JPH11220466A - ノード代理システム、ノード監視システム、それらの方法、及び記録媒体 - Google Patents

ノード代理システム、ノード監視システム、それらの方法、及び記録媒体

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JPH11220466A
JPH11220466A JP1922398A JP1922398A JPH11220466A JP H11220466 A JPH11220466 A JP H11220466A JP 1922398 A JP1922398 A JP 1922398A JP 1922398 A JP1922398 A JP 1922398A JP H11220466 A JPH11220466 A JP H11220466A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワーク上に複数のノードがある環境
で、ノードの障害が生じた場合に、他のノードが障害ノ
ードを代理するノード代理システムを提供する。 【解決手段】 ノード代理システム100は、該複数の
ノードのうち1つをマスタノード110とし、その他を
スレーブノード120とする。各ノードは、アドレス管
理テーブル112A、122Aを参照し、順次、該テー
ブル上で各ノードの次エントリのノードを監視する。こ
の結果、各ノードは、次エントリのノードを監視すると
共に、前のエントリのノードから監視される構成とな
る。監視対象ノードの障害を検知したノードは、障害ノ
ードの機能を代理し、更に該ノードが監視していたノー
ドの監視を代理する。また、制御用ノード130から、
マスタノード110の資源を各スレーブノード120に
複製する指示を行うと、複製の間、マスタノード110
が各スレーブノード120の機能を代理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のノードが接
続されたネットワークにおいて、障害等により停止した
ノードの機能を代理するシステムに関し、より詳しく
は、ネットワーク監視によって停止していることが検出
されたノード、または指示によって停止されたノードの
機能を自動的に代理するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータの急速な普及に伴
い、多くの処理がコンピュータによって行われるように
なってきている。こうしたコンピュータ化は、大量のデ
ータ処理を効率的するだけでなく、ネットワークを介し
て、多くの情報を世界中の様々な場所に向けて速く伝達
できる。その結果、特にネットワークによってインター
ネットや社内LAN等に接続されたコンピュータは、産
業活動を始めとする多くの活動に関して、不可欠な存在
となっている。
【0003】こうして、ネットワークやそのネットワー
クに接続されたコンピュータ・ノードの重要性が増大す
るにつれて、ネットワーク上で様々な機能を提供する該
ノードの障害を早期に検知し、迅速に適切な対処を行う
システムの必要性が高まってきている。
【0004】ノードの監視を行う従来の監視装置は、監
視対象のノードが固定的に設定されたものである。前記
監視装置は、所定の間隔で監視対象のノード(1つまた
は複数)に信号を送信し、該ノードがその信号に応答し
て前記監視装置に応答信号を返信してくることを確認す
ることによって、該ノードが正常に稼働していることを
判断する。この信号は一般にハートビート信号と呼ば
れ、こうしたノードの確認は、通常ヘルスチェックまた
はアライブチェックと呼ばれる。ヘルスチェックまたは
アライブチェックは、前述した単純な方法のみでなく、
必要に応じて、アプリケーション・レベル等の様々なレ
ベルで行われ、ノードが提供する特定の機能が正常かど
うかを確認することもできる。
【0005】また、前記監視装置は、監視専用の装置
(ノード)として配置されることが多く、そのノード自
体に障害が発生した場合は、該監視装置を監視している
装置(ノード)はなく、当然ながら他のノード等に、該
監視装置が停止したことを通知することはできない。
【0006】監視対象のノードに対しては、事前に待機
系(バックアップ)のノードが準備されることが多く、
監視対象のノードに障害が発生した時点で待機系のノー
ドに完全に切り替えられるというハードウエア的な2重
化方法がとられる。待機系のノードは、監視対象のノー
ドの通常運用時、即ち運用系である監視対象のノードが
正常に稼働している間は、待機系としての性格上、例え
ば、監視対象のノードの監視という処理以外は何も機能
しないことが多く、そのために、その待機系ノードの資
源や能力を充分に活用できていない。
【0007】また、現状ではネットワーク上に存在する
複数のノードの状態を一元管理し、その運用を制御する
には、制御手順、及びノード相互間における定義の設定
が複雑であり、高価な専用システムを必要とする。
【0008】また更に、ネットワークを介して、例え
ば、不特定多数のユーザに、ある資源を提供する資源サ
ーバとして機能するノードにおいては、その資源の内容
(コンテンツ)を更新する必要がある場合に、該ノード
が提供するサービスを一時的に停止せざるを得ない状況
が生じていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前述の通り、従来の監
視装置では、監視を行うノード自身は監視対象となら
ず、そのノードに障害が発生した場合に、その事実を他
のノードに通知することができない。
【0010】更に、監視対象のノードを2重化するため
には、そのノード専用の待機系(バックアップ)のノー
ドが必要であり、監視対象のノードが正常に稼働してい
る間は、待機系のノードの資源や能力が有効に活用され
ていない。
【0011】また、ネットワーク上に存在する複数のノ
ードの状態を一元管理し、その運用を制御するには、制
御手順、及びノード相互間における定義の設定が複雑で
あり、高価な専用システムが必要である。
【0012】更に、資源サーバとして機能するノードの
資源の内容を更新する場合には、前記ノードが提供する
サービスを一時的に停止せざるを得なかった。そこで、
本発明は、前記課題を解決するために、ネットワーク上
の複数のノードのうち1つをマスタノード、残りの少な
くとも1つをスレーブノードとして設定し、ノードの障
害の検知、スケジュールの発生、または資源複製の依頼
通知等による各種イベントの発生に応答して、該イベン
トにより停止したノードが提供していた機能を他のノー
ドが代理し、または該イベントにより停止したノードが
監視していたノードを他のノードが監視するように制御
可能なシステムを提供することを目的とする。
【0013】さらに本発明は、制御用のノードを使用し
て、複数のノードの状態を一元管理し、その運用を制御
するシステムを安価に提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記本発明の課題を解決
するための請求項1に記載のノード代理システムは、ネ
ットワーク上の複数のノードがそれぞれ提供する機能を
代理するノード代理システムにおいて、前記複数のノー
ドにおいて、第1のノードが他の第2のノードの正常な
稼働を監視するよう設定し、該第2のノードが該第1の
ノードまたは更に他の第3のノードの正常な稼働を監視
するよう設定し、以降このような監視の関係を順次形成
して1つの閉ループ形態の論理的な監視ネットワークを
構築し、その結果、該第1のノードも該第1のノード以
外によって監視されるように各ノードの起動を管理する
起動管理手段と、前記各ノードにおいて監視対象のノー
ドの障害を検知し、該障害を検知したノードが、該監視
対象のノードが提供していた機能及び、該監視対象のノ
ードが監視していた他のノードの監視を代理して行う障
害監視・代理手段を有するように構成される。これによ
って、他のノードを有効に使用してノードの監視を行う
ことができ、あるノードに障害が生じても、そのノード
の機能が動的に、そのノードを監視しているノードで代
理されるため、システム資源を有効に活用しながら、シ
ステム全体の安全性を向上させることができる。
【0015】請求項9に記載のノード代理システムは、
ネットワーク上の複数のノードがそれぞれ提供する機能
を代理するノード代理システムにおいて、前記複数のノ
ードにおいて、第1のノードが他の第2のノードの正常
な稼働を監視するよう設定し、該第2のノードが該第1
のノードまたは更に他の第3のノードの正常な稼働を監
視するよう設定し、以降このような監視の関係を順次形
成して1つの閉ループ形態の論理的な監視ネットワーク
を構築し、その結果、該第1のノードも該第1のノード
以外によって監視されるように各ノードの起動を管理す
る起動管理手段と、該複数のノードのうち1つをマスタ
ノードとし、その他のノードの少なくとも1つをスレー
ブノードとして設定し、該マスタノードから該少なくと
も1つのスレーブノードに対して資源を複製させ、該複
製の間に、該マスタノードに、該スレーブノードの提供
していた機能を代理して行わせる資源複製手段を有する
ように構成される。これによって、ノードに資源の更新
が必要になった場合でも、そのノードを停止させる必要
がなく、資源の更新の間でも、利用ユーザに機能(サー
ビス)を無停止で提供できる。
【0016】請求項25に記載のノード監視システム
は、ネットワーク上の複数のノードが、他のノードの障
害を監視するノード監視システムにおいて、前記複数の
ノードにおいて、第1のノードが他の第2のノードの正
常な稼働を監視するよう設定し、該第2のノードが該第
1のノードまたは更に他の第3のノードの正常な稼働を
監視するよう設定し、以降このような監視の関係を順次
形成して1つの閉ループ形態の論理的な監視ネットワー
クを構築し、その結果、該第1のノードも該第1のノー
ド以外によって監視されるように各ノードの起動を管理
する起動管理手段と、前記各ノードにおいて監視対象の
ノードの障害を検知し、該障害を検知したノードが、該
監視対象のノードが監視していた他のノードの監視を代
理して行う障害監視手段を有するように構成される。こ
れによって、システム内で運用されている全てのノード
について監視を行うことができ、信頼性の高い監視シス
テムを構築することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態の例
について、図面を参照して説明する。尚、各図におい
て、同一または類似のものには同一の参照番号または、
記号を付与して説明する。
【0018】図1は、本発明の実施例のノード代理シス
テム100のシステム構成を示すブロック図である。ノ
ード代理システム100は、マスタノード110、複数
のスレーブノード120(スレーブノード1(120
A)、スレーブノード2(120B)、スレーブノード
3(120C)...)、制御用ノード130、及びネ
ットワーク140を含む。
【0019】なお、以降の説明においては、スレーブノ
ードを一般的あるいは集合的に表現する場合には、スレ
ーブノード120という用語を用い、個別のスレーブノ
ードを特定して表現する場合には、スレーブノード1、
スレーブノード2などの用語を用いることとする。
【0020】前記マスタノード110、複数のスレーブ
ノード120及び制御用ノード130は、それぞれ前記
ネットワーク140に接続されいる。ここでネットワー
ク140は、多くのユーザ・コンピュータ・ノードと接
続可能なインターネット、社内LAN、MAN、WAN
等あらゆる形態や規模のネットワークを含むものであ
る。
【0021】前記実施例のノード代理システム100に
おいては、ネットワーク140上の複数のノードのうち
1つをマスタノード110、その他をスレーブノード1
20とする。以降の説明において単に「ノード」という
場合には、マスタノード110及びスレーブノード12
0の両方を含む一般的な概念のノードを指すものとす
る。また、マスタノード110及びスレーブノード12
0とは別に、制御用ノード130を任意に設定すること
ができる。ネットワーク140上の各ノードには、ネッ
トワーク140上で各ノードを一意に識別するためのア
ドレスを有することができる。このうち、実アドレス
は、ノード固有の各ハードウエアに対応するアドレスで
あり、仮想アドレスは、通常各ノードで提供される機能
がネットワーク通信等の処理で使用する、一時的に設定
可能な一意のアドレスである。ノード間でのデータ及び
命令の送受信は、どちらのアドレスを用いても行うこと
ができる。
【0022】本実施例では、上記実アドレス、仮想アド
レスとして、それぞれ実IPアドレス、仮想IPアドレ
スが用いられているが、これは近年のインターネットの
普及に伴い特に一般的となったTCP/IPプロトコル
において用いられるIPアドレスを例示のために用いた
に過ぎず、所定のネットワーク上で、あるプロトコルを
使用することによって該ネットワークに接続されたノー
ドを特定することができる限り、他の種類のアドレスに
ついて応用することができる。
【0023】本実施例のマスタノード110は、処理部
111及びマスタ用データ112を備える。処理部11
1は、起動管理機能111A、障害監視・代理機能11
1B、及び資源複製機能111C等の各機能を有する。
また、マスタ用データ112は、アドレス管理テーブル
112A、監視アドレスリスト112B、及びスケジュ
ールテーブル112C等を含む。
【0024】前記起動管理機能111Aは、マスタノー
ド110の起動時に前記アドレス管理テーブル112A
内のアドレスを参照して、そのノードがマスタノードと
して機能し、特定のアドレスのノードを監視するよう設
定する。
【0025】前記障害監視・代理機能111Bは、マス
タノード110が他のスレーブノード120の障害を検
知した場合に、該障害によって停止したスレーブノード
120が提供していた機能と、該スレーブノード120
が監視すべきノードの監視を引き継いで実行する。
【0026】前記資源複製機能111Cは、資源複製を
行う対象のスレーブノード120に資源複製依頼通知を
送信し、該通知の受信により各スレーブノード120が
停止すると、その各スレーブノード120が提供してい
た機能(サービス)及び他のノードの監視を他のスレー
ブノード120またはマスタノード110に代理させ、
その間にマスタノード110で保持する最新の資源を各
スレーブノード120に複製させる。
【0027】次に、マスタ用データ112内の各データ
について説明する。アドレス管理テーブル112Aは、
各エントリが図2に示されるようなアドレス名とIPア
ドレスからなるテーブルである。アドレス名がマスタ仮
想IPアドレスのエントリに対応するIPアドレスは例
えば、172.16.0.1であり、これは、マスタノ
ード110として機能するために使用されるアドレスで
ある。アドレス名がノード1実IPアドレスのエントリ
に対応するIPアドレスは例えば、172.16.1.
