JPH11219173A - 音楽再生方法と音楽再生装置とそれを用いた通信カラオケ装置 - Google Patents

音楽再生方法と音楽再生装置とそれを用いた通信カラオケ装置

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JPH11219173A
JPH11219173A JP10022436A JP2243698A JPH11219173A JP H11219173 A JPH11219173 A JP H11219173A JP 10022436 A JP10022436 A JP 10022436A JP 2243698 A JP2243698 A JP 2243698A JP H11219173 A JPH11219173 A JP H11219173A
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JP
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melody
music
character string
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pitch
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JP10022436A
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Takahisa Mori
卓久 森
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者が曲名を正確に記憶していなくても、
確実に所望の曲名を確認することができる音楽再生装置
を提供することを目的とする。 【解決手段】 曲名に対応してその曲のメロディの少な
くとも一部が、メロディを構成する各音の高さと音の長
さに対応する文字列として表示された曲目リスト7と、
文字入力装置1を介して入力された文字列を音の高さと
音の長さの情報に交換し、この情報に基づいて音を再生
してメロディを演奏する復号部6とを設けたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音楽再生方法と音
楽再生装置とそれを用いた通信カラオケ装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の音楽再生装置には、入力部(例え
ば、鍵盤)と、その鍵盤からの指示により発音する音源
部とが設けられていて、利用者がこの音楽再生装置を直
接演奏するものがある。
【0003】また、この音楽再生装置は、前述のように
利用者が直接演奏するもの以外に、通信カラオケシステ
ムに用いられているものがある。通信カラオケシステム
は、中央制御装置と複数の端末装置とを通信回線によっ
て接続されて構成され、端末装置の要求に応じて、中央
制御装置から端末装置に音楽データを送信し、端末装置
でこの音楽データに基づき音楽を演奏するものである。
このようなカラオケシステムを始めとする音楽配信シス
テムでは、旧来のディスク媒体や磁気テープを用いた音
楽配布に比べ、最新の音楽データを好きな時に得ること
ができる利点がある。
【0004】このような音楽配信システムでは、曲名,
歌手名,作詞・作曲者名,歌詞の冒頭部などの情報が記
載されている曲目リストを見て、利用者が所望の曲を決
定して、中央制御装置からその所望する曲の音楽データ
の配信を受けていた。
【0005】しかし、前記の曲名や歌手名などの情報を
覚えていなかったり、また、同一あるいは類似の曲名が
複数あったりするなど、利用者が所望の曲を間違いなく
選ぶことが困難な場合がある。また、誤った曲を選択し
て要求した場合は音楽データの配信費用や通信費用が無
駄になるという問題もある。
【0006】このような問題点を解決するために、特開
平7−219567公報に記載のカラオケ選曲システム
と特開平7−250316公報に記載のデータ伝送装置
とが知られている。
【0007】このカラオケ選曲システムには、曲のメロ
ディをデジタル信号に変換したバーコードを曲名と併記
した曲目リストと、このバーコードを読み出して曲のメ
ロディを小さい音で再生する音楽再生機能を有する光学
読取装置とが設けられていて、利用者が必要とするとき
は曲のメロディを試聴確認して選曲するものである。従
来の音楽再生装置としては、この光学読取装置が該当す
る。
