50141067U (ja) * | 1974-05-13 | 1975-11-20 | ||
JPS6415813U (ja) * | 1987-07-14 | 1989-01-26 | ||
JPH02113005U (ja) * | 1989-02-28 | 1990-09-10 | ||
JPH0640428U (ja) * | 1992-10-29 | 1994-05-31 | 株式会社ニフコ | プッシュリベット |
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