JPH11217965A - ステアリングロック装置 - Google Patents

ステアリングロック装置

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JPH11217965A
JPH11217965A JP8453698A JP8453698A JPH11217965A JP H11217965 A JPH11217965 A JP H11217965A JP 8453698 A JP8453698 A JP 8453698A JP 8453698 A JP8453698 A JP 8453698A JP H11217965 A JPH11217965 A JP H11217965A
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slope
check lever
cylinder
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリンダ回動にクリック感や引掛かりをなく
して回動操作性の円滑化を図る。 【解決手段】 シリンダ3のガイド突起15のスロープ
部16を、チェックレバー6の後端6aがスロープ部1
6面上からドッグ12の傾斜面13上へ乗り移る部分
で、これら両車間に格差が生じない低角度の傾斜面とし
て形成して、これらスロープ部16面と傾斜面13とを
チェックレバー6の後端6aの移動方向で連続させてあ
るから、チェックレバー6の後端がスロープ部16面上
からドッグ12の傾斜面13上へ乗り移る際にクリック
感が生じることがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車のステアリン
グロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は本発明の対象とするステアリング
ロック装置を示すもので、1はシリンダ機構のハウジン
グ、2はハウジング1内に係合固定したスリーブ、3は
スリーブ2内に回転自在に配設したシリンダで、その中
心部にキー孔4を形成してあり、該キー孔4に図外のキ
ープレートを挿入することにより、複数のタンブラ5を
引込めてスリーブ2との係合を外して回動し得るように
なっている。
【0003】6はハウジング1とスリーブ2との間に配
設されて図外のロッキングロッドをロック作動およびア
ンロック作動させるチェックレバーで、スプリング7に
より後方へ付勢してあると共に、スプリング8とボール
9とによって後端6aをシリンダ3の周面に向けて付勢
してある。
【0004】このチェックレバー6はスプリング7のば
ね力に抗して前進させるとロッキングロッドをアンロッ
ク作動させ、後述するドッグ12の作用によりスプリン
グ7のばね力で後端6aがガイド溝14に入り込んだ位
置まで後退移動するとロッキングロッドをロック作動さ
せるものである。
【0005】図9〜11は従来のシリンダ3の後端部の
構造を示し、鍔部10には、キー孔4と直交するスライ
ド孔11を形成してある。
【0006】このスライド孔11には、キー孔4へのキ
ープレートの挿,脱によって外端部がスライド孔11よ
り出,没するドッグ12を配設してあり、該ドッグ12
の外端部前面にはチェックレバー6の後端6aが係脱す
る傾斜面13を形成してある。
【0007】鍔部10の周面にはドッグ12の配設部の
背部を形成止端として所要のリード角で鍔部10の前縁
に亘って、前記チェックレバー6の後端6aを受容係合
するガイド溝14を切欠形成してあり、キーシリンダ3
をLOCK位置からON位置方向へ回動することによ
り、チェックレバー6の後端6aを前方へ摺接ガイドし
てロッキングロッドをアンロック作動させるようにして
ある。
【0008】チェックレバー6の後端6aは前記シリン
ダ3のON位置への回動によりガイド溝14から鍔部1
0の前側に外れると、スプリング7,8のばね力によっ
て鍔部10の前面とシリンダ3の外周とに摺接し、それ
以降のシリンダ3のSTART位置方向、又はLOCK
位置方向への回動によってこれら鍔部10の前面とシリ
ンダ3の外周に沿って摺動する。
【0009】ドッグ12を配設したスライド孔11の前
縁部分には、スロープ部16を有するガイド突起15を
形成してあり、シリンダ3を前記ON位置からLOCK
位置へ回動するとチェックレバー6の後端6aがスロー
プ部16で案内されてガイド突起15の上縁に摺動し、
鍔部10の前面との係合が外れた位置でスプリング7の
ばね力でガイド突起15の上縁からドッグ12の傾斜面
13上に乗り移って該傾斜面13に係合し、そして、該
LOCK位置でシリンダ3からキープレートを引抜くこ
