JPH11220501A - 信号処理回路 - Google Patents

信号処理回路

Info

Publication number
JPH11220501A
JPH11220501A JP10058745A JP5874598A JPH11220501A JP H11220501 A JPH11220501 A JP H11220501A JP 10058745 A JP10058745 A JP 10058745A JP 5874598 A JP5874598 A JP 5874598A JP H11220501 A JPH11220501 A JP H11220501A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
control device
signal transmission
pair
transmission lines
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10058745A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiro Naka
明弘 中
Katsuyuki Doi
勝之 土井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meiji National Industrial Co Ltd
Original Assignee
Meiji National Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meiji National Industrial Co Ltd filed Critical Meiji National Industrial Co Ltd
Priority to JP10058745A priority Critical patent/JPH11220501A/ja
Publication of JPH11220501A publication Critical patent/JPH11220501A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
  • Dc Digital Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 有極性の一対の信号伝送線が制御装置に逆極
性で接続された場合でも、一対の信号伝送線を無極性化
して使用できる信号処理回路を提供すること。 【解決手段】 制御装置2に負極性の基準信号伝送線3
aと正極性の基準信号伝送線4aとを接続し、照明装置
1A〜1Cにパルス信号Aを送出する。照明システムの
起動時には、照明装置1Aの演算装置10Aの指令で、
送受信器7から制御装置より送出される極性確認開始信
号に続く判定信号を出力し、照明装置1Bの受信回路1
1Bでこの判定信号を受信し、演算装置10Bにより一
対の基準信号伝送線3a、4aが制御装置2に正規の極
性で接続されているかどうかを判定する。逆極性の接続
と判断されると、制御装置から送出されるパルス信号A
を各照明装置では反転して処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パルス信号を伝送
する信号処理回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、道路や建物等に複数の照明装置
を所定の間隔で配列設置し、各照明装置の点滅により、
目的地を誘導する照明システムが知られている。この場
合、各照明装置は、適宜位置に設置された点滅や調光等
の制御用パルス信号を形成する制御装置と信号伝送線で
接続され、制御装置から信号伝送線に送出された制御用
パルス信号を受信し、受信した制御用パルス信号により
照明装置を制御するようにされている。
【0003】図6は、このような照明装置に使用される
信号処理回路の従来例を示す回路図である。図6におい
て、1A、1Bは照明装置、2は照明装置の照明を制御
する制御装置、3および4は正負の極性が定められて制
御装置2に接続されている一対の信号伝送線、5および
6はコンデンサである。なお、照明装置は一対の信号伝
送線3、4に多数接続されているが、簡単のために二つ
のみを図示している。
【0004】照明装置1A、1Bは、一面が適宜透光体
で形成された容器内にランプあるいは発光素子等の発光
体と発光体を駆動する駆動回路、および受信回路11
A、11Bを実装する基板を配備して構成されている。
駆動回路は適宜の電源に接続されている。各受信回路1
