JPH11221826A - Pciのターンオーバ用駆動装置 - Google Patents

Pciのターンオーバ用駆動装置

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JPH11221826A
JPH11221826A JP10027910A JP2791098A JPH11221826A JP H11221826 A JPH11221826 A JP H11221826A JP 10027910 A JP10027910 A JP 10027910A JP 2791098 A JP2791098 A JP 2791098A JP H11221826 A JPH11221826 A JP H11221826A
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JP
Japan
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tire
turnover
chain
gripping means
rotating shaft
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JP10027910A
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Toshibumi Murakami
俊文 村上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ターンオーバの際のストッパ当接時の衝撃力
を最小にできるPCIのターンオーバ用駆動装置を提供
する。 【解決手段】 回転軸2には、キー3及び割ボス4を介
してチェーンホイール5が固定されており、ブレーキ付
きギアードモータ7の出力軸には、キー止めされてチェ
ーンホイール8が取付けられている。チェーンホイール
5とチェーンホイール8とには、チェーン9が掛け渡さ
れている。流体圧シリンダ14は、その本体がプレート
6側にピン15で回動自在に組付けられ、そのピストン
ロッドがレバー11とピン16で回動自在に組付けられ
ている。流体圧シリンダ14のピストンロッドの出没に
より、テンションホイール13は、プレート6に対して
移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイヤ加硫機から
取出した加硫済未冷却タイヤを把持冷却させるターンオ
ーバ式PCI(「Post Cure Inflator」の略語で、加硫
済タイヤを膨らましたまま冷却すること。本書において
同じ。)のターンオーバ用駆動装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】加硫済未冷却タイヤを把持冷却するに
は、加硫時間の2倍弱の時間を要するので、タイヤ加硫
機の後方に並設するPCIには、タイヤ加硫機内に装着
するタイヤ加硫用金型1面につき、タイヤ把持手段を2
組組み込んでいるが、近年は、特願平7−294340
号(特開平9−131737号)公報に見られるごと
く、水平に支持した回転軸に、タイヤ金型1面につき一
対のタイヤ把持手段を上下対称に設け、各タイヤ把持手
段を回転軸を中心に反転させ(turn over )、上(又は
下)に来たタイヤ把持手段に加硫済未冷却タイヤを供給
するターンオーバ式と呼ばれるPCIが多用されるよう
になってきている。
【0003】ターンオーバ用駆動装置としては、タイヤ
把持手段に加硫済未冷却タイヤを供給し、タイヤ把持手
段のリムにタイヤを把持させるときの一対のリムの同芯
度によって、タイヤ品質(特に、uniformity)並びに作
業性が大きく左右されることから、流体圧シリンダ駆動
のピニオンラック方式や、いわゆるプレートドライブ方
式が主流となっている。前者(ピニオンラック方式)
は、例えば図6に示すようなものである。本体フレーム
1は床面FLに立設して固定してあり、ブラケット61
は、この本体フレーム1に固定されている。ブラケット
61には、ピストンロッド62にラック63を連結した
流体圧シリンダ64が固定されている。この流体圧シリ
ンダ64のピストンロッド62を上下方向に作動させる
ことにより、ラック63に噛合しているピニオン65が
回動し、それに伴ってピニオン65と同心の回転軸2が
回動して、タイヤ把持手段(図示省略)が上下方向に1
80度反転する。なお、回転軸2にキー66を介して固
定されたレバー67の先端部には、ボルト68、69が
