JPH11220634A - 同期分離回路 - Google Patents

同期分離回路

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JPH11220634A
JPH11220634A JP1737798A JP1737798A JPH11220634A JP H11220634 A JPH11220634 A JP H11220634A JP 1737798 A JP1737798 A JP 1737798A JP 1737798 A JP1737798 A JP 1737798A JP H11220634 A JPH11220634 A JP H11220634A
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video signal
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differential amplifier
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Takeyoshi Beppu
剛美 別府
Kenichi Nakajima
憲一 中島
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノイズの影響などを受けにくく安定に同期分
離できる。 【解決手段】 映像信号のシンクチップレベルを基準電
圧Vrefにクランプするシンクチップクランプ回路1
0と、該シンクチップクランプ回路でクランプされた映
像信号が一方の入力端子に印加されバーストゲートパル
ス期間のみ動作する差動増幅器20と、該差動増幅器の
出力信号に応じて充電されるコンデンサ25と、該コン
デンサの出力電圧を前記差動増幅器の他方の入力端子に
帰還する帰還手段とを含みペデスタルレベルを保持する
保持回路11と、前記シンクチップクランプ回路でクラ
ンプされた映像信号を増幅する増幅器12と、該増幅器
の出力映像信号と前記保持回路の出力電圧とのレベル比
較を行うコンパレータ13とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン受像
機やビデオテープレコーダなどで使用される映像信号か
ら水平同期信号を分離する同期分離回路に関するもの
で、特にノイズの影響などを受けにくく安定に同期分離
できる同期分離回路に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン受像機やビデオテープレコ
ーダなどで使用される映像信号から水平同期信号を分離
する同期分離回路が知られている。同期分離回路として
は例えば、図2に示されるようなものが考えられる。図
2の入力端子1には映像信号が印加される。印加された
映像信号は、シンクチップ(水平同期信号の先端部)が
シンクチップクランプ回路2でクランプされる。この時
のクランプ電圧は、基準電圧源3の電圧である基準電圧
Vref1となる。
【0003】クランプされた映像信号は、LPF4でノ
イズ成分が除去された後、バッファ5に印加される。バ
ッファ5を通過した映像信号は、コンパレータ6で基準
電圧Vref2とレベル比較される。基準電圧Vref
2は、基準電圧Vref1と重畳されてコンパレータ6
に印加される。このコンパレータ6での比較により、出
力端子7に同期分離された水平同期信号が得られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図2の
方法では入力端子1に加わる映像信号の大きさが変化す
ると、水平同期信号をスライスするレベルが固定してい
るのでスライスする位置が変化してしまった。スライス
する位置が変化すると、安定に同期分離できなくなる。
極端な場合には同期分離自体ができなくなる。
【0005】その様子を図3に示す。スライスするレベ
ルが図3の点線aのように水平同期信号の先端にちかづ
いてしまうとする。すると、先端で発生し易いノイズの
影響を受け誤判別し易くなる。逆に、スライスするレベ
ルが図3の点線bのようにペデスタルレベルにちかづい
てしまうとする。すると、図示のように映像信号の影響
を受け、この場合も誤判別し易い。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の点に鑑
みなされたもので、映像信号のシンクチップレベルを基
準電圧Vrefにクランプするシンクチップクランプ回
路と、該シンクチップクランプ回路でクランプされた映
像信号が一方の入力端子に印加されバーストゲートパル
ス期間のみ動作する差動増幅器と、該差動増幅器の出力
信号に応じて充電されるコンデンサと、該コンデンサの
出力電圧を前記差動増幅器の他方の入力端子に帰還する
帰還手段とを含みペデスタルレベルを保持する保持回路
と、前記シンクチップクランプ回路でクランプされた映
像信号を増幅する増幅器と、該増幅器の出力映像信号と
前記保持回路の出力電圧とのレベル比較を行うコンパレ
ータとを備え該コンパレータから水平同期信号を導出す
るようにしたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】図1に本発明の同期分離回路を示
す。10は映像信号のシンクチップレベルを基準電圧V
refにクランプするシンクチップクランプ回路、11
は該シンクチップクランプ回路10でクランプされた映
像信号のペデスタルレベルを保持する保持回路、12は
前記シンクチップクランプ回路10でクランプされた映
像信号と基準電圧Vrefが印加される差動増幅器、1
3は該差動増幅器12の出力映像信号と前記保持回路の
出力電圧とのレベル比較を行うコンパレータ、14はL
PF、15はバッファ、16は基準電圧源である。
【0008】入力端子17には映像信号が印加される。
印加された映像信号は、シンクチップ(水平同期信号の
先端部)がシンクチップクランプ回路10でクランプさ
れる。この時のクランプ電圧は、基準電圧源16の電圧
である基準電圧Vrefとなる。その様子を図4の映像
信号Aに示す。
【0009】クランプされた映像信号は、LPF14で
ノイズ成分が除去された後、バッファ15に印加され
る。バッファ15を通過した映像信号は、差動増幅器1
2で基準電圧Vrefに基づき増幅される。その様子を
図4の映像信号Bに示す。図1の差動増幅器12の利得
を2倍に設定すると、その波形は図4のBの如くなる。
即ち、シンクチップのレベルを基準電圧Vrefに保っ
