JPH11218134A - 表面被覆球体及びこれを組み込んだ軸受 - Google Patents

表面被覆球体及びこれを組み込んだ軸受

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JPH11218134A
JPH11218134A JP2099598A JP2099598A JPH11218134A JP H11218134 A JPH11218134 A JP H11218134A JP 2099598 A JP2099598 A JP 2099598A JP 2099598 A JP2099598 A JP 2099598A JP H11218134 A JPH11218134 A JP H11218134A
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JP
Japan
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bearing
surface coated
spherical body
fretting
film
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JP2099598A
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English (en)
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Yuichi Sumida
雄一 隅田
Akifumi Horiie
章史 堀家
Chuichi Sato
忠一 佐藤
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NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】耐フレッチング性に優れた安価な表面被覆球体
及びこれを組み込んだ軸受を提供する。 【解決手段】球体表面に、球体内部とは異種の材料から
なる硬質被膜を0.2〜2.5μmの厚さで成膜した。
当該硬質被膜は、例えばTiN,TiC,TiCN,ダ
イヤモンド薄膜からなるものでPVD法やCVD法より
成膜したものとすることができる。この、表面被覆球体
を転動体とする玉軸受は、耐フレッチング性が要求され
るHDDのスイングアーム用や、高い回転性能・音響性
能が要求されるスピンドルモータ用に特に好適である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば各種スピン
ドル用転がり軸受やHDD装置のスイングアーム用の転
がり軸受の転動体として好適な表面被覆球体に関し、特
に、表面にTiNで代表される硬質被膜をPVD法等に
より形成して耐フレッチング性を高めたものである。
【0002】
【従来の技術】従来、転動体(球体)を主要な構成要素
とするボールねじ,リニアガイド,玉軸受等の軸受装置
を用いる場合に、微小揺動や微小振動が加わると、接触
する2面間が相対的な繰り返し微小滑りを生じて摩耗す
る微動摩耗現象(フレッチング)が発生して装置の寿命
の低下や音響性能の劣化をきたしていた。このフレッチ
ングは、例えば輸送中の玉軸受のように、微小揺動下で
潤滑油が少なく、内外輪と鋼球が同一材料の場合に発生
しやすい。また、軸受内に侵入した塵埃でゴミ圧痕が発
生して音響劣化をきたすこともある。
【0003】特に、軸受装置のうち、HDDやVTR等
の情報機器に多用される玉軸受にあっては、優れた精
度,機能が必要とされるとともに、近年、機器の小型化
により可搬性が高まっており、それに伴う様々の問題が
浮き彫りになってきている。いま、HDD装置の場合を
例にとって述べると、HDD装置用の玉軸受等はスピン
ドルモータ用とスイングアーム用との二つに大別できる
が、前者のスピンドルモータ用玉軸受は磁気ディスクを
回転駆動するのに使用され、特に高い回転・音響性能が
要求される。一方、後者のスイングアーム用の玉軸受
は、磁気ディスクの有効エリアへのアクセス位置決めを
行うスイングアームを揺動駆動するのに使用される。こ
のように揺動下で使用されるスイングアーム用玉軸受に
は転動体と軌道輪との間に潤滑油が供給されにくく、フ
レッチング損傷を受けてトルク変動やトルクスパイクを
生じ、そのためHDD装置の読み取り機能に障害を引き
起こしやすいことから、特に高い耐フレッチング性が要
求される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】HDD用軸受等につい
ては、従来、回転・音響性能や耐フレッチング性などの
問題に対処するために、鋼製の球体に替えてセラミック
ス製球体を用いる試みもあったが、セラミックス製球体
は高価格であるために普及していない。
【0005】また、球体に表面被膜を形成することによ
り上記問題に対処する試みもあったが、被膜を施す際に
材料強度を低下させたり表面精度や寸法精度を低下させ
るために、高精度機械構成用部品として使用することは
できなかった。
【0006】すなわち、各種スピンドル用転がり軸受に
あっては、スピンドルの運送上および運転中において金
属接触の微せん断摩耗(フレッチング摩耗又はフレッチ
ングコロージョン)の改善が求められ、また同様にスイ
ングアーム用にも共通の問題として、安価で高精度のフ
レッチング対策が望まれている。
【0007】そこで、本発明が解決しようとする課題
は、耐フレッチング性に優れた安価な表面被覆球体及び
これを組み込んだ軸受を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決する本
発明の請求項1に係る表面被覆球体は、球体表面に、球
体内部とは異種の材料からなる硬質被膜を0.2〜2.