1であり、アドレス名がノード1仮想IPアドレスのエ
ントリに対応するIPアドレスは例えば、172.1
6.2.1である。これらのIPアドレスは、あるノー
ド(例えば、マスタノード110)の実IPアドレスと
仮想IPアドレスである。 アドレス名がノード2実I
Pアドレスのエントリに対応するIPアドレスは例え
ば、172.16.1.2であり、アドレス名がノード
2仮想IPアドレスに対応するエントリのIPアドレス
は例えば、172.16.2.2である。これらのIP
アドレスは、別のノード(例えば、スレーブノード12
0の1つであるスレーブノード1)の実IPアドレスと
仮想IPアドレスであり、以降のエントリに、同様に、
各ノードに割り当てられた実IPアドレスと仮想IPア
ドレスの組が設定されている。
【0028】監視アドレスリスト112Bは、そのノー
ド(ここではマスタノード110)が監視する実IPア
ドレスを格納する。通常は、前記アドレス管理テーブル
112A上のマスタノード110の仮想IPアドレス
(ノード1仮想IPアドレス)が設定されたエントリの
次のエントリの実IPアドレス、即ちスレーブノード1
のノード実IPアドレスが含まれているが、その監視対
象の実IPアドレスに障害が発生した場合は、その障害
の発生したノードが監視すべきノードの実IPアドレス
もこのリストに含まれるようになる。
【0029】スケジュールテーブル112Cは、後述す
る制御用ノード130のスケジュール指定機能131B
によって指定されたスケジュールをノード毎に記憶す
る。このスケジュールは、いつ、どのノードにどのよう
な作業を行わせるかを定義するものである。このテーブ
ル112Cは、事前に指定されて、マスタノード110
内、制御用ノード130内、またはその他の適当な場所
に格納されていてもよい。
【0030】本実施例のスレーブノード120は、処理
部121及びスレーブ用データ122を備える。処理部
121は、起動管理機能121A、障害監視・代理機能
121B、及び資源複製機能121C等の各機能を含
む。また、スレーブ用データ122は、アドレス管理テ
ーブル122A、及び監視アドレスリスト122Bを含
む。
【0031】図1に示すように、スレーブノード120
はスレーブノード1(120A)以外に、複数設定する
ことができるが(例えば、スレーブノード2(120
B)、スレーブノード3(120C)...)、これら
の構成はスレーブノード1(120A)について示する
ものと同様である。以下では、スレーブノード1(12
0A)について説明する。
【0032】前記起動管理機能121Aは、スレーブノ
ード120の起動時にマスタノード110内のアドレス
管理テーブル112Aを取得・参照し、または自身のノ
ード内のアドレス管理テーブル122Aを参照し、その
ノードがスレーブノード120として機能し、特定のア
ドレスのノードを監視するよう設定する。この時、マス
タノード110のアドレス管理テーブル112Aを取得
・参照した場合、この内容はスレーブノード120内の
アドレス管理テーブル122Aとして保存される。
【0033】前記障害監視・代理機能121Bは、他の
ノードの障害を検知した場合に、障害によって停止した
ノードが提供していた機能と、該ノードが監視すべきノ
ードの監視を引き継いで実行する。停止したノードがマ
スタノード110である場合は、そのスレーブノード1
20はマスタノード110としても機能するよう設定さ
れる。
【0034】前記資源複製機能121Cは、マスタノー
ド110から資源複製依頼通知を受信すると、自身のノ
ードを停止させる。そして、自己の資源を、マスタノー
ド110から受信する資源に更新した後、マスタノード
110によって代理されていた自身のノードが提供すべ
き機能を再開させる。
【0035】次に、スレーブ用データ122内の各デー
タについて説明する。アドレス管理テーブル122A
は、前述のように、マスタノード110のマスタ用デー
タ112内のアドレス管理テーブル112Aからコピー
されたものであり、前記テーブル112Aと同じ内容、
及び構成を有する。
【0036】監視アドレスリスト122Bは、そのノー
ド(ここではスレーブノード120)が監視するノード
の実IPアドレスを格納する。通常は、前記アドレス管
理テーブル(112Aまたは122A)の該ノードの仮
想IPアドレス(例えば、ノード2仮想IPアドレス)
が設定されたエントリの次のエントリの実IPアドレス
(例えば、ノード3実IPアドレス)が含まれている
が、その監視対象のノードに障害が発生した場合は、そ
の障害の発生したノードが監視すべきノードの実IPア
ドレスもこのリストに含まれるようになる。
【0037】次に、本実施例の制御用ノード130につ
いて説明する。制御用ノード130は、処理部131、
表示部132、及び入力部133を備える。処理部13
1は、資源複製指示機能131A、スケジュール指定機
能131B、ノード設定機能131C、及びノード状態
表示・制御機能131D等の機能を含んでいる。
【0038】資源複製指示機能131Aは、所望の資源
をマスタノード110からスレーブノード120に複製
させるために、制御用ノード130の表示部132に資
源複製指示画面を表示させ、該画面を介して、システム
管理者などのユーザが、入力部133から、マスタノー
ド110に対し、指定されたスレーブノード120に対
する資源複製処理を実行するように指示することを可能
とするためのインタフェースを提供する。資源複製指示
機能131Aは該ユーザからの指示に従い、前述のマス
タノード110の資源複製機能111C、及びスレーブ
ノード120の資源複製機能121Cを起動させて資源
の複製を行わせる。
【0039】スケジュール指定機能131Bは、システ
ム管理者などのユーザが、いつ、どのノードにどのよう
な作業を行わせるかといったスケジュールを入力するた
めの指定画面を、制御用ノード130の表示部132に
表示させ、該指定画面を介して、該ユーザが入力部13
3から上記スケジュールを入力できるためのインタフェ
ース機能を提供する。スケジュール指定機能131B
は、該インタフェースを介して該ユーザにより設定され
たスケジュールを、ネットワーク140を介してマスタ
ノード110のスケジュールテーブル112Cに記憶さ
せ、マスタノード110に対し、該スケジュールに従っ
て、指定された時刻に、指定された作業を指定されたノ
ードに実行させる。
【0040】ノード設定機能131Cは、システム管理
者などのユーザが、各ノードに対して、そのノードをマ
スタノード110として設定するかどうかや、そのノー
ドの実IPアドレス、仮想IPアドレス(マスタ仮想I
Pアドレス、ノード仮想IPアドレス)、及び監視対象
の実IPアドレス等を設定するために用いられるノード
設定画面を、制御用ノード130の表示部132に表示
させ、該ユーザが、該ノード設定画面に対して、入力部
133から上記設定情報を入力できるためのインタフェ
ースを提供する。該ユーザにより設定された内容は、マ
スタノード110のアドレス管理テーブル112A等に
反映される。
【0041】ノード状態表示・制御機能131Dは、各
ノードが正常に運用されているか、または代理運用され
ているかといった状態を表示部132に表示し、その表
示画面を介して各ノードを停止させるなどの変更を可能
とする。ノード状態表示・制御機能131Dは、制御用
ノード130の表示部132にノード状態表示・制御画
面を表示し、システム管理者などのユーザがその画面を
介して、入力部133から入力した指定情報に従って、
各ノードの運用をマスタノード110等を介して制御す
る。
【0042】表示部132は通常、CRTディスプレイ
などの表示装置であり、入力部133は、前記表示部1
32上の表示画面に対して指示を行うためのキーボード
やマウスなどの入力装置である。
【0043】次に、図3〜図12を用いて、本実施例を
より詳細に説明する。図3には、本実施例による監視が
行われている態様が概念的に示されている。まず、ノー
ド1をマスタノード110と定義し、ノード2〜ノード
6はそれぞれスレーブノード1〜スレーブノード5と定
義する。この例では、ノード1はノード2を監視し、ノ
ード2はノード3を監視し、ノード3はノード4を監視
し、以降同様に次のノードを監視するように設定されて
いる。これは、前述のアドレス管理テーブル112A、
122Aにおいて、各ノードの仮想IPアドレスが設定
されたエントリの次のエントリの実IPアドレスを有す
るノードを監視する(ただし、最後のエントリのノード
はアドレス管理テーブル112A、122Aの先頭のエ
ントリ(マスタ仮想IPアドレス)の次のエントリの実
IPアドレスを有するノードを監視する)という規則に
従うようになっている。
【0044】図3においては、ノード1〜ノード6は、
各ノードの監視の方向を示した実線の矢印で接続され、
一見、各ノードが全体としてリング状に接続されている
ように見えるが、これはあくまでも監視状態を表す論理
的接続形態であって、各ノードがリング型のLANで物
理的に接続されていることを表しているわけではないこ
とに注意すべきである。各ノードは、リング型、スター
型、バス型、及びその他の任意のトポロジーのネットワ
ーク接続形態で接続されうる。また、監視は、監視対象
のノードの実IPアドレスを用いて行われるので、ノー
ド間を接続する形態や経路には関係ない。
【0045】図4は、マスタノード110及びスレーブ
ノード120の起動管理機能111A、121Aの処理
フローを示すものである。マスタノード110及びスレ
ーブノード120は、電源投入時または再起動時に、自
身のノードがマスタノード110として設定されている
か、またはスレーブノード120として設定されている
かを判定する(ステップS101)。これは、各ノード
の記憶装置内に、自身のノードがマスタノード110で
あることを示すマスタ識別情報があるかどうかを判断す
ることによって、またはデータサーバ等の共有記憶域内
等に記憶された、マスタノード110がどのノードであ
るかを示すマスタ識別情報に基づいて判断することなど
によって行われる。この情報(不図示)は、前述のよう
に、制御用ノード130のノード設定機能131Cによ
って設定される。
【0046】電源投入または再起動されたノードがマス
タノード110かどうか判定され、マスタノード110
であった場合(ステップS101、Yes)、マスタノ
ード立ち上げ処理に進む(ステップS102)。マスタ
ノード立ち上げ処理においては、基本的に通常の立ち上
げ処理(OSの起動やネットワークインタフェースボー
ドのイニシャライズ等)が行われる。次に、ステップS
103に進み、仮想IPアドレス処理を行う。この処理
は、マスタノード110に関するアドレス設定を行うも
のであり、詳細については、図5を用いて後で説明す
る。この処理が終わると、そのノードが通常行う処理の
実行を開始する(ステップS104)。
【0047】ノードがスレーブノード120である場合
(ステップS101、No)、スレーブノード立ち上げ
処理に進む(ステップS105)。スレーブノード立ち
上げ処理においては、基本的に通常の立ち上げ処理(O
Sの起動やネットワークインタフェースボードのイニシ
ャライズ等)が行われる。次に、ステップS106に進
み、仮想IPアドレス処理を行う。この処理は、スレー
ブノード120に関するアドレス設定を行うものであ
り、詳細については、図5を用いて後で説明する。この
処理が終わると、そのノードが通常行う処理の実行を開
始する(ステップS107)。
【0048】ステップS104及びステップS107に
おける通常処理は、ノードのシャットダウン等により終
了する。図5には、図4のマスタノード110の仮想I
Pアドレス処理(ステップS103)、及びスレーブノ
ード120の仮想IPアドレス処理(ステップS10
6)に関する詳細なフローが示されている。最初に、ス
テップS201で、ノードがマスタノード110かスレ
ーブノード120かの判断が行われる。
【0049】ノードがスレーブノード120であると判
断された場合(ステップS201、No)、ステップS
202において、マスタノード110のアドレス管理テ
ーブル112Aから、自身のノードの実IPアドレスに
対応する仮想IPアドレスを取得する。ここでは説明を
簡単にするために、ステップS202が処理される時点
でマスタノード110が有効に稼働していることを前提
としている。この時点でマスタノード110が存在しな
いか、または正常に稼働していない場合は、マスタノー
ド110が稼働していないことを他のノードに通知した
り、マスタノード110の稼働を待ったり、または他の
いずれかのノードでマスタノード110を稼働させるな
ど、必要に応じた対処を行うことができる。また、マス
