JPH112212A - 重量物の昇降駆動装置 - Google Patents

重量物の昇降駆動装置

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JPH112212A
JPH112212A JP15720797A JP15720797A JPH112212A JP H112212 A JPH112212 A JP H112212A JP 15720797 A JP15720797 A JP 15720797A JP 15720797 A JP15720797 A JP 15720797A JP H112212 A JPH112212 A JP H112212A
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JP
Japan
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variable displacement
heavy object
lifting
hydraulic
displacement hydraulic
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JP15720797A
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English (en)
Inventor
Hirotoshi Nakao
裕利 中尾
Takashi Sumita
隆 住田
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Tokimec Inc
Original Assignee
Tokimec Inc
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  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成でエネルギ消費を大幅に低減す
る。 【解決手段】 釦直下方に突設したロッド2の下端部に
重量物Mを装着したシリンダ1のロッド側ポート1a
を、アキュムレータ3と可変容量型液圧モータ4の第1
のポート4aとに接続し、ヘッド側ポート1bを、上記
液圧モータ4と共軸の液圧ポンプ5の第1のポート5a
に接続して、それぞれの第2のポート4b,5bを作動
液タンク6に連通させ、この作動液タンク6の作動液を
電動機7に駆動される補助ポンプ8から逆止弁9を経て
アキュムレータ3に接続する。重量物Mの上昇時には、
予め補助ポンプ8によって蓄圧されたアキュムレータ3
から必要エネルギがシリンダ1のロッド側ポート1aに
供給され、下降時には重量物Mの位置エネルギがアキュ
ムレータ3に回収される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プレス機械の金
型の昇降装置,フォークリフト等の荷役の昇降装置,エ
レベータ装置,横型フライスのスピンドル昇降装置等の
ように、液圧により駆動される重量物の昇降駆動装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の重量物の昇降駆動装置と
しては、例えば図7に示すように、一対の液圧シリンダ
(以下単に「シリンダ」という)101A,101Bの
釦直上方に突設したロッド102A,102Bの上端部
に重量物Mを装着し、方向流量制御弁104を介して上
記両シリンダ101A,101Bへ圧液を供給する圧力
補償型の可変容量型液圧ポンプ105の吐出ラインを逆
止弁106を介してアキュムレータ103に接続してい
た。
【0003】そして、方向流量制御弁104を切り換え
て両シリンダ101A,101Bのヘッド側ポートを、
圧力補償型の可変容量型液圧ポンプ105の吐出ライン
及びシーケンス弁108を介してアキュムレータ103
に接続するとともに、ロッド側ポートをタンクラインに
接続することにより、両シリンダ101A,101Bの
ヘッド側へ圧液を流入させて重量物Mを上昇駆動し、接
続ポートを逆にすることにより重量物Mを下降駆動する
ようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の重量物の昇降駆動装置にあっては、例えば重
量物Mを、アキュムレータ103に蓄積された作動液の
圧力により瞬間的に必要なエネルギを供給して上昇させ
