JPH11220698A - 映像信号再生装置および映像信号再生方法 - Google Patents
映像信号再生装置および映像信号再生方法Info
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- JPH11220698A JPH11220698A JP10017509A JP1750998A JPH11220698A JP H11220698 A JPH11220698 A JP H11220698A JP 10017509 A JP10017509 A JP 10017509A JP 1750998 A JP1750998 A JP 1750998A JP H11220698 A JPH11220698 A JP H11220698A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 DV方式における外部同期再生を簡易な方法
により可能にする映像信号再生方法および映像信号再生
装置を提供する。 【解決手段】 記録映像信号から同期信号を得るための
同期信号生成手段に、再生時に外部同期信号を入力する
ための選択切換手段であるスイッチSW3を設ける。記
録時にはSW3およびSW4を共にa側に切り換え、外
部同期再生時にはSW3をb側,SW4をa側にそれぞ
れ切り換え、自走再生時にはSW3,SW4を共にb側
に切り換える。外部同期信号または自走クロックCLK
は、スイッチSW4で切換選択されて、アンプ49,端
子35,36を介してフレームカウンタ43に入力さ
れ、その出力がデコーダ44に供給される。これによ
り、水平同期信号H,垂直同期信号V,O/E信号が、
端子37,38,39からそれぞれ出力される。
により可能にする映像信号再生方法および映像信号再生
装置を提供する。 【解決手段】 記録映像信号から同期信号を得るための
同期信号生成手段に、再生時に外部同期信号を入力する
ための選択切換手段であるスイッチSW3を設ける。記
録時にはSW3およびSW4を共にa側に切り換え、外
部同期再生時にはSW3をb側,SW4をa側にそれぞ
れ切り換え、自走再生時にはSW3,SW4を共にb側
に切り換える。外部同期信号または自走クロックCLK
は、スイッチSW4で切換選択されて、アンプ49,端
子35,36を介してフレームカウンタ43に入力さ
れ、その出力がデコーダ44に供給される。これによ
り、水平同期信号H,垂直同期信号V,O/E信号が、
端子37,38,39からそれぞれ出力される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体に記録さ
れた映像信号を再生する映像信号再生装置および映像信
号再生方法に関し、特に、外部同期再生機能を有する映
像信号再生装置および映像信号再生方法に関する。
れた映像信号を再生する映像信号再生装置および映像信
号再生方法に関し、特に、外部同期再生機能を有する映
像信号再生装置および映像信号再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】映像(ビデオ)信号を圧縮符号化して記
録媒体にディジタルデータとして記録し、再生する方式
の一つに、いわゆるDV方式がある。
録媒体にディジタルデータとして記録し、再生する方式
の一つに、いわゆるDV方式がある。
【0003】DV方式は、離散コサイン変換(DCT)
を用いて、画像データ量を約1/5に圧縮して磁気テー
プにディジタルデータとして記録する方式であり、主に
家庭用とされる「DVCフォーマット」と呼ばれる規格
と、DVCフォーマットに対する上位互換性を有する
「DVCAMフォーマット」等と呼ばれる規格がある。
を用いて、画像データ量を約1/5に圧縮して磁気テー
プにディジタルデータとして記録する方式であり、主に
家庭用とされる「DVCフォーマット」と呼ばれる規格
と、DVCフォーマットに対する上位互換性を有する
「DVCAMフォーマット」等と呼ばれる規格がある。
【0004】このDV方式により映像信号を磁気テープ
に記録/再生する記録再生装置では、磁気テープに記録
されたディジタル画像データの再生時には、自走発振に
より生成されるクロックが用いられるようになってい
る。
に記録/再生する記録再生装置では、磁気テープに記録
されたディジタル画像データの再生時には、自走発振に
より生成されるクロックが用いられるようになってい
る。
【0005】図3は、自走発振により生成されたクロッ