タノード110が稼働していないことによって、マスタ
ノード110に接続されたアドレス管理テーブル112
Aを参照する事もできなくなるが、このような場合に
は、スレーブノード120のアドレス管理テーブル12
2Aを使用することができる。 その後、ステップS2
03において、その仮想IPアドレス宛に確認パケット
を送信する。次に、そのパケットに対する応答の有無が
判定され(ステップS204)、該パケットに対する応
答があった場合(ステップS204、Yes)、その仮
想IPアドレスは既に他のノードで使用されていること
になり、当該ノードでの使用はできない。その場合、処
理はステップS205に進み、この事象を通知するよう
な所定のエラー処理を行う。このエラー処理について
は、様々な態様が考えられるが、詳細な説明は省略す
る。
【0050】上記パケットに対する応答がない場合(ス
テップS205、No)、その仮想IPアドレスは他の
ノードで使用されていないことを示し、従って、ステッ
プS206で前記仮想IPアドレスを有効にする。この
仮想IPアドレスを有効にすることによって、当該ノー
ドにネットワーク140等を介して接続された他のノー
ドは、当該ノードに対し、この仮想IPアドレスを使用
してアクセスする事ができる。逆に、当該ノードにおい
て、この仮想IPアドレスを無効にすれば、他のノード
が、その仮想IPアドレスを使用することができ、もは
や、その仮想IPアドレスを使用しては、当該ノードに
アクセスする事ができない。
【0051】次に、アドレス管理テーブル112Aから
監視対象のノードの実IPアドレスを取得し(ステップ
S207)、その実IPアドレスが正常に稼働している
かどうかをヘルスチェックにより確認する(ステップS
208)。こうしたヘルスチェックは、図4の通常処理
(ステップS107)に進んでも、所定の間隔で行われ
る。
【0052】この時点での監視対象は、前記アドレス管
理テーブル112Aにおいて、各ノードに対応する仮想
IPアドレスが設定されたエントリの次のエントリに設
定された実IPアドレスを有するノードである。ここで
スレーブノード120はノード2からノード6であると
しているので、図2に示すアドレス管理テーブル112
Aの例では、ノード2がノード3実IPアドレス有する
ノードを、ノード3がノード4実IPアドレスを有する
ノード監視し、以降同様に監視対象が決定され、最後に
ノード6はノード1実IPアドレスを有するノード(即
ちマスタノード110)の監視を行うことになる。
【0053】ノードがマスタノード110であると判断
された場合(ステップS201、Yes)、ステップS
209において、マスタノード110のアドレス管理テ
ーブル112Aから、自身のノードの実IPアドレスに
対応する仮想IPアドレスとマスタ仮想IPアドレスを
取得する。
【0054】次に、ステップS210において、その自
身のノードの実IPアドレスに対応する仮想IPアドレ
スとマスタ仮想IPアドレス宛に確認パケットを送信す
る。次に、それらのパケットに対する応答の有無が判定
され(ステップS211)、いずれかの仮想IPアドレ
スへのパケットに対して応答があった場合(ステップS
211、Yes)、その仮想IPアドレスは既に他のノ
ードで使用されていることになり、当該ノードでの使用
はできない。その場合、処理はステップS212に進
み、ステップS204と同様の所定のエラー処理を行
う。このエラー処理については、詳細な説明を省略す
る。
【0055】前記両パケットに対する応答がない場合
(ステップS211、Yes)、それらの仮想IPアド
レスは他のノードで使用されていないことを示し、従っ
て、ステップS213で前記マスタ仮想IPアドレスを
有効にし、ステップS214で前記仮想IPアドレスを
有効にする。これらの仮想IPアドレスを有効にするこ
とによって、当該ノードにネットワーク140等を介し
て接続された他のノードは、当該ノードに対し、これら
の仮想IPアドレスを使用してアクセスする事ができ
る。逆に、当該ノードにおいて、これらの仮想IPアド
レスを無効にすれば、他のノードが、それらの仮想IP
アドレスを使用することができ、もはや、それらの仮想
IPアドレスを使用しては、当該ノードにアクセスする
事ができない。
【0056】次に、アドレス管理テーブル112Aから
監視対象のノードの実IPアドレスを取得し(ステップ
S215)、その実IPアドレスが有効であるかどうか
をヘルスチェックにより確認する(ステップS21
6)。こうしたヘルスチェックは、図4の通常処理(ス
テップS104)に進んでも、所定の間隔で行われる。
【0057】この時点での監視対象のノードは、前記ア
ドレス管理テーブル112Aにおいて、当該ノードの仮
想IPアドレスが設定されているエントリの次のエント
リの実IPアドレスを有するノードである。ここではマ
スタノード110をノード1としているので、図2に示
すアドレス管理テーブル112Aの例では、マスタノー
ド110は、ノード2実アドレスを有するノード(ノー
ド2)の監視を行うことになる。
【0058】図5に示す処理がネットワーク140上の
各ノードについて行われ、図4の通常処理(ステップS
104、ステップS107)に戻ると、本実施例の正常
稼働状態となる。各ノードは、それぞれの監視対象ノー
ドの実IPアドレスに対して定期的にヘルスチェックを
行い、各ノードの障害やその他の異常を監視する。
【0059】次に、図6を参照して障害時の処理フロー
を説明する。このフローは、各ノードの障害等を検知し
た際に起動されるプロセスのフローを示すものであり、
処理を完了した時点でプロセスを終了する。
【0060】障害発生の第1のパターンは、スレーブノ
ード120に障害が発生した場合の例である。ここで
は、ノード3が障害になり、その後さらにノード4も障
害になり、その後ノード4が障害のままノード3の障害
が復旧する場合を考える。
【0061】ノード3で障害が発生すると、ノード3を
監視していたノード2が、その異常を検知する(ステッ
プS301)。そこでノード2は、マスタノード110
のアドレス管理テーブル112Aから、ノード3に対応
する仮想IPアドレス(ノード3仮想IPアドレス)を
取得する(ステップS302)。次に、ノード2におい
て、障害の発生したノード3の仮想IPアドレスを有効
にする(ステップS303)。これによって、ノード2
は、本来ノード3が提供していた機能を代理して行うこ
とができるようになる。
【0062】次に、ノード2は、自身のアドレス管理テ
ーブル122Aまたはマスタノード110のアドレス管
理テーブル112Aから、ノード3が監視していたノー
ド4の実IPアドレス(即ち、アドレス管理テーブル1
12Aにおいて、ノード3仮想IPアドレスが設定され
ているエントリの次のエントリのノード4実IPアドレ
ス)を取得し(ステップS304)、その実IPアドレ
スをノード2の監視アドレスリスト122Bに加える
(ステップS305)。これによって、ノード2は、ノ
ード3が本来監視すべきノード4の障害も監視すること
になり、これ以降ノード3が復旧するまで、ノード4実
IPアドレス(ノード4)に対し所定の間隔でハートビ
ート信号を送信する。
【0063】ノード2は次に、ステップS306に進
み、監視対象のノードの中で、最もノード2から遠いノ
ード、即ちここではノード4の実IPアドレス(ノード
4実IPアドレス)がハートビート信号に応答するかど
うか判定する。「最もノード2から遠いノード」という
のは、前記アドレス管理テーブル112Aでの配列にお
いて、ノード2が監視しているノードのうち、ノード2
実IPアドレスが設定されているエントリから最も遠い
エントリに実IPアドレスが設定されているノードと言
う意味であり、換言するならば、図3に示す論理ネット
ワークにおいて、監視方向の最後に位置する監視対象ノ
ードである。この時点でノード2はノード3とノード4
を監視しており、図2または図3から理解されるよう
に、ノード2から最も遠いのはノード4である。
【0064】なお、ノード2がマスタノード110(ノ
ード1)及び他のスレーブノード120(ノード3〜
6)の監視を行うとした場合、図3から容易に理解され
るように、最も遠いノードはノード1である。
【0065】ステップS306でノード4実IPアドレ
スがハートビート信号に応答する場合(ステップS30
6、Yes)、即ちノード4が正常に稼働している場
合、その他の監視対象のノードの実IPアドレス(ここ
ではノード3実IPアドレス)がハートビート信号に応
答するか判定する(ステップS307)。応答がない場
合(ステップS307、No)、即ち依然としてノード
3に障害が生じている場合、ステップS306の判定に
戻り、また次にステップS307の判定を行い、監視対
象のノードの状況が変わらない限り、これら2つの判定
を繰り返す。
【0066】この状況で、ノード4に障害が発生する
と、このことがステップS306で検知され(ステップ
S306、No)、ステップS301に進み、前述と同
様に、ノード4の代理を行うための設定がなされる。ノ
ード2は、ステップS302で、自身のアドレス管理テ
ーブル122Aまたはマスタノード110のアドレス管
理テーブル112Aから、ノード4に対応する仮想IP
アドレス(ノード4仮想IPアドレス)を取得する。次
に、ノード2において、障害の発生したノード4の仮想
IPアドレスを有効にする(ステップS303)。これ
によって、ノード2は、ノード3の機能に加えて、本来
ノード4が提供していた機能を代理して行うことができ
るようになる。
【0067】次に、ノード2は、マスタノード110の
アドレス管理テーブル112Aから、ノード4が監視し
ていたノード5の実IPアドレス(即ち、アドレス管理
テーブル112Aにおいて、ノード4仮想IPアドレス
が設定されているエントリの次のエントリのノード5実
IPアドレス)を取得し(ステップS304)、その実
IPアドレスをノード2の監視アドレスリスト122B
に加える(ステップS305)。これによって、ノード
2は、ノード3が本来監視すべきノード4の障害の監視
に加え、ノード4が本来監視すべきノード5の障害も監
視することになり、これ以降、ノード3及びノード4の
両方が障害の間、ノード3実IPアドレス(ノード
3)、ノード4実IPアドレス(ノード4)及びノード
5実IPアドレス(ノード5)に対し所定の間隔でハー
トビート信号を送信する。
【0068】ノード2は次に、ステップS306に進
み、監視対象のノードの中で、最もノード2から遠いノ
ード、即ちここではノード5の実IPアドレス(ノード
5実IPアドレス)がハートビート信号に応答するかど
うか判定する。「最もノード2から遠い」という意味は
前述した通りである。
【0069】ステップS306でノード5実IPアドレ
スがハートビート信号に応答する場合(ステップS30
6、Yes)、即ちノード5が正常に稼働している場
合、その他の監視対象のノードの実IPアドレス(ここ
ではノード3実IPアドレスとノード4実IPアドレ
ス)がハートビート信号に応答するか判定する(ステッ
プS307)。応答がない場合(ステップS307、N
o)、即ち依然としてノード3及びノード4の両方に障
害が生じている場合、ステップS306の判定に戻り、
また次にステップS307の判定を行い、監視対象のノ
ードの状況が変わらない限り、この2つの判定を繰り返
す。
【0070】次に、ノード3及びノード4の両方が障害
である状態から、ノード3が復旧し、正常に稼働するよ
うになった場合を考える。ノード3が正常な稼働を開始
すると、ノード3実IPアドレスが有効になり、ノード
2は、前記ステップS307の判定において、そのこと
を検知する(ステップS307、Yes)。その後、ノ
ード2は、有効にしている仮想IPアドレスのうち、応
答があったノード3及び、ノード3より遠いノードの機
能を代理しているノードの仮想IPアドレス(即ち、こ
こではノード3仮想IPアドレスとノード4仮想IPア
ドレス)を無効にして、ノード3とノード4の機能の代
理を終了する(ステップS308)。さらに、監視アド
レスリスト122Bから、応答があったノード3より遠
いノードの実IPアドレス、即ちノード4の実IPアド
レス(ノード4実IPアドレス)とノード5の実IPア
ドレス(ノード5実IPアドレス)を削除し(ステップ
S309)、ノード2が、これらのノードの監視を行わ
ないようにする。
【0071】ステップS308とステップS309の処
理は、ここでは、ノード3の復旧によって、依然として
障害中のノード4の機能の代理とノード4が監視すべき
ノード5の監視をアドレス管理テーブル112Aにおい
てより近いノード3に任せてしまおうと言うものであ
る。ノード3は障害から復旧して起動されると、図5に