取付けられており、これらによってタイヤ把持手段の回
動限を微調整することができるようになっている。
【0004】また、後者(プレートドライブ方式)とし
ては、例えば図7及び図8に示すようなものがある。図
7は正面図、図8は側面図である。本体フレーム1に
は、回転軸2がその軸心回りに回動自在、かつその軸心
を水平に支持されており、この回転軸2の端部には、複
数対のタイヤ把持手段(図示省略)が軸心対称に組付け
られている。回転軸2には、チェーンホイール71が割
ボス72とキー73を介して取付けられている。本体フ
レーム1には、プレート74がピン75を介して摺動可
能に組付けられ、また、このプレート74には、中間軸
76が回動可能に組付けられている。この中間軸76の
一端には、チェーンホイール77がキー止めされて取付
けられている。そして、チェーンホイール71とチェー
ンホイール77には、チェーン78が掛け渡されてお
り、チェーン用テンショナー87(図8参照)が設けら
れている。中間軸76の他端には、ギヤ79がキー止め
されて取付けられており、このギヤ79は、プレート7
4に固定のギヤードモータ80(図7参照)の出力軸に
キー止めされたピニオン81と噛合している。
【0005】本体フレーム1には、更にブラケット82
aが一体化して取付けられている(図8参照)。このブ
ラケット82aには、ねじ棒83がその一端を両ナット
で固定されており、軸方向への移動を阻止している。ま
た、プレート74の下端には、ねじ棒83が貫通したブ
ラケット82bが一体化して取付けられており、このブ
ラケット82bを中心として左右対称に、座金84を介
して一対の圧縮ばね85が挿入されている。圧縮ばね8
5の圧縮力は、座金84の端部寄りにあるナット86の
締込みにより付与されている。なお、回転軸2には、ア
クチュエータ88a、88bが固定されており(図7参
照)、アクチュエータ88a、88bの接近を検出する
センサ89a、89bも設けられている。
【0006】仮に、圧縮ばね85に圧縮力を付与するこ
となしに、ギアードモータ80を作用させると、プレー
ト74がピン75を中心に、図8紙面と平行の面内で、
揺動してしまい、回転軸2はその軸心回りに回動しな
い。しかし、実際には、圧縮力を付与する構造であるの
で、プレート74の揺動が抑制されて、回転軸2が回動
する。タイヤ把持手段に加硫済未冷却タイヤを供給して
把持させた後、ギアードモータ80をスタートさせて回
転軸2を回動させると、タイヤ把持手段が反転してやが
てアクチュエータ88a、88bがセンサ89a、89
bに近づき、センサ89a、89bが停止位置近くに達
したことを検出し、ギヤードモータ80が停止する。タ
イヤ把持手段は、ストッパ(図示省略)に当接して回動
が停止する。このとき、圧縮ばね85は、回転軸2の逆
回転を防止する方向に圧縮されており、タイヤ把持手段
の停止状態は維持される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ピニオンラック方式で
は、流体圧シリンダ64のストロークを長くして余裕を
持たせ、ストッパに当接させて回転軸2の回動を停止さ
せるようにすれば、前述したリムの同芯度は確保され
る。しかし、実用上は、流体圧シリンダ64のストロー
クのための配置スペースの問題があるとともに、ストッ
パに当たったときの衝撃力に起因するトラブル発生の問
題もある。この場合の衝撃力は、厳密には流体圧シリン
ダ64の出力と衝突力である。
【0008】また、プレートドライブ方式では、ギアー
ドモータ80を早めに切って衝突速度を落とすことによ
り、衝突力のみとして、衝撃力の緩和は可能である。し
かし、センサ89a、89bの検出位置調整が微妙とな
って、これを簡単には行うことができないという問題が
ある。すなわち、運転開始又は終了前には、一方のタイ
ヤ把持手段にしか加硫済タイヤが把持されておらず、こ
れに対し、通常運転中には、両方のタイヤ把持手段に加
硫済タイヤが把持されているので、両者における回転運
動エネルギに差がある。このため、例えば、センサ位置
を運転開始又は終了前に合わせると、通常運転中のスト
ッパに当接するときの衝撃力が大きくなり、通常運転中
に合わせると、今度はストッパに当接した後、その反動
で回転軸2がわずかながら逆回転してしまう。本発明
は、かかる状況に鑑みてなされたものであり、ターンオ
ーバの際のストッパ当接時の衝撃力を最小にできるPC
Iのターンオーバ用駆動装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる課題を