1A、11Bは集積回路(以下、ICと略記する)で構
成され、引出線11a、11bにより一対の信号伝送線
3、4と接続される。なお、発光体、駆動回路等は周知
のものであって図では省略されている。
【0005】制御装置2は、照明装置1の照明を制御す
る一連の矩形状のパルス信号を演算制御部2aで形成
し、形成した矩形状のパルス信号をICで構成された伝
送駆動回路21に転送し、伝送駆動回路21の極性の異
なる一対の出力端子22、23に接続された一対の信号
伝送線3、4に送出される。
【0006】例えば、信号伝送線3は負の極性の、信号
伝送線4は正の極性のパルス信号を伝送する。すなわ
ち、一対の信号伝送線3、4は有極性の信号線を構成し
ている。一対の信号伝送線3および4のそれぞれには、
伝送駆動回路21の出力端子22および23の近傍で、
一方の電極が接地されたコンデンサ5および6の他方の
電極が接続されている。
【0007】このように、伝送駆動回路21と、一対の
信号伝送線3、4と、受信回路11A、11Bで構成さ
れる平衡伝送装置では、制御装置2で形成された一連の
矩形状のパルス信号を伝送駆動回路21によって一対の
信号伝送線3、4に送出し、信号伝送線3、4を伝播す
るパルス信号Aを受信回路11A、11Bで受信する。
このとき、雷等の発生により信号伝送線3、4にサージ
電圧等の異常電圧が誘起されても、その異常電圧はコン
デンサ5および6を介して大地に放出される。このた
め、異常電圧に起因するノイズの発生を防止できる。
【0008】図7は、制御装置2に一対の信号伝送線
3、4が正規の極性で接続されている場合の、照明装置
1Aに対するパルス信号伝送の一例を示す概略のブロッ
ク図である。照明装置1Aは、受信回路11Aの引出線
11a,11bがそれぞれ正規の極性の信号伝送線に接
続されていないと動作しない。図7の例では、受信回路
11Aの引出線11aは信号伝送線3(信号レベルL)
に、また、受信回路11Aの引出線11bは信号伝送線
4(信号レベルH)に接続されて、制御装置2からのパ
ルス信号を受信する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】一対の信号伝送線3、
4は、上記のようにそれぞれの信号伝送線の正負の極性
が定められて制御装置2に接続されており、各受信回路
の引出線11a,11bがそれぞれ正規の極性の信号伝
送線に接続されていないと、照明装置は動作しない。と
ころで、照明システムを設置工事する際に、図8の概略
のブロック図に示すように一対の信号伝送線3、4の極
性が正規の状態とは逆の極性で制御装置2に接続される
場合がある。このような場合には、例えば図8の例では
照明装置1Aの受信回路の引出線11aは信号伝送線4
(信号レベルH)に接続され,引出線11bは信号伝送
線3(信号レベルL)に接続されることになり、照明装
置1Aは動作しない。
【0010】このため、照明装置の不動作原因の究明に
手間取り、その原因が一対の信号伝送線が制御装置に逆
極性で接続されているためであることが判明しても、一
対の信号伝送線と制御装置との接続変更の工事に時間が
かかるという問題があった。
【0011】本発明は、上記の問題に鑑みなされたもの
であり、有極性の一対の信号伝送線が制御装置に逆極性
で接続された場合でも、信号処理により、無極性化して
一対の信号伝送線を使用できる信号処理回路を提供する
ことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、請求項
1に係る発明において、信号処理回路を、制御装置と、
制御装置に正負の極性が定められて接続されると共に制
御装置から送出されるパルス信号を伝送する一対の基準
信号伝送線と、演算装置および一対の信号伝送線に接続
される受信回路と送受信器とを有する複数の負荷装置と
からなり、特定の負荷装置で制御装置より送出される極
性確認開始信号に続く判定信号を形成し、該判定信号を
一対の信号伝送線を介して他の負荷装置に送信し、他の
負荷装置で受信した該判定信号により制御装置と一対の
基準信号伝送線の接続の極性を判定し、前記一対の基準
信号伝送線と制御装置との接続が正規の極性とは逆極性
と判定されると、制御装置から伝送されるパルス信号を
各負荷装置で反転させて処理する構成とすることによっ
て達成される。
【0013】また本発明の目的は請求項2に係る発明に
おいて、信号処理回路を、制御装置と、制御装置に正負
の極性が定められて接続されると共に制御装置から送出
されるパルス信号を伝送する一対の基準信号伝送線と、
演算装置および一対の信号伝送線に接続される受信回路