関して説明したように、自身のアドレス管理テーブル1
22Aまたはマスタノード110のアドレス管理テーブ
ル112Aから自身のノードの実IPアドレスに対応す
る仮想IPアドレス(ノード3仮想IPアドレス)と監
視対象のノードの実IPアドレス(ノード4実IPアド
レス)を取得し、すぐに、ノード4が障害であることを
検知し、図6に示す前述の代理処理のプロセスを開始す
る。
【0072】その後ノード2は、ステップS310にお
いて、監視対象の実IPアドレスが1つになったか(監
視対象のノードが1つになったか)、即ちノード2が本
来の正常状態に戻ったかを判定し、1つでなければ(ス
テップS310、No)ステップS306の判定に戻
り、1つであれば(ステップS310、Yes)当該プ
ロセスを終了し、通常のノード監視に戻る。
【0073】障害発生の第2のパターンは、マスタノー
ド110に障害が発生した場合の例である。ここでは、
ノード1が障害になり、その後ノード1の障害が復旧す
る場合を考える。ノード1で障害が発生すると、ノード
1を監視していたスレーブノード120のノード6が、
その異常を検知する(ステップS301)。そこでノー
ド6は、ノード6のアドレス管理テーブル122Aか
ら、ノード1に対応する仮想IPアドレス(ノード1仮
想IPアドレス)及びマスタ仮想IPアドレスを取得す
る(ステップS302)。次に、ノード6において、障
害の発生したノード1の仮想IPアドレス及びマスタ仮
想IPアドレスを有効にする(ステップS303)。こ
の時、これらの仮想IPアドレスが既に使用されている
ようなことがあれば、所定のエラー処理を行うように設
定できる。これによって、ノード6は、本来ノード1が
提供していた機能とマスタノード110としての機能を
代理して行うことができるようになる。
【0074】次に、ノード6は、ノード6のアドレス管
理テーブル122Aから、ノード1が監視していたノー
ド2の実IPアドレス(即ち、アドレス管理テーブル1
22Aにおいて、ノード1仮想IPアドレスが設定され
ているエントリの次のエントリのノード2実IPアドレ
ス)を取得し(ステップS304)、その実IPアドレ
スをノード6の監視アドレスリスト122Bに加える
(ステップS305)。これによって、ノード6は、ノ
ード1が本来監視すべきノード2の障害も監視すること
になり、これ以降ノード1が復旧するまで、ノード2実
IPアドレス(ノード2)に対し所定の間隔でハートビ
ート信号を送信する。
【0075】ノード6は次に、ステップS306に進
み、ノード2実IPアドレスがハートビート信号に応答
するかどうか判定する。ステップS306でノード2実
IPアドレスがハートビート信号に応答する場合(ステ
ップS306、Yes)、即ちノード2が正常に稼働し
ている場合、その他の監視対象のノードの実IPアドレ
ス(ここではノード1実IPアドレス)がハートビート
信号に応答するか判定する(ステップS307)。応答
がない場合(ステップS307、No)、即ち依然とし
てノード1に障害が生じている場合、ステップS306
の判定に戻り、また次にステップS307の判定を行
い、監視対象のノードの状況が変わらない限り、この2
つの判定を繰り返す。
【0076】この状況で、ノード1の障害が復旧して正
常な稼働を開始すると、ノード1実IPアドレスが有効
になり、ノード6は、前記ステップS307の判定にお
いて、そのことを検知する(ステップS307、Ye
s)。その後、ノード6は、有効にしている仮想IPア
ドレスのうち、応答があったノード1の仮想IPアドレ
スとマスタ仮想IPアドレスを無効にして、ノード1と
マスタノード110の機能の代理を終了する(ステップ
S308)。さらに、監視アドレスリスト122Bか
ら、応答があったノード1より遠い監視対象のノードの
実IPアドレス、即ちノード2の実IPアドレス(ノー
ド2実IPアドレス)を削除し(ステップS309)、
ノード6が、このノード2の監視を行わないようにす
る。
【0077】ノード1は、障害から復旧して起動される
と、図5に関して説明したように、自身のアドレス管理
テーブル112Aから自身のノードの実IPアドレスに
対応する仮想IPアドレス(ノード1仮想IPアドレ
ス)、マスタ仮想IPアドレス、及び監視対象のノード
2の実IPアドレス(ノード2実IPアドレス)を取得
し、自身のノードに対応する仮想IPアドレスに対する
確認パケットに応答がないことを確認してから、前記仮
想IPアドレス及びマスタ仮想IPアドレスを有効に
し、マスタノード110として稼働する。
【0078】更に本実施例では、ネットワーク140上
の複数のノードに対し、制御用ノード130を使用し
て、ノード間における資源複製を行うことができる。こ
の実施例において、該制御用ノード130は、1つのマ
スタノード110に対してのみ、その指示を与えること
ができる。マスタノード110から各スレーブノード1
20に対してある資源が複製される際に、各スレーブノ
ード120の提供する機能を停止させないために、マス
タノード110がそれらの処理を強制的に代理して行
う。これによりユーザは、各スレーブノード120にお
いて提供される機能を、該各スレーブノード120が資
源を複製している間も連続的に使用することができる。
【0079】図7及び図8を参照して、上記資源複製処
理のフローを説明する。マスタノード110をノード1
とし、ノード1には複製用の最新の資源(コンテンツ)
が用意されているものとする。このとき、ノード1で実
際に運用されている資源と、前記最新の資源は別のもの
であるとする。
【0080】まず最初に図7を参照すると、マスタノー
ド110であるノード1において、スレーブノード12
0のノード2からノード6までに関して、ステップS4
01からステップS404の一連の処理が同様に行われ
る。ステップS401では、マスタノード110からス
レーブノード120に資源複製依頼通知が送信される。
ここで図8を参照すると、各スレーブノード120は、
これを受信し(ステップS501)、自身のノードの仮
想IPアドレスを無効化する(ステップS502)。次
に、各スレーブノード120は、前記仮想IPアドレス
の無効化が終了したことをマスタノード110に通知す
る(ステップS503)。
【0081】再び図7に戻ると、マスタノード110が
その通知を受信する(ステップS402)。その後、マ
スタノード110は、該通知を送信してきたスレーブノ
ード120の仮想IPアドレスを有効にし(ステップS
403)、そのスレーブノード120の機能を代理す
る。次に、そのスレーブノード120に対して最新の資
源の複製処理を行う(ステップS404)。この資源
は、各スレーブノード120が提供する機能に関して使
用される情報などである。
【0082】全てのスレーブノード120に対する複製
処理が終了すると、ステップS405において、全スレ
ーブノード120の機能の代理を終了するために、全ス
レーブノード120の仮想IPアドレスを無効化する
(ステップS405)。
【0083】ここで図8を参照すると、各スレーブノー
ド120では、ステップS504で最新の資源が複製さ
れた後、ステップS505で、自身の仮想IPアドレス
が無効でないと判別している間(ステップS505、N
o)ループし、無効であると判別した時点で(ステップ
S505、Yes)、ステップS506に進む。ステッ
プS506では、各スレーブノード120が自身の仮想
IPアドレスを有効にし、最新の資源で正常運用が開始
される(ステップS507)。
【0084】この実施例では、全てのスレーブノード1
20において複製が終了した時点で、マスタノード11
0による全てのスレーブノード120の機能の代理が解
除され、全てのスレーブノード120による最新の資源
による機能の提供(及び前述のノード監視)がほぼ同時
に行われることになり、利用者ユーザに対して提供する
機能(サービス)の更新は、全ユーザに対し、ほぼ同時
に均等に提供されるという効果(利点)が得られるが、
ノード監視のタイミング等を好適に制御して、最新の資
源の複製が終了したスレーブノード120から機能の提
供を開始するように設定することもできる。
【0085】例えば、スレーブノード120の資源の複
製を、順次1つのスレーブノード120毎に行うように
設定することができる。この場合、図6に関して説明し
たような代理処理が実施され、資源の複製を行っている
スレーブノード120の提供する機能(サービス)及び
他のノードの監視は、停止することなく他のスレーブノ
ード120等によって代理される。このことから分かる
ように、図6の代理処理で検知される異常は、ここでは
資源の複製によるスレーブノード120の停止を意味す
る。また更に、スレーブノード120の保守等に関して
該スレーブノード120を停止(運転休止)させる場合
なども、当該処理にて検知することができ、厳密なノー
ドの「異常」という事象のみにこうした検知処理を限定
すべきではない。
【0086】また、こうした複製処理の間は各スレーブ
ノード120の提供する機能の代理は行うが、他のノー
ドの監視の代理は行わないといった方法も、マルチタス
ク処理等を用いて可能である。この場合、例えば、複数
処理を行っているスレーブノード120は、資源の複製
を行っている間も、本来の監視機能を続行する。
【0087】また、スレーブノード120に資源の複製
を、順次1つのスレーブノード120毎に行う場合、そ
の複製の順を監視する方向順に設定することもできる。
例えば、図3のノード2の資源の複製を行い、その後ノ
ード3の資源の複製を行い、順に1つずつのスレーブノ
ード120の資源の複製を行い、最後にノード6の資源
の複製を行って終了するといった方法をとることができ
る。
【0088】また、更にこれらの複製は、スレーブノー
ド120全てではないが、2つ以上のスレーブノード1
20を同時に停止させて行うこともできる。再度図7に
戻ると、今度は、マスタノード110自身が最新の資源
複製を行うために、自身のノードの仮想IPアドレスと
マスタ仮想IPアドレスを無効化し、ノード6にそれら
の仮想IPアドレスを有効にさせて、ノード6にマスタ
ノード110及びノード1の提供する機能の代理を依頼
する(ステップS406)。この例ではマスタノード1
10及びノード1の提供する機能の代理を固定的にノー
ド6にさせているが、他のスレーブノード120でもよ
く、また代理を行う時点で最も負荷の小さいスレーブノ
ード120に自動的に代理させることもできる。
【0089】次に、自身のマスタノード110内で最新
の資源を運用資源に複製し(ステップS407)、ノー
ド6に自身のノードの仮想IPアドレスとマスタ仮想I
Pアドレスを無効にさせ、ノード6で行われているマス
タノード110の代理処理を解除するとともに、それら
の仮想IPアドレスをノード1にて有効にする(ステッ
プS408)。これらの処理によって、マスタノード1
10は、最新の資源で正常運用が開始される(ステップ
S409)。
【0090】図9には、こうした資源複製処理を指示す
るための資源複製指示画面の一例である、資源複製指示
画面200が示されている。該資源複製指示画面200
は、複製元210、複製指示チェックボックス220、
複製先230、及び複製開始ボタン240を含む。複製
元210は、複製元のノードを示し、通常「マスタノー
ド」と表記されたラベルである。複製先230は、複製
先のノードを表すラベルである。ある複製先230(例
えば、スレーブノード2)にマスタノード110からの
複製を指示する場合には、その複製先230の左側にあ
る複製指示チェックボックス220をマウス等の入力部
133によってクリック(選択)する。こうした複製の
指示は、任意の数のスレーブノード120、及びマスタ
ノード110に対しても行うことができ、同時に複数の
ノードを指定することができる。
【0091】通常、マスタノード110に最新の複製用
資源が用意されるが、マスタノード110は、上述した
ように、スレーブノード110に最新の資源を複製させ
る間、最新の複製用の資源ではなく、該資源に更新され
る前の資源により運用しているので、マスタノード11
0の運用資源を上記最新の複製用資源に切り替えるため
に、前記画面200を用いて、マスタノード110から
マスタノード110に対して資源の複製の指示が明示的
に行われることもある。こうしてチェックボックス22
0に対する指示が終わると、資源複製処理を開始するた
めに、「複製開始」ボタン240をクリックする。
【0092】このボタン240がクリックされると、ク
リックされているチェックボックス220に対応するノ
ードに対して、マスタノード110から上記最新の複製
用資源が複製される。
【0093】図7及び図8に関して前述したように、資
源複製処理は、複製対象となる全てのスレーブノード1