解決するためになされたものであり、タイヤ加硫機から
取出された加硫済未冷却タイヤを受入れて把持冷却する
複数対のタイヤ把持手段を組付けた水平の回転軸を回動
させて、該タイヤ把持手段をターンオーバさせるターン
オーバ式PCIのターンオーバ用駆動装置において、上
記回転軸の所要回転角の大部分を回転駆動する駆動手段
と、該駆動手段と上記回転軸とをつなぐチェーン又は歯
付きベルト式の動力伝達手段と、該チェーン又は歯付き
ベルトに弾力を付与するテンションホイールと、該テン
ションホイールを移動させて上記回転軸を微少回転させ
るテンションホイール移動手段とからなる。
【0010】また、駆動手段は、ブレーキ付きギヤード
モータ又はウォーム減速機付きモータからなるように構
成しても良い。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るPCIのター
ンオーバ用駆動装置の実施の形態について図面に基づい
て説明する。なお、本実施形態で説明するタイヤは、す
べてタイヤ加硫機Aにより加硫された加硫済タイヤをい
う。図1は、本発明に係るターンオーバ式PCIの一例
を表した平面図である。ターンオーバ式PCIは、図1
に示すように、線Y−Yに対して左右対称に構成部品を
配置しており、タイヤ加硫機A内で加硫された未冷却タ
イヤTを(図1では一部図示省略)、中継コンベアEま
で冷却把持するもので、冷却済タイヤT’(図1では図
示省略)は、その下流の送出コンベア(図示省略)に搬
送されていく。すなわち、タイヤ加硫機Aの未冷却タイ
ヤTは、未冷却タイヤTを冷却把持して冷却済タイヤ
T’にする未冷却タイヤ搬入部B、タイヤ把持部C、そ
してアンローダ部Dへと次々に受け渡される。
【0012】未冷却タイヤ搬入部Bは、昇降及び旋回が
可能なアームB1を備えており、このアームB1は、タ
イヤ加硫機Aの未冷却タイヤTを、点P1で受入れて、
点P2の位置で一旦待機した後に点P3(タイヤ把持部
C)へと、把持して搬送していく(図1参照)。タイヤ
把持部Cを、図2に示す。図2は、図1中の線II−IIの
断面図で、PCIを側面から見た図面である。タイヤ把
持部Cにおいては、未冷却タイヤTは、そのタイヤのビ
ード部を両側から挟むように把持される。すなわち、外
側ビード部には外側リムRo を当接させ、内側ビード部
には内側リムRi を当接させて、両者をタイヤの軸上で
係合させて、両者をタイヤと一体化している。
【0013】タイヤ把持部Cには、タイヤ把持手段C1
及び外側リム遠近移動装置C2を備えている。本体フレ
ーム1には、回転軸2がベアリング21を介して回動可
能かつ水平に取付けられている。タイヤ把持手段C1
は、この回転軸2のオーバーハング部に、軸心に対して
上下対称に取付けられており、上述の外側リムRo 及び
内側リムRi を備えている。なお、タイヤ把持手段C1
を180度回転させて反転させるためのターンオーバ用
駆動装置については後述する。外側リム遠近移動装置C
2は、昇降自在であり、本体フレーム1の頂部に固定し
た一対の案内部材22と、各案内部材22に滑動(昇
降)可能に嵌挿したガイドバー23と、ガイドバー23
の下端部に固定したビーム24と、シリンダ本体を本体
フレーム1の頂部に固定するとともにピストンロッドを
ビーム24に連結したリム昇降シリンダ25と、ビーム
24の両端部に取付けた外側リム把持手段C3と、ビー
ム24に取付けた公知のタイヤ検出装置とにより構成さ
れている。
【0014】アンローダ部Dは、昇降及び旋回が可能な
アームD2を備えている。このアームD2は、その先端
に、冷却済タイヤT’を把持する公知の冷却済タイヤ把
持手段D1を持つ(図2参照)。
【0015】点P3と点P4との間(図1参照)におけ
る作用は、以下のようになる。すなわち、図2に示すよ
うに、点P3においては、冷却を終了した方の冷却済タ
イヤT’が上方となるように、タイヤ把持手段C1を回
動させた後、外側リム(上リム)Ro と内側リム(下リ
ム)Ri との係合を解除し、外側リム把持手段C3によ
り外側リムRo を把持して、その外側リムRo のみを上
方に移動させる。その後、冷却済タイヤ把持手段D1に
より、内側リムRi 上の冷却済タイヤT’を把持し、点
P4まで旋回して、中継コンベアEに冷却済タイヤT’
を放出する。タイヤ把持手段C1のうち上方側の内側リ
ムRi において、冷却済タイヤ把持手段D1により冷却
済タイヤT’が持ち上げられた後は、未冷却タイヤ搬入
部Bにより、次の未冷却タイヤTが静置され、外側リム