【0008】また、データ伝送装置には、各曲の音楽デ
ータの内容を端的に示す仮アクセスデータをストックし
たエリアが中央制御装置に設けられていて、所望する曲
の音楽データの仮アクセスデータ(例えば、音楽データ
のサビの部分だけ)を中央制御装置から端末装置に取り
込んで再生し、利用者が試聴して、その曲が期待通りの
ものであるかどうかを確認できるものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の音
楽再生装置において、利用者が曲名を正確に記憶してい
ないときに曲目リストに添付された楽譜などのメロディ
表現を見ながらこの音楽再生装置を演奏して、その曲が
所望の曲であるかどうかを確認するためには、演奏する
能力が利用者に必要であり、この音楽再生装置を演奏で
きない利用者は、曲目リストにある曲が所望の曲である
かどうか確認することができない。
【0010】また、前述のカラオケ選曲システムでは、
曲目リストを通信回線経由で端末装置に配布してこの端
末装置のディスプレイ画面に表示して選曲する場合、デ
ィスプレイ画面に表示されたバーコードを読み取るに
は、特別な光学読取装置が必要であり、容易にその光学
読取装置を実現することはできない。
【0011】また、データ伝送装置では、利用者が所望
の曲を試聴するためには、中央制御装置と端末装置との
通信回線を接続して仮アクセスデータ(試聴用データ)
を取り込まなければならず、所望の曲と思われる曲にア
クセスして仮アクセスデータを取り込みその曲を試聴す
ることを繰り返す場合は回線使用料が高くつく。回線使
用料を安くするため、複数の仮アクセスデータを端末装
置に取り込んで蓄積させてから通信回線との接続を切断
してゆっくりと曲を選ぶこともできるが、仮アクセスデ
ータにその都度アクセスしてこれを端末装置に蓄積する
作業はともに必要であり、所望の曲と思われる曲の数が
多いほど煩雑な作業となる問題がある。
【0012】上記とは別の事柄であるが、例えば、CD
(コンパクトディスク)などを購入する場合において、
所望する曲がどのCDに入っているのかを購入者が正確
に記憶していないときは、そのCDを専用装置であるC
D再生装置で試聴しないと確認できないし、全てのCD
を店頭で試聴できることは一般に有り得ない。
【0013】本発明は、利用者が曲名を正確に記憶して
いなくても、確実に所望の曲名を確認することができる
音楽再生方法と音楽再生装置とそれを用いた通信カラオ
ケ装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の音楽再生方法
は、音の高さと音の長さの組み合わせ情報を文字列に変
換し、曲のメロディの少なくとも一部をその文字を用い
た文字列で表わし、入力された文字列を音の高さと音の
長さの組み合わせに復号してメロディを演奏するもので
ある。
【0015】本発明によると、利用者が曲名を正確に記
憶していなくても、曲目リストに記載されている文字列
を入力操作することによって、確実に所望の曲名を確認
することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、音の高さと音の長さの組み合わせ情報を文字列に変
換し、曲のメロディの少なくとも一部をその文字を用い
た文字列で表わし、入力された文字列を音の高さと音の
長さの組み合わせに復号してメロディを演奏する音楽再
生方法としたものであり、利用者が曲名を正確に記憶し
ていなくても、曲目リストに記載されている文字列を入
力操作することによって、曲目リストにある曲のメロデ
ィを試聴し、確実に所望の曲名を確認することができ
る。
【0017】本発明の請求項2に記載の発明は、入力手
段を介して入力された文字列を音の高さと音の長さの情
報に変換し、この情報に基づいて音を再生してメロディ
を演奏する復号部を設けた音楽再生装置としたものであ
り、利用者が曲名を正確に記憶していなくても、曲目リ
ストに記載されている文字列を入力操作することによっ
て、曲目リストにある曲のメロディを試聴し、確実に所
望の曲名を確認することができる。
【0018】本発明の請求項3に記載の発明は、曲名に
対応してその曲のメロディの少なくとも一部が、メロデ
ィを構成する各音の高さと音の長さに対応する文字列と
して表示された曲目リストと、入力手段を介して入力さ
れた文字列を音の高さと音の長さの情報に変換し、この
情報に基づいて音を再生してメロディを演奏する復号部
とを設けた音楽再生装置としたものであり、利用者が曲
名を正確に記憶していなくても、曲目リストに記載され