20において上記資源複製処理が終了するまで、それら
のノードが有する機能がマスタノード110によって代
理されるが、この資源複製指示画面200において、最
新の資源の複製が終了したスレーブノード120から、
順次、機能の提供を開始(再開)するように設定するこ
ともできる。さらに、マスタノード110を含めた全ノ
ードにおける資源の複製順を定義できるようにしてもよ
い。
【0094】また、こうした資源複製処理の間は各スレ
ーブノード120の提供する機能の代理は行うが、他の
ノードの監視は行わないといった指定も行うこともでき
る。更に、この資源複製処理を自動的に行うためのスケ
ジューリング情報は、マスタノード110のスケジュー
ルテーブル112Cに保持される。このスケジューリン
グ情報に従って、マスタノード110及びスレーブノー
ド120の運用が制御される。このスケジュール情報
は、あらかじめマスタノード110のスケジュールテー
ブル112C内に定義(記憶)されていてもよく、また
制御用ノード130のスケジュール指定機能131Bに
よって、指示画面(不図示)を介して指定されても良
い。また、更にネットワーク上のある特定のノード(不
図示)に、上記スケジュール情報を記憶させておいても
よく、その他にも幾多の変形例が考えられる。
【0095】図10には、スケジュールテーブル112
Cの例が示されている。スケジュールテーブル112C
は、ノード毎のスケジュールを管理し、ノード名、及び
スケジュールデータ1〜スケジュールデータnを含む。
ノード名には、マスタノードを示すM、及びスレーブノ
ード1...スレーブノードnをそれぞれ示すS
1...Snが設定される。スケジュールデータ1〜ス
ケジュールデータnは、それぞれ作業コード、年月日、
開始時刻、及び終了時刻の各項目を含み、作業コードは
例えば、資源複製やS3代理及び運用休止などの処理内
容が、年月日には前記作業コードに設定された作業を実
施する年月日が、開始時刻には前記作業の開始時刻が、
終了時刻には前記作業の終了時刻がそれぞれ設定され
る。
【0096】図10に示されたスケジュールデータの一
例である、スケジュールデータ1を参照すると、スレー
ブノード3が1997年12月30日の午前8時から午
後5時まで運転を休止し、その機能の代理をスレーブノ
ード2が同じ時間帯で行い、マスタノード110は、1
997年12月31日の午後10時から資源複製を開始
するよう設定されている。この資源複製は、ここでは、
全てのスレーブノード120を対象にしているが、該ス
ケジュールデータとして新たな項目を設け、複製対象の
ノードを指定できるようにしてもよい。
【0097】上記スケジュールデータ1の例では、スレ
ーブノード2とスレーブノード3の作業は互いに関連す
るものとなっているが、同じスケジュールデータ1に
は、マスタノード110に対する資源複製の指示のよう
に、他のノードと関連しない作業を共存させることもで
きる。
【0098】尚、スケジュールデータ2には、マスタノ
ード110に対する「資源切替」の指示が設定されてい
る。この指示は、例えば、マスタノード110が、スレ
ーブノード120に対する最新資源の複製を終了した後
に、自身の運用資源を、1998年1月1日の午前0時
に上記最新資源に切り替えるように指示するものであ
る。
【0099】図11には、前述した代理処理を実現する
ために必要となる情報を各ノードに設定するために用い
られるノード設定画面300が示されている。ノード設
定画面300は、制御用ノード130の表示部132に
おいて表示され、この画面300を介してマスタノード
110、スレーブノード120を含めた複数のノードに
ついて、上記情報の設定が行われる。
【0100】マスタ識別310は、設定対象の実IPア
ドレスをマスタノード110の実IPアドレスとして運
用する場合にチェックする。実IPアドレス320は、
設定対象のノードの実IPアドレスを指定する。仮想I
Pアドレス330は、設定対象のノードの仮想IPアド
レスを指定する。監視IPアドレス340は、設定対象
のノードが監視すべきノードの実IPアドレスを指定す
る。前述したように、監視対象のノードの実IPアドレ
スは基本的に、実施例ではアドレス管理テーブル112
Aにおいて、監視するノードの仮想IPアドレスが設定
されているエントリの次のエントリに設定されている実
IPアドレスであるが、監視IPアドレス340に指定
することにより、特定の実IPアドレスを有するノード
を監視するようにできる。
【0101】監視サービス350は、WWW、DNS、
及びMailの各機能(サービス)に対する3つのチェ
ックボックスからなり、監視対象となる機能(サービ
ス)を指定する。ここまで、説明を分かりやすくするた
めに、ノード単位で監視を行うよう記載してきたが、こ
のように、機能毎に監視対象を設定できることによっ
て、機能毎の状態の監視が可能である。また、ここでは
3つの機能(サービス)に関して設定できるようになっ
ているが、これらは例示のためのものであり、これらに
限られるものではない。
【0102】仮想運用360は、設定対象のノードを仮
想的に運用するかどうかを指定するものであり、仮想運
用をする場合には「する」に、しない場合は「しない」
にチェックする。代理370は、設定対象のノードが他
のノードの代理処理を行うかどうかを指定するものであ
り、代理処理を行う場合には「する」に、しない場合に
は「しない」にチェックする。
【0103】制御用ノード130において、各ノード毎
に前記情報が設定され、こうした各ノードの設定情報が
一括してマスタノード110に送信される。マスタノー
ド110は、これらの設定情報を受信し、図4に関連し
て前述したマスタ識別情報やアドレス管理テーブル11
2Aの関連するエリアを作成・更新する。また、前述の
ように、機能毎の監視を行うように設定した場合は、ア
ドレス管理テーブル112Aの構成、及び代理処理フロ
ーを、必要に応じて適宜変更することによって、機能毎
に代理処理を行うことも可能である。
【0104】また本実施例では、こうしたノード設定画
面300を使用した設定処理は、制御用ノード130に
おいて、インターネットブラウザとJavaアプレット
を用いて実現されるが、このようなソフトウエア構成に
厳密に制限されるわけではない。例えば、Javaアプ
レットの代わりにActiveXコントロールを用いて
もよい。
【0105】更に、この制御用ノード130から、ネッ
トワーク140上の各ノードの状態表示・制御を行うこ
とができる。図12には、複数ノードの運用状態を1画
面で確認できる、ノード状態表示・制御画面400が示
されている。このシグナル表は、制御用ノード130か
らマスタノード110に、各ノードの運用状態を取得す
るよう要求し、その応答から動的に生成され、表示され
る。更に、この画面400において、各ノードの運用を
制御することも可能であり、制御用ノード130からマ
スタノード110に、指定したノードに対する制御を要
求することにより、その要求が該ノードに反映される。
【0106】図12のノード状態表示・制御画面400
は、ノード名410、430、ステータス420、及び
状態シグナル440からなる。ノード名410と430
は、マスタノードをM、スレーブノード1をS1、スレ
ーブノード2をS2といった記号により表記する。ステ
ータスは、ノード名410に示されたノードの状態を表
示しており、正常、停止、強制停止などがある。状態シ
グナル440は、各ノードの機能がどのような状況で運
用されているかを示すものであり、青の点灯は運用中、
青の点滅は代理運用中、赤の点滅は停止中といったシグ
ナルである。但し、図12では表記の都合上、青の点灯
を+、赤の点灯を−、青の点滅を/、それ以外を○で示
す。もちろん、こうしたシグナルの表現方法には多くの
バリエーションが考えられ、本実施例のような表示例に
制限されるものではない。
【0107】各ノード名430と同じ列にある状態シグ
ナル440に青の点灯または赤の点灯が含まれている場
合、そのノードが本来提供すべき機能を有していること
を示している。さらに、各ノード名410と同じ行にあ
る状態シグナル440に青の点灯または青の点滅が含ま
れている場合、それは、そのノードが実際に提供してい
る機能を表している。
【0108】例えば図12に示すノード状態表示・制御
画面400では、スレーブノード2(S2)が停止して
おり、そのノードが本来提供すべき機能をスレーブノー
ド1(S1)が代理して処理していることが分かる。
【0109】また、あるノードに対応するステータス4
20を選択し、マウス等の入力装置を介して、そのステ
ータスを変更することにより、各ノードの状態を制御す
ることができる。例えば、ステータスが「正常」である
として正常に稼働しているノードのステータスを「強制
停止」に変更することにより、そのノードをある理由で
強制的に停止することができる。但し、不測の障害等で
停止状態となっているノードのステータスを、マウス等
で「正常」に変更するようなことはできないことに注意
すべきである。
【0110】図13は、本実施例とは別の態様のノード
代理システム500であり、マスタノード510のみが
アドレス管理テーブル512Aを有している。この場
合、スレーブノード520は、メッセージ通信等により
ネットワーク540を介して自身の実IPアドレスに対
応する仮想IPアドレスを前記マスタノード510から
取得する。スレーブノード520は、例えば、予め、自
身が保持しているマスタノード510のマスタ仮想IP
アドレスを使用して、マスタノード510にアクセスす
る。
【0111】このシステムにおいては、図4のステップ
S101における、自身のノードがマスタノード510
かどうかの判定は、各ノードが、前記マスタ識別情報等
を有しているかを判定する事等によって行われる。
【0112】図14は、上述したノード代理システム1
00、500を構築するために使用されるコンピュータ
600のハードウエア構成の一例を示している。このコ
ンピュータ600は、基本的に前記ノード代理システム
100または500において、マスタノード110、5
10、スレーブノード120、520、及び制御用ノー
ド130、530として機能する。
【0113】該コンピュータ600は、それぞれバス6
80に接続されたCPU610、記憶部620、メモリ
部630、表示部640、入力部650、印刷部66
0、及びネットワーク・インタフェース部670からな
る。
【0114】CPU610は、図1及び図13に示され
た、マスタノード110、510の処理部111、51
1、スレーブノード120、520の処理部121、5
21、及び制御用ノード130、530の処理部13
1、531の各機能を実行する。メモリ部620には、
CPU610によって実行される前記各機能を実現する
プログラムがロードされ、また必要に応じてアドレス管
理テーブル112A、512A、122Aや監視アドレ
スリスト112B、512B、122B、522B等の
内容がロードされる。
【0115】記憶部630は、CPU610によって実
行される前記各機能を実現するプログラム、及びアドレ
ス管理テーブル112A、512A、122Aや監視ア
ドレスリスト112B、512B、122B、522B
等の内容を格納する。
【0116】表示部640は、マスタノード110、5
10及びスレーブノード120、520においては、必
須の構成要素ではない。前記表示部640は、制御用ノ
ード130、530において、処理部131、531の
各機能によって上述した資源複製指示画面200、ノー
ド設定外面300及びノード状態表示・制御画面400
等の画面を表示する際に必要とされ、通常はCRTやL
CD等のディスプレイ装置であり、図1及び図13に示
す制御用ノード130、530の表示部132、532
に対応する。
【0117】入力部650は、前記表示部640に表示
された画面に沿って入力や指示を行うために使用される
装置であり、通常キーボード、マウス等から成る入力装
置やタッチパネル、音声入力装置等で構成される。これ
も、前記表示部640同様、マスタノード110、51
0及びスレーブノード120、520においては、必須
の構成要素ではない。図1及び図13に示す制御用ノー
ド130、530の入力部133、533に対応する。
【0118】印刷部660は、ユーザ等の指示に従っ
て、前記メモリ部620または記憶部630に格納され
ているデータ等を印刷する、レーザプリンタ等の印刷装
置である。前記印刷部660は、前記ノード代理システ
ム100、500の実施に関して必須の構成要件ではな
く、マスタノード110、510、スレーブノード12
0、520、及び制御用ノード130、530にとって
は任意の構成要素である。
【0119】ネットワーク・インタフェース部670