把持手段C3により外側リムRo がセットされて、未冷
却タイヤTの冷却工程に入る。
【0016】次に、PCIのターンオーバ用駆動装置に
ついて、図3〜図5を用いて説明する。図3は、ターン
オーバ式PCIのターンオーバ用駆動装置の正面図、図
4及び図5は、その側面図である。図4と図5は、レバ
ー11の姿勢の変化に伴うテンションホイール13の移
動の状態を表したものである。なお、いずれの図も、説
明の便宜のために一部簡略化し、仮想線及び断面にして
表している。図3に示すように、本体フレーム1には、
支持箱1aが固定されている。支持箱1aには、回動可
能に水平に回転軸2が組み込まれており、その一端又は
両端には、同図において図示を省略したタイヤ把持手段
C1が軸対称に組付けられている。回転軸2には、割ボ
ス4及びキー3を介してチェーンホイール5が固定され
ている。支持箱1aには、また、プレート6がボルト締
結で固定されており、プレート6には、ブレーキ付きギ
アードモータ7(駆動手段)がボルト締めされている。
このモータ7の出力軸には、キー止めされてチェーンホ
イール8が取付けられており、チェーンホイール5とチ
ェーンホイール8とには、チェーン9が掛け渡されてい
る(動力伝達手段)。
【0017】プレート6には、また、レバー11がその
端部で、ピン10を介して揺動可能に組付けられてい
る。レバー11の中間部には、軸12が固定されてお
り、軸12には、チェーン9用のテンションホイール1
3が回動可能に組付けられている。図4及び図5に示す
ように、流体圧シリンダ14は、その本体がプレート側
にピン15で回動自在に組付けられ、そのピストンロッ
ドがレバー11とピン16で回動自在に組付けられてい
る。このため、流体圧シリンダ14のピストンロッドの
出没により、レバー11は、ピン10を軸として回動
し、その姿勢を変えることができ、テンションホイール
13も、移動することができる(テンションホイール移
動手段)。したがって、テンションホイール13は、流
体圧シリンダ14の作用により軸12が移動すること
で、図4及び図5に示すように、チェーン9に所定の張
力を付与することができる(図中の点P5又は点P
6)。なお、回転軸2には、アクチュエータ18a、1
8bが固定されており、また、アクチュエータ18a、
18bの接近を検出するためのセンサ17a、17bも
設けられている(図3参照)。
【0018】回転軸2が反時計方向の回転限にあるとき
には、チェーン9及びレバー11は、図4に示す状態に
あって、このとき、回転軸2の上方(又は下方)に位置
するタイヤ把持手段C1(図示省略)に、上述した作用
により未冷却タイヤTが供給される。未冷却タイヤTが
供給されて、外側リムRo と内側リムRi とによる把持
が完了すると、回転軸2が図4における時計方向に回転
するために、ブレーキ付きギアードモータ7は、付属の
ブレーキが解放されるとともに起動されて、タイヤ把持
手段C1がターンオーバする。回転軸2が約180度回
転して、回転限近くに達したことをセンサ17bが検出
したときに、ブレーキ付きギアードモータ7が停止し、
回転軸2の回転が一旦停止される。なお、回転軸2の回
転が停止したときに回転限ストッパ(図示省略)に当接
する直前となるように、センサ17bの検出位置を予め
調整しておく。
【0019】回転軸2の回転が一旦停止したら、引き続
いて流体圧シリンダ14が、ピストンロッドが押出され
る方向に作用されて、レバー11が揺動し、テンション
ホイール13が図4の状態から図5の状態へと変化す
る。チェーン9の張り代は、同図における左側から右側
へと移動する。この間、チェーンホイール8は、ブレー
キ付きギアードモータ7に付属のブレーキの作用により
回転しない。このため、回転軸2が図4における時計方
向へわずかに回転し、タイヤ把持手段C1が回転軸2の
真下に達し、ストッパに当接して停止する。そして、流
体圧シリンダ14の作用によりチェーン9に張力が付与
されているとともに、チェーンホイール8が回転しない
ので、回転軸2が逆回転することはない。このようにし
て、対称配置のタイヤ把持手段C1は、回転軸2の上方
(又は下方)に来て、未冷却タイヤTの冷却終了を待
つ。そして、冷却が終了したら、公知の手順で、冷却済
タイヤT’を払い出す。その後、次に冷却されるべき未
冷却タイヤTを受入れ、外側リムRo と内側リムRi に
よる把持が完了したら、同様の手順で逆方向に回転軸2
を回転させて、タイヤ把持手段C1のターンオーバを行
う。
【0020】以上の説明で明らかなように、タイヤ把持