とにより、ドッグ12がスプリング7,8のばね力を受
けてシリンダ3内に没入し、チェックレバー6の後端6
aがドッグ12の傾斜面13からガイド溝14の形成止
端部に後退転移し、ロッキングロッドをロック作動させ
るようになっている。
【0010】チェックレバー6の相対移動軌跡を図9に
矢印aで示している。
【0011】なお、図8中17はキー孔4へのキープレ
ートの挿脱によりスライド孔18内を摺動し、スイッチ
レバー19を揺動してキー検出スイッチ20をオン、オ
フさせるスライダを示す。
【0012】この類似構造は、例えば特開平8−422
15号公報に示されている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】前述のようにシリンダ
3をON位置からLOCK位置へ回動すると、スロープ
部16でチェックレバー6の後端をガイド突起15の上
縁に摺動させ、図11の実線で示す該ガイド突起15上
から同図の鎖線で示すようにドッグ12の傾斜面13上
に乗り移させて係合させるようにしてあるが、このガイ
ド突起15の上縁と傾斜面13との間には図9,11に
示すように段差が生じているため、該段差によってシリ
ンダ3の回動にクリック感が生じて円滑な回動操作性が
得られなくなってしまう。
【0014】また、シリンダ3を前記ON位置からLO
CK位置へ回動した後、シリンダ3からキープレートを
引抜かないで、再びシリンダ3をLOCK位置からAC
C位置又はSTART位置へ回動するような場合、スラ
イド孔11の外端部の側縁部21がドッグ12の傾斜面
13の側方に張り出して段差が生じていることと、前述
のように傾斜面13とガイド突起15の上縁との間に段
差が生じていることによって、チェックレバー6の後端
6aがこれら側縁部21およびガイド突起15に引掛か
り気味となって、この場合も円滑な回動操作性が得られ
なくなってしまう。
【0015】そこで、本発明はシリンダの回動にクリッ
ク感や引掛かりを生じることがなく、円滑な回動操作性
を得ることができるステアリングロック装置を提供する
ものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にあって
は、シリンダの鍔部にキー孔と直交して配設され、キー
孔へのキープレートの挿,脱により外端部がスライド孔
より出,没して、該外端部前面の傾斜面にロッキングロ
ッドをロック・アンロック作動するチェックレバーの後
端が係脱するドッグと、鍔部の周面にドッグ配設部の背
部を形成止端として所要のリード角で鍔部前縁に亘って
切欠形成され、チェックレバーの後端を受容、係合した
状態でシリンダをLOCK位置からON位置方向へ回動
することにより、該チェックレバーの後端を前方へ摺接
ガイドしてロッキングロッドをアンロック作動させるガ
イド溝と、 スライド孔の前縁部に形成され、シリンダ
のON位置からLOCK位置への回動によりチェックレ
バーの後端をドッグの傾斜面に乗り上げ係合させるスロ
ープ部を有するガイド突起と、を備え、シリンダの前記
LOCK位置でキープレートを引抜くことによりドッグ
が没入して、チェックレバーの後端を該ドッグの傾斜面
からガイド溝の形成止端部へ後退転移させて、ロッキン
グロッドをロック作動させるようにしたステアリングロ
ック装置において、前記ガイド突起のスロープ部を、チ
ェックレバーの後端が該スロープ部面上からドッグの傾
斜面上へ乗り移る部分でこれら両者間に段差が生じない
低角度の傾斜面として形成し、これらスロープ部面とド
ッグの傾斜面とをチェックレバー後端の移動方向で連続
させたことを特徴としている。
【0017】請求項2の発明にあっては、請求項1に記
載のドッグの傾斜面には、チェックレバーの後端がガイ
ド突起のスロープ部面上から該傾斜面上へ乗り移ってく
る側の側縁部に、前記スロープ部と略同じ角度の丸みを
もった傾斜案内部を形成したことを特徴としている。
【0018】請求項3の発明にあっては、請求項1,2
に記載のドッグを配設したスライド孔の外端部には、チ
ェックレバーの後端がガイド突起のスロープ部面上から
ドッグの傾斜面上へ乗り移ってくる側の側縁部に、該ド
ッグの傾斜面からシリンダの鍔部の前面に亘って滑らか
に連続する丸みをもった案内部を形成したことを特徴と
している。
【0019】請求項4の発明にあっては、請求項3に記
載の案内部のドッグ側面と接する縁部を、該ドッグの傾
斜面よりも若干低く形成したことを特徴としている。
【0020】請求項5の発明にあっては、シリンダの鍔
部にキー孔と直交して配設され、キー孔へのキープレー
トの挿,脱により外端部がスライド孔より出,没して、
該外端部前面の傾斜面にロッキングロッドをロック・ア