クを用いて再生動作を行うようにされた、DV方式の従
来の記録再生装置の再生系の構成例を示している。
クを用いて再生動作を行うようにされた、DV方式の従
来の記録再生装置の再生系の構成例を示している。
【0006】磁気テープ141にDCTを用いて圧縮符
号化されて記録されているディジタル映像データは、磁
気ヘッド142により読み出され、RF処理部143で
増幅等の必要な処理が施され、圧縮/伸張処理部144
で伸張処理される。
号化されて記録されているディジタル映像データは、磁
気ヘッド142により読み出され、RF処理部143で
増幅等の必要な処理が施され、圧縮/伸張処理部144
で伸張処理される。
【0007】さらに、圧縮/伸張処理部144で伸張処
理されたディジタル映像データは、ベースバンド処理部
145でベースバンドのディジタル映像データにされ
る。このとき、フレームPLL部146から、自走発振
により生成されたクロックCLK、およびこのクロック
から生成された水平同期信号H,垂直同期信号Vが供給
され、上記のディジタル映像データはこれらのクロック
および同期信号に基づいて処理される。
理されたディジタル映像データは、ベースバンド処理部
145でベースバンドのディジタル映像データにされ
る。このとき、フレームPLL部146から、自走発振
により生成されたクロックCLK、およびこのクロック
から生成された水平同期信号H,垂直同期信号Vが供給
され、上記のディジタル映像データはこれらのクロック
および同期信号に基づいて処理される。
【0008】そして、ベースバンド処理部145で必要
な処理が施されたディジタル映像データは、ディジタル
/アナログ(D/A)変換部147でアナログ映像信号
に変換されて、ビデオ再生出力とされる。
な処理が施されたディジタル映像データは、ディジタル
/アナログ(D/A)変換部147でアナログ映像信号
に変換されて、ビデオ再生出力とされる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
に構成された、DV方式による従来の記録再生装置は、
再生時には、自走発振により生成されるクロック、およ
びその自走クロックに基づいて生成される同期信号を使
用して再生動作を行うようにされているため、外部から
入力される任意の外部同期信号に同期させて再生動作を
行わせることが困難であった。
に構成された、DV方式による従来の記録再生装置は、
再生時には、自走発振により生成されるクロック、およ
びその自走クロックに基づいて生成される同期信号を使
用して再生動作を行うようにされているため、外部から
入力される任意の外部同期信号に同期させて再生動作を
行わせることが困難であった。
【0010】本発明は、このような問題を解決するため
に行われたものであり、フォーマットや記録再生装置の
構成等を大幅に変更することなく、外部同期再生が可能
な、DV方式の映像信号再生装置および映像信号再生方
法を提供することを目的とする。
に行われたものであり、フォーマットや記録再生装置の
構成等を大幅に変更することなく、外部同期再生が可能
な、DV方式の映像信号再生装置および映像信号再生方
法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに提案する本発明の映像信号再生装置は、外部同期信
号に位相ロックしてフレーム信号を生成する位相ロック
手段と、クロックを自走発振するクロック生成手段と、
上記フレーム信号または上記クロックを切換選択する第
1の信号切換選択手段と、上記第1の信号切換選択手段
により切換選択されたフレーム同期信号またはクロック
を用いて同期信号を生成する同期信号生成手段とを備
え、直交変換を用いて圧縮符号化されて記録媒体に記録
された映像信号を上記同期信号に同期して再生すること
を特徴とするものである。
めに提案する本発明の映像信号再生装置は、外部同期信
号に位相ロックしてフレーム信号を生成する位相ロック
手段と、クロックを自走発振するクロック生成手段と、
上記フレーム信号または上記クロックを切換選択する第
1の信号切換選択手段と、上記第1の信号切換選択手段
により切換選択されたフレーム同期信号またはクロック
を用いて同期信号を生成する同期信号生成手段とを備
え、直交変換を用いて圧縮符号化されて記録媒体に記録
された映像信号を上記同期信号に同期して再生すること
を特徴とするものである。
【0012】また、上記の課題を解決するために提案す
る本発明の映像信号再生方法は、外部同期信号に位相ロ