5μmの厚さで成膜したことを特徴とする。
【0009】前記硬質被膜の厚さが0.2μm未満であ
ると、膜厚が不均一になってムラを生じ、その結果表面
粗さ,真円度,寸法精度が不十分になり音響性能がバラ
ツいて悪化する。一方、硬質被膜の厚さが2.5μmを
超えると、成膜コストが割高になる。
【0010】ここに、前記異種の材料からなる硬質被膜
は、TiN,TiC,TiCN,ダイヤモンド薄膜の少
なくとも一つからなるものとすることができる。また、
前記異種の材料からなる硬質被膜は、PVD法により成
膜したものとすることができる。また、CVD法により
成膜したものとすることもできる。
【0011】さらに、前記硬質被膜を成膜した後、熱処
理を施して必要な材料特性を付与したものとすることが
できる。また、前記硬質被膜を成膜した後、表面仕上加
工を施して表面精度及び寸法精度を向上させたものとす
ることができる。
【0012】本発明の請求項2に係る発明は、上記請求
項1に係る表面被覆球体を転動体として組み込んだ軸受
である。当該軸受としては、転がり軸受が代表的なもの
である。その他、リニアガイドリニアボールベアリング
のような直動案内軸受やボールねじ等、転動体を構成部
材とするものが含まれる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。実施形態1: 本発明の第1の実施形態として、HDD用
玉軸受(B5−39)の転動体に用いる直径2mmの表
面被覆球体をとり上げる。
【0014】その成膜工程の概要を述べると、 熱処理後に研磨仕上げして最終仕上げの直前の精度と
した直径2mmの鋼球の表面に、PVD法によりTiN
を所定の処理温度でコーティング処理する。 その後、真空炉にて焼入れ,焼戻し処理を行って、前
記コーティング処理温度による硬度低下を回復させる。 次いで、コーティング膜厚さ0.2〜2.5μmにな
るまでダイヤモンドラップ加工することにより、熱処理
変形を取り除き、表面粗さ,ウエービネス,真円度,寸
法精度を所定の精度に整える。
【0015】なお、上記〜の工程は、被膜強度を強
くするために、ワークの鋼球を200〜600℃という
比較的高温の範囲で適宜に選択した温度でPVD処理す
る高温成膜の場合である。工程省略してコストダウンを
図るときは、ワークの鋼球を160℃という低温でPV
D処理し、その後の熱処理を省いてから直接の工
程に進む。
【0016】この実施形態1では、160℃という低温
PVD処理を行った。 (1)PVD処理工程の例 図1に示すようなHCD方式のPVD装置を用いる。こ
の装置の上蓋1を開けて、チャンバ2内に、ワークであ
る鋼球Wを多数個配列する。
【0017】(イ)チャンバ内を排気し高真空にする
(10-10 〜10-13 Torr)。 (ロ)成膜用金属母材3であるTiをるつぼ4内に装着
する。 (ハ)その成膜用金属母材3を電子ビーム銃5により加
熱溶融して蒸発させる。
【0018】(ニ)反応ガスのN2 をキャリアガスのA
rと共にチャンバ2内に導入し、チャンバ内を10-3
10-4Torrに調整する。 (ホ)プラズマ電子銃6と成膜用金属母材3との間にグ
ロー放電を行い、Tiをイオン化しプラズマ状態にして
ワークWの表面にTiNの膜を生成させる。このときの
反応は 2Ti+N2 →2TiN (なお、TiCを生成するときは、N2 に代えてC2
2 を導入し、2Ti+C2 2 →2TiC+H2 とする
ことができる。) (ヘ)この時、ワークWと成膜用金属母材3との間に
は、数100〜数1000Vの電位差を選択する。
【0019】成膜厚さは、予め成膜速度(概ね数〜数1
0μm/hr)を正しく求めておき、時間で制御する。
この実施形態1の例では、0.5〜1μm/hrであっ
た。また、ワークWは予め100℃以上に予熱しておく
のが望ましい。この実施形態例では、PVD成膜時のワ
ークWの温度は160℃を選択したが、200〜600
℃の処理温度で適宜に選択できる。先にも述べたよう
に、工程省略によるコストダウンを図るときは低温成膜