ンロック作動するチェックレバーの後端が係脱するドッ
グと、鍔部の周面にドッグ配設部の背部を形成止端とし
て所要のリード角で鍔部前縁に亘って切欠形成され、チ
ェックレバーの後端を受容、係合した状態でシリンダを
LOCK位置からON位置方向へ回動することにより、
該チェックレバーの後端を前方へ摺接ガイドしてロッキ
ングロッドをアンロック作動させるガイド溝と、スライ
ド孔の前縁部に形成され、シリンダのON位置からLO
CK位置への回動によりチェックレバーの後端をドッグ
の傾斜面に乗り上げ係合させるスロープ部を有するガイ
ド突起と、を備え、シリンダの前記LOCK位置でキー
プレートを引抜くことによりドッグが没入して、チェッ
クレバーの後端を該ドッグの傾斜面からガイド溝の形成
止端部へ後退転移させて、ロッキングロッドをロック作
動させるようにしたステアリングロック装置において、
前記ドッグの傾斜面の一側部に、シリンダの鍔部前面の
略延長上に沿う縦面と該縦面と略直角な底面とを備え
て、前記鍔部の前面に摺接してガイド突起のスロープ部
面上に乗り上げてくるチェックレバーの後端を、該ドッ
グの傾斜面上へ案内する溝部を形成したことを特徴とし
ている。
【0021】請求項6の発明にあっては、請求項5に記
載の溝部の縦面をシリンダの鍔部前面よりも後方へ若干
低く形成すると共に、溝部の底面をガイド突起のスロー
プ部面よりも若干低く形成したことを特徴としている。
【0022】請求項7の発明にあっては、請求項5,6
に記載のドッグを配設したスライド孔の外端部には、チ
ェックレバーの後端がガイド突起のスロープ部面上から
ドッグの傾斜面上へ乗り移ってくる側の側縁部に、該ド
ッグの傾斜面からシリンダの鍔部の前面に亘って滑らか
に連続する丸みを持った案内部を形成したことを特徴と
している。
【0023】請求項8の発明にあっては、請求項7に記
載の案内部のドッグ側面と接する縁部を、該ドッグの傾
斜面よりも若干低く形成したことを特徴としている。
【0024】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、シリン
ダをON位置からLOCK位置へ回動すると、チェック
レバーの後端はシリンダの鍔部前面とシリンダ外周とに
沿って摺動してガイド突起のスロープ部面上に案内さ
れ、鍔部前面との係合が外れた位置でドッグ前面の傾斜
面上に乗り移るが、このスロープ部はチェックレバーの
後端が鍔部前面との係合が外れた位置、即ち、該後端が
スロープ部面上からドッグの傾斜面上へ乗り移る部分
で、これらスロープ部面と傾斜面との間に段差が生じな
い低角度の傾斜面として形成してあって、スロープ部面
とドッグの傾斜面とがチェックレバー後端の移動方向で
連続しているため、該チェックレバー後端がスロープ部
面上からドッグの傾斜面上へ乗り移る際にクリック感を
生じることがなく、シリンダの回動操作を円滑にするこ
とができる。
【0025】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
の発明の効果に加えて、ドッグの傾斜面には、チェック
レバー後端がガイド突起のスロープ部面上から該傾斜面
上へ乗り移ってくる側の後縁部には、スロープ部と略同
じ角度の丸みをもった傾斜案内部を形成してあるため、
シリンダを前記ON位置からLOCK位置へ回動してチ
ェックレバー後端がガイド突起のスロープ部上へ摺動す
る際に、該チェックレバー後端がドッグの傾斜面側縁部
の丸みをもった傾斜案内部で案内されて該傾斜面側縁と
の引掛かり生じることがなく、従って、チェックレバー
後端のスロープ部上への摺動を円滑に、即ち、シリンダ
の回動操作をより一層円滑に行うことができる。
【0026】請求項3に記載の発明によれば、請求項
1,2の発明の効果に加えて、ドッグを配設したスライ
ド孔の外端部には、チェックレバーの後端がガイド突起
のスロープ部面上からドッグの傾斜面上へ乗り移ってく
る側の側縁部に、該ドッグの傾斜面からシリンダの鍔部
の前面に亘って滑らかに連続する丸みをもった案内部を
形成してあるため、シリンダをON位置からLOCK位
置へ回動してチェックレバーの後端がドッグの傾斜面に
係合している状態から、キープレートをシリンダから引
抜かないで再びシリンダをON位置方向へ回動するよう
な場合、チェックレバーの後端が前記丸みをもった案内
部によってドッグの傾斜面上から鍔部の前面側へとスム
ーズに摺動して、スライド孔の側縁部に引掛かりを生じ
ることがないので、この場合もシリンダの回動操作を円
滑に行うことができる。
【0027】請求項4に記載の発明によれば、請求項3
の発明の効果に加えて、案内部のドッグ側面と接する縁
部を、該ドッグの傾斜面よりも若干低く形成してあるか