と送受信器とを有する複数の負荷装置とからなり、前記
制御装置に、一対の基準信号伝送線の接続の極性判定手
段と、一対の基準信号伝送線と制御装置との接続が正規
の極性とは逆極性と判定されると、前記パルス信号の正
負の論理を反転させて出力する処理手段とを設ける構成
とすることによって達成される。
【0014】請求項1のような構成により、制御装置と
有極性の一対の基準信号伝送線との接続の極性を負荷装
置で自動的に判定し、当該一対の基準信号伝送線が制御
装置に逆極性で接続されているものと判定すると、制御
装置から伝送されるパルス信号を各負荷装置で反転させ
て処理するので、有極性の一対の基準信号伝送線を無極
性化して使用することができる。
【0015】また、請求項2のような構成により、制御
装置と有極性の一対の基準信号伝送線との接続の極性を
制御装置で自動的に判定し、当該一対の基準信号伝送線
が制御装置に逆極性で接続されているものと判定する
と、制御装置から負荷装置に伝送されるパルス信号の正
負の論理を反転させて出力するので、有極性の一対の基
準信号伝送線を無極性化して使用することができる。
【0016】このため、一対の基準信号伝送線と制御装
置とが逆極性で接続されている場合でも、負荷装置を直
ちに駆動することができ、また、基準信号伝送線の接続
変更の工事が不要となりコストを低減することができ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の信号
処理回路について図1の回路図により説明する。図1に
おいて、図6の従来例と同一の部分または対応するとこ
ろには同一の符号を付しており、詳細な説明は省略す
る。照明装置1Aには、ドライバ7aを有する送受信器
7と、コンピュータを用いた演算装置10Aを設ける。
また、照明装置1Bには、ドライバ8aを有する送受信
器8と、演算装置10Bを設ける。以下同様にして各照
明装置には、それぞれドライバを有する送受信器と、演
算装置を設ける。なお、制御装置2には直流電源Eを設
け、電源線12、13を配設して各照明装置に接続す
る。
【0018】図1においては、一対の信号伝送線のうち
制御装置2の出力端子22に接続されるものを基準信号
伝送線4aと、また、制御装置2の出力端子23に接続
されるものを基準信号伝送線3aと表している。通常、
制御装置2は建物等の入口付近に設置されている。この
ため、制御装置2から照明装置1Aが設置されている場
所まで配線される一対の基準伝送線3a、4aは、所定
の距離で設置されており配線長が長くなっている。
【0019】基準信号伝送線3aに照明装置1Aの受信
回路11Aの引出線11aを接続し、同様に引出線11
bには基準信号伝送線4aを接続する。また、送受信器
7には一対の信号指令線11c、11dを設け、信号指
令線11cを信号伝送線3bに接続し、信号指令線11
dを信号伝送線4bに接続する。このようにして、各照
明装置の受信回路、演算装置、送受信器を介して一対の
信号伝送線(3b、4b)、(3c、4c)・・・を順
次縦続して接続する。
【0020】次に、本発明による一対の基準信号伝送線
3a、4aと制御装置2との接続の極性確認について説
明する。照明システムの設置工事が終了した後に、電源
を投入し制御装置2および照明装置1Aの受信回路11
A、演算装置10A、送受信器7と、照明装置1Aの次
段に設置された照明装置1Bの受信回路11B、演算装
置10B、送受信器8を起動して照明システムの立ちあ
げを行う。
【0021】制御装置2の演算制御部2aで極性確認開
始信号を形成して受信回路11Aに送出する。照明装置
1Aの演算装置10Aは、この極性確認開始信号に続け
て一対の基準信号伝送線3a、4aと制御装置2との接
続の極性を判定する判定信号を形成して、送受信器7か
ら出力する。前記極性確認開始信号は例えば「信号レベ
ルH]で形成する。また、判定信号は、極性確認開始信
号に続く8ビットのバイナリコードの信号、例えば「1
0101010」の信号で形成する。判定信号は、送受
信器7から一対の信号指令線11c、11dを通して一
対の信号伝送線3b、4bに送出される。
【0022】照明装置1Aから送出された判定信号は、
照明装置1Bの一対の引出線11a、11bを通して受
信回路11Bに受信され、この判定信号の内容を演算装
置10Bが判断する。受信回路11Bで受信された信号
が、照明装置1Aの送受信器7から送信された判定信号
と同じバイナリコードの信号「10101010」であ
れば、一対の基準信号伝送線3a、4aは正規の極性で
制御装置2に接続されているものと判断する。