ようとすると、アキュムレータ103の圧力は、重量物
Mの上昇に必要なヘッド側圧力に方向流量制御弁104
での圧力損失を加えた以上の圧力でなければならない。
【0005】したがって、アキュムレータ103には上
記の所要圧力で両シリンダ101A,101Bの行程必
要体積分の圧液を蓄積し、その圧液を方向流量制御弁1
04を通過させて両シリンダ101A,101Bのヘッ
ド側ポートに流入させることになる。すなわち、重量物
Mを上昇させるために必要なエネルギのほかに、方向流
量制御弁104での圧力損失と行程に必要な体積との積
を無駄な動力として供給しなければならない。
【0006】一方、重量物Mを下降させるときのロッド
側行程必要体積は、アキュムレータ103に蓄積された
圧液を方向流量制御弁104を通過させて両シリンダ1
01A,101Bのロッド側ポートに流入させることに
なる。この場合には、重量物Mの位置エネルギが開放さ
れるので、本来、仕事量は負となって動力の供給は不要
である筈であるが、実際には上記の位置エネルギが無駄
になるだけでなく、ロッド側行程必要体積に相当するア
キュムレータ103内の圧液を無駄な動力として供給し
なければならない。
【0007】すなわち、重量物の上昇及び下降を一サイ
クルとすると、上述した余計なエネルギの総和が無駄に
消費されるという問題点があった。この発明は上記の点
に鑑みてなされたものであり、エネルギ消費を大幅に低
減し得る重量物の昇降駆動装置を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、釦直下方に突設したロッドに重量物を装
着した液圧シリンダに圧液を供給することにより、上記
重量物を上昇,下降させるようにした重量物の昇降駆動
装置において、上記液圧シリンダに圧液を供給する装置
は、アキュムレータと、可変容量型液圧モータと、この
可変容量型液圧モータを操作する制御装置と、上記可変
容量型液圧モータと共軸の液圧ポンプとからなり、上記
液圧シリンダのロッド側ポートを、上記アキュムレータ
と上記可変容量型液圧モータの第1のポートとにそれぞ
れ接続するとともに、上記液圧シリンダのヘッド側ポー
トを、上記液圧ポンプの第1のポートに接続した重量物
の昇降駆動装置を提供するものである。
【0009】上記の重量物の昇降駆動装置において、制
御装置は、速度指令値とフィードバック量として可変容
量型液圧モータの軸速度とを入力し、それらの入力値に
よって上記可変容量型液圧モータの容量を操作する手段
を構成するようにするのがよく、速度指令値とフィード
バック量として液圧シリンダのロッド速度とを入力し、
それらの入力値によって可変容量型液圧モータの容量を
操作する手段を構成するようにしてもよい。
【0010】また、釦直下方に突設したロッドに重量物
を装着した液圧シリンダに圧液を供給することにより、
上記重量物を上昇,下降させるようにした重量物の昇降
駆動装置において、上記液圧シリンダに圧液を供給する
装置は、アキュムレータと、可変容量型液圧ポンプと、
この可変容量型液圧ポンプを操作する制御装置と、上記
可変容量型液圧ポンプと共軸の液圧モータとからなり、
上記液圧シリンダのロッド側ポートを、上記アキュムレ
ータと上記液圧モータの第1のポートとにそれぞれ接続
し、上記液圧シリンダのヘッド側ポートを、上記可変容
量型液圧ポンプの第1のポートに接続した重量物の昇降
駆動装置も提供する。
【0011】上記の重量物の昇降駆動装置において、制
御装置は、速度指令値とフィードバック量として可変容
量型液圧ポンプの軸速度とを入力し、それらの入力値に
よって上記可変容量型液圧ポンプの容量を操作する手段
を構成するようにしてもよく、速度指令値とフィードバ
ック量として液圧シリンダのロッド速度とを入力し、そ
れらの入力値によって可変容量型液圧ポンプの容量を操
作する手段を構成するようにしてもよい。
【0012】さらに、釦直上方に突設したロッドに重量
物を装着した液圧シリンダに圧液を供給することによ
り、上記重量物を上昇,下降させるようにした重量物の
昇降駆動装置において、上記液圧シリンダに圧液を供給
する装置は、アキュムレータと、可変容量型液圧モータ
と、この可変容量型液圧モータを操作する制御装置と、
上記可変容量型液圧モータと共軸の液圧ポンプとからな
り、上記液圧シリンダのロッド側ポートとヘッド側ポー
トは互いに連通し、そのいずれか一方のポートを上記液
圧ポンプの第1のポートに接続するとともに、上記可変