が、被膜強度を強くしたい時は高温成膜が望ましい。 (2)フレッチング評価試験 上記の低温PVD処理の工程を経て膜厚2.5μmのT
iN被覆に成膜した直径2mmの表面被覆球体を、膜厚
2.0μmになるまでダイヤモンドラップ加工し、寸法
精度を整えたものを転動体としてHDD装置のスピンド
ル用玉軸受(B5−39)を4個組み立てた。これを試
験体として図2に示す試験装置によりフレッチング耐久
試験を行った。
【0020】図2において、10はワッシャと予圧バネ
からなる軸方向付勢手段で、軸11に固定されている。
軸11は回転止め12で固定されている。下部をサポー
ト軸受14で支持したハウジング16はACサーボモー
タ17に連結されており、設定した角度,回数で揺動回
転駆動される。20は4個の試験軸受で、転動体20A
として上記の表面被覆球体が組み込まれている。各試験
軸受20は、その外輪20−1をハウジング16の内径
に嵌合するとともに内輪20−2を軸11に通し、軸1
1とは別体のスリーブ21A,21Bを交互に重ねて装
着され、軸,内輪は回転せず、ハウジング,外輪が回転
可能に支持される。軸方向付勢手段10の皿バネ22で
スリーブ21A,21Bが軸方向に押圧されて、試験軸
受20の内輪20−2,外輪20−1,転動体20Aに
予圧(Fa)が加えられる。
【0021】試験条件は次のように設定した。 試験軸受 :B5−39 周波数 :27Hz 揺動角度 :2° 荷重Fa :14.7N 揺動回数 :1×105 回 グリース量:12mg(NS7) 以上の条件で試験を行った後、4個の試験軸受20を取
り出して、その平均の軸受音響値を求め、その値を転動
体20Aである表面被覆球体の被膜厚さとの関係で整理
した。 (3)フレッチング評価結果 図3に、フレッチング試験にかける前の音響性能db
(マイクロホン音圧計による)と被膜厚さとの関係を示
す。
【0022】図4に、フレッチング試験後の音響性能d
bと被膜厚さとの関係を示す。図3,図4とも、縦軸の
音響性能は、試験前の被膜厚さ2.0μmの試験軸受
(B5−39)の音圧(db)を1.0とした比で示し
た。
【0023】図3に示すように、ダイヤモンドラップ加
工済の完成被膜厚さが0.2μm未満では、不均一成膜
となってムラが生じ、表面粗さ,真円度,寸法精度が不
十分のため音響性能がバラツキ且つその値が悪くなって
いる。また、被膜厚さとコストとの関係については、時
間との関係で正の比例相関があるものの、膜厚2.5μ
mを越えるあたりから比例関係がくずれて成膜速度がや
や低下してくることから、コストの立ち上がりがみられ
る。このことから、転動体として完成された表面被覆球
体の被膜厚さは0.2〜2.5μmの範囲が、音響性能
上及びコストの点から望ましいといえる。
【0024】なお、このフレッチング評価試験における
PVD処理において、処理温度400℃の高温成膜工程
を選択した場合、その後の真空焼入れ,焼戻し後に球体
表面に形成されたTiNの被膜に、熱き裂と思われるき
裂が発生するものもあることが確認された。この点から
も、成膜厚さは2.5μm以下にしておく必要がある。
また、音響性能の面からみると、図3から明らかなよう
に、膜厚が0.2μm以上で安定した性能が得られてお
り、下限を0.2μmにすることが望ましいといえる。
【0025】図4には、フレッチング試験にかけた後の
音響性能dbと被膜厚さとの関係を示した(×印)。こ
の揺動試験後の音響特性においても、完成球体被膜厚さ
0.2μm未満では顕著な音響劣化がみられる。また、
膜厚2.5μmを越えると、被膜の一部が疲労剥離して
損傷し、被膜の劣化による音響性能の低下がみられる。
このことから、図3の場合と同様に、被膜厚さは0.2
〜2.5μmの範囲が耐フレッチングに優れていること
がわかる。実施形態2: 本発明の第2の実施形態として、HDD用
玉軸受(B5−39)の転動体に用いる直径2mmの鋼
球表面に、400℃でPVD処理してTiN被膜を成膜
した場合について説明する。
【0026】この例のPVD処理工程は、図1に示した
HCD方式のPVD装置を用い、処理温度以外は実施形
態1 と同じ条件下で、膜厚2.5μmのTiN被覆の成