【0023】これに対して、一対の基準信号伝送線3
a、4aが正規の極性とは逆極性で制御装置2に接続さ
れると、極性確認開始信号は「信号レベルL」で照明装
置1Aの受信回路11Aに送出される。このため、照明
装置1Aの送受信器7から送信されるバイナリコードの
「10101010」の判定信号は、照明装置1Bの受
信回路11Bでは「010101」と論理を反転した信
号で受信される。
【0024】このように、一対の基準信号伝送線3a、
4aが正規の極性とは逆極性で制御装置2に接続されて
いる場合には、制御装置2から一対の信号伝送線3a、
4aに送出されるパルス信号Aを、各照明装置の受信回
路で受信すると、各照明装置に設けた演算装置はパルス
信号Aを反転処理して負荷の制御パルスを形成する。
【0025】したがって、制御装置に正負の極性が定め
られて有極性で接続されている一対の基準信号伝送線
が、逆極性で制御装置に接続されている場合にも、一対
の信号基準伝送線を自動的に無極性化して、制御装置か
ら伝送されるパルス信号をそのまま負荷の制御パルスと
して用いることができる。
【0026】なお、図1の例では、照明装置1Aから判
定信号を出力し、照明装置1Bでこの判定信号を受信し
て、一対の基準信号伝送線と制御装置の接続の極性を判
定している。しかしながら各照明装置は、一対の信号伝
送線を順次縦続して接続して制御装置と接続されている
ので、任意の照明装置間で、判定信号の出力と当該信号
の受信とを行うことが可能である。
【0027】上記の例では、照明装置の側で一対の基準
信号伝送線と制御装置との接続の極性を判定し、必要な
信号の処理を行っているが、制御装置の側でこのような
判定と信号の処理を行う構成とすることも可能である。
次に制御装置の側で前記判定と信号処理を行う例につい
て図2〜図5により説明する。
【0028】図2(a)〜(e)は、制御装置2から送
出されるパルス信号の波形とその論理の説明図である。
図2(a)は、一対の基準信号伝送線3a、4aと制御
装置2が正規の極性で接続されている場合のパルス信号
の波形の一例を示している。このパルス信号のデータ
は、同図(b)に示すように「0101010101」
の10ビットで形成されている。
【0029】この10ビットのパルス信号において、最
初の論理「0」(p)の信号はスタートビットの信号で
ある。制御用パルス信号は、最上位ビットの論理「1」
(q)の信号と、制御内容を示す7ビットの論理「01
01010」(r)の信号で形成される。このような8
ビットの制御用パルス信号「10101010」に続い
て、ストップビットの論理「1」(s)の信号を形成す
る。
【0030】図2(c)は、一対の基準信号伝送線3
a、4aと制御装置2が逆極性で接続されている場合の
パルス信号の波形の一例を示している。この場合には、
信号のHレベルは論理「0」で、また、信号のLレベル
は論理「1」で表される。後述するようにして一対の基
準信号伝送線3a、4aと制御装置2が逆極性で接続さ
れていると判定されると、上記図2(b)のパルス信号
のデータ(q)、(r)、(s)に対して、予め図2
(d)のようにデータの加工を行う。
【0031】図2(d)において、8ビットの制御用パ
ルス信号(q、r)の論理「10101010」の信号
を図の左方向に1ビット分シフトし、最上位ビットの論
理「1」(q)の信号をスタートビットの信号(p)と
する。次に、制御内容を示すパルス信号(r)に続いて
論理「1」の信号tを加える。最下位ビットには論理
「0」のストップビットの信号(s)を形成する。
【0032】図2(e)は、一対の基準信号伝送線3
a、4aと制御装置2が逆極性で接続されている場合
に、制御装置2から送信される論理反転信号を説明する
ものである。同図において、論理反転信号はスタートビ
ットの信号(p)を論理「0」で形成し、続いて8ビ
ットの論理「00000000」の信号(v)を形成す
る。最下位ビットには論理「1」のストップビットの信
号(s)を形成する。
【0033】この論理反転信号のストップビットの信号
(s)を、上記加工された制御用パルス信号のスター
トビットの信号(p)と共用させて制御装置2から出力
させる。このような信号処理を行うことにより、一対の
基準信号伝送線3a、4aと制御装置2が逆極性で接続
されている場合にも、制御装置2からは論理「1010
1010」の8ビットの制御用パルス信号が出力され
る。
【0034】図3は、一対の基準信号伝送線3a、4a
が制御装置2に対して逆極性で接続されているかどうか
を判定するための回路図である。図1と同一の部分また
は対応するところには同一の符号を付しているが、一部