容量型液圧モータの第1のポートを上記アキュムレータ
に接続した重量物の昇降駆動装置も提供する。
【0013】上記の重量物の昇降駆動装置において、制
御装置は、速度指令値とフィードバック量として可変容
量型液圧モータの軸速度とを入力し、それらの入力値に
よって上記可変容量型液圧モータの容量を操作する手段
を構成するようにしてもよく、速度指令値とフィードバ
ック量として液圧シリンダのロッド速度とを入力し、そ
れらの入力値によって可変容量型液圧モータの容量を操
作する手段を構成するようにしてもよい。
【0014】さらにまた、釦直上方に突設したロッドに
重量物を装着した液圧シリンダに圧液を供給することに
より、上記重量物を上昇,下降させるようにした重量物
の昇降駆動装置において、上記液圧シリンダに圧液を供
給する装置は、アキュムレータと、可変容量型液圧ポン
プと、この可変容量型液圧ポンプを操作する制御装置
と、上記可変容量型液圧ポンプと共軸の液圧モータとか
らなり、上記液圧シリンダのロッド側ポートとヘッド側
ポートは互いに連通し、そのいずれか一方のポートを上
記可変容量型液圧ポンプの第1のポートに接続するとと
もに、上記液圧モータの第1のポートを上記アキュムレ
ータに接続した重量物の昇降駆動装置も提供する。
【0015】そして、上記の重量物の昇降駆動装置にお
いて、制御装置は、速度指令値とフィードバック量とし
て可変容量型液圧ポンプの軸速度とを入力し、それらの
入力値によって上記可変容量型液圧ポンプの容量を操作
する手段を構成するようにしてもよく、速度指令値とフ
ィードバック量として液圧シリンダのロッド速度とを入
力し、それらの入力値によって可変容量型液圧ポンプの
容量を操作する手段を構成するようにしても差支えな
い。
【0016】この発明による重量物の昇降駆動装置は上
記のように構成することにより、簡単な構成で重量物の
上昇に際しては圧力損失を減少させることができ、下降
に際しては重量物の位置エネルギをアキュムレータに回
収して再利用が可能になるとともに、昇降速度の制御に
際しても制御損失は殆ど発生しない。
【0017】その結果、重量物の昇降駆動に必要なエネ
ルギ消費を大幅に低減させることができ、それに伴って
作動液の温度上昇が抑えられ、冷却装置も不要になる。
同時に、作動液の劣化が激減して作動液貯蔵量の減量が
可能になり、複数の昇降装置を同時に駆動するような場
合でも電源容量に不足を生じるおそれがなくなる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
に基づいて具体的に説明する。図1は、この発明による
重量物の昇降駆動装置の第1実施形態における液圧回路
を示す回路図、図2は、その制御回路の一例を示す回路
図、図3は、その制御回路の他の例を示す回路図であ
る。
【0019】図1において、シリンダ1の釦直下方にロ
ッド2を突設し、ロッド2の下端部に重量物Mを装着す
る。シリンダ1のロッド側ポート1aは、アキュムレー
タ3と容量を任意に操作可能な例えば斜板式アキシャル
ピストンモータ等の正負自在な可変容量型液圧モータ4
の第1のポート4aとにそれぞれ接続し、ヘッド側ポー
ト1bは、可変容量型液圧モータ4と軸を結合した液圧
ポンプ5の第1のポート5aに接続していて、シリンダ
1の両ポート1a,1bは互いに遮断されている。
【0020】可変容量型液圧モータ4と液圧ポンプ5の
第2のポート4b,5bはともに作動液タンク6に連通
し、この作動液タンク6から、低出力の電動機7によっ
て回転駆動される補助ポンプ8により逆止弁9を介して
アキュムレータ3へ作動液を供給している。可変容量型
液圧モータ4の容量制御は、図2に示すように、制御装
置10からの速度指令によりクローズドセンタ形の制御
弁11を介して作動する第1,第2の容量制御用ピスト
ン12A,12Bによって行われる。
【0021】すなわち、制御装置10に可変容量型液圧
モータ4の速度指令値を入力すると同時に、その実際の
軸速度を例えばロータリエンコーダ等の軸速度センサ1
6によって検出して制御装置10に入力し、速度指令値
との偏差信号を得、これに補償演算した結果を可変容量
型液圧モータ4の容量を操作する信号とする。
【0022】シリンダ1の停止状態では、液圧ポンプ5
の回転も停止しているが、この状態から重量物Mを上昇
させるには、アキュムレータ3の圧液をシリンダ1のロ
ッド側ポート1aへ流入させ、下降させるときは、液圧
ポンプ5を逆転させて圧液をシリンダ1のロッド側ポー