た状態で振幅が2倍になっている。
【0010】そこで、本発明では、この2倍になった水
平同期信号のセンターにスライスレベルがくるように図
4の映像信号Aのペデスタルレベルを検出してスライス
レベルとして利用する。その結果、最適のレベルで水平
同期信号を分離可能となる。本実施例では差動増幅器1
2の利得を2倍に設定したが、無論許容される範囲で上
下させてよい。
【0011】図4の映像信号Aのペデスタルレベルを検
出するには、S/H回路(サンプルアンドホールド)とし
て動作する保持回路11を利用する。保持回路11は、
バッファ15を通過した映像信号中のペデスタルレベル
をS/Hしてコンパレータ13に印加する。その結果、コ
ンパレータ13では図4の映像信号Bの水平同期信号を
一点鎖線のレベルでスライスできる。
【0012】図5は、図1の保持回路11の具体回路図
を示す。差動増幅器20の一方の入力端子21にはバッ
ファ15からの映像信号が印加される。差動増幅器20
の出力信号は、電流ミラー回路22、23、24により
点Aに導出される。点Aの電流によりコンデンサ25は
充放電される。コンデンサ25の電圧はトランジスタ2
6、27、28を介して差動増幅器20のトランジスタ
29のベースに帰還される。この帰還により、トランジ
スタ29のベース電圧は、入力端子21の電圧に追従す
る。
【0013】差動増幅器20の動作電流源30は端子3
1からBGP(バーストゲートパルス)が印加されると
動作し、それ以外の期間は電流を流さない。このため、
入力映像信号のBGP期間の電圧すなわちペデスタル電
圧が出力端子32に得られる。図5ではペデスタル期間
を検出するパルスとしてBGPを用いたが、ペデスタル
期間に発生するパルスならばどのようなパルスでもよ
い。
【0014】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明によれば、映像
信号のシンクチップレベルを基準電圧Vrefにクラン
プするシンクチップクランプ回路と、シンクチップクラ
ンプ回路でクランプされた映像信号のペデスタルレベル
を保持する保持回路と、シンクチップクランプ回路でク
ランプされた映像信号を増幅する増幅器とを設け、増幅
器の出力映像信号と保持回路の出力電圧とのレベル比較
を行うようにしているので、常に、水平同期信号のセン
ターにスライスレベルがくるようになる。スライスする
位置が一定化すれば、映像信号の振幅に拘わらず、安定
に同期分離できる。
【0015】更に、本発明によれば、ペデスタルレベル
を簡単な回路で安定に検出できるので、確実な同期分離
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の同期分離回路を示すブロック図であ
る。
【図2】従来の同期分離回路を示すブロック図である。
【図3】従来の動作説明に供する波形図である。
【図4】本発明の動作説明に供する波形図である。
【図5】本発明の保持回路11の具体回路図である。
【符号の説明】
(10) シンクチップクランプ回路 (11) 保持回路 (12) 差動増幅器 (13) コンパレータ (20) 差動増幅器 (25) コンデンサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号のシンクチップレベルを基準電
    圧Vrefにクランプするシンクチップクランプ回路
    と、 該シンクチップクランプ回路でクランプされた映像信号
    が一方の入力端子に印加されペデスタル期間のある期間
    のみ動作する差動増幅器と、該差動増幅器の出力信号に
    応じて充電されるコンデンサと、該コンデンサの出力電
    圧を前記差動増幅器の他方の入力端子に帰還する帰還手
    段とを含みペデスタルレベルを保持する保持回路と、 前記シンクチップクランプ回路でクランプされた映像信
    号を増幅する増幅器と、 該増幅器の出力映像信号と前記保持回路の出力電圧との
    レベル比較を行うコンパレータとを備え該コンパレータ
    から水平同期信号を導出するようにしたことを特徴とす
    る同期分離回路。
  2. 【請求項2】 映像信号のシンクチップレベルを基準電
    圧Vrefにクランプするシンクチップクランプ回路
    と、 該シンクチップクランプ回路でクランプされた映像信号
    が一方の入力端子に印加されペデスタル期間のある期間
    のみ動作する差動増幅器と、該差動増幅器の出力信号に
    応じて充電されるコンデンサと、該コンデンサの出力電
    圧を前記差動増幅器の他方の入力端子に帰還する帰還手
    段とを含みペデスタルレベルを保持する保持回路と、 前記シンクチップクランプ回路でクランプされた映像信
    号を基準電圧Vrefを利用して増幅する増幅器と、 該増幅器の出力映像信号と前記保持回路の出力電圧との
    レベル比較を行うコンパレータとを備え該コンパレータ
    から水平同期信号を導出するようにしたことを特徴とす
    る同期分離回路。
  3. 【請求項3】 映像信号のシンクチップレベルを基準電
    圧Vrefにクランプするシンクチップクランプ回路
    と、 該シンクチップクランプ回路でクランプされた映像信号
    が一方の入力端子に印加されバーストゲートパルス期間
    のみ動作する差動増幅器と、該差動増幅器の出力信号に
    応じて充電されるコンデンサと、該コンデンサの出力電
    圧を前記差動増幅器の他方の入力端子に帰還する帰還手
    段とを含みペデスタルレベルを保持する保持回路と、 前記シンクチップクランプ回路でクランプされた映像信
    号を基準電圧Vrefを利用して増幅する増幅器と、 該増幅器の出力映像信号と前記保持回路の出力電圧との
    レベル比較を行うコンパレータとを備え該コンパレータ
    から水平同期信号を導出するようにしたことを特徴とす
    る同期分離回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8212925B2 (en) 2007-10-10 2012-07-03 Sanyo Electric Co., Ltd. Sync separation circuit

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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