ックして生成されるフレーム信号または自走発振される
クロックを切換選択する第1の信号切換選択工程と、上
記切換選択されたフレーム同期信号またはクロックを用
いて同期信号を生成する同期信号生成工程とを有し、直
交変換を用いて圧縮符号化されて記録媒体に記録された
映像信号を上記同期信号に同期して再生することを特徴
とするものである。
る本発明の映像信号再生方法は、外部同期信号に位相ロ
ックして生成されるフレーム信号または自走発振される
クロックを切換選択する第1の信号切換選択工程と、上
記切換選択されたフレーム同期信号またはクロックを用
いて同期信号を生成する同期信号生成工程とを有し、直
交変換を用いて圧縮符号化されて記録媒体に記録された
映像信号を上記同期信号に同期して再生することを特徴
とするものである。
【0013】上記の本発明によれば、従来のフォーマッ
トや記録再生装置の構成等に大幅な変更を必要とせず
に、外部同期再生が可能な、DV方式の映像信号再生装
置および映像信号再生方法を提供できる。
トや記録再生装置の構成等に大幅な変更を必要とせず
に、外部同期再生が可能な、DV方式の映像信号再生装
置および映像信号再生方法を提供できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の好ましい実施の
形態について図面を参照しながら説明する。
形態について図面を参照しながら説明する。
【0015】図1は、本発明に係る映像信号記録装置の
実施の一形態としての、ディジタル記録再生装置の再生
系の主要部の基本的な構成を例示している。
実施の一形態としての、ディジタル記録再生装置の再生
系の主要部の基本的な構成を例示している。
【0016】すなわち、図示していない磁気テープから
読み出された、圧縮符号化されて記録されているディジ
タル映像データは、伸張等の処理が施された後にテープ
再生信号としてベースバンド処理部14に入力される。
読み出された、圧縮符号化されて記録されているディジ
タル映像データは、伸張等の処理が施された後にテープ
再生信号としてベースバンド処理部14に入力される。
【0017】ベースバンド処理部14では、同期信号生
成部13からの水平同期信号H,垂直同期信号V,クロ
ックCLKを用いて、上記のテープ再生信号を処理し
て、輝度信号Yと2つのクロマ信号CR,Cbからなるベ
ースバンドの映像信号とする。
成部13からの水平同期信号H,垂直同期信号V,クロ
ックCLKを用いて、上記のテープ再生信号を処理し
て、輝度信号Yと2つのクロマ信号CR,Cbからなるベ
ースバンドの映像信号とする。
【0018】そして、ベースバンド処理部14で処理さ
れた上記の映像信号は、エンコーダ15でエンコードさ
れてビデオ再生出力とされる。
れた上記の映像信号は、エンコーダ15でエンコードさ
れてビデオ再生出力とされる。
【0019】ベースバンド処理部14に同期信号を供給
する同期信号生成部13は、外部から入力される外部同
期信号から同期信号を生成する機能を有する同期信号生
成手段である。
する同期信号生成部13は、外部から入力される外部同
期信号から同期信号を生成する機能を有する同期信号生
成手段である。
【0020】外部同期時には、スイッチSW1をa側に
切り換えることにより、外部入力端子11から入力され
る外部同期信号がPLL回路13aに入力されるように
して、PLL回路13aが位相ロックすることによりフ
レーム同期信号を得る。
切り換えることにより、外部入力端子11から入力され
る外部同期信号がPLL回路13aに入力されるように
して、PLL回路13aが位相ロックすることによりフ
レーム同期信号を得る。
【0021】外部同期信号としては、例えば、外部ビデ
オ信号からO/E信号生成部12によって取り出され
る、奇数(Odd )フレームと偶数(Even)フレームとを
判別するためのO/E信号などを用いることができる。
オ信号からO/E信号生成部12によって取り出され
る、奇数(Odd )フレームと偶数(Even)フレームとを
判別するためのO/E信号などを用いることができる。
【0022】一方、外部同期を行わないときには、スイ
ッチSW1をb側に切り換えて、自走発振器13bから
の自走クロックをPLL回路13aに入力する。
ッチSW1をb側に切り換えて、自走発振器13bから
の自走クロックをPLL回路13aに入力する。
【0023】そして、フレームカウンタ13cは、スイ
ッチSW1で切換選択された、PLL回路13aからの