省略して要部のみを図示している。図3において、21
Xは制御装置2に設けた判定回路、7X、11Xは照明
装置1Aに設けた判定回路である。また、T1は伝送駆
動回路21の制御信号線、T2は判定回路11Xの制御
信号線、T3は送受信器7のドライバ7aに対する制御
信号線、P1は演算制御部2aの汎用ポート、P2は演
算装置10Aの汎用ポートである。
【0035】次に、図3の回路の動作について説明す
る。前記制御信号線T1、T3を開放し制御信号線T2
を接続した際に、一対の基準信号伝送線3a、4aが正
規の極性で制御装置2に接続されていると、汎用ポート
P1の信号レベルは「H」となるように各判定回路は動
作する。一対の基準信号伝送線3a、4aが逆極性で制
御装置2に接続されていると、汎用ポートP1の信号レ
ベルは「L」となる。
【0036】このようにして、一対の基準信号伝送線3
a、4aと制御装置2との接続の極性を判定してから、
演算制御部2aは制御信号線T1を伝送駆動回路21に
接続する。また、演算装置10Aは制御信号線T3を送
受信器7のドライバ7aに接続し、制御信号線T2を判
定回路11Xから開放する。
【0037】図4は、基準信号伝送線の接続の極性判定
の手順を示すフローチャートである。次にこのフローチ
ャートについて説明する。
【0038】(1)ステップS1でプログラムをスター
トさせ、次にステップS2で初期設定を行う。続いて、
ステップS3で図3で説明したような一対の基準信号伝
送線の接続が逆接続かどうかを検出するサブルーチン処
理を実行する。
【0039】(2)ステップS4では基準信号伝送線の
接続が逆極性かどうかを判定し、判定がNO(以下、N
と略記する)であれば、ステップS5の処理により逆接
続のフラグをクリアして、ステップS7のメインプログ
ラム実行のサブルーチン処理に進む。ステップS4の判
定がYES(以下、Yと略記する)であれば、ステップ
S6の処理により逆接続のフラグをセットして、ステッ
プS7のメインプログラム実行のサブルーチン処理に進
む。
【0040】図5は、制御装置2による信号処理の手順
を示すフローチャートである。次にこのフローチャート
について説明する。
【0041】(1)ステップS11でプログラムをスタ
ートさせ、次にステップS12で逆接続フラグの有無を
判定する。ステップS12の判定がN、すなわち、逆接
続フラグ無の場合にはステップS15の処理に進み、制
御用パルス信号のデータを送信し、ステップS16で図
4のステップS7のメインプログラム実行のサブルーチ
ン処理に戻る。
【0042】(2)ステップS12の判定がY、すなわ
ち、逆接続フラグ有の場合にはステップS13の処理に
進み、送出される制御用パルス信号のデータ加工を行
う。このデータ加工は、前記図2(c)、(d)で説明
したような処理によってなされる。
【0043】(3)続いて、ステップS14で信号の論
理反転処理を行う。この信号の論理反転処理は、図2
(c)、(e)で説明したような処理によってなされ
る。次にステップS15でデータ送信の処理に進む。
【0044】上記のようにして、制御装置の側で一対の
基準信号伝送線の接続の極性判定と、データの加工と信
号の論理反転処理を自動的に行うことができる。なお、
上記の例では制御装置と照明装置1A間で信号を処理す
ることにより、一対の基準信号伝送線の接続の極性判定
をしているが、制御装置からの信号を照明装置1Aの演
算装置10Aに入力し、この信号を照明装置1Bに伝送
することにより、照明装置1Aと照明装置1B間でも一
対の基準信号伝送線の接続の極性判定を行うことができ
る。この場合には、照明装置1Aの演算装置10Aに設
けた汎用ポートP2の信号レベルを検出し、前記したよ
うに制御装置2の汎用ポートP1の信号レベルの判定と
同様にして、一対の基準信号伝送線の接続の極性判定を
行う。各照明装置は縦続して接続されているので、以下
同様にして前記の極性判定を任意の照明装置間で実施で
きる。
【0045】また、これまでの例では一対の基準信号伝
送線に複数の照明装置を接続する例について説明した
が、本発明はこのような照明装置に限らず、その他の負
荷装置を一対の基準信号伝送線に接続して、制御装置か
らのパルス信号により負荷を制御する場合に適用でき
る。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明においては
制御装置と有極性の一対の基準信号伝送線との接続の極
性を負荷装置で自動的に判定し、当該一対の基準信号伝
送線が制御装置に逆極性で接続されているものと判断す
ると、制御装置から伝送されるパルス信号を各負荷装置