ら、シリンダをON位置からLOCK位置へ回動してチ
ェックレバーの後端がドッグの傾斜面に係合している状
態から、キープレートをシリンダから引抜かないで再び
シリンダをON位置方向へ回動する場合に、チェックレ
バー後端の引掛かりをより確実に防止することができ
る。
【0028】請求項5に記載の発明によれば、シリンダ
をON位置からLOCK位置へ回動すると、チェックレ
バーの後端はシリンダの鍔部前面とシリンダ外周とに沿
って摺動してガイド突起のスロープ部面上に案内される
が、鍔部前面との係合が外れた位置で該チェックレバー
の後端はドッグの傾斜面の一側部に設けられた溝部に捕
捉される。
【0029】この溝部の縦面は鍔部前面の略延長上に沿
って形成され、かつ、底面は該縦面と略直角に形成され
ているため、チェックレバーの後端が鍔部前面との係合
が外れてドッグの傾斜面側へ移行する際に、該傾斜面の
側縁との引掛かりを生じることがなくスムーズに溝部に
案内されると共に、該チェックレバーの後端はスロープ
部面と溝部の縦面とに摺接してスロープ部面上を上昇す
るのに伴って前記縦面から外れてドッグの傾斜面上へス
ムーズに案内され、従って、チェックレバー後端がスロ
ープ部面上からドッグの傾斜面上へ乗り移る際にクリッ
ク感を生じることがなく、シリンダの回動操作を円滑に
することができる。
【0030】また、チェックレバー後端が前記鍔部前面
との係合が外れると直ちに溝部の縦面に捕捉されて、該
鍔部前面の略延長上へと相対移動が規制されることによ
って、該チェックレバー後端が前記鍔部前面との係合が
外れた瞬間にドッグの傾斜面の上方へ落差をもって後退
転移してクリック感を生じるのを回避することができ
る。
【0031】請求項6に記載の発明によれば、請求項5
の発明の効果に加えて、溝部の縦面はシリンダの鍔部前
面よりも後方へ若干低く形成してあり、また、底面はス
ロープ部面よりも若干低く形成してあるため、前記チェ
ックレバーの後端が鍔部前面との係合が外れて溝部に案
内される際に、チェックレバー後端が溝部の縦面側縁お
よび底面側縁に引掛かることが全くなく、シリンダの回
動操作をより一層円滑にすることができる。
【0032】請求項7に記載の発明によれば、請求項
5,6の発明の効果に加えて、ドッグを配設したスライ
ド孔の外端部には、チェックレバーの後端がガイド突起
のスロープ部面上からドッグの傾斜面上へ乗り移ってく
る側の側縁部に、該ドッグの傾斜面からシリンダの鍔部
の前面に亘って滑らかに連続する丸みをもった案内部を
形成してあるため、シリンダをON位置からLOCK位
置へ回動してチェックレバーの後端がドッグの傾斜面に
係合している状態から、キープレートをシリンダから引
抜かないで再びシリンダをON位置方向へ回動するよう
な場合、チェックレバーの後端が前記丸みをもった案内
部によってドッグの傾斜面上から鍔部の前面側へとスム
ーズに摺動して、スライド孔の側縁部に引掛かりを生じ
ることがないので、この場合もシリンダの回動操作を円
滑に行うことができる。
【0033】請求項8に記載の発明によれば、請求項7
の発明の効果に加えて、案内部のドッグ側面と接する縁
部を、該ドッグの傾斜面よりも若干低く形成してあるか
ら、シリンダをON位置からLOCK位置へ回動してチ
ェックレバーの後端がドッグの傾斜面に係合している状
態から、キープレートをシリンダから引抜かないで再び
シリンダをON位置へ回動する場合に、チェックレバー
後端の引掛かりをより確実に防止することができる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面と
共に前記従来の構成と同一部分に同一符号を付して詳述
する。
【0035】図1〜3において、シリンダ機構のシリン
ダ3の後端部の鍔部10には、キー孔4と直交するスラ
イド孔11を形成して、該スライド孔11に前記キー孔
4への図外のキープレートの挿,脱により外端部がスラ
イド孔11より出没するドッグ12を配設してあって、
該ドッグ12の前面に図外のロッキングロッドをロック
・アンロック作動するチェックレバー6の後端6aが係
脱する傾斜面13を形成してある。
【0036】前記鍔部10の周面にはドッグ12の配設
部の背部を形成止端として所要のリード角で鍔部10の
前縁に亘ってガイド溝14を形成してあって、このガイ
ド溝14にチェックレバー6の後端6aを受容、係合し
た状態でシリンダ3をLOCK位置からON位置方向へ
回動することにより、チェックレバー6の後端6aをガ
イド溝14に沿って前方へ摺動ガイドし、ロッキングロ
ッドをアンロック作動させるようにしてある。
【0037】スライド孔11の前縁部にはスロープ部1
6を有するガイド突起15を形成してあって、シリンダ