フレーム同期信号または自走発振器13bからの自走ク
ロックを所定数だけカウントして、水平同期信号H,垂
直同期信号V,クロックCLKを生成し、ベースバンド
処理部14に供給する。
ッチSW1で切換選択された、PLL回路13aからの
フレーム同期信号または自走発振器13bからの自走ク
ロックを所定数だけカウントして、水平同期信号H,垂
直同期信号V,クロックCLKを生成し、ベースバンド
処理部14に供給する。
【0024】次に、本発明に係る映像信号再生装置およ
び映像信号再生方法の実施の一形態としての記録再生装
置について説明する。
び映像信号再生方法の実施の一形態としての記録再生装
置について説明する。
【0025】図2は、本発明に係る映像信号再生装置お
よび映像信号再生方法が適用された記録再生装置であ
る、DV方式の記録再生装置の同期信号生成手段を含む
部分の構成例を示している。
よび映像信号再生方法が適用された記録再生装置であ
る、DV方式の記録再生装置の同期信号生成手段を含む
部分の構成例を示している。
【0026】この記録再生装置は、映像信号を離散コサ
イン変換(DCT)により圧縮符号化して磁気テープに
ディジタル映像データとして記録する機能と、磁気テー
プに記録されたディジタル映像データを再生する機能と
を備えている。
イン変換(DCT)により圧縮符号化して磁気テープに
ディジタル映像データとして記録する機能と、磁気テー
プに記録されたディジタル映像データを再生する機能と
を備えている。
【0027】同期信号生成手段は、前述したような、入
力される映像信号から同期信号を取り出す機能および自
走発振によりクロックを生成する機能を有しており、そ
の同期信号により記録再生装置の記録動作および再生動
作が制御される。なお、図2に示す同期信号生成手段を
含む部分は、集積回路30として構成されている。
力される映像信号から同期信号を取り出す機能および自
走発振によりクロックを生成する機能を有しており、そ
の同期信号により記録再生装置の記録動作および再生動
作が制御される。なお、図2に示す同期信号生成手段を
含む部分は、集積回路30として構成されている。
【0028】DV方式の従来の記録再生装置は、入力さ
れる映像信号を磁気テープに記録する際には、その記録
映像信号から同期信号を取り出して、取り出された同期
信号を用いて記録動作を制御するようにされているのが
通常である。しかし、磁気テープに記録された映像デー
タを再生する際には、外部から入力される別の映像信号
等に同期して再生動作を行う、外部同期再生ができなか
った。
れる映像信号を磁気テープに記録する際には、その記録
映像信号から同期信号を取り出して、取り出された同期
信号を用いて記録動作を制御するようにされているのが
通常である。しかし、磁気テープに記録された映像デー
タを再生する際には、外部から入力される別の映像信号
等に同期して再生動作を行う、外部同期再生ができなか
った。
【0029】これに対して、DV方式の、本実施の形態
に係る記録再生装置は、記録時に同期信号を生成するた
めの同期信号生成手段を、再生時にも用いることにより
外部同期再生を行うことができるようにされている。
に係る記録再生装置は、記録時に同期信号を生成するた
めの同期信号生成手段を、再生時にも用いることにより
外部同期再生を行うことができるようにされている。
【0030】以下に、この同期信号生成手段の外部同期
時の動作について具体的に説明する。
時の動作について具体的に説明する。
【0031】まず、記録時には、スイッチSW3がa側
に切り換えられ、端子31aから供給される記録用のビ
デオ信号をフレームカウンタ41に入力する。このフレ
ームカウンタ41の出力は位相比較器42に基準位相R
efとして送られる。このとき、スイッチSW4はa側
に切り換えられ、端子34a,端子34bの間に外付け
される共振回路52とアンプ48とにより構成される発
振回路の出力も位相比較器42に入力される。
に切り換えられ、端子31aから供給される記録用のビ
デオ信号をフレームカウンタ41に入力する。このフレ
ームカウンタ41の出力は位相比較器42に基準位相R
efとして送られる。このとき、スイッチSW4はa側
に切り換えられ、端子34a,端子34bの間に外付け
される共振回路52とアンプ48とにより構成される発
振回路の出力も位相比較器42に入力される。
【0032】そして、上記の基準位相Refと上記の発
振回路出力の位相とが位相比較器42により比較され、
その比較結果に応じた誤差電圧が端子33を介して共振