ている文字列を入力操作することによって、確実に所望
の曲名を確認することができる。
【0019】本発明の請求項4に記載の発明は、選曲さ
れた曲の演奏データを中央制御装置から端末装置にダウ
ンロードして演奏させる通信カラオケ装置において、曲
名に対応してその曲のメロディの少なくとも一部が、メ
ロディを構成する各音の高さと音の長さに対応する文字
列として表示された曲目リストを設け、前記端末装置に
は、入力手段を介して入力された文字列を音の高さと音
の長さの情報に変換し、この情報に基づいて音を再生し
てメロディを演奏する復号部を設けた通信カラオケ装置
としたものであり、利用者が曲名や歌手名などを正確に
記憶していなくても、中央制御装置からその都度、試聴
用曲データを取り込むことなく、確実に所望の曲を選択
することができる。
【0020】本発明の請求項5に記載の発明は、選曲さ
れた曲の演奏データを中央制御装置から端末装置にダウ
ンロードして演奏させる通信カラオケ装置において、前
記端末装置には、曲名に対応してその曲のメロディの少
なくとも一部が、メロディを構成する各音の高さと音の
長さに対応する文字の列として表示された曲目リスト
と、入力手段を介して入力された文字列を音の高さと音
の長さの情報に変換し、この情報に基づいて音を再生し
てメロディを演奏する復号部とを設けた通信カラオケ装
置としたものであり、利用者が曲名や歌手名などを正確
に記憶していなくても、中央制御装置からその都度、試
聴用曲データを取り込むことなく、確実に所望の曲を選
択することができる。
【0021】本発明の請求項6に記載の発明は、選曲さ
れた曲の演奏データを中央制御装置から端末装置にダウ
ンロードして演奏させる通信カラオケ装置において、前
記端末装置には、曲名に対応してその曲のメロディの少
なくとも一部が、メロディを構成する各音の高さと音の
長さに対応する文字の列として表示された曲目リスト
と、入力手段を介して入力された文字列を音の高さと音
の長さの情報に変換し、この情報に基づいて音を再生し
てメロディを演奏する復号部と、この復号部で演奏した
メロディに対応づけられている前記中央制御装置に格納
されたカラオケ演奏データのダウンロード要求を前記中
央制御装置に出力する通信制御部とを設けた通信カラオ
ケ装置としたものであり、利用者が曲名や歌手名などを
正確に記憶していなくても、中央制御装置に通信回線を
接続することなく、かつ、中央制御装置から曲データを
取り込むことなく、確実に所望の曲を選択することがで
きる。
【0022】以下、本発明の音楽再生方法を具体的な実
施の形態に基づいて説明する。 (実施の形態1)本実施の形態1の音楽再生装置は、図
1に示すように、入力手段としての文字入力装置1と記
憶装置2に加えて、曲名に対応してその曲のメロディの
少なくとも一部としてのその曲の冒頭のメロディが、メ
ロディを構成する各音の高さと音の長さに対応する文字
列として表示された曲目リスト7と、文字入力装置1を
介して入力された文字列を音の高さと音の長さの情報に
変換し、この情報に基づいて音を再生してメロディを演
奏する復号部6とを設けたものである。
【0023】音の高さと音の長さに対応する文字として
は、アルファベットや数字や仮名など、任意の文字種を
用いることができる。文字入力装置1は、例えば、キー
ボードやタブレットあるいはソフトウェアキーボードな
どが用いられる。
【0024】この復号部は、文字列復号部3と出力制御
部4とスピーカ5とで構成されている。文字列復号部3
には、図2に示すように、音の高さ(音階)と音の長さ
(音長)に対応する文字が書き込まれたテーブルが設け
られている。例えば、音階がD(レ)の8分音符は文字
「R」で、音階がA(ラ)の付点4分音符は文字「v」
で、4分休符は文字「y」で、8分休符は文字「Y」で
表わされている。なお、右端のC´(ド)の音は、左端
のC(ド)の音より1オクターブ高い音を表している。
【0025】例えば、「ABCy」の文字列が文字列復
号部3に入力された場合は、この文字列復号部3では、
図2に示すテーブルに基づいて、「A」は音階がCの4
分音符に、「B」は音階がDの4分音符に、「C」は音
階がEの4分音符に、「y」は4分休符にそれぞれ復号
されて、図4に示す楽譜で表されるような音階と音長の
組み合わせ情報に復号される。
【0026】前述のように構成された音楽再生装置の動
作を具体的に説明する。曲目リスト7には、印刷物や、
電子化情報として記録媒体に格納されたものや、通信回
線を経由して伝送されて端末装置のディスプレイに表示