3を前記ON位置からLOCK位置へ回動してチェック
レバー6の後端6aを鍔部10の前面とシリンダ3の外
周に沿って摺接させた際に、該チェックレバー6の後端
6aをスロープ部16面上へ案内して該LOCK位置で
この後端6aをガイド突起15上からドッグ12の傾斜
面13上へ乗り上げ係合させ、このLOCK位置でキー
プレートをシリンダ3から引抜くことにより、ドッグ1
2が没入してチェックレバー6の後端6aが前記傾斜面
13からガイド溝14の形成止端部へ後退転移させて、
ロッキングロッドをロック作動させるようにしてある。
【0038】以上の基本的な構成は前記従来のステアリ
ングロック装置と同様であるが、前記ガイド突起15の
スロープ部16は、シリンダ3をON位置からLOCK
位置へ回動してチェックレバー6の後端6aがスロープ
部16面上からドッグ12の傾斜面13上へ乗り移る部
分で、つまり、前記チェックレバー6の後端6aが鍔部
10の前面との係合が外れる位置で、これらスロープ部
16面と傾斜面13との間に段差が生じない低角度(従
来のスロープ部16を図2に仮想線で併記してある)の
傾斜面として形成して、スロープ部16面とドッグ12
の傾斜面13とをチェックレバー6の後端6aの移動方
向で連続するようにしてある。
【0039】また、本実施形態では前記ドッグ12の傾
斜面13には、チェックレバー6の後端6aがガイド突
起15のスロープ部16面上から該傾斜面13上へ乗り
移ってくる側の側縁部に、該スロープ部16と略同じ角
度の丸みをもった傾斜案内部22を形成してある。
【0040】更に、前記ドッグ15を配設したスライド
孔11の外端部の一側縁部、具体的には前述のようにシ
リンダ3をON位置からLOCK位置へ回動した際に、
チェックレバー6の後端6aが鍔部10の前面との係合
が外れる位置を確定する側縁部21に、前記ドッグ12
の傾斜面13から鍔部10の前面に亘って滑らかに連続
する丸みをもった案内部23を形成してある。
【0041】この案内部23は全体的に丸みをもって形
成する他に、該案内部23を傾斜面として、ドッグ12
の側縁と接する縁部および鍔部10の前面と連なる部分
をそれぞれ丸みをもって形成することでもよい。
【0042】また、この案内部23のドッグ12側面と
接する縁部は、該ドッグ23の傾斜面13よりも若干低
くなるように形成してある。
【0043】以上の実施形態の構造によれば、シリンダ
3のキー孔4に図外のキープレートを挿し込んでシリン
ダ3をLOCK位置からON位置方向へ回動すると、チ
ェックレバー6の後端はガイド溝14の形成止端部から
該ガイド溝14に沿って前方へ摺動ガイドされ、図外の
ロッキングロッドをアンロック作動させる。
【0044】シリンダ3のON位置への回動によってチ
ェックレバー6の後端6aがガイド溝14から鍔部10
の前側へ外れると、チェックレバー6に弾装したスプリ
ング7,8のばね力によって該チェックレバー6の後端
は鍔部10の前面とシリンダ3の外周とに摺接し、それ
以降のシリンダ3のSTART位置方向、又はLOCK
位置方向への回動によってこれら鍔部10の前面とシリ
ンダ3の外周に沿って摺動する。
【0045】シリンダ3を前記ON位置からLOCK位
置へ回動すると、チェックレバー6の後端6aは前述の
ように鍔部10の前面とシリンダ3の外周に沿って摺動
してガイド突起15のスロープ部16面上に案内され、
鍔部10の前面との係合が外れた位置でスプリング7の
ばね力によりスロープ部16面上の途中から該チェック
レバー6の後端は図3の実線で示す状態から鎖線で示す
状態へとドッグ12前面の傾斜面13上に乗り移るが、
スロープ部16はチェックレバー6の後端6aが鍔部1
0の前面との係合が外れて該後端6aがスロープ部16
面上からドッグ12の傾斜面13上へ乗り移る部分で、
これらスロープ部16面と傾斜面13との間に段差が生
じない低角度の傾斜面として形成してあって、スロープ
部16面とドッグ12の傾斜面13とがチェックレバー
6の後端6aの移動方向で連続しているため、該チェッ
クレバー6の後端6aがスロープ部16面上からドッグ
12の傾斜面13上へ乗り移る際にクリック感が生じる
ことがなく、シリンダ3のON位置からLOCK位置へ
の回動操作を円滑にすることができる。
【0046】また、前述のようにドッグ12の傾斜面1
3には、スライド孔11の側縁部21に隣接する側の側
縁部に、スロープ部16と略同じ角度の丸みをもった傾
斜案内部22を形成してあるため、シリンダ3を前記O
N位置からLOCK位置へ回動してチェックレバー6の
後端6aがガイド突起15のスロープ部16上へ摺動す
る際に、該チェックレバー6の後端6aがドッグ12の
傾斜面13の側縁部の傾斜案内部22で案内されて該傾