手段C1のターンオーバに必要な回転軸2の回転角度1
80度の大部分を、チェーン9を介してブレーキ付きギ
アードモータ7の作用により回転させ、一旦回転軸2の
回転を停止させた後、回転軸2の残りの微少回転角度の
回動を、流体圧シリンダ14の作用によるテンションホ
イール13の移動により行うので、流体圧シリンダ14
のスピード調整並びに作動流体圧調整により、ストッパ
に当接する際の衝撃力を必要最小限にとどめることがで
き、ストッパのゆるみや破損等のトラブルの発生が防止
可能となる。なお、上記実施形態におけるブレーキ付き
ギアードモータ7は、例えばウォーム減速機付きモータ
のごとく、負荷側から出力軸を回転させようとする力が
作用しても、出力軸が回転しない駆動手段であれば、必
ずしもブレーキ付きとする必要はない。また、動力伝達
手段とした実施形態では、チェーン9を使用している
が、その代わりに、歯付きベルトを使用しても良い。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、タイヤ把持手段のター
ンオーバに必要な回転軸の回転角の大部分を駆動手段及
び動力伝達手段との作用により回転駆動させて、残りの
微少回転角をテンションホイールとテンションホイール
移動手段との作用により回転させるので、駆動手段のス
ピード調整等を行うことにより、ストッパ当接時の衝撃
力を最小にすることができ、ストッパのゆるみや破損等
の問題発生を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るターンオーバ式PCIの一例を表
し、一部を仮想線で示す平面図である。
【図2】図1中の線II−IIの断面図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るターンオーバ式PC
Iのターンオーバ用駆動装置の、一部を仮想線で示す正
面図である。
【図4】図3のその側面図である。
【図5】図4の状態から、流体圧シリンダの作動により
テンションホイールが移動した状態を示す側面図であ
る。
【図6】従来技術のピニオンラック方式を部分的に表し
た図面である。
【図7】従来技術のプレートドライブ方式を表した、一
部を断面及び仮想線で示す正面図である。
【図8】図7の、一部を断面及び仮想線で示す側面図で
ある。
【符号の説明】
1 本体フレーム 1a 支持箱 2 回転軸 3 キー 4 割ボス 5、8 チェーンホイール 6 プレート 7 ブレーキ付きギアードモータ 9 チェーン 10、15、16 ピン 11 レバー 12 軸 13 テンションホイール 14 流体圧シリンダ 17a、17b センサ 18a、18b アクチュエータ A タイヤ加硫機 B 未冷却タイヤ搬入部 B1、D2 アーム C タイヤ把持部 C1 タイヤ把持手段 C2 外側リム遠近移動装置 C3 外側リム把持手段 D アンローダ部 D1 冷却済タイヤ把持手段 E 中継コンベア Ro 外側リム Ri 内側リム T 未冷却タイヤ T’ 冷却済タイヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B29L 30:00

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイヤ加硫機から取出された加硫済未冷
    却タイヤを受入れて把持冷却する複数対のタイヤ把持手
    段を組付けた水平の回転軸を回動させて、該タイヤ把持
    手段をターンオーバさせるターンオーバ式PCIのター
    ンオーバ用駆動装置において、上記回転軸の所要回転角
    の大部分を回転駆動する駆動手段と、該駆動手段と上記
    回転軸とをつなぐチェーン又はベルト式の動力伝達手段
    と、該チェーン又はベルトに弾力を付与するテンション
    ホイールと、該テンションホイールを移動させて上記回
    転軸を微少回転させるテンションホイール移動手段とか
    らなることを特徴とするPCIのターンオーバ用駆動装
    置。
  2. 【請求項2】 駆動手段が、ブレーキ付きギヤードモー
    タ又はウォーム減速機付きモータからなる請求項1に記
    載のPCIのターンオーバ用駆動装置。
JP10027910A 1998-02-10 1998-02-10 Pciのターンオーバ用駆動装置 Withdrawn JPH11221826A (ja)

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