は、マスタノード110、510、スレーブノード12
0、520、制御用ノード130、530、及びその他
のユーザ・コンピュータのノードを、ネットワーク14
0、540を介して相互に接続するよう機能する。この
接続を公衆回線網又は専用回線を介して行う場合は、モ
デム、ターミナルアダプタ及びDSU、ルータなどのネ
ットワーク通信装置が必要であり、この場合、ネットワ
ーク・インタフェース部670は、これらを含む通信イ
ンタフェース装置である。また、前記ノードを接続する
ネットワーク140、540は、リング型、スター型、
バス型、あるいはそれらの組み合わせ等の任意の形態で
よく、さらにLAN、MAN、WAN、インターネッ
ト、イントラネット、エクストラネット等、その構成や
規模を問わない。
【0120】バス680は、前記各構成要素610〜6
70間でデータ、指令等の送受信を行うための共通伝送
経路である。前述したように、本実施例では、最初に監
視対象のノードを決定する際、アドレス管理テーブル1
12A、122A内のデータエントリの順序に着目し、
監視するノードの仮想IPアドレスが記憶されているエ
ントリの次のエントリに記憶されている実IPアドレス
を有するノードを監視対象としている。しかし、本発明
は、第1のノードが、他の第2のノードを監視し、この
ような監視の関係を順次形成して1つの閉ループを作
り、その結果該第1のノードも他のノードによって監視
されるように構成される複数のノードによって実現され
る。従って、こうしたノード間のリンク関係を構成する
ために、必ずしも前記アドレス管理テーブル112Aの
ように、テーブル内のエントリ順を使用する必要はな
く、テーブル内に監視関係を定義する情報を記憶させる
テーブルではなく、リストを用いるなど、その他のデー
タ構造を用いた多くの方法が容易に考えられる。また、
本発明は、ノードの監視関係の順序を論理的に定義でき
るため、システムを容易に変更可能であり、保守や拡張
性などに優れている。
【0121】
【発明の効果】本発明のノード代理システムによれば、
ネットワーク上の複数のノードのうち1つがマスタノー
ド、残りの少なくとも1つがスレーブノードとして設定
され、ノードの障害の検知、またはスケジュールの発生
または資源複製の依頼通知等の各種イベントの発生によ
るノードの停止に応答して、該停止したノードが提供し
ていた機能を他のノードが代理し、または該停止したノ
ードが監視していたノードを他のノードが監視するよう
制御することができる。
【0122】これにより、ネットワーク上に存在する複
数のノードの運用において、それぞれのノードを運用
系、待機系に分類することなく、それぞれのノードの監
視や代理を、例えば、互いの仮想IPアドレスの制御に
より実現し、ノードの持つ機能、サービスを低費用にて
分散し、システム全体としての安全性を向上させ、さら
に運用面においても、制御用ノードを用いて、対象複数
ノードの状態表示、運用制御が可能となり、その保守性
の向上が望める。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例であるノード代理システムのシ
ステム構成を示すブロック図である。
【図2】アドレス管理テーブルの例を示す図である。
【図3】実施例によるノード監視の態様を概念的に示す
図である。
【図4】マスタノード及びスレーブノードの起動管理機
能の処理フローを示す図である。
【図5】図4のマスタノード及びスレーブノードの仮想
IPアドレス処理のフローを詳細に示す図である。
【図6】実施例による障害時の処理フローを示す図であ
る。
【図7】マスタノードにおける資源複製処理のフローを
示す図である。
【図8】スレーブノードにおける資源複製処理のフロー
を示す図である。
【図9】資源複製指示画面を示す図である。
【図10】スケジュールテーブルの内容の設定例を示す
図である。
【図11】ノード設定画面を示す図である。
【図12】ノード状態表示・制御画面を示す図である。
【図13】本発明の別の実施例であるノード代理システ
ムのシステム構成を示すブロック図である。
【図14】ノード代理システムを実行するコンピュータ
のハードウエア構成を示す図である。
【符号の説明】
100、500 ノード代理システム 110、510 マスタノード 111、511 処理部 111A、511A 起動管理機能 111B、511B 障害監視・代理機能 111C、511C 資源複製機能 112、512 マスタ用データ 112A、512A アドレス管理テーブル 112B、512B 監視アドレスリスト 112C、512C スケジュールテーブル 120、520 スレーブノード 121、521 制御部 121A、521A 起動管理機能 121B、521B 障害監視・代理機能 121C、521C 資源複製機能 122、522 スレーブ用データ 122A アドレス管理テーブル 122B、522B 監視アドレスリスト 130、530 制御用ノード 131、531 処理部 131A、531A 資源複製指示機能 131B、531B スケジュール指定機能 131C、531C ノード設定機能 131D、531D ノード状態表示・制御機能 132、532 表示部 133、533 入力部 140、540 ネットワーク 600 コンピュータ 610 CPU 620 メモリ部 630 記憶部 640 表示部 650 入力部 660 印刷部 670 ネットワーク・インタフェース部 680 バス

Claims (53)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワーク上の複数のノードが、他の
    ノードが提供する機能を代理するノード代理システムに
    おいて、 前記複数のノードにおいて、第1のノードが他の第2の
    ノードの正常な稼働を監視するよう設定し、該第2のノ
    ードが該第1のノードまたは更に他の第3のノードの正
    常な稼働を監視するよう設定し、以降このような監視の
    関係を順次形成して1つの閉ループ形態の論理的な監視
    ネットワークを構築し、その結果、該第1のノードも該
    第1のノード以外によって監視されるように各ノードの
    起動を管理する起動管理手段と、 前記各ノードにおいて監視対象のノードの障害を検知
    し、該障害を検知したノードが、該監視対象のノードが
    提供していた機能及び、該監視対象のノードが監視して
    いた他のノードの監視を代理して行う障害監視・代理手
    段と、 を有することを特徴とするノード代理システム。
  2. 【請求項2】 前記起動管理手段は、前記各ノードの監
    視を設定する際に、該正常な稼働の監視が該各ノードの
    提供する個々の機能単位に行い、 前記障害監視・代理手段は、前記監視対象のノードが提
    供していた機能の代理を個々の機能単位に行うこと、 を特徴とする請求項1記載のノード代理システム。
  3. 【請求項3】 更に、アドレス記憶手段を有し、 前記起動管理手段は、前記複数のノードのアドレスに関
    する情報として、各ノードの実アドレスと仮想アドレス
    を前記アドレス記憶手段内に記憶し、 前記起動管理手段における監視の設定、前記障害監視・
    代理手段における障害の検知、及び前記障害監視・代理
    手段における監視の代理が、前記実アドレスを使用して
    行われ、 前記障害監視・代理手段における前記監視対象のノード
    の機能の代理が、前記仮想アドレスを使用して行われる
    こと、 を特徴とする請求項1に記載のノード代理システム。
  4. 【請求項4】 更に、アドレス記憶手段を有し、 前記起動管理手段は、前記複数のノードの前記アドレス
    に関する情報として、各ノードの実アドレスと仮想アド
    レスを所定のノード順に前記アドレス記憶手段内に記憶
    し、 前記起動管理手段における監視の設定、前記障害監視・
    代理手段における障害の検知、及び前記障害監視・代理
    手段における監視の代理が、前記実アドレスを使用して
    行われ、 前記障害監視・代理手段における前記監視対象のノード
    の機能の代理が、前記仮想アドレスを使用して行われる
    ことを特徴とする請求項1に記載のノード代理システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記起動管理手段は、 前記実アドレスと前記仮想アドレスを、それぞれ1つの
    エントリとして前記アドレス記憶手段内に記憶させる手
    段と、 各ノードの監視対象のノードを設定する際に、 該アドレス記憶手段内で、監視する側のノードのアドレ
    スに関するエントリが最終エントリでない場合、該エン
    トリより後で、かつそのエントリから最も近くにある、
    実アドレスを含むエントリを探し、該実アドレスを有す
    るノードを監視対象のノードと決定し、 該アドレス記憶手段内で、監視する側のノードのアドレ
    スに関するエントリが最終エントリである場合、先頭の
    エントリの実アドレスを有するノードを監視対象のノー
    ドと決定する手段と、 を有することを特徴とする請求項4に記載のノード代理
    システム。
  6. 【請求項6】 前記障害監視・代理手段は、 前記監視対象のノードの障害を検知したノードが、該監
    視対象のノードが提供していた機能及び、該監視対象の
    ノードが監視していた他のノードの監視を代理して行っ
    ている間に、該監視対象のノードの障害が復旧したかど
    うかを検知する検知手段と、 前記監視対象のノードの障害を検知したノードが、該検
    知手段により該監視対象のノードの復旧を検知した場合
    に、該監視対象のノードが提供していた機能及び、該監
    視対象のノードが監視していた他のノードの監視を、該
    監視対象のノードに再開させる制御手段と、 を有することを特徴とする請求項1に記載のノード代理
    システム。
  7. 【請求項7】 前記障害監視・代理手段によって検知さ
    れる事象には、前記各ノードの休止が含まれること、 を特徴とする請求項1に記載のノード代理システム。
  8. 【請求項8】 前記障害監視・代理手段は、前記障害の
    監視または代理を、事前に定められたスケジュール情報
    に基づいて実行し、 該スケジュール情報が、前記ネットワーク上に配置され
    たスケジュール情報記憶手段に記憶されていること、 を特徴とする請求項1に記載のノード代理システム。
  9. 【請求項9】 ネットワーク上の複数のノードが、他の
    ノードが提供する機能を代理するノード代理システムに
    おいて、 前記複数のノードにおいて、第1のノードが他の第2の
    ノードの正常な稼働を監視するよう設定し、該第2のノ
    ードが該第1のノードまたは更に他の第3のノードの正
    常な稼働を監視するよう設定し、以降このような監視の
    関係を順次形成して1つの閉ループ形態の論理的な監視
    ネットワークを構築し、その結果、該第1のノードも該
    第1のノード以外によって監視されるように各ノードの
    起動を管理する起動管理手段と、 該複数のノードのうち1つをマスタノードとし、その他
    のノードの少なくとも1つをスレーブノードとして設定
    し、該マスタノードから該少なくとも1つのスレーブノ
    ードに対して資源を複製させ、該複製の間に、該マスタ
    ノードに、該スレーブノードの提供していた機能を代理
    して行わせる資源複製手段と、 を有することを特徴とするノード代理システム。
  10. 【請求項10】 前記資源複製手段は、前記マスタノー
    ドから前記スレーブノードに対して資源を複製する際
    に、前記マスタノードに、前記スレーブノードが監視し
    ていた他のノードの監視を代理させること、 を特徴とする請求項9に記載のノード代理システム。
  11. 【請求項11】 前記起動管理手段は、前記各ノードの
    監視を設定する際に、該正常な稼働の監視を該各ノード
    の提供する個々の機能単位に設定し、 前記資源複製手段は、前記マスタノードに、前記スレー
    ブノードが提供していた機能の代理を個々の機能単位に
    行わせること、 を特徴とする請求項9に記載のノード代理システム。
  12. 【請求項12】 更に、アドレス記憶手段を有し、 前記起動管理手段は、前記複数のノードのアドレスに関
    する情報として、各ノードの実アドレスと仮想アドレス
    を前記アドレス記憶手段内に記憶し、 前記資源複製手段は、前記スレーブノードの機能の代理
    を、前記仮想アドレスを使用して行うこと、 を特徴とする請求項9に記載のノード代理システム。