膜を行った。400℃という高温でPVD処理された鋼
球は、前工程の焼入れ,焼戻し時における焼戻し温度よ
り高い温度で加熱されることになり硬度が低下する。そ
こで真空炉内で830℃,30分間の加熱を施し、その
後、焼入れ,焼戻しを行い、母材硬さHRC60〜63
にして前記コーティング処理温度による硬度低下を回復
させた。次いで、コーティング膜厚さ2.0μmになる
までダイヤモンドラップ加工して表面粗さ,真円度,寸
法精度等を所定の精度に整えた。
【0027】この実施形態例では、試験球体の熱処理後
の変形も大きく、したがって加工コストが上昇するが、
処理温度160℃の場合(実施形態1)に比べて被膜材
と試験球体表面との密着性が高くなるため、過酷な使用
条件下では音響寿命の点で有利になる。図4は、被膜厚
さ0.2〜2.5μmの範囲において、160℃の低温
PVD処理(×印)よりも400℃の高温PVD処理
(○印)を行ったものの方が、音響性能のバラツキが少
なく、音響劣化にも優れていることを示している。
【0028】なお、上記各実施形態では硬質被膜として
TiN被膜について説明したが、これに限らずTiC,
TiAlN,ZrN,HfN,CrN,TiCN,ダイ
ヤモンド,Al2 3 被膜等についても同様に本発明が
適用できる。
【0029】また、硬質被膜をPVD法により形成する
場合について述べたが、CVD法もこれらの成膜法とし
て同様に有効である。また、表面被覆球体の母材材料に
ついては、2次硬化能を有する各種超硬合金,SKHの
ような高速度鋼,SKDのような耐摩不変形用特殊鋼、
SUS440Cのようなマルテンサイト系ステンレス鋼
などでは、成膜時の高温処理でも硬度低下が生じないの
で、成膜時の焼入れ,焼戻し処理を省くことができる。
【0030】また、PVD処理前の球体の精度を高精度
にしておくことにより、成膜後のダイヤモンドラップ加
工工程を省略することができる。また、ダイヤモンドラ
ップに代えて、BN,SiCなどの砥粒を使用すること
もできる。
【0031】以上のように、特に、耐フレッチング性能
が要求されるスピンドル用転がり軸受やHDD装置のス
イングアーム用軸受の転動体に、膜厚0.2〜2.5μ
mの硬質被膜をPVD法やCVD法によって成膜するこ
とにより、当該軸受の音響特性を向上せしめ、しかも低
コストの要求を満たす転がり軸受を提供することができ
る。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、球体表面に硬質被膜を0.2〜2.5μm
の厚さで成膜して、耐フレッチング性に優れた表面被覆
球体を低コストで提供することができる。
【0033】また、請求項2に係る発明によれば、請求
項1の表面被覆球体を転動体として、長寿命で音響特性
の良好な低コストの軸受装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】HCD方式のPVD装置の概要図である。
【図2】フレッチング評価試験装置の概要図である。
【図3】球体被覆膜厚とフレッチング試験前の音響性能
及び製造コストとの関係を示した図である。
【図4】球体被覆膜厚とフレッチング試験後の音響性能
との関係を、PVD処理温度別に示した図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 球体表面に、球体内部とは異種の材料か
    らなる硬質被膜を0.2〜2.5μmの厚さで成膜した
    ことを特徴とする表面被覆球体。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の表面被覆球体を転動体と
    して組み込んでなる軸受。
JP2099598A 1998-02-02 1998-02-02 表面被覆球体及びこれを組み込んだ軸受 Pending JPH11218134A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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