ト1aから流出させてアキュムレータ3に回収する。
【0023】図3は、制御装置の他の例を示す回路図で
あり、制御装置10にシリンダ1のロッド2の速度指令
と、ラック・ピニオン機構等によりロッド2の移動速度
を回転体13の回転速度に変換してその回転速度をロー
タリエンコーダ等のセンサで検出した実際のロッド2の
速度相当値とを入力し、両者の偏差信号を得、これに補
償演算した結果を可変容量型液圧モータ4の容量を操作
する信号としたものである。
【0024】以上のような構成からなる重量物の昇降駆
動装置において、アキュムレータ3は補助ポンプ8によ
って蓄圧される。可変容量型液圧モータ4及びこれと共
軸の液圧ポンプ5の作動時には、必要分のエネルギが蓄
圧されたアキュムレータ3から供給されるが、その制動
停止時には、重量物Mの位置エネルギがアキュムレータ
3に回収される。その間の重量物Mを昇降駆動するため
に必要な動力は、作動液の漏洩損失と若干の摩擦損失を
除けば、可変容量型液圧モータ4及び液圧ポンプ5の駆
動に要するもののみであり、それに相当するエネルギ分
は補助ポンプ8から供給される。
【0025】このように、この重量物の昇降駆動装置
は、制動エネルギを有効に再利用できるだけでなく、瞬
間的に必要なエネルギはアキュムレータ3から供給され
るので、電源から電動機7へ供給する電力は、定常的な
小電力でよい。
【0026】この第1実施形態では、シリンダ1のロッ
ド側ポート1aとヘッド側ポート1bとが互いに遮断さ
れていて、ロッド側ポート1aには補助ポンプ8が、ヘ
ッド側ポート1bには液圧ポンプ5がそれぞれ接続され
ている。このような構成では、装置がやや複雑化する
が、シリンダ1のロッド側及びヘッド側ポート1a,1
bに作用する液圧を低く設定することができる。
【0027】次に、図4は、この発明の第2実施形態を
示す図1と同様の回路図であり、上記の第1実施形態に
おける可変容量型液圧モータ4を液圧モータ14に、液
圧ポンプ5を液圧モータ14と共軸の可変容量型液圧ポ
ンプ15にそれぞれ変更し、シリンダ1のロッド側ポー
ト1aを、アキュムレータ3と液圧モータ14の第1の
ポート14aとに接続するとともに、シリンダ1のヘッ
ド側ポート1bを、可変容量型液圧ポンプ15の第1の
ポート15aに接続したものであり、その他の構成は図
1に示した第1実施形態と同様である。
【0028】そして、この第2実施形態においても、図
示は省略するが、図2及び図3に示した第1実施形態と
同様の制御装置10に、速度指令値と可変容量型液圧ポ
ンプ15の軸速度あるいはシリンダ1のロッド速度とを
入力し、両者の偏差信号に補償演算した結果を可変容量
型液圧ポンプ15の容量を操作する信号とすればよい。
【0029】次に、図5は、この発明の第3実施形態を
示す回路図である。この第3実施形態では一対のシリン
ダ1A,1Bの釦直上方にロッド2A,2Bを突設し、
ロッド2A,2Bの上端部に重量物Mを装着するととも
に、シリンダ1A,1Bのヘッド側とロッド側とを互い
に連通させ、シリンダ1A,1Bのヘッド側(ロッド側
でもよい)ポート1Ab,1Bbを液圧ポンプ5に、ア
キュムレータ3を可変容量型液圧モータ4にそれぞれ接
続している。なお、その他の構成は図1に示した第1実
施形態と同様である。
【0030】このような構成によれば、通常重量物Mの
停止時には、その質量mと重力加速度gの積は、シリン
ダロッド2A,2Bの断面積Arとヘッド側ポート1A
b,1Bbに作用する液圧Pnの積とが釣り合ってい
る。この状態から重量物Mが上昇するときは、重力加速
度gに上昇加速度が加算され、さらに摩擦力が加算され
る。また、重量物Mが下降するときには、重力加速度g
から下降加速が減算され、さらに摩擦力が減算される。
すなわち、シリンダ1A,1B内の作動液の液圧Pn
は、ロッド2A,2Bの上昇時の方を下降時に比較して
高くする必要がある。また、アキュムレータ3に蓄積さ
れている作動液の液圧Paは、その蓄積量によって変動
することになる。一方、シリンダ1A,1Bを停止させ
るには、液圧ポンプ5の回転を停止させ、重量物Mを上
昇させるときは、液圧ポンプ5を正転させて圧液をシリ
ンダ1A,1Bへ流入させ、下降させるときは、液圧ポ
ンプ5を逆転させて圧液をシリンダ1A,1Bから流出
させる。
【0031】このとき、液圧ポンプ5と可変容量型液圧
モータ4とは互いに回転軸が結合されているので、それ
ぞれの回転を停止させるには、互いのトルクが釣り合っ