斜面13の側縁との引掛かりを生じることがなく、従っ
て、チェックレバー6の後端6aのスロープ部16上へ
の摺動を円滑に、即ち、シリンダ3の前記ON位置から
LOCK位置への回動操作をより一層円滑に行うことが
できる。
【0047】シリンダ3をLOCK位置にしてチェック
レバー6の後端6aをドッグ12の傾斜面13上に係合
させた状態で、図外のキープレートをシリンダ3のキー
孔4から引抜くと、ドッグ12が前記後端6aを介して
作用するスプリング7,8のばね力でシリンダ3内に没
入し、これによりチェックレバー6の後端6aがドッグ
12の傾斜面13上からガイド溝14の形成止端部へ後
退転移され、図外のロッキングロッドをロック作動させ
る。
【0048】一方、前述のようにシリンダ3をLOCK
位置にしてチェックレバー6の後端6aをドッグ12の
傾斜面13上に係合させた状態で、キープレートをシリ
ンダ3のキー孔4から引抜かないでシリンダ3を再びA
CC位置又はSTART位置へ回動する場合があるが、
この時、スライド孔11の外端部の側縁部21には、ド
ッグ12の傾斜面13から鍔部10の前面に亘って滑ら
かに連続する丸みをもった案内部23を形成してあるた
め、この案内部23によりチェックレバー6の後端6a
をドッグ12の傾斜面13上から鍔部10の前面側へス
ムーズに摺動させて前記側縁部21に引掛かりを生じる
ことがなく、しかも、ガイド突起15のスロープ部16
面とドッグ12の傾斜面13との間に段差がなくチェッ
クレバー6の後端6aが該スロープ部16に引掛かるこ
ともないため、前記シリンダ3のLOCK位置からON
位置方向への再回動操作を円滑に行うことができる。
【0049】特に案内部23のドッグ12側面と接する
縁部は、該ドッグ12の傾斜面13よりも若干低くなる
ように形成してあるので、前述の引掛かりを確実に防止
することができる。
【0050】図4〜7は本発明の第2実施形態を示すも
ので、この実施形態では前述のドッグ12の傾斜面13
の一側部、具体的にはチェックレバー6の後端がガイド
突起15のスロープ部16面上へ乗り上げてくる側の側
部に、シリンダ3の鍔部10の前面の略延長上に沿う縦
面24aと該縦面24aと略直角な底面24bとを備え
て、前記鍔部10の前面に摺接してスロープ部16面上
に乗り上げてくるチェックレバー6の後端6aを、該ド
ッグ12の傾斜面13上へ案内する溝部24を形成して
ある。
【0051】溝部24の底面24bは縦面24aの上縁
と平行に形成しても途中からスロープ部16の下側とな
るので特に問題となることはないが、本実施形態ではこ
の底面24bをスロープ部16面と平行に形成してあ
る。
【0052】この実施形態ではスロープ部16を前記実
施形態と同様にドッグ12の傾斜面13の幅寸法の略中
央位置まで形成して、前記底面24bをこのスロープ部
16面の傾斜角度に略合わせて傾斜してあるため、溝部
24は前記傾斜面13の中央側へ向けて先すぼまりとな
って該傾斜面13に連なるように形成されている。
【0053】また、前記溝部24の縦面24aはシリン
ダ3の鍔部10の前面よりも後方へ若干低くなるように
形成してあると共に、底面24bはその側縁がスロープ
部16面よりも若干低くなるように形成してある。
【0054】一方、スライド孔11の外端部の側縁部2
1の構造に関しては、ドッグ12の傾斜面13から鍔部
10の前面に亘って滑らかに連続する丸みをもった案内
部23を形成してある点、および案内部23のドッグ1
2側面と接する縁部を、該ドッグ12の傾斜面13より
も若干低くなるように形成してある点は前記実施形態と
全く同様である。
【0055】従って、この実施形態の構造によれば、シ
リンダ3をON位置へ回動してある状態からLOCK位
置へ回動すると、チェックレバー6の後端6aは前述し
たようにシリンダ3の鍔部10の前面とシリンダ3の外
周とに沿って摺動してガイド突起15のスロープ部16
面上に案内されるが、鍔部10の前面との係合が外れた
位置で該チェックレバー6の後端6aは図6の鎖線で示
すようにドッグ12の傾斜面13の一側部に設けられた
溝部24に捕捉される。
【0056】この溝部24の縦面24aは鍔部10の前
面の略延長上に沿って形成され、かつ、底面24bは該
縦面24aと略直角に形成されているため、チェックレ
バー6の後端6aが鍔部10の前面との係合が外れてド
ッグ12の傾斜面13上へ移行する際に、該傾斜面13
の側縁との引掛かりを生じることがなくスムーズに溝部
24に案内されると共に、該チェックレバー6の後端6
aはスロープ部16面と溝部24の縦面24aとに摺接
してスロープ部16面上を上昇し、該スロープ部16面
が溝部24の縦面24aの上縁と略同一高さとなった位