で反転させて処理するので、有極性の一対の基準信号伝
送線を無極性化して使用することができる。
【0047】また、制御装置と有極性の一対の基準信号
伝送線との接続の極性を制御装置で自動的に判定し、当
該一対の基準信号伝送線が制御装置に逆極性で接続され
ているものと判定すると、制御装置から負荷装置に伝送
されるパルス信号の正負の論理を反転させて出力するの
で、有極性の一対の基準信号伝送線を無極性化して使用
することができる。
【0048】このため、一対の基準信号伝送線と制御装
置とが逆極性で接続されている場合でも、負荷装置を直
ちに駆動することができ、また、基準信号伝送線の接続
変更の工事が不要となりコストを低減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の信号処理回路を示す回路
図である。
【図2】制御装置から送出されるパルス信号の波形とそ
の論理の説明図である。
【図3】一対の基準信号伝送線の接続の極性を判定する
回路図である。
【図4】基準信号伝送線の接続の極性判定の手順を示す
フローチャートである。
【図5】制御装置2による信号処理の手順を示すフロー
チャートである。
【図6】従来例の信号処理回路を示す回路図である。
【図7】制御装置に一対の信号伝送線が正規の極性で接
続されている場合の概略のブロック図である。
【図8】制御装置に一対の信号伝送線が逆極性で接続さ
れている場合の概略のブロック図である。
【符号の説明】 1A〜1C 照明装置 2 制御装置 2a 演算制御部 3、4 信号伝送線 3a、4a 基準信号伝送線 5、6 コンデンサ 7〜9 送受信器 7a〜9a ドライバ 10A〜10C 演算装置 11A〜11C 受信回路(受信IC) 12、13 電源線 21 伝送駆動回路(伝送駆動IC) 22、23 出力端子 7X、11X、21X 判定回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御装置と、制御装置に正負の極性が定
    められて接続されると共に制御装置から送出されるパル
    ス信号を伝送する一対の基準信号伝送線と、演算装置お
    よび一対の信号伝送線に接続される受信回路と送受信器
    とを有する複数の負荷装置とからなり、特定の負荷装置
    で制御装置より送出される極性確認開始信号に続く判定
    信号を形成し、該判定信号を一対の信号伝送線を介して
    他の負荷装置に送信し、他の負荷装置で受信した該判定
    信号により制御装置と一対の基準信号伝送線の接続の極
    性を判定し、前記一対の基準信号伝送線と制御装置との
    接続が正規の極性とは逆極性と判定されると、制御装置
    から伝送されるパルス信号を各負荷装置で反転させて処
    理してなる信号処理回路。
  2. 【請求項2】 制御装置と、制御装置に正負の極性が定
    められて接続されると共に制御装置から送出されるパル
    ス信号を伝送する一対の基準信号伝送線と、演算装置お
    よび一対の信号伝送線に接続される受信回路と送受信器
    とを有する複数の負荷装置とからなり、前記制御装置
    に、一対の基準信号伝送線の接続の極性判定手段と、一
    対の基準信号伝送線と制御装置との接続が正規の極性と
    は逆極性と判定されると、前記パルス信号の正負の論理
    を反転させて出力する処理手段とを設けてなる信号処理
    回路。
JP10058745A 1998-02-02 1998-02-02 信号処理回路 Pending JPH11220501A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10058745A JPH11220501A (ja) 1998-02-02 1998-02-02 信号処理回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10058745A JPH11220501A (ja) 1998-02-02 1998-02-02 信号処理回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11220501A true JPH11220501A (ja) 1999-08-10

Family

ID=13093084