回路52にフィードバックされる。このフィードバック
される誤差電圧により、共振回路52の共振周波数が変
化され、出力の位相が基準位相Refに一致するように
制御される。
振回路出力の位相とが位相比較器42により比較され、
その比較結果に応じた誤差電圧が端子33を介して共振
回路52にフィードバックされる。このフィードバック
される誤差電圧により、共振回路52の共振周波数が変
化され、出力の位相が基準位相Refに一致するように
制御される。
【0033】上記の発振回路は、インダクタンスLおよ
び可変容量ダイオードD3,D4から構成される共振回
路の共振周波数が、キャパシタC4,C5,C6と可変
容量ダイオードD3,D4との間に印加される、位相比
較器42からのフィードバック電圧の変化に応じて変化
する。これにより、位相比較器42の比較結果に応じて
クロックCLKの周波数が可変制御される。
び可変容量ダイオードD3,D4から構成される共振回
路の共振周波数が、キャパシタC4,C5,C6と可変
容量ダイオードD3,D4との間に印加される、位相比
較器42からのフィードバック電圧の変化に応じて変化
する。これにより、位相比較器42の比較結果に応じて
クロックCLKの周波数が可変制御される。
【0034】一方、外部同期再生時には、スイッチSW
3がb側に切り換えられ、端子31bから入力される外
部同期再生用のビデオ信号がフレームカウンタ41に入
力される。そして、上述した記録時と同様に、位相比較
器42の比較結果に応じてクロックCLKの周波数が可
変制御される。
3がb側に切り換えられ、端子31bから入力される外
部同期再生用のビデオ信号がフレームカウンタ41に入
力される。そして、上述した記録時と同様に、位相比較
器42の比較結果に応じてクロックCLKの周波数が可
変制御される。
【0035】なお、この同期信号生成手段は、再生時に
外部同期信号が入力されない等により上記のような外部
同期を行うことができない場合には、自走発振によりク
ロックCLKを供給するように構成されている。
外部同期信号が入力されない等により上記のような外部
同期を行うことができない場合には、自走発振によりク
ロックCLKを供給するように構成されている。
【0036】この場合には、スイッチSW3をb側に切
り換えて、端子31bから入力される外部同期再生用の
ビデオ信号がフレームカウンタ41に入力すると共に、
スイッチSW4をb側に切り換えて、端子32a,端子
32bの間に外付けされる発振回路51とアンプ47と
により構成される周波数固定とされた自走発振回路の出
力が、アンプ49,端子35を介してフレームカウンタ
43に入力されるようにすればよい。
り換えて、端子31bから入力される外部同期再生用の
ビデオ信号がフレームカウンタ41に入力すると共に、
スイッチSW4をb側に切り換えて、端子32a,端子
32bの間に外付けされる発振回路51とアンプ47と
により構成される周波数固定とされた自走発振回路の出
力が、アンプ49,端子35を介してフレームカウンタ
43に入力されるようにすればよい。
【0037】なお、上記の自走発振回路は、水晶振動子
XTと、抵抗R1および可変容量ダイオードD1,D2
から構成される共振回路の共振周波数により、自走発振
されるクロックの周波数が決定される。この共振周波数
は、キャパシタC1,C2,C3と可変容量ダイオード
D1,D2との間に抵抗R2を介して印加される電圧V
cにより変化させることもできる。
XTと、抵抗R1および可変容量ダイオードD1,D2
から構成される共振回路の共振周波数により、自走発振
されるクロックの周波数が決定される。この共振周波数
は、キャパシタC1,C2,C3と可変容量ダイオード
D1,D2との間に抵抗R2を介して印加される電圧V
cにより変化させることもできる。
【0038】すなわち、上記のように、記録時にはスイ
ッチSW3およびスイッチSW4を共にa側に切り換え
るようにする。一方、外部同期再生時には、SW3をb
側に、SW4をa側にそれぞれ切り換えるようにする。
また、自走クロックによる再生時には、SW3,SW4
を共にb側に切り換えるようにすればよい。
ッチSW3およびスイッチSW4を共にa側に切り換え
るようにする。一方、外部同期再生時には、SW3をb
側に、SW4をa側にそれぞれ切り換えるようにする。
また、自走クロックによる再生時には、SW3,SW4
を共にb側に切り換えるようにすればよい。
【0039】そして、上記のように外部同期または自走