ている必要がある。その条件は、液圧ポンプ5の容量を
Vp、可変容量型液圧モータ4の容量をVmとすると、
下式で表すことができる。 Vp・Ph=Vm・Pa (1) したがって、可変容量型モータ4の容量Vmを(1)式
が成立するように操作し、その軸回転を停止させればシ
リンダ1A,1Bは停止状態を保つことになる。
【0032】この状態から可変容量型液圧モータ4の容
量Vmを増加方向に操作して(1)式の釣り合い条件を
崩すと、液圧ポンプ5は正転し、圧液をシリンダ1A,
1B内へ流入させて重量物3を上昇させることができ
る。また、可変容量型液圧モータ4の容量Vmを減少方
向に操作して(1)式の釣り合い条件を崩すと、液圧ポ
ンプ5は逆転し、圧液をシリンダ1A,1Bから流出さ
せて重量物Mを下降させることができる。
【0033】このような動作を正確に行うためには、可
変容量型液圧モータ4あるいはこれと同軸の液圧ポンプ
5の軸速度を例えばロータリエンコーダ等のセンサによ
って検出して速度指令値との偏差信号を得、これに補償
演算した結果を可変容量型液圧モータ4の容量Vmを操
作する信号とする必要がある。すなわち、液圧ポンプ5
の容量Vpとその軸速度との積がシリンダ1A,1Bへ
の圧液流入量又は流出量に相当するので、シリンダ速度
が制御されることとなる。
【0034】可変容量型液圧モータ4を操作する手段と
しては、図2に示した制御回路と同様であるが、図3に
示した制御回路のように、シリンダ1A,1Bのロッド
速度(以下「シリンダ速度」という)を検出して制御装
置10のフィードバック量とすることもできる。なお、
すでに述べた(1)式の釣り合い条件を保ったり崩した
りするためには、可変容量型液圧モータ4に代えて液圧
ポンプ5の容量Vpを操作してもよいが、そのとき、軸
速度をフィードバック量とすると、軸速度そのものがシ
リンダ1A,1Bへの流入流量に相当しなくなるので、
位置制御等で問題を生じることがある。一方、シリンダ
速度をフィードバック量とすることによれば、上記と同
様の制御が可能となる。
【0035】さらに、図6は、この発明の第4実施形態
を示す図5と同様の回路図であり、図5に示した第3実
施形態における可変容量型液圧モータ4を液圧モータ2
4に、液圧ポンプ5を液圧モータ24と共軸の可変容量
型液圧ポンプ25にそれぞれ変更し、シリンダ1A,1
Bのヘッド側ポート1Ab,1Bbを可変容量型液圧ポ
ンプ25の第1のポート25aに接続するとともに、ア
キュムレータ3を液圧モータ24の第1のポート24a
に接続したものであり、その他の構成は図5に示した第
3実施形態と同様である。この第4実施形態でも、可変
容量型液圧ポンプ25を操作する手段としては、図2あ
るいは図3に示した制御回路と同様のものを用いること
ができる。
【0036】なお、上記の図1,図4に示した第1,第
2実施形態において、ロッド2を釦直上方に突設し、そ
の上端部に重量物Mを装着することも可能である。この
ようにすると、一般に上昇に必要な圧力レベルが低くな
るため、それに応じてアキュムレータのチャージ圧力を
低く抑える必要がある。そのため、重量物Mの位置エネ
ルギに相当する量をチャージするためのアキュムレータ
の容量が非常に大きくなるため、その圧力レベルに適合
するアキュムレータを市販のものから選択する必要があ
る。
【0037】また、上記の各実施形態において、装置の
フェールセーフや停止保持のために、液圧ポンプとシリ
ンダ間の管路に遮断弁等を付加することも可能であり、
さらに、可変容量型液圧モータ又はポンプと液圧ポンプ
又はモータとそれに接続されるシリンダからなる昇降駆
動装置を複数用いて、補助ポンプを単数とした複合装置
も考えられる。
【0038】
【発明の効果】以上述べたように、この発明による重量
物の昇降駆動装置は、上昇駆動した重量物を下降させる
ときに、この重量物の位置エネルギをアキュムレータに
回収して再利用することができ、上昇,下降時の速度制
御に際しても制御損失が殆ど発生せず、その結果エネル
ギ消費を大幅に低減することができる。
【0039】それに伴い、作動液の温度上昇が抑えられ
て冷却装置が不要になると同時に、作動液の劣化が激減
して作動液貯蔵量を減量させることができる。また、複
数の昇降駆動装置を同時に駆動するような場合にも、電
源容量に不足を生じるおそれはなく、大電力を供給する
ことができない場所でも容易に設置することが可能にな
る。
【0040】次に各請求項に係る発明の効果を説明す