されたもの等があり、図5に示すように、文字列として
の試聴コード文字列が各曲の曲名と対応させて表示され
ている。この試聴コード文字列は、該当する曲のメロデ
ィの一部としての冒頭部のメロディを図2に示すテーブ
ルに基づいて文字列データに置き換えたものである。
【0027】例えば、図5に示す曲目リストの各曲の中
で「かごめかごめ」のメロディを試聴したいとき、利用
者は試聴コード文字列「nFGFFFyFVVFUUF
FFy」を文字入力装置1に入力する。
【0028】この試聴コード文字列は記憶装置2に記憶
されて、復号部3により、記憶装置2からこの試聴コー
ド文字列を読み出し、図2に示すテーブルに基づいて音
階・音長情報に復号する。この復号後の音階・音長情報
を楽譜に表わすと、図6に示すように、「かごめかご
め」のメロディであることがわかる。
【0029】次に、出力制御部4は、図6で表される情
報をもとに、音階情報に応じた波形信号を、音長情報に
応じた時間だけ、スピーカ5に出力することにより、
「かごめかごめ」の冒頭部のメロディを演奏する。な
お、音階と音長の組み合わせ情報が休符を表すときは、
出力制御部4は無出力となる。
【0030】以上のように、曲名に対応してその曲のメ
ロディが表わされた試聴コード文字列が記載された曲目
リスト7と、文字入力装置1を介して入力された文字列
を音の高さと音の長さの情報に変換し、この情報に基づ
いて音を再生してメロディを演奏する復号部6とを設け
たことにより、利用者が曲名を正確に記憶していなくて
も、曲目リスト7に記載されている文字列を入力操作す
ることによって、利用者がその曲の冒頭のメロディを試
聴確認して、確実に所望の曲名を確認することができ
る。
【0031】具体的な一例として、全CDの各曲のメロ
ディの一部が文字列で表わされるとともにその文字列を
各曲ごとに対応させて記載した曲目リストを設けた場合
には、その文字列を本実施の形態1の音楽再生装置に入
力して再生させることにより、利用者がその曲のメロデ
ィを試聴して、所望の曲名を確認することができる。
【0032】(実施の形態2)本実施の形態2の通信カ
ラオケ装置は、選曲された曲の演奏データを中央制御装
置8から端末装置9にダウンロードして演奏させるもの
であり、この端末装置9には、曲名に対応してその曲の
冒頭のメロディが、メロディを構成する各音の高さと音
の長さに対応する文字列として表示された曲目リスト7
と、入力手段としての文字入力装置1を介して入力され
た文字列を音の高さと音の長さの情報に変換し、この情
報に基づいて音を再生してメロディを演奏する復号部6
と、この復号部で演奏したメロディに対応づけられてい
る中央制御装置8に格納されたカラオケ演奏データのダ
ウンロード要求を中央制御装置8に出力する通信制御部
10とを設けたものである。
【0033】端末装置9の画面には、曲目リスト7が表
示されていて、この曲目リスト7の中から所望の曲の文
字列を、マウスなどを用いて切り取りや貼り付け(カッ
トやペースト)などを行い入力手段に入力する。前述の
実施の形態1と同様にその文字列を復号しその曲の冒頭
のメロディを再生する。利用者はその曲のメロディを試
聴する。例えば、試聴した曲が所望の曲でないときは、
引続き前述の手順に従って別の曲を試聴することがで
き、試聴した曲が所望の曲であるときは、画面上の決定
ボタンをクリックすることで、その試聴した曲に関する
情報(例えば、リクエスト番号など)を検索し、その検
索結果からその曲の高品質な演奏データのダウンロード
要求が通信制御部10から中央制御装置8に出力され、
中央制御装置8からその曲の演奏データがダウンロード
され端末装置9で演奏される。
【0034】以上のように、曲名に対応してその曲のメ
ロディが表わされた試聴コード文字列が記載された曲目
リスト7と、文字入力装置1を介して入力された文字列
を音の高さと音の長さの情報に変換し、この情報に基づ
いて音を再生してメロディを演奏する復号部6と、この
復号部で演奏したメロディに対応づけられている中央制
御装置8に格納されたカラオケ演奏データのダウンロー
ド要求を中央制御装置8に出力する通信制御部10とを
設けたことにより、利用者が曲名を正確に記憶していな
くても、曲目リスト7に記載されている文字列を入力操
作することによって、利用者がその曲の冒頭のメロディ
を試聴して、所望の曲名を確認することができ、試聴し
た曲の曲名や曲のリクエスト番号を再入力することな
く、即座にその曲の演奏データのダウンロード要求を中
央制御装置8に出力することができ、確実に所望の曲名