発振により得られたクロックCLKは、スイッチSW4
により切換選択されて、アンプ49を介して端子35か
ら出力される。また、端子35から出力されるこのクロ
ックCLKは、端子36を介してフレームカウンタ43
に供給され、図示していない信号処理系からの映像信号
に所定のデコード処理を施すデコーダ44に供給され
る。これにより、水平同期信号H,垂直同期信号V,O
/E信号が、端子37,端子38,端子39からそれぞ
れ出力される。
発振により得られたクロックCLKは、スイッチSW4
により切換選択されて、アンプ49を介して端子35か
ら出力される。また、端子35から出力されるこのクロ
ックCLKは、端子36を介してフレームカウンタ43
に供給され、図示していない信号処理系からの映像信号
に所定のデコード処理を施すデコーダ44に供給され
る。これにより、水平同期信号H,垂直同期信号V,O
/E信号が、端子37,端子38,端子39からそれぞ
れ出力される。
【0040】このように、DV方式の記録再生装置が記
録時に同期信号を得るために備えている同期信号生成手
段を再生時にも用いることにより、外部同期再生用の同
期信号生成手段を新たに設ける必要がない。
録時に同期信号を得るために備えている同期信号生成手
段を再生時にも用いることにより、外部同期再生用の同
期信号生成手段を新たに設ける必要がない。
【0041】
【発明の効果】本発明の映像信号再生装置および映像信
号再生方法は、DV方式の記録再生装置が記録時に映像
信号から同期信号を得るために通常備えている同期信号
生成手段を、再生時にも用いることができるようにした
ため、外部同期再生が可能なDV方式の映像信号再生装
置および映像信号再生方法を、フォーマットや記録再生
装置の構成等を大幅に変更することなく提供できる。
号再生方法は、DV方式の記録再生装置が記録時に映像
信号から同期信号を得るために通常備えている同期信号
生成手段を、再生時にも用いることができるようにした
ため、外部同期再生が可能なDV方式の映像信号再生装
置および映像信号再生方法を、フォーマットや記録再生
装置の構成等を大幅に変更することなく提供できる。
【図1】本発明に係る映像信号記録装置の実施の一形態
としてのDV方式の記録再生装置の再生系の主要部の構
成例を示す図である。
としてのDV方式の記録再生装置の再生系の主要部の構
成例を示す図である。
【図2】外部同期による記録動作および再生動作が可能
なDV方式の記録再生装置に適用される同期信号生成手
段の具体例を示す図である。
なDV方式の記録再生装置に適用される同期信号生成手
段の具体例を示す図である。
【図3】自走発振クロックを用いる従来の記録再生装置
Rの再生系の主要部の構成例を示す図である。
Rの再生系の主要部の構成例を示す図である。
11 入力端子、 12 O/E信号生成部、 13
同期信号生成部、 13a PLL回路、 13b 自
走発振器、 13c フレームカウンタ、 14 ベー
スバンド処理部、 15 エンコーダ
同期信号生成部、 13a PLL回路、 13b 自
走発振器、 13c フレームカウンタ、 14 ベー
スバンド処理部、 15 エンコーダ
Claims (6)
- 【請求項1】 外部同期信号に位相ロックしてフレーム
信号を生成する位相ロック手段と、 クロックを自走発振するクロック生成手段と、 上記フレーム信号または上記クロックを切換選択する第
1の信号切換選択手段と、 上記第1の信号切換選択手段により切換選択されたフレ
ーム同期信号またはクロックを用いて同期信号を生成す
る同期信号生成手段とを備え、直交変換を用いて圧縮符
号化されて記録媒体に記録された映像信号を上記同期信
号に同期して再生することを特徴とする映像信号再生装
置。 - 【請求項2】 上記外部同期信号が入力される同期信号
入力端子と、 記録映像信号の同期信号が入力される記録信号入力端子
と、 上記同期信号入力端子または上記記録信号入力端子を介
して入力される信号を切換選択する第2の信号切換選択
手段とを備え、上記第2の信号切換選択手段により切換
選択された同期信号を上記位相ロック手段に入力するこ
とを特徴とする請求項1記載の映像信号再生装置。 - 【請求項3】 上記直交変換を用いて圧縮符号化されて
記録媒体に記録された映像信号は、離散コサイン変換を
用いて圧縮符号化されて磁気テープに記録された、DV
方式の映像信号であることを特徴とする請求項1記載の
映像信号再生装置。 - 【請求項4】 外部同期信号に位相ロックして生成され