  13. 【請求項13】 更に、アドレス記憶手段を有し、 前記起動管理手段は、前記複数のノードのアドレスに関
    する情報として、各ノードの実アドレスと仮想アドレス
    を、所定のノード順に前記アドレス記憶手段内に記憶
    し、 前記資源複製手段は、前記スレーブノードの機能の代理
    を、前記仮想アドレスを使用して行うこと、 を特徴とする請求項9に記載のノード代理システム。
  14. 【請求項14】 前記起動管理手段は、 前記実アドレスと前記仮想アドレスを、それぞれ1つの
    エントリとして前記アドレス記憶手段内に記憶させる手
    段と、 各ノードの監視対象のノードを設定する際に、 該アドレス記憶手段内で、監視する側のノードのアドレ
    スに関するエントリが最終エントリでない場合、該エン
    トリより後で、かつそのエントリから最も近くにある、
    実アドレスを含むエントリを探し、該実アドレスを有す
    るノードを監視対象のノードと決定し、 該アドレス記憶手段内で、監視する側のノードのアドレ
    スに関するエントリが最終エントリである場合、先頭の
    エントリ、または該エントリより後で、かつそのエント
    リから最も近くにある、実アドレスを含むエントリを探
    し、該実アドレスに対応するノードを監視対象のノード
    と決定する手段と、 を有することを特徴とする請求項13に記載のノード代
    理システム。
  15. 【請求項15】 前記資源複製手段は、 前記マスタノードから前記少なくとも1つのスレーブノ
    ードに対する資源の複製が終了した場合に、該マスタノ
    ードによって代理されていた、該スレーブノードの提供
    していた機能を、該スレーブノードに行わせるようにす
    ること、 を特徴とする請求項9に記載のノード代理システム。
  16. 【請求項16】 更に、前記資源複製手段の実行を、前
    記ネットワークに接続されているノードから指示する資
    源複製指示手段を、 有することを特徴とする請求項9に記載のノード代理シ
    ステム。
  17. 【請求項17】 前記資源複製手段は、 事前に定められたスケジュール情報に基づいて処理を実
    行し、 該スケジュール情報が、前記ネットワーク上に配置され
    たスケジュール情報記憶手段に記憶されていること、 を特徴とする請求項9に記載のノード代理システム。
  18. 【請求項18】 更に、前記スケジュール情報を、前記
    ネットワークに接続されているノードからの指示によっ
    て、前記スケジュール情報記憶手段内に記憶させるスケ
    ジュール指定手段を、 有することを特徴とする請求項17に記載のノード代理
    システム。
  19. 【請求項19】 更に、前記各ノードのアドレスに関す
    る情報を、前記ネットワークに接続されているノードか
    らの指示によって、前記アドレス記憶手段内に記憶させ
    るノード設定手段を、 有することを特徴とする請求項3、4、11または12
    に記載のノード代理システム。
  20. 【請求項20】 前記指示を行う前記ネットワークに接
    続されているノードが制御用ノードであり、該指示がマ
    スタノードに対して行われること、 を特徴とする請求項16、17、または19に記載のノ
    ード代理システム。
  21. 【請求項21】前記資源複製手段が、前記スレーブノー
    ドに対する資源の複製を、所定の数の前記スレーブノー
    ド毎に、監視方向順に行うこと、 を特徴とする請求項9に記載のノード代理システム。
  22. 【請求項22】 更に、前記各ノードの状態、及び前記
    各ノードの機能がどのノードによって代理されているか
    を全てのノードに関して一覧表示する表示手段を、 有することを特徴とする請求項1または9に記載のノー
    ド代理システム。
  23. 【請求項23】 更に、前記各ノードの状態を必要に応
    じて変更する制御手段を、 有することを特徴とする請求項1または9に記載のノー
    ド代理システム。
  24. 【請求項24】 更に、前記各ノードの状態、及び前記
    各ノードの機能がどのノードによって代理されているか
    を全てのノードに関して一覧表示する表示手段と、 前記各ノードの状態を、該表示手段により表示された一
    覧表示画面を介して、必要に応じて変更する制御手段
    と、 を有することを特徴とする請求項1または9に記載のノ
    ード代理システム。
  25. 【請求項25】 ネットワーク上の複数のノードが、他
    のノードの障害を監視するノード監視システムにおい
    て、 前記複数のノードにおいて、第1のノードが他の第2の
    ノードの正常な稼働を監視するよう設定し、該第2のノ
    ードが該第1のノードまたは更に他の第3のノードの正
    常な稼働を監視するよう設定し、以降このような監視の
    関係を順次形成して1つの閉ループ形態の論理的な監視
    ネットワークを構築し、その結果、該第1のノードも該
    第1のノード以外によって監視されるように各ノードの
    起動を管理する起動管理手段と、 前記各ノードにおいて監視対象のノードの障害を検知
    し、該障害を検知したノードが、該監視対象のノードが
    監視していた他のノードの監視を代理して行う障害監視
    手段と、 を有することを特徴とするノード監視システム。
  26. 【請求項26】 前記起動管理手段は、前記各ノードの
    監視を設定する際に、該正常な稼働の監視が該各ノード
    の提供する個々の機能単位に行い、 前記障害監視手段は、前記監視対象のノードの障害を該
    機能単位に行うこと、 を特徴とする請求項25に記載のノード監視システム。
  27. 【請求項27】 更に、アドレス記憶手段を有し、 前記起動管理手段は、前記複数のノードのアドレスに関
    する情報として、各ノードの実アドレスと仮想アドレス
    を前記アドレス記憶手段内に記憶し、 前記起動管理手段における監視の設定、前記障害監視手
    段における障害の検知が、前記実アドレスを使用して行
    われること、 を特徴とする請求項25に記載のノード監視システム。
  28. 【請求項28】 更に、アドレス記憶手段を有し、 前記起動管理手段は、前記複数のノードの前記アドレス
    に関する情報として、各ノードの実アドレスと仮想アド
    レスを所定のノード順に前記アドレス記憶手段内に記憶
    し、 前記起動管理手段における監視の設定、前記障害監視手
    段における障害の検知が、前記実アドレスを使用して行
    われること、 を特徴とする請求項25に記載のノード監視システム。
  29. 【請求項29】 前記起動管理手段は、 前記実アドレスと前記仮想アドレスを、それぞれ1つの
    エントリとして前記アドレス記憶手段内に記憶させる手
    段と、 各ノードの監視対象のノードを設定する際に、 該アドレス記憶手段内で、監視する側のノードのアドレ
    スに関するエントリが最終エントリでない場合、該エン
    トリより後で、かつそのエントリから最も近くにある、
    実アドレスを含むエントリを探し、該実アドレスを有す
    るノードを監視対象のノードと決定し、 該アドレス記憶手段内で、監視する側のノードのアドレ
    スに関するエントリが最終エントリである場合、先頭の
    エントリの実アドレスを有するノードを監視対象のノー
    ドと決定する手段と、 を有することを特徴とする請求項28に記載のノード監
    視システム。
  30. 【請求項30】 前記障害監視手段は、前記障害の監視
    を、事前に定められたスケジュール情報に基づいて実行
    し、 該スケジュール情報が、前記ネットワーク上に配置され
    たスケジュール情報記憶手段に記憶されていること、 を特徴とする請求項25に記載のノード監視システム。
  31. 【請求項31】 ネットワーク上の複数のノードのうち
    1つをマスタノードとし、その他のノードの少なくとも
    1つをスレーブノードとして設定し、該マスタノード及
    び該スレーブノードが少なくとも1つの機能を提供する
    システムにおける該マスタノードであって、 該スレーブノードに、該スレーブノードが提供している
    少なくとも1つの該機能の停止を指示し、該スレーブノ
    ードの該機能を代理する機能代理手段と、 該機能代理手段により機能を代理した該スレーブノード
    に複製用の最新の資源を送信し、該スレーブノードに該
    最新の資源を複製する資源複製手段と、 該資源複製手段の処理終了後に、該スレーブノードに該
    機能を再開させる制御手段と、 を有することを特徴とするマスタノード。
  32. 【請求項32】 ネットワーク上の複数のノードのうち
    1つをマスタノードとし、その他のノードの少なくとも
    1つをスレーブノードとして設定し、該マスタノード及
    び該スレーブノードが少なくとも1つの機能を提供する
    システムにおける該スレーブノードであって、 該マスタノードの指示を受けて、自身の機能を該マスタ
    ノードに代理してもらう被代理手段と、 該マスタノードに自身の機能を代理してもらっている間
    に、該マスタノードから受信する最新の資源を運用資源
    として複製する資源複製手段と、 該資源複製手段による資源複製処理終了後に、該マスタ
    ノードによる自身の機能の代理の終了を受けて、自身の
    機能を再開する機能再開手段と、 を有することを特徴とするスレーブノード。
  33. 【請求項33】 ネットワーク上の複数のノードのうち
    1つをマスタノードとし、その他のノードの少なくとも
    1つをスレーブノードとして設定し、更に該複数のノー
    ドのうち1つを制御用ノードとして設定し、該マスタノ
    ード及び該スレーブノードが少なくとも1つの機能を提
    供するシステムにおける該制御用ノードであって、 スケジュールデータの入力画面を表示する表示手段と、 該表示手段により表示される該入力画面を介して該スケ
    ジュールデータを入力するための入力手段と、 該入力手段を介して入力された該スケジュールデータを
    該マスタノードに送信する手段と、 を有することを特徴とする制御用ノード。
  34. 【請求項34】 ネットワーク上の複数のノードのうち
    1つをマスタノードとし、その他のノードの少なくとも
    1つをスレーブノードとして設定し、更に該複数のノー
    ドのうち1つを制御用ノードとして設定し、該マスタノ
    ード及び該スレーブノードが少なくとも1つの機能を提
    供するシステムにおける該マスタノードであって、 該制御用ノードからスケジュールデータを受信する受信
    手段と、 該受信手段により受信されたスケジュールデータに基づ
    いて、自身及び該スレーブノードの運用を制御する制御
    手段と、 を有することを特徴とするマスタノード。
  35. 【請求項35】 ネットワーク上の複数のノードのうち
    1つをマスタノードとし、その他のノードの少なくとも
    1つをスレーブノードとして設定し、更に該複数のノー
    ドのうち1つを制御用ノードとして設定し、該マスタノ
    ード及び該スレーブノードが少なくとも1つの機能を提
    供するシステムにおける該スレーブノードであって、 該マスタノードから所定の運用を指示する通知を受信す
    る受信手段と、 該受信手段が受信した通知により指示される運用を実行
    する運用手段と、 を有することを特徴とするスレーブノード。
  36. 【請求項36】 ネットワーク上の複数のノードのうち
    1つをマスタノードとし、その他のノードの少なくとも
    1つをスレーブノードとして設定し、更に該複数のノー
    ドのうち1つを制御用ノードとして設定し、該マスタノ
    ード及び該スレーブノードが少なくとも1つの機能を提
    供するシステムにおける該制御用ノードであって、 該マスタノードまたは該スレーブノードの運用状態を一
    覧表示する表示手段と、 該表示手段により表示される該運用状態の一覧表示を介
    して該マスタノードまたは該スレーブノードの運用状態
    を変更する制御情報を入力するための制御情報入力手段
    と、 該入力手段を介して入力された該制御情報を該マスタノ
    ードに送信する手段と、 を有することを特徴とする制御用ノード。
  37. 【請求項37】 ネットワーク上の複数のノードのうち
    1つをマスタノードとし、その他のノードの少なくとも