置で前記後端6aが縦面24aから外れて図6の実線で
示すようにドッグ12の傾斜面13上へスムーズに案内
される。
【0057】従って、チェックレバー6の後端6aがガ
イド突起15のスロープ部16面上からドッグ12の傾
斜面13上へ乗り移る際にクリック感を生じることがな
く、シリンダ3の回動操作を円滑にすることができる。
【0058】特に本実施形態では溝部24の縦面24a
は鍔部10の前面よりも後方へ若干低くなるように形成
してあり、また、溝部24の底面24bの側縁はスロー
プ部16面よりも若干低くなるように形成してあるた
め、前記チェックレバー6の後端6aが鍔部10の前面
との係合が外れて溝部24に案内される際に、チェック
レバー6の後端6aが溝部24の縦面24aの側縁およ
び底面24bの側縁に引掛かりを生じることが全くな
く、シリンダ3のON位置からLOCK位置への回動操
作をより一層円滑にすることができる。
【0059】また、チェックレバー6の後端6aが前記
鍔部10の前面との係合が外れると、直ちに溝部24に
案内されてその縦面24aに捕捉されて、該鍔部10の
前面の略延長上へと相対移動が規制されることによっ
て、該チェックレバー6の後端6aが前記鍔部10の前
面との係合が外れた瞬間に一気に前記図6の実線で示す
ドッグ12の傾斜面13の上方位置に落差をもって後退
転移してクリック感を生じるのを回避することができ
る。
【0060】一方、シリンダ3をLOCK位置に回動し
てチェックレバー6の後端6aをドッグ12の傾斜面1
3上に係合させた状態で、キープレートをシリンダ3の
キー孔4から引抜かないでシリンダ3を再びACC位置
又はSTART位置へ回動するような場合には、前記第
1実施形態と同様にスライド孔11の外端部の側縁部2
1には、ドッグ12傾斜面13から鍔部10の前面に沿
って滑らかに連続する丸みをもった案内部23を形成し
てあり、しかも、該案内部23のドッグ12側面と接す
る縁部は、該ドッグ12の傾斜面13よりも若干低くな
るように形成してあるので、この案内部23によりチェ
ックレバー6の後端6aをドッグ12の傾斜面13上か
ら鍔部10の前面側へスムーズに摺動させて前記側縁部
12に引掛かりを生じることがなく、シリンダ3のLO
CK位置からON位置への再回動操作を円滑に行うこと
ができる。
【0061】前述のシリンダ3をON位置からLOCK
位置へ回動し、そしてこのロック位置からキープレート
を抜かないで再びシリンダ3をON位置へ回動した時の
チェックレバー6の後端6aの移動軌跡を図4,7に矢
印bで示す。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のシリンダとチェックレ
バーとの関係を示す斜視図。
【図2】図1のA矢視図。
【図3】図2のB−B線に沿う断面図。
【図4】本発明の第2実施形態のシリンダとチェックレ
バーとの関係を示す斜視図。
【図5】図4のC矢視図。
【図6】図5のD−D線に沿う断面図。
【図7】図5のE−E線に沿う断面図。
【図8】本発明の対象とするシリンダ機構の断面図。
【図9】従来の構造のシリンダとチェックレバーとの関
係を示す斜視図。
【図10】図7のF矢視図。
【図11】図10のG−G線に沿う断面図。
【符号の説明】
3 シリンダ 4 キー孔 6 チェックレバー 6a チェックレバーの後端 10 鍔部 11 スライド孔 12 ドッグ 13 傾斜面 14 ガイド溝 15 ガイド突起 16 スロープ部 21 スライド孔の側縁部 22 傾斜案内部 23 案内部 24 溝部 24a 縦面 24b 底面

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダの鍔部にキー孔と直交して配設
    され、キー孔へのキープレートの挿,脱により外端部が
    スライド孔より出,没して、該外端部前面の傾斜面にロ
    ッキングロッドをロック・アンロック作動するチェック
    レバーの後端が係脱するドッグと、 鍔部の周面にドッグ配設部の背部を形成止端として所要
    のリード角で鍔部前縁に亘って切欠形成され、チェック
    レバーの後端を受容、係合した状態でシリンダをLOC
    K位置からON位置方向へ回動することにより、該チェ
    ックレバーの後端を前方へ摺接ガイドしてロッキングロ
    ッドをアンロック作動させるガイド溝と、 スライド孔の前縁部に形成され、シリンダのON位置か
    らLOCK位置への回動によりチェックレバーの後端を
    ドッグの傾斜面に乗り上げ係合させるスロープ部を有す
    るガイド突起と、を備え、 シリンダの前記LOCK位置でキープレートを引抜くこ