を選択することができる。
【0035】各実施の形態では、曲目リストには曲名と
文字列とを記載したが、歌手名,作詞・作曲者名,冒頭
の歌詞などの付加的な情報を追加した場合は、利用者は
所望の曲をより早く選択することができる。
【0036】各実施の形態では、曲のメロディの一部と
して曲の冒頭部のメロディを文字列で表わしたが、曲の
特徴的な部分のメロディを文字列で表わした場合であっ
ても、同様の効果を有する。
【0037】各実施の形態では、1文字でひとつの音符
を表現したが、音符と文字が1対1に対応している必要
はなく、例えば、図3に示すように各音符に6ビットの
2値データを割り付けると、図6の楽譜の最初の小節の
各音符は「001101」、「011101」、「01
1110」で表現されるので、これらをつないだ計18
ビットの2値データをエンコード手段により、文字列に
変換してもよい。
【0038】また、図3では全ての音符,休符を6ビッ
トの固定ビット長データで表現したが、使用頻度の高い
音符は短いビット数で、使用頻度の低い音符は長いビッ
ト数で表現する可変ビット長のデータを用いることによ
り、データ量をより少なくすることも可能である。
【0039】各実施の形態では、ハ長調の1オクターブ
分の音階しか表現できず、また、音符,休符の種類も限
定しているが、各音符に割り付けられているビット数を
図3に示す6ビットより長くすることにより、図3に示
すテーブルを拡張し、半音刻みの音階や、1オクターブ
を超える音階、全音符や16分休符などを用いた、より
複雑なメロディを表現することができ、また、音階や音
長の情報だけでなく、曲のテンポなどの情報を付加して
もよい。
【0040】なお、本発明はプログラムによって実現す
ることもでき、これをフロッピーディスク等の記録媒体
に記録して移送したり、通信手段によって伝送すること
により、独立した他のコンピュータシステムで容易に実
施することができる。
【0041】
【発明の効果】以上のように本発明の音楽再生方法によ
れば、音の高さと音の長さの組み合わせ情報を文字列に
変換し、曲のメロディの少なくとも一部をその文字を用
いた文字列で表わし、入力された文字列を音の高さと音
の長さの組み合わせに復号してメロディを演奏するする
ので、利用者が曲名を正確に記憶していなくても、曲目
リストに記載されている文字列を入力操作することによ
って、曲目リストにある曲のメロディを試聴し、確実に
所望の曲名を確認することができる。
【0042】本発明の音楽再生装置によれば、入力手段
を介して入力された文字列を音の高さと音の長さの情報
に変換し、この情報に基づいて音を再生してメロディを
演奏する復号部を設けたことにより、本発明の音楽再生
方法を実現でき、さらに、曲名に対応してその曲のメロ
ディの少なくとも一部が、メロディを構成する各音の高
さと音の長さに対応する文字列として表示された曲目リ
ストを設けることにより、利用者が曲名を正確に記憶し
ていなくても、曲目リストに記載されている文字列を入
力操作することによって、曲目リストにある曲のメロデ
ィを試聴し、確実に所望の曲名を確認することができ
る。
【0043】本発明の通信カラオケ装置によれば、曲名
に対応してその曲のメロディの少なくとも一部が、メロ
ディを構成する各音の高さと音の長さに対応する文字列
として表示された曲目リストを設け、前記端末装置に
は、入力手段を介して入力された文字列を音の高さと音
の長さの情報に変換し、この情報に基づいて音を再生し
てメロディを演奏する復号部を設けたことにより、従来
のように中央制御装置にその都度アクセスして試聴した
い曲ごとに試聴用データを取り込む必要がないので、効
率的に曲を試聴して所望の曲を選曲することができる。
【0044】また、曲のメロディを音の高さと音の長さ
のデータとして表現するので、PCMデータなどと比べ
てデータ量が少く済み、曲目リストの全曲に試聴コード
文字列を一括添付することができる。
【0045】また、曲目リストを端末装置に設け、復号
部にはその曲の演奏データのダウンロード要求を前記中
央制御装置に出力する機能を追加することにより、試聴
した曲の曲名や曲のリクエスト番号を再入力することな
く、即座にその曲の演奏データのダウンロード要求を中
央制御装置に出力することができる。
【0046】また、曲のメロディの表現に文字列を用い
るため、従来のようなバーコードを用いず、そのバーコ
ードを読み取る特別な光学読取装置も必要とせず、その
文字列を手書きでメモしておくことも可能であり、その