るフレーム信号または自走発振されるクロックを切換選
択する第1の信号切換選択工程と、 上記切換選択されたフレーム同期信号またはクロックを
用いて同期信号を生成する同期信号生成工程とを有し、
直交変換を用いて圧縮符号化されて記録媒体に記録され
た映像信号を上記同期信号に同期して再生することを特
徴とする映像信号再生方法。 - 【請求項5】 同期信号入力端子を介して入力される上
記同期信号または記録同期信号入力端子を介して入力さ
れる記録映像信号の同期信号を切換選択する第2の信号
切換選択工程を有し、上記第2の信号切換選択工程で切
換選択された同期信号を用いて上記位相ロックを行うこ
とを特徴とする請求項4記載の映像信号再生方法。 - 【請求項6】 上記直交変換を用いて圧縮符号化されて
記録媒体に記録された映像信号は、離散コサイン変換を
用いて圧縮符号化されて磁気テープに記録された、DV
方式の映像信号であることを特徴とする請求項4記載の
映像信号再生方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10017509A JPH11220698A (ja) | 1998-01-29 | 1998-01-29 | 映像信号再生装置および映像信号再生方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10017509A JPH11220698A (ja) | 1998-01-29 | 1998-01-29 | 映像信号再生装置および映像信号再生方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11220698A true JPH11220698A (ja) | 1999-08-10 |
Family
ID=11945955
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10017509A Withdrawn JPH11220698A (ja) | 1998-01-29 | 1998-01-29 | 映像信号再生装置および映像信号再生方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11220698A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008278485A (ja) * | 2003-04-01 | 2008-11-13 | Nec Corp | 情報処理端末システム及びそれを用いた送受信方法 |
-
1998
- 1998-01-29 JP JP10017509A patent/JPH11220698A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008278485A (ja) * | 2003-04-01 | 2008-11-13 | Nec Corp | 情報処理端末システム及びそれを用いた送受信方法 |
US8126390B2 (en) | 2003-04-01 | 2012-02-28 | Nec Corporation | Data processing terminal system and transmitting and receiving method using the same |
US8447224B2 (en) | 2003-04-01 | 2013-05-21 | Nec Corporation | Data processing terminal system and transmitting and receiving method using the same |
US8489014B2 (en) | 2003-04-01 | 2013-07-16 | Nec Corporation | Data processing terminal system and transmitting and receiving method using the same |
US8538348B2 (en) | 2003-04-01 | 2013-09-17 | Nec Corporation | Data processing terminal system and transmitting and receiving method using the same |
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