    とによりドッグが没入して、チェックレバーの後端を該
    ドッグの傾斜面からガイド溝の形成止端部へ後退転移さ
    せて、ロッキングロッドをロック作動させるようにした
    ステアリングロック装置において、 前記ガイド突起のスロープ部を、チェックレバーの後端
    が該スロープ部面上からドッグの傾斜面上へ乗り移る部
    分でこれら両者間に段差が生じない低角度の傾斜面とし
    て形成し、これらスロープ部面とドッグの傾斜面とをチ
    ェックレバー後端の移動方向で連続させたことを特徴と
    するステアリングロック装置。
  2. 【請求項2】 ドッグの傾斜面には、チェックレバーの
    後端がガイド突起のスロープ部面上から該傾斜面上へ乗
    り移ってくる側の側縁部に、前記スロープ部と略同じ角
    度の丸みをもった傾斜案内部を形成したことを特徴とす
    る請求項1に記載のステアリングロック装置。
  3. 【請求項3】 ドッグを配設したスライド孔の外端部に
    は、チェックレバーの後端がガイド突起のスロープ部面
    上からドッグの傾斜面上へ乗り移ってくる側の側縁部
    に、該ドッグの傾斜面からシリンダの鍔部の前面に亘っ
    て滑らかに連続する丸みをもった案内部を形成したこと
    を特徴とする請求項1,2に記載のステアリングロック
    装置。
  4. 【請求項4】 案内部のドッグ側面と接する縁部を、該
    ドッグの傾斜面よりも若干低く形成したことを特徴とす
    る請求項3に記載のステアリングロック装置。
  5. 【請求項5】 シリンダの鍔部にキー孔と直交して配設
    され、キー孔へのキープレートの挿,脱により外端部が
    スライド孔より出,没して、該外端部前面の傾斜面にロ
    ッキングロッドをロック・アンロック作動するチェック
    レバーの後端が係脱するドッグと、 鍔部の周面にドッグ配設部の背部を形成止端として所要
    のリード角で鍔部前縁に亘って切欠形成され、チェック
    レバーの後端を受容、係合した状態でシリンダをLOC
    K位置からON位置方向へ回動することにより、該チェ
    ックレバーの後端を前方へ摺接ガイドしてロッキングロ
    ッドをアンロック作動させるガイド溝と、 スライド孔の前縁部に形成され、シリンダのON位置か
    らLOCK位置への回動によりチェックレバーの後端を
    ドッグの傾斜面に乗り上げ係合させるスロープ部を有す
    るガイド突起と、を備え、 シリンダの前記LOCK位置でキープレートを引抜くこ
    とによりドッグが没入して、チェックレバーの後端を該
    ドッグの傾斜面からガイド溝の形成止端部へ後退転移さ
    せて、ロッキングロッドをロック作動させるようにした
    ステアリングロック装置において、 前記ドッグの傾斜面の一側部に、シリンダの鍔部前面の
    略延長上に沿う縦面と該縦面と略直角な底面とを備え
    て、前記鍔部の前面に摺接してガイド突起のスロープ部
    面上に乗り上げてくるチェックレバーの後端を、該ドッ
    グの傾斜面上へ案内する溝部を形成したことを特徴とす
    るステアリングロック装置。
  6. 【請求項6】 溝部の縦面をシリンダの鍔部前面よりも
    後方へ若干低く形成すると共に、溝部の底面をガイド突
    起のスロープ部面よりも若干低く形成したことを特徴と
    する請求項5に記載のステアリングロック装置。
  7. 【請求項7】 ドッグを配設したスライド孔の外端部に
    は、チェックレバーの後端がガイド突起のスロープ部面
    上からドッグの傾斜面上へ乗り移ってくる側の側縁部
    に、該ドッグの傾斜面からシリンダの鍔部の前面に亘っ
    て滑らかに連続する丸みを持った案内部を形成したこと
    を特徴とする請求項5,6に記載のステアリングロック
    装置。
  8. 【請求項8】 案内部のドッグ側面と接する縁部を、該
    ドッグの傾斜面よりも若干低く形成したことを特徴とす
    る請求項7に記載のステアリングロック装置。
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JP2015535774A (ja) * 2012-10-05 2015-12-17 ユーシン フランス 自動車の機能部材または要素を作動させるための戻り止めシステム
CN108461890A (zh) * 2018-04-17 2018-08-28 四川省能源投资集团有限责任公司 一种方便调整角度的通信杆及其调整方法

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