る。請求項1に係る発明は、シリンダのロッド側,ヘッ
ド側にそれぞれ接続ラインが必要となるだけでなく、重
量物を吊り下げなければならないので、装置の堅強な架
台が必要となるが、シリンダの各ポートに作用する液圧
を低くすることが可能になる。
【0041】請求項2に係る発明は、制御装置に可変容
量型液圧モータの軸速度をフィードバック量として入力
するようにしたので、構成を簡略化することができる。
請求項3に係る発明は、シリンダのロッド速度をフィー
ドバック量としたので、構成はやや複雑化するが、安定
度と精度が良好となって制御性能が向上する。
【0042】請求項4に係る発明は、請求項1に係る発
明の可変容量型液圧モータと固定容量型液圧ポンプとの
組み合わせを、固定容量型液圧モータと可変容量型液圧
ポンプとの組み合わせに変更して組み合わせの範囲を拡
大したものであり、その効果はほぼ同様であるが、可変
容量型液圧ポンプを用いた場合には、液圧モータの軸速
度をフィードバック量とすると速度偏差が生じるおそれ
があり、請求項5に係る発明より、請求項6に係る発明
のようにフィードバック量をシリンダのロッド速度とす
る方が好ましい。
【0043】請求項7に係る発明は、シリンダのロッド
を釦直上方に設けてロッド側とヘッド側とを連通したの
で、シリンダのロッドに必ず自重落下可能な重量物を装
着していなければならないが、装置を簡単にすることが
できる。請求項8及び請求項9に係る発明は、請求項7
に係る発明の制御装置をそれぞれ規定したものであっ
て、その効果は請求項2,3に係る発明の効果と同様で
ある。
【0044】請求項10に係る発明は、請求項7に係る
発明の可変容量型液圧モータと固定容量形液圧ポンプと
の組み合わせを、固定容量型液圧モータと可変容量型液
圧ポンプとの組み合わせに変更して組み合わせの範囲を
拡大したものである。請求項11,12に係る発明は、
請求項10に係る発明の制御装置をそれぞれ規定したも
のであって、その効果は請求項5,6に係る発明と同様
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態の液圧回路を示す回路
図である。
【図2】同じくその制御回路の一例を示す回路図であ
る。
【図3】同じくその制御回路の他の例を示す回路図であ
る。
【図4】この発明の第2実施形態の液圧回路を示す回路
図である。
【図5】この発明の第3実施形態の液圧回路を示す回路
図である。
【図6】この発明の第4実施形態の液圧回路を示す回路
図である。
【図7】従来の重量物の昇降駆動装置の液圧回路を例示
する回路図である。
【符号の説明】
1,1A,1B:液圧シリンダ 2,2A,2B:ロッド 3:アキュムレータ 4:可変容量型液圧モータ 5:液圧ポンプ 6:作動液タンク 7:電動機 8:補助ポンプ 9:逆止弁 10:制御装置 11:制御弁 12A,12B:容量制御用ピストン 13:回転体 14,24:液圧モータ 15,25:可変容量型液圧ポンプ 16:軸速度センサ M:重量物

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 釦直下方に突設したロッドに重量物を装
    着した液圧シリンダに圧液を供給することにより、前記
    重量物を上昇,下降させるようにした重量物の昇降駆動
    装置において、 前記液圧シリンダに圧液を供給する装置は、アキュムレ
    ータと、可変容量型液圧モータと、該可変容量型液圧モ
    ータを操作する制御装置と、前記可変容量型液圧モータ
    と共軸の液圧ポンプとからなり、 前記液圧シリンダのロッド側ポートを、前記アキュムレ
    ータと前記可変容量型液圧モータの第1のポートとにそ
    れぞれ接続するとともに、前記液圧シリンダのヘッド側
    ポートを、前記液圧ポンプの第1のポートに接続したこ
    とを特徴とする重量物の昇降駆動装置。
  2. 【請求項2】 制御装置は、速度指令値とフィードバッ
    ク量として可変容量型液圧モータの軸速度とを入力し、
    それらの入力値によって前記可変容量型液圧モータの容
    量を操作する手段を構成したことを特徴とする請求項1
    記載の重量物の昇降駆動装置。
  3. 【請求項3】 制御装置は、速度指令値とフィードバッ
    ク量として液圧シリンダのロッド速度とを入力し、それ
    らの入力値によって可変容量型液圧モータの容量を操作
    する手段を構成したことを特徴とする請求項1記載の重