文字列を入力するだけで演奏データをダウンロードする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の音楽再生装置のブロック
【図2】同実施の形態の音階と音長の組み合わせを文字
に対応させたテーブルを示す図
【図3】音階と音長の組み合わせと文字を対応づけるた
めのテーブルを示す図
【図4】同実施の形態の復号部が出力した音階・音長情
報を表わす楽譜
【図5】同実施の形態の曲目リストを示す図
【図6】同実施の形態の復号部が出力した音階・音長情
報を表わす楽譜
【図7】本発明の実施の形態2の通信カラオケ装置のブ
ロック図
【符号の説明】
1 文字入力装置 2 記憶装置 3 文字列復号部 4 出力制御部 5 スピーカ 6 復号部 7 曲目リスト 8 中央制御装置 9 端末装置 10 通信制御部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】音の高さと音の長さの組み合わせ情報を文
    字列に変換し、 曲のメロディの少なくとも一部をその文字を用いた文字
    列で表わし、 入力された文字列を音の高さと音の長さの組み合わせに
    復号してメロディを演奏する音楽再生方法。
  2. 【請求項2】入力手段を介して入力された文字列を音の
    高さと音の長さの情報に変換し、この情報に基づいて音
    を再生してメロディを演奏する復号部を設けた音楽再生
    装置。
  3. 【請求項3】曲名に対応してその曲のメロディの少なく
    とも一部が、メロディを構成する各音の高さと音の長さ
    に対応する文字列として表示された曲目リストと、 入力手段を介して入力された文字列を音の高さと音の長
    さの情報に変換し、この情報に基づいて音を再生してメ
    ロディを演奏する復号部とを設けた音楽再生装置。
  4. 【請求項4】選曲された曲の演奏データを中央制御装置
    から端末装置にダウンロードして演奏させる通信カラオ
    ケ装置において、 曲名に対応してその曲のメロディの少なくとも一部が、
    メロディを構成する各音の高さと音の長さに対応する文
    字列として表示された曲目リストを設け、 前記端末装置には、 入力手段を介して入力された文字列を音の高さと音の長
    さの情報に変換し、この情報に基づいて音を再生してメ
    ロディを演奏する復号部を設けた通信カラオケ装置。
  5. 【請求項5】選曲された曲の演奏データを中央制御装置
    から端末装置にダウンロードして演奏させる通信カラオ
    ケ装置において、 前記端末装置には、 曲名に対応してその曲のメロディの少なくとも一部が、
    メロディを構成する各音の高さと音の長さに対応する文
    字の列として表示された曲目リストと、 入力手段を介して入力された文字列を音の高さと音の長
    さの情報に変換し、この情報に基づいて音を再生してメ
    ロディを演奏する復号部とを設けた通信カラオケ装置。
  6. 【請求項6】選曲された曲の演奏データを中央制御装置
    から端末装置にダウンロードして演奏させる通信カラオ
    ケ装置において、 前記端末装置には、 曲名に対応してその曲のメロディの少なくとも一部が、
    メロディを構成する各音の高さと音の長さに対応する文
    字の列として表示された曲目リストと、 入力手段を介して入力された文字列を音の高さと音の長
    さの情報に変換し、この情報に基づいて音を再生してメ
    ロディを演奏する復号部と、 この復号部で演奏したメロディに対応づけられている前
    記中央制御装置に格納されたカラオケ演奏データのダウ
    ンロード要求を前記中央制御装置に出力する通信制御部
    とを設けた通信カラオケ装置。
JP10022436A 1998-02-04 1998-02-04 音楽再生方法と音楽再生装置とそれを用いた通信カラオケ装置 Pending JPH11219173A (ja)

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JP (1) JPH11219173A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024100951A1 (ja) * 2022-11-07 2024-05-16 合同会社音楽呼吸総研 電子機器、音声生成方法、音声生成システム及びコンピュータプログラム

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