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10058745A Pending JPH11220501A (ja) 1998-02-02 1998-02-02 信号処理回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11220501A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008071765A (ja) * 2007-11-01 2008-03-27 Sharp Corp 光伝送機構を備えた照明装置
JP2012146633A (ja) * 2010-04-09 2012-08-02 Mitsubishi Chemicals Corp 調光装置、及びled照明システム
JP2013149465A (ja) * 2012-01-19 2013-08-01 Iwasaki Electric Co Ltd 照明システム用耐雷回路、及び照明システム
US8508141B2 (en) 2010-01-29 2013-08-13 Mitsubishi Chemical Corporation Light control apparatus for light emitting device and illumination system

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008071765A (ja) * 2007-11-01 2008-03-27 Sharp Corp 光伝送機構を備えた照明装置
JP4684278B2 (ja) * 2007-11-01 2011-05-18 シャープ株式会社 光伝送機構を備えた照明装置
US8508141B2 (en) 2010-01-29 2013-08-13 Mitsubishi Chemical Corporation Light control apparatus for light emitting device and illumination system
JP2012146633A (ja) * 2010-04-09 2012-08-02 Mitsubishi Chemicals Corp 調光装置、及びled照明システム
US8810141B2 (en) 2010-04-09 2014-08-19 Mitsubishi Chemical Corporation Illumination light control apparatus and LED illumination system
JP2013149465A (ja) * 2012-01-19 2013-08-01 Iwasaki Electric Co Ltd 照明システム用耐雷回路、及び照明システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7911967B2 (en) Control and monitor signal transmission system
JPH11220501A (ja) 信号処理回路
JPS63248248A (ja) 多重制御システム
KR20090112874A (ko) 초음파 센서 모듈을 이용한 엘아이엔 통신 장치
JP7348232B2 (ja) 入出力インタフェースユニット
JPH08265859A (ja) スイッチ入力判断回路
KR100353880B1 (ko) 모자이크 시스템에서의 직렬통신 방식을 이용한 램프 구동방법
JPH07232604A (ja) 車両内ネットワーク制御装置
JP3472891B2 (ja) 制御通信システム
KR200185471Y1 (ko) 마이컴의 포트 셀렉터
JP3358089B2 (ja) 光電スイッチ
JPH11275124A (ja) 照明装置
JP3070832B2 (ja) 空気調和機のデータ通信装置
KR200195844Y1 (ko) 점검장치와 전자제어장치간 통신 장치
JP2729873B2 (ja) 情報機器、これに使用される光結合装置およびその制御方法
JPS5966096A (ja) 照明制御装置
JPH05147479A (ja) 車載ネツトワークの信号異常検出装置
JPH08102363A (ja) 照明装置
JPS61224596A (ja) 多重伝送の異常処理装置
JPH05110474A (ja) 伝送回路
KR20030062100A (ko) 분산 네트워크를 이용한 차량 동작 제어 장치 및 그 방법
JPH0440918B2 (ja)
JPH03139997A (ja) 車両用通信装置
JPH01233134A (ja) 車両用断芯検出装置
KR19990075435A (ko) 프로그래머블 로직 제어 장치의 확장 보드 인식장치 및 방법