    量物の昇降駆動装置。
  4. 【請求項4】 釦直下方に突設したロッドに重量物を装
    着した液圧シリンダに圧液を供給することにより、前記
    重量物を上昇,下降させるようにした重量物の昇降駆動
    装置において、 前記液圧シリンダに圧液を供給する装置は、アキュムレ
    ータと、可変容量型液圧ポンプと、該可変容量型液圧ポ
    ンプを操作する制御装置と、前記可変容量型液圧ポンプ
    と共軸の液圧モータとからなり、 前記液圧シリンダのロッド側ポートを、前記アキュムレ
    ータと前記液圧モータの第1のポートとにそれぞれ接続
    し、前記液圧シリンダのヘッド側ポートを、前記可変容
    量型液圧ポンプの第1のポートに接続したことを特徴と
    する重量物の昇降駆動装置。
  5. 【請求項5】 制御装置は、速度指令値とフィードバッ
    ク量として可変容量型液圧ポンプの軸速度とを入力し、
    それらの入力値によって前記可変容量型液圧ポンプの容
    量を操作する手段を構成したことを特徴とする請求項4
    記載の重量物の昇降駆動装置。
  6. 【請求項6】 制御装置は、速度指令値とフィードバッ
    ク量として液圧シリンダのロッド速度とを入力し、それ
    らの入力値によって可変容量型液圧ポンプの容量を操作
    する手段を構成したことを特徴とする請求項4記載の重
    量物の昇降駆動装置。
  7. 【請求項7】 釦直上方に突設したロッドに重量物を装
    着した液圧シリンダに圧液を供給することにより、前記
    重量物を上昇,下降させるようにした重量物の昇降駆動
    装置において、 前記液圧シリンダに圧液を供給する装置は、アキュムレ
    ータと、可変容量型液圧モータと、該可変容量型液圧モ
    ータを操作する制御装置と、前記可変容量型液圧モータ
    と共軸の液圧ポンプとからなり、 前記液圧シリンダのロッド側ポートとヘッド側ポートは
    互いに連通し、そのいずれか一方のポートを前記液圧ポ
    ンプの第1のポートに接続するとともに、前記可変容量
    型液圧モータの第1のポートを前記アキュムレータに接
    続したことを特徴とする重量物の昇降駆動装置。
  8. 【請求項8】 制御装置は、速度指令値とフィードバッ
    ク量として可変容量型液圧モータの軸速度とを入力し、
    それらの入力値によって前記可変容量型液圧モータの容
    量を操作する手段を構成したことを特徴とする請求項7
    記載の重量物の昇降駆動装置。
  9. 【請求項9】 制御装置は、速度指令値とフィードバッ
    ク量として液圧シリンダのロッド速度とを入力し、それ
    らの入力値によって可変容量型液圧モータの容量を操作
    する手段を構成したことを特徴とする請求項7記載の重
    量物の昇降駆動装置。
  10. 【請求項10】 釦直上方に突設したロッドに重量物を
    装着した液圧シリンダに圧液を供給することにより、前
    記重量物を上昇,下降させるようにした重量物の昇降駆
    動装置において、 前記液圧シリンダに圧液を供給する装置は、アキュムレ
    ータと、可変容量型液圧ポンプと、該可変容量型液圧ポ
    ンプを操作する制御装置と、前記可変容量型液圧ポンプ
    と共軸の液圧モータとからなり、 前記液圧シリンダのロッド側ポートとヘッド側ポートは
    互いに連通し、そのいずれか一方のポートを前記可変容
    量型液圧ポンプの第1のポートに接続するとともに、前
    記液圧モータの第1のポートを前記アキュムレータに接
    続したことを特徴とする重量物の昇降駆動装置。
  11. 【請求項11】 制御装置は、速度指令値とフィードバ
    ック量として可変容量型液圧ポンプの軸速度とを入力
    し、それらの入力値によって前記可変容量型液圧ポンプ
    の容量を操作する手段を構成したことを特徴とする請求
    項10記載の重量物の昇降駆動装置。
  12. 【請求項12】 制御装置は、速度指令値とフィードバ
    ック量として液圧シリンダのロッド速度とを入力し、そ
    れらの入力値によって可変容量型液圧ポンプの容量を操
    作する手段を構成したことを特徴とする請求項10記載
    の重量物の昇降駆動装置。
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