    1つをスレーブノードとして設定し、更に該複数のノー
    ドのうち1つを制御用ノードとして設定し、該マスタノ
    ード及び該スレーブノードが少なくとも1つの機能を提
    供するシステムにおける該制御用ノードであって、 該マスタノードから、該マスタノードまたは該スレーブ
    ノードの運用状態に関する情報を取得する取得手段と、 該取得手段によって取得された該運用状態に関する情報
    に基づいて、該マスタノードまたは該スレーブノードの
    運用状態を一覧表示する表示手段を、 有することを特徴とする制御用ノード。
  38. 【請求項38】 ネットワーク上の複数のノードのうち
    1つをマスタノードとし、その他のノードの少なくとも
    1つをスレーブノードとして設定し、更に該複数のノー
    ドのうち1つを制御用ノードとして設定し、該マスタノ
    ード及び該スレーブノードが少なくとも1つの機能を提
    供するシステムにおける該マスタノードであって、 該マスタノード及び該スレーブノードのうち少なくとも
    1つに関する運用状態情報を収集する収集手段と、 該収集手段によって収集された該運用状態情報を、前記
    制御用ノードに通知する通知手段と、 を有することを特徴とするマスタノード。
  39. 【請求項39】 ネットワーク上の複数のノードのうち
    1つをマスタノードとし、その他のノードの少なくとも
    1つをスレーブノードとして設定し、更に該複数のノー
    ドのうち1つを制御用ノードとして設定し、該マスタノ
    ード及び該スレーブノードが少なくとも1つの機能を提
    供するシステムにおける該スレーブノードであって、 該マスタノードから、運用状態の報告依頼通知を受信す
    る受信手段と、 該受信手段が該報告依頼通知を受信した場合に、その応
    答として、前記マスタノードに、自身の運用状態を通知
    する通知手段を有することを特徴とするスレーブノー
    ド。
  40. 【請求項40】 ネットワーク上の複数のノードのうち
    1つをマスタノードとし、その他のノードの少なくとも
    1つをスレーブノードとして設定し、更に該複数のノー
    ドのうち1つを制御用ノードとして設定し、該マスタノ
    ード及び該スレーブノードが少なくとも1つの機能を提
    供するシステムにおける該マスタノードであって、 該制御用ノードから該マスタノードまたは該スレーブノ
    ードの運用状態を変更する制御情報を受信する受信手段
    と、 該制御情報に基づいて、自身及び該スレーブノードの運
    用を制御する制御手段と、 を有することを特徴とするマスタノード。
  41. 【請求項41】 ネットワーク上の複数のノードのうち
    1つをマスタノードとし、その他のノードの少なくとも
    1つをスレーブノードとして設定し、更に該複数のノー
    ドのうち1つを制御用ノードとして設定し、該マスタノ
    ード及び該スレーブノードが少なくとも1つの機能を提
    供するシステムにおける該スレーブノードであって、 該マスタノードから所定の運用を指示する通知を受信す
    る受信手段と、 該受信手段が受信した通知により指示される運用を実行
    する運用手段と、 を有することを特徴とするスレーブノード。
  42. 【請求項42】 ネットワーク上の複数のノードのうち
    1つをマスタノードとし、その他のノードの少なくとも
    1つをスレーブノードとして設定し、更に該複数のノー
    ドのうち1つを制御用ノードとして設定し、該マスタノ
    ード及び該スレーブノードが少なくとも1つの機能を提
    供するシステムにおける該制御用ノードであって、 各ノードに関する情報を入力するための入力手段と、 該入力手段によって入力された該情報を該マスタノード
    に送信する送信手段と、 を有することを特徴とする制御用ノード。
  43. 【請求項43】 前記各ノードに関する情報が、マスタ
    種別、該ネットワーク上のアドレス、監視対象のノード
    のアドレス、監視サービスの内容、または代理運用の有
    無のうち、少なくとも1つの情報を含むこと、 を特徴とする請求項42に記載の制御用ノード。
  44. 【請求項44】 ネットワーク上の複数のノードのうち
    1つをマスタノードとし、その他のノードの少なくとも
    1つをスレーブノードとして設定し、更に該複数のノー
    ドのうち1つを制御用ノードとして設定し、該マスタノ
    ード及び該スレーブノードが少なくとも1つの機能を提
    供するシステムにおける該マスタノードであって、 各ノードに関する情報を該制御用ノードから受信するた
    めの受信手段と、 該受信手段によって受信された該情報を記憶する記憶手
    段と、 を有することを特徴とするマスタノード。
  45. 【請求項45】 前記各ノードに関する情報が、マスタ
    種別、該ネットワーク上のアドレス、監視対象のノード
    のアドレス、監視サービスの内容、または代理運用の有
    無のうち、少なくとも1つの情報を含むこと、 を特徴とする請求項44に記載のマスタノード。
  46. 【請求項46】 ネットワーク上の複数のノードのうち
    1つをマスタノードとし、その他のノードの少なくとも
    1つをスレーブノードとして設定し、更に該複数のノー
    ドのうち1つを制御用ノードとして設定し、該マスタノ
    ード及び該スレーブノードが少なくとも1つの機能を提
    供するシステムにおける該スレーブノードであって、 所定のタイミングで、前記各ノードに関する情報を記憶
    した該マスタノードの前記記憶手段から、該情報を受信
    するための受信手段と、 該受信手段によって受信された該情報を記憶する記憶手
    段と、 を有することを特徴とするスレーブノード。
  47. 【請求項47】 前記各ノードに関する情報が、マスタ
    種別、該ネットワーク上のアドレス、監視対象のノード
    のアドレス、監視サービスの内容、または代理運用の有
    無のうち、少なくとも1つの情報を含むこと、 を特徴とする請求項46に記載のスレーブノード。
  48. 【請求項48】 ネットワーク上の複数のノードが、他
    のノードが提供する機能を代理するノード代理方法にお
    いて、 前記複数のノードにおいて、第1のノードが他の第2の
    ノードの正常な稼働を監視するよう設定し、該第2のノ
    ードが該第1のノードまたは更に他の第3のノードの正
    常な稼働を監視するよう設定し、以降このような監視の
    関係を順次形成して1つの閉ループ形態の論理的な監視
    ネットワークを構築し、その結果、該第1のノードも該
    第1のノード以外によって監視されるように各ノードの
    起動を管理する起動管理ステップと、 前記各ノードにおいて監視対象のノードの障害を検知
    し、該障害を検知したノードが、該監視対象のノードが
    提供していた機能及び、該監視対象のノードが監視して
    いた他のノードの監視を代理して行う障害監視・代理ス
    テップと、 を有することを特徴とするノード代理方法。
  49. 【請求項49】 ネットワーク上の複数のノードが、他
    のノードが提供する機能を代理するノード代理方法にお
    いて、 前記複数のノードにおいて、第1のノードが他の第2の
    ノードの正常な稼働を監視するよう設定し、該第2のノ
    ードが該第1のノードまたは更に他の第3のノードの正
    常な稼働を監視するよう設定し、以降このような監視の
    関係を順次形成して1つの閉ループ形態の論理的な監視
    ネットワークを構築し、その結果、該第1のノードも該
    第1のノード以外によって監視されるように各ノードの
    起動を管理する起動管理ステップと、 該複数のノードのうち1つをマスタノードとし、その他
    のノードの少なくとも1つをスレーブノードとして設定
    し、該マスタノードから該少なくとも1つのスレーブノ
    ードに対して資源を複製させ、該複製の間に、該マスタ
    ノードに、該スレーブノードの提供していた機能を代理
    して行わせる資源複製ステップと、 を有することを特徴とするノード代理方法。
  50. 【請求項50】 ネットワーク上の複数のノードが、他
    のノードの障害を監視するノード監視方法において、 前記複数のノードにおいて、第1のノードが他の第2の
    ノードの正常な稼働を監視するよう設定し、該第2のノ
    ードが該第1のノードまたは更に他の第3のノードの正
    常な稼働を監視するよう設定し、以降このような監視の
    関係を順次形成して1つの閉ループ形態の論理的な監視
    ネットワークを構築し、その結果、該第1のノードも該
    第1のノード以外によって監視されるように各ノードの
    起動を管理する起動管理ステップと、 前記各ノードにおいて監視対象のノードの障害を検知
    し、該障害を検知したノードが、該監視対象のノードが
    監視していた他のノードの監視を代理して行う障害監視
    ステップと、 を有することを特徴とするノード監視方法。
  51. 【請求項51】 ネットワーク上の複数のノードが、他
    のノードが提供する機能を代理するノード代理方法を実
    現するプログラムを記録した記録媒体であって、 前記複数のノードにおいて、第1のノードが他の第2の
    ノードの正常な稼働を監視するよう設定し、該第2のノ
    ードが該第1のノードまたは更に他の第3のノードの正
    常な稼働を監視するよう設定し、以降このような監視の
    関係を順次形成して1つの閉ループ形態の論理的な監視
    ネットワークを構築し、その結果、該第1のノードも該
    第1のノード以外によって監視されるように各ノードの
    起動を管理する起動管理ステップと、 前記各ノードにおいて監視対象のノードの障害を検知
    し、該障害を検知したノードが、該監視対象のノードが
    提供していた機能及び、該監視対象のノードが監視して
    いた他のノードの監視を代理して行う障害監視・代理ス
    テップを、 コンピュータに実行させるプログラムを記録した該コン
    ピュータが読み取り可能な記録媒体。
  52. 【請求項52】 ネットワーク上の複数のノードが、他
    のノードが提供する機能を代理するノード代理方法を実
    現するプログラムを記録した記録媒体であって、 前記複数のノードにおいて、第1のノードが他の第2の
    ノードの正常な稼働を監視するよう設定し、該第2のノ
    ードが該第1のノードまたは更に他の第3のノードの正
    常な稼働を監視するよう設定し、以降このような監視の
    関係を順次形成して1つの閉ループ形態の論理的な監視
    ネットワークを構築し、その結果、該第1のノードも該
    第1のノード以外によって監視されるように各ノードの
    起動を管理する起動管理ステップと、 該複数のノードのうち1つをマスタノードとし、その他
    のノードの少なくとも1つをスレーブノードとして設定
    し、該マスタノードから該少なくとも1つのスレーブノ
    ードに対して資源を複製させ、該複製の間に、該マスタ
    ノードに、該スレーブノードの提供していた機能を代理
    して行わせる資源複製ステップを、 コンピュータに実行させるプログラムを記録した該コン
    ピュータが読み取り可能な記録媒体。
  53. 【請求項53】 ネットワーク上の複数のノードが、他
    のノードの障害を監視するノード監視方法を実現するプ
    ログラムを記録した記録媒体であって、 前記複数のノードにおいて、第1のノードが他の第2の
    ノードの正常な稼働を監視するよう設定し、該第2のノ
    ードが該第1のノードまたは更に他の第3のノードの正
    常な稼働を監視するよう設定し、以降このような監視の
    関係を順次形成して1つの閉ループ形態の論理的な監視
    ネットワークを構築し、その結果、該第1のノードも該
    第1のノード以外によって監視されるように各ノードの
    起動を管理する起動管理ステップと、 前記各ノードにおいて監視対象のノードの障害を検知
    し、該障害を検知したノードが、該監視対象のノードが
    監視していた他のノードの監視を代理して行う障害監視
    ステップを、 コンピュータに実行させるプログラムを記録した該コン
    ピュータが読み取り可能な記録媒体。
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